JPS63114648A - スキ−ジ圧キヤリブレ−シヨン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、スクリーン印刷のスキージ圧の調整に使用
するに最適なスキージ圧キャリブレーション装匝に関す
る。

（発明の技術的背景とその問題点） 従来、スクリーン印刷ではスキージをスクリーン版の内
面に当て、版面に対しである角度（４５°〜７０°）を
保ち、圧力を加えながら摺動することにより、スクリー
ン枠内に容られたインキをスクリーンの目を通過させて
印刷体面に印刷している。

しかし、このようなスクリーン印刷では均一な印刷物を
得るため、印刷前にスキージの高さく圧力）調整を行な
わなけ−ればならず、従来はこれらの作業は熟練した作
業者が勘で行なっており、作業者の個人差により調整が
一様ではなかった。

（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされたものてあり、
この発明の目的は、スキージ圧を圧力の検出器である歪
ゲージで検出し、歪量を歪率測定器の表示器に表示し、
ｒ！ＩＩＩ定しながら調整することかてきるようにした
スキージ圧子ヤリブレーション装置を提供することにあ
る。

（発明の概要） この発明はスキージ圧キャリブレーション装置に関する
もので、印刷台上に蔵置された印刷用紙にスキージを用
いて印刷をするスクリーン印刷において、圧力検出する
フィルム状歪ゲージを前記印刷台及び前記スキージの間
に挟持して設け、前記フィルム状歪ゲージの出力値を測
定することによりスキージ圧力を調整するようにしたも
のである。

（発明の実施例） 第１図はこの発明の一実施例であるスキージ圧キャリブ
レーション装置の外観構成を示しており、スキージ圧キ
ャリブレーション装置は歪検出器１００及び歪率測定器
１０で構成されており、歪検出器１００でスキージ圧を
検出し出力電圧を歪測定器１０で測定しながらスキージ
圧を調整するようにしている。

歪検出器１００は、方形状の薄いシート部材２０上にフ
ィルム状の歪ゲージ３０Ａ、３０Ｂ、３０Ｇが貼着され
た構造をしており、歪ゲージ３０Ａ〜３０Ｃ上に載置さ
れるスキージ５０の尖端のゴム部５１の圧力（スキージ
圧）を検出するようになっている。又、歪ゲージ３〇八
〜３０Ｃにはコード３５八〜３５Ｇが設けられ、コード
３５Ａ〜３５Ｇにより出力電圧が歪率測定器ｌＯに入力
されるようになっている。歪率測定器１０には正面右下
方部にコネクタ１２が設けられ、このコネクタ１２には
歪ゲージ３０Ａ〜３０Ｇのコード３５八〜３５Ｇが接糸
売されており、コネクタ１２の上方には電源スィッチ１
】が設けられている。歪率測定器１０の正面上方部には
表示器（ここではメータ）　１３Ａ−１３（：が設けら
れ、歪ゲージ３０Ａ〜３０Ｇに加えられた圧力が表示さ
れる。表示器１３Ａ〜１３Ｃの下方には零点調整ボリュ
ーム１４八〜１４Ｃが設けられ、表示器１３Ａ〜１３Ｇ
の零点補正をするようになっている。

第２図はスキージ圧キャリブレーション装置の回路構成
を示しており、ここでは歪ゲージ３０八によるスキージ
圧測定回路について説明するが、他の歪ゲージ３０Ｂ、
３０Ｇの測定回路についても同様な構成になっている。

又、ここでは歪ゲージ３（ＩＡに抵抗線歪ゲージを使用
した例について説明する。

歪ゲージ３０Ａは圧力により生じた歪に対応する抵抗値
を示す抵抗線である。本実施例のスキージ圧測定回路は
、歪ゲージ３０Ａの抵抗線Ｒ１の抵抗値を測定し、その
結果を圧力値として表示するものであり、図示のように
抵抗線（歪ゲージ３０Ａ）Ｒ１と測定回路側の抵抗線Ｒ
１−Ｒ４とがホイートストン・ブリッジ回路で結合され
ており、ホイートストン・ブリッジ回路の端子す。

６間には歪率測定器１０内の定電圧電源１６より電圧１
／ｌが印加され、端子ｅ、３間には増幅器１５八が接続
され、歪ゲージ３０Ａに圧力が印加され抵抗線Ｒ１の抵
抗値が変化すると該ブリッジ回路のバランス条件が変化
することによって変化電圧ｖ２か発生し、この変化電圧
ｖ２が増幅器１５Ａで増幅されて、表示器］、３Ａに入
力され、歪ゲージ３０Ａの圧力値として表示されるよう
になっている。増幅器１５Ａには零点調整ボリューム１
４Ａが接続され、増幅器１５Ａのオフセット値を変化さ
せて表示器１３Ａの零点調整を行なうようになっている
。

