JP2002078253A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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JP2002078253A
JP2002078253A JP2000258896A JP2000258896A JP2002078253A JP 2002078253 A JP2002078253 A JP 2002078253A JP 2000258896 A JP2000258896 A JP 2000258896A JP 2000258896 A JP2000258896 A JP 2000258896A JP 2002078253 A JP2002078253 A JP 2002078253A
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JP
Japan
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stator core
housing
bolt
washer
flange
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JP2000258896A
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English (en)
Inventor
Goroku Okawa
五六 大河
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/15Mounting arrangements for bearing-shields or end plates

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータコアの回動に対して、確実な拘束力
を確保すること、更には、磁気抵抗増加による出力損失
の発生、及び、ステータコアの変形による磁気騒音の増
加をも抑制することを目的とする。 【解決手段】 ステータコアを収納するハウジングとス
テータコア外周においてフランジ部あるいはワッシャに
てステータコア端部を押圧にて固定し、前記ハウジング
に締結されるボルトネジを備えるとともに、ボルトのフ
ランジ部あるいはワッシャより軟質な部材を前記ステー
タコア端部のボルトのフランジあるいはワッシャとの接
触部に備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内にス
テータコアが固定された発電機、電動機などの回転電機
にに関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転電機におけるステータコアは回転子
の回転等によって回転変移する力を受ける。このため、
ステータコアをハウジング内で回転変移しない様に固定
する必要が有り、その従来技術として、特開平9−17
2747号公報及び実開平5−15647号公報に開示
された技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平9−172
747号公報に開示される技術はボルトスタッドの円筒
部がステータコア切欠に径方向で干渉することによりボ
ルトの締付軸力を損失し、軸方向への固定力を充分に確
保できない不具合あるいはステータコアの切欠による磁
気抵抗の増加による出力低下等の不具合の恐れがある。
また、上記実開平5−15647号公報に開示される技
術はテーパピン自体に高い精度が要求され、かつテーパ
ピンを打ち込む際の管理も難しく、製造コストがアップ
する不具合を生じる。またテーパピンを打ち込むと、ス
テータコアが著しく変形し、出力が低下したり、磁気騒
音が発生するなどの不具合が発生する。さらに、テーパ
ピンは一度打ち込んでしまうと、取り外しが困難で、補
修等におけるサービス性が劣化する不具合を生じる。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、ステータコアの回動に対して、確実な拘束力を確
保することを目的とする。
【0005】また、本発明は、磁気抵抗増加による出力
損失の発生、及び、ステータコアの変形による磁気騒音
の増加をも抑制することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、固定ボルトのフランジ
部あるいはワッシャ部が締結による軸力により固定ボル
トより軟質であるステータコア端部の部材に容易に食い
込み、これが回り止めとして機能するため、ステータコ
アの回動に対して確実な拘束力を発生することができ
る。本発明では従来の様にステータコアに切欠を設ける
必要はないため磁気抵抗の増加による出力損失も発生し
ない。また、ステータコアの変形もステータコア端部の
部材の変形にて吸収されるためステータコア変形による
磁気騒音の増加も極力抑制することができる。また、固
定ボルトをハウジングに締結するのみでステータコアが
ハウジング内で回転しない様に固定できるためステータ
をハウジングに固定する作業が容易となる。逆に固定ボ
ルトをハウジングから外すだけでステータコアをハウジ
ングから取り出すことができ、部品補修も容易に行うこ
とができる。
【0007】請求項2の発明によれば、固定ボルトのフ
ランジ部あるいはワッシャ部がステータコア端部の凹み
に嵌合し、ステータコアの回動に対して確実な拘束力を
発生することができる。本発明では従来に対しステータ
コアの切欠量も少なく磁気抵抗の増加による出力損失を
極力抑制できる。また、ステータコアの変形がないた
め、ステータコア変形による磁気騒音の増加も発生しな
い。また、固定ボルトをハウジングに締結するのみでス
テータコアがハウジング内で回転しない様に固定できる
ためステータをハウジングに固定する作業が容易とな
る。逆に固定ボルトをハウジングから外すだけでステー
タコアをハウジングから取り出すことができ、部品補修
も容易に行うことができる。
【0008】請求項3の発明によれば、固定ボルトによ
り発生する軸力をステータコアに均等に印加することが
でき、ハウジングとステータコアとのガタツキの発生を
防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。
【0010】図1は本発明の車両用交流発電機の軸方向
断面図である。アルミダイカスト製のフロント側ハウジ
ング1及びリア側ハウジング2は共に椀状で、その開口
部同士を直接当接させて、相互に固定されている。フロ
ント側ハウジング1の内周にはステータ3が固定されて
いる。ステータ3は周知の如くステータコア4及びステ
ータコイル5で構成されている。ステータコアは固定ボ
ルト6でフロント側ハウジングに固定されている。フロ
ント側ハウジング1には円筒状のベアリングボックス7
が一体で形成されており、リア側ハウジング2にはベア
リングボックス8が一体で形成されている。
【0011】回転子9は周知の如く、ボビン10、励磁
巻線11、ポールコア12、13、回転子軸14等によ
って構成されており、ベアリングボックス7,8に固定
