JPH0645000Y2 - アンカ−ボルト配置定規 - Google Patents

アンカ−ボルト配置定規

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JPH0645000Y2
JPH0645000Y2 JP1987128282U JP12828287U JPH0645000Y2 JP H0645000 Y2 JPH0645000 Y2 JP H0645000Y2 JP 1987128282 U JP1987128282 U JP 1987128282U JP 12828287 U JP12828287 U JP 12828287U JP H0645000 Y2 JPH0645000 Y2 JP H0645000Y2
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JP
Japan
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anchor bolt
ruler
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concrete
fixed
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JP1987128282U
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JPS6433853U (ja
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勲 坪田
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンクリート基礎に埋設するアンカーボルト
を型枠間の予め定められた精確な位置に配置し、この状
態のまま型枠間にコンクリートを打設することができる
アンカーボルト配置定規に関する。
(従来の技術) 従来、型枠間にコンクリートを打設した後、このコンク
リート内に埋設したアンカーボルトをコンクリートが固
化する前に予め決められた位置に配置するアンカーボル
トの位置決め具が、実開昭59−140347号公報(以下、第
1従来例という)で知られている。
また、アンカーボルト支持機能を有する型枠幅規制用治
具が実開昭62−40143号公報(以下、第2従来例とい
う)で知られている。
さらに、基礎枠アンカーボルトセット装置が実公昭51−
41365号公報(以下、第3従来例という)で知られてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) この第1従来例のアンカーボルトの位置決め具の場合、
型枠内にコンクリートを打設した後に、このコンクリー
ト内に埋設したアンカーボルトをコンクリートが固定す
る前に位置決め具に移動させ、嵌合孔に嵌合させつつ位
置を修正するのである。最終的にアンカーボルトの位置
は決まるが、この移動、修正作業がやっかいで煩わしい
という問題があった。
第2従来例の治具は、主として型枠の幅を規制するもの
で、アンカーボルトの支持機能は付加的なものである。
この治具では型枠の上部が精確に配置されず、アンカー
ボルトを精確な位置に埋設することができない。また、
この様な短冊状の治具では型枠の幅を均一となすことは
できない。
第3従来例の装置は、コーナーゲージと直線ゲージとピ
ッチゲージの三種類の部材を必要とし、主として、幅員
を相違する型枠に対して対応できるようになしたもので
ある。つまり、三種類の部材を組合せてでないとアンカ
ーボルトが配置できないし、各部材の構造が複雑でコス
ト高となる。
(問題点を解決するための手段) 本考案アンカーボルト配置定規は、所定の間隔をおいて
2列に対向して並設された型枠の上に載置固定し、複数
本のアンカーボルトをコンクリート基礎を形成する型枠
間の予め定められた精確な位置に配置するものであり、
型枠の上に載置固定する長尺状定規板の長手方向にアン
カーボルトの支持孔を形成した支持孔形成部が所定の間
隔で複数個所設けられ、これら各支持孔形成部の間にそ
れぞれ窓状のコンクリート投入用空所が形成され、かつ
長尺状定規板の幅方向の両側部における長手方向に沿っ
た複数個所にこの長尺状定規板を型枠の上に固定する複
数個のピン孔が形成されたものである。
(作用) 予めアンカーボルトを支持孔に支持固定させた長尺状定
規板を型枠の上に載置固定した後、窓状の空所から型枠
内に直接コンクリートを打設する。
(実施例) 図面は本考案アンカーボルトの配置定規の実施例を示
し、第1図は型枠に装着した斜視図、第2図は型枠から
分離した斜視図である。
本考案アンカーボルト配置定規は、所定の間隔(コンク
リート基礎の厚さと同じ寸法の間隔)をおいて2列に対
向して並設された型枠101,102の上に載置固定し、複数
本のアンカーボルト1…を型枠101,102の間〔コンクリ
ート基礎(図示省略)を形成する間隔〕の予め定められ
た精確な位置に配置する長尺状定規板2で形成されたも
のである。
型枠101,102の上に載置固定する長尺状定規板2の長手
方向には、アンカーボルト1の支持孔3を形成した支持
孔形成部4…が所定の間隔(コンクリート基礎に埋設さ
れるアンカーボルト1…の予め定められた間隔)で複数
個所設けられ、これら各支持孔形成部4…の間にそれぞ
れ窓状のコンクリート投入用空所5…が形成され、かつ
長尺状定規板2の幅方向の両側部における長手方向に沿
った複数個所(型枠101,102の上縁103,104の上に形成さ
れた固定ピン6の受孔105…の位置に適合する位置)に
この長尺状定規板2を型枠101,102に固定する複数個の
ピン孔7…が形成されている。
支持孔形成部4…にはそれぞれ複数個の支持孔3…が形
成されている。これらの支持孔3…は、いずれも建築が
