JP6528563B2 - 動力工具 - Google Patents

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本発明は、操作スイッチがモータのオフを選択しているときにモータに制動力を働かせる動力工具に関する。
従来から、下記特許文献1に示すグラインダのような、操作スイッチがモータのオフを選択しているときにモータに制動力を働かせるブレーキ機構を有する動力工具が知られている。制動力を発生するブレーキ機構は、操作スイッチに連動して動作する関係上、操作スイッチの近くに設けられることが望ましい。このため、下記特許文献2のようにモータの後方に操作スイッチが存在する場合、ブレーキ機構は好ましくはモータの後方に配置することになる。
特開2004−249420号公報 特開2012−61552号公報
特許文献1及び2に示すように、ファンの発生する冷却風をモータの後方から前方に抜けるように流す構成の場合、ブレーキ機構をモータの後方(冷却風の風上)に配置すると、制動時にブレーキ機構から発生するブレーキダストが冷却風に乗ってモータに入り込むという問題があった。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、ブレーキダストの影響を抑制することの可能な動力工具を提供することにある。
本発明のある態様は、動力工具である。この動力工具は、
ステータ及び回転するロータを有するモータと、
前記モータを収容するハウジングと、
前記ロータの軸方向において、前記モータよりも一方側の前記ハウジングに設けられる吸気口と、
前記軸方向において、前記モータよりも他方側の前記ハウジングに設けられる排気口と、
前記軸方向で前記排気口と前記ステータとの間に設けられ、前記吸気口から前記排気口に至る冷却風を前記ハウジング内に発生させるファンと、
前記モータのオン、オフを切替え可能な操作スイッチと、
前記操作スイッチが前記モータのオフを選択しているときに前記モータに対して制動力を働かせるブレーキ機構と、を備え、
前記ブレーキ機構は、摩擦力によって前記モータに制動力を働かせるブレーキ部材を有し
前記操作スイッチは、前記軸方向において、前記モータよりも前記一方側に設けられ、
前記ブレーキ機構は、前記モータより前記冷却風の風上に配置されるように、前記軸方向において前記吸気口の少なくとも一部と前記モータとの間に配置され、
前記操作スイッチに対する操作に連動して前記ブレーキ機構による前記モータへの制動力を有効にするように動作する連動部の少なくとも一部が、前記軸方向において前記ブレーキ部材と前記操作スイッチの間に設けられ、
前記ブレーキ部材は、前記ハウジング内において、周囲を隔壁で覆われたブレーキ収容空間内に設けられている。
記ロータには、前記ブレーキ部材と接触して摩擦力を与えるブレーキ当接部が設けられ、
前記ブレーキ当接部は周囲を前記隔壁に覆われるようにして前記ブレーキ収容空間に収容されてもよい。
前記ロータ又は前記ブレーキ当接部のいずれか一方には突設部が設けられ、
前記軸方向において、前記ブレーキ当接部とオーバーラップする前記隔壁及び前記突設部は、前記ブレーキ収容空間と前記ハウジング内を非直線的に連通する連通路を形成してもよい。
前記軸方向で、前記ブレーキ当接部と前記操作スイッチとの間に前記吸気口の少なくとも一部が位置してもよい。
前記ハウジングは、モータハウジングと、前記モータハウジングの一端に連結されたハンドルハウジングと、を有し、前記ハンドルハウジング内に前記ブレーキ機構が設けられ、前記ハンドルハウジングが前記モータハウジングに対して回転可能であってもよい。
前記ハンドルハウジングが2分割構造であって前記ブレーキ機構を挟持してもよい。
前記ハンドルハウジングは、前記モータハウジングに、防振手段を介して連結されてもよい。
前記ハンドルハウジングに吸気口が設けられてもよい。
前記ロータと一体回転する出力軸を有し、
