JPH0642058A - 建物ユニット - Google Patents

建物ユニット

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Publication number
JPH0642058A
JPH0642058A JP4155029A JP15502992A JPH0642058A JP H0642058 A JPH0642058 A JP H0642058A JP 4155029 A JP4155029 A JP 4155029A JP 15502992 A JP15502992 A JP 15502992A JP H0642058 A JPH0642058 A JP H0642058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building unit
roof panel
unit
building
bundles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4155029A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Kurita
一樹 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP4155029A priority Critical patent/JPH0642058A/ja
Publication of JPH0642058A publication Critical patent/JPH0642058A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物ユニットに屋根パネルを建設現場で組立
施工する場合に、施工時の作業量を低減でき、工期の短
縮が可能な建物ユニットを提供する。 【構成】 建物ユニット10の長辺上梁14A間に架設
された小梁22と、短辺上梁14Bとに、屋根パネル2
6を支持する出没自在な束18A,18B及び妻壁パネ
ル20を設け、建物ユニット10をこれらの束18A,
18B及び妻壁パネル20を折り畳んで建設現場まで輸
送するようにしている。このため、輸送の高さ制限によ
る制約を受けることなく建物ユニット10の輸送が可能
となる。また、建設現場では、束18A,18B及び妻
壁パネル20を容易に建物ユニット10の上面に立設で
きるので、屋根パネル26の施工作業が簡略化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物ユニットに係り、
ユニット建物を構成する建物ユニットのうち、屋根パネ
ルが取付けられる建物ユニットに関する。
【0002】
【背景技術】近年、住宅等の建物建設に多用されるよう
になってきたユニット工法は、建物を構成する多様な部
品を組み付けた居室ユニット、屋根ユニット等のモジュ
ール化された建物ユニットを予め工場生産し、これらの
建物ユニットを建設現場に輸送し、建設現場にてこれら
の各建物ユニットを組み合わせてユニット建物を建設す
る。かかるユニット工法には、建設現場での作業を簡略
化し、工期の短縮につながる利点がある。
【0003】ところが、ユニット建物の構成要素である
各建物ユニットのうち、屋根ユニットについては、屋根
パネルが傾斜してユニットに取付けられているため、ト
ラックの荷台に二つの屋根ユニットを重ねて載置でき
ず、荷台の上方に生じるデッドスペースが多くなり、輸
送効率の悪化を招く場合があった。
【0004】このため、屋根パネルや束等の部材を屋根
パネルが取付けられる建物ユニットから分離した状態で
建設現場に輸送し、建設現場にて、建物ユニット上面に
屋根パネルを支持する束等の支持部材をユニットに組立
施工し、この支持部材に屋根パネルを取付けることで対
処していた。即ち、屋根パネル、束等の部材を分離して
トラックの荷台に載置することにより、一度に輸送可能
な部材の量を多くしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、建設現場でこ
のような屋根パネルの組立施工作業を行うのは作業量の
増大をもたらし、工期を遅延させる原因となる。これ
は、工期の短縮を図り、現場作業を低減するというユニ
ット工法本来の目的を著しく没却する。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、建物ユニットに屋根パネルを建設現場で組立
施工する場合に、施工時の作業量を低減することがで
き、工期の短縮を図ることのできる建物ユニットを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱及び梁とを
接合して骨組みが構成され、上面に屋根パネルが取付け
られる建物ユニットにおいて、前記上面に対して前記屋
根パネルが支持される支持部材が出没自在に設けられて
いることを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明では、建物ユニットの上面に屋根パネル
用の支持部材を出没自在に設け、建物ユニットの輸送時
には、この支持部材を折り畳んだ状態でトラックの荷台
に載置するようにしている。このため、高さ方向の輸送
制限による制約を受けることなく建物ユニットを建設現
場に輸送することができる。
【0009】また、建設現場においては、予め出没自在
に取付けられている支持部材を建物ユニットの上面に立
設させて屋根パネルを取付けるようにしている。このた
め、建設現場において支持部材を建物ユニットへ取付け
る作業が簡略化され、屋根パネルの施工作業が迅速化さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る建物ユ
ニットの実施例について詳説する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る建物ユニ
ットの斜視図、図2は、図1の建物ユニットに設けられ
ている屋根パネル支持用の支持部材を折り畳んだ状態を
示す斜視図、図3は、図1の建物ユニットに屋根パネル
を取付ける場合を示す分解斜視図である。
【0012】図1に示すように、本実施例に係る建物ユ
ニット10は、柱12と、長辺上梁14A、短辺上梁1
4B、長辺下梁16A、短辺下梁16B、束18A,1
8B(支持部材)、妻壁パネル20(支持部材)等から
構成される。
【0013】四隅に立設された柱12の上端間及び下端
間には、それぞれ長辺上梁14A、短辺上梁14B、長
辺下梁16A、短辺下梁16Bが架けわたされ、これに
より直方体状の建物ユニット10の骨組みが形成されて
いる。
【0014】建物ユニット10の上面の対向する長辺上
梁14A間には、2本の小梁22が架設され、この小梁
22には、束18A,18Bが蝶番23を介して出没自
在に取付けられている。即ち、これらの束18A,18
Bは、図2に示すように回動して建物ユニット10内に
折り畳むことができるとともに、図1のように回動を規
