JP2875381B2 - 複合機能を内蔵する回転機 - Google Patents

複合機能を内蔵する回転機

Info

Publication number
JP2875381B2
JP2875381B2 JP31775390A JP31775390A JP2875381B2 JP 2875381 B2 JP2875381 B2 JP 2875381B2 JP 31775390 A JP31775390 A JP 31775390A JP 31775390 A JP31775390 A JP 31775390A JP 2875381 B2 JP2875381 B2 JP 2875381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rotating machine
optional
rotating
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP31775390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04190654A (ja
Inventor
美臣 城島
健 間野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31775390A priority Critical patent/JP2875381B2/ja
Publication of JPH04190654A publication Critical patent/JPH04190654A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2875381B2 publication Critical patent/JP2875381B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は回転機の構造に係り、特にインバータによる
可変速運転への対応や制動機能を持たせた複合機能を持
つ回転機を容易に提供することができる構造に関する。
[従来の技術] 従来の装置は、実公昭60−33725号公報に記載のよう
に回転軸の反負荷側へ連結する装置は制動装置、冷却フ
ァン等があるが、それらは必要に応じて複数のオプショ
ン装置を取り付ける場合、自由な組み合わせで取り付け
ることができない構造となっていた。
[発明が解決しようとする問題] 上記従来技術は、制動装置、冷却ファン等の装置が装
着できる構造であるが、複数のオプション装置の中から
必要なものを組み合わせて装着できる構造になっていな
かった。このためオプション装置の組み合わせ毎に特殊
回転機として製作しなければならず、価格が高く、製作
期間が長くなる等の問題があった。特にインバータ駆動
用電動機等はいろいろな組み合わせの複合機能が要求さ
れ、この要求に低価格で迅速に供給することが望まれて
いた。
本案の目的は、特に上記インバータなどの可変速運転
に要求される複合機能電動機に対応することにあり、そ
の複合機能を自由に選択でき、かつ容易に装着できるよ
うにすることにある。また、使用環境への対応や回転機
の取付け方向を上、下方向自在にできることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本願発明は、負荷と連結
する回転軸と、該回転軸を軸支するブラケットと、反負
荷側に同一方向に段継ぎされた少なくとも一つの中継軸
と、前記回転軸または前記中継軸に装着されて回転駆動
されるオプション要素を備えた回転機において、前記回
転軸は、反負荷側の軸端に前記オプション要素を嵌合し
て固定する所定長さのオプション取付軸部を備え、前記
中継軸は、反負荷側の軸端に前記回転軸のオプション取
付軸部と同一径で同一長さのオプション取付軸部を備
え、且つ負荷側の軸端に前記回転軸又は他の中継軸の前
記オプション取付軸部に嵌合して固定される段継嵌合部
を備え、前記オプション要素の前記オプション取付軸部
に嵌合する嵌合部の長さは、前記オプション取付軸部の
長さより短く構成された構造であり、前記オプション取
付軸部が前記オプション要素の前記嵌合部から反負荷側
に突き出した部分に、反負荷側に隣接した前記中継軸の
前記段継嵌合部が嵌合して固定することにより、あるい
は、負荷と連結する回転軸を備えた第1回転機と、前記
回転軸を軸支してなるブラケットと、前記回転軸の反負
荷側軸端に装着されて回転駆動されるオプション要素
と、該オプション要素を覆うエンドカバーと、該エンド
カバーに取り付けられ出力軸が前記エンドカバー内で前
記第1回転機に向けられ前記第1回転機とは独立に回転
駆動される第2回転機と、前記第2回転機の出力軸に前
記エンドカバー内で取り付けられ回転駆動される他のオ
プション要素を備えた回転機において、前記第1回転機
の回転軸の反負荷側軸端には、前記オプション要素を嵌
合して固定する所定長さのオプション取付軸部を備え、
