JPH0642849Y2 - 電子部品搭載基板及びそれを用いたプリントヘッド - Google Patents

電子部品搭載基板及びそれを用いたプリントヘッド

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JPH0642849Y2
JPH0642849Y2 JP1988022477U JP2247788U JPH0642849Y2 JP H0642849 Y2 JPH0642849 Y2 JP H0642849Y2 JP 1988022477 U JP1988022477 U JP 1988022477U JP 2247788 U JP2247788 U JP 2247788U JP H0642849 Y2 JPH0642849 Y2 JP H0642849Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子写真記録装置のLEDプリントへッド等に用
いて好適な電子部品搭載基板及びそれを用いたプリント
ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来のLEDプリントヘッドの要部の斜視図であ
る。同図において1は基板、2は基板1に取り付けられ
た複数のLEDアレイである。3は各LEDアレイ2に対応し
て設けられた駆動用IC(ICドライバ)、4は基板1上に
形成されたグランド(GND)パターンである。
51乃至5nは基板1上に形成されたヘッド入力パッドであ
り、図示せぬフレキシブル印刷配線板等に接続されると
ともに、ワイヤボンド61乃至6nを介して駆動用IC3のIC
入力パッド41乃至4nにも接続される。31乃至3nは駆動用
IC3のIC電極であり、ワイヤボンド71乃至7nを介して基
板1上の中継パターン11乃至1n、ワイヤボンド81乃至8n
を介してLEDアレイ2のアノード電極21乃至2nに、各々
接続されている。
LEDアレイ2の裏面電極(カソード電極)はグランドパ
ターン4に接続され、このグランドパターン4はフレキ
シブル印刷配線板を介して図示せぬ電源のグランドに接
続されている。
パッド51にはヘッド全体のLEDをオン、オフする点灯情
報がシリアルに入力される。このデータはワイヤボンド
61、パッド41を介して駆動用IC3に入力されるととも
に、パッド4n、ワイヤボンド6nを介してパッド5nに出力
され、パッド5nからさらに次段の駆動用ICに順次供給さ
れる。パッド52にはこれらのデータを順次シフトするの
に用いるクロック信号及びラッチするのに用いるラッチ
信号が入力され、ワイヤボンド62、パッド42を介して駆
動用IC3に入力される。パッド53、ワイヤボンド63及び
パッド43を介してチップセレクト信号が入力され、ラッ
チしたデータに対応して各LEDを点灯するか否かが決定
される。パッド54、ワイヤボンド64及びパッド44を介し
て入力されるのはIC3及びLEDアレイ2を駆動するための
電源である。
ヘッド全体の1ライン分(LEDアレイ2のチップビット
数×チップ数)のデータが各IC3にラッチされた後、チ
ップセレクト信号が入力される。セレクトされたIC3は
その電極31乃至3nからビット毎のデータを出力する。こ
のデータがワイヤボンド71乃至7n、中継パターン11乃至
1n及びワイヤボンド81乃至8nを介してLEDアレイ2の電
極21乃至2nに入力される。このようにしてセレクトされ
たチップのLEDドットが入力データに対応して点灯す
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように従来のプリントヘッドはLEDアレイ2と駆動
用IC3を1対1に接続するようにしているので、駆動用I
C3、従ってワイヤボンド61乃至6n、71乃至7nの数が多く
なる。従って1ラインの点灯周期が比較的遅くてもよい
ような、低コストタイプのプリントヘッドには適さなか
った。また1ライン分のデータが同時に出力されるので
電源ラインを強化する必要がある。このためグランドパ
ターン4の容量を大きくしなければならず、基板延いて
はヘッドのサイズが大きくなる欠点があった。
そこで本考案は駆動用IC及びワイヤボンドの数を少なく
し、小型かつ低コストの電子部品搭載基板及びそれを用
