JPH0428003Y2 - - Google Patents

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JPH0428003Y2
JPH0428003Y2 JP1988034354U JP3435488U JPH0428003Y2 JP H0428003 Y2 JPH0428003 Y2 JP H0428003Y2 JP 1988034354 U JP1988034354 U JP 1988034354U JP 3435488 U JP3435488 U JP 3435488U JP H0428003 Y2 JPH0428003 Y2 JP H0428003Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は円筒物品等の所定寸法を測定するに際
して、簡単且つ手軽に使用することができるデプ
スノギスに関する。
[従来の技術] 圧力波式加給機ローター、ライナーなどの円筒
物、凹部を有する平面体、更にはピストンクラウ
ン等における所定の寸法の測定に当つては、従来
から三次元測定機や万能投影機が用いられてい
た。
ここで三次元測定機とは、測定点の三次元座標
値の集まりから測定対象の三次元形状及び寸法を
求めるものである。
又、万能投影機とは、測定したい物体の像をス
クリーン上に拡大投影し、その投影像より形状、
寸法を求めるものである。
これらの三次元測定機又は万能投影機を用い、
例えば、第3図に示すような円筒物において、そ
の内側に設けられた凹部から軸方向の端面までの
寸法を測定する場合には、従来の三次元測定機に
よれば、凹部センターあるいは凹部最深部を求め
てゼロセツトし、次に端面まで送り、求められた
数値より球状プローブの半径分を差引くことによ
り行われていた。
また、第4図に示すような応力試験用テストピ
ースの如き凹部を有する平面体においては、凹部
センターから端面までの寸法を三次元測定機また
は万能投影機により凹部センターを求めてゼロセ
ツトし、次に端面まで送り、求められた数値より
三次元測定機の場合にあつては球状プローブの半
径分を差引くことにより行われていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、三次元測定機や万能投影機によ
る測定にあつては、砥石の摩耗、変形等により製
品凹部の所定形状が歪み、凹部センター及び凹部
最深部が必ずしもセンターとはならないことがあ
り、その場合、正しい測定値が得られないという
問題があつた。
また、1つのデータを求めるために、凹部セン
ターを求め、該センターから製品端面までの2回
の測定操作が必要であり、効率が悪いという問題
もあつた。
[課題を解決するための手段] そこで、本考案者は上記従来の三次元測定機や
万能投影機による測定の問題点を解決するため、
鋭意検討を行なつた結果、通常用いられているデ
プスノギスに改良を加えることにより、円筒物あ
るいは平面体における所定の寸法を正確且つ効率
的に測定し得ることが判明し、本考案に到達した
ものである。
即ち、本考案は、物品における所定寸法を示す
本尺と、該物品の測定端に押し当てる基準面を有
し、該本尺の長さ方向に滑動可能に該本尺に取付
けられる副尺とから構成されるデプスノギスであ
つて、該本尺の測定面側端部に前記物品の凹部の
少なくとも2点に当接するとともに、該凹部の径
の1.2〜1.5倍の径を有し、かつ着脱自在に取付け
られた球状の計測端子を備えたことを特徴とする
デプスノギス、を提供するものである。
[作用] 物品の測定端に、副尺の基準面を押し当て、次
いで本尺をその測定面側に滑動させて物品の測定
端から所定の寸法にある、例えばスリツト等の物
品の凹部に、例えば球状の計測端子を当接・着座
させ、本尺のスケールにより寸法を計測する。
球状の計測端子を着座させると、スリツトのR
形状が多少歪んだ場合でもその影響を殆ど受けず
に寸法の正確な測定を行うことができる。
本考案にあつては、計測端子の形状は球状が好
ましい。
[実施例] 以下、本考案を図示の実施例に基いて更に詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すデプスノギス
の概要図である。
図において、10は物品の長さ、厚さ、深さ、
距離を示す本尺で、スケール(目盛り)11をそ
の両側部に有しているものであり、その測定面1
7の近傍の位置に、副尺12の基準面13と平行
に、先端をボール状とした計測端子18を備えて
いる。本尺10には、本尺10の長さ方向に滑動
可能に副尺12が取り付けられている。副尺12
は、基準面13を有するベース14と、目盛りの
表示部15を有するスライダー16とから成つて
いる。
次に、本考案に係るデプスノギスの操作を第2
図に従つて説明する。
例えば、円筒部品19において、その内側の凹
部センター20から端面までの距離Xを測定する
場合、まず、円筒部品19の測定端21に副尺1
2の基準面13を押し当てる。次に、本尺10を
測定面側に滑動させて凹部センター20に計測端
子18のボールを着座させた後、本尺10のスケ
ール11によりその寸法を計測する。本考案のデ
プスノギスによれば、ボールを凹部センター20
に着座させるため、砥石の摩耗、変形等によりR
形状が歪んだ場合にあつても、殆ど影響を受けず
に凹部センターから端面までの寸法を測定するこ
とができる。
計測端子18については、特にその形状、形態
は限定されないが、例えば、長さ10mmの棒状体の
先端に4mm(φ)のボールを付設してなるものが
用いられる。ボールの大きさとしては、物品の計
測部であるスリツト等の物品の凹部の径より大き
ければよいが、ボールの座りの良さ、安定性から
スリツト径の1.2〜1.5倍程度が好ましい。
また、ボールの付設方法、あるいは接着方法を
ネジ込み式等着脱自在として、径の異なるボール
を取替え可能とすることにより、更に汎用性を拡
大することができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のデプスノギス
は、本尺の測定面側端部に物品の凹部の少なくと
も2点に当接する測定端子を備えたので、砥石の
摩耗、変形等の影響を受けず、しかも1回で容易
に物品の深さ、距離などの所定寸法を測定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すデプスノギス
の概要図、第2図は本考案のデプスノギスの操作
を示す説明図である。第3図は円筒部品の内部を
示す断面図、第4図は応力試験用テストピースを
示す側面図である。 10……本尺、11……スケール、12……副
尺、13……基準面、14……ベース、15……
表示部、16……スライダー、17……測定面、
18……計測端子、19……円筒部品、20……
凹部センター、21……測定端、X……距離。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品における所定寸法を示す本尺と、該物品の
    測定端に押し当てる基準面を有し、該本尺の長さ
    方向に滑動可能に該本尺に取付けられる副尺とか
    ら構成されるデプスノギスであつて、該本尺の測
    定面側端部に前記物品の凹部の少なくとも2点に
    当接するとともに、該凹部の径の1.2〜1.5倍の径
    を有し、かつ着脱自在に取付けられた球状の測定
    端子を備えたことを特徴とするデプスノギス。
JP1988034354U 1988-03-15 1988-03-15 Expired JPH0428003Y2 (ja)

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JPH01137401U JPH01137401U (ja) 1989-09-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5396659B2 (ja) * 2008-10-31 2014-01-22 Fsテクニカル株式会社 アンカーピンニング工法
JP7257450B2 (ja) * 2021-06-30 2023-04-13 三菱重工業株式会社 スタッドボルトの測長治具及び測長方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5766702U (ja) * 1980-10-09 1982-04-21
JPS5956502U (ja) * 1982-10-08 1984-04-13 株式会社東芝 ノギス

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JPH01137401U (ja) 1989-09-20

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