JPH0643520A - 絞り機構 - Google Patents

絞り機構

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JPH0643520A
JPH0643520A JP4196989A JP19698992A JPH0643520A JP H0643520 A JPH0643520 A JP H0643520A JP 4196989 A JP4196989 A JP 4196989A JP 19698992 A JP19698992 A JP 19698992A JP H0643520 A JPH0643520 A JP H0643520A
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JP
Japan
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diaphragm
blade
opening
blades
diameter
Prior art date
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Application number
JP4196989A
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Inventor
Masaaki Morizumi
雅明 森住
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/095,443 priority patent/US5394212A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B9/00Exposure-making shutters; Diaphragms
    • G03B9/02Diaphragms
    • G03B9/06Two or more co-operating pivoted blades, e.g. iris type

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御精度や制御速度の低下を防止し、絞り開
口を閉塞し、かつ、NDフィルタを容易に設ける。 【構成】 カム溝64に対する絞り羽根52、54の他
端のガタを縮小倍して、絞り開口精度の向上を図ること
ができるので、所望の開口径に設定する場合にフィード
バックを必要としない。また、重ね合わされた複数の絞
り羽根52、54の一枚54に、この一枚の絞り羽根5
4と一体的に回動するように閉塞用の絞り羽根56を重
ね合わせた。さらに、この閉塞用の絞り羽根56を一枚
の絞り羽根54の内周から張り出して重ね合わせた。従
って、絞り開口部が最小絞り径になった時、閉塞用の絞
り羽根56の張出部で開口部を閉塞する。さらに、閉塞
用の絞り羽根56には容易に透過光量を減少するフィル
タ56Dを設けることができる。このフィルタ56D
は、開口部が最小絞り径になる前の小絞り時に開口部を
覆うように配設されているので、絞り開口を自動調整す
る場合に、絞り開口の絞りすぎを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絞り機構に係り、特にカ
メラやビデオカメラ等の光学機械に使用されて光量を制
限する絞り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラやビデオカメラ等の光学機
械の絞り機構は自動的に調整可能な状態で使用される場
合があり、絞り機構は、図3に示すタイプと、図4に示
すタイプの2種類が知られている。図3に示すタイプ
は、NDフィルタを絞り羽根に接着し、さらに、絞り機
構を全閉可能に構成している。そして、絞り開口を自動
的に調整する場合、NDフィルタを絞り羽根に接着する
ことにより、絞り機構の開口径が小さくなり過ぎること
を防止することができ、また、絞り機構を全閉可能に構
成することにより、未使用時に強い光が撮像面に当たら
ないようにして撮像部を保護することができる。
【0003】以下図3に基づいて、図3に示すタイプの
構成を説明する。同図に示すように、絞り羽根10、1
