JP2586009Y2 - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- drive
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Description
リ装置等各種の印字装置に用いられ、発熱抵抗体の通電
により記録紙への記録を行うサーマルヘッドに関する。
〜図6を用いて説明する。これらの図において、1はサ
ーマルヘッド、2はセラミック基板であり、この基板2
上に発熱抵抗体3、接続用パッド11,12を含む複数
の駆動電極群4、共通電極5、駆動回路(またはダイオ
ードアレイ)素子6(61 〜6n )の素子接続用パッド
13,14等が発熱抵抗体3に沿って形成されている。
各駆動電極4の一端に設けられたパッド11,12と、
駆動回路素子6のパッド13,14とは、それぞれ互い
に対向して設けられている。また、高密度で小型の回路
素子は、図5に示すように、駆動電極4のパッド11,
12および駆動回路素子6のパッド13,14をそれぞ
れ半ピッチずらして2列に配列することにより、それぞ
れ千鳥状に形成している。この場合、駆動回路素子6側
に配列形成された駆動電極4のパッド列11は、発熱抵
抗体3側に形成される駆動回路素子6のパッド列13に
ボンディングワイヤ15によって接続されている。同様
に、発熱抵抗体3側に形成された駆動電極4のパッド列
12は、駆動回路素子6のパッド列14に同じくボンデ
ィングワイヤ16によって接続されている。なお、図4
において、7は接続端子、8はフレキシブルプリント基
板である。
列11と13のワイヤボンディングを行う。その後、残
りのパッド列12と14のワイヤボンディングを行う。
このように、パッド列11と13のボンディングワイヤ
15をボンディングした後、パッド列12と14のボン
ディングワイヤ16をワイヤボンディングすると、確実
にワイヤボンディングすることができる。これは、ボン
ディングワイヤ15,16のワイヤボンディングを一定
方向に順繰りに行った場合、隣合うボンディングワイヤ
15,16の間隔がボンディング工具の大きさより十分
狭いので、既に形成したワイヤをボンディング工具によ
り破損、切断してしまうからである。
て複数種のものがあり、そのため図5および図6に示す
ように回路素子により接続用パッド13,14の配列が
異なっている。つまり、図6における接続用パッド1
3,14の配列は、図5における接続用パッド13,1
4の配列に対して逆千鳥状の配列で、駆動電極4のパッ
ド11,12に対しては同じ千鳥状配列となっている。
そのため、図5に用いられている駆動回路素子6のパッ
ド配列とは異なったパッド配列となる図6の駆動回路素
子6を、図5のサーマルヘッドに用いた場合、図6に示
すように、パッド列11と13およびパッド列12と1
4がそれぞれ対応することとなり、ワイヤボンディング
することができなくなってしまう。よって、従来は使用
する駆動回路素子6を変更する度に、駆動回路素子6に
応じた導体パターンを形成するか、またはヘッドの導体
パターンに合わせて新たに駆動回路素子を作成するかの
いずれかを選択することで対処していた。
回路素子6には用途に応じて複数種のものがあり、駆動
回路素子によってはパッド13,14の配列が千鳥状に
なったり、逆千鳥状になったりする。その場合、パッド
13,14の配列が千鳥状になるヘッドに、パッド1
3,14の配列が逆千鳥状になる駆動回路素子を用いる
と、駆動電極4のパッド11,12と駆動回路素子6の
パッド13,14の対応関係が逆になり、ワイヤボンデ
ィングすることができなくなる。そこで、従来は使用す
る駆動回路素子6を変更する度に、駆動回路素子6に応
じた導体パターンを形成するか、またはヘッドの導体パ
ターンに合わせて新たに駆動回路素子を作成する必要が
あった。しかしながら、駆動回路素子6に応じた導体パ
ターンを形成したり、ヘッドの導体パターンに合わせて
新たに駆動回路素子を作成すると、その製作が面倒で、
製造コストが著しく高くなるという問題があった。
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、パッド
の配列方向が異なる駆動回路素子を用いた場合でもそれ
に応じた導電パターンを作成する必要がなく、いずれの
駆動回路素子に対しても電気的に接続することができる
ようにしたサーマルヘッドを提供することにある。
本考案に係るサーマルヘッドは、発熱抵抗体と、一端が
それぞれ前記発熱抵抗体に接続され、他端に設けられた
接続用パッドが千鳥状配列をなす複数の駆動電極群と、
各駆動電極群に対応して配設され、各駆動電極群の接続
用パッドに対応して千鳥状に配列形成される素子接続用
パッド群を有する駆動回路素子を有し、各駆動電極群の
接続用パッドと、これに対応する駆動回路素子の素子接
続用パッドとが電気的に接続されるサーマルヘッドにお
いて、前記駆動電極群間における両端の駆動電極は、互
いに隣接する駆動電極群の端部の駆動電極と電気的に接
続されると共に、駆動電極群の駆動電極は対応する駆動
回路素子の素子接続用パッドより1つ分だけ多く形成さ
れるものである。
に駆動回路素子6により接続用パッド13,14の配列
が千鳥状と逆千鳥状となるため異なっている。そのた
め、図5に用いられている駆動回路素子6のパッド配列
とは異なったパッド配列となる図6の駆動回路素子6
を、図5のサーマルヘッドに用いた場合、図6に示すよ
うに、パッド列11と13およびパッド列12と14が
それぞれ対応することとなり、ワイヤボンディングする
ことができなくなってしまう。これに対して、本考案に
おいては、パッド配列が千鳥状となる駆動回路素子を用
いる場合と、逆千鳥状となる駆動回路素子を用いる場合
とで、その搭載位置をパッド1つ分だけずらして搭載す
るようにしたので、その駆動回路素子に応じたパッド配
列となり、ワイヤボンディングを可能にする。その場
合、パッド1つ分だけずらして搭載すると、ズレ側とは
反対側に位置する端の駆動電極は接続用パッドを介して
駆動回路素子に接続されないため、機能しなくなる。そ
こで、本考案においては隣接する駆動電極群間において
その両端の駆動電極を互いに電気的に接続することで、
