JPH0747144Y2 - パンチプレスの金型寿命検出装置 - Google Patents

パンチプレスの金型寿命検出装置

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JPH0747144Y2
JPH0747144Y2 JP1989041993U JP4199389U JPH0747144Y2 JP H0747144 Y2 JPH0747144 Y2 JP H0747144Y2 JP 1989041993 U JP1989041993 U JP 1989041993U JP 4199389 U JP4199389 U JP 4199389U JP H0747144 Y2 JPH0747144 Y2 JP H0747144Y2
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punch
pressure
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die
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欽志郎 内藤
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はパンチプレスの金型寿命検出装置に関する。
(従来の技術) 従来、パンチプレスの金型寿命を知るには、油圧プレス
に設けたラムシリンダ内の圧力を検出して、ワークを打
抜く際に発生する打抜圧が増加したことで、金型の寿命
を知り判定をしていた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のパンチプレスの金型寿命検知
手段は、ラムシリンダ内の圧力を検出して判定していた
ため、圧力差が大きく精度の良い検出が困難であった。
その結果、人による管理も必要となり生産性の向上が図
れず、加工精度の維持に問題があった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、ストラ
イカの下端に圧力検出手段を設け、検出値により金型寿
命を知り、生産性の向上と加工精度の維持を図ったパン
チプレスの金型寿命検出装置を提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この考案は、1対の上部、
下部タレットからなるタレットの上部タレットの円周上
に複数のパンチを配設し、前記上記タレットのパンチ装
着部に設けたパンチガイドと、そのパンチガイドに装着
された前記パンチとの間に弾機を設け、前記パンチを押
圧する油圧ラムに設けたストライカの下端に圧力検出手
段を設け、この圧力検出手段でパンチがダイに突込んだ
状態から上方へ引上げられる際、前記弾機における復元
力の圧を検出し、この検出された圧を基にしてパンチの
寿命を判断処理するNCコンソールを設けてパンチプレス
の金型寿命検出装置を構成した。
(作用) この考案のパンチプレスの金型寿命検出装置を採用する
ことにより、上部タレットのパンチ装着部に設けたパン
チガイドと、そのパンチガイドに装着されたパンチとの
間に弾機を設け、パンチング加工終了時はパンチをダ
イ,ワークより引上げるため圧縮している弾機が復元し
ようとする。この弾機の弾撥力により油圧ラムに設けた
ストライカの下端に装着した圧力検出手段を押圧する。
この押圧力を検出してこの検出値をNCコンソールへ送り
弾機の反力より差引いた値が限定値以下になった場合、
パンチ摩耗がパンチ破損等の異常を知ることができる。
而して、金型寿命を正確に検知でき生産性の向上と加工
精度の維持が図られる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第3図を参照するに、タレットパンチプレス1は下部フ
レーム3、コラム5、および上部フレーム7とで一体的
に門型形状に構成されている。
前記下部フレーム3と上部フレーム7の中間において、
下部フレーム3に設けた軸9には回転自在な上部タレッ
ト11が、上部フレーム7に下方へ向けて設けられた軸13
には回転自在な上部タレット15がそれぞれ支承されてい
る。しかも、この下部タレット11と上部タレット15とは
同期をとって回動されるようになっている。
前記上部タレット15の円周上には複数のパンチ17が、下
部タレット11の円周上には複数のダイ19が前記パンチ17
と対応した位置に装着されている。前記上部フレーム7
には油圧シリンダ装置21が設けられ、その油圧シリンダ
装置21の下部にはラム23が係止され、ラム23の下面には
ストライカ25が装着されている。
前記下部アーム3上には第3図において左右方向(以
下、Y軸方向という)へ移動自在なテーブル27が設けら
れており、このテーブル27の左端にはキャレッジベース
29が取付けられている。このキャリッジベース29には第
3図において紙面に対して直交する方向(以下、X軸方
向という)へ移動自在なキャレッジ31が設けられてい
る。このキャレッジ31にはワークWをクランプするクラ
ンプ自在な複数のワーククランプ33が取付けられてい
る。
上記構成により、ワーククランプ33にクランプされたワ
ークWに、油圧シリンダ装置21を作動させ油圧シリンダ
装置21に係合したラム23を介してパンチ17を上下動せし
める。パンチ17の上下動により下部タレット11に設けた
ダイ19と協働して所望の各種の加工が行われると共に、
ワークWをX軸,Y軸方向へ移動させることによって、ワ
ークWに複数の各種の加工が行われることになる。
前記ラム23とパンチ17間に設けたストライカ25とパンチ
17との構成は、第1図に示されるように、上部タレット
15の円周上にはパンチ17を挿入するパンチ装着部35が複
数配設されている。パンチ装着部35にはフランジ部37を
備えたパンチガイド39が挿入され、パンチガイド39のフ
ランジ部37と上部タレット15間には弾機41(以下リフト
スプリングと称す)が装着されてパンチガイド39を上方
向へ付勢してある。
パンチガイド39内にはパンチ17を構成するパンチ本体シ
ャンク43とパンチチップ45が挿入され、パンチ本体シャ
ンク43の下部にパンチチップ45がボルト47により一体的
に結合され、パンチ本体シャンク43の上端にはパンチヘ