2、14はそれぞれの支点10A、12A、14Aを介
して図示しない絞り本体に回動自在に軸支されている。
それぞれの支点10A、12A、14Aの近傍には、作
動ピン16、18、20と係合する長穴10B、12
B、14Bが形成されている。すなわち、絞り羽根1
0、12、14は、いわゆる片持ちタイプに構成されて
いる。そして、絞り羽根10、12、14は全閉時に互
いに干渉しないように組み合わされている。
【0004】また、一番上側の絞り羽根10にはNDフ
ィルタ22が接着されていて、さらに、セクタ板24に
は作動ピン16、18、20が取り付けられている。セ
クタ板24は図示しない本体の開口部と同軸上に回動自
在に支持されている。 このように構成された図3に示
すタイプの絞り機構を閉塞する場合、セクタ板24を反
時計回り方向に回動する。これにより、作動ピン16、
18、20が反時計回り方向に回動するので、絞り羽根
10、12、14は支点10A、12A、14Aを中心
にして反時計回り方向に回動する。従って、絞り羽根1
0、12、14で合成された開口が小さくなり、全閉さ
れる。
【0005】一方、図3に示すタイプの絞り機構を開口
する場合は、セクタ板を時計回り方向に回動する。ま
た、図4に示すタイプの絞り機構は、絞り羽根30の支
点30Aと作用点30Bとが絞り開口32を跨いで配設
されているので、L3 とL4 の関係がL3 >L4 に設定
されている。すなわち、絞り羽根30は、いわゆる両端
支持タイプに構成されている。従って、作用点30Bで
のガタの影響を縮小倍することができるので、絞り羽根
30の開口精度が優れている。
【0006】そして、図4に示すタイプの絞り機構を開
口する場合レバー34を時計回り方向に回動し、また、
絞り機構を閉塞する場合レバー34を反時計回り方向に
回動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絞り機
構を自動的に調整する場合、図3のいわゆる片持ちタイ
プの絞り機構ではL1 ≪L2 となっている為、長穴10
B、12B、14Bと作動ピン16、18、20とのガ
タの影響が拡大倍される。従って、絞り羽根10、1
2、14の開口精度が悪くなり、所望する開口径に設定
する為にはフィードバック機構を必要とする。このよう
に、図3に示すタイプの絞り機構は、絞り羽根10、1
2、14の制御精度や速度に問題がある。
【0008】一方、図4のいわゆる両端支持タイプの絞
り機構では、小絞りになると羽根30同士が干渉してし
まい、全閉状態にできないという問題があり(図5参
照)、また、羽根30にNDフィルタを接着することも
困難であるという問題がある。本発明はこのような事情
に鑑みてなされたもので、自動調整可能な絞り機構にお
いて、絞り羽根の制御精度や制御速度の低下を防止する
と共に、絞り開口の全閉が可能で、かつ、NDフィルタ
を容易に取り付けることができる絞り機構を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、複数枚重ね合わされた絞り羽根の一端をベ
ースの同心円上に所定間隔をおいて回動自在に設けると
共に、回動自在に設けられたセクタ部材の同心円上に所
定間隔をおいて形成された溝孔に、前記複数枚重ね合わ
された絞り羽根の他端を移動自在に設けて、前記複数枚
重ね合わされた絞り羽根の内周で開口部を形成し、セク
タ部材の回動で前記複数枚の絞り羽根を一端を中心に揺
動させて前記開口部を最小絞り径と開放絞り径間で連続
的に変化させる絞り機構において、前記重ね合わされた
複数の絞り羽根の一枚に、該一枚の絞り羽根の内周から
張出すように重ね合わされた閉塞用の絞り羽根を、前記
一枚の絞り羽根と一体的に回動させて、前記開口部が最
小絞り径になった時、前記閉塞用の絞り羽根の張出部で
前記開口部を閉塞することを特徴としている。
【0010】また、本発明は前記目的を達成するため
に、前記閉塞用の絞り羽根は透過光量を減少するフィル
タを備えていて、該フィルタは、前記開口部が最小絞り
径になる前の小絞り時に前記開口部を覆うことを特徴と
している。
【0011】
【作用】本発明によれば、複数枚重ね合わされた絞り羽
根の一端をベースの同心円上に所定間隔をおいて回動自