前記第2回転機の回転軸の出力軸には前記他のオプショ
ン要素を嵌合して固定する前記第1回転機のオプション
取付軸部と同一の径で同一の長さのオプション取付軸部
を備え、前記オプション取付軸部に嵌合する前記オプシ
ョン要素および前記他のオプション要素の嵌合部の長さ
は、前記各オプション取付軸部の長さより短く構成する
ことにより達成される。
[作用] 回転機の反負荷側に取付けられたオプション要素は、
中継軸を介し互いに交換可能な取付構造で取り付けられ
る。制動装置の取付は他のオプション要素(回転検出装
置や、冷却ファン等)に比べ最優先でおこなわれる。制
動装置は重量があり、また、制動トルクが回転機の回転
方向に反発作用するため、回転機自体の軸に嵌合させ
る。一方、比較的重量が軽く、ほとんどトルクを必要と
しない回転検出装置や、冷却ファン等は、制動装置があ
る場合、回転軸に連結された中継軸に固定される。これ
により強度的、複合機能的に多様に対応できる。
[実施例] 以下、本案の一実施例を第1図により説明する。負荷
と連結する回転軸2とその回転軸2を軸支してなるブラ
ケット3を有する回転機1において、前記ブラケット3
に制動機用電磁石4と、可動板5、摩擦板6、固定板
7、制動バネ8から構成される制動装置が、ブラケット
3の段差部3aを利用して固定されている。また、前記回
転軸2の端部には、その軸長よりも短い制動機用カラー
9が嵌合され、摩擦板6は、カラー9に対し軸方向には
摺動可能であるが、回転方向には摺動しない構造として
いる。カラー9より突き出している回転軸2aには、第1
中継軸11が嵌合され固定されており、これら制動装置部
がカバー10で覆われている。前記第1中継軸11には自冷
式ファン12が嵌合され回転機1を冷却する。自冷式ファ
ンのボスより突き出している11aには、第2中継軸14が
勘合され、これら制動装置部、冷却装置部の全体をカバ
ー13で覆っている。第2中継軸14の軸端には、回転軸2
の回転検出を行う回転検出装置15が取付けられ、カバー
13に固定されている。
本実施例によれば、一般的な回転機の構成(ハウジン
グ、ブラケット、軸、自冷ファン、エンドカバー)を容
易に複合機能を持つ回転機に対応することができる。
また、他の実施例を第2図により説明する。
回転軸2の軸端部には回転検出装置15が取付けられ、
ブラケット3に固定されている。冷却ファン12は、回転
機1とは別にファン専用の駆動用回転機17により回転さ
れ、回転機1を冷却する。尚、冷却ファン12は、回転機
17の回転軸18の軸端に嵌合され、冷却ファンのボスより
突き出している回転軸18aには、抜け止め用当板16が嵌
合され固定されている。
本実施例によっても、容易に複合機能を持つ回転機に
対応することができる。
さらに他の実施例を第3図により説明する。回転軸2
の軸端部には自冷式ファン12が嵌合され回転機1を冷却
する自冷式ファンのボスより突き出している回転軸2aに
は、第1中継軸11が嵌合され固定されており、自冷式フ
ァンがカバー13で覆われている。第1中継軸11の軸端に
は、回転軸2の回転検出を行う回転検出装置15が取り付
けられて、カバー13に固定されている。
本実施例によっても容易に複合機能を持つ回転機に対
応することができる。
また、さらに他の実施例を第4図により説明する。
制動装置部は第1図により説明したとおり、ブラケッ
ト3に固定されており、第1中継軸11には回転検出装置
15が取り付けられ、制動装置部を覆うカバー10に固定さ
れている。冷却ファン12は、回転機1とは別にファン専
用の駆動用回転機17により回転され、回転機1を冷却す
る。前記回転機17は、制動装置部、回転検出装置部の全
体を覆うカバー13に固定されている。尚、冷却ファン12
は回転機17の回転軸18の軸端に嵌合され、冷却ファンボ
スより突き出している回転軸18aには、抜け止め用軸端
当板16が嵌合され、固定されている。
本実施例によっても、中継軸を介して容易に改造する
ことができ、複合機能を自由に着脱できる効果がある。
なお以上の実施例において、回転検出装置の取り付け
形状は軸貫通形でないが、回転検出装置のさらに先まで
オプション要素を展開する場合は軸貫通形を使用すれば
よい。
またオプション要素の展開が多数になる場合は、間に
ある中継軸や、終段の中継軸を、カバー等を利用して取
り付けられたベアリングにより回転支持するようにすれ
ば回転振れに対する安定性が向上する。
このように一般的な回転機を複合機能を持たせる構造
としては下記の例が考えられる。(ブラケットから反負
荷側への展開であり、カバーは省略) 自冷ファン (一般回転機) 制動装置+自冷ファン 制動装置+自冷ファン+回転検出装置 (第1図) 自冷ファン+回転検出装置 (第3図) 他冷ファン 制動装置+他冷ファン 制動装置+回転検出装置+他冷ファン (第4図) 回転検出装置+他冷ファン (第2図) [発明の効果] 本案によれば、回転機の基本部分に、オプション要素
を交換をすることによって多機能な性能をもつ回転機に
