JPH0642047A - ユニット建物の屋根接合構造 - Google Patents

ユニット建物の屋根接合構造

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JPH0642047A
JPH0642047A JP4167483A JP16748392A JPH0642047A JP H0642047 A JPH0642047 A JP H0642047A JP 4167483 A JP4167483 A JP 4167483A JP 16748392 A JP16748392 A JP 16748392A JP H0642047 A JPH0642047 A JP H0642047A
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JP
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roof
unit
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trapezoidal
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Yasuhiko Takiguchi
康彦 滝口
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上面の少なくとも一部が傾斜した屋根部とな
っている建物ユニットと屋根ユニットとの屋根部の段差
を吸収できるユニット建物の屋根接合構造を提供する。 【構成】 台形ユニット24の傾斜面24A に屋根材12を葺
いて屋根部4を形成する。台形ユニット24の上に載置し
た屋根ユニット2の屋根部3は、屋根材17を備え台形ユ
ニット24の屋根部4に所定の間隔Cを開けて設けてあ
る。そして、この間隔Cに接続屋根部5を取り付ける。
台形ユニット24の屋根部4と屋根ユニット2の屋根部3
との間に、製作誤差等によって段差が生じても、接続屋
根部5でその段差を吸収でき、連続した屋根部を構成で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上面の少なくとも一部
が傾斜した屋根部となっている建物ユニットの屋根部
と、屋根ユニットの屋根部とを接合するユニット建物の
屋根接合構造に関する。
【0002】
【背景技術】図3には2階建てのユニット建物20の全体
が示されており、このユニット建物20は、1階建物ユニ
ット21,2階建物ユニット22,および屋根ユニット23等
で構成されている。ここで、2階建物ユニット22は標準
の建物ユニット22A と変形の建物ユニット24とで構成さ
れており、この変形の建物ユニット24(以下、台形ユニ
ットという)は、上面の少なくとも一部が外側に向かっ
て下がる傾斜面24A を有した断面5角形とされている。
また、傾斜面24A には屋根材25が葺かれこれらで屋根部
26が形成されている。そして、このような台形ユニット
24の屋根部26と屋根ユニット23の屋根部27とを接合する
従来の屋根接合構造30は、台形ユニット24の傾斜面24A
の基点位置で両屋根部25,26を接触させて接合してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、台形ユ
ニット24の屋根部26と屋根ユニット23の屋根部27とは別
工程で作られており、台形ユニット24の上に屋根ユニッ
ト23が載せられた際、両者の製作誤差等のために、互い
の屋根部26,27の接合部がくい違って段差が生じるとい
う問題があった。
【0004】ここに、本発明の目的は、上面の少なくと
も一部が傾斜した屋根部となっている建物ユニットと屋
根ユニットとの屋根部の段差を吸収できるユニット建物
の屋根接合構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上面の
少なくとも一部が傾斜した屋根部となっている建物ユニ
ットに近接させて、前記屋根部と間隔をあけて対向する
屋根部を有する屋根ユニットを配置し、前記間隔内に前
記両屋根部を接続する接続屋根部材を取り付けたユニッ
ト建物の屋根接合構造としたものである。
【0006】
【作用】このような本発明では、上面の少なくとも一部
が傾斜した屋根部となっている建物ユニットに近接させ
て配置した屋根ユニットの屋根部は、建物ユニットの屋
根部に間隔をあけて対向しており、この両屋根部の間隔
内に接続屋根部材が取り付けられる。屋根ユニットの屋
