JP2748585B2 - ローラダイナモメータ - Google Patents

ローラダイナモメータ

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JP2748585B2
JP2748585B2 JP1225528A JP22552889A JP2748585B2 JP 2748585 B2 JP2748585 B2 JP 2748585B2 JP 1225528 A JP1225528 A JP 1225528A JP 22552889 A JP22552889 A JP 22552889A JP 2748585 B2 JP2748585 B2 JP 2748585B2
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定男 藤森
晃 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 この発明は車両の試験を行うシャシーダイナモメータ
に係り、特にローラ内部にダイナモメータを収納したロ
ーラダイナモに関するものである。
B.発明の概要 この発明はローラダイナモメータにおいて、ローラ内
部に収納されたダイナモメータの回転子鉄心とローラと
を軸方向に2分割したパイプからなる結合部材で連結さ
せたことにより、2分割したパイプからなる結合部材を
設けたので、冷却表面積が大きくなり回転子鉄心の熱を
ローラに伝達させることがないようにしたものである。
C.従来の技術 自動車の性能試験(走行抵抗,登降板,車重など)に
使用されるシャシーダイナモメータは実路上での走行に
相当する実験を室内で再現性よく、容易に実施できるか
ら、排ガス特性や、燃料消費特性の試験などに広く利用
されている。しかし、その利用にあたっては入力,駆動
のねじれ力の設定をはじめ、管理しなければならない事
項が多く、従ってこの管理が不適当であると満足なシミ
ュレーションができない。この要因の一つに回転ねじれ
力制御がある。この制御には従来、直流機(DCダイナモ
メータ)とローラとを連結して使用する手段をとってい
た。
D.発明が解決しようとする課題 上記制御に直流機を使用するため、ブラシや整流子の
関係から火花を発生する危険があるとともに、構造が複
雑で保守が面倒である。またブラシ粉も発生したりして
不具合であり、さらに防爆上も好ましくない問題があ
る。この他、直流機とローラとを連結する関係上設置ス
ペースが大きくなる問題もある。これに加えて直流機の
冷却ファン騒音が大きく、ローラ室と直流機室とを別々
にするため設置スペースを小さくするのはむずかしかっ
た。
これらの問題を解決するために特公昭61−33457号に
記載のローラダイナモメータが開発された。このローラ
ダイナモメータは据付面積の縮小化を図るようにしたも
のであるが、単にローラ内にダイナモメータを収納した
だけであるから、回転子の回転をローラに伝達するため
に歯車機構を設けなくてはならない。このため、ローラ
内部の機構が複雑化する新たな問題が発生する。
そこで、ローラ内部に収納したダイナモメータの固定
子鉄心と回転子鉄心との配置を逆にし、回転子鉄心を外
側に、固定子鉄心を内側に形成して回転子鉄心を直接ロ
ーラの内周面に取り付ける手段がとられるものが開発さ
れるようになってきた。このようにローラの内周面にロ
ーラを直接取り付けると、回転子鉄心に発生した熱がロ
ーラに伝達されてローラが加熱される。この熱のため試
験車両のタイヤ性能に悪影響を与えるおそれがある。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、回転
子鉄心に発生した熱をローラに伝えにくいように形成し
たローラダイナモメータを提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 この発明は試験車両の駆動輪が載置されるローラ内部
にダイナモメータを収納したシャシーダイナモメータに
おいて、 ローラ内部に収納されたダイナモメータの回転子鉄心
をローラ内周面に軸方向に2分割したパイプからなる結
合部材を介して取り付けるとともに、その回転子鉄心の
内部に固定子鉄心を配設し、固定子鉄心はローラ内部に
設けられた揺動軸受で支持され、ローラと回転子鉄心は
ローラの外部に設けられた回転軸受で支持したことを特
徴とするものである。
F.作用 ダイナモメータの回転子鉄心をローラの内周面に取り
付ける際、軸方向に2分割したパイプからなる結合部材
を複数個ローラ内周面に用いた。この結合部材はパイプ
を軸方向に2分割した形状になっているため、表面積を
広くとれるので、放熱が良好になって、回転子鉄心で発
生した熱はローラに伝達されなくなる。
G.実施例 以下この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はロードローラとフリーローラからなる所謂ツ
インローラシャシーダイナモメータの一実施例を示す平
面図で、この第1図において、11a,11bはロードロー
ラ、12a,12bはフリーローラである。試験車両の車輪は
ロードローラ11aとフリーローラ12aおよびロードローラ
11bとフリーローラ12bの間に載置される。ロードローラ
11a,11bとフリーローラ12a,12bは軸13と14で連結され
る。なお、15,16はカップリング、17はブレーキ、18は
クラッチである。
