JP3372512B2 - リベッティングマシンに於けるワークの有無検出方法及びその装置 - Google Patents

リベッティングマシンに於けるワークの有無検出方法及びその装置

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JP3372512B2
JP3372512B2 JP26805799A JP26805799A JP3372512B2 JP 3372512 B2 JP3372512 B2 JP 3372512B2 JP 26805799 A JP26805799 A JP 26805799A JP 26805799 A JP26805799 A JP 26805799A JP 3372512 B2 JP3372512 B2 JP 3372512B2
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創生 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リベッティング
マシンによる加工に際し、ワクの有無を検出する方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、リベッティングマシ
ンによりワークを加工する際、ワクの装着もれがある
場合検出することができなかった。
【0003】このため、加工後に欠落が発見されてもそ
のワークは再加工することができない。何故ならばリベ
ットにリベットヘッドが成型されているために生す
る。このために、廃棄処分するしかなかった。
【0004】また、上記の廃棄処分を回避するには、リ
ベッティング加工される前ワークの欠落を検出するこ
とにより再度供給して加工することで可能になる。
【0005】しかしながら、人手による検出の場合、コ
ストが大幅にアップし、また人手以外の場合、変位セン
サーなどによる検査工程を設けなくてはならない問題が
発生した。
【0006】そこで、この発明は、リベッティングマシ
ンによる加工時にワークの有無を検出するようにしたこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、リベッティングマシンに於けるリベ
ットヘッド成型工具の降下用シリンダが作用する前に、
ワーク押え装置のシリンダを作用させて上記ワーク押え
装置によりワークを押え込んだとき、検知手段により前
記ワーク押え装置の下降端到着を検知してワークの有無
を検出するようにした方法を採用する。
【0008】また、モーターにより回転され、シリンダ
の作用により昇降するスピンドルの下端に成型軸を保持
するリベットヘッド成型工具を設け、テーブル上に支持
させたリベットの挿入ずみワークの前記リベットの上端
面に上記スピンドルの降下により上記成型軸の下端を押
し当てると共に、前記成型軸の旋回揺動により上記リベ
ットにリベットヘッドを成型するようにしたリベッティ
ングマシンにおいて、上記成型軸の周りにエアーシリン
ダの作用によって昇降するワーク押え装置を設け、また
上記ワーク押え装置の降下端到着を検知する検出手段を
設けた構成を採用する。
【0009】さらに、上記の検出手段が、リベッティン
グマシン側に支持した変位センサーと、押え装置側に昇
降自在で、かつ弾性部材により定位置に押し下げる検出
体とで構成することもある。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態を添付図面に
基づいて説明する。
【0011】この発明の第1の実施形態では、図1から
図3に示すように、Aはリベッティングマシンである。
【0012】上記のリベッティングマシンAは、モータ
ー1により回転され、シリンダ2の収縮、伸長作用によ
り昇降するスピンドル3と、このスピンドル3の下端に
設けた成形軸4を保持するリベットヘッド成型工具5と
で構成されている。
【0013】上記シリンダ2は、図示の場合座台6から
立設したコラム7に支持され、シリンダ2の作用により
ピストン軸8と共にスピンドル3が昇降するように、ピ
ストン軸8の軸芯にスピンドル3を貫通させて軸承(図
示省略)してある。
【0014】なお、シリンダ2の上端にモーター1を据
え付けてあるので、モーター1の出力軸(図示省略)と
スピンドル3とは、伸縮継手(公知につき図示省略)を
介し接続してある。
【0015】また、リベットヘッド成型工具5の周りに
は、シリンダ11の収縮、伸長作用によって昇降するワ
ーク押え装置Bが設けてある。
【0016】上記のワーク押え装置Bは、図示の場合シ
リンダ2の下端に固定した水平なプレート12と、この
プレート12の下面に末端を固定したシリンダ11の下
方に突出するピストン軸13に固定した環状板14と、
この環状板14の下面中央の貫孔の周りに上端を固定し
た筒状の押え具15とで構成され、押え具15内には、
成型軸4が嵌入し、環状板14の中央貫孔には、リベッ
トヘッド成型工具5の下部が嵌入してる。
【0017】さらに、ワーク押え装置Bの降下端到着を
検知する検出手段Cが設けてある。
【0018】上記の検出手段Cは、図示の場合、プレー
ト12に検知面を上向きにして取付けた変位センサー2
1と、ワーク押え装置Bと共に昇降し、ワーク押え装置
Bによる押え終了時点に変位センサー21の上面(検知
面)に接近する検出体(プレート)22とで構成されて
いる。
【0019】図中41は、ワーク押え装置Bとリベット
ヘッド成型工具との干渉防止用(操作ミスによる押え具
15の破損防止のため)の上昇停止用ストッパである。
【0020】次に、上記構成したリベッティングマシン
Aを用いたリベットヘッド成型方法を説明する。
【0021】まず、図1及び図2に示すように、リベッ
ティングマシンAのテーブルE上にワークFを載置す
る。
【0022】上記のワークFは、少なくとも二部品から
なり、重なり合う部品には、ワークリベットが貫通或い
