JPH0645425U - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JPH0645425U
JPH0645425U JP8107392U JP8107392U JPH0645425U JP H0645425 U JPH0645425 U JP H0645425U JP 8107392 U JP8107392 U JP 8107392U JP 8107392 U JP8107392 U JP 8107392U JP H0645425 U JPH0645425 U JP H0645425U
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JP
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threshing
handling
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feed chain
grain
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JP8107392U
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正章 永崎
義昭 土井
順一 源埜
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扱室の終端下部に形成した送塵口の扱胴回転
方向側に受網ガイドを設けた脱穀装置において、送塵口
における穀稈詰まりを防止する。 【構成】 受網ガイド16の送塵口22に臨む前縁部1
6aを、フィードチェーン9の脱穀穀稈搬送方向側ほど
前記扱胴14の回転方向側に位置するようにフィードチ
ェーン9の脱穀穀稈搬送方向に対して傾斜する状態に形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自脱型コンバインに搭載される脱穀装置に係り、特には、扱室の終 端下部に送塵口を設けるとともに、この送塵口の扱胴回転方向側に受網ガイドを 設けた脱穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、処理物落下孔26が複数形成された板材で受網ガイ ド26を構成するとともに、送塵口22に臨む受網ガイド前縁部26aを、フィ ードチェーンによる脱穀穀稈搬送方向Xと平行に、つまり、扱胴の回転方向Yと 直交する状態に形成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、送塵口22付近では、殊にフィードチェーンから傾斜姿勢の排ワラ搬 送チェーンに穀稈を受け渡しする箇所では穀稈挟持力が弱まる傾向にあるために 、ここで搬送される穀稈(排ワラ)が扱胴の回転により扱室内に引き抜かれやす く、引き抜かれた穀稈が受網ガイド26の前縁部26aに引っ掛かると、その前 縁部26aが扱胴回転方向と直交する状態であるため外れにくくて溜まりやすく 、溜まった穀稈の詰まりで脱穀が不可能になるおそれがあった。 特に、雨上がり後の収穫時や、朝露が残っている早朝の収穫時のように、穀稈 に水分が多く付着している脱穀作業、いわゆる濡れ脱穀時には、受網ガイド前縁 部に引っ掛かかった穀稈が一層離脱しにくくなって、上記詰まりによるトラブル が生じやすいものとなっていた。 本考案の目的は、送塵口における穀稈詰まりを十分に防止できるようにする点 にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴構成は、扱室の終端下部に形成した送塵口の扱胴回転方向側に受 網ガイドを設けた脱穀装置において、 受網ガイドの送塵口に臨む前縁部を、フィードチェーンの脱穀穀稈搬送方向側 ほど前記扱胴の回転方向側に位置するように前記フィードチェーンの脱穀穀稈搬 送方向に対して傾斜する状態に形成してある点にある。
【0005】
【作用】
つまり、フィードチェーンや排ワラ搬送チェーンから引き抜かれた穀稈、ある いは、脱穀中に扱室内で発生したワラ屑、等が送塵口において受網ガイドの前縁 部に引っ掛かっても、その前縁部がフィードチェーンの穀稈搬送方向側ほど扱胴 の回転方向側に位置するように傾斜しているため、扱胴の回転力、及び、排ワラ 搬送チェーンによって傾斜搬送される穀稈(排ワラ)の引きずり搬送作用によっ て、受網ガイド前縁部に引っ掛かった穀稈を縁部に沿って滑らして外すことがで き、受網ガイドに引っ掛かって滞留した穀稈による詰まりが原因で脱穀が不可能 になる不都合な事態を十分に防止できる。
【0006】
【考案の効果】
その結果、送塵口における穀稈詰まりで脱穀が不可能になるおそれが無い、脱 穀性能において一段と優れた脱穀装置を提供できるようになった。
【0007】
【実施例】