される一対のベアリング15、16により回転自在に保
持されている。ポールコア12,13の軸方向端面には
遠心型の冷却ファン17,18が取付けられている。回
転子軸14の前端には、プーリ19がナット20により
結合されており、図示しない車両エンジンにより回転駆
動される。リア側ハウジング2の外側に位置する回転子
軸14の後端には、一対のスリップリング21が設けら
れており、励磁巻線11に接続導体を介して電気的に接
続されている。
【0012】組付リア側ハウジング2の外側の軸方向端
面には、整流装置22、電圧調整器23及びブラシ装置
24等のいわゆる電気部品ががボルト等の締結手段によ
って固定されている。電気部品は、リアカバー25によ
り覆われている。
【0013】[第1実施例]図2は本発明の軸方向断面
図の要部拡大図、図3は本発明の上視図である。
【0014】固定ボルトはフランジ部6aと円筒部6b
及びネジ部6cからなり、ステータコア4には固定ボル
トより軟質な部材4aが接着または溶接等により固定さ
れており、ステータコア外周面4aがフロント側ハウジ
ングの内周面1aに組付される。ボルトフランジ部6a
部は円筒部6bよりも大径の環状鍔で固定ボルト6の締
結軸力によりステータコア4を前方へ押しつけ、ステー
タコア4を段部1bとフランジ6aの間で挟みつける。
つまり、ボルトフランジ部6aはフロント側ハウジング
1に固定ボルト6がネジ部6cにより締結される際に発
生する軸力によりフロントハウジング1に固定される。
この際、固定ボルトの倒れ込みはネジ部6cより大径な
る円筒部6bにより抑制される。
【0015】この際発生する締結軸力は更に固定ボルト
6より軟質な部材4aをボルトフランジ部6aの当接部
にて変形させ、フランジ部6aは部材4aに食い込み、
回り止めとなりステータコアの周方向への回転する力に
対抗する。
【0016】実施例において固定ボルトはフランジ付ボ
ルトとしたが、ワッシャ付ボルトとしてもワッシャがフ
ランジ部6aと同様に機能することができる。
【0017】又、実施例では部材4aを略環状にしたが
ボルトフランジ部6aと当接する部分を拡大した三日月
形状やステータコアと同一形状等ボルトフランジ部が食
い込みすることができ、かつステータコアの外径上に固
定できる形状であれば任意の形状で良い。
【0018】さらに実施例において固定ボルト6を1箇
所のみとしているが、ステータコア4とハウジング1の
ガタツキを防止するため、ステータコア4の外周に対し
ほぼ同軸の径大なる円周上でほぼ等間隔に複数箇所設け
ても良い。
【0019】固定ボルト6の締付により、ステータコア
4の固定ができステータ3のフロントハウジング1への
組付は容易に実施できる。逆に固定ボルト6を外すだけ
でステータ3をフロントハウジング1から取り外すこと
ができ、補修作業も容易である。
【0020】[第2実施例]図4は本発明の上視図で、
図5は本発明の軸方向断面図の要部拡大図である。
【0021】実施例1との相違点はステータコア4の端
部の部材4aの代わりに切欠部4dを設けて固定ボルト
6のフランジ部6aが当接する点で異なる。ステータコ
ア4の回動は固定ボルト6のフランジ部6aが切欠部4
dに当接し回り止めとなり実現される。
【0022】実施例に於いて切欠部4dの形状は固定ボ
ルト6のフランジ部6aとの当接形状である半円とした
が、回り止めが可能となる形状であれば三角形等任意の
形状とすることができる。又、実施例1と同様、固定ボ
ルト6はステータコア4とハウジング1のガタツキを防
止するため、ステータコア4の外周に対しほぼ同軸の径
大なる円周上でほぼ等間隔に複数箇所設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用交流発電機の断面図である。
【図2】本発明の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の要部拡大上視図である。
【図4】本発明の要部拡大上視図である。
【図5】本発明の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…フロントハウジング(ステータコア及び固定ボルト
が組付されるハウジング)、1a…フロントハウジング
内周面、1b…フロントハウジング段部、2…リアハウ
ジング、3…ステータ、4…ステータコア、4a…部材
(ステータコア端部の固定ボルト当接部に固定される部
材)、4b…ステータコア外周面、4d…ステータコア
切欠部、5…ステータコイル、6…固定ボルト(ステー
タコアをフロントハウジングへの締結により固定するボ
ルト)、6a…固定ボルトフランジ部、6b…固定ボル
ト円筒部、6c…固定ボルトネジ部、7…フロント側ベ
アリングボックス、8…リア側ベアリングボックス、9
…回転子、10…ボビン、11…励磁巻線、12、13
…ポールコア、14…回転子軸、15…フロント側ベア
リング、16…リア側ベアリング、17、18…冷却フ
ァン、19…プーリ、20…ナット、21…スリップリ
ング、22…整流装置、23…電圧調整器、24…ブラ
シ装置、25…リアカバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H002 AA03 AA09 AB04 AB06 AC03 AE08 5H615 AA01 BB02 BB07 BB14 BB16 PP01 PP06 PP07 PP28 SS05 SS20 5H619 AA01 AA05 AA10 BB02 BB06 BB17 PP01 PP04 PP06 PP10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータコアを収納するハウジングとス
    テータコア外周においてフランジ部あるいはワッシャに
    てステータコア端部を押圧にて固定し、前記ハウジング
    に締結されるボルトネジを備えるとともに、ボルトのフ
    ランジ部あるいはワッシャより軟質な部材を前記ステー
    タコア端部のボルトのフランジあるいはワッシャとの接
    触部に備えたことを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】 ステータコアを収納するハウジングとス
    テータコア外周においてフランジ部あるいはワッシャに
    てステータコア端部を押圧にて固定し、前記ハウジング
    に締結されるボルトネジを備えるとともに、前記ステー
    タコア端部のボルトのフランジ部あるいはワッシャとの
    接触部に凹みを備えたことを特徴とする回転電機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の回転電機にお
    いて固定子固定ボルトはステータコア外周に対し、ほぼ
    同軸の径大なる円周上でほぼ等間隔に複数箇所で締結さ
    れることを特徴とする回転電機。
JP2000258896A 2000-08-29 2000-08-29 回転電機 Pending JP2002078253A (ja)

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