JPH0641473B2 - 新規セフエム化合物およびその製造法 - Google Patents

新規セフエム化合物およびその製造法

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JPH0641473B2
JPH0641473B2 JP59161670A JP16167084A JPH0641473B2 JP H0641473 B2 JPH0641473 B2 JP H0641473B2 JP 59161670 A JP59161670 A JP 59161670A JP 16167084 A JP16167084 A JP 16167084A JP H0641473 B2 JPH0641473 B2 JP H0641473B2
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vinylthio
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amino
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隆男 高谷
善三郎 戸塚
修祥 安田
浩二 川端
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/24Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with substituted hydrocarbon radicals attached to ring carbon atoms
    • C07D213/28Radicals substituted by singly-bound oxygen or sulphur atoms
    • C07D213/32Sulfur atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は下記一般式(I)で示される化合物およびその
塩は抗菌活性を有し、医薬として有用である。 「従来の技術」 セフェム化合物は数多く知られているが、3位に置換又
は非置換ビニルチオ基を有するセフェム化合物は全く知
られていない。 「発明が解決しようとする問題点」 抗菌作用を有し、医薬として有用なセフェム化合物は数
多く知られているが、この発明はさらに優れた医薬品の
開発を意図してなされたものである。 「問題点を解決するための手段」 この発明は新規セフェム化合物およびその塩に関する。
さらに詳しくは、この発明は抗菌活性を有する新規セフ
ェム化合物およびその塩、それらの製造法に関する。 目的とするセフェム化合物およびその塩は新規化合物で
あり、下記一般式(I)で示すことができる。 (式中、Rはアミノ基またはアシルアミノ基、R
適当な置換基を有していてもよいピリジル基、 Rはカルボキシ基または保護されたカルボキシ基をそ
れぞれ意味する)およびその塩。 この発明により、新規セフェム化合物(I)は下記反応式
で示される種々の製造法によって製造することができ
る。 製造法1 製造法2 製造法3 製造法4 製造法5 製造法6 製造法7 (式中、R、RおよびRはそれぞれ前と同じ意味
であり、 ▲R ▼はアシルアミノ基、 Yは酸残基、 Rは低級アルキル基またはアジド(低級)アルキル
基、 ▲R ▼は保護されたアミノ基を有するアシルアミノ
基、 ▲R ▼はアミノ基を有するアシルアミノ基、 ▲R ▼は保護されたカルボキシ基、 Yは酸残基、 R10は水素または低級アルキル基をそれぞれ意味す
る)。 この発明の原料化合物中、化合物(III)の数種および化
合物(IV)は新規であり、下記反応式で示される製造法に
よって製造することができる。 製造法A 製造法B 製造法C 製造法D 製造法E 製造法F 製造法G 製造法H (式中、R、R、▲R ▼およびYはそれぞれ
前とそれぞれ前と同じ意味であり、 Rはアミノ基または保護されたアミノ基、 Rは水素または適当な置換基を有していてもよい有機
基、 ▲R ▼は低級アルカノイル基、 Rは適当な置換基を有していてもよいピリジル基、 Rはメルカプト保護基をそれぞれ意味する)。 目的化合物(I)の好適な塩は慣用の無毒性塩であり、無
機塩基との塩、その例として、例えばリチウム塩、ナト
リウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、例えばカル
シウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、ア
ンモニウム塩;有機塩基との塩、その例として、例えば
トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エタノ
ールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ジシクロヘキ
シルアミン塩、N,N′−ジベンジルエチレンジアミン
塩等の有機アミン塩;例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫
酸塩、燐酸塩等の無機酸付加塩;例えばギ酸塩、酢酸
塩、トリフルオロ酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メ
タンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエ
ンスルホン酸塩等の有機カルボン酸付加塩または有機ス
ルホン酸付加塩;例えばアルギニン、アスパラギン酸、
グルタミン酸等の塩基性または酸性アミノ酸との塩のよ
うな塩基との塩または酸付加塩;分子間または分子内第
四級塩等が挙げられる。好適な分子間第四級塩として
は、例えば1−メチルピリジニウムメチル硫酸塩、1−
エチルピリジニウムエチル硫酸塩等の1−低級アルキル
ピリジニウム低級アルキル硫酸塩、例えば1−メチルピ
リジニウム沃化物等の1−低級アルキルピリジニウムハ
ロゲン化物、例えば1,2−ジメチルピリジニウム沃化
物、1,2−ジエチルピリジニウム沃化物等のジ(低
級)アルキルピリジニウムハロゲン化物、例えば1−ア
ジドメチルピリジニウムトリフルオロメタンスルホン酸
塩、1−(2−アジドエチル)ピリジニウムトリフルオ
ロメタンスルホン酸塩等の1−アジド(低級)アルキル
ピリジニウムトリハロ(低級)アルカンスルホン酸塩等
が挙げられる。 好適な分子内第四級塩としては、例えば1−メチルピリ
ジニウムカルボキシレート、1−エチルピリジニウムカ
ルボキシレート、1−プロピルピリジニウムカルボキシ
レート、1−イソプロピルピリジニウムカルボキシレー
ト、1−ブチルピリジニウムカルボキシレート等の1−
低級アルキルピリジニウムカルボキシレート、例えば
1,2−ジメチルピリジニウムカルボキシレート、1,
2−ジエチルピリジニウムカルボキシレート等のジ(低
級)アルキルピリジニウムカルボキシレート、例えば1
−アジドメチルピリジニウムカルボキシレート、1−
(2−アジドエチル)ピリジニウムカルボキシレート等
の1−アジド(低級)アルキルピリジニウムカルボキシ
レート等が挙げられる。 この明細書の以上および以下の記載において、この発明
の範囲内に包含される種々の定義の例および説明を以下
詳細に述べる。 「低級」とは、特に指示がなければ、炭素原子1〜6個
を意味するものとする。 「高級」とは、特に指示がなければ、炭素原子7〜20個
を意味するものとする。「アシルアミノ基」、「保護さ
れたアミノ基を有するアシルアミノ基」および「アミノ
基を有するアシルアミノ基」の好適な「アシル」部分と
しては、カルバモイル基、脂肪族アシル基および芳香族
アシル基と称せられる芳香環を含むアシル基、または複
素環アシル基と称せられる複素環を含むアシル基が挙げ
られる。 前記アシル基の好適な例としては、例えばホルミル、ア
セチル、スクシニル、ヘキサノイル、ヘプタノイル、バ
レリル、ステアロイル等の低級または高級アルカノイル
基; 例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、第三
級ブトキシカルボニル、第三級ペンチルオキシカルボニ
ル、ヘプチルオキシカルボニル等の低級または高級アル
コキシカルボニル基; 例えばメタンスルホニル、エタンスルホニル等の低級ま
たは高級アルカンスルホニル基; 例えばメトキシスルホニル、エトキシスルホニル等の低
級または高級アルコキシスルホニル基等のような脂肪族
アシル基; 例えばベンゾイル、トルオイル、ナフトイル等のアロイ
ル等; 例えばフェニルアセチル、フェニルプロピオニル等のフ
ェニル(低級)アルカノイル基のようなアル(低級)ア
ルカノイル基; 例えばフェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニ
ル等のアリールオキシカルボニル基; 例えばフェノキシアセチル、フェノキシプロピオニル等
のアリールオキシ(低級)アルカノイル基; 例えばフェニルグリオキシロイル、ナフチルグリオキシ
ロイル等のアリールグリオキシロイル基; 例えばベンゼンスルホニル、p−トルエンスルホニル等
のアレーンスルホニル基等のような芳香族アシル基; 例えばテノイル、フロイル、ニコチノイル等の複素環カ
ルボニル基; 例えばチエニルアセチル、チアゾリルアセチル、チアジ
アゾリルアセチル、テトラゾリルアセチル等の複素環
(低級)アルカノイル基; 例えばチアゾリルグリオキシロイル、チエニルグリオキ
シロイル等の複素環グリオキシロイル基等のような複素
環アシル基が挙げられ、複素環アシル基については、前
記「複素環カルボニル基」、「複素環(低級)アルカノ
イル基」および「複素環グリオキシロイル基」の好適な
複素環部分は、さらに詳細には、酸素原子、イオウ原
子、窒素原子等のようなヘテロ原子少なくとも1個を含
む飽和または不飽和、単環または多環複素環基を意味す
る。 とりわけ好ましい複素環基としては、窒素原子1〜4個
を含む不飽和3〜8員、さらに好ましくは5〜6員複素
単環基、その例としてピロリル、ピロリニル、イミダゾ
リル、ピラゾリル、ピリジルおよびそのN−オキシド、
ジヒドロピリジル、ピリミジル、ピラジニル、ピリダジ
ニル、例えば4H−1,2,4−トリアゾリル、1H−1,2,3
−トリアゾリル、2H−1,2,3−トリアゾリル等のトリ
アゾリル、例えば1H−テトラゾリル、2H−テトラゾ
リル等のテトラゾリル等; 窒素原子1〜4個を含む飽和3〜8員、さらに好ましく
は5〜6員複素単環基、例えばピロリジニル、イミダゾ
リジニル、ピペリジノ、ピペラジニル等; 窒素原子1〜4個を含む不飽和縮合複素環基、例えばイ
ンドリル、イソインドリル、インドリジニル、ベンズイ
ミダゾリル、キノリル、イソキノリル、インダゾリル、
ベンゾトリアゾリル等; 酸素原子1〜2個および窒素原子1〜3個を含む不飽和
3〜8員、さらに好ましくは5〜6員複素単環基、その
例として、オキサゾリル、イソオキサゾリル、例えば1,
2,4−オキサジアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,
2,5−オキサジアゾリル等のオキサジアゾリル等; 酸素原子1〜2個および窒素原子1〜3個を含む飽和3
〜8員、さらに好ましくは5〜6員複素単環基、例えば
モルホリニル、シドノニル等; 酸素原子1〜2個および窒素原子1〜3個を含む不飽和
縮合複素環基、例えばベンズオキサゾリル、ベンズオキ
サジアゾリル等; イオウ原子1〜2個および窒素原子1〜3個を含む不飽
和3〜8員、さらに好ましくは5〜6員複素単環基、そ
の例としてチアゾリル、イソチアゾリル、例えば1,2,3
−チアジアゾリル、1,2,4−チアジアゾリル、1,3,4−チ
アジアゾリル、1,2,5−チアジアゾリル等のチアジアゾ
リル、ジヒドロチアジニル等;イオウ原子1〜2個およ
び窒素原子1〜3個を含む飽和3〜8員、さらに好まし
くは5〜6員複素単環基、例えばチアゾリジニル等; イオウ原子1〜2個を含む不飽和3〜8員、さらに好ま
しくは5〜6員複素単環基、例えばチエニル、ジヒドロ
ジチイニル、ジヒドロジチオニル等; イオウ原子1〜2個および窒素原子1〜3個を含む不飽
和縮合複素環基、例えばベンゾチアゾリル、ベンゾチア
ジアゾリル等; 酸素原子1個を含む不飽和3〜8員、さらに好ましくは
5〜6員複素単環基、例えばフリル等; 酸素原子1個およびイオウ原子1〜2個を含む不飽和3
〜8員、さらに好ましくは5〜6員複素単環基、例えば
ジヒドロオキサチイニル等; イオウ原子1〜2個を含む不飽和縮合複素環基、例えば
ベンゾチエニル、ベンゾチイニル等; 酸素原子1個およびイオウ原子1〜2個を含む不飽和縮
合複素環基、例えばベンズオキサチイニル等のような複
素環基が挙げられる。 上記複素環基については、複素環基が特異的に置換基と
してアミノ基または保護されたアミノ基を分子内に有す
るチアゾリル基またはチアジアゾリル基である場合に
は、そのチアゾリル基またはチアジアゾリル基には、チ
アゾール環またはチアジアゾール環の特異的挙動に基づ
く互変異性体が含まれるものとする。すなわち、例えば
前記アミノ−または保護されたアミノ−チアゾリル基ま
たはチアジアゾリル基は式: (式中、Rは前と同じ意味であり、ZはCHまたはNを
意味する)で示され、式(A)で示される基が式: (式中、RおよびZはそぞれ前と同じ意味)で示され
る形を取る場合、式(A′)で示される基は、別の形とし
て互変異性の式: (式中、Zは前と同じ意味であり、R′はイミノ基ま
たは保護されたイミノ基を意味する)で示すこともでき
る。すなわち、式(A′)および(A″)で示される基は両
者ともに次の平衡式で示されうる互変異性平衡の状態に
ある。 (式中、R、ZおよびR′はそれぞれ前と同じ意
味)。 上記のような2−アミノチアゾール化合物または5−ア
ミノチアゾール化合物および2−イミノチアゾリン化合
物または5−イミノチアジアゾリン化合物の間のこれら
の互変異性の型は当業界では周知のことであり、互変異
性体の両者が平衡関係にあり、相互間に変化しうる状態
にあることは当業者には自明の理であるので、従って、
そのような異性体は化合物それ自体の同じ範ちゅうに包
含されるものとする。すなわち、互変異性の形は両者と
も明白にこの発明の範囲内に包含される。この明細書で
は、そのような互変異性体の基を含む目的化合物および
原料化合物は、それらの表現法の一つ、すなわち、2−
アミノ(または保護されたアミノ)チアゾリル、または
5−アミノ(または保護されたアミノ)チアジアゾリル
および式: を用いて示すことにする。 上記アシル部分は、例えばメチル、エチル等の低級アル
キル基;例えばメトキシ、エトキシプロポキシ等の低級
アルコキシ基;例えばメチルチオ、エチルチオ等の低級
アルキルチオ基;例えばメチルアミノ等の低級アルキル
アミノ基;例えばシクロペンチル、シクロヘキシル等の
シクロ(低級)アルキル基;例えばシクロヘキセニル、
シクロヘキサジエニル等のシクロ(低級)アルケニル
基;ハロゲン;アミノ基;保護されたアミノ基;ヒドロ
キシ基;保護されたヒドロキシ基;シアノ基;ニトロ
基;カルボキシ基;保護されたカルボキシ基;スルホ
基;スルハモイル基;イミノ基;オキソ基;例えばアミ
ノメチル、アミノエチル等のアミノ(低級)アルキル
基;カルバモイルオキシ基;例えばヒドロキシメチル、
1−または2−ヒドロキシエチル、1−または2−また
は3−ヒドロキシプロピル等のヒドロキシ(低級)アル
キル基;例えばシアノビニルチオ等のシアノ(低級)ア
ルケニルチオ基;式:=N−OR6(式中、Rは前と同
じ意味)で示される基等のような、1〜10個の同じであ
るかまたは異なる適当な置換基を有していてもよい。 この点に関連して、アシル部分が式:=N−OR6(式
中、Rは前と同じ意味)で示される基を置換基として
有する場合、二重結合の存在に起因するシン異性体およ
びアンチ異性体の幾何異性体が存在する。例えばシン異
性体は式: で示される基を有する一つの幾何異性体を意味し、対応
するアンチ異性体は式: で示される基を有する別の幾何異性体を意味する。 「適当な置換基を有していてもよいピリジル基」の好適
な「置換基」としては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第三級ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル等の低級アルキル基、例えばア
ジドメチル、2−アジドエチル等のアジド(低級)アル
キル基等が挙げられる。 好適な「保護されたカルボキシ基」としては下記のよう
な「エステル化されたカルボキシ基」が挙げられる。 エステル化されたカルボキシ基のエステル部分の好適な
例としては、少なくとも1個の適当な置換基を有してい
てもよい例えばメチルエステル、エチルエステル、プロ
ピルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエステ
ル、イソブチルエステル、第三級ブチルエステル、ペン
チルエステル、ヘキシルエステル、1−シクロプロピル
エチルエステル等の低級アルキルエステル、その例とし
て、例えばアセトキシメチルエステル、プロピオニルオ
キシメチルエステル、ブチリルオキシメチルエステル、
バレリルオキシメチルエステル、ピバロイルオキシメチ
ルエステル、ヘキサノイルオキシメチルエステル、1
(または2)−アセトキシエチルエステル、1(または
2または3)−アセトキシプロピルエステル、1(また
は2または3または4)−アセトキシブチルエステル、
1(または2)−プロピオニルオキシエチルエステル、
1(または2または3)−プロピオニルオキシプロピル
エステル、1(または2)−ブチリルオキシエチルエス
テル、1(または2)−イソブチリルオキシエチルエス
テル、1(または2)−ピバロイルオキシエチルエステ
ル、1(または2)−ヘキサノイルオキシエチルエステ
ル、イソブチリルオキシメチルエステル、2−エチルブ
チリルオキシメチルエステル、3,3−ジメチルブチリル
オキシメチルエステル、1(または2)−ペンタノイル
オキシエチルエステル等の低級アルカノイルオキシ(低
級)アルキルエステル、例えば2−メシルエチルエステ
ル等の低級アルカンスルホニル(低級)アルキルエステ
ル、例えば2−ヨードエチルエステル、2,2,2−トリク
ロロエチルエステル等のモノ(またはジまたはトリ)−
ハロ(低級)アルキルエステル、例えばメトキシカルボ
ニルオキシメチルエステル、エトキシカルボニルオキシ
メチルエステル、2−メトキシカルボニルオキシエチル
エステル、1−エトキシカルボニルオキシエチルエステ
ル、1−イソプロポキシカルボニルオキシエチルエステ
ル等の低級アルコキシカルボニルオキシ(低級)アルキ
ルエステル、フタリジリデン(低級)アルキルエステル
または例えば(5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキ
ソール−4−イル)メチルエステル、(5−エチル−2
−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)メチルエス
テル、(5−プロピル−2−オキソ−1,3−ジオキソー
ル−4−イル)エチルエステル等の(5−低級アルキル
−2−オキソ−1,3−ジオキソール−4−イル)(低
級)アルキルエステル; 例えばビニルエステル、アリルエステル等の低級アルケ
ニルエステル; 例えばエチニルエステル、プロピニルエステル等の低級
アルキニルエステル; 例えばベンジルエステル、4−メトキシベンジルエステ
ル、4−ニトロベンジルエステル、フェネチルエステ
ル、トリチルエステル、ベンズヒドリルエステル、ビス
(メトキシフェニル)メチルエステル、3,4−ジメトキ
シベンジルエステル、4−ヒドロキシ−3,5−ジ第三級
ブチルベンジルエステル等の少なくとも1個の適当な置
換基を有していてもよいモノ(またはジまたはトリ)フ
ェニル(低級)アルキルエステルのような少なくとも1
個の適当な置換基を有していてもよいアル(低級)アル
キルエステル; 例えばフェニルエステル、4−クロロフェニルエステ
