JPH0644192B2 - 自動リズム演秦装置 - Google Patents

自動リズム演秦装置

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JPH0644192B2
JPH0644192B2 JP60298772A JP29877285A JPH0644192B2 JP H0644192 B2 JPH0644192 B2 JP H0644192B2 JP 60298772 A JP60298772 A JP 60298772A JP 29877285 A JP29877285 A JP 29877285A JP H0644192 B2 JPH0644192 B2 JP H0644192B2
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Nippon Gakki Co Ltd
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
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    • G10H1/42Rhythm comprising tone forming circuits
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子楽器等に設けられる自動リズム演奏装
置に関し、特にリズムパターン変更制御部の改良に関す
るものである。
〔発明の概要〕
この発明は、例えばポツプス等のリズムを演奏するのに
用いられる多数の音源を複数(例えば4つ)に区分し、
各音源区分毎に複数(例えば5つ)のリズムパターンの
うち任意のものを選択して音源駆動パターンを定めるこ
とにより変化に富んだリズム演奏を可能にしたものであ
る。
〔従来の技術〕
従来変化に富んだリズム演奏を可能にするため、主たる
リズムパターンと共に種々のバリエーシヨンパターンを
メモリに記憶しておき、このメモリから適宜のバリエー
シヨンパターンを選択して読出すことは知られている。
また、別の方法として、リズムパターンの一部をユーザ
ーが音源毎に設定可能としたもの(例えば特開昭51-636
12号公報参照)、あるいは所望のリズムパターンをユー
ザーが任意に設定可能としたもの(例えば特公昭58-851
5号公報参照)等も知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記したバリエーシヨンパターン選択読出技術による
と、多様なパターン変化を得るためには多数のバリエー
シヨンパターンをメモリに記憶しておくことになり、メ
モリとして大容量のものを必要とする不都合がある。
また、上記のようにリズムパターンの全部又は一部をユ
ーザーが任意に設定できるようにしたものでは、発音タ
イミングを指定しては発音すべき音源を指定するので、
パターン設定の自由度が大きい反面、設定操作が面倒で
あり、特に初心者等にとつては使いづらいものであつ
た。
このような問題点を解決するため、ハイハット、スネア
ドラム、バスドラム等の複数の音源のうちの各音源毎に
複数のリズムパターンのうち任意のものを選択してメモ
リに書込み、このメモリ内の複数のリズムパターンに従
って複数の音源を駆動して自動的にリズム音信号を発生
するようにした自動リズム演奏装置が提案されている
(例えば、特開昭57-130093号公報参照)。
このような自動リズム演奏装置によると、多種多様のリ
ズムパターンを簡単に作成できる利点があるものの、
(イ)選択したリズムパターンをメモリに書込む操作が
必要であること、(ロ)音源毎にリズムパターンを選択
するため、ある音源に関して選択したリズムパターンと
他の音源に関して選択したリズムパターンとが音楽的に
調和せず、不自然な感じを与えるおそれがあることなど
の問題点があった。
このような問題点を解決するため、例えば6つの音源を
4つに区分すると共に各音源区分毎に5つのリズムパタ
ーンを記憶し、各音源区分毎に任意のリズムパターンを
選択してリズム演奏を行なわせることが考えられる。こ
のようにすると、書込操作が不要になる他、関連性のあ
る音源(例えばハイハットオープンとハイハットクロー
ズ)を1つの音源区分としてパターンを記憶しておくこ
とで音楽的不調和を解消できる。しかしながら、記憶す
るパターン数は、5×4=20パターンとなり、メモリ
容量の増大を免れない。
この発明の目的は、少ないメモリ容量で且つ簡単な操作
で多彩なリズム演奏を可能にした新規な自動リズム演奏
装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る自動リズム演奏装置は、 所望のリズムの演奏に用いられる3以上の複数Mの音源
[第1図の38]と、 前記複数Mの音源を複数J(J<M)に区分して複数J
の音源区分を定めると共に各音源区分毎に該音源区分に
属する1又は複数の音源を指定する指定手段[第5図の
第3テーブル]と、 前記リズムに関する複数のリズムパターンを記憶する記