根部と建物ユニットの屋根部とは間隔を有しており、両
屋根部に製作誤差等によって段差が生じても、この間隔
内に接続屋根部材が取り付けられるので、接続屋根部で
段差を吸収でき、従って、段差のない連続したユニット
建物の屋根を構成でき、前記目的が達成される。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例のユニット建物の屋根接合
構造が使用されたユニット建物の全体が示されている。
ここで、ユニット建物10の主な構成等は前述した従来の
ユニット建物20と同一であり、従って、同一部には同一
符号を付し、その説明は省略または簡略化する。
【0008】本実施例のユニット建物の屋根接合構造1
は、屋根ユニット2の屋根部3と台形ユニット24の屋根
部4とを、両屋根部3,4間に設けられた接続屋根部5
で接続するものである。
【0009】図2には、ユニット建物の屋根接合構造1
の詳細が示されている。台形ユニット24の傾斜面24A
は、柱9の上部に連結され、かつ、屋根ユニット2の屋
根部3の勾配に略等しい傾斜で斜め上方に向かって台形
ユニット24の上面の高さまで延びた天井梁11で形成され
ている。傾斜面24A 上には屋根材12が葺かれており、こ
れらで屋根部4が形成されている。また、天井梁11は溝
形鋼で形成されており、傾斜の途中から台形ユニット24
の上面の高さに水平に折り曲げられいる。そして、これ
らの天井梁11には複数本の小梁13が固定されている。さ
らに、水平に折り曲げられた天井梁11の先端には、溝形
鋼で形成され水平な長辺梁および短辺梁からなる天井梁
14が設けられている。
【0010】屋根ユニット2は、天井梁14の上に水平に
配置されるユニット枠15を備えており、さらにこのユニ
ット枠15の上に、斜め上方に向かって傾斜する傾斜枠16
が設けられている。
【0011】台形ユニット24の傾斜面24A に葺かれる屋
根材12は、予め工場で野地材と屋根仕上げ材とが一体化
されたものが使用されている。また、屋根材12は上端が
傾斜面24A の途中までの長さの短いものとされており、
天井梁11および小梁13上に取り付けられている。屋根ユ
ニット2の屋根部3は、台形ユニット24の屋根部4に間
隔Cを開けて設けられた長さの短いものとされており、
その下端は、傾斜枠16上に取り付けられている。また、
屋根ユニット2の屋根部3に葺かれる屋根材17も、予め
工場で野地材と屋根仕上げ材とが一体化されたものが使
用されている。なお、図1,2に示すように台形ユニッ
ト24の屋根部4の先端には、台形ユニット24とは別個に
作られた軒先ユニット18が予め工場で取り付けられてい
る。
【0012】この間隔Cには接続屋根部5が取り付けら
れている。この接続屋根部5も、予め工場で野地材と屋
根仕上げ材とが一体化されたものとされており、さら
に、接続屋根部5の裏面には予め耐水シート6が貼りつ
けられている。この耐水シート6の両端部6Aは、接続屋
根部5の裏面から長く飛び出して形成されたフリーの部
分となっている。このような接続屋根部5の一端は傾斜
枠16上に、他端は傾斜面24A 上および傾斜面24A の上部
の小梁13A 上に耐水シート6を介してそれぞれ固着され
ている。
【0013】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
屋根部3の下端と屋根部4の上端とを短かくした屋根ユ
ニット2と台形ユニット24とを予め工場で製作し、これ
らを建物ユニット21,22A 等とともに建設現場に搬入す
る。
【0014】次いで、1階建物ユニット21上に台形ユニ
ット24と建物ユニット2Aからなる2階建物ユニット22を
載置した後、屋根ユニット2を2階建物ユニット22上に
載置し固定する。そして、台形ユニット24の屋根部4と
屋根ユニット2の屋根部3との間隔C内に、一端を傾斜
枠16上に、他端を傾斜面24A 上および小梁13A 上にそれ
ぞれ当接させて接続屋根部5を嵌め込んで取り付ける。
続いて、接続屋根部5の両端と、台形ユニット24の屋根
部4および屋根ユニット2の屋根部3との継ぎ目に耐水
シート等を貼り防水処理を行う。
【0015】前述のような本実施例によれば次のような
効果がある。すなわち、台形ユニット24の屋根部4と屋
根ユニット2の屋根部3とは間隔Cを開けて形成されて
おり、この間隔C内には接続屋根部5が取り付けられる
ので、両ユニット24,2の製作誤差により両屋根部4,
3に段差が生じても、接続屋根部5でその段差を吸収す