ル、トリルエステル、第三級ブチルフェニルエステル、
キシリルエステル、メシチルエステル、クメニルエステ
ル等の少なくとも1個の適当な置換基を有していてもよ
いアリールエステル等のようなものが挙げられる。 好適な「保護されたアミノ基」および「保護されたアミ
ノ基を有するアシルアミノ基」の好適な「保護されたア
ミノ部分」としては、「アシル」部分が上記のようなも
のであるアシルアミノ基、ホスホノアミノ基、保護され
たホスホノアミノ基、ベンジルアミノ、フェネチルアミ
ノ、トリチルアミノのようなアル(低級)アルキルアミ
ノ基等が挙げられる。 好適な酸残基としては、アシルオキシ基、ハロゲン例え
ばフッ素、塩素、臭素または沃素等が挙げられ、これら
の中で「アシルオキシ基」のアシル部分は前に例示した
ようなものを参照すればよい。 好適な「低級アルカノイル基」としては、ホルミル基、
アセチル基、プロピオニル基等が挙げられる。 好適な「適当な置換基を有していてもよい有機基」とし
ては、例えばメチル、エチル、プロピル等の低級アルキ
ル基、例えばビニル、アリル、2−ブテニル等の低級ア
ルケニル基、例えばエチニル、2−プロピニル等の低級
アルケニル基、例えばシクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル等のシクロ(低級)ア
ルキル基、例えばシクロブテニル、シクロペンテニル、
シクロヘキセニル等のシクロ(低級)アルケニル基、例
えばベンジル、フェネチル等のフェニル(低級)アルキ
ル基のようなアル(低級)アルキル基、例えばカルボキ
シメチル、1−カルボキシエチル、カルボキシプロピル
等のカルボキシ(低級)アルキル基、例えばモノ(また
はジまたはトリ)フェニル(低級)アルコキシカルボニ
ルメチル、ニトロフェニル(低級)アルコキシカルボニ
ルメチル等のエステル化されたカルボキシ(低級)アル
キル基のような保護されたカルボキシ低級アルキル基、
例えばヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル等のヒドロ
キシ(低級)アルキル基、例えばカルボキシビニル、カ
ルボキシアリル、カルボキシ−2−ブテニル等のカルボ
キシ(低級)アルケニル基、保護されたカルボキシ(低
級)アルケニル基等が挙げられる。 好適な「メルカプト保護基」としては、前記低級アルキ
ル基のような慣用の保護基;例えばベンジル、フェネチ
ル、フェニルプロピル、トリチル等のモノ(またはジま
たはトリ)フェニル(低級)アルキル基;アシル基、そ
の例として、例えばホルミル、アセチル等の低級アルカ
ノイル基等が挙げられる。 目的化合物(I)の好ましい実施態様は次のとおりであ
る。 Rの好ましい実施態様はアミノ基、低級アルカノイル
アミノ基、低級アルコキシイミノ基を有するアミノチア
ジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、低級アルケ
ニルオキシイミノ基を有するアミノチアジアゾリル(低
級)アルカノイルアミノ基、低級アルキニルオキシイミ
ノ基を有するアミノチアジアゾリル(低級)アルカノイ
ルアミノ基、カルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を
有するアミノチアジアゾリル(低級)アルカノイルアミ
ノ基、シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有す
るアミノチアジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ
基、シクロ(低級)アルコキシイミノ基を有するアミノ
チアジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、ヒドロ
キシイミノ基を有するアミノチアジアゾリル(低級)ア
ルカノイルアミノ基、低級アルコキシイミノ基を有する
保護されたアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミ
ノ基[さらに好ましくは低級アルコキシイミノ基を有す
るアシルアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ
基、最も好ましくは低級アルコキシイミノ基を有する低
級アルカノイルアミノチアゾリル(低級)アルカノイル
アミノ基または低級アルコキシイミノ基を有するトリハ
ロ(低級)アルカノイルアミノチアゾリル(低級)アル
カノイルアミノ基]、低級アルコキシイミノ基を有する
アミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、低級
アルケニルオキシイミノ基を有する保護されたアミノチ
アゾリル(低級)アルカノイルアミノ基[さらに好まし
くは低級アルケニルオキシイミノ基を有するアシルアミ
ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、最も好ま
しくは低級アルケニルオキシイミノ基を有する低級アル
ケノイルアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ
基]、低級アルケニルオキシイミノ基を有するアミノチ
アゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、低級アルキニ
ルオキシイミノ基を有する保護されたアミノチアゾリル
(低級)アルカノイルアミノ基[さらに好ましくは低級
アルキニルオキシイミノ基を有するアシルアミノチアゾ
リル(低級)アルカノイルアミノ基、最も好ましくは、
低級アルキニルオキシイミノ基を有する低級アルカノイ
ルアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基]、
低級アルキニルオキシイミノ基を有するアミノチアゾリ
ル(低級)アルカノイルアミノ基、保護されたカルボキ
シ(低級)アルコキシイミノ基を有する保護されたアミ
ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基[さらに好
ましくはエステル化されたカルボキシ(低級)アルコキ
シイミノ基を有するアシルアミノチアゾリル(低級)ア
ルカノイルアミノ基、最も好ましくはモノ(またはジま
たはトリ)フェニル(低級)アルコキシカルボニル(低
級)アルコキシイミノ基を有する低級アルカノイルアミ
ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基またはニト
ロフェニル(低級)アルコキシカルボニル(低級)アル
コキシイミノ基を有するトリハロ(低級)アルカノイル
アミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基]、保
護されたカルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有す
るアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基[さ
らに好ましくはエステル化されたカルボキシ(低級)ア
ルコキシイミノ基を有するアミノチアゾリル(低級)ア
ルカノイルアミノ基、最も好ましくはモノ(またはジま
たはトリ)フェニル(低級)アルコキシカルボニル(低
級)アルコキシイミノ基を有するアミノチアゾリル(低
級)アルカノイルアミノ基]、カルボキシ(低級)アル
コキシイミノ基を有するアミノチアゾリル(低級)アル
カノイルアミノ基、カルボキシ(低級)アルコキシイミ
ノ基を有する保護されたアミノチアゾリル(低級)アル
カノイルアミノ基[さらに好ましくはカルボキシ(低
級)アルコキシイミノ基を有するアシルアミノチアゾリ
ル(低級)アルカノイルアミノ基、最も好ましくはカル
ボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有するトリハロ
(低級)アルカノイルアミノチアゾリル(低級)アルカ
ノイルアミノ基]、シクロ(低級)アルケニルオキシイ
ミノ基を有する保護されたアミノチアゾリル(低級)ア
ルカノイルアミノ基[さらに好ましくはシクロ(低級)
アルケニルオキシイミノ基を有するアシルアミノチアゾ
リル(低級)アルカノイルアミノ基、最も好ましくはシ
クロ(低級)アルケニルオキシイミノを有する低級アル
カノイルアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ
基]、シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有す
るアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、ヒ
ドロキシ(低級)アルキル基を有する保護されたアミノ
チアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基[さらに好ま
しくはヒドロキシ(低級)アルキル基を有するアル(低
級)アルキルアミノチアゾリル(低級)アルカノイルア
ミノ基]、ヒドロキシ(低級)アルキル基を有するアミ
ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、保護され
たアミノ基を有するヒドロキシフェニル(低級)アルカ
ノイルアミノ基[さらに好ましくはアシルアミノ基を有
するヒドロキシフェニル(低級)アルカノイルアミノ
基、最も好ましくはジオキソ基および低級アルキル基で
置換されたピペラジニルカルボニルアミノ基を有するヒ
ドロキシフェニル(低級)アルカノイルアミノ基]、フ
ェニル(低級)アルカノイルアミノ基またはシアノ(低
級)アルケニルチオ(低級)アルカノイルアミノ基; Rの好ましい実施態様はピリジル基または低級アルキ
ルピリジル基; Rの好ましい実施態様はカルボキシ基または保護され
たカルボキシ基[さらに好ましくはエステル化されたカ
ルボキシ基、最も好ましくはモノ(またはジまたはト
リ)フェニル(低級)アルコキシカルボニル基、ニトロ
フェニル(低級)アルコキシカルボニル基または低級ア
ルカノイルオキシ(低級)アルコキシカルボニル基]で
ある。 目的化合物(I)の好適な分子内第四級塩または分子間第
四級塩としては、7−[2−(2−保護されたアミノチ
アゾール−4−イル)−2−低級アルコキシイミノアセ
トアミド]−3−[2−(1−低級アルキル−3−ピリ
ジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸
モノ(またはジまたはトリ)フェニル(低級)アルキル
・ハロゲン化物、7−[2−(2−アミノチアゾール−
4−イル)−2−低級アルコキシイミノアセトアミド]
−3−[2−(1−低級アルキル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸モノ(また
はジまたはトリ)フェニル(低級)アルキル・ハロゲン
化物、7−[2−(2−保護されたアミノチアゾール−
4−イル)−2−保護されたカルボキシ(低級)アルコ
キシイミノアセトアミド]−3−[2−(1−低級アル
キル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸モノ(またはジまたはトリ)フェニル
(低級)アルキル・ハロゲン化物、7−[2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2−保護されたカルボキ
シ(低級)アルコキシイミノアセトアミド]−3−[2
−(1−低級アルキル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸モノ(またはジまたは
トリ)フェニル(低級)アルキル・ハロゲン化物、7−
[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル]−2−低級アルコキシイミノアセトアミド]−3−
[2−(1−低級アルキル−3−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸モノ(またはジま
たはトリ)フェニル(低級)アルキル・ハロゲン化物、
7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2−低級アルケニルオキシイミノアセトアミ
ド]−3−[2−(1−低級アルキル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸モノ
(またはジまたはトリ)フェニル(低級)アルキル・ハ
ロゲン化物、7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−3−イル)−2−カルボキシ(低級)アルコ
キシイミノアセトアミド]−3−[2−(1−低級アル
キル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸モノ(またはジまたはトリ)フェニル
(低級)アルキル・ハロゲン化物、7−[2−(2−保
護されたアミノチアゾール−4−イル)−2−低級アル
コキシイミノアセトアミド]−3−{2−[1,2−ジ
(低級)アルキル−5−ピリジニオ]ビニルチオ}−3
−セフェム−4−カルボン酸モノ(またはジまたはト
リ)フェニル(低級)アルキル・ハロゲン化物、7−
[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−低級
アルコキシイミノアセトアミド]−3−{2−[1,2−
ジ(低級)アルキル−5−ピリジニオ]ビニルチオ}−
3−セフェム−4−カルボン酸モノ(またはジまたはト
リ)フェニル(低級)アルキル・ハロゲン化物、7−
[2−(2−保護されたアミノチアゾール−4−イル)
−2−低級アルケニルオキシイミノアセトアミド]−3
−{2−[1,2−ジ(低級)アルキル−5−ピリジニ
オ]ビニルチオ}−3−セフェム−4−カルボン酸モノ
(またはジまたはトリ)フェニル(低級)アルキル・ハ
ロゲン化物、7−[2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2−低級アルケニルオキシイミノアセトアミ
ド]−3−{2−[1,2−ジ(低級)アルキル−5−ピ
リジニオ]ビニルチオ}−3−セフェム−4−カルボン
酸モノ(またはジまたはトリ)フェニル(低級)アルキ
ル・ハロゲン化物、7−[2−(2−保護されたアミノ
チアゾール−4−イル)−2−低級アルコキシイミノア
セトアミド]−3−{2−[1−アジド(低級)アルキ
ル−3−ピリジニオ]ビニルチオ}−3−セフェム−4
−カルボン酸モノ(またはジまたはトリ)フェニル(低
級)アルキル・トリハロ(低級)アルカンスルホン酸
塩、7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−低級アルコキシイミノアセトアミド]−3−{2−
[1−アジド(低級)アルキル−3−ピリジニオ]ビニ
ルチオ}−3−セフェム−4−カルボン酸モノ(または
ジまたはトリ)フェニル(低級)アルキル・トリハロ
(低級)アルカンスルホン酸塩、7−[2−(5−アミ
ノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−低級ア
ルコキシイミノアセトアミド]−3−{2−[1,2−ジ
(低級)アルキル−5−ピリジニオ]ビニルチオ}−3
−セフェム−4−カルボン酸モノ(またはジまたはト
リ)フェニル(低級)アルキル・ハロゲン化物、7−
[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−低級
アルコキシイミノアセトアミド]−3−[2−(1−低
級アルキル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート、7−[2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2−カルボキシ(低級)アル
コキシイミノアセトアミド]−3−[2−(1−低級ア
ルキル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム
−4−カルボキシレート、7−[2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−低級アルコキ
シイミノアセトアミド]−3−[2−(1−低級アルキ
ル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボキシレート、7−[2−(5−アミノ−1,2,4
−チアジアゾール−3−イル)−2−(低級アルケニル
オキシイミノ)アセトアミド]−3−[2−(1−低級
アルキル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート、7−[2−(5−アミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−カルボキシ
(低級)アルコキシイミノアセトアミド]−3−[2−
(1−低級アルキル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボキシレート、7−[2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−低級アルコキシ
イミノアセトアミド]−3−{2−[1,2−ジ(低級)
アルキル−5−ピリジニオ]ビニルチオ}−3−セフェ
ム−4−カルボキシレート、7−[2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−低級アルケニルオキシイミ
ノアセトアミド]−3−{2−[1,2−ジ(低級)アル
キル−5−ピリジニオ]ビニルチオ}−3−セフェム−
4−カルボキシレート、7−[2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2−低級アルコキシイミノアセトア
ミド]−3−{2−[1−アジド(低級)アルキル−3
−ピリジニオ]ビニルチオ}−3−セフェム−4−カル
ボキシレート、7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チア
ジアゾール−3−イル)−2−低級アルコキシイミノア
セトアミド]−3−{2−[1,2−ジ(低級)アルキル
−5−ピリジニオ]ビニルチオ}−3−セフェム−4−
カルボキシレート等が挙げられる。 この発明の目的化合物の製造法を以下詳細に説明する。 製造法1 目的化合物(Ib)またはその塩は、化合物(Ia)またはアミ
ノ基におけるその反応性誘導体またはその塩をアシル化
反応に付すことにより製造することができる。 化合物(Ia)のアミノ基における好適な反応性誘導体とし
ては、化合物(Ia)とアルデヒド、ケトン等のようなカル
ボニル化合物との反応によって生成するシッフの塩基型
イミノまたはそのエナミン型互変異性体;化合物(Ia)と
ビス(トリメチルシリル)アセトアミド、モノ(トリメ
チルシリル)アセトアミド、ビス(トリメチルシリル)
尿素等のようなシリル化合物との反応によって生成する
シリル誘導体;化合物(Ia)と三塩化燐またはホスゲンと
の反応によって生成する誘導体等が挙げられる。 このアシル化反応に使用される好適なアシル化剤として
は、慣用のものが挙げられ、これらは式:R−OH(X
VII)(式中、Rはアシル基を意味する)で示される化
合物またはその反応性誘導体またはその塩である。 化合物(Ia)および(Ib)の好適な塩類は、化合物(I)につ
いて例示したようなものである。 化合物(XVII)の好適な塩としては、無機塩基との塩、そ
の例として、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアル
カリ金属塩、例えばカルシウム塩、マグネシウム塩等の
アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩;有機塩基との