改造することができるので次のような効果がある。
製作工程が標準モートルの一部改造レベで可能で、用
意されたオプション要素を取り付けるだけでよいため、
大幅な原価低減が図れ、さらに大幅な納期短縮が図れ
る。
回転機本体の取付け部が同一であるため、付加価値を
持った設備への対応が用意である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例で、制動装置、自冷ファ
ン、回転検出装置を取り付けた具体例を示した縦断面図
である。 第2図は本発明による一実施例で、回転検出装置と他冷
ファンを取り付けた具体例を示した縦断面図である。 第3図は本発明による一実施例で、他冷ファンと回転検
出装置を取り付けた具体例を示した縦断面図である。 第4図は本発明による一実施例で、制動装置、回転検出
装置、他冷ファンを取り付けた具体例を示した縦断面図
である。 符号の説明 1……回転機、2……回転軸、3……ブラケット、4〜
9……制動装置部、10、13……カバー、11……第1中継
軸、12……冷却ファン、14……第2中継軸、15……回転
検出装置、17……冷却ファン駆動用回転機、18……回転
軸、2a、11a、18a……回転軸(オプション要素のボスよ
り突出している部分)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 7/14 H02K 7/102

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷と連結する回転軸と、該回転軸を軸支
    するブラケットと、反負荷側に同一方向に段継ぎされた
    少なくとも一つの中継軸と、前記回転軸または前記中継
    軸に装着されて回転駆動されるオプション要素を備えた
    回転機において、 前記回転軸は、反負荷側の軸端に前記オプション要素を
    嵌合して固定する所定長さのオプション取付軸部を備
    え、 前記中継軸は、反負荷側の軸端に前記回転軸のオプショ
    ン取付軸部と同一径で同一長さのオプション取付軸部を
    備え、且つ負荷側の軸端に前記回転軸又は他の中継軸の
    前記オプション取付軸部に嵌合して固定される段継嵌合
    部を備え、 前記オプション要素の前記オプション取付軸部に嵌合す
    る嵌合部の長さは、前記オプション取付軸部の長さより
    短く構成された構造であり、 前記オプション取付軸部が前記オプション要素の前記嵌
    合部から反負荷側に突き出した部分に、反負荷側に隣接
    した前記中継軸の前記段継嵌合部が嵌合して固定される
    ことを特徴とする回転機。
  2. 【請求項2】前記オプション要素は、前記回転機側よ
    り、制動装置、自冷却ファン、回転検出装置の順序で取
    り付けられていることを特徴とする請求項1記載の回転
    機。
  3. 【請求項3】前記オプション要素は、前記回転機側よ
    り、自冷ファン、回転検出装置の順で取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の回転機。
  4. 【請求項4】負荷と連結する回転軸を備えた第1回転機
    と、前記回転軸を軸支してなるブラケットと、前記回転
    軸の反負荷側軸端に装着されて回転駆動されるオプショ
    ン要素と、該オプション要素を覆うエンドカバーと、該
    エンドカバーに取り付けられ出力軸が前記エンドカバー
    内で前記第1回転機に向けられ前記第1回転機とは独立
    に回転駆動される第2回転機と、前記第2回転機の出力
    軸に前記エンドカバー内で取り付けられ回転駆動される
    他のオプション要素を備えた回転機において、 前記第1回転機の回転軸の反負荷側軸端には、前記オプ
    ション要素を嵌合して固定する所定長さのオプション取
    付軸部を備え、 前記第2回転機の回転軸の出力軸には前記他のオプショ
    ン要素を嵌合して固定する前記第1回転機のオプション
    取付軸部と同一の径で同一の長さのオプション取付軸部
    を備え、 前記オプション取付軸部に嵌合する前記オプション要素
    および前記他のオプション要素の嵌合部の長さは、前記
    各オプション取付軸部の長さより短く構成されたことを
    特徴とする回転機。
  5. 【請求項5】前記第2回転機のオプション取付軸部に取
    り付けられたオプション要素は他冷却ファンであること
    を特徴とする請求項4記載の回転機。
  6. 【請求項6】前記第2回転機の前記オプション取付軸部
    が前記オプション要素のボスから突き出した部分に前記
    オプション要素の抜け止め用軸端当板を取り付けたこと
    を特徴とする請求項4記載の回転機。
