JP7281129B2 - 基礎型枠構造物 - Google Patents
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Description
図1、図2に示すように、コンクリート基礎1は、幅広で高さの小さいベース部1aと、ベース部の上に形成される幅狭で高さの大きい立上げ部1bとを有しており、立上げ部1bの上端面から上方に上端部が突出するようにアンカーボルト2が埋設固定されている。本実施形態では、ベース部1aは幅W1が600mm、高さH1が250mm程度に形成され、立上げ部1bはベース部1aの幅中心から立上げられ、幅W2が300mm、高さH2が500mm程度で形成されている。
本実施形態では、基礎型枠構造物30は、コンクリートが打設される型枠5と、型枠5を支持するサポータ7と、コンクリート基礎1に埋設されるアンカーボルト2と、これを型枠5に取付けられた施工治具10と、を備えている。
型枠5は、上述したように、台座となるベース部1aの上に設置され、コンクリート基礎1の立上げ部1bを成形する型枠である。型枠5は、ベース部1aの上面に立設された側壁部51、51を備えている。
本実施形態では、施工治具10は、型枠5内に生コンクリートを打設して成形されたコンクリート基礎1の上面から上方に(より好ましくは鉛直方向に)アンカーボルト2の上端部が突出するように、コンクリート基礎1にアンカーボルト2を埋設固定するための治具である。
図3から図7を参照して、以下にアンカープレート11について説明する。アンカープレート11は鋼板などの金属板材をプレス成形等の機械加工により成形された部材であり、例えば3~5mm程度の厚さのものが用いられる。アンカープレート11は、コンクリート基礎1の上部に建物の躯体を連結固定するためのアンカーボルト2を、コンクリート基礎1の上面から上方に上端部が突出するように埋設固定するための治具である。
アンカーボルトの施工治具10を構成する幅止め具20は、アンカープレート11に並設して、型枠5の一対の側壁部51、51をわたすように、一対の側壁部51、51の上端面52、52に架設され、一対の側壁部51、51の内壁面53、53間の距離Dを固定するものである。
前記したアンカープレート11は、型枠5が直線状であり、直線的なコンクリート流路が形成される部位でアンカーボルト2を所定位置に位置決めするものであるが、つぎに、型枠でコンクリート流路が直角に形成される流路に適用するためのアンカープレートの他の実施形態について、図8、図9を参照して以下に説明する。
前記の如く構成された本実施形態のアンカーボルト2の施工方法を、図1~7に示す施工治具10を参照しながら説明する。地中にコンクリート基礎1を構築するときは、地面を所定の深さに掘削し、掘削部に下地層3を成形する。そして、下地層3の上に基礎の幅広のベース部1aを作製するために型枠5を立設固定し、水平状にベース部1a用の配筋をするとともに、鉛直方向に立上げ部1b用の配筋(図示せず)をする。型枠5の内部に生コンクリートを注入し、コンクリート基礎1のベース部1aを形成する。
Claims (5)
- 型枠内にコンクリートを打設して成形されたコンクリート基礎の上面から上方にアンカーボルトの上端部が突出するように、前記コンクリート基礎に前記アンカーボルトを埋設固定するための基礎型枠構造物であって、
前記基礎型枠構造物は、
対向する一対の側壁部を備えた前記型枠と、
前記アンカーボルトを吊下げた状態で支持するべく、対向する前記一対の側壁部にわたすように、前記一対の側壁部の上端面に架設されるアンカープレートと、
前記アンカープレートに吊下げられた状態で支持される前記アンカーボルトと、
前記アンカープレートに並設して前記一対の側壁部にわたすように前記一対の側壁部の上端面に架設され、前記一対の側壁部の内壁面間の距離を保持する2つの幅止め具と、
前記各側壁部を支持し、前記一対の側壁部の対向する方向の前記各側壁部の上端面の位置を調整する一対のサポータと、を備えており、
前記型枠の平面視において、前記型枠内の前記コンクリートが流れる流路に沿って、前記アンカープレートを挟むように、前記2つの幅止め具が、前記アンカープレートに並設されており、
前記2つの幅止め具のうち、一方の幅止め具が配置された位置から他方の幅止め具が配置された位置までの区間内におけるいずれかの位置において、前記一対のサポータのそれぞれが、前記各側壁部を支持しており、
前記アンカープレートには、前記アンカープレートの水平位置の基準となる基準糸に沿って、前記アンカープレートの水平方向の位置を合わせる位置合わせ部が設けられていることを特徴とする基礎型枠構造物。 - 前記アンカープレートは、前記各側壁部の上端面において、前記アンカープレートの水平度を調整するレベル調整機構を備えており、
前記基礎型枠構造物は、前記アンカープレートが前記各側壁部の上端面から浮き上がることを防止する浮き上がり防止具をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の基礎型枠構造物。 - 前記2つの幅止め具のそれぞれは、前記一対の側壁部の上端面の間にわたされる第1板状部と、前記一対の側壁部の内壁面の間にわたされる内側板状部を有する第2板状部と、を備えており、
前記第2板状部には、前記第1板状部が前記各側壁部の上端面に当接した状態で、前記幅止め具が前記各側壁部に嵌合するように切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の基礎型枠構造物。 - 前記位置合わせ部は、前記アンカープレートを前記側壁部に架設した状態で、前記アンカーボルトの取付部から立設されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の基礎型枠構造物。
- 前記アンカープレートには、前記アンカープレートを前記側壁部に架設した状態で、前記各側壁部の上端面と内壁面の境界線が露出するように、開口部が形成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の基礎型枠構造物。
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