前記ブレーキ部材の前方では、前記出力軸に取り付けられて前記出力軸の径方向外側に向かって突出する突出部と、前記ブレーキ部材の周囲を覆う隔壁によって、前記ブレーキ部材が配置される空間と前記ハウジング内部とを非直線的に連通する連通路が形成されてもよい。
前記ロータと一体回転する出力軸を有し、
前記ブレーキ部材の前方では、前記出力軸に取り付けられて前記出力軸の径方向外側に向かって突出する突出部と、前記ハウジングの一部によって、前記ブレーキ部材が配置される空間と前記ハウジング内部とを非直線的に連通する連通路が形成されてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ブレーキダストの影響を抑制することの可能な動力工具を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るグラインダ1の、モータハウジング3の一部を切り欠いた平面図。 グラインダ1の、操作スイッチ5がオフの状態における側断面図。 グラインダ1の、操作スイッチ5がオンの状態における側断面図。 グラインダ1の、操作スイッチがオフの状態における要部拡大平断面図。 図3のブレーキ機構50近傍の拡大断面図。 図3のA−A断面図。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本実施の形態では、図1〜図6により、動力工具の一例として、グラインダ1の構成を説明する。なお、図2により、前後上下の各方向を定義する。グラインダ1は、先端工具(回転具)としての砥石10を備え、コンクリートや石材などの表面を平坦にする研削作業などに用いられる。砥石10は、円盤形状で、直径が例えば100mm〜250mmである。なお、先端工具としては、円板状の研磨用砥石や切断用砥石の他に、円板状のブラシやカッター等も取付け可能である。グラインダ1は、ハンドルハウジング2(例えば樹脂製)と、モータハウジング3(例えば樹脂製)と、ギヤケース4とを備える。ハンドルハウジング2及びモータハウジング3は、本発明のハウジングの例示である。
モータハウジング3は、全体として略円筒形状を成しており、モータハウジング3の内部には、モータ(電動モータ)6が収容される。モータ6は、ここではステータ6b及びロータ6cを有するブラシ付きモータである。モータ6は、スイッチ機構8及びハンドルハウジング2の後端から引き出された電源コード7を介して商用電源等の外部交流電源に接続される。モータハウジング3内においてモータ6の前方には、モータ6の出力軸6aと一体に回転するファン9が設けられる。ファン9は、前方に向かう冷却風を発生する。冷却風は、ハンドルハウジング2の両側面に設けられた複数の吸気口(風窓)2cからハンドルハウジング2内に取り込まれ、モータ6等を冷却し、ギヤケース4に設けられた複数の排気口(風窓)4aから外部に排気される。モータ6の出力軸6aの前端部には、第1のベベルギヤ21が設けられる。
ハンドルハウジング2は、モータハウジング3の後端部に、防振手段としての弾性リング31を介して弾性的に取り付けられる(連結される)。ハンドルハウジング2は、2分割構造であり、左ハンドルハウジング2a及び右ハンドルハウジング2bを複数のネジ101(図1)によって相互に連結(結合一体化)したものである。ハンドルハウジング2は、ハンドルロック操作部32によるハンドルロックを解除することでモータハウジング3に対して回転可能である。ハンドルハウジング2には、モータ6への通電有無(モータ6の駆動、停止)を切り替える操作スイッチ(トリガスイッチ)5が設けられる。操作スイッチ5は、支点5aによりハンドルハウジング2に回動可能に支持され、モータ6への通電有無を切り替えるスイッチ機構8のスイッチボタン8aと係合する。スイッチボタン8aは、図2に示すように突出した状態がオフ、図3に示すように押された状態がオンである。操作スイッチ5の回動は、リンク5bによって後述のブレーキ機構50に伝達される。リンク5bは、支点5c(図5)によって回動可能なようにハンドルハウジング2に支持される。