憶手段であって、各リズムパターンは、前記複数Mの音
源を選択的に駆動するための情報を含んでいるもの[第
6図の第4テーブル]と、 前記複数Jの音源区分にそれぞれ対応した複数Jの選択
操作子であって、各選択操作子毎に前記複数のリズムパ
ターンのうちの任意の1つを選択可能になっているもの
[第2図の70]と、 前記複数Jの音源区分のうちの各音源区分毎に対応する
選択操作子で選択されたリズムパターンから前記指定手
段で指定された音源に関する情報を抽出して組合わせる
ことにより音源駆動パターンを作成する作成手段[第1
1図のルーチン]と、 この作成手段で作成された音源駆動パターンに従って前
記複数Mの音源を選択的に駆動してリズム音信号を発生
させることにより前記リズムの演奏を自動的に進行させ
る駆動手段[第11図のルーチン]と を備えたものである。
[作用] この発明の構成によれば、各音源区分毎にリズムパター
ンを選択し、選択されたリズムパターンから指定手段で
指定された音源に関する情報を抽出して組合わせること
により音源駆動パターンを作成するようにしたので、音
源駆動パターンは、各音源区分毎にどのリズムパターン
を選択したかによって決まり、非常に変化に富んだリズ
ム演奏が可能となる。すなわち、リズムパターン数をI
とし、音源区分数をJとすると、音源区分毎にパターン
選択可能なので、IのJ乗通り(例えばI=5、J=4
とすれば5通り)の音源駆動パターンが得られ、これ
らの音源駆動パターンのうちの任意のものを演奏前又は
演奏中に適宜設定してリズム演奏を行なわせることがで
きる。
また、上記のような多数の音源駆動パターンをすべてメ
モリに記憶しておくものではないので、メモリ容量が少
なくて済む(例えばI=5ならば、5つのリズムパター
ンを記憶するだけでよい)と共に、選択したリズムパタ
ーンをメモリに書込むものではないので、操作が簡単で
ある。
その上、3以上の複数Mの音源を複数J(J<M)に区
分するようにしたので、複数Jの音源区分のうち少なく
とも1つの音源区分は、複数の音源を含むようになる。
従って、例えばハイハット・オープンとハイハット・ク
ローズのようにリズムパターンに関連性をもたせておき
たい複数音源については、予め組合せに係るリズムパタ
ーンを記憶しておくと、常に音楽的に適切なリズムパタ
ーンの選択が可能となり、従来のように異なる音源間で
音楽的に不自然なリズムパターンが選択されるようなこ
とはなくなる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例による自動リズム演奏装
置をそなえた電子楽器の回路構成を示すもので、この電
子楽器は、鍵盤音発生及びリズム音発生がマイクロコン
ピユータによつて制御されるようになつている。
回路構成(第1図) バス10には、キースイツチ(KSW)インターフエース
12、パネルインターフエース14、中央処理装置(CP
U)16、プログラムメモリ18、ワーキングメモリ20、テ
ーブルメモリ22、テンポクロツク発生器24、鍵楽音イン
ターフエース26及びリズムインターフエース28が接続さ
れている。
KSWインターフエース12は、鍵盤30において多数の鍵
にそれぞれ対応して設けられた多数のキースイツチを走
査して鍵操作情報を検出するためのものである。
パネルインターフエース14は、パネル面に設けられた多
数の楽音制御用操作子32及び多数のリズム制御用操作子
34を走査してパネル走査情報を検出するためのものであ
る。パネル面における多数のリズム制御用操作子の配置
状況については第2図を参照して後述する。
CPU16は、ROMからなるプログラムメモリ18にスト
アされたプログラムに従つて鍵盤音発生及びリズム音発
生のための各種処理を実行するもので、これらの処理に
ついては第9図乃至第11図を参照して後述する。
ワーキングメモリ20は、RAM(ランダム・アクセス・
メモリ)からなるもので、CPU16による各種処理の際
に利用されるカウンタ、レジスタ等として機能する部分
を含んでいる。これらの機能部分については後述する。
テーブルメモリ22は、ROMからなるもので、リズム音
発生に関しては、第1〜第5のテーブルを記憶してい
る。これらのテーブルについては第3図乃至第8図を参
照して後述する。
テンポクロツク発生器24は、テンポデータTMPに応じ
て設定されるテンポに従つてテンポクロツクパルスTC
Lを発生するもので、このテンポクロツクパルスTCL
は割込命令信号として利用される。すなわち、テンポク
ロツクパルスTCLが発生されるたびに第11図のテンポ
割込ルーチンが実行され、それによつてリズム音発生が
可能となる。
鍵楽音インターグエース26は、KSWインターフエース
12を介して検出された鍵操作情報及びパネルインターフ
エース14を介して検出された楽音制御用操作情報に基づ
いて音高データ、音色データ、音量データ等を鍵楽音形
成回路36に供給するもので、鍵楽音発生回路36は、これ
らの供給データに応じて楽音信号を形成するようになつ
ている。
