JPH0522355Y2 - - Google Patents

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JPH0522355Y2
JPH0522355Y2 JP2855587U JP2855587U JPH0522355Y2 JP H0522355 Y2 JPH0522355 Y2 JP H0522355Y2 JP 2855587 U JP2855587 U JP 2855587U JP 2855587 U JP2855587 U JP 2855587U JP H0522355 Y2 JPH0522355 Y2 JP H0522355Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鍛造プレスで製造される各種の部品
(以下、鍛造部品という)の底厚を測定する装置
に関するものである。
(従来の技術) 鍛造プレスによつて鍛造部品を製造するに際し
ては、加工熱による金型の変形によつて鍛造部品
の仕上り寸法が次第に変化する。又、このような
仕上り精度の変化を監視するためには鍛造部品の
底厚を測定し、この測定値が所定の範囲内にある
か否かによつて精度を判別し、精度不良の場合は
ダイハイトを調整し直して所定の仕上り寸法にな
るようにする必要がある。
鍛造部品の仕上り精度の指標である底厚を測定
するために、従来では所定の時間が経過するたび
に、あるいは、所定の個数を製造するごとに部品
の底厚を検査し、あるいは、例えば実開昭58−
28750号公報に見られるようなスライド調整装置
を鍛造プレスのアイドルステージに装着して鍛造
部品の底厚を自動的に測定するようにしていた。
しかしながら、従来技術の前者では人手による
測定作業を伴うので能率が悪く、又、後者の場合
は全ての鍛造部品の底厚を自動的に測定すること
ができる利点はあるが、この場合には各鍛造部品
に適合する型(製品受け及び検出部材)等を必要
とするので鍛造部品に応じて型を交換しなくては
ならず、このためコスト高となるばかりでなく保
守作業が悪いという問題がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとする課題は、汎用性に優
れた鍛造部品の底厚測定装置を提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案において課題を解決するための手段は、
ボルスタ2に設けた円筒ブラケツト5の内周部に
収容したストツパ台3と、該ストツパ台3と上記
円筒ブラケツト5との間に摺動自在に収容されか
つ該円筒ブラケツト5に係合して上限位置が規制
されると共にリフトバネ6により上昇付勢された
筒状リフタ4と、上記円筒ブラケツト5の上面に
設けられ対象までの距離を測定できる非接触の距
離測定センサ12と、スライド7に設けた円筒ホ
ルダ8に摺動自在に収容されかつ該円筒ホルダ8
に係合して下限位置が規制されると共にプツシヤ
バネ11により下降付勢されたスリーブ9と、該
スリーブ9に取付けられ中心部に押圧部10aと
その周囲に円筒状の測定部10bが形成されてい
る計測パツド10とを備え、上記計測パツド10
の測定部10bが上記円筒ブラケツト5とのみ対
応する大きさであり、上記プツシヤバネ11の張
力が上記リフトバネ6の張力よりも大に設定され
ていることを特徴とするものである。
(作用) ストツパ台3及び筒状リフタ4の上面に鍛造部
品1を載置してスライド7を下降させることによ
り、計測パツド10の下端を鍛造部品1の底面に
上方から当接させる。そして、なおもスライド7
を下降させると、プツシヤバネ11の押圧力によ
つて計測パツド10が下降して鍛造部品の底壁を
ストツパ台3と計測パツド10との間に挟み込
む。なお、筒状リフタ4は鍛造部品の底面の凹凸
に相当する分だけリフトバネ6に抗して押し下げ
られる。
スライド7を下死点まで移動させると、計測パ
ツド10が鍛造部品の底面を介してストツパ台3
の上面で規制される位置まで下降して静止する。
すると、ボルスタ2と計測パツド10との間の距
離が所定値に底厚を加えたものとなり、距離測定
センサ12がボルスタ2と計測パツド10との間
の距離を測定するので、距離測定センサ12の出
力によつて鍛造部品の底厚を測定することができ
る。
又、測定はストツパ台3を挟んだ対向位置にお
いて行なわれるために、距離測定センサ12の出
