JPH0622624U - 空冷軸受構造 - Google Patents

空冷軸受構造

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JPH0622624U
JPH0622624U JP3503892U JP3503892U JPH0622624U JP H0622624 U JPH0622624 U JP H0622624U JP 3503892 U JP3503892 U JP 3503892U JP 3503892 U JP3503892 U JP 3503892U JP H0622624 U JPH0622624 U JP H0622624U
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JP
Japan
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air
cooling
bearing frame
cooled
shaft
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Application number
JP3503892U
Other languages
English (en)
Inventor
俊宣 荒岡
Original Assignee
株式会社東洋電機工業所
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Publication date
Application filed by 株式会社東洋電機工業所 filed Critical 株式会社東洋電機工業所
Priority to JP3503892U priority Critical patent/JPH0622624U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸を支承するための軸受の冷却に効果的
に用いることができる空冷軸受構造である。 【構成】 前端を被回転体に連結した回転軸を筒状の軸
受フレームによって回転自在に支持し、同軸受フレーム
の外周面に、軸線方向に伸延する複数の空冷フィンを、
円周方向に間隔を開けて突設し、かつ、回転軸の後端側
に、空冷フィンに向けて冷却用空気を送出可能な冷却用
ファンを配設している。従って、空冷フィンを介して軸
受フレームを効果的に冷却することができ、軸受フレー
ム内の潤滑剤等が高熱によって、その潤滑機能を損なう
のを効果的に防止することができ、軸受フレームは回転
軸を常時円滑に支承することができることになる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転軸を支承するための軸受の冷却に効果的に用いることができる 空冷軸受構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ターボファン等の大型の被回転体を駆動するに際しては、被回転体を直 接回転モータに連結することなく、所望の回転軸を介して被回転体と回転モータ とを連結しており、同出力軸を軸受構造によって支承している。
【0003】 また、かかる軸受構造は、回転軸の円滑な回転を確保するため、潤滑剤を注入 している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、かかる軸受構造は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。
【0005】 即ち、被回転体が重負荷物である場合の運転、いわゆる重負荷運転等において は、軸受フレームの内部に高熱を発生し、同熱が潤滑剤の機能を破損し、そのた め、回転軸の円滑な回転を確保することができなかった。
【0006】 本考案は、上記した問題点を解決することができる空冷軸受構造を提供するこ とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前端を被回転体に連結した回転軸を筒状の軸受フレームによって回 転自在に支持し、同軸受フレームの外周面に、軸線方向に伸延する複数の空冷フ ィンを、円周方向に間隔を開けて突設し、かつ、回転軸の後端側に、空冷フィン に向けて冷却用空気を送出可能な冷却用ファンを配設したことを特徴とする空冷 軸受構造にかかるものである。
【0008】 本考案は、また、上記構成において、回転軸の後端を、軸受フレームの後方に 同軸的に配設した全閉外扇型回転モータの出力軸と連結し、同全閉外扇型回転モ ータの外部冷却ファンを、冷却用ファンとして用いるようにした構成、及び、回 転軸の後端に冷却用ファンを取付けた構成にも特徴を有する。
【0009】
【実施例】
以下本考案を添付図に示す実施例に基づいて詳説する。
【0010】 (実施例1) 図1〜図3に本考案に係る空冷軸受構造Aの全体構成を示しており、まず、被 回転体としてのポンプ10は、そのケーシング11内にインペラ12を回転自在に配設 しており、同インペラ12はインペラ取付軸13の先端に固着されている。
【0011】 ポンプ10の後方には、同軸的に、筒状の軸受フレーム14が配設されており、そ の内部に潤滑剤等を介して回転軸15を回転自在に支承している。また、同軸受フ レーム14の外周面には、軸線方向に伸延する複数の細長い偏平板状の空冷フィン 16を、円周方向に間隔を開けて放射状に突設している。
【0012】 一方、軸受フレーム14で支持する回転軸15は、その前端をインペラ取付軸13に 連結している。なお、回転軸15はインペラ取付軸13と一体物として形成すること もできる。
【0013】 また、軸受フレーム14の後方には、同軸的に、全閉外扇型回転モータ17が配設 されており、同モータ17の出力軸18は、軸継手19によって、回転軸15の後端に連 結されている。