いたプリントヘッドを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電子部品搭載基板は、搭載される電子部品に対
応して、データ信号をそれぞれ転送する複数の導体パタ
ーンが形成された基板であって、前記電子部品は、前記
データ信号をそれぞれ受信するために整列配置された複
数の電極と、前記電極にそれぞれ対応する複数の電子素
子を含んでおり、前記データ信号に応じて前記電子素子
を駆動する電子部品搭載基板において、前記複数の導体
パターンのそれぞれは、前記複数の電極の整列方向と略
平行に延在する第1の部分と、前記第1の部分から連続
し、前記複数の電極の整列方向に対して略垂直方向に延
在する第2の部分と、前記第2の部分から連続し、前記
複数の電極の整列方向と略平行に延在する第3の部分と
を含み、各導体パターンの前記第2の部分は、該導体パ
ターンに対応する前記電子部品の電極に対応する位置に
設けられ、前記第3の部分は前記第1の部分の延長線に
対しずれた位置にあり、前記第2の部分は、その幅が、
前記第1および第3の部分のいずれの幅より広く形成さ
れ、これにより前記電極との接続用パッドが形成されて
いる。
また、本考案の電子部品搭載基板は、一列に並べて搭載
される複数個の電子部品に対応して、データ信号をそれ
ぞれ転送する複数の導体パターンが形成された基板であ
って、前記電子部品は、前記データ信号をそれぞれ受信
するための整列配置された複数の電極と、前記電極にそ
れぞれ対応する複数の電子素子を含んでおり、前記デー
タ信号に応じて前記電子素子を駆動する電子部品搭載基
板において、前記複数の導体パターンのそれぞれは、前
記複数の電極の整列方向と略平行に延在する第1の部分
と、前記第1の部分から連続し、前記複数の電極の整列
方向に対して略垂直方向に延在する第2の部分と、前記
第2の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向と略
平行に延在する第3の部分と、前記第3の部分から連続
し、前記複数の電極の整列方向のに対して略垂直方向に
延在する第4の部分と、前記第4の部分から連続し、前
記複数の電極の整列方向と略平行に延在する第5の部分
とからなり、各導体パターンの前記第2の部分は、該導
体パターンに対応する前記電子部品の電極に対応する位
置に設けられ、前記第3の部分は前記第1の部分の延長
線に対しずれた位置にあり、前記第5の部分は前記第1
の部分の延長線上にあり、前記第2の部分は、その幅が
前記第1、第3及び第5の部分のいずれの幅より広く形
成され、これにより前記電極との接続用パッドが形成さ
れている。
更に、本考案のプリントヘッドは、データ信号をそれぞ
れ転送する複数の導体パターンが形成された基板上に、
前記データ信号をそれぞれ受信するために整列配置され
た複数の電極と、前記電極にそれぞれ対応する複数の発
光素子を含む複数の発光素子アレイを搭載し、前記デー
タ信号に応じて前記発光素子を発光させるプリントヘッ
ドにおいて、前記複数の導体パターンのそれぞれは、前
記複数の電極の整列方向と略平行に延在する第1の部分
と、前記第1の部分から連続し、前記複数の電極の整列
方向に対して略垂直方向に延在する第2の部分と、前記
第2の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向と略
平行に延在する第3の部分とからなり、前記第2の部分
の導体パターンの幅を、前記第1および第3の部分のい
ずれの幅より広く形成して、前記複数の電極がそれぞれ
対応する導体パターンの第2の部分とワイヤボンドによ
って電気的に接続されている。
〔作用〕
導体パターンは、電子部品の複数の配列方向と略平行な
第1の部分と、第3の部分、及び電子部品の複数の電極
の配列方向と略垂直な第2の部分から形成され、この第
2の部分の導体パターン幅を他の部分の幅に対して広く
形成することによって、この第2の部分をボンディング
パッドとして用いることができる。
したがって、電子部品搭載基板のなかでボンディングパ
ッド形成のための領域を少なくすることができ、導体パ
ターン全体の形成領域を減少できる。
〔実施例〕
第3図は本考案のプリントヘッドの要部の斜視図であ
る。同図において、101は電子部品を搭載する電子部品
搭載基板(以下、単に基板という。)である。ここで
