JPH0514801U - アンカーボルトの測定治具 - Google Patents

アンカーボルトの測定治具

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JPH0514801U
JPH0514801U JP7157591U JP7157591U JPH0514801U JP H0514801 U JPH0514801 U JP H0514801U JP 7157591 U JP7157591 U JP 7157591U JP 7157591 U JP7157591 U JP 7157591U JP H0514801 U JPH0514801 U JP H0514801U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンカーボルトの芯ズレを簡単に測定するこ
とができるようにした測定用治具を提供する。 【構成】 基礎天端面(5)に設置される治具本体
(1)に外周基礎間に張られた水糸(21)の高さ近くま
での長さを備えた指示棒(2)を立設している。そし
て、この指示棒(2)に、その水糸(21)との位置を合
わせる基準部(3a)(3b)を設け、この基準部(3a)
(3b)からアンカーボルト芯までの基準位置を示す指標
(12)を設けて、その指標(12)からアンカーボルト芯
がどれだけズレているかを測定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主として間仕切基礎部に使用されるアンカーボルトの測定治具に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築物の軸組や独立柱を取り付けるためのアンカーボルトは、基礎コンクリー ト打設時に埋設されるが、このアンカーボルトの位置出しが正確に行われていな いと、軸組などの取付が不可能となり、或は、全体が歪んでしまうことになる。 この場合、アンカーボルトは、基礎コンクリート打設用の型枠に固定した状態で その型枠内に設置するとともに、水糸等で通り等を正確に出して、芯ズレ等が起 らないよう施工マニュアル等で定められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外周基礎のように全て同一高さの場合には、ある程度精度良く 設置することが出来るが、間仕切基礎のように外周基礎よりも低くなっている箇 所においては、アンカーボルトの高さもそれだけ低くなっており、例えば、外周 基礎間に水糸を張っても、高さが低いため精度が出し難く、位置精度の確認を行 わない場合が多かった。そのため、柱等の建ち精度の不良が多いという問題があ った。この考案は、アンカーボルトの芯ズレを簡単に測定することができるよう にした測定用治具を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この考案では、基礎天端面(5)に設置される治 具本体(1)に外周基礎間に張られた水糸(21)の高さ近くまでの長さを備えた 指示棒(2)を立設している。そして、この指示棒(2)に、その水糸(21)と の位置を合わせる基準部(3a)(3b)を設け、この基準部(3a)(3b)からアン カーボルト芯までの基準位置を示す指標(12)を設けて、その指標(12)からア ンカーボルト芯がどれだけズレているかを測定するものである。
【0005】
【作用】
アンカーボルトの上端が開口部を貫通するようにして基礎天端面に設置し、外 周基礎間に張った水糸に指示棒上端の基準部が合致するようにして、治具本体を 左右方向にスライドさせ、その合致した位置において、指標とアンカーボルト芯 との位置ズレを測定する。
【0006】
【実施例】
図1において、(1)は、金属板を方形の蓋状に折曲げた治具本体であり、こ の治具本体(1)の上面には、その中央部に、上方に突出するこの考案の指示棒 (2)が一体に固着して立設されている。この指示棒(2)の上端面には、水糸 を係止するためのこの考案の基準部としての基準(3a)(3b)が十字型に形成さ れている。更に、この指示棒(2)の基礎長手方向の両側に、コンクリート基礎 (4)の天端面(5)より上方に突出したアンカーボルト(6)(6)を、その 治具本体(1)の上面を貫通して上方に突出させるための開口部(7)(7)が 形成されている。これらの開口部(7)(7)は、基礎長手方向に治具本体(1 )をスライドできるよう、アンカーボルト(6)に対して、その基礎長手方向に 長い長穴状とされている。
【0007】 治具本体(1)の上面には、基礎(4)長手方向と直角な方向に形成した前記 基準溝(3a)に合致するようにして、その水糸の位置を示す指標(9)が形成さ れている。そして、この指標(9)の基礎長手方向の両側に、所定長さの目盛( 8)が設けてある。なお、指標(9)は、治具本体(1)の側壁面(10)にも連 続して形成されている。更に、この指標(9)に対して、その指標(9)からア ンカーボルト(6)のボルト芯の位置を示す第2の指標(12)が前記開口部(7 )の側方における治具本体(1)上面から側壁面(10)に跨がって連続して設け られている。
【0008】 なお、治具本体(1)の上面には、X方向及びY方向の水平を測定するための 水準器(13)が取り付けられている。更に、治具本体(1)の基礎長手方向と直 角な側壁面(14)には、その基礎天端面(5)の幅方向に対するアンカーボルト 芯の位置を示す第3の指標(15)が設けられている。