ることができる。従って、台形ユニット24と屋根ユニッ
ト2の屋根部4,3とを連続させることができる。
【0016】また、接続屋根部5の裏面には、端部5Aが
接続屋根部5の裏面からフリーの状態で長く飛び出た耐
水シート6が予め貼られているので、端部5Aを掴んで接
続屋根部5を取り付けることができるとともに、接続屋
根部5を取り付けた後、耐水シート6の端部6Aを台形ユ
ニット24の屋根部4と屋根ユニット2の屋根部3とに貼
りつけるだけの簡単な作業で防水処理が行える。
【0017】さらに、台形ユニット24と屋根ユニット2
の屋根部4,3に使用された屋根材12,17は野地板と屋
根仕上げ材とが予め一体化されており、両屋根部4,3
に取り付けるだけでよいので、屋根材12,17の取り付け
が短時間かつ容易にできるという効果もある。
【0018】なお、本発明は前述の実施例に限定される
ものではなく、次に示すような変形例を含むものであ
る。すなわち、前記実施例では屋根材12,17を野地板と
屋根仕上げ材とが予め一体化されたものとしたが、これ
に限らず、両者は別体であってもよい。また、前記実施
例では接続屋根部5の裏面に予め耐水シート6を貼って
あるが、これに限らず、予め耐水シート6を貼らなくて
もよく、接続屋根部5を取り付けた後で各屋根部3,4
の上から耐水シートを貼ってもよい。要は各屋根部3,
4の継ぎ目が防水処理されればよい。
【0019】さらに、前記実施例ではユニット建物の屋
根接合構造1は、複数の建物ユニット21,22等のうち一
個の台形ユニット24に屋根部4を設け、この屋根部4と
屋根ユニット2の屋根部3とを接合するものとしたが、
これに限らず、例えば台形ユニット24を両側に設けたユ
ニット建物としてもよい。また、上面が一端から他端に
わたって傾斜した屋根部とされた断面変形四角形の建物
ユニットの屋根部と、この変形四角形の建物ユニットに
隣接する建物ユニット上に載置した屋根ユニットの屋根
部とを接合する、いわゆる大屋根タイプに使用してもよ
い。
【0020】その他、本発明の実施の際の具体的な構造
および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば他の構造等でもよい。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のユニッ
ト建物の屋根接合構造によれば、上面の少なくとも一部
が傾斜した屋根面となっている建物ユニットの屋根面と
屋根ユニットの屋根面との段差を吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るユニット建物の屋根接
合構造により建てられたユニット建物の全体図である。
【図2】同実施例の要部詳細図である。
【図3】従来例に係るユニット建物の屋根接合構造によ
り建てられたユニット建物の全体図である。
【符号の説明】
1 ユニット建物の屋根接合構造 2 屋根ユニット 3 屋根ユニットの屋根部 4 台形ユニットの屋根部 5 接続屋根部 10 ユニット建物 24 台形ユニット 24A 傾斜面 C 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04D 3/40 Y 9130−2E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面の少なくとも一部が傾斜した屋根部
    となっている建物ユニットに近接させて、前記屋根部と
    間隔をあけて対向する屋根部を有する屋根ユニットを配
    置し、前記間隔内に前記両屋根部を接続する接続屋根部
    材を取り付けたことを特徴とするユニット建物の屋根接
    合構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61294045A (ja) * 1985-06-21 1986-12-24 積水化学工業株式会社 ユニツト建物
JPH04143343A (ja) * 1990-10-02 1992-05-18 Sekisui Chem Co Ltd 建物のサブユニット

Patent Citations (2)

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JPH04143343A (ja) * 1990-10-02 1992-05-18 Sekisui Chem Co Ltd 建物のサブユニット

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