ギヤケース4は、例えばアルミ合金等の金属製であり、モータハウジング3の前端部に取り付けられる。ギヤケース4の下端の開口部は、蓋部材としてのパッキングランド11によって塞がれる。パッキングランド11は、ギヤケース4に対してネジ止め等により固定される。パッキングランド11は、後述のホイルガード30を保持する保持部材となる。ギヤケース4の内部には、スピンドル20が回転自在に保持される。スピンドル20は、モータ6の出力軸6a(ロータ回転軸)と略直交しており、その一端はパッキングランド11を貫通して外部に突出する。一方、ギヤケース4内に位置するスピンドル20の他端側には、モータ6の出力軸6aに取り付けられた第1のベベルギヤ21と噛み合う第2のベベルギヤ22が設けられる(取り付けられる)。モータ6の回転は、回転伝達機構(減速部)としての第1のベベルギヤ21及び第2のベベルギヤ22によって回転方向が90度変換されると共に、回転速度が減速されてスピンドル20に伝達される。すなわち、スピンドル20はモータ6によって回転駆動される。
砥石10は、ホイルワッシャ及びロックナットによってスピンドル20に固定され、スピンドル20と一体的に回転する。ハンドルハウジング2に設けられた操作スイッチ5が操作されると、モータ6に電力が供給され、モータ6の出力軸6aが回転する。すると、第1のベベルギヤ21及び第2のベベルギヤ22を介して出力軸6aに連結されているスピンドル20が回転し、スピンドル20に固定されている砥石10が回転する。パッキングランド11には、砥石10の外周の少なくとも1/2以上を覆うホイルガード30が取り付けられる。ホイルガード30は、作業中にその回動位置が変化しないように回り止めされ、回り止めを解除すれば作業内容に合わせて回動位置を変更できるようになっている。
以下、グラインダ1のブレーキ機構50を説明する。ブレーキ機構50は、操作スイッチ5がモータ6のオフを選択しているときにモータ6に対して摩擦による制動力を働かせる。ブレーキ機構50は、モータ6よりもファン9の発生する冷却風の風上に配置される。図4〜図6に示すように、ブレーキ機構50の制動力発生部(ブレーキパッド52及びブレーキロータ53の相互接触部)は、ハンドルハウジング2内において、周囲を隔壁としての内壁部(内壁リブ)2dで覆われたブレーキ収容空間内に設けられる。内壁部2dは、左ハンドルハウジング2a及び右ハンドルハウジング2bの各内面から突出し相互に突き合わされる(図6)。
ブレーキ機構50は、保持部材としてのブレーキホルダ51と、ブレーキ部材としてのブレーキパッド52と、ブレーキ当接部としてのブレーキロータ53と、一対のスプリング54(図5)とを有する。ブレーキホルダ51は、ブレーキパッド52を保持する本体部51aと、シャフト部51bと、係合部としてのフランジ部51cとを含む。本体部51aは、ブレーキ収容空間内に位置する。図4に示すように、本体部51aは一対の切欠部51eを有し、左ハンドルハウジング2a及び右ハンドルハウジング2bの各内面から立ち上がる支持壁部(支持リブ)2eが切欠部51eに入り込んでブレーキホルダ51を支持(挟持)する。シャフト部51bは、本体部51aの後端面から立ち上がり、ブレーキ収容空間の内側から外側に後方に延びる。シャフト部51bは、ブレーキ収容空間外に小径部51dを有し、フランジ部51cは、小径部51dの後端部に設けられる。フランジ部51cは、操作スイッチ5と連動して回動するコの字ないしU字状のリンク5bの先端と係合する。シャフト部51bは、全周に渡ってハンドルハウジング2の内壁部2dと近接ないし接触する。
ブレーキパッド52は、ブレーキホルダ51の本体部51aの前端面に設けられてブレーキ収容空間内に位置する。ブレーキロータ53は、ブレーキ収容空間内に位置し、モータ6の出力軸6aに一体回転可能に設けられ(例えば図5に示すようにボルト57によって取り付けられ)、ブレーキパッド52を挟んでブレーキホルダ51の本体部51aの前端面と対向する。一対のスプリング54は、図5に示すように、ブレーキホルダ51のシャフト部51bの上下においてそれぞれブレーキホルダ51の本体部51aとハンドルハウジング2の内壁部2dとの間に設けられ、ブレーキホルダ51を前方に付勢する。
