JPH028576Y2 - - Google Patents

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JPH028576Y2
JPH028576Y2 JP5074585U JP5074585U JPH028576Y2 JP H028576 Y2 JPH028576 Y2 JP H028576Y2 JP 5074585 U JP5074585 U JP 5074585U JP 5074585 U JP5074585 U JP 5074585U JP H028576 Y2 JPH028576 Y2 JP H028576Y2
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JP
Japan
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workpiece
knockout pin
thin plate
support body
support
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JP5074585U
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JPS61167222U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、上型と協働してワークをプレス加工
するための下型に、該下型上面から突出するよう
にばね付勢されたノツクアウトピンが規制された
範囲内で上下に相対移動可能にして支承されると
ともに、前記ノツクアウトピン上のワークを検知
するための検知器が配設されるプレス機のワーク
検知装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる検知装置の検知器としては、光セ
ンサでは潤滑油などによる汚れのために感度が低
下することから近接スイツチが一般的に用いられ
ており、しかもその近接スイツチは下型の上面近
傍に固定的に配設される。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところが、ワークをノツクアウトピン上に載置
した時点では、ワークおよび近接スイツチ間の距
離が比較的大であるために近接スイツチが作動せ
ず、ワークが近接スイツチに充分近接してプレス
成形が完了する時点になつて近接スイツチが作動
するようになるので、プレス加工の自動化を図る
には不向きである。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、ノツクアウトピン上にワークを載置したと
きにワークを速やかに検知し得るようにしたプレ
ス機のワーク検知装置を提供することを目的とす
る。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、下型上面には摺動穴が穿設さ
れ、該摺動穴には下型上面からの最大突出量をノ
ツクアウトピンと同一に規制されるとともに上方
に向けてばね付勢された支持体が摺合され、該支
持体に検知器が支持、固定される。
(2) 作用 ワークをノツクアウトピン上に載置したとき
に、支持体もワーク下面に当接しており、ワーク
および検知器間の間隔が小さいので、ワークの速
やかな検知が可能となる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、このプレス機1
は、ワークとして薄板2を絞り成形するものであ
り、下型ホルダ3で浮動支持された下型としての
可動パンチ4と、該可動パンチ4の上方で昇降駆
動される上型5とによつて薄板2の絞り加工が行
なわれる。
下型ホルダ3には上方に開放した支持穴6が設
けられており、可動パンチ4は該支持穴6に上下
動自在に摺合される。しかも可動パンチ4と支持
穴6の底部との間には、ウレタンゴムなどからな
る複数の弾性体7が介在されている。
可動パンチ4の上面4aには、上下に延びる複
数の穴8が穿設されており、各穴8には上部が開
放した有底円筒状のノツクアウトピン9がそれぞ
れ摺合される。しかも各穴8の底部には上下に延
びるボルト10がそれぞれ螺着されており、これ
らのボルト10は各ノツクアウトピン9の底部を
貫通する。またボルト10の上端にはノツクアウ
トピン9の底部に当接する大径頭部10aがそれ
ぞれ設けられる。さらにノツクアウトピン9およ
び穴8の底部間にはボルト10を囲繞するコイル
状のばね11がそれぞれ介装されており、ノツク
アウトピン9はそのばね11により上方に向けて
付勢される。
このようにして各ノツクアウトピン9は、規制
された範囲内で上下に相対移動自在にして可動パ
ンチ4に支承されるとともに上方に向けてばね付
勢される。しかもこれらのノツクアウトピン9は
薄板2の位置を定めるパイロツトピンとしての機
能も兼ねるものである。
第2図において、可動パンチ4の上面4aにお
ける中央には、上下に延びる摺動穴12が穿設さ
れ、この摺動穴12には支持体13が摺合され
る。
支持体13は基本的に円筒状に形成されるもの
であり、その中間部から上部寄りには上方に臨む
段部14を介して小径部15が設けられる。一
方、摺動穴12の上端には、上方に臨む取付段部
16を介して拡径穴部17が設けられ、その取付
段部16にはねじ部材18によりストツパ19が
固着される。このストツパ19は、支持体13の
小径部15を挿通し得る挿通孔20を中央に有し
て円板状に形成されており、支持体13の段部1
4に当接可能である。
支持体13と摺動穴12との底部との間にはコ
