JPH0730354Y2 - スクリーン印刷機のスキージ原点位置出し装置 - Google Patents
スクリーン印刷機のスキージ原点位置出し装置Info
- Publication number
- JPH0730354Y2 JPH0730354Y2 JP1988114507U JP11450788U JPH0730354Y2 JP H0730354 Y2 JPH0730354 Y2 JP H0730354Y2 JP 1988114507 U JP1988114507 U JP 1988114507U JP 11450788 U JP11450788 U JP 11450788U JP H0730354 Y2 JPH0730354 Y2 JP H0730354Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squeegee
- jig
- printing
- pressure sensor
- printing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Screen Printers (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はスクリーン印刷機に関するもので、スクリーン
印刷機のスキージ押込原点位置出し装置に利用されるも
のである。
印刷機のスキージ押込原点位置出し装置に利用されるも
のである。
本考案に係る従来技術としては、スクリーン印刷におけ
るスキージの原点位置だしは目視、感覚によつて行われ
ている。
るスキージの原点位置だしは目視、感覚によつて行われ
ている。
すなわち、従来の原点位置出しは薄紙をスキージとワー
ク板の間に挟み、滑らせてその抵抗を手の感覚で感じと
り、そのスキ間の量を決めるという方法で行われてい
る。
ク板の間に挟み、滑らせてその抵抗を手の感覚で感じと
り、そのスキ間の量を決めるという方法で行われてい
る。
また類似の装置としては、スキージの平行調整装置があ
り、これはひずみゲージ式センサを2個使用し、スキー
ジの左右両端に置き、スキージの左右の高さを調節する
ものである。
り、これはひずみゲージ式センサを2個使用し、スキー
ジの左右両端に置き、スキージの左右の高さを調節する
ものである。
(考案が解決しようとする課題) しかし前記スキージの原点位置を目視で行う場合には作
業者間の個人差や、段取りごとの誤差が生じ、又類似の
機構の場合には、ひずみゲージ式のセンサ保護のための
クツシヨンが有り、厚みが一定でなく、スキージを押し
つけるために、スキージの撓みが生じそれによつて誤差
が起り易いという問題点がある。
業者間の個人差や、段取りごとの誤差が生じ、又類似の
機構の場合には、ひずみゲージ式のセンサ保護のための
クツシヨンが有り、厚みが一定でなく、スキージを押し
つけるために、スキージの撓みが生じそれによつて誤差
が起り易いという問題点がある。
本考案はスクリーン印刷機のスキージ原点位置出しに於
て、作業者による個人差がなく、かつ段取りをしても同
じスキージの原点位置が決定できるスキージ原点位置出
し装置を技術的課題とするものである。
て、作業者による個人差がなく、かつ段取りをしても同
じスキージの原点位置が決定できるスキージ原点位置出
し装置を技術的課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために講じた技術的手段は次
のようである。
のようである。
第1の堀込み部を有する印刷治具と、第1の堀込み部に
嵌め込まれ第2の堀込み部を有する治具プレートと、そ
の上面が印刷治具の上面より僅かに突出するよう第2の
堀込み部上に取り付けられ、上下動するスキージの接触
圧力を検出するための圧力センサと、圧力センサにより
検出されたスキージの接触圧力を拡大するアンプとを備
えたことである。
嵌め込まれ第2の堀込み部を有する治具プレートと、そ
の上面が印刷治具の上面より僅かに突出するよう第2の
堀込み部上に取り付けられ、上下動するスキージの接触
圧力を検出するための圧力センサと、圧力センサにより
検出されたスキージの接触圧力を拡大するアンプとを備
えたことである。
(作用) スキージが下降して印刷治具及び治具プレートに接触す
る場合に、前記治具プレートより僅かに突出した圧力セ
ンサの上面によりスキージの接触部の圧力が検出するこ
とができ、常にこの検出圧力にて印刷することにより適
切な印刷が出来るものである。
る場合に、前記治具プレートより僅かに突出した圧力セ
ンサの上面によりスキージの接触部の圧力が検出するこ