【0009】 図2は、上記治具を用いた測定方法を示している。前記図1で示された基礎( 4)は、この図2で示すように間仕切基礎であって、まず、この間仕切基礎(4 )と平行方向の外周基礎(17)の上面に、同様に指示棒(18)を上方に立設した もう1つの測定用治具(19)を設置する。この時、この外周基礎(17)の天端面 より突出するアンカーボルト(20)が、その治具(19)を貫通して上方に突出す るようにされており、このような状態で、指示棒(18)は、建物の基準線に対応 した位置に設置されるようになっている。この外周基礎の治具(19)は、2個一 対として互いに対向する位置に設置されて、その指示棒(18)上端間に水糸(21 )が張られている。そして、間仕切基礎(4)の天端面に、前記図1と同様にし てこの考案の治具(16)を設置する。
【0010】 上記のようにこの考案の治具(16)を設置した状態で、その指示棒(2)上端 の基準溝(3a)が水糸(21)に合致するよう、間仕切基礎(5)の長手方向に沿 ってスライドさせ、この状態で、アンカーボルト(6)のボルト芯が前記指標( 12)に対してずれているかどうか、或いは、ずれている場合にどれだけずれてい るかを目盛(8) で測定する。そして、そのズレが例えば3mm以上の場合には、 後でそのアンカーボルト(6)の芯ズレを調整する。更に、その芯ズレ等の調整 のため、図1のように、間仕切基礎(4)天端面(5)に、アンカーボルト(6 )の位置を示す印(22)を墨等で付け、また、前記水糸(21)に対応する基準位 置を示す印(23)をも付けておく。
【0011】 更に、アンカーボルト(6)の間仕切基礎(5)長手方向と直角な方向の芯ズ レを測定するには、その間仕切基礎(5)長手方向の延長方向における外周基礎 (17)のアンカーボルト(25)に、前記と同様の治具(19)を設置して、その治 具(19)に張った水糸(24)を基に、その水糸(24)を指示棒(2)上端の基礎 長手方向に沿う溝(3b)に合致させて、その測定を行なう。この場合、治具本体 (1)を、その間仕切基礎(5)の幅方向に対する正確な位置に設置した状態に おいて、長手方向の治具本体(1)側面(14)に設けた第3の指標(15)に対し て、治具本体(1)の幅を予め決められた基準の長さに合わせており、従って、 その幅方向の側壁面に沿うようにして、逃げ墨(26)を打って、その間仕切基礎 (5)通り方向の墨出しを行なうことができる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、この考案の治具を間仕切基礎部に設置して、その指示棒を外周 基礎間に張った水糸に合致させることによって、その間仕切基礎部分のアンカー ボルトの芯ズレを正確に測定することができる。そのため、芯ズレがある場合に はその間仕切基礎の調整を行い、この間仕切基礎のアンカーボルトに取り付けら れる独立柱等が正確に取り付けられることとなって、柱等の建ち精度の不良を大 幅に減少できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の治具の設置状態を示す斜視図であ
る。
【図2】この考案の治具を用いた測定方法の具体例を示
す要部の斜視図である。
【符号の説明】
(1) 治具本体 (2) 指示棒 (3a)(3b) 基準溝 (4) 間仕切基礎 (5) 間仕切基礎天端面 (6) アンカーボルト (7) 開口部 (8) 目盛り (9) 第1の指標 (10) 治具本体側壁面 (12) 第2の指標 (14) 治具本体側壁面 (15) 第3の指標 (16) 測定用治具 (21) 水糸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎天端面に設置される治具本体の上面
    に、指示棒を立設してその指示棒の上端に、水糸の位置
    を合わせる基準部を設け、かつ、同じく治具本体には、
    前記天端より突出するアンカーボルトを上方に貫通させ
    る開口部を設けるとともに、この開口部側方の治具本体
    上面には、前記基準部からアンカーボルト芯までの基準
    位置を示す指標を設けたことを特徴するアンカーボルト
    の測定治具
  2. 【請求項2】前記アンカーボルト芯までの基準位置を示
    す指標を治具本体側面にも設け、同じく水糸の位置に対
    応する建物基準線の位置を示す指標を治具本体側面に設
    けことを特徴とする請求項1記載のアンカーボルトの測
    定治具
  3. 【請求項3】基準部からアンカーボルト芯までの基準位
    置を示す指標に対して、その指標からのアンカーボルト
    芯の位置ズレの長さを示す目盛を設けた請求項1又は2
    記載のアンカーボルトの測定治具
JP7157591U 1991-08-12 1991-08-12 アンカーボルトの測定治具 Expired - Fee Related JP2546943Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05287755A (ja) * 1992-04-08 1993-11-02 Kubota House Kk アンカーボルト位置確認用治具
JP2013023818A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット位置決め構造および位置決め方法
JP2015086681A (ja) * 2013-09-24 2015-05-07 積水化学工業株式会社 アンカーボルト用位置出し装置及びアンカーボルトの設置方法
KR20150124607A (ko) * 2014-04-29 2015-11-06 한전케이피에스 주식회사 인양 삭구 점검 기구, 이를 이용한 인양 삭구 수직도 점검 세트 및 인양 삭구 수평도 점검 세트

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