は、電子部品として複数個のLEDアレイ201、202、…20n
が直線上に一列に取り付けられている。このLEDアレイ2
01、202、…20nは、第2図のLEDアレイ2と同様に、そ
れぞれ複数のLEDをドットとして有している。111乃至11
nは各LEDアレイ201乃至20nに対応して基板101上に形成
された分離電極であり、各LEDアレイ201乃至20nの下面
電極(図示せず)に接続されている。121は基板101上に
形成されたパターン151乃至155に接続された制御パター
ン部であり、図示せぬワイヤボンドを介して奇数ドット
の駆動用IC(第1のデータ転送回路)301の入力パッド
部311に接続されている。122は横パターン171の一端に
形成された出力パターン部であり、図示せぬワイヤボン
ドによりIC301の出力パッド312に接続されている。
131はパターン151乃至155に接続された制御パターン部
であり、図示せぬワイヤボンドを介して偶数ドットの駆
動用IC(第2のデータ転送回路)302の入力パッド部321
に接続されている。132は出力パターン部であり、図示
せぬワイヤボンドを介してIC302の出力パッド部322に接
続されるとともに、LEDアレイ201乃至20nを挟んで横パ
ターン部171と反対側に配置された横パターン部172に接
続されている。
後述するように、LEDアレイ201乃至20nの奇数ドットの
電極はワイヤボンドを介して横パターン部171に接続さ
れ、偶数ドットの電極はワイヤボンドを介して横パター
ン部172に接続されている。すなわち第4図に示すよう
に、IC301が横パターン部171を介してLEDアレイ201乃至
20nの奇数ドットの電極に、IC302が横パターン部172を
介して偶数ドットの電極に、各々接続されている。
141は制御パターンであり、パターン156乃至161に接続
されるとともに、図示せぬワイヤボンドを介して駆動用
IC(第3のデータ転送回路)303の入力パッド部331にも
接続されている。IC303の出力パッド部332は図示せぬワ
イヤボンドを介して出力パターン部142に接続されてい
る。出力パターン部142は横パターン部173を介して選択
回路としての複数のパワートランジスタ401乃至40nのベ
ースに接続されている。トランジスタ401乃至40nのエミ
ッタはパターン155に接続され、コレクタは後述するよ
うにワイヤボンドを介して分離電極111乃至11nに接続さ
れている。
パターン151乃至第162は図示せぬフレキシブル印刷配線
板に接続される。パターン151にはIC301と302の電源並
びにLEDアレイ201乃至20nを点灯させるための電源Vinが
供給される。パターン152乃至154にはクロック信号、ラ
ッチ信号及びデータ信号が各々入力される。パターン15
5はパターン162と共にグランド電位に設定される。パタ
ーン156乃至161にはGcc信号,Vcc信号、ストローブ(STR
B)信号、ロード(LOAD)信号、クロック信号及び選択
データ信号が各々入力される。
第1図は横パターン部171とLEDアレイ202の接続関係を
より詳細に表わしている。同図において182は分離電極1
12に形成された突出部、192はトランジスタ402のベース
が接続されているパターンの突出部であり、両者はワイ
ヤボンド212により接続されている。
511乃至51nは横パターン部171を構成する導体パターン
である。LEDアレイ202が例えば64ドットである場合、そ
の半分の32ドットに対応する数の導体パターン511乃至5
1n(n=32)が、その全体がLEDアレイ201乃至20nと略
平行になるように形成される。各導体パターンはその幅
が値bとされ、その間隔(最小ギャップ)が値cとされ
る。
32本の導体パターンはLEDアレイ202に近い領域の16本
と、遠い領域の16本とに区分される。LEDアレイ202に近
い領域の16本の導体パターンは、略4角形の迂回部241
をLEDアレイ202に近づく方向に迂回するように形成され
る。すなわちLEDアレイ202と平行な所定の方向(図中左
方向)に延在する第1の部分A、第1の部分Aから連続
し、LEDアレイ202と垂直でLEDアレイ202に近づく方向
(図中上方向)に延在する第2の部分B、第2の部分B
から連続し、LEDアレイ202と平行で第1の部分Aと同一