とができ、常にこの検出圧力にて印刷することにより適
切な印刷が出来るものである。
(実施例) 以下実施例について説明する。
第1図に於て1は微小センサ、2は治具プレートで、3
は印刷治具であり、圧力センサ1を接着した治具プレー
ト2を印刷機に固定した印刷治具3の堀込み部分にはめ
込み、圧力センサ1の出力端子をアンプ4に接続したも
のである。
は印刷治具であり、圧力センサ1を接着した治具プレー
ト2を印刷機に固定した印刷治具3の堀込み部分にはめ
込み、圧力センサ1の出力端子をアンプ4に接続したも
のである。
前記印刷治具3は第4図に示すように中央に3aのワーク
形状の深さ1.5mmの堀込みがあり、印刷機に固定され第
5図に示す治具プレート2は前記ワーク形状3aと同一形
状で深さ0.5mmの溝2aが掘つてある。この溝2aは厚さ0.6
mmの圧力センサ1を接着し、従つて圧力センサの上面は
治具プレート2より約0.1mm突出した状態となる。
形状の深さ1.5mmの堀込みがあり、印刷機に固定され第
5図に示す治具プレート2は前記ワーク形状3aと同一形
状で深さ0.5mmの溝2aが掘つてある。この溝2aは厚さ0.6
mmの圧力センサ1を接着し、従つて圧力センサの上面は
治具プレート2より約0.1mm突出した状態となる。
前記構成よてその作用述べれば、 第2図に示すようにスキージ5が圧力センサ1の上方か
ら平行に徐々に下降して、スキージが圧力センサ1の上
面に接触する。接触後は第6図に示すようにスキージの
下降量の約0.1mmの狭い範囲内でスキージの下降量は出
力と比例関係となる。従つてある一定出力を原位置と設
定すればスキージの先端角5aの位置が常に一定の位置で
設定できるようになり、再現性のある原位置設定が出来
るものである。
ら平行に徐々に下降して、スキージが圧力センサ1の上
面に接触する。接触後は第6図に示すようにスキージの
下降量の約0.1mmの狭い範囲内でスキージの下降量は出
力と比例関係となる。従つてある一定出力を原位置と設
定すればスキージの先端角5aの位置が常に一定の位置で
設定できるようになり、再現性のある原位置設定が出来
るものである。
他の実施例として第3図に示すようにスクリーン7及び
スクリーン枠8を配置した場合もスキージ6の下降によ
り先端角の位置が常に一定位置でし設定できるものであ
る。
スクリーン枠8を配置した場合もスキージ6の下降によ
り先端角の位置が常に一定位置でし設定できるものであ
る。
本考案は次のような効果を有する。すなわち、本実施例
は再現性のある原点位置が可能で、印刷面に近い位置で
原点位置の設定ができ、スキージの撓みにより誤差は極
めて小さいものである。
は再現性のある原点位置が可能で、印刷面に近い位置で
原点位置の設定ができ、スキージの撓みにより誤差は極
めて小さいものである。
又、印刷治具に治具プレート(即ち圧力センサを取り付
ける治具)を嵌め込むための堀込み部を形成したので、
治具プレートを別のものと取り替える場合において治具
プレートを常に印刷治具の決められた位置に設置でき
る。これにより、異なる治具プレートを使用した場合に
おいて、治具プレートのスキージに対する位置のバラツ
キを低減でき、スキージ接触圧力の測定のバラツキを低
減できる。
ける治具)を嵌め込むための堀込み部を形成したので、
治具プレートを別のものと取り替える場合において治具
プレートを常に印刷治具の決められた位置に設置でき
る。これにより、異なる治具プレートを使用した場合に
おいて、治具プレートのスキージに対する位置のバラツ
キを低減でき、スキージ接触圧力の測定のバラツキを低
減できる。
又、治具プレートを別のものと取り替える場合において
治具プレートを簡単に決められた位置に設置できること
から、治具プレートのスキージに対する位置決めを再度
行う必要がなくなり、その分作業工数を低減できる。
治具プレートを簡単に決められた位置に設置できること
から、治具プレートのスキージに対する位置決めを再度
行う必要がなくなり、その分作業工数を低減できる。
又、治具プレートに第2の堀込み部を形成し、その第2
の堀込み部上に圧力センサをその上面が印刷治具の上面
より僅かに突出するよう取り付けたので、圧力センサの
突出部によりスキージの接触圧力を検出することができ
ると共に、治具プレートの第2の堀込み部非形成部位に
よりスキージが印刷治具上面よりも下方に動くのを防ぐ
ことができる。その結果、圧力センサ保護のためのクッ
ションを新設することなく、圧力センサの破損を防止で
きる。
の堀込み部上に圧力センサをその上面が印刷治具の上面
より僅かに突出するよう取り付けたので、圧力センサの
