JP2849841B2 - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2849841B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電動機の回転運動をピストンの往復運動に
変え、このピストンの往復運動によって気体圧縮を行な
うようにした圧縮機に関する。
(従来の技術) 従来、上述したような圧縮機の一例として第5図に示
すようなものがある。
この圧縮機は、コイル1を装着したステータ2および
ロータ3をハウジング4内に組み付けた電動機5と、ハ
ウジング4外に突出したロータ3の軸6に後述のように
して取付けた回転部材7と、回転部材7を介して電動機
5に駆動される圧縮機本体8と、軸6の先端部に取付け
たファン9と、を備えている。
回転部材7は、円板状のフライホイール10と、フライ
ホイール10の軸心に対して軸心を偏心させて設定し、外
周部に軸受11を設けた円板状の偏心部12と、を一体に形
成したものである。回転部材7にはフライホイール10の
中央部に位置させてロータ3の軸6を挿入する孔13を穿
設してあり、この孔13に軸6を嵌挿することにより回転
部材7を軸6に取付けている。偏心部12には軸受11を介
して連接棒14の一端を取付けてあり、偏心部12の回転に
より、連接棒14の他端に取付けた圧縮機本体8のピスト
ン15が往復運動して気体を圧縮する。また、フライホイ
ール10には、ピストン15の往復動慣性力、偏心部12の回
転慣性力、および連接棒14の慣性力をバランスさせるた
め、その周縁部に切欠き16を形成し重心位置を軸心から
ずらしている。このため、このフライホイール10自体が
バランスウェイトを兼ねたものとなっている。
この圧縮機では、電動機5を作動するとフライホイー
ル10によって回転変動が抑えられながら軸6が回転し、
これに伴って回転部材7が回転して偏心部12を介してピ
ストン15が往復動して気体を圧縮する。同時に、軸6の
回転によりファン9が回転して風を発生し、この風をハ
ウジング4に形成された通風孔4aを通してハウジング内
部に導いて電動機5の内部(ロータ3、コイル1)を冷
却する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の圧縮機ではファン9で
風を発生してもこの風の大部分は円板形状のフライホイ
ール10に遮られ、冷却に利用されるのはフライホイール
10を回り込んだ分だけに限られてしまうため、電動機5
を効率よく冷却できないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、効率よく電動機を冷却できる圧縮機を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、圧縮機本体を駆動する電動機の軸に、該電
動機の回転変動を抑えるフライホイールを取付けた圧縮
機において、前記フライホイールに対して前記電動機の
配置部分と反対側の部分に前記電動機に向けて送風する
ファンを設け、前記フライホイールは、前記電動機の軸
に固定される軸部と、軸部から半径方向に延び、かつ該
フライホイール側から電動機側へ空気の流れを案内する
形状に形成された複数本のアームと、これらアームの先
端部に連接してこれらアームを介して前記軸部に支持さ
れるリング状のフライホイール本体と、からなることを
特徴とする。
(作用) 本発明は上記のように構成したので、ファンからの送
風が複数本のアームの間を通って電動機に達して該電動
機を冷却すると共に、フライホイールひいては複数本の
アームの回転により電動機側への送風の発生が可能にな
る。
(実施例) 以下に、本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基
いて説明する。なお、第5図に示す部材と同一の部材は
同一符号で示し、その説明は省略する。
図において、回転部材17は、円板状の偏心部12と一体
にフライホイール18を形成したものとなっており、フラ
イホイール18は軸6に挿入される孔13を形成した軸部19
を中央部に形成している。軸部19には半径方向に延びた
アーム20を軸回りに複数本形成してある。このアーム20
は、ファン9(第2図に示されるようにフライホイール
18に対して電動機5の配置部分(第2図右側)と反対側
(第2図左側)の部分に設けられている。)側から電動
機5側へ空気の流れを案内するようにひねって羽根形状
に形成してある。これらアーム20の先端部に連接してフ
ライホイール本体21を形成してある。フライホイール本
体21は、フライホイール18とピストン15の重心の変動が
少なくなるように、その周縁部に切欠き16を形成してお
り、フライホイール18自体がバランスウェイトを兼ねた
ものとなっている。
以上のように構成された圧縮機では、電動機5が回転
すると、偏心部12が偏心運動することによりピストン15
が往復運動して気体を圧縮する。同時に、ファン9が回
転して電動機5方向の風を発生する。すると、アーム20
がこの風をアーム20の間から直接電動機5に向けて案内
し、通風孔4aを通してハウジング4内に導き、電動機5
の内部(ロータ3、コイル1)を冷却する。このよう
に、ファン9で発生した風を大量に電動機5へ送風する
ので電動機を効率よく冷却できる。
なお、本実施例ではフライホイール18と偏心部12が一
体の場合を例にしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、それぞれを別体で構成したものであってもよ
い。また、同様にフライホイール18がバランスウェイト
を兼ねたものを例にしたがバランスウェイトをフライホ
イール18と別体に構成するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は以上説明したように、ファンからの送風が複
数本のアームの間を通って電動機に達して該電動機を冷
却すると共に、フライホイールひいては複数本のアーム
の回転により電動機側への送風の発生が可能になり、複
数本のアームに電動機側への送風を行わせることにより
電動機が冷却されるので、複数本のアームの間を通過す
る空気及び複数本のアームが発生する送風により電動機
は相乗的に冷却され、冷却性能の向上が図れ、この結
果、電動機の寿命を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
は要部の斜視図、第2図は断面図、第3図は要部の正面
図、第4図は要部の断面図、 第5図は従来の一例を示す断面図である。 5……電動機、6……軸、8……圧縮機本体、9……フ
ァン、15……ピストン、18……フライホイール、19……
軸部、20……アーム、21……フライホイール本体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機本体を駆動する電動機の軸に、該電
    動機の回転変動を抑えるフライホイールを取付けた圧縮
    機において、前記フライホイールに対して前記電動機の
    配置部分と反対側の部分に前記電動機に向けて送風する
    ファンを設け、前記フライホイールは、前記電動機の軸
    に固定される軸部と、軸部から半径方向に延び、かつ該
    フライホイール側から電動機側へ空気の流れを案内する
    形状に形成された複数本のアームと、これらアームの先
    端部に連接してこれらアームを介して前記軸部に支持さ
    れるリング状のフライホイール本体と、からなることを
    特徴とする圧縮機。
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