JPS5936390Y2 - マニピユレ−タ等における腕部の冷却構造 - Google Patents

マニピユレ−タ等における腕部の冷却構造

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JPS5936390Y2
JPS5936390Y2 JP9773779U JP9773779U JPS5936390Y2 JP S5936390 Y2 JPS5936390 Y2 JP S5936390Y2 JP 9773779 U JP9773779 U JP 9773779U JP 9773779 U JP9773779 U JP 9773779U JP S5936390 Y2 JPS5936390 Y2 JP S5936390Y2
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JP
Japan
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drive device
cooling
joint
arm
cooling air
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Application number
JP9773779U
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JPS5615686U (ja
Inventor
征二 川合
陸雄 林
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、マニピュレータ等における腕部の冷却構造
に関するものであり、さらに詳細には、腕部に複数の関
節部を備えて構成したマニピュレータ等における腕部の
冷却構造に関するものである。
複数の関節部により構成した腕を有するマニピュレータ
やロボット等においては、その関節部を各々遠隔的に回
動操作あるいは折曲げ操作するために、関節部の内部に
駆動装置を内蔵する構成が採用されている。
この種のマニピュレータ等における腕部は、関節部に内
蔵した駆動装置の駆動時における発熱により熱され、高
温になるために適宜な冷却をすることが要求される。
この腕部の冷却方式としては、従来、腕の外部に冷却用
のブーツや袋等を装着して、これらブーツや袋と腕部と
の間に形成される通風部に冷却風を通風して冷却をして
いた。
しかしながら、この構成の場合には、腕の外部に別体の
ブーツや袋等を取り付けるために、必然的に大きな構成
となり、腕部のコンパクト化が妨げられていた。
また、有効な冷却通風ができないために、駆動装置の容
量を過大に大きくしなければならず、きわめて不経済で
あった。
この考案は、上記従来の問題に鑑みなされたものであっ
て、マニピュレータ等の腕部内に内蔵された駆動装置を
直接的に有効に冷却することにより、冷却効率をきわめ
て向上させるとともに、コンパクト化を図ることができ
るようにしたマニピュレータ等における腕部の冷却構造
を提供しようとするものである。
以下、図面を用いてこの考案の実施例について詳細に説
明する。
第1図において総括的に1で示すのは、架台2に装着し
て設けたマニピュレータで、図において示すごとく複数
の関節部3. 4. 5により腕部6を構成するととも
に、この腕部6を基台部7に装着して構成して設けであ
る。
腕部6の先端部には、作業物を把持等するための指部8
が装着して設けである。
9で示すのは、冷却装置(図示省略)と連通して設けた
接続ダクトで、基台部7内に設けた冷却風通路(図示省
略)と連通して設けであるとともに、後述するごとく、
腕部6に設けた冷却風通路と連通して設けである。
前記関節部3. 4. 5は、それぞれ回動自在あるい
は折曲げ自在に構成して設けてあり、その内部構造は、
例えば第2図において示すごとく構成して設けである。
すなわち、図において10で示すのは、関節部3を回動
駆動するための駆動装置で、必要に応じて適宜な減速装
置と連動連結して設けであるとともに、出力軸部11の
軸心部には回転検出器12が取り付けである。
関節部3は、ボルトのごとき締結具13.13を介して
出力軸部11に固定して設けてあり、基台部7と連結し
た固定部14に対して回動自在になっている。
この関節部3と出力軸部11との固定部における関節部
3の内周面には、出力軸部11を取り付けるための取付
台15が内方に突出して設けてあり、この取付台15は
、例えば第3図において示すごとく、広い空間部16を
保持して内周面の一部に適宜長さく幅)に形成して設け
である。
また、駆動装置10を取り付けるために固定部14の内
周面に設けた取付台17は、例えば第4図において示す
ごとく、適宜な空間部18、18.・・・を保持して適
宜幅に形成して複数個設けである。
なお、19で示すのは軸受、20で示すのは配線用ダク
トである。
21で示すのは、関節部4を折り曲げ作動させるための
駆動装置で、回動作動させるための駆動装置10と直交
させて配設して設けである。
駆動装置21は、必要に応じて適宜な減速装置と連動連
結して設けてあり、出力軸部22の軸心部には回転検出
器23が取り付けである。
関節部4は、ボルトのごとき締結具24.24を介して
出力軸部22に固定して設けてあり、関節部3に対して
折り曲げ自在になっている。
すなわち、駆動装置21は第3図において示すごとく、
関節部3に固定して設けであるとともに、出力軸部22