塩、その例として、例えばトリエチルアミン塩、ピリジ
ン塩、ピコリン塩、エタノールアミン塩、トリエタノー
ルアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N′−ジベ
ンジルエチレンジアミン塩等の有機アミン塩等;例えば
塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸付加
塩;例えばギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、マレ
イン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、ベンゼンス
ルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機カルボ
ン酸付加塩または有機スルホン酸付加塩;例えばアルギ
ニン、アスパラギン酸、グルタミン酸等の塩基性または
酸性アミノ酸との塩のような塩基との塩または酸付加塩
が挙げられる。 化合物(XVII)の好適な反応性誘導体としては、酸ハロゲ
ン化物、酸無水物、活性化アミド、活性化エステル等が
挙げられる。 その好適な例としては、酸塩化物;酸アジド;例えばジ
アルキル燐酸、フェニル燐酸、ジフェニル燐酸、ジベン
ジル燐酸、ハロゲン化燐酸等の置換された燐酸、ジアル
キル亜燐酸、亜硫酸、チオ硫酸、硫酸、例えばメタンス
ルホン酸等のスルホン酸、アルキル炭酸、例えばピバリ
ン酸、ペンタン酸、イソペンタン酸、2−エチル酪酸ま
たはトリクロロ酢酸等の脂肪族カルボン酸、または例え
ば安息香酸等の芳香族カルボン酸のような酸との混合酸
無水物;対称酸無水物;イミダゾール、4−置換イミダ
ゾール、ジメチルピラゾール、トリアゾールまたはテト
ラゾールとの活性化アミド;または例えばシアノメチル
エステル、メトキシメチルエステル、ジメチルイミノメ
チル〔(CH3)2N+=CH-〕エステル、ビニルエステル、プ
ロピルギルエステル、p−ニトロフェニルエステル、2,
4−ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエ
ステル、ペンタクロロフェニルエステル、メシルフェニ
ルエステル、フェニルアゾフェニルエステル、フェニル
チオエステル、p−ニトロフェニルチオエステル、p−
クレジルチオエステル、カルボキシメチルチオエステ
ル、ピラニルエステル、ピリジルエステル、ピペリジル
エステル、8−キノリルチオエステル等の活性化エステ
ル、または例えばN,N−ジメチルヒドロキシルアミン、
1−ヒドロキシ−2−(1H)−ピリドン、N−ヒドロ
キシスクシンイミド、N−ヒドロキシフタルイミド、1
−ヒドロキシ−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール
等のN−ヒドロキシ化合物とのエステル等が挙げられ
る。これらの反応性誘導体は使用すべき化合物(XVII)の
種類によって、それらの中から任意に選択することがで
きる。 反応は通常、水、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール、アセトン、ジオキサン、アセトニトリル、ク
ロロホルム、塩化メチレン、塩化エチレン、テトラヒド
ロフラン、酢酸エチル、N,N−ジメチルホルムアミド、
ピリジンのような慣用の溶媒中で行なわれるが、反応に
悪影響を及ぼさない溶媒であれば、その他のいかなる有
機溶媒中でも行なうことができる。これらの慣用の溶媒
は水と混合して使用してもよい。 化合物(XVII)が遊離酸の形またはその塩の形で使用され
る場合には、反応をN,N′−ジシクロヘキシルカルボジ
イミド;N−シクロヘキシル−N′−モルホリノエチル
カルボジイミド;N−シクロヘキシル−N′−(4−ジ
エチルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド;N,N′
−ジエチルカルボジイミド;N,N′−ジイソプロピルカ
ルボジイミド;N−エチル−N′−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミド;N,N′−カルボニルビス
−(2−メチルイミダゾール);ペンタメチレンケテン
−N−シクロヘキシルイミン;ジフェニルケテン−N−
シクロヘキシルイミン;エトキシアセチレン;1−アル
コキシ−1−クロロエチレン;亜燐酸トリアルキル;ポ
リ燐酸エチル;ポリ燐酸イソプロピル;オキシ塩化燐
(塩化ホスホリル);三塩化燐;塩化チオニル;塩化オ
キサリル; トリフェニルホスフィン;2−エチル−7−ヒドロキシ
ベンズイソオキサゾリウム塩;2−エチル−5−(m−
スルホフェニル)イソオキサゾリウムヒドロキシド分子
内塩;1−(p−クロロベンゼンスルホニルオキシ)−
6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール;N,N−ジメチ
ルホルムアミドと塩化チオニル、ホスゲン、クロロギ酸
トリクロロメチル、オキシ塩化燐等との反応によって調
整したいわゆるビルスマイヤー試薬等のような慣用の縮
合剤の存在下に行なうのが好ましい。 この反応はまた、アルカリ金属炭酸水素塩、トリ(低
級)アルキルアミン、ピリジン、N−(低級)アルキル
モルホリン、N,N−ジ(低級)アルキルベンジルアミン
等のような無機塩基または有機塩基の存在下に行なって
もよい。 反応温度は特に限定されず、通常は冷却下または常温で
反応が行なわれる。 製造法2 化合物(Id)またはその塩は、化合物(Ic)またはその塩を
化合物(II)と反応させることにより製造することができ
る。 化合物(Ic)の好適な塩としては、化合物(XVII)について
例示したような塩を挙げることができる。 化合物(Id)の好適な塩としては、化合物(I)について例
示したような塩を挙げることができる。 反応は通常、水、アセトン、テトラヒドロフラン、エタ
ノール、エーテル、N,N−ジメチルホルムアミドのよう
な溶媒中で行なわれるが、反応に悪影響を及ぼさない溶
媒であれば、その他のいかなる溶媒中でも行なうことが
できる。 反応温度は特に限定されず、通常は冷却下から加熱下の
範囲で反応が行なわれる。Rがカルボキシ基である化
合物(Id)が、慣用の方法、例えば化合物(Id)を塩基で処
理することにより、その分子内第四級塩に変化する場合
もこの発明の範囲内に包含される。 製造法3 化合物(If)またはその塩は、化合物(Ie)またはその塩を
アミノ保護基の脱離反応に付すことにより製造すること
ができる。 化合物(Ie)および(If)の好適な塩類は、化合物(I)につ
いて例示したようなものである。 この脱離反応は加水分解;還元;保護基がアシル基であ
る化合物(Ie)をイミノハロゲン化剤、次いでイミノエー
テル化剤と反応させ、必要に応じて生成した化合物を加
水分解に付す方法等のような慣用の方法により行なわれ
る。加水分解には酸または塩基またはヒドラジン等を用
いる方法が含まれる。これらの方法は脱離すべき保護基
の種類によって選択すればよい。 これらの方法中、酸を用いる加水分解は、例えば第三級
ペンチルオキシカルボニル、第三級ブトキシカルボニル
等の置換されたもしくは非置換アルコキシカルボニル
基、例えばホルミル等のアルカノイル基、シクロアルコ
キシカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル、
置換されたベンジルオキシカルボニル等の置換されたも
しくは非置換アラルコキシカルボニル基、例えばベンジ
ル、トリメチル等のアル(低級)アルキル基等のような
保護基の脱離に共通した好ましい方法の一つである。 好適な酸としては有機酸または無機酸、例えば、ギ酸、
トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエン
スルホン酸、塩酸等が挙げられるが、好ましい酸は、例
えば、ギ酸、トリフルオロ酢酸、塩酸等である。反応に
適切な酸は脱離すべき保護基の種類により選択すること
ができる。脱離反応を酸で行なう場合、反応は溶媒を存
在させても、させなくても行なうことができる。好適な
溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、テトラ
ヒドロフラン等の慣用の有機溶媒、水またはそれらの混
合物が挙げられる。トリフルオロ酢酸を使用する場合、
脱離反応をアニソールの存在下に行なうのが好ましい。 ヒドラジンを使用する加水分解は、例えばスクシニル基
またはフタロイル基のような保護基の脱離に共通して適
用される。 塩基による加水分解はアシル基、その例として例えばジ
クロロアセチル、トリフルオロアセチル等のハロアルカ
ノイル基等の脱離に適用するのが好ましい。好適な塩基
の例を挙げると、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等のアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム等のアルカリ土類金属水酸化
物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウ
ム等のアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸マグネシウム、
炭酸カルシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩、例えば炭
酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属
炭酸水素塩、例えば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の
アルカリ金属酢酸塩、例えば燐酸マグネシウム、燐酸カ
ルシウム等のアルカリ土類金属燐酸塩、例えば燐酸水素
二ナトリウム、燐酸水素二カリウム等のアルカリ金属燐
酸水素塩等のような無機塩基、および例えばトリメチル
アミン、トリエチルアミン等のトリアルキルアミン、ピ
コリン、N−メチルピロリジン、N−メチルモルホリ
ン、1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]ノン−5−エン、1,
4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン、1,5−ジアザビ
シクロ[5,4,0]ウンデセン−5等のような有機塩基が
挙げられる。塩基を用いる加水分解はしばしば水、慣用
の有機溶媒またはそれらの混合物中で行なわれる。 保護基中、アシル基は一般的に上記のような加水分解ま
たはその他の慣用の加水分解によって脱離することがで
きる。 アシル基がハロゲン置換アルコキシカルボニル基または
8−キノリルオキシカルボニル基である場合には、これ
らは銅、亜鉛等のような重金属処理によって脱離され
る。 還元脱離は通常、例えばトリクロロエトキシカルボニル
等のハロアルコキシカルボニル基、例えばベンジルオキ
シカルボニル、置換されたベンジルオキシカルボニル等
の置換されたもしくは非置換アラルコキシカルボニル
基、2−ピリジルメトキシカルボニル等の保護基の脱離
に適用される。 好適な還元法としては、その例として、例えば水素化ホ
ウ素ナトリウム等の水素化ホウ素アルカリ金属による還
元等が挙げられる。 反応温度は特に限定されず、アミノ基の保護基の種類と
上記脱離法の種類によって選択すればよく、この反応は
冷却下、常温または若干温度を上昇させる程度のような
温和な条件下に行なうのが好ましい。 製造法4 化合物(Ih)またはその塩は、化合物(Ig)またはその塩を
カルボキシ保護基の脱離反応に付すことにより製造する
ことができる。 化合物(Ig)および(Ih)の好適な塩類としては、化合物
(I)について例示した塩類を挙げることができる。 この反応は加水分解、還元等のような慣用の方法によっ
て行なうことができる。 保護基がエステルである場合には、保護基は加水分解に
よって脱離することができる。加水分解は塩基またはル
イス酸を含む酸の存在下に行なうのが好ましい。好適な
塩基としては、例えばナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属、例えばマグネシウム、カルシウム等のアルカリ
土類金属、それらの水酸化物または炭酸塩または炭酸水
素塩、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン等の
トリアルキルアミン、ピコリン、1,5−ジアザビシクロ
[4,3,0]ノン−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2,2,
2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデセ
ン−7等のような無機塩基および有機塩基が挙げられ
る。好適な酸としては、例えばギ酸、酢酸、プロピオン
酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸およ
び例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸等の無機酸が挙げられ
る。 例えばトリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸等のトリハロ
酢酸等のようなルイス酸を使用する脱離は、例えばアニ
ソール、フェノール等の陽イオン捕捉剤の存在下に行な
うのが好ましい。 反応は通常水、例えばメタノール、エタノール等のアル
コール、塩化メチレン、テトラヒドロフランのような溶
媒、それらの混合物中で行なわれるが、反応に悪影響を
及ぼさない溶媒であればその他のいかなる溶媒中でも行
なうことができる。液状の塩基または酸も溶媒として使
用することができる。反応温度は特に限定されず、通常
は冷却下ないし加温下に反応が行なわれる。 還元は4−ニトロベンジル基、2−ヨードエチル基、2,
2,2−トリクロロエチル基等のような保護基の脱離に適
用するのが好ましい。脱離反応に適用できる還元法とし
ては、その例としては、例えば亜鉛、亜鉛アマルガム等
の金属または例えば塩化第一クロム、酢酸第一クロム等
のクロム化合物の塩と例えば酢酸、プロピオン酸、塩酸
等の有機酸または無機酸との組合わせを使用する還元;
および例えばパラジウム−炭素等の慣用の金属触媒の存
在下における接触還元法が挙げられる。この反応の間、
またはこの反応の後処理工程中に、Rの保護されたカ
ルボキシ(低級)アルコキシイミノ基またはシクロ(低
級)アルケニルオキシイミノ基が、それぞれカルボキシ
(低級)アルコキシイミノ基またはヒドロキシイミノ基
に変化する場合も、この発明の範囲内に包含される。 さらに、分子間第四級塩の形の化合物(Ih)が、慣用の方
法、例えば化合物(Ih)を塩基で処理することにより、そ
の分子内第四級塩に変化する場合もこの発明の範囲内に
包含される。 製造法5 化合物(I)またはその塩は、化合物(III)またはその塩を
化合物(IV)またはその塩と反応させることにより製造す
ることができる。 化合物(III)の好適な塩としては、化合物(XVII)につい
て例示したようなものを挙げることができる。 化合物(IV)の好適な塩としては、化合物(I)について例
示したようなものおよび銀塩が挙げられる。 この反応は沃化ナトリウム、チオシアン酸ナトリウム等
の存在下に行なってもよい。 反応は通常、水、アセトン、クロロホルム、ニトロベン
ゼン、塩化メチレン、塩化エチレン、アセトニトリル、
N,N−ジメチルホルムアミド、メタノール、エタノー
ル、エーテル、テトラヒドロフランのような溶媒中で行
なわれるが、反応に悪影響を及ぼさない溶媒であればそ
の他のいかなる溶媒中でも行なうことができる。アミノ
基および/またはカルボキシ基を有する化合物(III)が
この反応に使用される場合、化合物(III)を予じめビス
(トリメチルシリル)アセトアミド、モノ(トリメチル
シリル)アセトアミド、ビス(トリメチルシリル)尿素
等のようなシリル化合物で処理しておくのが好ましい。 化合物(IV)を遊離の形で反応に使用する場合、反応を塩
基、例えばアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸
塩、アルカリ金属炭酸水素塩、例えばナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド等のアルコキシド、トリア
ルキルアミン、ピリジン等のような有機塩基または無機
塩基の存在下に行なうのが好ましく、反応を中性付近の
条件で行なうのが好ましい。反応温度は特に限定され
ず、通常は冷却下、常温または加温下に反応が行なわれ
る。 製造法6 化合物(Ia)またはその塩は、化合物(Ib)またはその塩を
脱アシル反応に付すことにより製造することができる。 この反応は前記製造法3と同様にして行なうことができ
る。 製造法7 化合物(Ig)またはその塩は、化合物(Ih)またはその塩に
カルボキシ保護基を導入することにより製造することが
できる。 この反応に使用されるカルボキシ保護基導入剤として
は、アルコールまたは例えばハロゲン化物、スルホン酸
エステル、硫酸エステル、ジアゾ化合物等のその反応性
同族体のような慣用のエステル化剤が挙げられる。 反応は通常、製造法3で述べたような塩基の存在下、酢
酸エチル、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホル
ムアミド、テトラヒドロフランまたはそれらの混合物の
ような反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行なわ
れる。 反応温度は特に限定されず、通常は冷却下常温または加
温下に反応が行なわれる。 数種の化合物(III)および化合物(IV)の製造法を以下に
説明する。 製造法A 化合物(IIIa)またはその塩は、化合物(V)またはアミノ
基におけるその反応性誘導体またはその塩を化合物(VI)
またはカルボキシ基におけるその反応性誘導体またはそ
の塩と反応させることにより製造することができる。 化合物(V)、(VI)および(IIIa)の好適な塩類としては、
化合物(XVII)について例示したようなものを挙げること
ができる。 化合物(V)のアミノ基における好適な反応性誘導体およ
び化合物(VI)のカルボキシ基における好適な反応性誘導
体としては、化合物(Ia)および(XVII)についてそれぞれ
例示したようなものを挙げることができる。 この反応は前記製造法1と同様にして行なうことができ
る。 製造法B 化合物(IIIC)またはその塩は、化合物(IIIb)またはその
塩をカルボキシ保護基の脱離反応に付すことにより製造
することができる。 化合物(IIIb)および(IIIc)の好適な塩類としては、化合
物(XVII)について例示したようなものを挙げることがで
きる。 この反応は前記製造法4と同様にして行なうことができ
る。 製造法C 化合物(VIIb)またはその塩は、化合物(VIIa)またはその
塩にカルボキシ保護基を導入することにより製造するこ
とができる。 化合物(VIIa)および(VIIb)の好適な塩類としては、化合
物(XVII)について例示したようなものを挙げることがで
きる。 この反応は前記製造法7と同様にして行なうことができ
る。 製造法D− 化合物(IX)またはその塩は、化合物(VII)またはアミノ
基におけるその反応性誘導体またはその塩を、化合物(V
III)またはその反応性誘導体またはその塩と反応させる
ことにより製造することができる。 化合物(VII)の好適な塩としては、化合物(XVII)につい
て例示したようなものを挙げることができる。 化合物(VIII)および(IX)の好適な塩類としては、無機塩
基との塩、その例として、例えばナトリウム塩、カリウ
ム塩等のアルカリ金属塩、例えばカルシウム塩、マグネ
シウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩;有