ブレーキロータ53の前方には、カラー(筒状体)55がロータ6cの回転軸(出力軸6a)の周囲に設けられる(ロータ回転軸に圧入される)。カラー55は、ブレーキロータ53の軸方向位置を決める役割を持つ。カラー55は、互いに軸方向位置が異なる突設部としてのフランジ部55b,55cを外周面に有する。フランジ部55b,55cの間の凹溝55aに、ハンドルハウジング2の内壁部2dが全周に渡って僅かな隙間を持って入り込んでいる(ラビリンス構造を成している)。ブレーキロータ53と径方向位置がオーバーラップするハンドルハウジング2の内壁部2d及びフランジ部55b,55cは、ブレーキ収容空間の内外を非直線的に連通する連通路を形成する。
図2に示すように、操作スイッチ5がオフの状態では、スプリング54によりブレーキホルダ51は前方(ブレーキロータ53側)に付勢され、ブレーキパッド52がブレーキロータ53に押し付けられ、ブレーキ機構50による制動力が働く。一方、図3及び図5に示すように、操作スイッチ5がオンの状態では、操作スイッチ5がオンになる動作に連動して回動するリンク5bが、ブレーキホルダ51のフランジ部51cに引っ掛かって(係合して)ブレーキホルダ51をスプリング54の付勢に抗して後退させ、ブレーキパッド52がブレーキロータ53から離間し、ブレーキ機構50による制動力が無くなる(ブレーキ機構50が解除される)。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) ブレーキ機構50の制動力発生部がハンドルハウジング2内において周囲を内壁部2dで覆われたブレーキ収容空間内に設けられるため、ブレーキ機構50から発生するブレーキダストの大部分はブレーキ収容空間内に留まり、モータ6の内部へのブレーキダストの進入が抑制される。特に、モータ6がブラシ付モータである場合、ブラシの接触箇所にブレーキダストが進入した場合、モータ6への通電効率が低下してしまうものであるが、これを効果的に抑制することができる。
(2) 制動力発生部の前方において、ハンドルハウジング2の内壁部2dがカラー55のフランジ部55b,55cの間に入り込んで全周に渡ってラビリンス構造を成すため、相対的に回転する内壁部2dとカラー55との間からブレーキダストがブレーキ収容空間外に出て行くことを抑制できる。
(3) 操作スイッチ5及びブレーキ機構50が共にモータ6の後方に位置するため、操作スイッチ5に連動してブレーキ機構50を動作させる機構(リンク5b)が小型かつシンプルな構成で済む。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
カラー55のフランジ部55b,55cのいずれかを省略してもよい。ブレーキロータ53に、カラー55のフランジ部55b,55cに対応する突設部を設け、ハンドルハウジング2の内壁部2dとラビリンス構造を形成してもよい。この場合、ブレーキロータ53の一部はブレーキ収容空間外にあってもよい。動力工具は、グラインダ以外の他の種類のものであってもよい。例えば丸鋸やコンクリートカッタ、刈払機、芝刈機など、比較的慣性モーメントの大きな回転具を取付可能な動力工具に本発明は好適である。モータ6は、ブラシレスモータであってもよい。
1 グラインダ、2 ハンドルハウジング、2a 左ハンドルハウジング、2b 右ハンドルハウジング、2c 吸気口(風窓)、2d 内壁部(内壁リブ)、2e 支持壁部(支持リブ)、3 モータハウジング、4 ギヤケース、4a 排気口(風窓)、5 操作スイッチ(トリガスイッチ)、5a 支点、5b リンク、5c 支点、6 モータ(電動モータ)、6a 出力軸(ロータ回転軸)、6b ステータ、6c ロータ、7 電源コード、8 スイッチ機構、8a スイッチボタン、9 ファン、10 砥石、11 パッキングランド(保持部材)、20 スピンドル、21 第1のベベルギヤ、22 第2のベベルギヤ、30 ホイルガード、31 弾性リング、32 ハンドルロック操作部、50 ブレーキ機構、51 ブレーキホルダ、51a 本体部、51b シャフト部、51c フランジ部、51d 小径部、51e 切欠部、52 ブレーキパッド、53 ブレーキロータ、54 スプリング、55 カラー(筒状体)、55a 凹溝、55b,55c フランジ部(突設部)、57 ボルト、101 ネジ

