JPH0645871Y2 - ローラダイナモメータにおける冷却装置 - Google Patents

ローラダイナモメータにおける冷却装置

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JPH0645871Y2
JPH0645871Y2 JP11301689U JP11301689U JPH0645871Y2 JP H0645871 Y2 JPH0645871 Y2 JP H0645871Y2 JP 11301689 U JP11301689 U JP 11301689U JP 11301689 U JP11301689 U JP 11301689U JP H0645871 Y2 JPH0645871 Y2 JP H0645871Y2
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JP
Japan
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roller
dynamometer
duct
roller dynamometer
cooling device
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JP11301689U
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JPH0351345U (ja
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定男 藤森
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Priority to EP90116521A priority patent/EP0424636B1/en
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Priority to KR1019900013483A priority patent/KR960014010B1/ko
Priority to US07/575,235 priority patent/US5063773A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この考案はローラダイナモメータにおける冷却装置に関
する。
B.考案の概要 この考案はローラダイナモメータにおける冷却装置にお
いて、 ローラダイナモメータの側端面にリング状に形成された
送風ダクトを配設し、この送風ダクトのローラダイナモ
メータ側とは異なる側面に設けられた冷却ファンによっ
てローラダイナモメータの軸方向へ冷却風を送風させる
ようにしたことにより、 ローラダイナモメータの円周方向のダクトをなくしてス
ペースを小さくするとともに円周方向への通風による反
力の発生がないためトルク測定精度の向上を図ることが
できるようにしたものである。
C.従来の技術 自動車の性能試験(走行抵抗,登降坂,車重など)に使
用されるシャシーダイナモメータは車両が実路上での走
行に相当する実験を室内で再現性よく、容易に実施でき
るから、排ガス特性や、燃料消費特性の試験などに広く
利用されている。しかし、その利用にあたってはトルク
や回転数の設定をはじめ、温度を管理しなければならな
い事項が多く、従ってこの管理が不適当であると満足な
シュミレーションができなくなる。特にダイナモメータ
にローラダイナモメータを使用した場合、冷却を行う必
要がある。
D.考案が解決しようとする課題 ローラダイナモメータの冷却を行うには普通ローラの円
周方向に冷却風を吹き付けるようにダクトを配設してロ
ーラの外周面の冷却を行うように構成されている。な
お、ローラを冷却するのは車輪のタイヤの温度を上昇さ
せないためである。上記のようにローラの円周方向に冷
却風を吹き付けると、通風の反力の影響を受けてトルク
測定精度に誤差を発生するおそれがある。また、冷却風
をローラの円周方向に吹き付ける冷却装置も通常ローラ
の円周方向に配設するため、設置面積を広くとる必要が
ある。さらに、ローラの円周方向からの放熱を抑えるに
は相当大きな容量の冷却装置が必要となり、そのモータ
容量も大きくする必要がある。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、円周方
向の冷却風の吹き付けをなくして通風による反力の発生
をなくしトルク測定精度を低下させないようにするとと
もに冷却装置の設置面積を縮小したローラダイナモメー
タにおける冷却装置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 この考案はローラダイナモメータの軸方向側端面に近接
して連続した溝状の凹部に形成されたリング状の送風ダ
クトを設け、この送風ダクトの凹部の開口面をローラダ
イナモメータ側端面に対向させ、その凹部の底部に凹部
と連通される通風ダクトを突設させ、この通風ダクトに
冷却ファンの送風口を連結させたものである。
F.作用 ローラダイナモメータの軸方向側端面に送風ダクトを配
設して送風ダクトに冷却ファンから送られてくる冷却風
をローラダイナモメータの軸方向から送風させる。冷却
風はローラダイナモメータ内部を通過して反対の側面か
ら出てくる。このため、ローラダイナモメータは冷却風
による影響がないため、トルク測定精度を低下させるこ
とがなくなる。
G.実施例 以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図A,B及び第2図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図Aは冷却ファンを取り外したときの送風ダク
トの正面図、第1図Bは冷却ファンを取り付けたときの
側面図、第2図は冷却ファンの平面図である。
第1図A,Bおよび第2図において、1はリング状に形成
された送風ダクトで、この送風ダクト1はリング状に形