図1に示すように、クローラ式走行装置1を備えた走行車体の前部に、刈取部 2を油圧シリンダ3による支軸4周りでの揺動で昇降操作自在に設け、刈取部2 には植立穀稈引起し装置5、刈刃6、刈取穀稈を脱穀装置7に横倒れ姿勢で送り 込む搬送装置8を備えるとともに、脱穀装置7には、刈取部2からの穀稈を後方 に搬送しながら脱穀装置7内に供給するフィードチェーン9,脱穀後の穀稈(排 ワラ)を穀稈穂先側に向けて傾斜搬送する排ワラ搬送チェーン21を装備し、又 、脱穀装置7で脱穀選別された後、揚送装置10で搬送された1番物(穀粒)を 回収する袋詰め用のホッパー11を脱穀装置7の横側に配置するとともに、ホッ パー11の前に搭乗運転部12を配置して、自脱型コンバインを構成してある。 脱穀装置7を図2ないし図4に示すように構成してある。 つまり、扱室13内に扱胴14を機体前後方向の横向き軸芯周りで駆動回転自 在に設け、扱室13の下方に配備した受網15の後端に周方向一定範囲で送塵口 22を開口するとともに、この送塵口22の扱胴回転方向側(穀稈穂先側)に、 複数の処理物排出口23を有する板金製の受網ガイド16を配設し、フィードチ ェーン9により搬送される脱穀穀稈を扱室13に供給する入口側鰐口17を、扱 胴14の始端側に対向する前側板18に形成し、扱胴14の後部を軸支する後側 板20に脱穀穀稈を扱室13から排出する出口側鰐口19を形成してある。 受網ガイド16の送塵口22に臨む前縁部16aを、フィードチェーン9の脱 穀穀稈搬送方向側ほど扱胴14の回転方向側に位置するようにフィードチェーン 9の脱穀穀稈搬送方向に対して傾斜する状態に、すなわち排ワラ搬送チェーン2 1の搬送方向とほぼ平行になる状態に折り下げ形成してある。 つまり、フィードチェーン9から引き抜かれた穀稈が受網ガイド16の前縁部 16aに引っ掛かっても、その前縁部16aがフィードチェーン9の脱穀穀稈搬 送方向側ほど扱胴14の回転方向側に位置するように傾斜しているため、引っ掛 かった穀稈が扱胴14の回転力と搬送穀稈の掃き出し力によって前縁部16aに 沿って滑って縁部16aから外れ、受網ガイド16に引っ掛かって溜まった穀稈 による詰まりで脱穀が不可能になることを防止できるように構成してある。 又、出口側鰐口19から引き出される穀稈に作用する押さえ杆24を、遊端側 が出口側鰐口19の奥側に向かって下がりながら延びる状態で後側板20に片持 ち状に取付けるとともに、この押さえ杆24の長手方向複数箇所からフィードチ ェーン9の脱穀穀稈搬送方向に下がりながら延びる状態に枝杆24aを形成し、 フィードチェーン9から排ワラ搬送チェーン21への穀稈受け渡し時に押さえ杆 24による穀稈押し下げ作用で穀稈を出口側鰐口19から引き出して、穀稈が出 口側鰐口19の奥において後側板20に引っ掛かることを防止するように構成し てある。 又、扱胴14の始端側に軸への巻き付防止片25を設けるとともに、この巻き 付防止片25の回転方向前端の刃付縁25aを扱室13の前側板18側ほど回転 方向後方に位置する傾斜縁に形成し、巻き付防止片25から穀稈が外れやすいよ うに、かつ、外れない穀稈が切断されるように構成することで、扱胴支軸への長 い穀稈の巻き付を防止するようにしてある。
【0008】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】脱穀装置の扱室部を示す横断平面図
【図3】要部の斜視図
【図4】巻き付防止具の斜視図
【図5】従来例の要部平面図
【符号の説明】
9 フィードチェーン 13 扱室 14 扱胴 15 受網 16 受網ガイド 16a 前縁部 22 送塵口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室(13)の終端下部に形成した送塵
    口(22)の扱胴回転方向側に受網ガイド(16)を設
    けた脱穀装置において、 前記受網ガイド(16)の前記送塵口(22)に臨む前
    縁部(16a)を、フィードチェーン(9)の脱穀穀稈
    搬送方向側ほど前記扱胴(14)の回転方向側に位置す
    るように前記フィードチェーン(9)の脱穀穀稈搬送方
    向に対して傾斜する状態に形成してある脱穀装置。
JP1992081073U 1992-11-25 1992-11-25 脱穀装置 Expired - Lifetime JP2576702Y2 (ja)

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JP1992081073U JP2576702Y2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 脱穀装置

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JPH0645425U true JPH0645425U (ja) 1994-06-21
JP2576702Y2 JP2576702Y2 (ja) 1998-07-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016009967A1 (ja) * 2014-07-16 2016-01-21 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2016021872A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 ヤンマー株式会社 コンバイン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102554U (ja) * 1975-02-13 1976-08-17

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JP2016021872A (ja) * 2014-07-16 2016-02-08 ヤンマー株式会社 コンバイン

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JP2576702Y2 (ja) 1998-07-16

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