Claims (10)

  1. ステータ及び回転するロータを有するモータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ロータの軸方向において、前記モータよりも一方側の前記ハウジングに設けられる吸気口と、
    前記軸方向において、前記モータよりも他方側の前記ハウジングに設けられる排気口と、
    前記軸方向で前記排気口と前記ステータとの間に設けられ、前記吸気口から前記排気口に至る冷却風を前記ハウジング内に発生させるファンと、
    前記モータのオン、オフを切替え可能な操作スイッチと、
    前記操作スイッチが前記モータのオフを選択しているときに前記モータに対して制動力を働かせるブレーキ機構と、を備え、
    前記ブレーキ機構は、摩擦力によって前記モータに制動力を働かせるブレーキ部材を有し
    前記操作スイッチは、前記軸方向において、前記モータよりも前記一方側に設けられ、
    前記ブレーキ機構は、前記モータより前記冷却風の風上に配置されるように、前記軸方向において前記吸気口の少なくとも一部と前記モータとの間に配置され、
    前記操作スイッチに対する操作に連動して前記ブレーキ機構による前記モータへの制動力を有効にするように動作する連動部の少なくとも一部が、前記軸方向において前記ブレーキ部材と前記操作スイッチの間に設けられ、
    前記ブレーキ部材は、前記ハウジング内において、周囲を隔壁で覆われたブレーキ収容空間内に設けられている、動力工具。
  2. 記ロータには、前記ブレーキ部材と接触して摩擦力を与えるブレーキ当接部が設けられ、
    前記ブレーキ当接部は周囲を前記隔壁に覆われるようにして前記ブレーキ収容空間に収容される、請求項1に記載の動力工具。
  3. 前記ロータ又は前記ブレーキ当接部のいずれか一方には突設部が設けられ、
    前記軸方向において、前記ブレーキ当接部とオーバーラップする前記隔壁及び前記突設部は、前記ブレーキ収容空間と前記ハウジング内を非直線的に連通する連通路を形成する、請求項2に記載の動力工具。
  4. 前記軸方向で、前記ブレーキ当接部と前記操作スイッチとの間に前記吸気口の少なくとも一部が位置する、請求項2又は3に記載の動力工具。
  5. 前記ハウジングは、モータハウジングと、前記モータハウジングの一端に連結されたハンドルハウジングと、を有し、前記ハンドルハウジング内に前記ブレーキ機構が設けられ、前記ハンドルハウジングが前記モータハウジングに対して回転可能である、請求項1からのいずれか一項に記載の動力工具。
  6. 前記ハンドルハウジングが2分割構造であって前記ブレーキ機構を挟持している、請求項に記載の動力工具。
  7. 前記ハンドルハウジングは、前記モータハウジングに、防振手段を介して連結されている、請求項5又は6に記載の動力工具。
  8. 前記ハンドルハウジングに吸気口が設けられている、請求項から7のいずれか一項に記載の動力工具。
  9. 前記ロータと一体回転する出力軸を有し、
    前記ブレーキ部材の前方では、前記出力軸に取り付けられて前記出力軸の径方向外側に向かって突出する突出部と、前記ブレーキ部材の周囲を覆う隔壁によって、前記ブレーキ部材が配置される空間と前記ハウジング内部とを非直線的に連通する連通路が形成される、請求項1に記載の動力工具。
  10. 前記ロータと一体回転する出力軸を有し、
    前記ブレーキ部材の前方では、前記出力軸に取り付けられて前記出力軸の径方向外側に向かって突出する突出部と、前記ハウジングの一部によって、前記ブレーキ部材が配置される空間と前記ハウジング内部とを非直線的に連通する連通路が形成される、請求項1に記載の動力工具。
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