JPH0676710B2 - 屋根構造 - Google Patents
屋根構造Info
- Publication number
- JPH0676710B2 JPH0676710B2 JP1296409A JP29640989A JPH0676710B2 JP H0676710 B2 JPH0676710 B2 JP H0676710B2 JP 1296409 A JP1296409 A JP 1296409A JP 29640989 A JP29640989 A JP 29640989A JP H0676710 B2 JPH0676710 B2 JP H0676710B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- truss
- ridge
- main body
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、住宅のサブスペース部分における屋根構造
に関するものである。
に関するものである。
従来より、建物の2階に、屋外に張出して便所等のサブ
スペースを設けたものがある。このサブスペース部分の
屋根は、建物本体部分の屋根の軒先に、小屋梁や束等を
用いて小屋組を行い、その小屋組に屋根を構築してい
る。
スペースを設けたものがある。このサブスペース部分の
屋根は、建物本体部分の屋根の軒先に、小屋梁や束等を
用いて小屋組を行い、その小屋組に屋根を構築してい
る。
従来のサブスペースの屋根の構築に際しては、現場で、
小屋梁や束を組み立てて小屋組を行っており、施工に手
間がかかるという問題があった。
小屋梁や束を組み立てて小屋組を行っており、施工に手
間がかかるという問題があった。
したがって、この発明の目的は、サブスペースの屋根の
施工が簡単でかつ強固に行え、しかも高強度な屋根構造
を提供することである。
施工が簡単でかつ強固に行え、しかも高強度な屋根構造
を提供することである。
この発明の屋根構造は、本体屋根と、水平の上弦材と,
本体屋根側が本体屋根と平行に傾斜し反本体屋根側が水
平の下弦材と,上下弦材の反本体屋根側端に掛け渡した
垂直の端材と,上下弦材間に掛け渡した斜材とからな
り、下弦材の本体屋根側を本体屋根に載置固定して本体
屋根の傾斜方向に突設した棟トラスと、この棟トラスの
端材に固定し本体屋根の軒先に沿って設けた山形の妻ト
ラスと、棟トラスの上弦材の上面に沿って棟を形成し妻
トラスの上面に沿って傾斜して設けた小屋根と、棟トラ
スの上弦材の側面にアングルを介して固定され小屋根の
たる木に固定したたる木止め金物とを備えたものであ
る。
本体屋根側が本体屋根と平行に傾斜し反本体屋根側が水
平の下弦材と,上下弦材の反本体屋根側端に掛け渡した
垂直の端材と,上下弦材間に掛け渡した斜材とからな
り、下弦材の本体屋根側を本体屋根に載置固定して本体
屋根の傾斜方向に突設した棟トラスと、この棟トラスの
端材に固定し本体屋根の軒先に沿って設けた山形の妻ト
ラスと、棟トラスの上弦材の上面に沿って棟を形成し妻
トラスの上面に沿って傾斜して設けた小屋根と、棟トラ
スの上弦材の側面にアングルを介して固定され小屋根の
たる木に固定したたる木止め金物とを備えたものであ
る。
この発明の屋根構造によると、本体屋根に棟トラスを突
設し、棟トラスの突出端に妻トラスを設け、これら棟ト
ラスと妻トラスで小屋根を支持している。このように、
小屋根を支持する棟トラスならびに妻トラスが共にトラ
スにて構成されているため、これらがトラスによる小屋
組が簡単に行える。また、小屋根は棟トラスにアングル
ならびにたる木止め金物にて固定され、かつ棟トラスは
本体屋根に固定されている。さらに、小屋根の棟に沿っ
て棟トラスが設けられている。
設し、棟トラスの突出端に妻トラスを設け、これら棟ト
ラスと妻トラスで小屋根を支持している。このように、
小屋根を支持する棟トラスならびに妻トラスが共にトラ
スにて構成されているため、これらがトラスによる小屋
組が簡単に行える。また、小屋根は棟トラスにアングル
ならびにたる木止め金物にて固定され、かつ棟トラスは
本体屋根に固定されている。さらに、小屋根の棟に沿っ
て棟トラスが設けられている。
この発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。
明する。
第2図は、住宅の2階サブスペース部分の平面図を示し
ており、同図のI−I断面を示したのが第1図である。
図において、10は建物本体部分の屋根であり、11はサブ
スペース12部分に面した建物本体の三角形状の本体屋根
である。本体屋根11の軒先は、妻支柱14を介して屋根梁
13にて支持されている。本体屋根11の軒先には、本体屋
