JPH0629514Y2 - 電動機直結ブロワ - Google Patents

電動機直結ブロワ

Info

Publication number
JPH0629514Y2
JPH0629514Y2 JP8573988U JP8573988U JPH0629514Y2 JP H0629514 Y2 JPH0629514 Y2 JP H0629514Y2 JP 8573988 U JP8573988 U JP 8573988U JP 8573988 U JP8573988 U JP 8573988U JP H0629514 Y2 JPH0629514 Y2 JP H0629514Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
electric motor
blower
main shaft
impeller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8573988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0213198U (ja
Inventor
淳一 中島
直治 飯窪
泰 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP8573988U priority Critical patent/JPH0629514Y2/ja
Publication of JPH0213198U publication Critical patent/JPH0213198U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0629514Y2 publication Critical patent/JPH0629514Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電動機直結ブロワに関し、更に詳細には、超
高速で回転する電動機に直結するブロワ側に適用される
軸受に関する。しかしながら、本考案は、これに限らず
電動機直結支持型のファン、コンプレッサやポンプ、並
びに発電機直結支持型のラジアルタービンやエキスパン
ダ等にも適用できるものである。
従来の技術 このように従来の電動機直結ブロワの軸受について第4
及び5図に基づいて説明すると、図中01は電動機、02は
電動機内の一組の軸受、03は主軸、04はブロワ、05はイ
ンペラ及び06は吸入管であって、この電動機01及びブロ
ワ04は、他の単段増速ブロワ(図示せず)と異なり、そ
れらの間に増速歯車や軸継手等の装置・部品がなく、電
動機01自体が約1万rpm前後の超高速で回転し、その電
動機01の一組の軸受02で支持される主軸03に直接ブロワ
04のケーシング07内に収納されたインペラ05が取付けら
れたものである。
この場合、第4図に示すように、ブロワ04の構造におい
ては、吸入管06に連通するインペラ05吸入側に主軸03が
特に設けられていないブロワ04と、他方、前者の改良型
として第5図に示すように、インペラ05吸入側に主軸03
を貫通させて、その軸端部分が吸入管06内にステイ(案
内板)08を介して固定された略流線形の軸受カバー09で
支持されるブロワ04とに大別される。殊に後者(第5図
参照)の主軸03軸端部分と軸受カバー09との支持関係に
おいて、その内部にはスラスト軸受やラジアル軸受等の
軸受010を介在させている。
そして、前者(第4図参照)のブロワ04では、云うまで
もなくインペラ05を電動機01側の軸受02だけで支持して
いるのに対し、後者のブロワ04ではインペラ05を電動機
01側の各軸受02と共に、前記インペラ05吸入側の軸受01
0の3点で支持している。
考案が解決しようとする課題 以上述べた従来の2つの電動機直結ブロワの軸受は、し
かし、次のような問題があった。
まず前者のブロワ04においては、電動機01の主軸03に単
にインペラ05を直結支持させているだけであり、この状
態では重量の大きいインペラ05を片持ちで支持すること
となるため、電動機01の高速回転時には振動特性が不良
となり、インペラ05を正常に回転させることができない
場合がある。
次に後者のブロワ04においては、インペラ05吸入側にま
で主軸03を延設し、その端部部分を軸受010を介在させ
てインペラ05を軸受カバー09にて支持することにより、
前者のブロワ04の欠点である制振性を高めたものであ
る。
従って、運転性能については後者が評価される所である
が、しかしながら、一般的に電動機01側の一組の軸受02
と前記軸受010との3個の軸受における芯出しの精度を
得ることはかなり難しい。
更に後者の場合、主軸03軸端部分と軸受カバ09との支持
構造が、例えば図には示していないスリーブ(ラジアル
軸受)やスラストカラー(スラスト軸受)等に阻まれ