は挿通してあり、しかもワッシャも嵌装(介在などによ
る)してある。
【0023】次いで、スタートすると、まずシリンダ1
1の伸長作用によりワーク押え装置Bが降下しながら、
ワーク押え装置Bの押え具15によってワークFを押え
込む。
【0024】この押え込みにともないワーク押え装置B
と共に降下した検出体22が定位置の変位センサー21
に接近して、その接近によりワークFの有無を検知(測
定)し、検知により異常があればシリンダ2の伸長作用
によるリベットヘッド成型工具5の降下停止や、ランプ
による或いは警報によって異常事態である旨を知らせ
る。
【0025】検知にともない異常がない場合、シリンダ
2の伸長作用によりスピンドル3を降下させながら、ワ
ークFのワークリベットの上端にリベットヘッド成型工
具5の成型軸4の下端を押し当てると共に、モーター1
の運転によるスピンドル3とリベットヘッド成型工具5
の回動による成型軸4の旋回揺動により山形などのリベ
ットヘッド(図2に示すように)を成型する。
【0026】なお、リベットヘッドの成型後には、シリ
ンダ2、11の収縮作用によりスピンドル3、ワーク押
え装置Bを上昇(復帰)させる。
【0027】この発明の第2の実施形態では、図2及び
図3に示すように、第1の実施形態の検知手段Cの検出
体22が、ワーク押え装置B側に昇降自在で、かつ弾性
部材37により定位置迄押し下げられている。
【0028】検出体22の昇降自在な手段としては、図
示の場合環状板14にロッド31の下端を固定して、こ
のロッド31を検出体22に設けた貫孔32に貫通させ
ると共に、検出体22に設けてある透孔33にプレート
12から立設したガイド軸34を貫通させてガイドと共
に検出体22の廻り止めを兼用し、ロッド31に嵌装
し、かつネジのねじ込みによってロッド31に対し昇降
調整可能に固定した下側環状板35の上面に検出体22
の下面を当接させて検出体22の位置決めを行ない、ロ
ッド31の上部に固定(上下方向調整可能に)した上側
環状板36と上記下側環状板35とにロッド31に嵌装
した弾性部材としてのコイルスプリング37の両端を当
接する。
【0029】すると、ワークの欠落などにともなう検出
体22の降下量が大であっても、検出体22による変位
センサー21への強い加圧力が作用するのを、すなわち
破損などの事態発生を回避することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明に係るリベッティングマシンに
於けるワークの有無検出方法及びその装置は、以上のよ
うな方法で構成してあるので、リベットにリベットヘッ
ドを成型する以前に、ワーク押え装置によるワーク押え
込みにともなう検出手段によりワークの欠落を事前に検
知することができる。
【0031】このため、手数のかかる加工前の人手によ
る検出、ワークの欠落のままリベットヘッド成型にと
もなう再加工ができず、ワークの廃棄などの問題をなく
することができる。
【0032】また、検出手段の検出体を昇降自在で、弾
性部材により定位置に押し下げるようにしてあるので
ークの欠落などによる検出体の降下量が大になって
も、変位センサーに強力な、すなわち破損事故を発生さ
せる押圧力の作用を回避することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のリベッティングマシンを示す側面図
【図2】同上の要部を示す拡大正面図
【図3】同側面図
【符号の説明】
A リベッティングマシン B ワーク押え装置 C 検出手段 E テーブル F ワーク 1 モーター 2 シリンダ 3 スピンドル 4 成型軸 5 リベットヘッド成型工具 6 座台 7 コラム 8 ピストン軸 11 シリンダ 12 プレート 13 ピストン軸 14 環状板 15 押え具 21 変位センサー 22 検出体 31 ロッド 32 貫孔 33 透孔 34 ガイド軸 35 下側環状板 36 上側環状板 37 コイルスプリング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21J 15/00 - 15/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リベッティングマシンに於けるリベット
    ヘッド成型工具の降下用シリンダが作用する前に、ワー
    ク押え装置のシリンダを作用させて上記ワーク押え装置
    によりワークを押え込んだとき、検知手段により前記ワ
    ーク押え装置の下降端到着を検知してワークの有無を検
    出するようにしたことを特徴とするリベッティングマシ
    ンに於けるワークの有無検出方法。
  2. 【請求項2】 モーターにより回転され、シリンダの作
    用により昇降するスピンドルの下端に成型軸を保持する
    リベットヘッド成型工具を設け、テーブル上に支持させ
    たリベットの挿入ずみワークの前記リベットの上端面に
    上記スピンドルの降下により上記成型軸の下端を押し当
    てると共に、前記成型軸の旋回揺動により上記リベット
    にリベットヘッドを成型するようにしたリベッティング
    マシンにおいて、上記成型軸の周りにエアーシリンダの
    作用によって昇降するワーク押え装置を設け、また上記
    ワーク押え装置の降下端到着を検知する検出手段を設け
    たことを特徴とするリベッティングマシンに於けるワー
    クの有無検出装置。
  3. 【請求項3】 上記の検出手段が、リベッティングマシ
    ン側に支持した変位センサーと、押え装置側に昇降自在
    で、かつ弾性部材により定位置に押し下げる検出体とで
    構成したことを特徴とする請求項2に記載のリベッティ
    ングマシンに於けるワークの有無検出装置。
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