突出部によりスキージの接触圧力を検出することができ
ると共に、治具プレートの第2の堀込み部非形成部位に
よりスキージが印刷治具上面よりも下方に動くのを防ぐ
ことができる。その結果、圧力センサ保護のためのクッ
ションを新設することなく、圧力センサの破損を防止で
きる。
更に、治具プレートに圧力センサを取り付けるための第
2の堀込み部を設けたので、堀込み部を形成しない治具
プレート上に圧力センサを取り付ける場合と比較して圧
力センサ上面までの高さの短縮化を図ることができ、そ
の分装置全体として小型化できる。
2の堀込み部を設けたので、堀込み部を形成しない治具
プレート上に圧力センサを取り付ける場合と比較して圧
力センサ上面までの高さの短縮化を図ることができ、そ
の分装置全体として小型化できる。
第1図は本実施例のセツト状態の説明図、第2図は実施
例の要部の説明図、第3図は他の実施例の要部の説明
図、第4図は印刷治具で(イ)は平面図、(ロ)は側面
図、第5図は治具プレートで(イ)は平面図、(ロ)は
側面図、第6図はスキージ下降量と出力との関係を示す
図である。 1…微小圧力センサ,2…治具プレート,3…印刷治具,4…
アンプ。
例の要部の説明図、第3図は他の実施例の要部の説明
図、第4図は印刷治具で(イ)は平面図、(ロ)は側面
図、第5図は治具プレートで(イ)は平面図、(ロ)は
側面図、第6図はスキージ下降量と出力との関係を示す
図である。 1…微小圧力センサ,2…治具プレート,3…印刷治具,4…
アンプ。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の堀込み部を有する印刷治具と、 前記第1の堀込み部に嵌め込まれ、第2の堀込み部を有
する治具プレートと、 その上面が前記印刷治具の上面より僅かに突出するよう
前記第2の堀込み部上に取り付けられ、上下動するスキ
ージの接触圧力を検出するための圧力センサと、 前記圧力センサにより検出されたスキージの接触圧力を
拡大するアンプとを備えたスクリーン印刷機のスキージ
原点位置出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988114507U JPH0730354Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | スクリーン印刷機のスキージ原点位置出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988114507U JPH0730354Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | スクリーン印刷機のスキージ原点位置出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285139U JPH0285139U (ja) | 1990-07-03 |
JPH0730354Y2 true JPH0730354Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=31355321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988114507U Expired - Lifetime JPH0730354Y2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | スクリーン印刷機のスキージ原点位置出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730354Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5058803U (ja) * | 1973-09-28 | 1975-05-31 | ||
JPS63114648A (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-19 | Dainippon Printing Co Ltd | スキ−ジ圧キヤリブレ−シヨン装置 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP1988114507U patent/JPH0730354Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0285139U (ja) | 1990-07-03 |
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