力の平均値をもつて鍛造部品1の底厚を高精度に
測定することができる。さらに、鍛造部品1の底
面が中央部分を他の部分よりも凹入されていて下
面が平坦に形成されていない場合であつても、筒
状リフタ4が鍛造部品の底面の形状に応じて押し
下げられるために、鍛造部品の底壁形状が平坦で
ないものの測定も可能となる。
(実施例) 第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は同じく底厚の測定状態を示す縦断面図、第3
図は距離測定センサの取付位置を示す平面図、第
4図及び第5図は底厚を測定する鍛造部品の断面
図である。
これらの図において、鍛造プレスのボルスタ2
の上面に鍛造部品1の底面中央に下方から当接す
るストツパ台3を設けると共に、該ストツパ台3
の外周部分に筒状リフタ4が摺動自在に装着され
ている。又、該筒状リフタ4の外周にはボルスタ
2に固定されると共に当該筒状リフタ4を摺動自
在に収容した円筒ブラケツト5が設けられてい
る。なお、筒状リフタ4のフランジ部4aを円筒
ブラケツト5の段部5aに係合させ、かつ、ボル
スタ2と筒状リフタ4との間に装着したリフトバ
ネ6によつて当該筒状リフタ4を上昇付勢させる
と共に、上限を規制している。
一方、前記ボルスタ2と対応するスライド7の
下面に円筒ホルダ8を設けると共に該円筒ホルダ
8内にスリーブ9を摺動自在に収容している。
又、上記スリーブ9の下端に計測パツド10をボ
ルト13によつて固定している。
該計測パツド10は、中心部下面に突出する押
圧部10aと、その周囲を覆う円筒状の測定部1
0bとからなり、押圧部10aがストツパ台3と
対応し、測定部10bが円筒ブラケツト5と対応
している。なお、押圧部10aと測定部10bの
高さは同じでもよいが、測定する鍛造部品の底部
が周縁部を残して凹入しているもの、すなわち底
部がいわゆる糸底状に形成されているものを測定
するには、押圧部10aが測定部10bよりも低
い(段差a)方がよい。
又、上記スリーブ9を下方に摺動付勢させるプ
ツシヤバネ11を該スリーブ9とスライド7との
間に装着することにより、該プツシヤバネ11に
よつて、計測パツド10を下降付勢させると共
に、スリーブ9のフランジ部9aを円筒ホルダ8
の段部8aに係合させている。
又、計測パツド10を下降付勢させるプツシヤ
バネ11の張力(鍛造部品1に加えられる押下げ
付勢力)をリフトバネ6の張力(鍛造部品1に作
用する押上げ付勢力)よりも大きくしている。さ
らに又、円筒ブラケツト5の上面に、かつ、計測
パツド10の測定部10bと対向する位置に距離
測定センサ12を設けることにより、円筒ブラケ
ツト5の上面と計測パツド10の測定部10bと
の距離に相当する信号を図示しない制御部に出力
するようにしている。なお、距離測定センサ12
は、数mmから数十mm程度の距離で、対象までの距
離を測定できる非接触のセンサである(社団法人
日本機械学会・編「メカトロニクス」シリーズ
・基礎編(2)センサと知能ロボツト126頁)。
このように構成された鍛造部品の底厚測定装置
は、例えば、鍛造プレスのアイドルステージにセ
ツトされ、図示しない搬送手段によつてストツパ
台3及び筒状リフタ4上に鍛造部品1が搬入され
る。鍛造部品1が搬入されると、スライド7が下
降するので計測パツド10が鍛造部品1に接近し
てその先端が鍛造部品1の底面に上方から当接す
る。
計測パツド10の押圧部10aの先端が鍛造部
品1の底面に当接した後もスライド7は下死点ま
で下降するが、プツシヤバネ11が圧縮されるの
みで計測パツド10は下降しない。なお、この場
合、筒状リフタ4は鍛造部品1の底面外周部で押
し下げられる。
一方、第2図に示すように、鍛造部品1の底壁
がストツパ台3と計測パツド10の押圧部10a
との間に挟持されると、当該押圧部10aの下面
とストツパ台3の上面との間隔が鍛造部品1の底
厚と一致する。又、計測パツド10の測定部10
bの下面と距離測定センサ12の上面との間隔が
押圧部10aとストツパ台3の上面との間隔に応
じて変化するために、距離測定センサ12の出力
信号によつて鍛造部品1の底厚を測定することが
できる。
なお、第3図に示すように、ストツパ台3を挟
んだ対向位置に距離測定センサ12が設けられ、
底厚の測定は距離測定センサ12の出力を平均化
して算出するために、計測パツド10による押下