リズムインターフエース28は、選択されたリズム種類に
対応する音源割当データ、個々の発音タイミングでどの
音源を駆動すべきかを表わす音源駆動データ等をリズム
音発生回路38に供給するもので、リズム音発生回路38
は、これらの供給データに応じてリズム音信号を発生す
るようになつている。リズム音発生回路38は、一例とし
て6つの時分割的な発音チヤンネルを有すると共に18個
の音源(例えば18種類の打撃音波形をそれぞれ記憶した
波形記憶部)を含んでおり、6つの発音チヤンネルには
選択されたリズム種類に対応する音源割当データに応じ
てそれぞれ6つの音源が割当てられる。このようにして
割当てられた6つの音源は、選択されたリズム種類に関
する音源駆動データに応じて選択的に駆動され(例えば
波形読出しが行なわれ)、それによつて6音源を用いた
リズム音発生が可能となる。
鍵楽音形成回路36からの楽音信号及びリズム音発生回路
38からのリズム音信号は、出力アンプ40を介してスピー
カ42に供給され、音響に変換される。
リズム制御用操作子配置部(第2図) 第2図は、パネル面における多数のリズム制御用操作子
の配置状況を示すものである。
テンポ表示器50をはさんで一方には、テンポアツプ用の
テンポ調整スイツチ52が設けられ、他方にはテンポダウ
ン用のテンポ調整スイツチ54が設けられている。
テンポ調整スイツチ52及び54の右側には、ポツプス、デ
イスコ、16ビート…等の12個のリズム種類にそれぞれ対
応したリズム種類表示器をマトリクス状に配置したリズ
ム種類表示部56が設けられており、リズム種類表示器の
横3行に対応して3つのリズム選択スイツチ58A〜58C
が設けられると共にリズム種類表示器の縦4列に対応し
て4つのリズム選択スイツチ60A〜60Dが設けられてい
る。
演奏すべきリズム種類として例えばポツプスを選択する
には、リズム選択スイツチ58Aおよび60Aをオンすれば
よく、このようにするとポツプスに対応するリズム種類
表示器Pが点灯する。他のリズム種類の選択もこれと同
様であり、縦横1つずつのリズム選択スイツチで所望の
リズム種類を指定するように行なえばよい。
リズム種類表示部56の手前には、リズムスタートスイツ
チ62及びリズムストツプスイツチ64が並設されている。
リズム種類表示部56の右側には、ノーマル/カスタムモ
ード切換スイツチ66が設けられており、このスイツチ66
をオンするとノーマルモードが選択されてノーマルモー
ド表示器68が点灯する。また、スイツチ66をオフする
と、カスタムモードが選択されてノーマルモード表示器
66が消灯する。ノーマルモードは、各リズム種類毎に標
準的なリズムパターンに従つてリズム演奏を行なうモー
ドであり、カスタムモードは、各リズム種類毎に種々の
バリエーシヨンパターン(カスタムパターン)に従つて
リズム演奏を行なうモードである。
モード切換スイツチ66の右側には、カスタムモード選択
時に種々のカスタムパターンを設定するためのカスタム
パターン設定部70が設けられている。カスタムパターン
設定部70は、一例として4つの音源区分にそれぞれ対応
したパターン選択レバー72A〜72Dを含んでおり、各パ
ターン選択レバー毎(各音源区分毎)に5つのリズムパ
ターンのうち任意のものを選択可能である。各カスタム
パターンは、72A〜72Dの各パターン選択レバーを
「1」〜「5」のどの位置にセツトするか(5つのリズ
ムパターンのうちどれを選択するか)に応じて決まるの
で、設定可能なカスタムパターンは5通りある。
テーブルメモリ22の記憶内容(第3図乃至第8図) 第3図は、テーブルメモリ22における第1テーブルの記
憶内容を示すものである。第1テーブルにあつては、ポ
ツプス、デイスコ…ワルツの12種類のリズムにそれぞれ
対応して0、1…11のリズムナンバnを表わすデータが
記憶されている。
第4図は、テーブルメモリ22における第2テーブルの記
憶内容を示すものである。第2テーブルにあつては、第
1テーブルの12のリズム種類について各リズム種類毎に
6つの発音チヤンネルch1〜ch6に割当てるべき音源を
「1」、「2」、「4」等の音源ナンバmで表わすデー
タが記憶されている。ここで、音源ナンバmは、次に示
すような対応関係で各音源種類毎に予め定められている
ものである。
音源ナンバm 音源種類 1 バスドラム(BD) 2 スネアドラム(SD) 3 ハイ・トム 4 ミドル・トム(M・TOM) 5 ロー・トム 6 リム 7 ボンゴ 8 ハイ・コンガ 9 ローコンガ 10 ハイハツト・オープン(HHO) 11 ハイハツト・クローズ(HHC) 12 カバサ 13 シンバル 14 クラベス(CLAV) 15 ハンド・クラツプ(H・CLAP) 16 クラツパ(CLAP) 17 ハイ・アゴーゴー 18 ロー・アゴーゴー この対応表において、かつこ書きしたのは音源名の略号
であり、第5図、第6図及び第8図で適宜引用されるも
のである。
第5図は、テーブルメモリ22における第3テーブルの記
憶内容を示すものである。第3テーブルにあつては、第
1テーブルの12のリズム種類について各リズム種類毎に