予定されている各種の建物に適合するアンカーボルトの
配置が行えるようになされている。
窓状のコンクリート投入用空所5の横幅W1は型枠101,10
2の間隔W2と略等しい寸法になるように設定されてい
る。ピン孔7は支持孔形成部4の両側部(ただし、型枠
101,102の上縁103,104に載置される部分)に形成されて
いる。
長尺状定規板2の幅方向の側端部に目印8(基準となる
支持孔3に対応して設けられている)が形成され、長手
方向の端部に目印9(長尺状定規板2の幅方向の中央に
設けられている)が形成されている。目印9は長尺状定
規板2の幅方向のセンターと型枠101と102の間隔W2のセ
ンターとを一致させるためのものである。また、目印8
は、建物の基準線(図示省略)に一致させるためのもの
である。
なお、例えば、1m,2m,3m,4mなどの各種寸法(長手方向
の寸法)の長尺状定規板2を備えておく。
このように各種寸法の長尺状定規板2は、端部を一部重
ね合わせて接続する(第1図,第2図参照)。従って、
例えば8m,10mなどの長いコンクリート基礎の構築にもこ
れらの長尺状定規板2のを組合せることにより適用する
ことができる。
建物の出隅部、入隅部などのコーナ部には、これらの長
尺状定規板2を直角に組合せて用いるとよい。
次に、本考案アンカーボルト配置定規の使用方法につき
説明する。
アンカーボルト1の上部に形成しているねじ部1aに高さ
調整用のナット1bを予めねじ込んでおく。このねじ部1a
を支持孔3の下から上へ貫通させ、この突出したねじ部
1aに固定用ナット1cをねじ込むことによってアンカーボ
ルト1を長尺状定規板2に取付ける。建物の形体、軸組
の配置などがいろいろあるため、支持孔3…もこれに応
じていろんな位置に形成されている。このため、これら
の条件に対応した位置にアンカーボルト1…を取付け
る。
このようにして、配置が予定されている全てのアンカー
ボルト1…を取付けた長尺状定規板2を型枠101,102の
上縁103,104の上に載置し、長尺状定規板2のピン孔7
…を上縁103,104の受孔105…に適合させ、この適合孔に
ピン6…を差し込んで長尺状定規板2を型枠101,102に
固定する。
このようにして型枠101,102の上に長尺状定規板2をピ
ン固定すると、型枠101,102はたわんだりしないで、長
手方向に精確な平行間隔で設定できる。したがって、ア
ンカーボルト1の埋設位置も精確となる。
長尺状定規板2を型枠101,102の上に載置するにあた
り、建物の基準線と目印8を一致させておく必要があ
る。
この後、窓状のコンクリート投入用空所5…から型枠10
1,102の間にコンクリートを打設する。
このコンクリートが固化、養生の後、ピン6及び固定用
ナット1cを外し、長尺状定規板2を型枠101,102から取
外す。しかる後、型枠101,102を脱型することにより、
アンカーボルト1…を精確な位置に埋設したコンクリー
ト基礎の構築が完了する。
なお、図中の符号106はコンクリート基礎の中に配設し
た鉄筋、107は型枠の連結杆である。
(考案の効果) 本考案アンカーボルト配置定規は、予めアンカーボルト
を支持孔に支持固定させた長尺状定規板を型枠の上に載
置固定した後、窓状のコンクリート投入用空所から型枠
内に直接コンクリートを打設することができる。この長
尺状定規板の固定により、型枠は長手方向に精確な平行
間隔を保って設置できる。この長尺状定規板に取付けた
アンカーボルトはコンクリート基礎の所定の位置に精確
に埋設することでき、コンクリート打設後にアンカーボ
ルトの位置の移動、修正作業を行う必要がないため、作
業効率もよい。
このように本考案アンカーボルト配置定規は、型枠をた
わまさないで設置できるとともに、アンカボルトを精確
な位置に埋設できる実用効果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案アンカーボルト配置定規の実施例を示し、
第1図は型枠に載置固定した斜視図、第2図は型枠から
分離した斜視図である。 1…アンカーボルト、2…長尺状定規板 3…支持孔、4…支持孔形成部 5…窓状のコンクリート投入用空所 6…固定ピン、7…ピン孔 8,9…目印 101,102…型枠 103,104…上縁 105…受孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔をおいて2列に対向して並設さ
    れた型枠の上に載置固定し、複数本のアンカーボルトを
    コンクリート基礎を形成する型枠間の予め定められた精
    確な位置に配置するものであり、型枠の上に載置固定す
    る長尺状定規板の長手方向にアンカーボルトの支持孔を
    形成した支持孔形成部が所定の間隔で複数個所設けら
    れ、これら各支持孔形成部の間にそれぞれ窓状のコンク
    リート投入用空所が形成され、かつ長尺状定規板の幅方
    向の両側部における長手方向に沿った複数個所にこの長
    尺状定規板を型枠の上に固定する複数個のピン孔が形成
    されたことを特徴とするアンカーボルト配置定規。
JP1987128282U 1987-08-24 1987-08-24 アンカ−ボルト配置定規 Expired - Lifetime JPH0645000Y2 (ja)

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JPS6433853U JPS6433853U (ja) 1989-03-02
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JPS54130345U (ja) * 1978-02-28 1979-09-10
JPS6240143U (ja) * 1985-08-29 1987-03-10

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