ロードローラ11aはローラ本体19と、このローラ本体1
9の内部に収納されたローラダイナモメータ本体20から
構成されている。ローラダイナモメータ本体20は中央部
に固定子鉄心21を設け、この固定子鉄心21の外周に回転
子鉄心22を配設した構成になっている。回転子鉄心22は
詳細を第2図および第3図に示すように、軸方向に2分
割したパイプからなる結合部材23を用いてローラ本体19
の内周面に固着される。固定子鉄心21はローラ本体19の
内部に設けられた揺動軸受24,25に支承される。26,27は
回転軸受で、この回転軸受26,27はローラ本体19を支承
するものである。前記固定子鉄心21に連結された揺動軸
28はローラ本体19から突出され、その端部にはアーム29
を介してロードセル30が設けられる。アーム29はテコ機
構31を介して重錘32に取り付けられる。
なお、第1図において、33は冷却ファン、34a,34bは
車両脱出用中間リフト、21aは固定子コイル、22aは回転
子コイルである。
第2図および第3図はロードローラ11aの拡大断面図
および第2図のA−A線断面図で、両図において、ロー
ラ本体19と回転子鉄心22は前記したように軸方向に2分
割したパイプからなる複数個の結合部材23で固着され
る。この結合部材23は第3図に示すように2分割された
パイプの弧の部分にローラ本体19の内周面を固着し、パ
イプを断面した部分に回転子鉄心22を固着するように構
成される。第3図に示すように結合部材23をローラ本体
19と回転子鉄心22の間に8個設けることにより、ローラ
本体19と回転子鉄心22との間に冷却風の通る隙間ができ
るため、回転子鉄心22からの放熱がローラ本体19に伝わ
らなくなる。また、ローラ本体19と回転子鉄心22は2分
割したパイプからなる結合部材23で連結したので、冷却
風が結合部材23の内部も通ってそれを冷却するため、回
転子鉄心22からの熱が結合部材23を伝わってローラ本体
19に伝熱されるのが極めて少なくなる。このため、ロー
ラ本体19は加熱されることはなくなり、試験車両のタイ
ヤ性能に悪影響を及ぼすことがなくなる。
なお、この発明の実施例のローラ本体と従来のローラ
本体の径が同一であれば、回転子鉄心を回転させた方
が、固定子鉄心を回転させる場合よりトルクの発生する
直径を大きくできる。
H.発明の効果 以上述べたように、この発明によれば、ローラ内部に
収納されたダイナモメータの回転子鉄心とローラとを軸
方向に2分割したパイプからなる結合部材で連結させた
ことにより、 結合部材に当たる冷却風の表面積が大きくなるととも
に、ローラと回転子鉄心との間にも冷却風が通過するた
めに、回転子鉄心から放熱によってもローラは加熱され
ることがなくなる利点があり、車両の試験を良好に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すもので一部を破断し
た平面図、第2図は第1図の実施例の要部を抽出して示
す拡大断面図、第3図は第2図のA−A線断面図であ
る。 11a,11b……ロードローラ、12a,12b……フリーローラ、
19……ローラ本体、20……ローラダイナモメータ本体、
21……固定子鉄心、 22……回転子鉄心、23……結合部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試験車両の駆動輪が載置されるローラ内部
    にダイナモメータを収納したシャシーダイナモメータに
    おいて、 ローラ内部に収納されたダイナモメータの回転子鉄心を
    ローラ内周面に軸方向に2分割したパイプからなる結合
    部材を介して取り付けるとともに、その回転子鉄心の内
    部に固定子鉄心を配設し、固定子鉄心はローラ内部に設
    けられた揺動軸受で支持され、ローラと回転子鉄心はロ
    ーラの外部に設けられた回転軸受で支持したことを特徴
    とするローラダイナモメータ。
JP1225528A 1989-08-31 1989-08-31 ローラダイナモメータ Expired - Fee Related JP2748585B2 (ja)

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EP90116521A EP0424636B1 (en) 1989-08-31 1990-08-28 Dynamometer test bench
DE69023313T DE69023313T2 (de) 1989-08-31 1990-08-28 Prüfstand mit Dynamometer.
KR1019900013483A KR960014010B1 (ko) 1989-08-31 1990-08-30 동력계
US07/575,235 US5063773A (en) 1989-08-31 1990-08-30 Dynamometer

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JP5207694B2 (ja) 2007-09-20 2013-06-12 日本ゴア株式会社 延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルム積層ガスケットシート及びこのガスケットシートから構成されるガスケット

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