4つの音源区分(音源区分ナンバJ=1〜4)に対応し
た音源指定データが記憶されている。各音源指定データ
は8ビツトのデータであり、最上位ビツトがアクセント
付加の要否をそれぞれ“1”又は“0”で表わし、下位
6ビツトが対応する音源区分に属する音源(6つの音源
のうちの1又は複数のもの)を“1”で指定するように
なつている。例えばポツプスに関し、音源区分ナンバJ
=1の音源指定データは、最上位ビツトが“1”でアク
セント付加ありを示し、最下位ビツトから数えて6番目
のビツトが“1”でバスドラム(BD)を指定する。ま
た、J=2の音源指定データはスネアドラム(SD)及
びミドル・トム(M・TOM)をJ=3の音源指定デー
タはハイハツト・オープン(HHO)及びハイハツト・
クローズ(HHC)を、J=4の音源指定データはクラ
ベス(CLAV)をそれぞれ指定する。
第6図は、テーブルメモリ22における第4テーブルの記
憶内容を示すものである。第4テーブルにあつては、第
1テーブルの12のリズム種類について各リズム種類毎に
5つのリズムパターン(パターンナンバI=1〜5)に
対応したリズムパターンデータが記憶されている。各リ
ズムパターンデータは、1小節分のリズムパターンを表
わすもので、16分音符に対応する各発音タイミング毎に
アクセント付加の要否をそれぞれ“1”又は“0”で表
わすと共に6つの音源の発音の要否をそれぞれ“1”又
は“0”で表わすようになつている。また、1発音タイ
ミング分のパターンデータは8ビツトのデータであり、
最上位ビツトでアクセント付加の要否を表わすこと及び
下位6ビツトが6つの音源に対応していることは前述の
音源指定データと同様である。例えばポツプスに関し、
パターンナンバI=1のリズムパターンデータは、最初
の16分音符に対応する発音タイミングでは、最上位ビツ
トが“1”でアクセント付加ありを示し、最下位ビツト
及び第6ビツトがそれぞれ“1”でハイハツト・クロー
ズ(HHC)及びバスドラム(BD)の発音ありをそれ
ぞれ示す。
第7図は、第4テーブルのアドレス配置を示すものであ
る。1小節は16分音符にして16個に相当するので、各リ
ズム種類毎に5つのリズムパターンを記憶すれば16×5
=80のアドレスを必要とする。そこで、ポツプスについ
てはアドレスが1から80、デイスコについてはアドレス
が81〜160というように定められる。
第8図は、テーブルメモリ22における第5テーブルの記
憶内容を示すものである。第5テーブルにあつては、第
1テーブルの12のリズム種類について各リズム種類毎に
標準的なリズムパターンを表わすリズムパターンデータ
が記憶されている。各リズムパターンデータは1小節分
のデータであり、16分音符に対応する各発音タイミング
毎に6つの音源の発音の要否をそれぞれ“1”又は
“0”で表わすようになつている。
ワーキングメモリ20 ワーキングメモリ20に含まれるカウンタ、レジスタ等の
うち、自動リズム演奏に関係するものは次の通りであ
る。
(1)リズムランフラグRUN これは、1ビツトのレジスタであつて、第2図のリズム
スタートスイツチ62をオンすると“1”がセツトされ、
同図のリズムストツプスイツチ64をオンすると“0”が
セツトされるものである。
(2)テンポカウンタCNT これは、テンポクロツク発生器24からのテンポクロツク
信号TCLを計数するもので、0〜15のカウント値をと
り、16になるタイミングで0にリセツトされる。
(3)リズムレジスタN これは、第2図のリズム選択スイツチにより所望のリズ
ム種類を選択したときに該リズム種類に対応して第1テ
ーブルから読出されるリズムナンバデータ(リズムナン
バnを示すデータ)がストアされるものである。
(4)音源レジスタM これは、リズムレジスタNにストアされたリズムナンバ
nに対応して第2テーブルから読出される6音源分の音
源ナンバデータ(音源ナンバmを示すデータ)がストア
されるもので、これら6音源分の音源ナンバデータが音
源割当データを構成する。
(5)カスタムモードフラグCMF これは、1ビツトのレジスタであつて、第2図のモード
切換スイツチ66をオフしたとき“1”がセツトされ、同
スイツチ66をオンしたとき“0”がセツトされるもので
ある。
(6)パターンナンバレジスタIR これは、パターンナンバIを示すデータがストアされる
ものである。
(7)音源区分ナンバレジスタJR これは、音源区分ナンバJを示すデータがストアされる
ものである。
(8)レジスタA これは、第4又は第5のテーブルを読む際に利用される
アドレスレジスタである。
(9)レジスタB これは、第3テーブルから読出された音源指定データが
ストアされるものである。
(10)レジスタC これは、第4又は第5のテーブルから読出された1発音
タイミング分のパターンデータがストアされるものであ
る。
(11)レジスタD これは、レジスタC及びDのデータに基づいて作成され
た1発音タイミング分の音源駆動データがストアされる
ものである。
メインルーチン(第9図) 次に、第9図を参照してメインルーチンの処理を説明す
