JPH064349B2 - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
- Publication number
- JPH064349B2 JPH064349B2 JP59062410A JP6241084A JPH064349B2 JP H064349 B2 JPH064349 B2 JP H064349B2 JP 59062410 A JP59062410 A JP 59062410A JP 6241084 A JP6241084 A JP 6241084A JP H064349 B2 JPH064349 B2 JP H064349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- present
- sound absorbing
- frame
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J29/00—Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
- B41J29/10—Sound-deadening devices embodied in machines
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印字装置、実質的に特定の周波数域並びにその
高調波成分の騒音を発生する印字装置に関する。
高調波成分の騒音を発生する印字装置に関する。
(従来技術とその問題点) 印字装置では一般に騒音対策として、筐体による遮音
と、スポンジ等の吸音材による吸音を行なっている。し
かしながら、印字装置の小形化、低コスト化のために前
記吸音材は充分な厚みを持たせることができず、充分な
吸音効果が得られていない。そのため、前記印字装置の
筐体内部の音場を高めてしまい、筐体のすき間等から漏
れる音の音圧を高めてしまっており、騒音低減の効果が
少ないという問題があった。
と、スポンジ等の吸音材による吸音を行なっている。し
かしながら、印字装置の小形化、低コスト化のために前
記吸音材は充分な厚みを持たせることができず、充分な
吸音効果が得られていない。そのため、前記印字装置の
筐体内部の音場を高めてしまい、筐体のすき間等から漏
れる音の音圧を高めてしまっており、騒音低減の効果が
少ないという問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記の問題を解決し、簡便で低コスト
な吸音機構を設けることにより、騒音の小さい印字装置
を提供することにある。
な吸音機構を設けることにより、騒音の小さい印字装置
を提供することにある。
(発明の構成) 本発明は、装置フレームに多数の孔を碁盤目状に穿設
し、印字装置の筐体内部に発生する騒音の周波数と共鳴
する共鳴形吸音機構を筐体と装置フレームとの空隙内に
形成したことを特徴とする印字装置である。
し、印字装置の筐体内部に発生する騒音の周波数と共鳴
する共鳴形吸音機構を筐体と装置フレームとの空隙内に
形成したことを特徴とする印字装置である。
(実施例) 以下、本発明を図面を用いて説明する。第1図(a),(b)
は本発明の1つの実施例を示す概念図である。図示した
印字装置はドットインパクト式シリアル型印字装置であ
って、印字ヘッド4、及びプラテン回転ハンドル11に
連結されたプラテン7から発生する騒音はヘッド移動用
ベルト5、ヘット移動用ガイドバー6、用紙送り用トラ
クタ8、トラクタ支持バー9、その他の機構及び制御ユ
ニット10などに乱反射し、印字装置筐体内部の音場を
高めている。そこで本発明はこの音場を吸収し、騒音を
低減するために、フレーム2と下部筐体1との間の空隙
を用いて共鳴吸音機構を構成したものである。すなわ
ち、第2図において、フレーム2と下部筐体1との間に
共鳴吸音箱を形成し、フレーム2に多数の孔3を碁盤目
状に穿設し、該孔3によって騒音を共鳴吸音箱に導いて
いる。ここで、共鳴周波数をf、孔の直径をd、孔の配
列間隔をP、孔3を開ける板(実施例ではフレーム2)
の厚さをt、筐体1の内側とフレーム2の内側との間隙
の内のりの距離をl、空気中の音速をCとすれば、 で与えられる。この共鳴周波数fを騒音の基本周波数に
一致させれば、本発明を実施していない印字装置に比べ
て騒音が大幅に減少する。
は本発明の1つの実施例を示す概念図である。図示した
印字装置はドットインパクト式シリアル型印字装置であ
って、印字ヘッド4、及びプラテン回転ハンドル11に
連結されたプラテン7から発生する騒音はヘッド移動用
ベルト5、ヘット移動用ガイドバー6、用紙送り用トラ
クタ8、トラクタ支持バー9、その他の機構及び制御ユ
ニット10などに乱反射し、印字装置筐体内部の音場を
高めている。そこで本発明はこの音場を吸収し、騒音を
低減するために、フレーム2と下部筐体1との間の空隙
を用いて共鳴吸音機構を構成したものである。すなわ
ち、第2図において、フレーム2と下部筐体1との間に
共鳴吸音箱を形成し、フレーム2に多数の孔3を碁盤目
状に穿設し、該孔3によって騒音を共鳴吸音箱に導いて
いる。ここで、共鳴周波数をf、孔の直径をd、孔の配
列間隔をP、孔3を開ける板(実施例ではフレーム2)
の厚さをt、筐体1の内側とフレーム2の内側との間隙
の内のりの距離をl、空気中の音速をCとすれば、 で与えられる。この共鳴周波数fを騒音の基本周波数に
一致させれば、本発明を実施していない印字装置に比べ
て騒音が大幅に減少する。
第3図は本発明実施前後の印字装置の騒音レベルであ