機塩基との塩、その例として、例えばトリエチルアミン
塩、ピリジン塩、ピコリン塩、エタノールアミン塩、ト
リエタノールアミン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,
N′−ジベンジルエチレンジアミン塩等の有機アミン塩
等が挙げられる。 化合物(VII)のアミノ基における好適な反応性誘導体お
よび化合物(VIII)の反応性誘導体としては、化合物(Ia)
および(XVII)についてそれぞれ例示したようなものを挙
げることができる。 この反応は前記製造法1と同様にして行なうことができ
る。 製造法D− 化合物(X)またはその塩は、化合物(IX)またはその塩を
脱水素反応に付すことにより製造することができる。 化合物(X)の好適な塩としては、化合物(IX)について例
示したようなものを挙げることができる。 脱水素法としては、例えば無水酢酸、無水トリフルオロ
酢酸等の酸無水物とジメチルスルホキシドとの組合わせ
等を用いる脱水素法が挙げられる。 この反応は通常、前記製造法3で例示したような塩基の
存在下、塩化メチレン、ジメチルスルホキシド等のよう
な反応に悪影響を及ぼさない慣用の溶媒中で行なわれ
る。 反応温度は特に限定されず、通常は冷却下に反応が行な
われる。 製造法D− 化合物(IIId)またはその塩は、化合物(X)またはその塩
をヒドロキシ基の酸残基への変換反応に付すことにより
製造することができる。 化合物(IIId)の好適な塩としては、化合物(IX)について
例示したようなものを挙げることができる。 この反応の好適な試薬としては、例えば塩化メシル、臭
化メシル、塩化エタンスルホニル、臭化エタンスルホニ
ル等の低級アルカンスルホニルハロゲン化物、例えば塩
化ベンゼンスルホニル、臭化ベンゼンスルホニル、塩化
トシル、臭化トシル等のアレーンスルホニルハロゲン化
物等のような酸ハロゲン化物;例えば塩化チオニル、臭
化チオニル等のハロゲン化チオニル;例えば三塩化燐、
三臭化燐等の三ハロゲン化燐等が挙げられる。 この反応は通常、前記製造法3で例示したような塩基の
存在下に行なわれる。 反応は通常N,N−ジメチルホルムアミド、テトラヒドロ
フランのような溶媒中で行われるが、反応に悪影響を及
ぼさない溶媒であれば、その他のいかなる溶媒中でも行
なうことができる。 反応温度は特に限定されず、通常は冷却下または常温で
反応が行なわれる。 製造法E− 化合物(XII)またはその塩は、化合物(XI)またはアミノ
基におけるその反応性誘導体またはその塩を、化合物(V
III)またはその反応性誘導体またはその塩と反応させる
ことにより製造することができる。 化合物(XI)の好適な塩としては、化合物(XVII)について
例示したようなものを挙げることができる。 化合物(XII)の好適な塩としては、化合物(IX)について
例示したようなものを挙げることができる。 化合物(XI)のアミノ基における好適な反応性誘導体とし
ては、化合物(Ia)について例示したようなものを挙げる
ことができる。 この反応は前記製造法1と同様にして行なうことができ
る。 製造法E− 化合物(X)またはその塩は、化合物(XII)またはその塩
を、炭素−炭素二重結合の酸化開裂に適用されうる酸化
剤と反応させることにより製造することができる。好適
な酸化剤としては、オゾンまたは例えば過マンガン酸カ
リウム、過マンガン酸ナトリウム等のマンガン化合物、
例えば四酸化オスミウム等のオスミウム化合物等のよう
な金属化合物が挙げられる。 化合物(X)の好適な塩としては、化合物(IX)について例
示したようなものを挙げることができる。 オゾンを酸化剤として使用する場合には、生成する化合
物、すなわちオゾン化物を、例えば水素化ホウ素ナトリ
ウム、ジボラン等のホウ素化合物または例えば硫化ジメ
チル等の硫化ジ(低級)アルキルで処理することが必要
である。 反応は例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール等の低級アル
コール、クロロホルム、塩化メチレン、アセトン、テト
ラヒドロフラン、ベンゼン、ジエチルエーテル、N,N−
ジメチルホルムアミドのような溶媒中で行なうのが好ま
しいが、反応に悪影響を及ぼさない溶媒であれば、その
他のいかなる溶媒中でも反応を行なうことができる。反
応温度は特に限定されないが、好ましくは冷却下に反応
が行なわれる。 製造法F 化合物(XIIb)は化合物(XIIa)またはその塩に、カルボキ
シ保護基を導入することにより製造することができる。 化合物(XIIa)の好適な塩としては、化合物(IX)について
例示したようなものを挙げることができる。 この反応は前記製造法7と同様にして行なうことができ
る。 製造法G 化合物(XV)またはその塩は、化合物(XIII)またはその塩
を化合物(XIV)またはその塩と反応させることにより製
造することができる。 化合物(XIV)を遊離の形で反応に使用する場合、反応
を、例えばナトリウムメトキシド、カリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウムエトキシド、カリ
ウム第三級ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属水酸化物等のような塩基の存在下に行なうのが好ま
しい。 反応は通常、水、テトラヒドロフランのような溶媒中で
行なわれるが、反応に悪影響を及ぼさない溶媒であれば
その他のいかなる溶媒中でも反応を行なうことができ
る。 反応温度は特に限定されず、通常は冷却下ないし加温下
に反応が行なわれる。 製造法H 化合物(IV)またはその塩は、化合物(XVI)またはその塩
を、メルカプト保護基の脱離反応に付すことにより製造
することができる。 この脱離反応は、例えば酢酸、臭化水素酸等の有機酸ま
たは無機酸を使用する加水分解、例えばナトリウムメト
キシド、ナトリウムエトキシド等の有機塩基または無機
塩基を使用する加水分解、例えば硝酸銀等の硝酸塩を使
用する加アルコール分解等のような慣用の方法によって
行なわれる。 この反応は通常、水、例えばメタノール、エタノール等
のアルコール、テトラヒドロフランのような溶媒または
それらの混合物中で行なわれるが、反応に悪影響を及ぼ
さない溶媒であればその他のいかなる溶媒中でも反応を
行なうことができる。 反応温度は特に限定されず、冷却下から加熱下の範囲で
反応が行なわれる。 この発明の目的化合物(I)およびその塩類は新規化合物
であり、高い抗菌活性を発揮し、グラム陽性菌およびグ
ラム陰性菌を含む広汎な病原菌の生育を阻止して抗菌剤
として有用である。治療のためにこの発明の化合物は、
経口投与、非経口投与または外部投与に適した有機また
は無機固体状または液状賦形剤のような医薬として許容
される担体と混合して、前記化合物を有効成分として含
有する慣用の医薬製剤の形で使用することができる。医
薬製剤はカプセル、錠剤、糖衣錠、軟膏または坐剤のよ
うな固体状であってもよいし、溶液、懸濁液またはエマ
ルジョンのような液状であってもよい。所望により、上
記製剤中に、助剤、安定剤、湿潤剤もしくは乳化剤、緩
衝液および乳糖、フマール酸、クエン酸、酒石酸、ステ
アリン酸、マレイン酸、コハク酸、リンゴ酸、ステアリ
ン酸マグネシウム、白土、蔗糖、とうもろこしでん粉、
タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、落花生油、オリー
ブ油、カカオ脂、エチレングリコール等のようなその他
の通常使用される添加剤が含まれてもよい。 化合物の投与量は患者の年齢および条件によって変化す
るが、この発明の化合物は平均1回投与量約10mg、50m
g、100mg、250mg、500mg、1000mgを投与すれば、病原菌
感染症治療に有効である。一般的には1mg〜約6000mgの
量、またはそれ以上を1日当りに投与してもよい。 目的化合物の有用性を示すために、この発明の代表的化
合物の抗菌活性を次に示す。 最小発育阻止濃度 (A)試験法 下記の寒天板倍数希釈法によって試験管内抗菌活性を測
定した。 試験菌株をトリプトケース ソイブロス中、一夜培養し
てその一白金耳(生菌数10個/ml)を各濃度段階の
試験化合物を含むハート インフュージョン寒天(HI寒
天)に接種し、37℃で20時間培養した後、最小発育阻止
濃度(MIC)をμg/mlで表わした。 (B)試験化合物 (1) 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 (2) 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸(シン異性体)。 (3) 7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミ
ノ−1,2,4−チアジア)アセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸(シン異性体)。 (4) 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 以下製造例および実施例によりこの発明をさらに詳細に
説明する。 製造例1 トリフェニルメタンチオール(1.41g)および3−エチ
ニルピリジン(0.5g)の無水テトラヒドロフラン(10m
l)溶液に、カリウム第三級ブトキシド(571mg)を常温
で加える。混合物を2時間還流する。反応混合物を常温
に冷却後、氷水中に注ぐ。混合物を酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して結晶を得る。結晶
をエタノールで洗浄し、乾燥して、3−[(Z)−2−
(トリチルチオ)ビニル]ピリジン(1.11g)を得る。 融点 140〜141℃ IR(ヌジョ-ル):1590,1560,1470,1450,14101410cm-1 NMR(CDCl3,δ):6.03(1H,d,J=11Hz),6.27(1H,d,J=11
Hz),7.25(15H,s),7.13-7.23(1H,m),7.90(1H,d,t,J=2,8
Hz),8.40(1H,dd,J=2,5Hz),8.63(1H,d,J=2Hz) 製造例2 製造例1と同様にして下記化合物を得る。 (1) 2−[(Z)−2−(トリメチルチオ)ビニル]ピリ
ジン。 IR(ヌジョ-ル):1595,1580,1545,1490,1440,1430cm-1 NMR(CDCl3,δ):6.30(2H,s),6.87-7.73(18H,m),8.63(1
H,dd,J=2Hz,5Hz) (2) 2−[(Z)−2−(トリチルチオ)ビニル]チオフ
ェン。 IR(ヌジョ-ル):1690,1490,1440,1360cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):5.80(1H,d,J=11Hz),6.52(1H,d,J=
11Hz),6.80-7.60(18H,m) 製造例3 3−[(Z)−2−(トリチルチオ)ビニル]ピリジン(6
90mg)のテトラヒドロフラン(3ml)、メタノール(5
ml)およびピリジン(0.147ml)の混合物溶液に、硝酸
銀(371mg)のメタノール(20ml)溶液を常温で滴下す
る。反応混合物を暗所中、40℃で攪拌する。沈殿を取
してメタノールで洗浄し、五酸化燐で乾燥して、[(Z)
−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]銀(487mg)を得
る。 IR(ヌジョ-ル):1590,1580,1560,1420cm-1 製造例4 2−[(Z)−2−(トリチルチオ)ビニル]ピリジン(1
4.5g)のテトラヒドロフラン(80ml)およびメタノール
(90ml)混合物中懸濁液に、硝酸銀(7.79g)の水(20m
l)およびメタノール混合物溶液を常温で加える。混合
物を60℃で6時間攪拌する。沈殿を取してメタノール
およびテトラヒドロフランで順次洗浄し、乾燥して、
[(ZおよびE)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]
銀(10.54g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1590cm-1 製造例5 7−アミノ−3−メシルオキシ−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(6.91g)およびビス(トリメ
チルシリル)尿素(18.4g)の塩化メチレン(69ml)溶
液に、2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセチルクロリド・
塩酸塩(シン異性体)(4.08g)を攪拌下、−10℃で加
え、混合物を同温で30分間攪拌する。反応混合物を水と
塩化メチレンとの混合物に攪拌下に加えた後、溶液を炭
酸水素ナトリウム飽和水溶液でpH7.0に調製する。有機
層を分取し、食塩水で洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去して、7−[2−アリルオキシ
イミノ−2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)アセトアミド]−3−メシルオキシ−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)
(8.90g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1780,1740,1680,1620cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.17(3H,s),3.5-4.23(2H,m),4.65(2
H,d,J=5Hz),5.06-6.15(5H,m),6.90(1H,s),7.05-7.60(1
0H,m),8.12(2H,ブロ-ド s),9.67(1H,d,J=8Hz) 製造例6 製造例5と同様にして下記化合物を得る。 (1) 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−メシルオキシ−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズ
ヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1725,1660,1600cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.17(3H,t,J=7Hz),3.4および3.9(2
H,ABq,J=16Hz),4.1(2H,q,J=7Hz),5.23(1H,d,J=5Hz),
5.87(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.82(1H,s),7.27(10H,s),9.53
(1H,d,J=8Hz) (2) 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−メシルオキシ−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズ
ヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1730,1670,1610,1590,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.16(3H,s),3.44-4.12(2H,m),3.92
(3H,s),5.30(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5,8Hz),6.90
(1H,s),7.04-7.60(10H,m),7.96-8.32(2H,m),9.64(1H,d,
J=8Hz) 製造例7 ジフェニルジアゾメタン(1.7モル)の酢酸エチル(2.1
3 l)溶液を、7−アミノ−3−ヒドロキシセフアム−
4−カルボン酸(186g)のジメチルスルホキシド(1.5
l)中混合物に加える。この混合物を室温で32時間撹拌
して過する。液に水を加えて混合物を酢酸エチルで
抽出する。抽出液を3回水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥後過し、液の溶媒を減圧下に留去する。残渣をジ
イソプロピルエーテル中で粉砕して、7−アミノ−3−
ヒドロキシセファム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(223g)を粉末として得る。 IR(ヌジョ-ル):3350,1750,1720cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.6-3.2(2H,m),3.8-4.3(1H,m),4.44
(1H,d,J=5Hz),4.65(1H,d,J=6Hz),5.0(1H,d,J=5Hz),
6.0(1H,d,J=4Hz),6.83(1H,s),7.37(10H,s) 製造法8 ギ酸(0.4ml)および無水酢酸(1ml)を40℃で30分間
撹拌する。反応混合物を氷浴中で冷却し、7−アミノ−
3−ヒドロキシセファム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(1.0g)の塩化メチレン(30ml)中混合物に3℃で滴
下する。混合物を3℃で10分間撹拌し、5%炭酸水素ナ
トリウム水溶液でpH7.0に調製し、水洗して硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。残渣をジイ
ソプロピルエーテル中で粉砕して、7−ホルムアミド−
3−ヒドロキシセファム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(1.05g)を粉末として得る。 IR(ヌジョ-ル):3450,3300,1770,1730,1665cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.6-3.2(2H,m),3.8-4.3(1H,m),4.7
(1H,d,J=6Hz),5.11(1H,d,J=4Hz),5.47(1H,dd,J=9Hz,
4Hz),6.05(1H,d,J=4Hz),6.83(1H,s),7.37(10H,s),8.08
(1H,s),8.93(1H,d,J=9Hz) 製造例9 無水トリフルオロ酢酸(2.12ml)の塩化メチレン(5m
l)溶液をジメチルスルホキシド(1.56g)の塩化メチレ
ン(10ml)溶液に−50℃で滴下する。混合物を−50℃で
10分間撹拌する。この混合物に7−ホルムアミド−3−
ヒドロキシセファム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(4.12g)の塩化メチレン(10ml)およびジメチルスル
ホキシド(1ml)溶液を加える。混合物を−50℃で30分
間撹拌し、トリエチルアミン(4ml)を−50℃で滴下す
る。反応混合物の温度を常温まで上昇せしめ、氷水中に
注いで塩化メチレンで抽出する。抽出液を3回水洗し、
硫酸マグネシウムで乾燥後過し、液の溶媒を減圧下
に留去する。残渣をジイソプロピルエーテル中で粉砕し
て、7−ホルムアミド−3−ヒドロキシ−3−セフェム
−4−カルボン酸ベンズヒドリル(3.42g)を粉末とし
て得る。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760,1660cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.9-4.9(2H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),
5.61(1H,dd,J=9Hz,5Hz),6.9(1H,s),7.37(10H,s),8.22