方向(図中左方向)に延在する第3の部分C、第3の部
分Cから連続し、LEDアレイ202と垂直で第2の部分Bと
反対の方向(図中下方向)に延在する第4の部分D、第
4の部分Dから連続し、LEDアレイ202と平行で第3の部
分Cと同一方向(図中左方向)に延在する第5の部分E
とが形成される。そしてLEDアレイ202と垂直な部分の一
方(実施例においては部分B)の幅が幅bより広く設定
され、パッド501、502…が形成される。
LEDアレイ202のドットの数が比較的小さい場合(例えば
32ドットである場合)、上述した構成により必要な数
(16本)の導体パターンを形成することができる。しか
しながらこの実施例の場合ドット数は64であり、32本の
導体パターンが必要となる。上述した構成を繰り返すた
けでは後約5本の導体パターンを追加することができる
だけである。そこで導体パターンの本数が多いときは、
更に別の迂回路を設け、その迂回部を迂回させる。
そこでLEDアレイ202から遠い領域の16本の導体パターン
は、略4角形の迂回部242をLEDアレイ202から遠ざかる
方向に迂回するように形成される。すなわち第2の部分
Bと第4の部分Dは上述した場合とは逆の方向に設定さ
れ、第4の部分Dにパッドが形成される。このようにす
ることによりパッド501乃至50nを一定の方向(図中左方
向)に順番に規則的に配列することができる。
LEDアレイ202において、奇数ドットの電極221、223、22
5…22nは第1図中下方の辺に、偶数ドットの電極222、2
24、226…は上方の辺に、各々集中して配置されてい
る。そして奇数ドットの電極221、223…が横パターン部
171のパッド501乃至50nに、ワイヤボンド231、233、235
…を介して接続される。偶数ドットの電極222、224…は
横パターン部172のパッド501乃至50nにワイヤボンド23
2、234…を介して接続される。
以上のパターンは各LEDアレイ毎に繰り返される。
このように導体パターンを形成すると、導体パターンの
全体の幅dは、導体パターンの本数をN、迂回部241、2
42における段差をaとすると、 d=(b+c)(N−1)+b+a+a= f(N−1)+b+2a …(1) となる。尚ここにf(=b+c)は導体パターンのピッ
チである。
一方例えば第5図に示すように、幅bの導体パターン51
1乃至51nに、パッドと導体パターンとの最小ギャップが
cとなるように上下に突出する長さeのパッドを形成し
た場合、導体パターンの全体の幅d1は、 d1=((e+b)/2+c)(N−1)+e =g(N−1)+e…(2) となる。ここにg(=e/2+b/2+c)は導体パターンの
ピッチである。
いま仮に、Nを32本とし、導体パターンの各寸法を次の
ようにすると、 a=100μm b=50μm c=20μm e=100μm 幅dとd1は次のようになる。
d=2.42mm d1=3.045mm LEDアレイ202のエッジと最も近い導体パターンのエッジ
との距離を例えば0.5mmとすると、ワイヤボンドの最長
の長さ(ワイヤボンド23nの長さ)は、本考案の場合2.9
2mm、第5図の場合3.545となる。従って本考案の場合、
第5図の場合に較べ片側で0.625mm、両側で1.25mmのス
ペースを減縮することができる。さらに突出部182と192
とを接続するワイヤボンド211乃至21nも3mm以下の長さ
にすることができる。しかもパッドの長さ(=a+b)
は150μmとなり、第5図の例より50μm長くすること
ができる。また最小ギャップが導体パターンの間隔とし
て均一であるため、薄膜で導体パターンを形成する場
合、オーバエッチングによる細り等を防止することがで
きる。
第4図に示すように、IC301は直線状に配置されたLEDア
レイ201乃至20nの右端上方に、IC302はその左端下方
に、各々点対称となるように配置されている。また第1
図に示すようにヘッドへの入力端子群としてのパターン
151乃至162は基板101の右端に配置されているので、基
板101の幅を19mm以下にすることが可能である。
次に動作を説明する。パターン151に例えば5Vの電圧Vi
n、パターン155にOVの電圧(グランド)、パターン152
にクロック信号及びパターン154にデータ信号を各々入
力すると、クロック信号に同期した64ドット分のデータ