て、軸受カバ09から主軸03を軸線方向に簡単には抜き出
せない複雑な構造となっているため、この部分をひとた
び組付けた後は、ブロワ04の点検等における分解作業が
繁雑となっている。
課題を解決するための手段 本考案は、このような従来技術の課題を解決するため
に、高速回転する電動機の主軸に直接インペラを取付
け、該インペラ吸入側に主軸を貫通させ、その軸端部分
を吸入管内に固定した軸受カバー内の軸受で支持するよ
うにした電動機直結ブロワにおいて、前記軸受を前記主
軸の軸端部分に取付けると共に前記軸受カバー内に軸線
方向抜き出し方向に嵌入したものである。
作用 上記の手段によれば、主軸の軸端部分に取付けた軸受を
軸受カバー内に軸線方向抜き出し可能に嵌入しているの
で、主軸それ故電動機及びインペラを軸線方向に抜き出
すことができる。
実施例 以下第1〜3図を参照して、本考案の実施例について詳
述する。なお、これらの図において第4及び5図に示し
たものと同一の部分には同一の符号を付して、その詳細
な説明は省略する。
しかして、第1図に示すように、前述の如くインペラ5
吸入側に主軸3の軸端部分を有するブロワ4(第5図参
照)において、その主軸3の軸端部分には、先端が円す
い形に形成された段部からなる円すい状軸受10が設けら
れている。
そして、この円すい状軸受10に対応して、その挿入可能
なように内奥が円すい形に穿設された軸受カバー10が吸
入管6にステイ08を介して設けられている。
この場合、円すい状軸受10(主軸3の軸端部分)と軸受
カバー9との支持関係において、従来の如きスラスト軸
受やラジアル軸受(図示せず)は介在されず、単に円す
い状軸受10が軸受カバー10に軸線方向に向けて嵌合可能
とされるにすぎない。
ただし、円すい状軸受10と軸受カバー9との当接面は、
当然のことながら面接触するため、好適にはこれらの間
隙部に、例えば固体潤滑材やセラミックス材が嵌入され
ることが望ましい。また、インペラ5が軽量の場合等許
容範囲内では、吸入管6流れる空気等の作動流体の冷却
効果が得られるのであれば前記各潤滑材を省略しても良
い。
また、本考案による他の実施例として、第2図に示す如
く主軸3の軸端部分には段付き溝が形成され、既存のラ
ジアル軸受11は段付き溝側つまり主軸3の軸端部分だけ
に固定され、ラジアル軸受11の外輪と軸受カバー9側と
は縁切り(フリーと)されている。
さらに、軸受カバー9のインペラ5側に設けられる開口
部の大きさは、前記外輪の外径以上とされる。
以上のような構成により、まず前者の実施例(第1図参
照)において、円すい状軸受10の先端は円すい形、かつ
段部は円筒状とされ、従ってこの軸受10を阻み、或いは
干渉する部品が軸受カバー9との間に介入することがな
い。
このため、軸受カバー9内部にはスムーズにかつ、密接
して挿入することができるだけでなく、第3図に示す如
く従来より一般的に困難とされていた電動機1及びイン
ペラ5を主軸3を介して軸線方向に抜き出し作業を容易
に図ることが可能である。
次に後者の他の実施例(第2図参照)においても前者の
場合とほぼ同様に、ラジアル軸受11が主軸3の軸端部分
の段付溝に固着され、他方その外輪が軸受カバー9とフ
リーの状態にあることより、やはり電動機1及びインペ
ラ5の軸線方向への抜き出し作業を容易に行うことがで
きる。
なお、本考案によれば、後者の実施例のラジアル軸受だ
けに限定されるものではなく、その他スラスト軸受やダ
ンパ形状、若しくはこれらの組合せ(ハイブリッド型も
含む)の軸受が採用されても、もちろん良い。
考案の効果 以上詳述したように、本考案によれば、電動機に直結さ
せるべきインペラの重量が大きく運転中に振動が発生し
た場合、従来のブロワの軸受(第5図参照)と同様主軸
の軸端部分に取付けた軸線方向に抜き出し可能な軸受、
例えば円すい状軸受又は外輪側のフリーなラジアル軸受
を、軸受カバーに密接して挿入させることができるた
め、電動機側の一組の軸受と共に、インペラを連続的に
支持して振動の振巾が過大となるのを防ぐことができ
る。
また、ブロワ内の点検等の分解作業時に軸受カバーから
主軸の軸端部分がワンタッチで抜き出せることから、そ
の作業工程を低減させつつ簡単かつ確実に行うことがで
き、分解作業の能率を高めることが可能となる。
しかも、第5図に示した軸受の如く軸受が3点とも固定
支持されるのではなく、以上の如き主軸の軸端部分に取
付けた軸線方向に抜き出し可能な軸受、例えば円すい状
軸受又はラジアル軸受においては、電動機の軸受は固定
支持されているものの軸受カバーを介して移動できるた
め、よって相対する軸受間の調芯(芯出し)を容易にか
つ確実に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電動機直結ブロワの軸受の一例を
示し、(a)はその概略構造断面図、(b)は(a)図のB−B
線断面図、第2図はその他の実施例を示す概略構造断面