制する図示しない固定部材によって小梁22上に立設固
定される。
【0015】束18A,18Bの上端部には、後述する
屋根パネルの下面を支持するプレート24が所定の傾斜
角で取付けられ、このプレート24と屋根パネルとをボ
ルト・ナット等の接合部材によって接合することによ
り、屋根パネルが建物ユニット10の上面に取付け固定
される。
【0016】更に、短辺上梁14Bには、三角形状の妻
壁パネル20が蝶番23を介して出没自在に取付けら
れ、前記束18A,18Bと同様に回動させることによ
り建物ユニット10の側面に折り畳むことができるとと
もに、短辺上梁14B上に立設固定することができる。
【0017】前記の如く構成した本実施例の建物ユニッ
ト10を使用して、建物ユニット10に屋根パネルを取
付ける場合の作用は以下の通りである。
【0018】工場において製造された建物ユニット10
を建設現場まで輸送する際は、図2に示すように束18
A,18Bと妻壁パネル20を折り畳み、この状態で輸
送用のトラックの荷台に建物ユニット10を載置する。
このとき、束18A,18Bと妻壁パネル20は、建物
ユニット10の上面から突出しないため、輸送時の高さ
方向の輸送制限を満足する。
【0019】そして、建設現場への前記建物ユニット1
0の輸送後、他の建物ユニットとともに建物ユニット1
0を所定位置に配置して各建物ユニットを組み立てて建
物躯体を構成する。また、建物ユニット10の束18
A,18Bと妻壁パネル20は、図2の状態からそれぞ
れ矢印C方向に回動され、小梁22、短辺上梁14B上
に立設固定されて図1の状態となる。そうすると、建物
ユニット10の上面に屋根パネル26が取付け可能な状
態となる。
【0020】次いで、図3に示すように屋根パネル26
を図示しないクレーンを利用して建物ユニット10の束
18A,18Bのプレート24及び妻壁パネル20の傾
斜面20A上に支持させて接合することにより、建物ユ
ニット10に屋根パネル26が取付けられる。
【0021】このように、本実施例によれば、建物ユニ
ット10に屋根パネル26を支持する束18A,18B
等の支持部材を出没自在に取付けているので、建物ユニ
ット10の輸送時においてはこれらの支持部材を折り畳
んでトラックの荷台に載置することができる。このた
め、高さ方向の輸送制限による制約を受けることなく建
物ユニットを建設現場に輸送することができる。
【0022】また、建設現場においては、折り畳まれて
いる束18A,18B、妻壁パネル20を建物ユニット
10の上面に容易に立設することができるので、屋根パ
ネル26の施工時における現場作業を低減できる。
【0023】尚、本実施例では、束18A,18Bを小
梁22に対して蝶番23によって出没自在に取付けた
が、これに限らず、例えば束18A,18Bを小梁22
に固定し、小梁22自体を長辺上梁14A間に回動可能
に架設してもよい。また、束18A,18Bを小梁22
に上下にスライド自在に取付けてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
建物ユニットの上面に屋根パネル用の支持部材を出没自
在に設けているので、建物ユニットに屋根パネルを建設
現場で組立施工する場合に、施工時の作業量を低減する
ことができ、工期の短縮を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る建物ユニットの斜視図
である。
【図2】図1の建物ユニットに設けられている屋根パネ
ル支持用の支持部材を折り畳んだ状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1の建物ユニットに屋根パネルを取付ける場
合を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 建物ユニット 12 柱 14A 長辺上梁 14B 短辺上梁 16A 長辺下梁 16B 短辺下梁 18A 18B 束(支持部材) 20 妻壁パネル(支持部材) 26 屋根パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱及び梁とを接合して骨組みが構成さ
    れ、上面に屋根パネルが取付けられる建物ユニットにお
    いて、 前記上面に対して前記屋根パネルが支持される支持部材
    が出没自在に設けられていることを特徴とする建物ユニ
    ット。
JP4155029A 1992-06-15 1992-06-15 建物ユニット Pending JPH0642058A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4155029A JPH0642058A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 建物ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4155029A JPH0642058A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 建物ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0642058A true JPH0642058A (ja) 1994-02-15

Family

ID=15597118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4155029A Pending JPH0642058A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 建物ユニット

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JP (1) JPH0642058A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010222852A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物の施工方法及び仮固定治具
JP2014190061A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Toyota Home Kk 建物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829953A (ja) * 1981-08-13 1983-02-22 小川 健富 鋼材製の単位完成家屋を単家屋及数家屋組み合はせる1楝建家屋

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829953A (ja) * 1981-08-13 1983-02-22 小川 健富 鋼材製の単位完成家屋を単家屋及数家屋組み合はせる1楝建家屋

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960305