る。
まず、ステツプ80では、イニシヤライズルーチンを実行
し、各種レジスタ等を初期セツトする。そして、ステツ
プ82に移り、鍵盤10の多数のキースイツチ及びパネル面
の多数の操作子を走査して鍵操作情報及びパネル操作情
報を検出する。
次に、ステツプ84では、検出された鍵操作情報及びパネ
ル操作情報に基づいて各キースイツチ及び各操作子に状
態変化(イベント)があるか判定する。この判定の結
果、イベントなし(N)ならば、ステツプ82に戻る。ま
た、イベントあり(Y)ならば、ステツプ86に移る。
ステツプ86では、イベントの種別を判定する。そして、
イベントが鍵操作又は楽音制御操作に関するものであれ
ば、ステツプ88に移り、鍵操作情報又は楽音制御操作情
報(操作子32の操作情報)の処理を行なう。例えば押鍵
操作があつた場合には、押された鍵に対応する音高デー
タを鍵楽音インターフエース26を介して鍵楽音形成回路
36に供給する。また、音色選択操作があつた場合には、
選択された音色(例えばオルガン音色)を示す音色デー
タを鍵楽音インターフエース26を介して鍵楽音形成回路
36に供給する。このような処理により鍵盤操作に基づく
楽音発生が可能となる。ステツプ88の後は、ステツプ82
に戻る。
ところで、ステツプ86での判定の結果、イベントがリズ
ムのスタート又はストツプに関するものであれば、ステ
ツプ90に移る。このステツプ90では、リズムランフラグ
RUNにリズムスタートスイツチ62がオンであれば
“1”を、リズムストツプスイツチ64がオンであれば
“0”をそれぞれセツトする。そして、ステツプ92に移
り、リズムのスタート又はストツプに伴う各種レジスタ
等のセツト/リセツト処理を行なう。この後は、ステツ
プ82に戻る。
ステツプ86での判定の結果、イベントがリズムテンポに
関するものであれば、ステツプ94に移る。このステツプ
94では、第2図のテンポ調整スイツチ52又は54の操作に
応じたテンポデータTMPをテンポクロツク発生器24に
送出してリズムテンポを設定する。この後は、ステツプ
82に戻る。
ステツプ86での判定の結果、イベントがリズム選択又は
モード選択に関するものであれば、ステツプ96に移る。
このステツプ96では、第10図のリズムセツトのサブルー
チンを実行する。そして、ステツプ82に戻る。
リズムセツトのサブルーチン(第10図) 第10図において、ステツプ100では、イベントがリズム
選択に関するものであるか判定する。そして、この判定
結果が肯定的(Y)であれば、ステツプ102に移る。
ステツプ102では、第2図のリズム種類表示部56に含ま
れる12個のリズム種類表示器のうち選択されたリズム種
類に対応するものを点灯させる。
次に、ステツプ104では、選択されたリズム種類に対応
するリズムナンバnを第1テーブルから読出してリズム
レジスタNにストアする。そして、ステツプ106に移
る。
ステツプ106では、リズムレジスタNにストアされたリ
ズムナンバnに対応する6音源分の音源ナンバmを第2
テーブルから読出して音源レジスタMにストアする。こ
の音源レジスタMにおける6音源分の音源ナンバデータ
は、音源割当データとしてリズムインターフエース28を
介してリズム音発生回路38に供給され、その中のラツチ
回路にラツチされる。このため、リズム音発生回路38で
は、ラツチされた音源割当データに応じて6つの発音チ
ヤンネルにそれぞれ6つの音源が割当てられる。例えば
ポツプスが選択された場合には、発音チヤンネルch1、
2、3、4、5、6にそれぞれバスドラム、スネアドラ
ム、ミドル・トム、ハイハツト・オープン、ハイハツト
・クローズ、クラベスの音源が割当てられる。ステツプ
106の後は、第9図のメインルーチンにリターンする。
一方、ステツプ100の判定結果が否定的(N)であつた
ときは、モード選択に関するイベントがあつたことにな
るので、ステツプ108に移る。
ステツプ108では、モード切換スイツチ66がオン(O
N)又はオフ(OFF)のいずれの状態であるか判定す
る。この判定の結果、ONであればステツプ110に移
り、ノーマルモード表示器68を点灯させる。そして、ス
テツプ112でカスタムモードフラグCMFに“0”をセ
ツトしてから、第9図のメインルーチンにリターンす
る。
また、ステツプ108の判定においてOFFであるとされ
たときは、ステツプ114に移り、ノーマルモード表示器6
8を消灯する。そして、ステツプ116でカスタムモードフ
ラグCMFに“1”をセツトしてから、第9図のメイン
ルーチンにリターンする。
テンポ割込ルーチン(第11図) 第11図は、リズム音発生のためのテンポ割込ルーチンを
示すもので、このルーチンはテンポクロツク発生器24が
テンポクロツクパルスTCLを発生するたびに(16分音
符毎に)実行される。
まず、ステツプ120では、リズムランフラグRUNが
“1”か判定する。この判定の結果、“1”でない
(N)ならば、リズムストツプが指令されていることに
なるので、何の処理も行なわずに第9図のメインルーチ
ンにリターンする。
