JPH0518719U - 曲げ加工機械の金型識別装置 - Google Patents

曲げ加工機械の金型識別装置

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JPH0518719U
JPH0518719U JP7154691U JP7154691U JPH0518719U JP H0518719 U JPH0518719 U JP H0518719U JP 7154691 U JP7154691 U JP 7154691U JP 7154691 U JP7154691 U JP 7154691U JP H0518719 U JPH0518719 U JP H0518719U
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JP
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upper die
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茂 東海
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型の取付けミスによる金型の破損などを未
然に防止する。 【構成】 上下動自在なラム2に金型押え9を介して取
付けられた上型3と、ダイベース4上にダイホルダ5を
介して取付けられた下型6の間で板状のワーク7を曲げ
加工する曲げ加工機械において、上記ラム2に上型3を
取付ける金型押え9の上型3と接する面に、上型3に形
成された切欠3aより金型の種類を、また加圧長さによ
り金型の長さを検出する複数の金型検出器10,11を
ほぼ全長に亘って設けたもので、曲げ加工機に装着され
た金型及び種類などが自動的に識別できるため、取付け
ミスによる金型の破損などが未然に防止できるようにな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は金型の種類や長さを自動的に識別する曲げ加工機械の金型識別装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来金属加工機械としては板状のワークを成形するプレスやタレットパンチプ レスが、また板状のワークを曲げ加工するプレスブレーキなどがある。 これらの金属加工機械は何れも金型を使用してワークを成形または曲げ加工す るようになっており、得ようとする製品により金型の形状はそれぞれ異なってい る。このため、加工に当って使用する金型を選択し、金属加工機械に装着する作 業を行うが、誤った金型を装着すると加工中に金型を破損したり、所望の精度の 製品が得られない。 そこで従来ではプレスやタレットパンチに使用する金型の識別装置が例えば特 開平2−137623号公報や、特開平2−11228号公報などで提案されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこれらの識別装置はプレスやタレットパンチプレスに使用する金型につ いては識別できても、ワークを曲げ加工するプレスブレーキなどの曲げ加工機械 には適用できず、曲げ加工機械用の金型識別装置が要望されていた。 この考案はかかる事情に鑑みなされたもので、金型の種類や長さを自動的に識 別する曲げ加工機械の金型識別装置を提供して、金型の破損などを未然に防止す ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために、上下動自在なラムに金型押えを介して 取付けられた上型と、ダイベース上にダイホルダを介して取付けられた下型の間 で板状のワークを曲げ加工する曲げ加工機械において、上記ラムに上型を取付け る金型押えの上型と接する面に、上型に形成された切欠より金型の種類を、また 加圧長さにより金型の長さを検出する複数の金型検出器をほぼ全長に亘って設け たものである。
【0005】
【作 用】
上記構成により、曲げ加工機に装着された金型の種類や長さなどが加工を開始 する前に、金型検出器により自動的に識別できるため、金型の取付けミスによる 金型の破損などが未然に防止できるようになる。
【0006】
【実 施 例】
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。 図において1はプレスブレーキのような曲げ加工機械で、上下動自在なラム2 を有しており、このラム2の下部に取付けられた上型(パンチ)3と、ダイベー ス4上にダイホルダ5を介して取付けられた下型(ダイス)6の間で板状のワー ク7を曲げ加工できるようになっている。
【0007】 上記ラム2の下部には前後に段部2aが形成されていて、これら段部2aに締 付けボルト8により取付けられた金型押え9の間で上型3の上部が挟着されるこ とにより、ラム2に対して上型3が着脱自在に固定されていると共に、上記金型 押え9の一方には、上型3と接する面の全長に上下2段に亘ってT溝9a,9b が形成されている。 そしてこれらT溝9a,9b内に金型検出器10,11が収容されている。
【0008】 これら金型検出器10,11は例えば加圧導電体スイッチであって、図3に示 すようにシリコンゴムに金属微粒子を混入した加圧導電ゴム12の両面に平編線 13が設けられ、さらにその外側をシリコンゴムの被覆層14により被覆された 構造で、被覆層14の上から圧力が加えられると、抵抗値が数MΩから数Ωの範 囲で変化するようになっている。 また上記金型検出器10,11が当接する上型3側には、金型の種類に応じて 異なる切欠3aが形成されていて、この切欠3aが金型検出器10,11に当る と、当った検出器10,11は加圧されないため、オンしないようになっている 。
【0009】 一方ダイベース4上に下型6を固定しているダイホルダ5にも下型6と接する 面にT溝5aが形成されていて、このT溝5aにも上記金型検出器10,11と 同様な金型検出器16が全長に亘って収容されており、これら金型検出器10, 11,16の出力はリード線17を介して図示しない判別器へ送られるようにな っている。
【0010】 次に図7に示すフローチャートを混えて作用を説明すると、曲げ加工機に使用 する金型は上型3と下型6がセットになっていて長さは同一となっている。 また金型の種類に応じて図5に示すように上型3に位置が異なる切欠3aが形 成されている。