ッド49がボルト51により一体的に設けられている。な
お、本実施例ではパンチ17を構成するパンチ本体シャン
ク43とパンチチップ45およびパンチヘッド49を別体とし
たが、一体物でも良いことは勿論である。
前記パンチヘッド49と前記パンチガイド39のフランジ部
37との間に弾機53(例えば皿ばね等で、以下ストリッピ
ングスプリングと称す)が設けられ、常時パンチ17を上
方向へ付勢している。なお、パンチガイド39に設けた段
部55にパンチ本体シャンク43の肩部57が当接してパンチ
17の上昇限となる。前記パンチガイド39の下端にはスト
リッパプレート59が固着されていて、ワークWを押し付
ける役目をしている。一方、下部タレット11には前記パ
ンチ17に対応した位置にダイ19が配設して構成してあ
る。
パンチング作業は、パンチ17を押圧するとリフトスプリ
ング41が圧縮されパンチガイド39が下降し、パンチガイ
ド39の下面に設けたストリッパプレート59がワークWに
当接した後、更にパンチ17が下降するとストリッピング
スプリング53が圧縮される。そしてパンチ17とダイ19と
でワークWを挾持し協働してワークWにパンチング加工
が施される。パンチング加工終了後は、ストリッピング
スプリング53の弾撥力によりパンチ17は上昇復帰する。
パンチ17を押圧するストライカ25の構成は、図示を省略
したが油圧シリンダ装置21に設けたラム23(一部図示省
略)にストライカ25が装着され、ストライカ25の下端に
圧力検出手段61であるピストン63がわずかに突出して設
けてある。そのピストン63の上部油圧室65には油を充満
させ、油圧を検知する圧力センサ67が連通してある。そ
して圧力センサ67はNCコンソール69に接続されている。
上記構成により、パンチング加工が終了した時は、パン
チガイド39の下端に設けたストリッパプレート59がワー
クWをダイ19上に押付けていて、パンチチップ45がダイ
19内に突込んでいる状態である。この状態からパンチ17
をダイ19とワークWより引上げるため、圧縮されている
ストリッピングスプリング53の復元力によりパンチヘッ
ド49を介してストライカ25を上方へ押し上げる。この
際、パンチヘッド49の上端面でストライカ25に設けたピ
ストン63を押す。
この押す力はストリップ圧により変化し、ストリップ圧
は同じ金型であっても摩耗するほど次第に大きくなるの
で、パンチヘッド49によりストライカ25のピストン63を
押す力によってピストン63は上方へ押上げられる量が変
化し、上部油室65内の圧力も変化する。この油圧力を圧
力センサ67にて検出する。なお、この検出時期は、パン
チング加工後、パンチ17の上昇復帰開始からパンチ17が
ワークWから抜けるまでの間にて検出すれば良く、検出
した圧力結果をNCコンソール69に送信する。
NCコンソール69にては、ストリッピングスプリング53の
反力から実ストリップ力(検出値)を差引いた値を演算
し、演算結果が設定した限定値以下になった場合は、金
型摩耗が発生したか、あるいは金型折損、ワーク不存在
等の異常状態であり機械を停止させ点検を行う。
而して、簡単な構成でパンチ寿命を容易に検知でき、生
産性の向上と加工精度の維持を図ることができる。ま
た、特に使用頻度が高く摩耗の多いパンチ17は、同型式
のものを他のステーションにもセットしておき、同じパ
ンチ17の一方が使用不能になったとき、他の同じパンチ
17がセットされているステーションに自動的に選択指令
を切換えることも可能となる。
第2図には他の実施例を示し、この実施例は圧力検出手
段61の構成が異なる実施例である。
圧力検出手段61としては、ストライカ25の下面あるいは
側面に圧電素子71を貼付け、検出信号をNCコンソール69
に送信する構成であり、作用、効果共に第1実施例と同
様である。
なお、この考案は前述した各実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行うことにより、その他の態様で実施
し得るものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
考案によれば、ストライカの下端に圧力検出手段を設
け、ストリッピングスプリングの弾撥力より検出値を差
引いた値と設定した限定値とを比較し金型の摩耗あるい
は切損等を知ることができる。その結果、加工精度を維
持することができ、点検の要もなく生産性の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の主要部を示し、第3図におけるI矢
視部の拡大図、第2図は第1図に代る他の実施例を示す
圧力検出手段の説明図、第3図はこの考案を実施する一
実施例のタレットパンチプレスの側面図である。 1……タレットパンチプレス 11……下部タレット、15……上部タレット 17……パンチ、23……ラム 25……ストライカ、35……パンチ装着部 39……パンチガイド 53……弾機(ストリッピングスプリング) 61……圧力検出手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の上部、下部タレットからなるタレッ
    トの上部タレットの円周上に複数のパンチを配設し、前
    記上部タレットのパンチ装着部に設けたパンチガイド
    と、そのパンチガイドに装着された前記パンチとの間に
    弾機を設け、前記パンチを押圧する油圧ラムに設けたス
    トライカの下端に圧力検出手段を設け、この圧力検出手
    段でパンチがダイに突込んだ状態から上方へ引上げられ
    る際、前記弾機における復元力の圧を検出し、この検出
    された圧を基にしてパンチの寿命を判断処理するNCコン
    ソールを設けてなることを特徴とするパンチプレスの金
    型の寿命検出装置。
JP1989041993U 1989-04-12 1989-04-12 パンチプレスの金型寿命検出装置 Expired - Lifetime JPH0747144Y2 (ja)

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JPH02133222U JPH02133222U (ja) 1990-11-06
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