在に設けると共に、回動自在に設けられたセクタ部材の
同心円上に所定間隔をおいて形成された溝孔に、複数枚
重ね合わされた絞り羽根の他端を移動自在に設けた。従
って、溝孔に対する絞り羽根の他端のガタが縮小倍され
るので、開口精度の向上を図ることができる。これによ
り、所望の開口径に設定する場合にフィードバック機構
を必要としない。
【0012】また、重ね合わされた複数の絞り羽根の一
枚に、この一枚の絞り羽根と一体的に回動するように閉
塞用の絞り羽根を重ね合わせた。さらに、この閉塞用の
絞り羽根を一枚の絞り羽根の内周から張り出して重ね合
わせた。これにより、複数枚重ね合わされた絞り羽根の
内周で形成された開口部が最小絞り径になった時、閉塞
用の絞り羽根の張出部で開口部を閉塞する。
【0013】また、閉塞用の絞り羽根には透過光量を減
少するフィルタが設けられていて、このフィルタは、開
口部が最小絞り径になる前の小絞り時に開口部を覆う。
【0014】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る絞り機構
の好ましい実施例を詳述する。図1は本発明に係る絞り
機構50の斜視図であり、図2はその要部拡大図であ
る。図2に示すように、本発明に係る絞り機構50は絞
り羽根52、52、54、56を有している。絞り羽根
52は略三日月形に形成されていて、内周の略中央には
切込部52Cが形成されている。絞り羽根54は絞り羽
根52と同様に略三日月形に形成されていて、内周の略
中央には切込部54Dが形成されている。尚、絞り羽根
52、54は主に絞り羽根54に孔54Cが形成されて
いる点で相違する。
【0015】絞り羽根52、52、54は一端に軸受用
の孔52A、52A、54Aが形成されていて、軸受孔
52A、52A、54Aは、それぞれ後述するピン5
8、58、60に回動自在に支持されている。また、絞
り羽根52、52、54は他端にそれぞれ孔52B、5
2B、54Bが形成されていて、これらの孔52B、5
2B、54Bにはそれぞれピン62、62、62が取り
付けられている。ピン62、62、62は、それぞれ後
述するカム溝64、64、64内に移動自在に支持され
ている。
【0016】そして、図2上で上方の絞り羽根52の他
端は下方の絞り羽根52の一端の後方に重ね合わされ、
下方の絞り羽根52の他端は絞り羽根54の一端に後方
に重ね合わされる。更に、絞り羽根54の他端は上方の
絞り羽根52の一端の後方に重ね合わされる。すなわ
ち、絞り羽根52、52、54は、それぞれ互い違いに
重ね合わされる。
【0017】絞り羽根54の孔54C内にはピン66が
固着されている。ピン66は孔56A内に支持されてい
て、孔56Aは絞り羽根56に形成されている。また、
絞り羽根56は孔56Aの下方に孔56Bが形成されて
いて、孔56Bは孔54Aと共に後述するピン60に回
動自在に支持されている。これにより、絞り羽根56は
絞り羽根54の前方に重ねられて、ピン60を中心にし
て絞り羽根54と一体的に回動する。
【0018】また、絞り羽根56には、絞り羽根52、
54の切込部52C、54Dより浅い切込部56Dが形
成されている。絞り羽根56が絞り羽根54の前方に重
ねられると、浅い切込部56Dは切込部54Dにかさね
られる。この場合、切込部56Dは切込部54Dより浅
いので、切込部54Dの一部は絞り羽根56で覆われ
る。また、絞り羽根56の浅い切込部56DにはNDフ
ィルタ56Cが付着されている。NDフィルタ56C
は、絞り羽根56が絞り羽根54の前方に重ねられる
と、絞り羽根56で覆われない切込部54Dの部分を覆
う。
【0019】このように、絞り羽根52、52、54、
56が一体的に重ね合わされた状態で、後述するセクタ
板66が時計回り方向に回動すると、絞り羽根52、5
2、54はそれぞれ後述するピン58、58、60を中
心に時計回り方向に回動する。従って、絞り羽根52、
52、54、56によって形成される絞り開口部の径が
漸次小さくなる。
【0020】この場合、絞り羽根52、52、54に形
成されている切込部み部52C、52C、54Dによっ
て、絞り羽根52、52、54はセクタ板66の移動角
度に対してリニアに変化する。また、絞り羽根52、5
2、54の一端の孔52A、52A、54Aを中心にし