成された凹部2を有し、この凹部2の開口面側を後述す
るローラダイナモメータの軸方向側端面に近接して対向
させる。また、凹部2の底部の所定個所には凹部2と連
通する通風ダクト3を突設させる。4は通風ダクト3の
端部に形成されたフランジで、このフランジ4に冷却フ
ァン5のフランジ6が連結される。7は冷却ファン5を
駆動させるモータである。
上記第1図A,B及び第2図に示すように構成された送風
ダクト10と冷却ファン14は第3図に示すシャシーダイナ
モメータのロードローラ11aの軸方向側端面に配設され
る。ここで第3図のシャシーダイナモメータの構成につ
いて述べる。
第3図はロードローラとフリーローラからなるツインロ
ーラ形シャシーダイナモメータの平面図3で、第3図に
おいて、11a,11bはロードローラ、12a,12bはフリーロー
ラで、ロードローラ11a,11bとフリーローラ12a,12bはそ
れぞれ軸13と14で連結されている。15,16はカップリン
グ、17はブレーキ、18はクラッチである。なお、試験車
両の車輪はロードローラ11aとフリーローラ12aおよびロ
ードローラ11bとフリーローラ12bの間に載置される。ロ
ードローラ11a,11bは同一構成であるから、以下ロード
ローラ11aについてのみ述べる。ロードローラ11aは内部
にダイナモメータ本体20を有し、このダイナモメータ本
体20は中央部に固定子鉄心21が設けられ、この固定子鉄
心21の外周に回転子鉄心22を配設した構成になってい
る。回転子鉄心22は結合部材23を用いてロードローラ11
aの内周面に固着される。このように構成されたロード
ローラ11aをローラダイナモメータと称している。この
ロードローラ11aの軸方向側端面には近接させてリング
状に形成された送風ダクト1を配設させる。
なお、図中、24,25は揺動軸受、26,27は回転軸受、28は
揺動軸、29はアーム、30はロードセル、31はテコ機構、
32は重錘、33a,33bは中間リフトである。
上記実施例のように、冷却ファン5から送風された冷却
風は通風ダクト3を通って送風ダクト1の凹部2からダ
イナモメータ本体20内部に吹き込まれ、反対側の端面か
ら吹き出される。これによってダイナモメータ本体20は
冷却される。
H.考案の効果 以上述べたように、この考案によれば、冷却風をローラ
ダイナモメータの軸方向から吹き付けて、ダイナモメー
タの内部に冷却風を通風させるようにしたので、通風に
よる反力が発生しないため、トルク測定の精度を低減し
ない。また、送風ダクトをローラダイナモメータの軸方
向に配設したので、配置スペースを縮小できる。さら
に、冷却風をダイマモメータの軸方向から送風するよう
にしたので、冷却ファン駆動用モータの容量を小さくで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bはこの考案の実施例を示すもので、第1図A
は正面図、第1図Bは側面図、第2図は冷却装置の平面
図、第3図はシャシーダイナモメータの平面図である。 1……送風ダクト、2……凹部、3……通風ダクト、5
……冷却ファン、7……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラダイナモメータの軸方向側端面に近
    接して連続した溝状の凹部に形成されたリング状の送風
    ダクトを設け、この送風ダクトの凹部の開口面をローラ
    ダイナモメータ側端面に対向させ、その凹部の底部に凹
    部と連通される通風ダクトを突設させ、この通風ダクト
    に冷却ファンの送風口を連結させたことを特徴とするロ
    ーラダイナモメータにおける冷却装置。
JP11301689U 1989-08-31 1989-09-27 ローラダイナモメータにおける冷却装置 Expired - Lifetime JPH0645871Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11301689U JPH0645871Y2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 ローラダイナモメータにおける冷却装置
EP90116521A EP0424636B1 (en) 1989-08-31 1990-08-28 Dynamometer test bench
DE69023313T DE69023313T2 (de) 1989-08-31 1990-08-28 Prüfstand mit Dynamometer.
KR1019900013483A KR960014010B1 (ko) 1989-08-31 1990-08-30 동력계
US07/575,235 US5063773A (en) 1989-08-31 1990-08-30 Dynamometer

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11301689U JPH0645871Y2 (ja) 1989-09-27 1989-09-27 ローラダイナモメータにおける冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0351345U JPH0351345U (ja) 1991-05-20
JPH0645871Y2 true JPH0645871Y2 (ja) 1994-11-24

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JP11301689U Expired - Lifetime JPH0645871Y2 (ja) 1989-08-31 1989-09-27 ローラダイナモメータにおける冷却装置

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JPH0351345U (ja) 1991-05-20

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