JP2580454Y2 - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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JP2580454Y2
JP2580454Y2 JP1992080144U JP8014492U JP2580454Y2 JP 2580454 Y2 JP2580454 Y2 JP 2580454Y2 JP 1992080144 U JP1992080144 U JP 1992080144U JP 8014492 U JP8014492 U JP 8014492U JP 2580454 Y2 JP2580454 Y2 JP 2580454Y2
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武 豊澤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、発熱抵抗体の通電によ
り記録紙への記録を行うサーマルヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルヘッドの構成を図3を用
いて説明する。同図において、1はサーマルヘッド基板
であり、絶縁基板2上に発熱抵抗体3、共通電極4、図
示省略した個別電極、接続端子51 〜5n を形成し、駆
動IC61 〜6n を装着している。発熱抵抗体3及び共
通電極4は、絶縁基板2の長手方向に延伸されており、
共通電極4は発熱抵抗体3に共通に通電する。
【0003】個別電極は発熱抵抗体3に個別に通電し、
駆動IC6にそれぞれワイヤボンディングされる。ま
た、駆動IC6は、接続端子ともワイヤボンディングさ
れている。接続端子5は、所定の数ずつ各駆動IC6に
割り当てられており、各駆動ICはそれぞれ独立に例え
ばDI(データイン),DO(データアウト)、VDD,
GND等の接続端子を有している。接続端子5上には、
フレキシブル基板11の縁部11aが重ねられ、このフ
レキシブル基板11は図示省略した弾性部材を介し圧接
部材により絶縁基板2に取り付けられる。なお、フレキ
シブル基板11には、接続端子5のそれぞれに接触導通
する導体パターンが形成されている。
【0004】図4はサーマルヘッド基板1の平面図であ
り、絶縁基板2上には各駆動IC6及び接続端子5が一
定のピッチPで配設されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来のサーマルヘッド
は、解像度を例えば200dpi(8ドット/mm),
300dpi(12ドット/mm),400dpi(1
6ドット/mm)のように変えるような場合、これに応
じた駆動ICを用いるようにしている。これらの駆動I
Cは、解像度に応じてそれぞれ大きさが異なっており、
解像度を変える毎に駆動IC間のピッチ及びこれに伴う
接続端子間のピッチが異なるため、それぞれの解像度に
応じた専用のフレキシブル基板を必要とし不経済になる
という欠点があった。また、フレキシブル基板と接続端
子との接続は、弾性部材の押圧のみで接続されているた
め、解像度が高くなり、接続端子間の間隔が微小となっ
た場合は、ヘッドの組立に高度な精度が要求され、組立
工数が増大するという欠点があった。したがって本考案
は、組立の際に高度な精度が要求されずに、かつ解像度
毎にフレキシブル基板を用意する必要のないサーマルヘ
ッドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本考案は、連続する2個の接続端子群と連続し
て配置される3個の駆動ICとの幅がほぼ等しくなるよ
う複数の接続端子群と複数の駆動IC群とを順次絶縁基
板上に配置し、連続する2個の接続端子群と連続して配
置される3個の駆動IC単位に配線して各制御信号を駆
動ICの各入力端子へ与えることにより発熱抵抗体への
通電を行うサーマルヘッドにおいて、連続して配置され
る2個の駆動ICの同一の各入力端子を共通に、連続す
る2個の接続端子群のうちの対応する一方の接続端子群
に、3番目に配置される駆動ICの各入力端子を独立
に、連続する2個の接続端子群のうちの対応する他方の
接続端子群に、それぞれ接続するリード導体を設けたも
のである。
【0007】
【作用】連続する2個の接続端子群と連続して配置され
る3個の駆動ICとの幅がほぼ等しくなるよう複数の接
続端子群と複数の駆動IC群とが順次絶縁基板上に配置
される場合、連続して配置される2個の駆動ICの同一
入力端子共通に、連続する2個の接続端子群のう
ちの対応する一方の接続端子群にリード導体により接続
され、3番目に配置される駆動ICの各入力端子は独立
に、連続する2個の接続端子群のうちの対応する他方の