その機能を隣の駆動電極群の端の駆動電極に代行させる
ようにしているので、駆動回路素子をパッド1つ分だけ
ずらして配列しても何等問題ない。
詳細に説明する。図1は本考案に係るサーマルヘッドの
一実施例を示す部品配列パターン図、図2は図1のパッ
ド配列と異なる駆動回路素子を用いた場合の部品配列パ
ターン図、図3は図1のA部拡大図である。なお、図中
図4〜図6と同一構成部品のものに対しては同一符号を
もって示し、その説明を省略する。本実施例は、発熱抵
抗体3をセラミック基板2の端部に形成したエッジ型の
サーマルヘッドに用いた例を示している。これらの図に
おいて、本実施例は駆動回路素子6の接続用パッド1
3,14を図5に示した従来の配列パターンと同様に千
鳥状に配列形成すると共に、隣接する駆動電極群4(4
1 〜4n )間においてその両端の駆動電極41と4n を
互いに電気的に接続し、パッド配列が千鳥状となる駆動
回路素子6を使用する場合は、図1に示すように駆動回
路素子6を、パッド1つ分だけ左にずらすことにより、
素子接続用パッド13,14の配列を図5と同様に千鳥
状とし、パッド配列が逆千鳥状となる駆動回路素子6を
使用する場合は、図2に示すように駆動回路素子6の搭
載位置をパッド1つ分だけ右にずらして載置使用するこ
とにより、素子接続用パッド13,14の配列を図6と
同様に逆千鳥状としたものである。なお、駆動回路素子
6に64ビットの素子を用いる場合、その接続用パッド
11,12は合計65個形成される。
を使用する場合は、図1に示すように、図中右端の駆動
電極4n の接続用パッド11は対応する駆動回路素子6
に接続されておらず、これに隣接する右側の駆動電極群
4の左端に位置する駆動電極41 を介して隣接する右側
の駆動回路素子6に接続されることになる。一方、パッ
ド配列が逆千鳥状となる駆動回路素子6を使用する場合
は、図2に示すように、図中左端の駆動電極41 の接続
用パッド11は対応する駆動回路素子6に接続されてお
らず、これに隣接する左側の駆動電極4の右端に位置す
る駆動電極4nを介して隣接する左側の駆動回路素子6
に接続されることになる。その他の構成は図4〜図6に
示した従来ヘッドと同様である。
ヘッドにおいては、パッド配列が異なる駆動回路素子6
を使用する場合、その載置位置をパッド1つ分だけずら
して配設すればよいので、ワイヤボンディングすること
ができ、そのため駆動回路素子6に応じた導体パターン
を形成したり、あるいはヘッドの導体パターンに合わせ
て新たに駆動回路素子を作成したりする必要がなく、パ
ッド配列が異なる駆動回路素子に対して共通に使用する
ことができる。
基板2の端部に形成したエッジ型のサーマルヘッドに適
用した場合について説明したが、本考案はこれに特定さ
れるものではなく、駆動電極群4を発熱抵抗体3の両側
に設けた交互リード方式のサーマルヘッドにも適用する
ことができる。
ルヘッドによれば、隣接する駆動電極群間においてその
両端の駆動電極を互いに電気的に接続し、パッド配列が
千鳥状となる駆動回路素子と逆千鳥状となる駆動回路素
子の搭載位置をパッド1つ分だけずらすようにしたの
で、パッド配列の異なる駆動回路素子を使用した場合で
も電気的に接続することができ、そのため駆動回路素子
に応じた導体パターンを形成したり、あるいはヘッドの
導体パターンに合わせて新たに駆動回路素子を作成した
りする必要がなく、1つの導体パターンをパッド配列が
異なる2種類の駆動回路素子に対して共通に使用するこ
とができる。
部品配列パターン図である。
た場合の部品配列パターン図である。
ある。
ある。
なる駆動回路素子を用いた場合の部品配列パターン図で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 発熱抵抗体と、一端がそれぞれ前記発熱
抵抗体に接続され、他端に設けられた接続用パッドが千
鳥状配列をなす複数の駆動電極群と、 各駆動電極群に対応して配設され、各駆動電極群の接続
用パッドに対応して千鳥状に配列形成される素子接続用
パッド群を有する駆動回路素子を有し、 各駆動電極群の接続用パッドと、これに対応する駆動回
路素子の素子接続用パッドとが電気的に接続されるサー
マルヘッドにおいて、 前記駆動電極群間における両端の駆動電極は、互いに隣
接する駆動電極群の端部の駆動電極と電気的に接続され
ると共に、駆動電極群の駆動電極は対応する駆動回路素
子の素子接続用パッドより1つ分だけ多く形成されるこ
とを特徴とするサーマルヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289993U JP2586009Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7289993U JP2586009Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | サーマルヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0737639U JPH0737639U (ja) | 1995-07-11 |
JP2586009Y2 true JP2586009Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=13502663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7289993U Expired - Lifetime JP2586009Y2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586009Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP7289993U patent/JP2586009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0737639U (ja) | 1995-07-11 |
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