【0014】 さらに、全閉外扇型回転モータ17は、そのモータケーシング17a の外周面に、 軸線方向に伸延する複数の細長い偏平板状の空冷フィン20を、円周方向に間隔を 開けて放射状に突設するとともに、その後端に、冷却用ファンとして機能する外 部冷却ファン21を取付けており、同外部冷却ファン21は、同モータ17とともに一 体的に回転し、前方向に冷却用空気を送風することができる。
【0015】 なお、図1において、軸受フレーム14と全閉外扇型回転モータ17とは共通ベー ス22上に載置されている。
【0016】 ついで、上記構成を有する空冷軸受構造Aの作動について説明する。
【0017】 いま、全閉外扇型回転モータ17を作動すると、出力軸18、回転軸15、インペラ 取付軸13を介して、同モータ17の回転力がインペラ12に伝達され、インペラ12が 回転し、ポンプ10は所定の吸引作業を行うことになる。
【0018】 ところで、インペラ12に重負荷がかかった場合等、軸受フレーム14内に熱が発 生することになる。
【0019】 しかし、本考案では、全閉外扇型回転モータ17の作動によって、外部冷却ファ ン21も同時に一体的に回転し、前方向に冷却用空気を送風することができる。そ して、この冷却用空気は、空冷フィン20を介して全閉外扇型回転モータ17を空冷 することができるのみならず、空冷フィン16を介して軸受フレーム14も効果的に 冷却することができる。
【0020】 従って、軸受フレーム14内の潤滑剤等が高熱によって、その潤滑機能を損なう のを効果的に防止することができ、軸受フレーム14は回転軸15を円滑に支承する ことができる。
【0021】 (実施例2) 本実施例は、図4に示すように、軸受フレーム14に回転自在に支承した回転軸 15の後端に直接冷却用ファン23を取付けた構成を示す。
【0022】 この場合は、同冷却用ファン23の回転によって、上記した実施例と同様に空冷 フィン16を介して軸受フレーム14も効果的に冷却することができるとともに、回 転軸15の後端に連結する回転モータとして通常型モータを使用することができる ことになる。
【0023】
【考案の効果】
本考案では、前端を被回転体に連結した回転軸を筒状の軸受フレームによって 回転自在に支持し、同軸受フレームの外周面に、軸線方向に伸延する複数の空冷 フィンを、円周方向に間隔を開けて突設し、かつ、回転軸の後端側に、空冷フィ ンに向けて冷却用空気を送出可能な冷却用ファンを配設している。
【0024】 従って、空冷フィンを介して軸受フレームを効果的に冷却することができ、軸 受フレーム内の潤滑剤等が高熱によって、その潤滑機能を損なうのを効果的に防 止することができ、軸受フレームは回転軸を常時円滑に支承することができるこ とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1に係る空冷軸受構造の全体構
成説明図である。
【図2】図1の I-I線による矢視図である。
【図3】図1の II-II線による矢視図である。
【図4】本考案の実施例2に係る空冷軸受構造の全体構
成説明図である。
【符号の説明】
A 空冷軸受構造 14 軸受フレーム 15 回転軸 16 空冷フィン 17 全閉外扇型回転モータ 18 出力軸 21 外部冷却ファン 23 冷却用ファン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端を被回転体に連結した回転軸(15)を
    筒状の軸受フレーム(14)によって回転自在に支持し、同
    軸受フレーム(14)の外周面に、軸線方向に伸延する複数
    の空冷フィン(16)を、円周方向に間隔を開けて突設し、
    かつ、回転軸(15)の後端側に、空冷フィン(16)に向けて
    冷却用空気を送出可能な冷却用ファンを配設したことを
    特徴とする空冷軸受構造。
  2. 【請求項2】 回転軸(15)の後端を、軸受フレーム(14)
    の後方に同軸的に配設した全閉外扇型回転モータ(17)の
    出力軸(18)と連結し、同全閉外扇型回転モータ(17)の外
    部冷却ファン(21)を、冷却用ファンとして用いることを
    特徴とする請求項1記載の空冷軸受構造。
  3. 【請求項3】 回転軸(15)の後端に冷却用ファン(23)を
    取付けたことを特徴とする請求項1記載の空冷軸受構
    造。
JP3503892U 1992-05-26 1992-05-26 空冷軸受構造 Pending JPH0622624U (ja)

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JP3503892U JPH0622624U (ja) 1992-05-26 1992-05-26 空冷軸受構造

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ID=12430884

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JP (1) JPH0622624U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0985673A (ja) * 1995-09-18 1997-03-31 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボットのアーム駆動部冷却装置
CN106763232A (zh) * 2017-01-15 2017-05-31 广西凯悦新源电力科技有限公司 一种新型水轮发电机组轴承

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS489445U (ja) * 1971-06-11 1973-02-02
JPS6219051B2 (ja) * 1982-04-26 1987-04-25 Nippon Telegraph & Telephone
JPH03293950A (ja) * 1990-04-09 1991-12-25 Hitachi Ltd 軸受箱の冷却方法

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