て絞り羽根52、52、54のそれぞれの他端のピン6
2が移動する。従って、絞り羽根52、52、54は、
いわゆる両端支持タイプに構成されているので、カム溝
64に対するピン62のガタが縮小倍される。これによ
り、図2上でL5 >L6 の関係が成立するので、絞り開
口部の開口精度の向上を図ることができる。これによ
り、所望の開口径に設定する場合にフィードバック機構
を必要としない。
【0021】この小径の絞り開口部は、絞り羽根52、
54、56の切込部52C、54D、56Dで形成され
るので、絞り開口部が小径になると、絞り開口部はND
フィルタ56Cで覆われる。NDフィルタ56Cは光量
を減少することができるので、絞り機構を自動的に調整
する場合に、開口径の絞りすぎを防止することができ
る。
【0022】そして、絞り開口部が最小絞り径になる
と、NDフィルタ56Cは開口部から退避して、この開
口部は絞り羽根56で覆われる。これにより、絞り開口
部が閉塞されるので、未使用時に強い光が撮像面に当た
らないようにして撮像部を保護することができる。一
方、後述するセクタ板66が反時計回り方向に回動する
と、絞り羽根52、52、54はそれぞれ後述するピン
58、58、60を中心に反時計回り方向に回動する。
従って、絞り羽根52、52、54、56によって形成
される絞り開口部の径は、開放絞り径になるまで漸次大
きくなるように変化する。
【0023】また、絞り機構50はアイリスベース70
を備えていて、アイリスベース70には溝70Aを介し
て、前述したセクタ板66が回動自在に支持されてい
る。セクタ板66には前述したカム溝64、64、64
が同心円上に形成されている。カム溝64、64、64
にはそれぞれピン62、62、62が移動自在に支持さ
れている。
【0024】さらに、アイリスベース70には前述した
ピン58、58及び凹部59が同心円上に形成されてい
る。ピン58には絞り羽根52の軸受用の孔52Aが回
動自在に支持されている。凹部59内にはピン60が植
設され、ピン60には絞り羽根54、56の軸受用の孔
54A、56Aが回動自在に支持されている。また、ピ
ン58、58、60はそれぞれ、カバー板72に形成さ
れている軸受用の孔72A、72A、72A内に支持さ
れている。従って、カバー板72はアイリスベース70
に取り付けられていて、セクタ板66と共に、絞り羽根
52、52、54、56を重ね合わせた状態に保持して
いる。
【0025】また、アイリスベース70にはギア74が
回動自在に支持されていて、ギア74はモータ76に回
転力を伝達可能に連結されている。そして、ギア74に
はギア78が噛み合っていて、ギア78はアイリスベー
ス70に回動自在に支持されている。ギア78には同軸
上にギア80が形成されていて、ギア80はギア82に
噛み合っている。ギア82はセクタ板66の外周に形成
されている。従って、モータ76が正逆転すると、セク
タ板66は時計回り方向又は反時計回り方向に回動す
る。この場合、ギア74、78、80はカバー84でア
イリスベース70に回動自在に保持されている。
【0026】さらに、アイリスベース70には台座92
を介してホームポジション用のセンサー90が固定され
ている。ホームポジション用のセンサー90は、セクタ
板66に形成されている位置決め片66Aを検知した
時、検知信号を出力する。尚、94はフレキシブルプリ
ント基板である。前記の如く構成された本発明に係る絞
り機構の作用について説明する。
【0027】先ず、絞り機構50の開口径を小さくする
場合、モータ76を正転駆動してセクタ板66を時計回
り方向に回動する。これにより、絞り羽根52、52、
54はそれぞれピン58、58、60を中心に時計回り
方向に回動する。従って、絞り羽根52、52、54、
56によって形成される絞り開口部の径が漸次小さくな
る。
【0028】この場合、絞り羽根52、52、54の一
端の孔52A、52A、54Aを中心にして絞り羽根5
2、52、54のそれぞれの他端のピン62が移動する
ので、カム溝64に対するピン62のガタが縮小倍され
る。すなわち、図2上でL5>L6 の関係が成立するの
で、絞り開口部の開口精度の向上を図ることができる。
これにより、所望の開口径に設定する場合にフィードバ