イル状のばね21が介装されており、このばね2
1のばね力により支持体13は上方に向けて付勢
される。
段部14がストツパ19に当接したときの可動
パンチ4の上面4aからの支持体13の突出量す
なわち最大突出量l1は、前記各ノツクアウトピ
ン9の上面4aからの最大突出量l2すなわちボ
ルト10の大径頭部10aがノツクアウトピン9
の底部に当接した状態にあるときのノツクアウト
ピン9の上端から上面4aまでの距離と同一に設
定される。すなわち、各ノツクアウトピン9およ
び支持体13に上方から荷重を加えないときのノ
ツクアウトピン9および支持体13の上面は同一
レベルにある。
支持体13内には、上方から順に大径孔部22
と小径孔部23とが同軸に連設されており、小径
孔部23内には大径孔部22に上端を突出させた
支持筒24が嵌入、固定される。
薄板2を検知するための検知器としての近接ス
イツチ25は、検知部25aを支持体13の大径
孔部22に臨ませて支持筒24内に支持、固定さ
れる。この近接スイツチ25からの検出信号を取
出すための一対のリード線26,27は、摺動穴
12の底部に開口して可動パンチ4に穿設された
取出孔28内を経て外部に引き出される。
次にこの実施例の作用について説明すると、薄
板2の絞り加工にあたつては、上型5を上昇させ
た状態でノツクアウトピン9上に薄板2を位置決
め、載置する。このとき、支持体13も薄板2の
下面に当接しており、検出スイツチ25の検知部
25aと、薄板2との間の間隔は比較的小さいの
で、検出スイツチ25は薄板2を速やかに検知す
ることができる。この薄板2を検知したことがリ
ード線26,27から出力されると、上型5の降
下が開始され、第3図で示すように、上型5は、
ノツクアウトピン9および支持体13を押圧しな
がら降下し、ノツクアウトピン9および支持体1
3の上面が可動パンチ4の上面4aと面一となつ
たときに、薄板2を可動パンチ4との間に挟圧
し、弾性体7を縮小しながら可動パンチ4と協働
して薄板2の絞り加工を行なう。
上型5が最下限位置まで降下して、薄板2の絞
り加工が終了すると、上型5が上昇するが、ノツ
クアウトピン9および支持体13もばね11,2
1のばね力により上方に移動し、可動パンチ4上
から加工完了後の薄板2が浮き上る。これによ
り、加工完了後の薄板2を容易に取外すことがで
きる。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、上型上面には摺
動穴が穿設され、該摺動穴には下型上面からの最
大突出量をノツクアウトピンの最大突出量と同一
に規制されるとともに上方に向けてばね付勢され
た支持体が摺合され、該支持体に検知器が支持、
固定されるので、ノツクアウトピン上にワークを
載置したときに検知器とワークとの間隔が小さ
く、したがつてワークを直ちに検知することがで
き、プレス加工の自動化に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は作動前のプレス機の縦断面図、第2図は第1図
の要部拡大図、第3図は作動完了時のプレス機の
縦断面図である。 1……プレス機、2……ワークとしての薄板、
4……下型としての可動パンチ、4a……上面、
5……上型、9……ノツクアウトピン、13……
支持体、25……検知器としての近接スイツチ、
l1,l2……最大突出量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上型と協働してワークをプレス加工するための
    下型に、該下型上面から突出するようにばね付勢
    されたノツクアウトピンが規制された範囲内で上
    下に相対移動可能にして支承されるとともに、前
    記ノツクアウトピン上のワークを検知するための
    検知器が配設されるプレス機のワーク検知装置に
    おいて、前記下型上面には摺動穴が穿設され、該
    摺動穴には下型上面からの最大突出量を前記ノツ
    クアウトピンの最大突出量と同一に規制されると
    ともに上方に向けてばね付勢された支持体が摺合
    され、該支持体に前記検知器が支持、固定される
    ことを特徴とするプレス機のワーク検知装置。
JP5074585U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH028576Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5074585U JPH028576Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5074585U JPH028576Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61167222U JPS61167222U (ja) 1986-10-17
JPH028576Y2 true JPH028576Y2 (ja) 1990-03-01

Family

ID=30569165

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JP5074585U Expired JPH028576Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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JPS61167222U (ja) 1986-10-17

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