る。同図(a)は本発明実施前の騒音レベルの周波数分析
グラフであり、同図(b)は本発明実施後のものである。
同図に示す通り本発明実施により騒音レベルは5dB低下
した。
る。同図(a)は本発明実施前の騒音レベルの周波数分析
グラフであり、同図(b)は本発明実施後のものである。
同図に示す通り本発明実施により騒音レベルは5dB低下
した。
本実施例では印字ヘッド4の騒音の基本周波数は1kHz
であったので、孔3の直径を4mm、フレーム2の板厚を
1.6mm、孔3の配列間隔を2cm、フレーム2と下部筐体
1との間隙の距離を1.9cmとした。このように設定すれ
ば、 d=4×10−3,t=1.6×10−3,P=2×10
−2,l=1.9×10−2 となり、また空気中の音速は常温でC=340m/sであ
るので、共鳴周波数f=1kHzとなり、騒音の基本周波
数と一致し、第3図に示す通り騒音レベルは確かに5dB
低下することになる。
であったので、孔3の直径を4mm、フレーム2の板厚を
1.6mm、孔3の配列間隔を2cm、フレーム2と下部筐体
1との間隙の距離を1.9cmとした。このように設定すれ
ば、 d=4×10−3,t=1.6×10−3,P=2×10
−2,l=1.9×10−2 となり、また空気中の音速は常温でC=340m/sであ
るので、共鳴周波数f=1kHzとなり、騒音の基本周波
数と一致し、第3図に示す通り騒音レベルは確かに5dB
低下することになる。
ここでは円形孔を用いた実施例を示したが、孔の形状は
他の形であってもよく、またスリツト状のものであって
も本実施例と同様の効果がある。
他の形であってもよく、またスリツト状のものであって
も本実施例と同様の効果がある。
また、共鳴吸音機構を構成する空隙にスポンジ等の吸音
材を入れるか、共鳴吸音機構を構成する部材をやわらか
いものにすれば、より効果が上がる。
材を入れるか、共鳴吸音機構を構成する部材をやわらか
いものにすれば、より効果が上がる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は筐体と装置フレームとの
間の空隙を利用して共鳴形吸音機構を設けたので、印字
装置で発生する騒音を共鳴吸収して低く抑えることがで
き、しかも装置フレーム及び筐体の一部を利用して構成
できるから低コスト化を実現でき、さらには印字装置に
おける不要なスペースを利用して吸音機構を設けている
から、印字装置の小形化する上で支障を来たすことがな
いという効果を有するものである。
間の空隙を利用して共鳴形吸音機構を設けたので、印字
装置で発生する騒音を共鳴吸収して低く抑えることがで
き、しかも装置フレーム及び筐体の一部を利用して構成
できるから低コスト化を実現でき、さらには印字装置に
おける不要なスペースを利用して吸音機構を設けている
から、印字装置の小形化する上で支障を来たすことがな
いという効果を有するものである。
第1図は本発明を実施したドットインパクト式シリアル
型印字装置の概念図であり、第1図(a)は印字装置内部
を上方より見た図、第1図(b)は印字装置を一部断面図
として前方より見た図、第2図は印字装置の共鳴吸音機
構部の図、第3図は本発明実施前後の印字装置の騒音の
周波数分析グラフの一例であり、第3図(a)は実施前の
もの、第3図(b)は実施後の騒音レベルを示す図であ
る。 1…下部筐体、2…フレーム、3…孔、4…ドットイン
パクト式印字ヘッド、5…ヘッド移動用ベルト、6…ヘ
ッド移動用ガイドバー、7…プラテン、8…用紙送り用
トラクタ、9…トラクタ支持バー、10…機構及び制御
ユニット、11…プラテン回転ハンドル。
型印字装置の概念図であり、第1図(a)は印字装置内部
を上方より見た図、第1図(b)は印字装置を一部断面図
として前方より見た図、第2図は印字装置の共鳴吸音機
構部の図、第3図は本発明実施前後の印字装置の騒音の
周波数分析グラフの一例であり、第3図(a)は実施前の
もの、第3図(b)は実施後の騒音レベルを示す図であ
る。 1…下部筐体、2…フレーム、3…孔、4…ドットイン
パクト式印字ヘッド、5…ヘッド移動用ベルト、6…ヘ
ッド移動用ガイドバー、7…プラテン、8…用紙送り用
トラクタ、9…トラクタ支持バー、10…機構及び制御
ユニット、11…プラテン回転ハンドル。
Claims (1)
- 【請求項1】装置フレームに多数の孔を碁盤目状に穿設
し、印字装置の筐体内部に発生する騒音の周波数と共鳴
する共鳴形吸音機構を筐体と装置フレームとの空隙内に
形成したことを特徴とする印字装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59062410A JPH064349B2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 印字装置 |
US06/718,302 US4636101A (en) | 1984-03-30 | 1985-04-01 | Low-noise type impact printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59062410A JPH064349B2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 印字装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60206689A JPS60206689A (ja) | 1985-10-18 |