ック機構を必要としない。
【0029】そして、絞り羽根52、52、54が形成
する開口部が小さくなった場合に、その開口部にNDフ
ィルタ56Cが配置される。これにより、絞り機構を自
動的に調整する場合、開口径の絞りすぎを防止すること
ができる。次いで、絞り羽根52、52、54の開口部
が最小絞り径になると、NDフィルタ56Cは開口部か
ら退避して、絞り羽根56が開口部を覆う。これによ
り、撮像面に強い光が入射することを防止できるので、
未使用時に絞り機構の開口部を閉塞して撮像部を保護す
ることができる。
【0030】次に、絞り機構50の開口径を大きくする
場合、モータ76を逆転駆動してセクタ板66を反時計
回り方向に回動する。これにより、絞り羽根52、5
2、54はそれぞれピン58、58、60を中心に反時
計回り方向に回動する。従って、絞り羽根52、52、
54、56によって形成される絞り開口部の径は、開放
絞り径になるまで漸次大きくなるように変化する。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る絞り機
構によれば、溝孔に対する絞り羽根の他端のガタが縮小
倍されるので、開口精度の向上を図ることができる。こ
れにより、所望の開口径に設定する場合にフィードバッ
ク機構を必要としない。従って、自動調整可能な絞り機
構において、絞り羽根の制御精度や制御速度の低下を防
止するすることができる。
【0032】また、重ね合わされた複数の絞り羽根の一
枚に、この一枚の絞り羽根と一体的に回動するように閉
塞用の絞り羽根を重ね合わせた。さらに、この閉塞用の
絞り羽根を一枚の絞り羽根の内周から張り出して重ね合
わせた。これにより、複数枚重ね合わされた絞り羽根の
内周で形成された開口部が最小絞り径になった時、閉塞
用の絞り羽根の張出部で開口部を閉塞する。
【0033】さらに、閉塞用の絞り羽根には容易に透過
光量を減少するフィルタを設けることができる。このフ
ィルタは、開口部が最小絞り径になる前の小絞り時に開
口部を覆うように配設されているので、絞り開口を自動
調整する場合に、絞り開口の絞りすぎを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る絞り機構の斜視図
【図2】本発明に係る絞り機構の要部拡大図
【図3】従来の絞り機構の実施例を示す平面図
【図4】従来の絞り機構の他の実施例の構成を説明する
平面図
【図5】従来の絞り機構の他の実施例の絞り開口が最小
絞り径になった状態を示す平面図
【符号の説明】
50…絞り機構 52、54、56…絞り羽根 70…アイリスベース 66…セクタ板 64…カム溝 56D…NDフィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚重ね合わされた絞り羽根の一端を
    ベースの同心円上に所定間隔をおいて回動自在に設ける
    と共に、回動自在に設けられたセクタ部材の同心円上に
    所定間隔をおいて形成された溝孔に、前記複数枚重ね合
    わされた絞り羽根の他端を移動自在に設けて、前記複数
    枚重ね合わされた絞り羽根の内周で開口部を形成し、セ
    クタ部材の回動で前記複数枚の絞り羽根を一端を中心に
    揺動させて前記開口部を最小絞り径と開放絞り径間で連
    続的に変化させる絞り機構において、 前記重ね合わされた複数の絞り羽根の一枚に、該一枚の
    絞り羽根の内周から張出すように重ね合わされた閉塞用
    の絞り羽根を、前記一枚の絞り羽根と一体的に回動させ
    て、前記開口部が最小絞り径になった時、前記閉塞用の
    絞り羽根の張出部で前記開口部を閉塞することを特徴と
    する絞り機構。
  2. 【請求項2】 前記閉塞用の絞り羽根は透過光量を減少
    するフィルタを備えていて、該フィルタは、前記開口部
    が最小絞り径になる前の小絞り時に前記開口部を覆うこ
    とを特徴とする請求項1の絞り機構。
JP4196989A 1992-07-23 1992-07-23 絞り機構 Pending JPH0643520A (ja)

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