ステツプ120の判定で“1”である(Y)とされたとき
は、ステツプ122に移り、パターンナンバレジスタIR
にパターンナンバI=1をセツトする。そして、ステツ
プ124に移る。
ステツプ124では、カスタムモードフラグCMFが
“1”か判定する。この判定の結果、“1”でない
(N)ならば、ノーマルモードが選択されていることに
なるので、ステツプ126に移る。
ステツプ126では、第5テーブルを読むためのアドレス
を決定する処理を行なう。すなわち、16n+CNT値+
Iなる演算を行ない、その演算結果をレジスタAにセツ
トする。ここで、「n」は、リズムレジスタNにストア
されたリズムナンバであり、これに1リズムパターン当
りのアドレス数16をかけると、選択されたリズム種類に
対応するリズムパターンデータを指定できる。また、
「CNT値」は、テンポカウンタCNTのカウント値で
あり、これを16nに加えると、指定されたリズムパター
ンデータ中で1発音タイミング分のパターンデータを指
定できる。なお、「I」は、パターンナンバレジスタI
Rにストアされたパターンナンバであり、ノーマルモー
ドの場合は常に1である。
このような演算によれば、例えばポツプスが選択された
場合には、第8図の第5テーブルにおいてn=0のリズ
ムパターンデータのうちCNT値に応じた1発音タイミ
ング分のパターンデータ(例えばCNT値が0ならば最
初の16分音符に対応するもの)のアドレスが決定され
る。
次に、ステツプ128では、レジスタAのアドレスに基づ
いて第5テーブルから1発音タイミング分のパターンデ
ータを読出し、レジスタCにストアする。ステツプ130
でレジスタCのパターンデータをレジスタDに転送・ス
トアしてから、ステツプ132に移る。
ステツプ132では、レジスタDの1発音タイミング分の
パターンデータを音源駆動データとしてリズムインター
フエース28に送出する。この結果、リズム音発生回路38
では、音源駆動データにより発音が指示された1又は複
数の音源が駆動され、スピーカ42からは1発音タイミン
グ分のリズム音が発生される。
この後、ステツプ134でレジスタDに0をセツトしてか
ら、ステツプ136に移り、テンポカウンタCNTのカウ
ント値を1アツプする。そして、ステツプ138では、C
NT値が16か判定する。この判定の結果が否定的(N)
であれば第9図のメインルーチンにリターンする。ま
た、ステツプ138の判定結果が肯定的(Y)であれば、
ステツプ140でテンポカウンタCNTのカウント値を0
にしてから第9図のメインルーチンにリターンする。
上記のような処理を各発音タイミング毎にくりかえすこ
とにより第5テーブルの例えばポツプスのリズムパター
ンに従つて自動的にリズム演奏を行なうことができる。
ところで、ステツプ124の判定結果が肯定的(Y)であ
つたときは、カスタムモードが選択されていることにな
るので、ステツプ142に移る。
ステツプ142では、第4テーブルを読むためのアドレス
を決定する処理を行なう。すなわち、80n+CNT値×
5+Iなる演算を行ない、その演算結果をレジスタAに
セツトする。ここで、「n」、「CNT値」及び「I」
は前述した通りであり、リズムナンバnに80をかけるの
は、第7図に示したように各リズム種類毎に80アドレス
あることを考慮したものである。また、CNT値に5を
かけるのは、各リズム種類毎に5つのリズムパターンを
記憶したことによるものである。
このような演算によれば、例えばポツプスが選択された
場合には、第6図の第4テーブルにおいてn=0のリズ
ムパターンデータのうちからパターンナンバIのリズム
パターンデータを選択すると共に、この選択されたリズ
ムパターンデータのうちCNT値に応じた1発音タイミ
ング分のパターンデータ(例えばCNT値が0ならば最
初の16分音符に対応するもの)のアドレスを決定するこ
とができる。
次に、ステツプ144では、音源区分ナンバレジスタJR
に音源区分ナンバJ=1をセツトする。そして、ステツ
プ146に移り、JRにセツトされた音源区分ナンバJの
パターン選択レバーでパターンナンバIのリズムパター
ンが選択されているか判定する。ここで、第2図のパタ
ーン選択レバー72A、72B、72C、72Dはそれぞれ音源
区分ナンバ1、2、3、4に対応している。例えば、上
記のようにI及びJをいずれも1にセツトした場合、ス
テツプ146では、パターン選択レバー72Aでパターンナ
ンバ1のリズムパターンが選択されているか判定するこ
とになる。
ステツプ146の判定結果が肯定的(Y)であつたとき
は、ステツプ148に移る。このステツプ148では、レジス
タNのリズムナンバn及びレジスタJRの音源区分ナン
バJに基づいて第5図の第3テーブルから音源指定デー
タを読出し、レジスタBにストアする。
次に、ステツプ150では、レジスタAのアドレスに基づ
いて第6図の第4テーブルから1発音タイミング分のパ
ターンデータを読出し、レジスタCにストアする。そし
て、ステツプ152に移る。
ステツプ152では、レジスタCの1発音タイミング分の