に関節部4が固定して設けであることにより、関節部3
に対して関節部4が折り曲げ自在になっているのである
駆動装置21を固定する取付台25は、前述の駆動装置
10の取付台17と同様に適宜な空間部を保持して構成
してあり、取付台17と略同−の構成になっているので
、その説明を省略する。
出力軸22を取り付けるために関節部4の内周面に突出
して設けた取付台26は、例えば゛第5図、第6図にお
いて示すごとく、内周面360°に対して適宜角θ°に
形成して設けである。
したがって、駆動装置21を取り付けた状態においても
、駆動装置21と関節部4の内周面との間には、360
°−θ°だけの空間部27が形成されることになる。
この空間部27は、締結具24取付部以外の取付台26
に凹溝を設けることにより、より大きくすることができ
る。
28で示すのは関節部5を回動作動させるための駆動装
置で、駆動装置10と略同−の構成になっている。
すなわち、駆動装置28は、ボルトのごとき締結具29
.29を介して関節部4に固定して設けであるとともに
、出力軸部30には、関節部5が固定して設けてあり、
関節部5が関節部4に対して回動作動することができる
ようになっている。
駆動装置28は、関節部4の内周面部に設けた取付台3
1に固定して設けてあり、取付台31は、前述の取付台
17と同様に適宜な空間部38を保持して設けである。
また、出力軸部30と関節部5とを固定するために関節
部5の内周部に設けた取付台32は、前述の取付台15
と略同−の構成にしである。
なお、33で示すのは回転検出器である。
以上のごとき構成によれば、固定部14内の冷却通路3
4は空間部18と連通し、この空間部18は関節部3の
冷却通路35、駆動装置21の取付台25部の空間部3
6、および空間部27を経て関節部4に設けた冷却通路
37と連通ずる。
また、冷却通路37は、取付台31の空間部38、取付
台32の空間部39を経て関節部5に設けた冷却通路4
0と連通していることになる。
すなわち、空間部16.18.27゜36、38.39
は冷却風通路の役目をするのである。
関節部3. 4. 5のそれぞれの連接部には、適宜な
バッキング部材41.42.43が介装される。
したがって、接続ダクト9から吹き込まれる冷却風は、
上記した各冷却通路および空間部を経て直接的に各駆動
装置10.21.28を冷却することになり、冷却効率
をきわめて向上することができるとともに、従来のよう
な冷却用ブーツや袋が一切不用となるのでマニピュレー
タ1の小形化、軽量化を図ることができる。
特に、マニピュレータ1を原子力分野に使用する際には
、マニピュレータ1内が冷却風の風圧のために外部より
も高圧になるので、塵埃が入り込むことがなく、したが
って、マニピュレータ1の分解や保守等に際しての除洗
が容易となる。
また、ブーツや袋を備えた従来の構成に比してシンプル
な構成であるので、回動作動や折り曲げ作動の作業性が
良好となる等の著効がある。
なお、関節部の数については必要に応じて増減すること
ができるものであるが、いづれの数の場合においても回
動、折曲げ関節の組合せによるときは、この考案の冷却
構造が適用できることはもちろんである。
その他、この考案の作用、効果を逸脱することなくこの
考案の構成に変更を加えたものも、この考案に属するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るヤニピュレータの全体説明図
、第2図はこの考案に係る冷却構造の断面説明図、第3
図はこの考案の要部の側断面説明図、第4図はこの考案
の要部の正断面説明図、第5図、第6図はそれぞれこの
考案の要部の平面説明図、側断面説明図で゛ある。 3、 4. 5・・・・・・関節部、10.21.28
・・・・・・駆動装置、17.25.31・・・・・・
取付台、18.36.38・・・・・・冷却風通路(空
間部)、11.22.30・・・・・・出力軸部、15
゜26、32・・・・・・取付台、16.27.39・
・・・・・冷却風通路(空間部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の関節部3. 4. 5を連接して腕部を構成して
    設けるとともに、前記関節部3. 4. 5内に各関節
    部を回動、折曲げ作動させるための駆動装置10.21
    .28を装着してなるマニピュレータ等における腕部の
    冷却構造にして、前記駆動装置10゜21.28を取り
    付けるための各取付台17.25.31に、冷却風用通
    路18.36.38を適宜大きさに形成して設けるとと
    もに、前記各駆動装置10.21.28における出力軸
    部11.22.30と被作動側関節部とを取付けるため
    の取付台15.26.32に適宜大きさの冷却風通路1
    6.27.39を設け、前記各冷却風通路を適宜な冷却
    装置と連通して設けたことを特徴とする・マニピュレー
    タ等における腕部の冷却構造。
JP9773779U 1979-07-16 1979-07-16 マニピユレ−タ等における腕部の冷却構造 Expired JPS5936390Y2 (ja)

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JPS5615686U JPS5615686U (ja) 1981-02-10
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