が、制御パターン部121、ワイヤボンド及び入力パッド
部311を介してIC301内のシフトレジスタに、また制御パ
ターン部131、ワイヤボンド及び入力パッド部321を介し
てIC302内のシフトレジスタに、各々供給される。その
後パターン153よりラッチ信号を入力すると、各シフト
レジスタ内にこれらのデータがラッチされるとともに、
IC301の出力パッド部312とIC302の出力パッド部322から
これらのデータが出力される。IC301の出力パッド部312
は、その奇数ドット出力の電極のみがワイヤボンドを介
して横パターン部171の各導体パターンに接続されてお
り、IC302の出力パッド部322は、その偶数ドット出力の
電極のみがワイヤボンドを介して横パターン部172の各
導体パターンに接続されている。横パターン171の各導
体パターンに供給されたデータは、パッド501乃至50nに
接続されたワイヤボンド231、233、235…を介して各LED
アレイの奇数ドットの電極221、223、225…に入力され
る。同様に横パターン部172の各導体パターンに供給さ
れたデータは、そのパッドに接続されたワイヤボンド23
2、234、236…を介してLEDアレイの偶数ドットの電極22
2、224、226、…に入力される。
パターン156、157、160及び161から電圧Vcc、信号Gcc、
クロック信号及び1つのチップを選択する選択データ信
号が各々入力されると、IC303の出力パッド部332、ワイ
ヤボンド、出力パターン部142、横パターン部173を介し
て各トランジスタ401乃至40nのベースに選択信号が入力
される。
例えば最初のLEDアレイ201が選択されている場合、トラ
ンジスタ401がオンされ、他のトランジスタ402乃至40n
はオフされる。これによりLEDアレイ201の下面電極が分
離電極111、ワイヤボンド211、トランジスタ401のコレ
クタ、エミッタを介してグランドパターン155に接続さ
れるので、LEDアレイ201においてはその電極221乃至22n
に入力されたデータに対応して各ドットが点灯する。こ
の場合、1つのLEDアレイが2つのICにより駆動される
ことになるので、1つのICで駆動する場合より強い発光
が得られる。
選択された1つ(1チップ)のLEDアレイが駆動された
後、IC303への選択データを1ビットずらして新たなチ
ップを選択すると同時に、IC301と302に新たな点灯デー
タを入力し、次のLEDアレイを駆動する。このようにし
て複数のLEDアレイを時分割駆動することにより、1ラ
イン分の印字情報を処理することができる。
第6図は本考案の他の実施例を表わしている。すなわち
第1図の実施例においては迂回部241、242が何も形成さ
れていない空間として形成されているが、この実施例に
おいては、パッド50iと50j自体が迂回部241、242として
形成されている。換言すれば迂回部241、242がパッドと
同一の大きさに形成され、そこに1つのパッドが配置さ
れた構成となっている。
以上においてはLEDアレイを電子部品として取り付けた
印刷配線板を用いたLEDプリントヘッドを例として本考
案を説明したが、本考案はLEDプリントヘッド以外の装
置に用いられる電子部品搭載基板としても応用が可能で
ある。
〔効果〕
以上に説明したように、本考案においては、導体パター
ンの一部の幅を他の部分の導体パターンの幅より広く形
成し、かつ幅の広い導体パターンの部分を他の導体パタ
ーンに対して略垂直方向に形成し、その部分をワイヤボ
ンドに使用されるボンディングパッドとしたことによっ
て、導体パターンの形成領域を少なくできた。これによ
って、電子部品搭載基板全体の幅を小さくすることがで
き、従って、この基板を用いたプリントヘッドを小型化
することができる。
また、複数の発光素子アレイを駆動可能にするスイッチ
回路を各発光素子アレイに対応して複数設けて、このス
イッチ回路を駆動する許可信号を発生するための駆動回
路を設けているから、駆動回路によって駆動されるスイ
ッチ回路に対応する所定の発光素子アレイだけを選択的
に動作させることができる。従って、プリントヘッドに
おいて、駆動用IC及びワイヤボンドの数を少なくして、