図、第3図は電動機及びインペラを主軸で介して軸受カ
バーから抜き出した状態を示す概略構造断面図、第4図
は従来の電動機直結ブロワを示す概略構造断面図、第5
図はその他の従来例を示す概略構造断面図である。 1……電動機、3…主軸、4……ブロワ、5……インペ
ラ、6………吸入管、9……軸受カバー、10……円すい
状軸受、11……ラジアル軸受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速回転する電動機の主軸に直接インペラ
    を取付け、該インペラ吸入側に主軸を貫通させ、その軸
    端部分を吸入管内に固定した軸受カバー内の軸受で支持
    するようにした電動機直結ブロワにおいて、前記軸受を
    前記主軸の軸端部分に取付けると共に前記軸受カバー内
    に軸線方向抜き出し可能に嵌入したことを特徴とする電
    動機直結ブロワ。
JP8573988U 1988-06-30 1988-06-30 電動機直結ブロワ Expired - Lifetime JPH0629514Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8573988U JPH0629514Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 電動機直結ブロワ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8573988U JPH0629514Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 電動機直結ブロワ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0213198U JPH0213198U (ja) 1990-01-26
JPH0629514Y2 true JPH0629514Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31310390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8573988U Expired - Lifetime JPH0629514Y2 (ja) 1988-06-30 1988-06-30 電動機直結ブロワ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0629514Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105003302B (zh) * 2014-04-18 2017-04-12 松下知识产权经营株式会社 涡轮机
JP6512553B2 (ja) * 2015-07-17 2019-05-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 ターボ機械

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0213198U (ja) 1990-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE24810E (en) Turbine driven multi-stage blower or pump
WO2007141969A1 (ja) 電動過給機
JP4407780B2 (ja) 過給機の軸受構造
US4684319A (en) Turbocharger with variable nozzle mechanism
JPH0629514Y2 (ja) 電動機直結ブロワ
US3071691A (en) Shaft support
JPH0645700Y2 (ja) 磁気軸受スピンドル
US3932055A (en) Vacuum turbine for a drill
JPS58180831A (ja) ガス軸受構造
JPS6281956A (ja) ブラシレス同期機
JP3089806B2 (ja) ガスタービン設備
JPH0218241Y2 (ja)
JPH0431136Y2 (ja)
US4671734A (en) Dual turbine drive
JP3421175B2 (ja) 流体機械
CN215804840U (zh) 一种用于燃气轮机的磁悬浮外转子启发一体电机
JPS6325883Y2 (ja)
JPS63156432U (ja)
JPH0811997B2 (ja) 回転流体機械
JPS603993Y2 (ja) 横軸形渦巻水力機械
JPH03863Y2 (ja)
JPH0444879Y2 (ja)
JP2579416Y2 (ja) エアスピンドル
JPH0613370U (ja) 高速回転電機の冷却装置
JPH037522Y2 (ja)