根11の傾斜方向に延びた棟トラス15の基端が載置固定さ
れている。すなわち、棟トラス15は、上弦材16、下弦材
17,18、斜材19、端材40等からなり、本体屋根11と平行
に傾斜した本体屋根11側の下弦材18を本体屋根11に載置
固定し、かつ上弦材16の両側にアングル20が溶接してあ
る。棟トラス15の端材40には、妻トラス21が固定されて
いる。妻トラス21は、第3図に示すように山形に形成さ
れ、上弦材22,下弦材23,斜材24等にて構成されている。
さらに、棟トラス15に沿って棟を形成し、かつ妻トラス
21の上面に沿って傾斜して小屋根25を設ける。小屋根25
は、サブスペース12部分の屋根であり、複数本のたる木
26と合板27より構成されている。
ており、同図のI−I断面を示したのが第1図である。
図において、10は建物本体部分の屋根であり、11はサブ
スペース12部分に面した建物本体の三角形状の本体屋根
である。本体屋根11の軒先は、妻支柱14を介して屋根梁
13にて支持されている。本体屋根11の軒先には、本体屋
根11の傾斜方向に延びた棟トラス15の基端が載置固定さ
れている。すなわち、棟トラス15は、上弦材16、下弦材
17,18、斜材19、端材40等からなり、本体屋根11と平行
に傾斜した本体屋根11側の下弦材18を本体屋根11に載置
固定し、かつ上弦材16の両側にアングル20が溶接してあ
る。棟トラス15の端材40には、妻トラス21が固定されて
いる。妻トラス21は、第3図に示すように山形に形成さ
れ、上弦材22,下弦材23,斜材24等にて構成されている。
さらに、棟トラス15に沿って棟を形成し、かつ妻トラス
21の上面に沿って傾斜して小屋根25を設ける。小屋根25
は、サブスペース12部分の屋根であり、複数本のたる木
26と合板27より構成されている。
第4図は、第2図のIV-IV断面図を示しており、アング
ル20に固定したたる木止め金物28をたる木26に固定して
ある。また、第5図は、第2図のV-V断面図を示してお
り、2階の外壁パネル29の上枠に固定したたる木受30に
たる木止め金物31を固定し、かつたる木止め金物31をた
る木26に固定してある。このようにして、小屋根25が固
定されている。
ル20に固定したたる木止め金物28をたる木26に固定して
ある。また、第5図は、第2図のV-V断面図を示してお
り、2階の外壁パネル29の上枠に固定したたる木受30に
たる木止め金物31を固定し、かつたる木止め金物31をた
る木26に固定してある。このようにして、小屋根25が固
定されている。
なお、第1図において、32は2階の外壁パネル、33は胴
差し、34は2階の床パネル、35は床梁、36は1階の外壁
パネルである。さらに、妻トラス21の屋外面には面戸
(図示せず)を貼り、かつ小屋根25の軒先には鼻隠し
(図示せず)等が設けられる。
差し、34は2階の床パネル、35は床梁、36は1階の外壁
パネルである。さらに、妻トラス21の屋外面には面戸
(図示せず)を貼り、かつ小屋根25の軒先には鼻隠し
(図示せず)等が設けられる。
このように構成された屋根構造によると、小屋根25を支
持する棟トラス15ならびに妻トラス21が共にトラスにて
構成されている。このため、各トラス15,21を設置する
だけで、簡単に小屋組が行え、サブスペースにおける屋
根の施工性が向上する。
持する棟トラス15ならびに妻トラス21が共にトラスにて
構成されている。このため、各トラス15,21を設置する
だけで、簡単に小屋組が行え、サブスペースにおける屋
根の施工性が向上する。
また、小屋根25は棟トラス15にアングル20ならびにたる
木止め金物28を介して固定され、かつ棟トラス15は本体
屋根11に固定されているので、小屋根25のがたつきや浮
き等を妨げ、小屋根25の固定が強固に行える。
木止め金物28を介して固定され、かつ棟トラス15は本体
屋根11に固定されているので、小屋根25のがたつきや浮
き等を妨げ、小屋根25の固定が強固に行える。
さらに、小屋根25の棟に沿って棟トラス15を設けたの
で、小屋根25に荷重が加わっても変形し難く、小屋根25
の強度が向上する。
で、小屋根25に荷重が加わっても変形し難く、小屋根25
の強度が向上する。
この発明の屋根構造によると、本体屋根に棟トラスを突
設し、棟トラスの突出端に妻トラスを設け、これら棟ト
ラスと妻トラスで小屋根を支持している。このように、
小屋根を支持する棟トラスならびに妻トラスが共にトラ
スにて構成されているため、これらトラスによる小屋組
が簡単に行え、施工性が向上する。また、小屋根は棟ト
ラスにアングルならびにたる木止め金物にて固定され、
かつ棟トラスは本体屋根に固定されているので、小屋根