(1H,s),9.18(1H,d,J=9Hz) 製造例10 塩化メシル(0.66ml)および炭酸カリウム(1.38g)を、
7−ホルムアミド−3−ヒドロキシ−3−セフェム−4
−カルボン酸ベンズヒドリル(2.05g)のN,N−ジメチル
ホルムアミド(6ml)溶液に−30℃で加える。混合物を
−30℃で30分間撹拌する。塩化メシル(0.4ml)を混合
物に加える。反応混合物を−30℃で20分間撹拌し、氷水
中に注いで酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、過して液の溶媒を減圧下
に留去する。残渣を少量の酢酸エチルに溶解して混合物
をシリカゲルを使用するカラムクロマトグラフィーに付
し、ベンゼン−酢酸エチル混合物(1:1)で溶出す
る。溶出液の溶媒を減圧下に留去する。残渣をジイソプ
ロピルエーテルで粉砕して、7−ホルムアミド−3−メ
シルオキシ−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル(0.85g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3290,1790,1720,1665cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.2(3H,s),3.72(1H,d,J=18Hz),4.1
(1H,d,J=18Hz),5.31(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=9Hz,
5Hz),6.92(1H,s),7.38(10H,s),8.17(1H,s),9.14(1H,d,J
=9Hz) 製造例11 ギ酸(1l)および無水酢酸(2.5l)の混合物を50℃
で1時間撹拌し、40℃に冷却する。この混合物に7−ア
ミノ−3−メチレンセフェム−4−カルボン酸(1.070
g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(500ml)を加え
る。混合物を55℃で1時間撹拌して氷浴中で冷却する。
生成する沈殿を取して少量の酢酸エチル−ジイソプロ
ピルエーテルの混合物(1:1)で洗浄して、7−ホル
ムアミド−3−メチレンセファム−4−カルボン酸(1.
02g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3360,2500,1770,1730,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.38(1H,d,J=13.4Hz),3.60(1H,d,J
=13.4Hz),5.07(1H,s),5.27(1H,d,J=4.6Hz),5.27(2H,
s),5.51(1H,dd,J=8.4Hz,4.6Hz),8.1(1H,s),8.96(1H,d,
J=8.4Hz) 製造例12 7−ホルムアミド−3−メチレンセファム−4−カルボ
ン酸(1.570g)を、ジフェニルジアゾメタンの酢酸エチ
ル溶液(0.93M,8.36 l)に少量ずつ加える。混合物を45
℃で1時間撹拌し、溶媒を減圧下に留去する。残渣をジ
イソプロピルエーテル中で粉砕して、7−ホルムアミド
−3−メチレンセファム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(2.337g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3360,1765,1725,1660cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.46(2H,s),5.32(1H,dd,J=9Hz,4H
z),5.47(2H,s),5.65(1H,J=4Hz),6.85(1H,s),7.32(10H,
s),8.11(1H,s),9.0(1H,d,J=9Hz) 製造例13 7−ホルムアミド−3−メチレンセファム−4−カルボ
ン酸ベンズヒドリル(40.8g)の塩化メチレン(300ml)
およびメタノール(1.2 l)溶液をドライアイス−アセ
トン浴中−74℃に冷却する。理論量のオゾンを溶液に、
撹拌下−74℃で10分間吹込み、次いで窒素ガスを溶液に
−74℃で10分間吹込む。硫化ジメチル(20ml)を−74℃
で溶液に加える。混合物の温度を徐々に室温まで戻し、
溶媒を減圧下に留去する。残渣をシリカゲルを使用する
カラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチルで溶出す
る。溶出液の溶媒を減圧下に留去して、7−ホルムアミ
ド−3−ヒドロキシ−3−セフェム−4−カルボン酸ベ
ンズヒドリル(34.4g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760,1660cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.9-4.9(2H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),
5.61(1H,dd,J=9Hz,5Hz),6.9(1H,s),7.37(10H,s),8.22
(1H,s),9.18(1H,d,J=9Hz) 製造例14 五塩化燐(57g)の塩化メチレン(1 l)溶液に、ピ
リジン(22ml)を−20℃で加え、混合物を−20℃で30分
間撹拌する。この溶液に7−(2−フェニルアセトアミ
ド)−3−メシルオキシ−3−セフェム−4−カルボン
酸p−ニトロベンジル(50g)を5℃で加え、同温で1
時間撹拌する。メタノール(56ml)を溶液に−30℃で加
え、−15℃で30分間撹拌する。この溶液にピリジン(80m
l)およびジイソプロピルエチルアミン(31.4ml)を−30
℃で加える。この溶液に2−(5−アミノ−1,2,4−チ
アジアゾール−3−イル)−2−エトキシイミノアセチ
ルクロリド・塩酸塩(シン異性体)(26.7g)を−30℃
で少量ずつ加え、−15℃で1時間撹拌する。水(1
l)を溶液に加えて30分間撹拌する。生成する沈殿を
取してジイソプロピルエーテルで洗浄し、風乾して、7
−[2−(5−アミノ1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−メシル
オキシ−3−セフェム−4−カルボン酸p−ニトロベン
ジル(シン異性体)(40g)を得る。 NMR(DMSO-d6,δ):1.25(3H,t,J=7Hz),3.47(3H,s),3.5
0-4.33(2H,m),4.23(2H,q,J=7Hz),5.27-5.62(1H,m),5.4
2(2H,s),5.98(1H,dd,J=8Hz,5Hz),7.72(2H,d,J=9Hz),
8.27(2H,d,J=9Hz),8.0-8.33(2H,m),9.65(1H,d,J=8Hz) 製造例15 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−メ
シルオキシ−3−セフェム−4−カルボン酸p−ニトロ
ベンジル(シン異性体)(40g)を酢酸(4.8ml)、メタ
ノール(200ml)およびテトラヒドロフラン(1200ml)
の混合溶媒に溶解する。10%パラジウム−炭素(30g)
を溶液に加えた後、混合物を大気圧下室温で接触還元に
付す。 触媒を去し、テトラヒドロフランとメタノールとの混
合物で洗浄する。液と洗液とを合わせて減圧濃縮す
る。濃縮溶液を炭酸水素ナトリウム水溶液でpH7.0に調
製し、溶媒を減圧下に留去する。残渣に酢酸エチルを加
える。不溶物を去する。液を酢酸エチルで洗浄し、
水層を分取して減圧濃縮し、塩酸でpH2.5に調整する生
成する沈殿を取し、水洗し、五塩化燐で乾燥して、7
−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−
イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−メシ
ルオキシ−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)(17.5g)を得る。 NMR(DMSO-d6,δ):1.27(3H,t,J=7Hz),3.40(3H,s),3.8
1(2H,dd,J=18Hz,10Hz),4.20(2H,q,J=7Hz),5.2(1H,d,J
=5Hz),5.83(1H,dd,J=5Hz,8Hz),8.20(2H,s),9.60(1H,
d,J=8Hz) 実施例1 N,N−ジメチルホルムアミド(1.26g)およびオキシ塩化
リン(2.64g)から酢酸エチル(26.5ml)中で常法によ
りビルスマイヤー試薬を調整する。2−(2−ホルムア
ミドチアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノ酢酸
(シン異性体)(3.29g)をビルスマイヤー試薬懸濁液
に撹拌しながら氷冷下に加え、混合物を同温で30分間撹
拌して、活性化酸溶液を得る。7−アミノ−3−[(Z)
−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸ベンズヒドリル(6g)およびビス(ト
リメチルシリル)尿素(9.78g)のテトラヒドロフラン
(60ml)溶液に、上記活性化酸溶液を−30℃で加え、混
合物を−20〜−10℃で30分間撹拌する。この溶液に水と
酢酸エチルを撹拌下に加え、有機層を分取して炭酸水素
ナトリウム飽和水溶液および食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。有機層の溶媒を減圧下に留去して
得る残渣をシリカゲルを使用するカラムクロマトグラフ
ィーに付し、酢酸エチル−塩化メチレン混液(1:1)
で溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ、溶媒を減
圧下に留去して、7−[2−(2−ホルムアミドチアゾ
ール−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)(3.09g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3250,1770,1705,1680,1650cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.6-4.3(2H,m),3.90(3H,s),5.30(1
H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.67(1H,d,J=12
Hz),6.87(1H,d,J=12Hz),6.92(1H,s),7.2-7.6(12H,m),
7.65-8.65(3H,m),8.50(1H,s),9.73(1H,d,J=8Hz) 実施例2 五塩化燐(455mg)の塩化メチレン(15ml)溶液に、2
−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)
−2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキシイミノ
酢酸(シン異性体)(557mg)を−20℃で加える。混合物
を−20〜−10℃で30分間撹拌する。この混合物を7−ア
ミノ−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(1
g)およびビス(トリメチルシリル)尿素(2g)の塩
化メチレン(20ml)溶液に−20℃で加える。混合物を−
20〜−10℃で30分間撹拌する。混合物を減圧濃縮し、残
渣を水(100ml)、炭酸水素ナトリウム(920mg)、酢酸
エチルおよびテトラヒドロフランの混合物に溶解する。
有機層を分取し、水および塩化ナトリウム飽和水溶液で
順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、
残渣をジエチルエーテル中で粉砕して、7−[2−(5
−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−
(2−シクロペンテン−1−イル)オキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)(1.12g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1675,1610,1530,1280,1220
cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.8-2.6(4H,m),3.70および4.11(2H,
ABq,J=18Hz),5.1-5.5(1H,m),5.22(1H,d,J=5Hz),5.7-
6.2(3H,m),6.77(2H,s),6.92(1H,s),7.1-7.6(1H,m),7.6-
7.9(1H,m),8.1(2H,ブロ-ド s),8.3-8.7(2H,m),9.57(1H,d,J
=8Hz) 実施例3 7−アミノ−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(3g)およびビス(トリメチルシリル)尿素(3.70
g)のテトラヒドロフラン(45ml)溶液に、2−(5−
アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2−カ
ルボキシメトキシイミノ酢酸メタンスルホン酸無水物
(シン異性体)(1.45g)を-30℃で加える。混合物を-1
0〜-10℃で1時間、0℃で一夜、常温で2日間撹拌す
る。混合物を酢酸エチルと塩化ナトリウム飽和水溶液と
の混合物中に注ぐ。有機層を分取し、硫酸ナトリウムで
乾燥後減圧濃縮して沈殿を得る。この沈殿を取し、酢
酸エチルおよびジイソプロピルエーテルで順次洗浄し
て、7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)(1.95g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1770,1730,1670,1610,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.73,4.13(2H,ABq,J=18Hz),4.73(2
H,ブロ-ド s),5.30(1H,d,J=5Hz),5.97(1H,dd,J=5Hz,8H
z),6.80(2H,ブロ-ド s),6.93(1H,s),7.13-7.67(11H,m),7.6
7-7.93(1H,m),8.07-8.33(2H,m),8.43-8.70(2H,m),9.67
(1H,d,J=8Hz) 実施例4 D−N−(4−エチル−2,3−ジオキソ−1−ピペラジ
ニルカルボニル)−2−(4−ヒドロキシフェニル)グ
リシン(2g)の塩化メチレン(12ml)中懸濁液に、ト
リメチルクロロシラン)(1.59ml)を室温で加え、この
混合物にトリエチルアミン(16.7ml)を氷冷下に加え、
混合物を15〜20℃で1時間撹拌する。上記混合物にN,N
−ジメチルホルムアミド(0.47ml)およびクロロギ酸ト
リクロロメチル(0.39ml)を-20℃で加え、混合物を-10
〜-15℃で2時間撹拌する。この混合物に7−アミノ−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(3g)およ
びビス(トリメチルシリル)尿素(4.9g)の塩化メチレ
ン(30ml)中懸濁液を-15〜-10℃で加え、混合物を氷冷
下に30分間撹拌する。水と酢酸エチルとを撹拌下、反応
混合物に順次加え、有機層を分取し、炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液および食塩水で洗浄して硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧下に留去して残渣を得る。残渣を
シリカゲルを使用するカラムクロマトグラフィーにより
精製して、7−[D−N−(4−エチル−2,3−ジオキ
ソ−1−ピペラジニルカルボニル)−2−(4−ヒドロ
キシフェニル)グリシンアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(1.7g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3250,1780,1705,1670cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.0(3H,t,J=7Hz),3.16-3.67(4H,
m),3.67-4.07(4H,m),5.1(1H,d,J=5Hz),5.47(1H,d,J=8
Hz),5.8(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.6(1H,d,J=10Hz),6.71(2
H,d,J=8Hz),6.8(1H,d,J=10Hz),6.89(1H,s),7-7.6(16
H,m),9.37(1H,d,J=8Hz),9.7(1H,d,J=8Hz) 実施例5 7−アミノ−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(600mg)およびビス(トリメチルシリル)尿素(981m
g)の塩化メチレン(6ml)中混合物を30〜35℃で30分
間撹拌して透明な溶液を得る。この透明な溶液に2−ア
リルオキシイミノ−2−(5−アミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−3−イル)アセチルクロリド・モノ塩酸塩
(シン異性体)(480mg)を-20℃で加え、混合物を-10
〜-15℃で30分間撹拌する。混合物をクロロホルムと水
との混合物中に注ぐ。有機層を分取し、減圧濃縮して得
る残渣をテトラヒドロフラン、酢酸エチルおよび炭酸水
素ナトリウム希水溶液の混合物に溶解する。有機層を分
取し、炭酸水素ナトリウム希水溶液および塩化ナトリウ
ム飽和水溶液で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮し、残渣をジイソプロピルエーテル中で粉
砕して、7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−ア
ミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン
異性体)(848mg)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1620,1600,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.76,4.12(2H,ABq,J=18Hz),4.68(2
H,d,J=4Hz),5.12-5.48(3H,m),5.76-6.24(2H,m),6.68(1
H,d,J=11Hz),6.88(1H,d,J=11Hz),6.92(1H,s),7.00-7.
56(12H,m),7.68-8.40(3H,m),8.60(1H,d,J=4Hz),9.64(1