接続端子群にリード線により接続される。この結果、解
像度に応じそれぞれチップサイズの異なる部品が用いら
れる場合、接続端子群の配設間隔を一定にすることが可
能になり、接続端子群に接合されるフレキシブル基板を
共通に利用することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案について図面を参照して説明す
る。図2は、絶縁基板2上に各部品が配設されたサーマ
ルヘッド基板の平面図であり、このサーマルヘッドは後
述する絶縁基板上に各駆動ICと各接続端子群とが1対
1で配設され、各接続端子間及び接続端子内の各端子間
の配設間隔が最も広い例を示している。同図において、
絶縁基板2上には、直線状の発熱抵抗体3及び発熱抵抗
体3を駆動して発熱させる複数の駆動IC6が配設され
ている。発熱抵抗体3はそれぞれ複数の個別電極7,8
により区分され、複数の個別電極7を介して共通電極4
に接続されていると共に、複数の個別電極8を介して駆
動IC6の各出力端子に接続されている。駆動IC6の
入力側には、駆動IC6に入力される制御信号等の複数
の接続端子群5が配設されており、各接続端子群5の各
端子と駆動IC6の各入力端子T1〜T7とは、ワイヤ
10を用いてボンディングされている。なお、91 及び
2 はプリント配線による導体を示し、入力端子T1の
みがワイヤボンディングにより導体92 と接続され、さ
らに導体91 を介しデータ入力端子であるDI端子へ接
続されている。また、接続端子群5中、GNDは接地端
子、LTHはデータのラッチ信号入力端子、CLKはク
ロック信号入力端子、STBはストローブ信号入力端
子、VDDは電源端子である。
【0009】ここで駆動IC6は、発熱抵抗体3中の個
別電極7,8により区分された各抵抗部のうち所定の抵
抗部を発熱させる場合、これに応じたデータをデータ入
力端子DIから入力し、クロック信号入力端子CLKか
らのクロック信号によりこのデータをシフトして並列デ
ータに変換する。そしてラッチ信号入力端子からのラッ
チ信号によりデータを保持し、さらにストローブ信号入
力端子STBからのストローブ信号で入力データに応じ
た電極8を介し所定の抵抗部に通電させて発熱させる。
この結果、発熱した抵抗部によるドット画像が記録紙上
に記録される。
【0010】このような駆動IC6は、記録画像の解像
度が例えば200dpi(8ドット/mm)の場合には
約8.13mm長のチップサイズものが、また解像度が
300dpi(12ドット/mm)の場合には約5.4
2mm長のチップサイズものが、さらに解像度が400
dpi(16ドット/mm)の場合には約4.06mm
長のチップサイズのものがそれぞれ用いられている。図
2に示すサーマルヘッドの例では、記録画像の解像度が
最も解像度の粗い200dpiの場合の例であり、最も
チップサイズの大きい駆動IC6が用いられている。こ
の場合、上記したように、各駆動IC6と各接続端子群
5とが1対1で配設されており、接続端子5群にはフレ
キシブル基板11が接続され、フレキシブル基板11に
形成された導体パターン12は、接続端子群5と同一の
配設間隔となっている。そして、上記フレキシブル基板
11を共用化するために、駆動IC6のチップサイズが
小さくなった場合でも、この導体パターン12と同一の
配設間隔で接続端子群5を絶縁基板2上に形成できるよ
うにする。
【0011】図1は、本考案の一実施例を示す正面図で
あり、絶縁基板上に形成される接続端子群の配設間隔を
駆動ICのチップサイズの大小に関係なく一定間隔とし
た例を示している。図2においては、記録画像の解像度
が最も粗い200dpiの場合の部品配列パターンを示
したが、図1は解像度が300dpiの場合の部品配設
パターンの例である。この場合、記録画像の解像度は3
00dpiであるから、約5.42mm長のチップサイ
ズの駆動IC6aが用いられる。一方、解像度が200
dpiの場合に用いられる駆動IC6のチップサイズは
8.12mm長であるから、駆動ICの配設面積として
は、チップサイズの大きい駆動IC6の2個の配列に対
しチップサイズの小さい駆動IC6aは、図1に示すよ
うに3個配設できる。
【0012】このような駆動ICはそのチップサイズの
大小に無関係に同一の入力端子を有していることから、
2つの接続端子群51 ,52 の各端子と3個の駆動IC
6a1 〜6a3 の入力端子T1〜T7とを接続できるよ
うにすれば、各接続端子群間及び接続端子群内の各端子
間の配設間隔を図2の例と同一にすることができる。こ
の場合、まず接続端子群51 内の各端子が2つの駆動I
C6a1 ,6a2 の各端子T1〜T7のそれぞれに共通
に接続できるようにする。即ち、接続端子群51 内の各
端子と接続される各導体91 及び各導体91 と接続され
る各導体92を絶縁基板2上に形成し、形成された各導