低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の横パターン部の平面図、 第2図は従来のLEDプリントヘッドの要部の斜視図、 第3図は本考案のプリントヘッドの要部の斜視図、 第4図は本考案のICドライバの配置の説明図、 第5図はワイヤボンドのパッドの説明図、 第6図は本考案の他の実施例の導体パターンの平面図で
ある。 1…基板 2…LEDアレイ 3…ICドライバ 4…グランドパターン 11乃至1n…中継パターン 21乃至2n…アノード電極 31乃至3n…IC電極 41乃至4n…IC入力パッド 51乃至5n…ヘッド入力パッド 61乃至6n,71乃至7n,81乃至8n…ワイヤボンド 91…パッド 101…基板 111乃至11n…分離電極 121…制御パターン部 122…出力パターン部 131…制御パターン部 132…出力パターン部 141…制御パターン部 142…出力パターン部 151乃至162…パターン 171,172,173…横パターン 182,192…突出部 201乃至20n…LEDアレイ 211乃至21n…ワイヤボンド 221乃至22n…電極 231乃至23n…ワイヤボンド 241,242…迂回部 301,302,303…ICドライバ 331…入力パッド部 312…出力パッド部 321…入力パッド部 322…出力パッド部 331…入力パッド部 332…出力パッド部 401乃至40n…パワートランジスタ 511乃至51n…導体パターン A,B,C,D,E…部分 a…段差 b…導体パターン幅 c…最小ギャップ d…横パターン幅

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搭載される電子部品に対応して、データ信
    号をそれぞれ転送する複数の導体パターンが形成された
    基板であって、前記電子部品は、前記データ信号をそれ
    ぞれ受信するために整列配置された複数の電極と、前記
    電極にそれぞれ対応する複数の電子素子を含んでおり、
    前記データ信号に応じて前記電子素子を駆動する電子部
    品搭載基板において、 前記複数の導体パターンのそれぞれは、 前記複数の電極の整列方向と略平行に延在する第1の部
    分と、 前記第1の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向
    に対して略垂直方向に延在する第2の部分と、 前記第2の部分から連続し、前記複数の整列方向と略平
    行に延在する第3の部分とを含み、 各導体パターンの前記第2の部分は、該導体パターンに
    対応する前記電子部品の電極に対応する位置に設けら
    れ、前記第3の部分は前記第1の部分の延長線に対しず
    れた位置にあり、前記第2の部分は、その幅が、前記第
    1および第3の部分のいずれの幅より広く形成され、こ
    れにより前記電極との接続用パッドが形成されているこ
    とを特徴とする電子部品搭載基板。
  2. 【請求項2】前記複数の導体パターンが略同数からなる
    2群に区分され、 前記区分された2群の各導体パターンは、それぞれ前記
    第1の部分に対して第2の部分が延在する方向を互いに
    逆方向に形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の電子部品搭載基板。
  3. 【請求項3】一列に並べて搭載される複数個の電子部品
    に対応して、データ信号をそれぞれ転送する複数の導体
    パターンが形成された基板であって、前記電子部品は、
    前記データ信号をそれぞれ受信するための整列配置され
    た複数の電極と、前記電極にそれぞれ対応する複数の電
    子素子を含んでおり、前記データ信号に応じて前記電子
    素子を駆動する電子部品搭載基板において、 前記複数の導体パターンのそれぞれは、 前記複数の電極の整列方向と略平行に延在する第1の部
    分と、 前記第1の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向
    に対して略垂直方向に延在する第2の部分と、 前記第2の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向