の固定が強固に行える。さらに、小屋根の棟に沿って棟
トラスを設けたので、小屋根の強度が向上するという効
果が得られる。
設し、棟トラスの突出端に妻トラスを設け、これら棟ト
ラスと妻トラスで小屋根を支持している。このように、
小屋根を支持する棟トラスならびに妻トラスが共にトラ
スにて構成されているため、これらトラスによる小屋組
が簡単に行え、施工性が向上する。また、小屋根は棟ト
ラスにアングルならびにたる木止め金物にて固定され、
かつ棟トラスは本体屋根に固定されているので、小屋根
の固定が強固に行える。さらに、小屋根の棟に沿って棟
トラスを設けたので、小屋根の強度が向上するという効
果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図はその平
面図、第3図はその妻トラスの正面図、第4図は第2図
のIV-IV断面図、第5図は第2図のV-V断面図である。 11……本体屋根、15……棟トラス、21……妻トラス、25
……小屋根
面図、第3図はその妻トラスの正面図、第4図は第2図
のIV-IV断面図、第5図は第2図のV-V断面図である。 11……本体屋根、15……棟トラス、21……妻トラス、25
……小屋根
Claims (1)
- 【請求項1】本体屋根と、 水平の上弦材と,本体屋根側が前記本体屋根と平行に傾
斜し反本体屋根側が水平の下弦材と,前記上下弦材の反
本体屋根側端に掛け渡した垂直の端材と,前記上下弦材
間に掛け渡した斜材とからなり,前記下弦材の本体屋根
側を前記本体屋根に載置固定して前記本体屋根の傾斜方
向に突設した棟トラスと、 この棟トラスの前記端材に固定し前記本体屋根の軒先に
沿って設けた山形の妻トラスと、 前記棟トラスの前記上弦材の上面に沿って棟を形成し前
記妻トラスの上面に沿って傾斜して設けた小屋根と、 前記棟トラスの前記上弦材の側面にアングルを介して固
定され前記小屋根のたる木に固定したたる木止め金物と
を備えた屋根構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296409A JPH0676710B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296409A JPH0676710B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 屋根構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03156049A JPH03156049A (ja) | 1991-07-04 |
JPH0676710B2 true JPH0676710B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=17833173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296409A Expired - Lifetime JPH0676710B2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 屋根構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0676710B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50146124A (ja) * | 1974-05-14 | 1975-11-22 | ||
JPS63312447A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-20 | ナショナル住宅産業株式会社 | 屋根パネル支持構造 |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP1296409A patent/JPH0676710B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50146124A (ja) * | 1974-05-14 | 1975-11-22 | ||
JPS63312447A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-20 | ナショナル住宅産業株式会社 | 屋根パネル支持構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03156049A (ja) | 1991-07-04 |
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