H,d,J=8Hz) 実施例6 実施例1〜5と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1−メチル−3−ピリジニル)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1640,1540cm-1 (2)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1670,1605,1530cm-1 (3)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1660,1610,1530cm-1 (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1710,1660,1620cm-1 (5)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1660,1605,1530cm-1 (6)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1730,1660,1605cm-1 (7)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1530cm-1 (8)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1650,1600cm-1 (9)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1610cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 171℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3250,1770,1670,1610cm-1 (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1730,1675,1615cm-1 (12)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 (13)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 164℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 (14)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1550,1280,1225cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.5(1H,m),3.74および4.15(2H,q,J
=18Hz),4.8(2H,m),5.32(1H,d,J=5Hz),5.94(1H,dd,J=
5Hzおよび8Hz),6.79(2H,s),6.94(1H,s),7.1-7.6(15H,
s),7.6-7.9(1H,m),8.4-8.7(2H,m),8.55(1H,s),9.87(1H,
d,J=8Hz) (15)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1670,1550,1280,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):4.15および3.75(2H,ABq,J=8Hz),4.
6-4.8(2H,m),5.0-5.6(2H,m),5.32(1H,d,J=5Hz),5.7-6.
3(2H,m),6.80(2H,s),6.95(1H,s),7.2-7.6(12H,m),7.6-
8.0(1H,m),8.4-8.8(2H,m),8.55(1H,s),9.89(1H,d,J=8H
z),12.6(1H,s) (16)7−[2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1730,1680,1540cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.75および4.18(2H,ABq,J=18Hz),
4.97(2H,ブロ-ド s),5.33(1H,d,J=5Hz),5.93(1H,dd,J=8H
z,5Hz),6.73(1H,d,J=10Hz),6.9(1H,d,J=10Hz),6.93(1
H,s),6.97(1H,s),7.12-8.67(25H,m),8.57(1H,s),9.83(1
H,d,J=8Hz) (17)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1540cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.27(3H,t,J=7Hz)3.6-4.3(2H,m),
4.17(2H,q,J=7Hz),5.3(1H,d,J=5Hz),5.95(1H,dd,J=8
Hz,5Hz),6.7(1H,d,J=10Hz),6.85(1H,d,J=10Hz),6.9(1
H,s),7.1-8.67(15H,m),8.52(1H,s),9.73(1H,d,J=8Hz) (18)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1675,1610,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.50-4.37(2H,m),4.67(2H,d,J=5H
z),5.07-5.53(3H,m),5.67-6.27(2H,m),6.77(1H,d,J=15
Hz),6.90(1H,s),7.13-7.73(13H,m),7.77-8.40(3H,m),8.
50-8.76(1H,m),9.70(1H,d,J=9Hz) (19)7−[2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−
3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,1760,1735,1660cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.59および4.2(2H,d,J=18Hz),4.33
(3H,s),4.92(1H,ブロ-ド s),5.33(1H,d,J=5Hz),5.97(1H,d
d,J=8Hz,5Hz),6.68(1H,d,J=10Hz),6.9(2H,s),7(1H,d,
J=10Hz),7.12-9(25H,m),8.5(1H,s),9.8(1H,d,J=8Hz)
【0091】 (20)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1650cm-1 (21)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530,1270,1215cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.5(1H,m),3.77および4.1(2H,ABq,J
=18Hz),4.7(2H,m),5.31(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=
5Hzおよび8Hz),6.82(2H,s),6.86(1H,s),6.97(1H,s),7.1
-7.6(11H,m),7.6-7.9(1H,m),8.4-8.7(2H,m),9.76(1H,d,
J=8Hz) (22)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1780,1670,1610,1535,1280,1220cm-1 (23)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピ
リジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.6-4.2(2H,m),4.3(3H,s),4.9(2H,
s),5.28(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.75(1
H,d,J=10Hz),6.87(3H,s),7.03(1H,d,J=10Hz),7-9.05
(24H,m),9.83(1H,d,J=8Hz) (24)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1675cm-1 (25)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1625cm-1 (26)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 178℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1675,1620,1520cm-1 (27)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670,1190cm-1 (28)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 (29)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 168℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1530cm-1 (30)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 160℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1615,1580,1530cm-1 (31)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1770,1660cm-1 (32)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760,1650,1600cm-1 (33)7−[D−N−(4−エチル−2,3−ジオキソ−1
−ピペラジニルカルボニル)−2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)グリシンアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピ
リジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸。 IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1710,1675,1605cm-1 (34)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−カルボキシメトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 融点 188℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1600cm-1 (35)7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(2−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):1770,1690-1660,1590,1580cm-1 (36)7−ホルムアミド−3−[(E)−2−(2−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1660,1600,1580cm-1 (37)7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):1785,1705,1690,1560,1220cm-1 (38)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−ヒドロキシイミノアセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530cm-1 (39)7−[2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1765,1650,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.60-2.47(14H,m),3.70-4.20(2H,
m),5.13-5.47(2H,m),5.60-6.50(3H,m),6.92(2H,dd,J=1
1Hz,4Hz),7.35(1H,s),7.67-9.0(5H,m),9.58(1H,d,J=8H
z) (40)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):0.95(3H,t,J=7Hz),1.35-2.0(2H,
m),3.73-4.37(4H,m),5.28(1H,d,J=4Hz),5.90(1H,dd,J
=4Hz,8Hz),6.67-6.87(2H,m),6.92(1H,s),7.0-7.63(12
H,m),7.63-8.83(3H,m),8.5(1H,s),9.68(1H,d,J=8Hz) (41)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.27-2.07(8H,m),3.73-4.17(2H,m),
4.53-4.90(1H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=5H
z,9Hz),6.50-7.05(2H,m),6.90(1H,s),7.05-7.90(13H,
m),7.90-8.80(3H,m),8.08(1H,s),9.57(1H,d,J=9Hz) (42)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.50-4.05(2H,m),3.31(1H,s),5.31
(1H,d,J=4Hz),5.97(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.79(2H,dd,J
=4Hz,10Hz),6.96(1H,s),7.03-7.64(1H,m),7.62-7.99(1
H,m),7.97-8.58(2H,m),8.56-8.75(2H,m),9.79(1H,d,J=
8Hz) (43)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),4.03(3H,s),3.57-4.27
(2H,m),5.25(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.
75(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,s),7.07-7.62(11H,m),7.93-
9.06(6H,m),9.58(1H,d,J=9Hz) (44)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.86-2.57(4H,m),3.66および4.15(2
H,ABq,J=18Hz),5.13-5.40(2H,m),5.60-6.23(3H,m),6.5
0(1H,s),6.66(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,d,J=11Hz),7.33
-8.83(4H,m),9.53(1H,d,J=8Hz) (45)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):0.95(3H,t,J=7Hz),1.35-2.0(2H,
m),3.73-4.37(4H,m),5.28(1H,d,J=4Hz),5.9(1H,dd,J=
4Hz,8Hz),6.67-6.87(2H,m),6.92(1H,s),7.0-7.63(12H,
m),7.63-8.82(3H,m),9.68(1H,d,J=8Hz) (46)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3260,1765,1660,1610cm-1 (47)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1670,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.25(3H,t,J=7Hz),3.0-3.93(2H,
m),4.20(2H,q,J=7Hz),4.36(3H,s),5.05(1H,d,J=5Hz),
5.50(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.65(1H,d,J=10Hz),7.04(1H,
d,J=10Hz),7.80-9.30(4H,m),8.17(2H,s),9.40(1H,d,J
=8Hz) (48)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3280,3180,1775,1665cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):0.90(3H,t,J=7Hz),1.66-2.0(2H,
m),3.43-4.43(4H,m),5.19(1H,d,J=5Hz),5.79(1H,dd,J
=5Hz,9Hz),6.48-6.95(3H,m),7.24-8.85(6H,m),9.60(1
H,d,J=9Hz) (49)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.33-2.33(8H,m),3.50-4.27(2H,m),
5.23(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.53-7.00
(2H,m),7.27-8.83(4H,m),8.02(1H,s),9.57(1H,d,J=9H
z) (50)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.52(1H,m),3.66-4.08(2H,m),4.82
(2H,d,J=2Hz),5.19(1H,d,J=4Hz),5.81(1H,dd,J=4Hz,
10Hz),6.92(2H,dd,J=4Hz,10Hz),7.17-8.92(6H,m),9.15
(1H,d,J=10Hz) (51)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−アリルオキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸1−アセトキシエチル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760-1780,1670,1240,1210,1070cm-1 実施例7 7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)(2g)のN,
N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に、沃化メチル
(2ml)を常温で加え、混合物を同温で2時間撹拌す
る。反応混合物の溶媒を減圧下に留去して、7−[2−
(2−ホルムアミドチアゾール−4−イル)−2−メト
キシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メ
チル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)
(2.4g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1640,1540cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.55-4.16(2H,m),3.92(3H,s),4.35
(3H,s),5.33(1H,d,J=5Hz),5.97(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.