JP31775390A 1990-11-26 1990-11-26 複合機能を内蔵する回転機 Expired - Lifetime JP2875381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31775390A JP2875381B2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 複合機能を内蔵する回転機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31775390A JP2875381B2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 複合機能を内蔵する回転機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04190654A JPH04190654A (ja) 1992-07-09
JP2875381B2 true JP2875381B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=18091656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31775390A Expired - Lifetime JP2875381B2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 複合機能を内蔵する回転機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2875381B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028811A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Hitachi Ltd ブレーキ制御装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5073352B2 (ja) * 2007-04-13 2012-11-14 東芝機械株式会社 モータユニット
JP6528563B2 (ja) * 2015-06-30 2019-06-12 工機ホールディングス株式会社 動力工具
JP6342953B2 (ja) 2016-06-17 2018-06-13 ファナック株式会社 電動機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007028811A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Hitachi Ltd ブレーキ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04190654A (ja) 1992-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI326514B (en) Motor for a series of motors
WO2004047255A3 (en) Axial flux motor assembly
JP2005081872A (ja) インホイールモータ
SE9401443D0 (sv) Zentrifugalseparator mit Schwerstanlauf
JP2875381B2 (ja) 複合機能を内蔵する回転機
JP3120974B2 (ja) ホイスト用駆動装置
EP1482625B1 (en) Ac electric machine for vehicle
EP1250536A1 (en) Gear reduction unit, and sub-assembly for such unit
JP3777726B2 (ja) 送風機
JP2002078253A (ja) 回転電機
CN111009995A (zh) 一种新型电机
CN110983732A (zh) 干衣机的驱动装置及干衣机
JP2000170806A (ja) 車両用電動ブレーキ装置
JP2002127048A (ja) 電動工具
JP2002247820A (ja) アウターロータ型モータ
KR200341510Y1 (ko) 모터
JPH0444531Y2 (ja)
US20230268793A1 (en) Motor for impact tool
JPS63257433A (ja) 回転電機の冷却フアン
JPH0121996B2 (ja)
JPH04118768U (ja) 回転電機
JPS5941462Y2 (ja) 換気扇
CN116323467A (zh) 带离合器的电动机及电动链式葫芦
JP2003129995A (ja) 電動送風機
JP2007135301A (ja) 車両用交流発電機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

EXPY Cancellation because of completion of term