JPH064349B2 true JPH064349B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=13199344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59062410A Expired - Lifetime JPH064349B2 (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 印字装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4636101A (ja) |
JP (1) | JPH064349B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6378862A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-08 | Aisin Seiki Co Ltd | アンチスキツド装置 |
JPS6378858A (ja) * | 1986-09-24 | 1988-04-08 | Aisin Seiki Co Ltd | アンチスキツド装置 |
JPS6378859A (ja) * | 1986-09-24 | 1988-04-08 | Aisin Seiki Co Ltd | アンチスキツド装置 |
EP0270030B1 (en) * | 1986-11-29 | 1994-06-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Printer |
US5046874A (en) * | 1990-03-13 | 1991-09-10 | St Clair James S | Impact printer print head with active sound pressure attenuation means |
JP4845493B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4628274B2 (ja) * | 2006-01-26 | 2011-02-09 | 株式会社沖データ | プリンタ装置 |
JP2009031347A (ja) * | 2007-07-24 | 2009-02-12 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置およびフレームの設計方法 |
JP2012133260A (ja) * | 2010-12-24 | 2012-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
JP6039342B2 (ja) * | 2011-10-26 | 2016-12-07 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
WO2014051548A1 (en) * | 2012-09-25 | 2014-04-03 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Noise reduction in printers |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1234086A (en) * | 1913-04-26 | 1917-07-17 | Frank B Powers | Silent type-writing mechanism. |
US1542924A (en) * | 1921-07-18 | 1925-06-23 | Underwood Typewriter Co | Typewriting machine |
NL87015C (ja) * | 1952-07-16 | |||
US3308919A (en) * | 1965-05-28 | 1967-03-14 | Ibm | Ventilated and soundproofed enclosure for printer |
US4135830A (en) * | 1976-06-14 | 1979-01-23 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Wire printer printing head |
JPS60134644U (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-07 | ブラザー工業株式会社 | プリンタ |
JPS60134643U (ja) * | 1984-02-17 | 1985-09-07 | ブラザー工業株式会社 | プリンタ |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP59062410A patent/JPH064349B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-04-01 US US06/718,302 patent/US4636101A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60206689A (ja) | 1985-10-18 |
US4636101A (en) | 1987-01-13 |
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