げに際して鍛造部品1が傾斜した場合においても
底厚の測定精度を高くすることができる。
すなわち、一対の距離測定センサ12によつて
測定した距離が、δ、δ′であつたとすると、鍛造
部品1の底厚tは、 t=a+(δ+δ′)/2 なる式(ただし、aは構造により定まる一定値で
ある)で与えられ、このように距離測定センサ1
2によつて測定された距離を平均化することによ
り、測定誤差の少ない状態で鍛造部品1の底厚を
測定することができる。
なお、上記のような底厚の測定に際しては、ス
トツパ台3を鍛造部品1の底面の中央部に当接さ
せるのみでよいために、例えば第4図に示すよう
に底面の中央部分が外周部分よりも凹入している
鍛造部品1の場合はもとより、第5図に示すよう
に底面が平坦な鍛造部品1の場合においてもスト
ツパ台3が底面の中央部分に当接し筒状リフタ4
が外周部分に当接する。従つて、鍛造部品1の形
状が変化した場合は、測定パツド10の押圧部1
0aの下面と測定部10bの下面との間の段差a
を変更、すなわち、押圧部10aと測定部10b
の高さを変更することで対応できる。
実施例では距離測定センサ12を円筒ブラケツ
ト5の上面に設けているが、ボルスタ2と計測パ
ツド10との間の距離を非接触で測定できるもの
であれば距離測定センサの具体構造ならびにその
取付位置は任意である。
(考案の効果) 本考案は、底面の形状に関係なく鍛造部品の底
厚を高精度に測定することができるものである。
又、本考案は、鍛造部品の支持作用をする筒状
リフタと測定作用をするストツパ台とを独立させ
て筒状リフタを鍛造部品の底面の外周部分に当接
させると共にストツパ台を底面の中央部分に当接
させるようにしているために、底部形状が異なる
鍛造部品に対しても測定される底厚に応じて、計
測パツドの押圧部と測定部の高さを調整すること
によつて対処できるので、底厚測定装置の汎用性
を高くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図は底厚の測定状態を示す縦断面図、第3図は距
離測定センサの取付位置を示す平面図、第4図及
び第5図は底厚を測定する鍛造部品の断面図であ
る。 1……鍛造部品、2……ボルスタ、3……スト
ツパ台、4……筒状リフタ、5……円筒ブラケツ
ト、6……リフトバネ、7……スライド、8……
円筒ホルダ、9……スリーブ、10……計測パツ
ド、10a……押圧部、10b……測定部、11
……プツシヤバネ、12……距離測定センサ、1
3……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボルスタ2に設けた円筒ブラケツト5の内周部
    に収容したストツパ台3と、 該ストツパ台3と上記円筒ブラケツト5との間
    に摺動自在に収容されかつ該円筒ブラケツト5に
    係合して上限位置が規制されると共にリフトバネ
    6により上昇付勢された筒状リフタ4と、 上記円筒ブラケツト5の上面に設けられ対象ま
    での距離を測定できる非接触の距離測定センサ1
    2と、 スライド7に設けた円筒ホルダ8に摺動自在に
    収容されかつ該円筒ホルダ8に係合して下限位置
    が規制されると共にプツシヤバネ11により下降
    付勢されたスリーブ9と、 該スリーブ9に取付けられ中心部に押圧部10
    aとその周囲に円筒状の測定部10bが形成され
    ている計測パツド10とを備え、 上記計測パツド10の測定部10bが上記円筒
    ブラケツト5とのみ対応する大きさであり、上記
    プツシヤバネ11の張力が上記リフトバネ6の張
    力よりも大に設定されていることを特徴とする鍛
    造プレスにおける鍛造部品の底厚測定装置。
JP2855587U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0522355Y2 (ja)

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JP2855587U JPH0522355Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JPS63138937U JPS63138937U (ja) 1988-09-13
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