    と略平行に延在する第3の部分と、 前記第3の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向
    に対して略垂直方向に延在する第4の部分と、 前記第4の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向
    と略平行に延在する第5の部分とからなり、 各導体パターンの前記第2の部分は、該導体パターンに
    対応する前記電子部品の電極に対応する位置に設けら
    れ、前記第3の部分は前記第1の部分の延長線に対しず
    れた位置にあり、前記第5の部分は前記第1の部分の延
    長線上にあり、前記第2の部分は、その幅が前記第1、
    第3及び第5の部分のいずれの幅より広く形成され、こ
    れにより前記電極との接続用パッドが形成されているこ
    とを特徴とする電子部品搭載基板。
  4. 【請求項4】前記複数の導体パターンが略同数からなる
    2群に区分され、 前記区分された2群の各導体パターンは、それぞれ前記
    第1の部分に対して第2の部分が延在する方向を互いに
    逆方向に、かつ、それぞれ前記第3の部分に対して第4
    の部分が延在する方向を互いに逆方向に形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子部品搭載基板。
  5. 【請求項5】データ信号をそれぞれ転送する複数の導体
    パターンが形成された基板上に、前記データ信号をそれ
    ぞれ受信するために整列配置された複数の電極と、前記
    電極にそれぞれ対応する複数の発光素子を含む複数の発
    光素子アレイを搭載し、前記データ信号に応じて前記発
    光素子を発光させるプリントヘッドにおいて、 前記複数の導体パターンのそれぞれは、 前記複数の電極の整列方向と略平行に延在する第1の部
    分と、 前記第1の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向
    に対して略垂直方向に延在する第2の部分と、 前記第2の部分から連続し、前記複数の電極の整列方向
    と略平行に延在する第3の部分とからなり、 前記第2の部分の導体パターンの幅を、前記第1および
    第3の部分のいずれの幅より広く形成して、前記複数の
    電極がそれぞれ対応する導体パターンの第2の部分とワ
    イヤボンドによって電気的に接続されていることを特徴
    とするプリントヘッド。
  6. 【請求項6】前記基板上で複数の導体パターンが略同数
    からなる2群に区分され、 前記発光素子アレイの相対向する2側面に沿って前記複
    数の電極がそれぞれ分割してして配置され、 前記区分された2群の各導体パターンは、それぞれ前記
    発光素子アレイの各側面に近接して形成して、前記分割
    された複数の電極がそれぞれ対応する導体パターンの第
    2の部分とワイヤボンドによって電気的に接続されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載のプリントヘッド。
  7. 【請求項7】前記複数の導体パターンは、第1の導体パ
    ターン群と第2の導体パターン群とから構成され、更
    に、 前記第1の導体パターン群に前記データ信号を転送する
    第1のデータ転送回路と、 前記第2の導体パターン群に前記データ信号を転送する
    第2のデータ転送回路と、 駆動信号を受信して、この駆動信号に基づいて前記複数
    の発光素子アレイのうち所定の発光素子アレイに駆動許
    可信号を出力する駆動回路と、 前記駆動回路から出力された駆動許可信号を受信して、
    この駆動許可信号に基づいて前記所定の発光素子アレイ
    を駆動可能にするスイッチ回路とを有することを特徴と
    する請求項5又は6に記載のプリントヘッド。
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JPS62152873A (ja) * 1985-12-27 1987-07-07 Alps Electric Co Ltd 発光ダイオ−ド・アレ−・ヘツド
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