78(1H,d,J=11Hz),6.92(1H,s),7.2(1H,d,J=11Hz),7.17
-7.67(11H,m),7.97-9.03(4H,m),8.53(1H,s),9.75(1H,d,
J=8Hz) 実施例8 7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)
(2.3g)のN,N−ジメチルホルムアミド(12ml)溶液
に、沃化メチル(2.3ml)を常温で加え、混合物を同温
で3時間撹拌する。 反応混合物の溶媒を減圧下に留去して、7−[2−アリ
ルオキシイミノ−2−(5−アミノ−1,2,4−チアジア
ゾール−3−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)(2.71g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1650,1600cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.67-4.20(2H,m),4.35(3H,s),4.70
(2H,d,J=5Hz),4.7-6.2(5H,m),6.8(1H,d,J=11Hz),6.9
(1H,s),7.2(1H,d,J=11Hz),7.12-7.6(10H,m),7.9-9.05
(4H,m),9.67(1H,d,J=8Hz) 実施例9 実施例7および実施例8と同様にして下記化合物を得
る。 (1)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1710,1660,1620cm-1 (2)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1660,1605,1530cm-1 (3)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1610cm-1 (4)7−[2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−
3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,1760,1735,1660cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.59および4.2(2H,d,J=18Hz),4.33
(3H,s),4.92(1H,ブロ-ド s),5.33(1H,d,J=5Hz),5.97(1H,d
d,J=8Hz,5Hz),6.68(1H,d,J=10Hz),6.9(2H,s),7(1H,d,
J=10Hz),7.12-9(25H,m),8.5(1H,s),9.8(1H,d,J=8Hz) (5)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1650cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.3(3H,t,J=7Hz),3.6-4.3(2H,m),
4.2(2H,q,J=7Hz),4.37(3H,s),5.37(1H,d,J=5Hz),6.0
(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.82(1H,d,J=10Hz),6.93(1H,s),
7.05(1H,d,J=10Hz),7.1-9.05(15H,m),8.55(1H,s),9.75
(1H,d,J=8Hz) (6)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピ
リジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.6-4.2(2H,m),4.3(3H,s),4.9(2H,
s),5.28(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.75(1
H,d,J=10Hz),6.87(3H,s),7.03(1H,d,J=10Hz),7-9.05
(24H,m),9.83(1H,d,J=8Hz) (7)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1625cm-1 (8)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760,1650,1600cm-1 (9)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−カルボキシメトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1600cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),4.03(3H,s),3.57-4.27
(2H,m),5.25(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.
75(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,s),7.07-7.62(11H,m),7.93-
9.06(6H,m),9.58(1H,d,J=9Hz) (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3260,1765,1660,1610cm-1 (12)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1670,1610cm-1 実施例10 7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シ
ン異性体)(2.35g)のメタノール(12ml)中懸濁液
に、濃塩酸(0.61ml)を常温で加え、混合物を同温で4
時間撹拌する。反応混合物に水、テトラヒドロフランお
よび酢酸エチルを加える。混合物を炭酸水素ナトリウム
飽和水溶液でpH7に調整する。有機層を分取し、食塩水
で洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥する。溶液の溶媒を
減圧下に留去して、7−[2−(2−アミノチアゾール
−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)(2.2g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1770,1710,1660,1620cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.5-4.2(2H,m),3.93(3H,s),4.33(3
H,s),5.32(1H,d,J=5Hz)5.9(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.83(1
H,d,J=11Hz),6.92(1H,s),6.95(1H,s),7.23(1H,d,J=11
Hz),7.02-7.67(10H,m),7.97-9.1(4H,m),9.87(1H,d,J=8
Hz) 実施例11 7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)(1g)のメ
タノール(10ml)およびテトラヒドロフラン(5ml)溶
液に濃塩酸(0.31ml)を常温で加え、混合物を同温で4
時間撹拌する。反応混合物に水と酢酸エチルとを加え混
合物を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でpH7に調整す
る。有機層を分取し、食塩水で洗浄して硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去して、7−[2−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノ
アセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル(シン異性体)(0.86g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1670,1605,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.68および4.18(2H,ABq,J=18Hz),
3.88(3H,s),5.24(1H,d,J=4Hz),5.88(1H,dd,J=8Hz,4H
z),6.75(1H,d,J=12Hz),6.8(1H,s),6.85(1H,d,J=12H
z),6.95(1H,s),7.05-7.6(11H,m),7.7-8.4(3H,m),9.65(1
H,d,J=8Hz) 実施例12 実施例10および11と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1660,1610,1530cm-1 (2)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1660,1605,1530cm-1 (3)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1730,1660,1605cm-1 (4)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1530cm-1 (5)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1650,1600cm-1 (6)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1610cm-1 (7)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 171℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3250,1770,1670,1610cm-1 (8)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1730,1675,1615cm-1 (9)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)
オキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−
ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1675,1610,1530,1280,1220
cm-1 (12)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1730,1670,1610,1520cm-1 (13)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1675,1610,1520cm-1 (14)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1620,1600,1530cm-1 (15)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530,1270,1215cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.5(1H,m),3.77および4.1(2H,ABq,J
=18Hz),4.7(2H,m),5.31(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=
5Hzおよび8Hz),6.82(2H,s),6.86(1H,s),6.97(1H,s),7.1
-7.6(11H,m),7.6-7.9(1H,m),8.4-8.7(2H,m),9.76(1H,d,
J=8Hz) (16)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1780,1670,1610,1535,1280,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.79および4.11(2H,ABq,J=18Hz),
4.62(2H,d,J=5Hz),5.0-5.5(2H,m),5.31(1H,d,J=5Hz),
5.7-6.2(2H,m),6.81(2H,s),7.96(1H,s),7.0-7.6(12H,
m),7.6-7.9(1H,m),8.3-8.7(2H,m),9.64(1H,d,J=8Hz) (17)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピ
リジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.6-4.2(2H,m),4.3(3H,s),4.9(2H,
s),5.28(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.75(1
H,d,J=10Hz),6.87(3H,s),7.03(1H,d,J=10Hz),7-9.05
(24H,m),9.83(1H,d,J=8Hz) (18)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1675cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.27(3H,t,J=7Hz),3.63-4.33(2H,
m),4.17(2H,q,J=7Hz),5.31(1H,d,J=5Hz),5.95(1H,dd,
J=8Hz,5Hz),6.7(1H,d,J=11Hz),6.8(1H,s),6.9(1H,d,J
=11Hz),6.97(1H,s),7.12-8.67(14H,m),9.68(1H,d,J=8
Hz) (19)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1625cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.3(3H,t,J=7Hz),3.7-4.4(2H,m),
4.25(2H,q,J=7Hz),4.4(3H,s),5.38(1H,d,J=5Hz),5.95
(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.85(1H,d,J=10Hz),6.97(1H,s),7
(1H,s),7.1(1H,d,J=10Hz),7.1-9.13(14H,m),9.9(1H,d,
J=8Hz) (20)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシドメトキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 178℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1675,1620,1520cm-1 (21)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670,1190cm-1 (22)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 (23)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 168℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.70,4.17(2H,ABq,J=18Hz),4.73(2
H,d,J=5Hz),5.07-5.57(2H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),5.70
-6.33(2H,m),6.67(1H,d,J=11Hz),6.90(1H,d,J=11Hz),
7.07-7.50(2H,m),7.67-7.97(1H,m),8.00-8.30(2H,m),8.
53-8.77(1H,m),9.67(1H,d,J=8Hz) (24)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 160℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1615,1580,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.67,4.10(2H,ABq,J=18Hz),4.70(2
H,d,J=5Hz),5.07-6.40(2H,m),5.27(1H,d,J=5Hz),5.70
-6.40(2H,m),6.73(1H,d,J=15Hz),7.23-7.97(3H,m),7.9
0(1H,d,J=15Hz),8.00-8.27(2H,m),8.50-8.67(1H,m),9.
63(1H,d,J=9Hz) (25)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1770,1660cm-1 (26)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760,1650,1600cm-1 (27)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−カルボキシメトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1600cm-1 (28)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−フェニルビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 165℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3275,3175,1770,1680,1670,1540,1520,1400
cm-1 (29)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−ヒドロキシイミノアセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 178〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530cm-1 (30)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.27-2.07(8H,m),3.73-4.17(2H,m),
4.53-4.90(1H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=5H
z,9Hz),6.50-7.05(2H,m),6.90(1H,s),7.05-7.90(13H,
m),7.90-8.80(3H,m),8.08(1H,s),9.57(1H,d,J=9Hz) (31)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.50-4.05(2H,m),3.31(1H,s),5.31
(1H,d,J=4Hz),5.97(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.79(2H,dd,J
=4Hz,10Hz),6.96(1H,s),7.03-7.64(1H,m),7.62-7.99(1
H,m),7.97-8.58(2H,m),8.56-8.75(2H,m),9.79(1H,d,J=
8Hz) (32)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),4.03(3H,s),3.57-4.27
(2H,m),5.25(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.
75(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,s),7.07-7.62(11H,m),7.93-
9.06(6H,m),9.58(1H,d,J=9Hz) (33)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.86-2.57(4H,m),3.66および4.15(2
H,ABq,J=18Hz),5.13-5.40(2H,m),5.60-6.23(3H,m),6.5
0(1H,s),6.66(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,d,J=11Hz),7.33
-8.83(4H,m),9.53(1H,d,J=8Hz) (34)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):0.95(3H,t,J=7Hz),1.35-2.0(2H,
m),3.73-4.37(4H,m),5.28(1H,d,J=4Hz),5.9(1H,dd,J=
4Hz,8Hz),6.67-6.87(2H,m),6.92(1H,s),7.0-7.63(12H,
m),7.63-8.82(3H,m),9.68(1H,d,J=8Hz) (35)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3260,1765,1660,1610cm-1 (36)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1670,1610cm-1 (37)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3280,3180,1775,1665cm-1 (38)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 (39)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 (40)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−アリルオキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸1−アセトキシエチル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760-1780,1670,1240,1210,1070cm-1 実施例13 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(1
−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェ
ム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性
体)(2.15g)およびアニソール(2.81g)の塩化メチレ
ン(5.5ml)中懸濁液に、トリフルオロ酢酸(5.93g)を
氷冷下に加え、混合物を同温で1時間撹拌する。反応混
合物をジイソプロピルエーテル(200ml)に滴下し、沈
殿を取する。沈殿を水中に懸濁し、懸濁液を炭酸水素
ナトリウム水溶液でpH5に調整し不溶物を過する。
液を非イオン性吸着樹脂「ダイアイオンHP-20」(商
標;三菱化成工業社製)(40ml)を使用するカラムクロ
マトグラフィーに付す。カラムを水洗後、イソプロピル
アルコール10%水溶液で溶出する。目的化合物を含む溶
出液を集め、イソプロピルアルコールを減圧下に留去
し、残渣を凍結乾燥して、7−[2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)(0.84g)を得る。 融点 174〜178℃ IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1660,1605,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.02-4.05(2H,m),3.83(3H,s),4.38
(3H,s),5.05(1H,d,J=5Hz),5.58(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.
67(1H,d,J=11Hz),6.72(1H,s),7.03(1H,d,J=11Hz),7-
9.23(4H,m),9.47(1H,d,J=8Hz) 実施例14 7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)(2.71g)およびアニソール
(3.49g)の塩化メチレン(7ml)中懸濁液に、トリフ
ルオロ酢酸(7.36g)を氷冷下に加え、混合物を同温で
1時間撹拌する。反応混合物をジイソプロピルエーテル
(200ml)に滴下し、沈殿を取する。沈殿を水中に懸
濁し、懸濁液を炭酸水素ナトリウム水溶液でpH5に調整
して不溶物を去する。液を非イオン性吸着樹脂「ダ
イヤイオンHP-20」(55ml)を使用するカラムクロマト
グラフィーに付す。 カラムを水洗後、イソプロピルアルコール10%水溶液で
溶出する。目的化合物を含む溶出液を集め、イソプロピ
ルアルコールを減圧下に留去し、残渣を凍結乾燥して、
7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)(0.44g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3-3.9(2H,m),4.4(3H,s),4.67(2H,d,
J=5Hz),5-6.05(5H,m),6.67(1H,d,J=11Hz),7.05(1H,d,
J=11Hz),7.92-9.25(4H,m),8.20(2H,ブロ-ド s),9.45(1H,
d,J=8Hz) 実施例15 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3
−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボ
ン酸ベンズヒドリル(シン異性体)(0.8g)およびアニ
ソール(1.26g)の塩化メチレン(2ml)溶液に、トリ
フルオロ酢酸(2.66g)を氷冷下に加え、混合物を同温
で1時間撹拌する。 反応混合物をジイソプロピルエーテル(200ml)に滴下
し、沈殿を取する。沈殿を水と酢酸エチルとの混合物
に加え、混合物を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でpH7
に調整する。水層を分取して酢酸エチルに加え、混合物
を10%塩酸でpH3に調整する。有機層を分取して食塩水
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し
て、7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)(0.37g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1660,1610,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.52-4.26(2H,m),3.83(3H,s),5.20
(1H,d,J=5Hz),5.80(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.67(1H,d,J=
11Hz),6.77(1H,s),6.87(1H,d,J=11Hz),7-8.67(4H,m),
9.6(1H,d,J=8Hz) 実施例16 7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)
(1.2g)およびアニソール(1.82g)の塩化メチレン
(3ml)溶液に、トリフルオロ酢酸(3.84g)を氷冷下
に加え、混合物を同温で1時間撹拌する。反応混合物を
ジイソプロピルエーテル(200ml)に滴下し、沈殿を
取する。 沈殿を水と酢酸エチルとの混合物に加え、混合物を炭酸
水素ナトリウム飽和水溶液でpH7.0に調整する。水層を
分取し、10%塩酸で酸性にしてpH3.0とし、沈殿を取
して、7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミ
ノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)(0.58
g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.67および4.13(2H,ABq,J=18Hz),
4.67(2H,d,J=5Hz),5-6.05(5H,m),6.69(1H,d,J=12Hz),
6.90(1H,d,J=12Hz),7.33-8.67(4H,m),8.12(2H,ブロ-ド
s),9.63(1H,d,J=8Hz) 実施例17 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン
異性体)(1.28g)の塩化メチレン(3.8ml)およびアニ
ソール(1.28ml)混合物溶液に、トリフルオロ酢酸(2.