また、上記スキージ圧測定回路は、ホイーストン・ブリ
ッジ回路に限られるものではなく、他のブリッジ回路、
あるいは電圧降下法や電位差計法などを利用したもので
もよい。

第３図は歪検出器ｉｏｎ及びスキージ５０の関係を示し
ており、同図ではスクリーン印刷機の印刷台４０上に歪
検出器１００が載置され、歪検出器１００上にはスキー
ジ５０が載置されている様子を示している。スキージ５
０の上部にはＦｌ及びＦ２の圧力が印加されており、ス
キージ５０のゴム部５１からは歪検出器１００の歪ゲー
ジ３〇八〜３０Ｃに圧力Ｔ１〜Ｔ３が加わっている。そ
こで、図示のようにスキージ５０上部の圧力Ｆ１及びＦ
２を調整して、歪ゲージ３０Ａ〜３０Ｃに印加される圧
力Ｔｌ〜Ｔ３をＴ−Ｔ　ｌ・Ｔ２−Ｔ３ようにすれば、
歪検出器１００に加わるスキージ圧が均一になることが
わかる。従って、調整後に歪検出器１００の代りに印刷
用紙を挿入すれば、同様の結果が得られることになる。

第４図はスキージ圧キャリブレーション装置をスクリー
ン印刷機に実装した例を示し、ここではスキージ５０は
スクリーン印刷機に装着され、スキージ５０及び印刷台
４０の間に歪検出器１００が挿入されている。スキージ
５０はスクリーン印刷機のスキージ固定部材４２により
固定され、スキージ固定部材４２の左右にはスキージ高
さ調整つまみ４３Ａ　、４３Ｂが設けられ、スキージ５
０の左右のスキージ圧を調整するようになっている。さ
らに、スキージ固定部材４２にはスキージ調節つまみ（
図示せず）が設けられスキージ５０に全体に均等にスキ
ージ圧がかかるように調節するようになっている。

このような構成において、スキージ圧キャリブレーショ
ン装置の使用方法について説明する。

先ず、作業者は歪率測定器ｌＯにコネクタ１２を接続し
、歪検出器１００を別途用意した台等に載置して、歪率
測定器１０の電源スィッチ１１をオンにする。そして、
歪検出器１００の歪ゲージ３０Δ〜３０Ｇにスクリーン
印刷機のスキージに最適な圧力（例えばｌＯにｇ／ｃｍ
２）を加えると、第２図で説明したようにして、歪率測
定器１０の表示器１３Ａ〜１３Ｇに圧力が表示されるの
で零点調整ボリューム１４Ａ〜１４Ｃを調整してこの時
の圧力の表示値が０．これにより少ない圧力ではマイナ
ス（−）、これより多い圧力ではプラス（＋）になるよ
うにする。次に、歪検出器１００をスクリーン印刷機の
スキージ５０及び印刷台４０間に挿入し、スキージを印
刷状態（スキージに圧力が加わる状態）にし、スキージ
高さ調整つまみ４３Ａ、４３Ｂを調整して表示器１３Ａ
〜１３Ｃの表示値がＯになるように調整すると、第３図
で説明したように歪検出器１００の左右に加わる圧力が
均一になり、また、スキージが印刷最適圧力に調整され
る。そこて、スクリーン印刷機を印刷終了状態にし、歪
検出器１００を取り外ずす。

以上の調節により、所望のスキージ圧が得られるので、
スクリーン印刷機を印刷状態にし、印刷用紙をセットし
て印刷を行なうと直ちに良好な印刷物が得られる。

（発明の効果） この発明のスキージ圧キャリブレーション装置によれば
、スキージ圧を表示器により測定しながら調整すること
がでとるので、作業者による個人差が無く、誰にでも容
易にしかも短時間にスキージ圧の調整すること゛がてき
るという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるスキージ圧キャリブ
レーション装置の正面図、第２図はその回路構成図、第
３図はスキージと歪検出器との関係を示す図、第４図は
スキージ圧キャリブレーション装置の実装例を示す図で
ある。 １０・・・歪測定器、１１・・・電源スィッチ、１２・
・・コネクタ、１３Ａ〜１３Ｃ・・・表示器、１４八〜
１４ｃ・・・７点調整ボリューム、２０・・・シート部
材、３０Ａ〜３０Ｇ・・・歪ゲージ、５０・・・スキー
ジ、１００・・・歪検出器。 出願人代理人　　安　形　雄　三 ／：３Ｃ１３Ｂ　　　　ｆ：３Ａ 第３　飄 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印刷台上に載置された印刷用紙にスキージを用いて印刷
   するスクリーン印刷において、圧力を検出するフィルム
   状歪ゲージを前記印刷台及び前記スキージの間に挟持し
   て設け、前記フィルム状歪ゲージの出力値を測定するこ
   とによりスキージ圧力を調整するようにしたことを特徴
   とするスキージ圧キャリブレーション装置。