パターンデータとレジスタBの音源指定データとに基づ
いて新たに1発音タイミング分の音源駆動データを作成
する処理を行なう。具体的には、レジスタB及びCの対
応ビツト同士をAND演算すると共に、この演算で得ら
れたデータとレジスタDのデータとを対応ビツト同士O
R演算し、この演算結果をレジスタDにセツトする。
次に、ステツプ154に移り、レジスタJRの音源区分ナ
ンバJが4より小さいか判定する。この判定の結果、J
<4である(Y)ならば、ステツプ156でレジスタJR
の音源区分ナンバJを1アツプする。そして、ステツプ
146に戻り、ステツプ146〜156の処理を上記と同様に実
行する。なお、ステツプ146の判定結果が否定的(N)
であつたときは、特定のリズムパターンが選択されなか
つたことになるので、ステツプ148〜152の処理を行なわ
ずにステツプ154に移る。
上記のようにして、例えばパターンナンバI=1のリズ
ムパターンが選択されているか調べる必要をJ=1〜4
の4つの音源区分について行なうと、ステツプ154での
判定結果が否定的(N)となり、ステツプ158に移る。
このステツプ158では、レジスタIRのパターンナンバ
Iが5より小さいか判定する。この判定の結果、I<5
である(Y)ならば、ステツプ160でレジスタIRのパ
ターンナンバIを1アツプする。そして、ステツプ142
に戻り、ステツプ142〜160の処理を上記と同様に実行す
る。
上記のようにして、各リズムパターン毎にJ=1〜4の
音源区分を調べる処理をI=1〜5のすべてのリズムパ
ターンについて行なうと、ステツプ158の判定結果が否
定的(N)となり、ステツプ132に移る。
ここで、音源駆動データ作成の一例を説明する。この例
では、リズム種類としてポツプスを選択し、パターン選
択レバー72A、72B、72C、72Dによりそれぞれパター
ンナンバ1、2、1、4のリズムパターンを選択したも
のとする。また、作成するのは、第6図の最初の16分音
符に対応した発音タイミングの音源駆動データとする。
まず、I=1、J=1のとき、レジスタBの内容は、左
端を最上位ビツトとして示し(他のレジスタについても
同様とする)と、第5図から「10010000」とな
る。また、レジスタCの内容は、第6図から「1001
0001」となる。これらのレジスタ内容に基づいてス
テツプ152の処理を行なうと、レジスタDの内容は、そ
の初期値が0であるので、「10010000」とな
る。
次に、I=1、J=3のとき、レジスタBの内容は、第
5図から「00000011」であり、レジスタCの内
容は、J=1の場合と同じである。これらのレジスタ内
容に基づいてステツプ152の処理を行なうと、レジスタ
Dの内容は、「10010001」となる。
次に、I=2、J=2のとき、レジスタBの内容は、第
5図から「00001100」となり、レジスタCの内
容は、第6図から「10110001」となる。これら
のレジスタ内容に基づいてステツプ152の処理を行なう
と、AND演算結果が全ビツト“0”となるので、レジ
スタDの内容は、「10010001」のままである。
次に、I=4、J=4のとき、レジスタBの内容は、第
5図から「00100000」であり、レジスタCの内
容は、第6図から「10110001」である。これら
のレジスタ内容に基づいてステツプ152の処理を行なう
と、レジスタDの内容は、「10110001」とな
る。このときのレジスタDの内容は、第6図においてI
=1、2、4のパターンデータから四角で囲んで示すよ
うにJ=1〜4の音源指定データにおける“1”に対応
したビツトを抽出して配列したものに対応する。
このようにして得られたレジスタDのデータ「1011
0001」は、最初の16分音符に対応する発音タイミン
グの音源駆動データとしてステツプ132によりリズムイ
ンターフエース28に送出される。従つて、この発音タイ
ミングでは、スピーカ42から、クラベス、バスドラム、
ハイハット・クローズの各音がアクセント付きで(比較
的大きい音量で)奏出される。
上記のようなデータ作成処理を各発音タイミング毎にく
りかえすことによりレバー72A〜72Dで設定したカスタ
ムパターンに従つて自動リズム演奏を行なうことができ
る。
カスタムモードの動作において、ステツプ132以降の処
理は、ノーマルモードについて前述したのと同様であ
る。
変形例 この発明は、上記した実施例に限らず、種々の改変形態
で実施しうるものである。いくつかの変形例を示すと、
次の通りである。
(1)第11のルーチンでは、各リズムパターン毎に複数の
音源区分を順次に調べる処理をすべてのリズムパターン
について実行した後、レジスタDの音源駆動データをリ
ズムインターフエースに送出するようにしたが、各リズ
ムパターン毎に複数の音源区分を順次に調べていつて該
リズムパターンの選択ありとして音源駆動データを作成
するたびにその音源駆動データをリズムインターフエー
スに送出するようにしてもよい。このようにすると、リ
ズムインターフエースには各発音タイミング毎に音源区