体92 と2つの駆動IC6a1 ,6a2 の各端子T1〜
T7間を、それぞれワイヤ10を用いてボンディングし
接続する。また、接続端子52 と駆動IC6a3 とは1
対1で接続できるようにする。即ち、接続端子52 の各
端子に接続される各導体91 ,92 を絶縁基板2上に形
成し、形成された各導体91 ,92 及びワイヤ10を介
し駆動IC6a3 の各端子T1〜T7と接続する。
【0013】このように、各導体91 ,92 及びワイヤ
10からなるリード導体を設け、2つの接続端子群5
1 ,52 内の各端子が3個の駆動IC6a1 〜6a3
各入力端子T1〜T7とそれぞれ接続できるようにした
ので、図1に示す各接続端子群5の間隔及び接続端子群
5内の各端子の間隔は図2に示す接続端子群の基本間隔
と同一の配設間隔となる。なお、図1中の接続端子群5
2 の入力端子DIが空き端子となっており、かつ駆動I
C6a1 の端子7と駆動IC6a2 の端子1、及び駆動
IC6a2 の端子7と駆動IC6a3 の端子1とがそれ
ぞれ接続されている点は、図2の実施例と異なってい
る。しかし、このような相違点に関してはフレキシブル
基板11を介して接続される制御回路(図示省略)のソ
フト変更により対処できるため、接続端子群の配設の変
更は不要である。
【0014】以上説明したように、記録画像の解像度に
応じて用いられる駆動ICの大小にかかわらず、接続端
子群5の配設間隔を解像度が最も低くしたがって配設間
隔の最も広い基本間隔と同一にすることができ、フレキ
シブル基板11の取付の際に高精度な取付が不要になる
と共に、接続端子群5に接続されるフレキシブル基板の
共用化を図ることができる。なお、記録画像の解像度が
400dpiの場合に用いられる駆動ICのチップサイ
ズは4.06mm長のものが用いられることから、解像
度が200dpi用の駆動ICの1個に対し2個配設す
ることができ、この場合には、1つの接続端子群5の各
端子に対し2つの駆動ICの入力端子T1〜T7を共通
に接続するようにして、図2に示す接続端子群の基本間
隔と同一配設間隔になるようし、フレキシブル基板を共
用化する。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、
続する2個の接続端子群と連続して配置される3個の
動ICとの幅がほぼ等しくなるよう複数の接続端子群と
複数の駆動IC群とが順次絶縁基板上に配置される場
合、連続して配置される2個の駆動ICの同一の入力
端子共通に、連続する2個の接続端子群のうちの対応
する一方の接続端子群にリード導体により接続し、3番
目に配置される駆動ICの各入力端子を独立に、連続す
る2個の接続端子群のうちの対応する他方の接続端子群
にリード線により接続するようにしたので、解像度に応
じそれぞれチップサイズの異なる部品が用いられる場合
に接続端子群の配設間隔をチップサイズが最も大きい駆
動ICを用いた場合の配設間隔と同一に保つことがで
き、したがって高精度な組立が不要になると共に、フレ
キシブル基板の共用化が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るサーマルヘッドの一実施例を示す
部品配列パターン図である。
【図2】上記サーマルヘッドにおける部品配列の基本パ
ターンを示す図である。
【図3】従来のサーマルヘッドの部品配列を示す斜視図
である。
【図4】従来のサーマルヘッドの部品配列を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド基板 3 発熱抵抗体 4 共通電極 5 接続端子群 6,6a 駆動IC 7,8 個別電極 9 導体 10 ワイヤ 11 フレキシブル基板 T1〜T7 入力端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する2個の接続端子群と連続して配
    置される3個の駆動ICとの幅がほぼ等しくなるよう複
    数の接続端子群と複数の駆動IC群とを順次絶縁基板上
    配置し、連続する2個の接続端子群と連続して配置さ
    れる3個の駆動IC単位に配線して各制御信号を前記駆
    動ICの各入力端子へ与えることにより発熱抵抗体への
    通電を行うサーマルヘッドにおいて、連続して配置される2個の駆動ICの同一の各入力端子
    を共通に、連続する2個の接続端子群のうちの対応する
    一方の接続端子群に、 3番目に配置される駆動ICの各入力端子を独立に、連
    続する2個の接続端子群のうちの対応する他方の接続端
    子群に、 それぞれ接続するリード導体を備えたことを特徴とする
    サーマルヘッド。
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