JPH07164224A - ドリル - Google Patents
ドリルInfo
- Publication number
- JPH07164224A JPH07164224A JP5310156A JP31015693A JPH07164224A JP H07164224 A JPH07164224 A JP H07164224A JP 5310156 A JP5310156 A JP 5310156A JP 31015693 A JP31015693 A JP 31015693A JP H07164224 A JPH07164224 A JP H07164224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- cooling fan
- flywheel
- rotor
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は椎茸ドリルのように、高回転数でも
高いトルクを得ることができるドリルを提供するもので
ある。 【構成】 ドリル10内部に固定子14と回転子16と
を有し、前記回転子16の回転軸22にキリ24を連結
したものにおいて、回転軸22に冷却用ファン26を設
け、冷却用ファン26の外周に円環状のフライホイール
30を設けた。
高いトルクを得ることができるドリルを提供するもので
ある。 【構成】 ドリル10内部に固定子14と回転子16と
を有し、前記回転子16の回転軸22にキリ24を連結
したものにおいて、回転軸22に冷却用ファン26を設
け、冷却用ファン26の外周に円環状のフライホイール
30を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリルに関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のドリルは、図2の縦断面図に示す
ように、ドリル100のケーシング12内部に固定子1
4を設け、回転子16を固定子14の内側にベアリング
18,20で回転するように取付けている。回転子16
の回転軸22にキリ24を取付けている。また、ケーシ
ング12の内部を冷却するために、回転軸22には、フ
ァン26が取付けられており、ケーシング12の前部の
開口部28から、後方へ空気が流れる。
ように、ドリル100のケーシング12内部に固定子1
4を設け、回転子16を固定子14の内側にベアリング
18,20で回転するように取付けている。回転子16
の回転軸22にキリ24を取付けている。また、ケーシ
ング12の内部を冷却するために、回転軸22には、フ
ァン26が取付けられており、ケーシング12の前部の
開口部28から、後方へ空気が流れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
ドリル100を、椎茸の栽培をするために木に孔をあけ
るためのドリル(以下、椎茸ドリルという)として使用
する場合には、ドリルの単位時間当たりの穿孔個数が多
い方がよい。そのためには、キリの高い回転数が必要と
なる。しかし、携帯用の椎茸ドリルであると、その大き
さから小容量のモータしか搭載できず、このため、回転
数を高くするとトルクが不足して回転数が低下し作業能
率が低下するという問題点があった。
ドリル100を、椎茸の栽培をするために木に孔をあけ
るためのドリル(以下、椎茸ドリルという)として使用
する場合には、ドリルの単位時間当たりの穿孔個数が多
い方がよい。そのためには、キリの高い回転数が必要と
なる。しかし、携帯用の椎茸ドリルであると、その大き
さから小容量のモータしか搭載できず、このため、回転
数を高くするとトルクが不足して回転数が低下し作業能
率が低下するという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は椎茸ドリルのように、高
回転数でも高いトルクを得ることができるドリルを提供
するものである。
回転数でも高いトルクを得ることができるドリルを提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のドリルは、ドリ
ル本体内部に固定子と回転子とよりなるモータを有し、
前記回転子の回転軸にキリを連結したドリルにおいて、
前記回転軸に冷却用ファンを設け、前記冷却用ファンの
外周に円環状のフライホイールを設けたものである。
ル本体内部に固定子と回転子とよりなるモータを有し、
前記回転子の回転軸にキリを連結したドリルにおいて、
前記回転軸に冷却用ファンを設け、前記冷却用ファンの
外周に円環状のフライホイールを設けたものである。
【0006】
【作 用】上記構成のドリルであると、冷却用ファンに
設けられた円環状のフライホイールにより、作業時にト
ルク不足を慣性モーメントによって補うことができる。
また、円環状のフライホイールが冷却用ファンの外周部
に設けられているため、整流効果が発生し冷却能力も上
がる。
設けられた円環状のフライホイールにより、作業時にト
ルク不足を慣性モーメントによって補うことができる。
また、円環状のフライホイールが冷却用ファンの外周部
に設けられているため、整流効果が発生し冷却能力も上
がる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。なお、本実施例のドリル10と従来技術のドリ
ル100とが同じ構成の場合には、同じ参照符号を使用
して説明する。
明する。なお、本実施例のドリル10と従来技術のドリ
ル100とが同じ構成の場合には、同じ参照符号を使用
して説明する。
【0008】ドリル10と従来技術のドリル100との
相違点は、冷却用ファン26の外周部に、円環状のフラ
イホイールを設けた点にある。
相違点は、冷却用ファン26の外周部に、円環状のフラ
イホイールを設けた点にある。
【0009】これにより、回転子16の慣性モーメント
は上がり、連続の孔あけ作業時にトルク不足が、その慣
性モーメントによって補うことができる。また、冷却用
ファンの外周部にフライホイール30を設けているた
め、整流効果が発生し、冷却用ファン26の冷却能力も
上がり、過負荷に対する発熱に対して有効である。
は上がり、連続の孔あけ作業時にトルク不足が、その慣
性モーメントによって補うことができる。また、冷却用
ファンの外周部にフライホイール30を設けているた
め、整流効果が発生し、冷却用ファン26の冷却能力も
上がり、過負荷に対する発熱に対して有効である。
【0010】なお、冷却用ファン26の外径を大きくす
ればするほど、フライホイール30の効果は上がる。
ればするほど、フライホイール30の効果は上がる。
【0011】
【発明の効果】以上により、本発明のドリルであると、
冷却用ファンの外周部にフライホイールを設けることに
より、慣性力が上がり、また、整流効果も発生する。
冷却用ファンの外周部にフライホイールを設けることに
より、慣性力が上がり、また、整流効果も発生する。
【図1】本発明の一実施例を示すドリルの要部の縦断面
図である。
図である。
【図2】冷却用ファンの正面図である。
【図3】従来の技術のドリルの要部の縦断面図である。
10 ドリル 12 ケーシング 14 固定子 16 回転子 22 回転軸 24 キリ 26 冷却用ファン 30 フライホイール
Claims (1)
- 【請求項1】ドリル本体内部に固定子と回転子とよりな
るモータを有し、前記回転子の回転軸にキリを連結した
ドリルにおいて、 前記回転軸に冷却用ファンを設け、 前記冷却用ファンの外周に円環状のフライホイールを設
けたことを特徴とするドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310156A JPH07164224A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5310156A JPH07164224A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ドリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07164224A true JPH07164224A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18001838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5310156A Pending JPH07164224A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07164224A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009225553A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Honda Motor Co Ltd | エンジン駆動発電機 |
WO2010035395A1 (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-01 | 株式会社 マキタ | 吸塵機能付電動工具及び電動工具用吸塵装置 |
JP2014107963A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Kobe Steel Ltd | 電動機 |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP5310156A patent/JPH07164224A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009225553A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Honda Motor Co Ltd | エンジン駆動発電機 |
WO2010035395A1 (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-01 | 株式会社 マキタ | 吸塵機能付電動工具及び電動工具用吸塵装置 |
EP2324944A1 (en) * | 2008-09-25 | 2011-05-25 | Makita Corporation | Electric tool with dust suction function, and dust suction device for electric tool |
EP2324944A4 (en) * | 2008-09-25 | 2013-04-17 | Makita Corp | ELECTRIC TOOL WITH DUST VACUUM FUNCTION AND DUST SUCTION DEVICE FOR ELECTRIC TOOL |
JP2014107963A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Kobe Steel Ltd | 電動機 |
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