【0011】 まず使用する金型を選択して、上型3をラム2に、そして下型6をダイホルダ 5を介してダイベース4に図1に示すように取付けると、判別器は図7に示すフ ローのステップ20で、金型検出器10の出力Aを読取り、ステップ21で金型 検出器11の出力Bを読取る。 そしてステップ22で、まず金型検出器10の出力Aが予め設定されたしきい 値より大きいかを判別し、大きければステップ27へ、小さければステップ23 へ進む。
【0012】 なお金型検出器10,11の出力A,Bは加圧されると抵抗値が減少し、その 値が図4に示すようにしきい値より大きい場合、金型検出器10,11はオフ、 しきい値より小さい場合はオンと判定する。 すなわち金型検出器10がオンと判定されるとステップ23へ進んで金型検出 器11の出力Bがしきい値と比較され、金型検出器10と同様に金型検出器11 がオンの場合はステップ30へ、オフの場合はステップ24へ進む。
【0013】 またステップ22で金型検出器10の出力Aがオフと判定されてステップ27 へ進むと、ステップ27で金型検出器11の出力Bがしきい値と比較されて、し きい値より大きければ金型検出器11はオフとしてステップ29へ進み、金型無 しと判定される。 ステップ27で金型検出器11がオンと判定されるとステップ28へ進んで、 ステップ24,30と同様に金型の種類が識別される。 このとき図6に示すように上型3の向きも識別される。
【0014】 以上のようにして金型の種類が識別されると、ステップ25へ進んで金型検出 器10,11の抵抗値より金型の長さが演算される。 そして得られた金型の種類、取付け方向及び長さのデータ等の出力結果はステ ップ26でまとめられてNC装置18へ送られ、NC装置18は入力されたデー タと、予め入力されている加工データと照合して、これらが一致したときに加工 プログラムを実行し、一致しないときには加工プログラムを中止して、金型の破 損を防止する。 なお下型6と検出する金型検出器16からの出力により、下型6の有無及び下 型6の長さも検出することができる。
【0015】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように、曲げ加工機械に装着された金型の種類や長さ が加工開始前に自動的に識別できるため、誤った金型を装着しても金型が破損さ れるのを未然に防止することができる。 また箱曲げ加工のように金型の長さを正確に設定する必要のある曲げ加工でも 、金型の長さを検出することができることから、誤った長さの金型を取付けたた めに生じる加工不良等も未然に防止することができる。 さらに金型の向きも識別できることから、取付け方向のミスによる金型の破損 や加工不良等も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になる金型識別装置の装着
された曲げ加工機械の側面図である。
【図2】図1のX方向からの矢視図である。
【図3】金型検出器の説明図である。
【図4】金型の長さと金型検出器の出力の関係を示す線
図である。
【図5】(イ)上型の種類を示す説明図である。 (ロ)上型の種類を示す説明図である。 (ハ)上型の種類を示す説明図である。
【図6】(イ)上型の向きを示す説明図である。 (ロ)上型の向きを示す説明図である。
【図7】作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…ラム、3…上型、4…ダイベース、5…ダイホル
ダ、6…下型、7…ワーク、9…金型押え、10,11
…金型検出器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在なラム2に金型押え9を介し
    て取付けられた上型3と、ダイベース4上にダイホルダ
    5を介して取付けられた下型6の間で板状のワーク7を
    曲げ加工する曲げ加工機械において、上記ラム2に上型
    3を取付ける金型押え9の上型3と接する面に、上型3
    に形成された切欠3aより金型の種類を、また加圧長さ
    により金型の長さを検出する複数の金型検出器10,1
    1をほぼ全長に亘って設けてなる曲げ加工機械の金型識
    別装置。
  2. 【請求項2】 金型検出器10,11を、加圧すること
    により抵抗値が変化する加圧導電体スイッチにより構成
    してなる請求項1記載の金型識別装置。
JP7154691U 1991-08-13 1991-08-13 曲げ加工機械の金型識別装置 Expired - Lifetime JP2550202Y2 (ja)

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JP7154691U JP2550202Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 曲げ加工機械の金型識別装置

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JP7154691U JP2550202Y2 (ja) 1991-08-13 1991-08-13 曲げ加工機械の金型識別装置

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JPH0518719U true JPH0518719U (ja) 1993-03-09
JP2550202Y2 JP2550202Y2 (ja) 1997-10-08

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ID=13463848

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007326214A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Wila Bv データ交換システム
JP2016196044A (ja) * 2016-07-04 2016-11-24 株式会社アマダホールディングス 金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007326214A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Wila Bv データ交換システム
JP2016196044A (ja) * 2016-07-04 2016-11-24 株式会社アマダホールディングス 金型

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