分の数に対応した回数だけ音源駆動データが供給され、
ミクロに見れば音源駆動のタイミングがずれることもあ
りうる。しかしながら、高速処理のためかようなずれを
人間の耳で識別するのは不可能であるから、実際上は何
の不都合もない。
(2)第11図のルーチンでは、各リズムパターン毎に複数
の音源区分を順次に調べるようにしたが、これは、各音
源区分毎に複数のリズムパターンを順次に調べるように
してもよい。そして、このようにした場合にも、上記
(1)で述べたように各発音タイミング毎に複数回の音源
駆動データ送出を行なうことができる。
(3)上記実施例では、各音源区分毎に選択可能な複数の
リズムパターンに対応したリズムパターンデータをRO
Mに記憶するようにしたが、このROMに代えてRAM
を設け、ユーザーが該RAMに任意のリズムパターンを
セツトしたり、セツトしたものを部分的に変更したりで
きるようにしてもよい。このようにすると、一層変化に
富んだリズム演奏が可能になる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、3以上の複数Mの音
源を複数J(J<M)に区分して複数Jの音源区分を定
めると共に各音源区分毎にそれに属する1又は複数の音
源を指定し、各音源区分毎に選択操作子で複数のリズム
パターンのうちの1つを選択し、選択されたリズムパタ
ーンから指定に係る音源に関する情報を抽出して組合わ
せることにより音源駆動パターンを作成するようにした
ので、少ないメモリ容量で且つ簡単なパネル操作で変化
に富んだリズム演奏を楽しめる効果が得られるものであ
る。
その上、複数音源について音楽的に不自然なリズムパネ
ルが選択されるのを防止できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による自動リズム演奏装
置をそなえた電子楽器の回路構成を示すブロック図、 第2図は、パネル面におけるリズム制御用操作子配置部
を示す平面図、 第3図、第4図、第5図、第6図及び第8図は、テーブ
ルメモリにおける第1テーブル、第2テーブル、第3テ
ーブル、第4テーブル及び第5テーブルの記憶内容をそ
れぞれ示す図、 第7図は、第4テーブルのアドレス配置を示す図、 第9図は、メインルーチンを示すフローチャート、 第10図は、リズムセツトのサブルーチンを示すフローチ
ャート、 第11図は、テンポ割込ルーチンを示すフローチャートで
ある。 10……バス、14……パネルインターフエース、16……中
央処理装置、18……プログラムメモリ、20……ワーキン
グメモリ、22……テーブルメモリ、24……テンポクロツ
ク発生器、28……リズムインターフエース、34……リズ
ム制御用操作子、38……リズム音発生回路、70……カス
タムパターン設定部、72A〜72D……各音源区分毎のパ
ターン選択レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望のリズムの演奏に用いられる3以上の
    複数Mの音源と、 前記複数Mの音源を複数J(J<M)に区分して複数J
    の音源区分を定めると共に各音源区分毎に該音源区分に
    属する1又は複数の音源を指定する指定手段と、 前記リズムに関する複数のリズムパターンを記憶する記
    憶手段であって、各リズムパターンは、前記複数Mの音
    源を選択的に駆動するための情報を含んでいるものと、 前記複数Jの音源区分にそれぞれ対応した複数Jの選択
    操作子であって、各選択操作子毎に前記複数のリズムパ
    ターンのうちの任意の1つを選択可能になっているもの
    と、 前記複数Jの音源区分のうちの各音源区分毎に対応する
    選択操作子で選択されたリズムパターンから前記指定手
    段で指定された音源に関する情報を抽出して組合わせる
    ことにより音源駆動パターンを作成する作成手段と、 この作成手段で作成された音源駆動パターンに従って前
    記複数Mの音源を選択的に駆動してリズム音信号を発生
    させることにより前記リズムの演奏を自動的に進行させ
    る駆動手段と を備えた自動リズム演奏装置。
JP60298772A 1985-12-30 1985-12-30 自動リズム演秦装置 Expired - Lifetime JPH0644192B2 (ja)

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US06/946,384 US4763554A (en) 1985-12-30 1986-12-23 Automatic rhythm performing apparatus for electronic musical instrument

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JPS62159189A JPS62159189A (ja) 1987-07-15
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