6ml)を氷冷下に加える。混合物を同温で45分間撹拌す
る。混合物をジイソプロピルエーテル(200ml)中に注
いで沈殿を生成させる。沈殿を取してジイソプロピル
エーテルで洗浄し、酢酸エチルと炭酸水素ナトリウム希
水溶液との混合物にpH5で溶解する。不溶物を去す
る。水層を分取し、酢酸エチルをとりのぞくために減圧
濃縮する。水溶液で希塩酸でpH4.5に調整し、非イオン
性吸着樹脂「ダイヤイオンHP-20」(20ml)を使用する
カラムクロマトグラフィーに付し、水で溶出する。目的
化合物を含む画分を合わせて約20mlに減圧濃縮する。濃
縮溶液を氷冷下に希塩酸でpH2に調整して、沈殿を生成
させる。沈殿物を取して冷水で洗浄し、五酸化燐で乾
燥して、7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾ
ール−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセ
トアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)
(220mg)を得る。 融点 178℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1675,1620,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.67,4.13(2H,ABq,J=18Hz),4.70(2
H,s),5.23(1H,d,J=5Hz),5.87(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.87
(2H,s),7.63(1H,dd,J=6Hz,8Hz),8.00-8.50(3H,m),8.60
(1H,dd,J=2Hz,6Hz),8.77(1H,d,J=2Hz),9.60(1H,d,J=
8Hz) 実施例18 実施例13〜17と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 171℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3250,1770,1670,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.27(3H,t,J=7Hz),3.66および4.12
(2H,ABq,J=18Hz),4.2(2H,q,J=7Hz),5.23(1H,d,J=5H
z),5.87(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.71(1H,d,J=11Hz),6.89
(1H,d,J=11Hz),7.48(1H,dd,J=7Hz,5Hz),7.95(1H,dd,J
=7.5Hz,2Hz),8.13(2H,ブロ-ド s),8.49(1H,d,J=5Hz),8.6
8(1H,ブロ-ド s),9.58(1H,d,J=8Hz) (2)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 164℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.30および4.13(2H,ABq,J=18Hz),
3.93(3H,s),5.20(1H,d,J=5Hz),5.83(1H,dd,J=5,8Hz),
6.73(1H,d,J=12Hz),6.93(1H,d,J=12Hz),7.50-7.73(1
H,m),7.90-8.30(3H,m),8.40-8.90(2H,m),9.60(1H,d,J=
8Hz) (3)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 105〜110℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670,1190cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.47(1H,s),3.70および4.10(2H,AB
q,J=18Hz),4.74(2H,s),5.26(1H,d,J=5Hz),5.82(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.86(3H,ブロ-ド s),7.5-7.8(1H,m),7.9-8.
2(1H,m),8.4-8.8(2H,m),9.74(1H,d,J=8Hz) (4)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸(シン異性体)。 融点 143〜146℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.68および4.06(2H,ABq,J=18Hz),
4.60(2H,d,J=5Hz),4.9-5.5(2H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),
5.5-6.2(2H,m),6.80(3H,s),7.4-8.8(4H,m),9.66(1H,d,J
=8Hz) (5)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 168℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.70,4.17(2H,ABq,J=18Hz),4.73(2
H,d,J=5Hz),5.07-5.57(2H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),5.70
-6.33(2H,m),6.67(1H,d,J=11Hz),6.90(1H,d,J=11Hz),
7.07-7.50(2H,m),7.67-7.97(1H,m),8.00-8.30(2H,m),8.
53-8.77(1H,m),9.67(1H,d,J=8Hz) (6)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 160℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1615,1580,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.67,4.10(2H,ABq,J=18Hz),4.70(2
H,d,J=5Hz),5.07-6.40(2H,m),5.27(1H,d,J=5Hz),5.70
-6.40(2H,m),6.73(1H,d,J=15Hz),7.23-7.97(3H,m),7.9
0(1H,d,J=15Hz),8.00-8.27(2H,m),8.50-8.67(1H,m),9.
63(1H,d,J=9Hz) (7)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1770,1660cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.27(3H,t,J=7Hz),3.6-4.23(2H,
m),4.2(2H,q,J=7Hz),5.27(1H,d,J=5Hz),5.85(1H,dd,J
=8Hz,5Hz),6.80(1H,d,J=10Hz),6.81(1H,s),6.95(1H,
d,J=10Hz),7.53-8.63(5H,m),9.7(1H,d,J=8Hz) (8)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760,1650,1600cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.2(3H,t,J=7Hz),3-3.9(2H,m),4.1
(2H,q,J=7Hz),4.37(3H,s),5.08(1H,d,J=5Hz),5.6(1H,
dd,J=8Hz,5Hz),6.6(1H,d,J=10Hz),6.7(1H,s),7.02(1
H,d,J=10Hz),7.12-9.27(6H,m),9.43(1H,d,J=8Hz) (9)7−[D−N−(4−エチル−2,3−ジオキソ−1−
ピペラジニルカルボニル)−2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)グリシンアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリ
ジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸。 IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1710,1675,1605cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.07(3H,t,J=7Hz),3.2-4.2(6H,m),
3.42(2H,q,J=7Hz),5.1(1H,d,J=5Hz),5.5(1H,d,J=8H
z),5.73(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.67(1H,d,J=10Hz),6.7(2
H,d,J=8Hz),6.73(1H,s),6.87(1H,d,J=10Hz),7.2(2H,
d,J=8Hz),7.3-8.7(4H,m),9.4(1H,d,J=8Hz),9.67(1H,
d,J=8Hz) (10)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−カルボキシメトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1600cm-1 (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−ヒドロキシイミノアセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 178〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530cm-1 (12)7−[2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1765,1650,1610cm-1 (13)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.86-2.57(4H,m),3.66および4.15(2
H,ABq,J=18Hz),5.13-5.40(2H,m),5.60-6.23(3H,m),6.5
0(1H,s),6.66(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,d,J=11Hz),7.33
-8.83(4H,m),9.53(1H,d,J=8Hz) (14)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3260,1765,1660,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.00-3.93(2H,m),3.87(3H,s),4.34
(3H,s),5.00(1H,d,J=5Hz),5.60(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.
80(1H,d,J=11Hz),7.03(1H,d,J=11Hz),7.77-9.09(4H,
m),9.2(2H,s),9.43(1H,d,J=8Hz) (15)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1670,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.25(3H,t,J=7Hz),3.0-3.93(2H,
m),4.20(2H,q,J=7Hz),4.36(3H,s),5.05(1H,d,J=5Hz),
5.50(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.65(1H,d,J=10Hz),7.04(1H,
d,J=10Hz),7.80-9.30(4H,m),8.17(2H,s),9.40(1H,d,J
=8Hz) (16)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3280,3180,1775,1665cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):0.90(3H,t,J=7Hz),1.66-2.0(2H,
m),3.43-4.43(4H,m),5.19(1H,d,J=5Hz),5.79(1H,dd,J
=5Hz,9Hz),6.48-6.95(3H,m),7.24-8.85(6H,m),9.60(1
H,d,J=9Hz) (17)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.33-2.33(8H,m),3.50-4.27(2H,m),
5.23(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.53-7.00
(2H,m),7.27-8.83(4H,m),8.02(1H,s),9.57(1H,d,J=9H
z) (18)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.52(1H,m),3.66-4.08(2H,m),4.82
(2H,d,J=2Hz),5.19(1H,d,J=4Hz),5.81(1H,dd,J=4Hz,
10Hz),6.92(2H,dd,J=4Hz,10Hz),7.17-8.92(6H,m),9.15
(1H,d,J=10Hz) 実施例19 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジ
ニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベ
ンズヒドリル・沃化物(シン異性体)(1.7g)およびア
ニソール(1.77g)の塩化メチレン(43ml)中懸濁液
に、トリフルオロ酢酸(3.74g)を氷冷下に加え、混合
物を同温で2時間撹拌する。反応混合物をジイソプロピ
ルエーテル(200ml)に滴下し、生成する沈殿を取す
る。沈殿を水に懸濁し、炭酸水素ナトリウム水溶液でpH
3に調整して不溶物を去する。液を非イオン性吸着
樹脂「ダイヤイオンHP-20」(30ml)を使用するカラム
クロマトグラフィーに付す。カラムを水洗後、イソプロ
ピルアルコール10%水溶液で溶出する。目的化合物を含
む溶出液を集め、減圧下にイソプロピルアルコールを留
去し、残渣を凍結乾燥して、7−[2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2−カルボキシメトキシイミノ
アセトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−
ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボ
キシレート(シン異性体)(0.73g)を得る。 融点 188℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1600cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.1および3.7(2H,ABq,J=18Hz),4.3
(3H,s),4.5(2H,ブロ-ド s),5.02(1H,d,J=5Hz),5.67(1H,d
d,J=8Hz,5Hz),6.67(1H,d,J=10Hz),6.73(1H,s),6.92(1
H,d,J=10Hz),7-9.2(6H,m),10(1H,d,J=8Hz) 実施例20 実施例19と同様にして下記化合物を得る。 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 178℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1675,1620,1520cm-1 実施例21 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキ
シイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリ
ジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベ
ンズヒドリル(シン異性体)(1.06g)のアニソール
(2ml)中懸濁液にトリフルオロ酢酸(4ml)を氷冷下
に加え、混合物を同温で35分間撹拌する。混合物をジイ
ソプロピルエーテル(250ml)中に注ぐ。沈殿を取し
てジイソプロピルエーテルで洗浄し、五酸化燐で乾燥す
る。沈殿をテトラヒドロフラン(50ml)、炭酸水素ナト
リウム(242mg)、水(40ml)および酢酸エチル(50m
l)の混合物に溶解する。水層を分取し、1N塩酸でpH
2に調整する。生成する沈殿を取し冷水で洗浄し、五
酸化燐で乾燥して、7−[2−(5−アミノ−1,2,4−
チアジアゾール−3−イル)−2−ヒドロキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)(390mg)を得る。 融点 178〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.65および4.12(2H,ABq,J=18Hz),
5.22(1H,d,J=5Hz),5.85(1H,dd,J=5Hzおよび8Hz),6.80
(2H,s),7.4-7.8(1H,m),7.8、8.2(3H,m),8.4-8.6(1H,m),
8.6-8.8(1H,m),9.47(1H,d,J=8Hz),11.9(1H,ブロ-ド s) 実施例22 [(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]銀(5.86g)
のアセトニトリル(176ml)中懸濁液に、沃化ナトリウ
ム(21.58g)を常温で加える。 混合物を30分間撹拌する。混合物に7−アミノ−3−メ
シルオキシ−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル(9.21g)およびアセトニトリル(276ml)中ビス
(トリメチルシリル)尿素(12.26g)を氷冷下に加え
る。反応混合物を同温で10分間撹拌する。不溶物を去
する。液を減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解す
る。酢酸エチル溶液を水および食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去して、7−ア
ミノ−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(6.17
g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1765,1720,1650cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.70および4.13(2H,ABq,J=18Hz),
4.90(1H,d,J=5Hz),5.11(1H,d,J=5Hz),6.67(1H,d,J=1
1Hz),6.83(1H,d,J=11Hz),6.93(1H,s),7.17-7.62(11H,
m),7.62-8.65(3H,m) 実施例23 [(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]銀(2.86g)
のアセトニトリル(90ml)中懸濁液に、沃化ナトリウム
(8.77g)を常温で加える。混合物を30分間撹拌する。
この混合物に7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5
−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセト
アミド]−3−メシルオキシ−3−セフェム−4−カル
ボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)(6.54g)のアセ
トニトリル(196ml)溶液を氷冷下に加える。 混合物を同温で10分間撹拌する。不溶物を去する。
液を減圧濃縮して残渣を酢酸エチルに溶解する。酢酸エ
チル溶液を水および食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を減圧下に留去して残渣を得る。残渣を
シリカゲルを使用するカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−塩化メチレン混合物(1:1)で溶出
する。目的化合物を含む画分を合わせ、溶媒を減圧下に
留去して、7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−
アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)(3.5g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1760,1730,1660,1605cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.52-4.12(2H,m),4.67(2H,d,J=5H
z),5.05-6.15(5H,m),6.67(1H,d,J=12Hz),6.87(1H,d,J
=12Hz),6.93(1H,s),7.04-7.62(11H,m),7.62-8.69(3H,
m),8.12(2H,ブロ-ド s),9.7(1H,d,J=8Hz) 実施例24 [(ZおよびE)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]
銀(2.26g)のアセトニトリル(140ml)中懸濁液に、沃
化ナトリウム(8.18g)を氷冷下に加える。混合物を同
温で30分間撹拌する。この混合物に7−ホルムアミド−
3−メシルオキシ−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル(4g)を同温で一挙に加える。混合物を氷
冷下に30分間撹拌する。不溶物を去する。液を減圧
濃縮して残渣を得る。残渣を酢酸エチルと塩化ナトリウ
ム飽和水溶液との混合物を溶解して1時間撹拌する。混
合物にセライトを加える。不溶物を去する。有機層を
分取して塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮して固体を得る。固体をシ
リカゲル(175g)を使用するカラムクロマトグラフィー
に付し、クロロホルム−酢酸エチル混合物(4:1、v/
v)で溶出する。薄層クロマトグラフィーで大きい方のR
f値を有する物質を含む画分を合わせ、減圧濃縮して、
7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)
ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒ
ドリル(2.15g)を固体として得る。 IR(ヌジョ-ル):1770,1690-1660,1590,1580cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.80,4.17(2H,ABq,J=18Hz),5.23(1
H,d,J=5Hz),5.87(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.67(1H,d,J=11
Hz),6.87(1H,d,J=11Hz),6.90(1H,s),7.03-7.60(12H,
m),7.63-8.03(1H,m),8.17(1H,s),8.50-8.70(1H,m),9.10
(1H,d,J=9Hz) 薄層クロマトグラフィーで小さい方のRf値を有する物質
を含む画分を合わせ、減圧濃縮して、7−ホルムアミド
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(500mg)
を固体として得る。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1660,1600,1580cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.77,4.13(2H,ABq,J=18Hz),5.27(1
H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.77(1H,d,J=15
Hz),6.90(1H,s),7.13-8.97(14H,m),8.20(1H,s),8.43-8.
67(1H,m),9.13(1H,d,J=8Hz) 実施例25 実施例22〜24と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1770,1705,1680,1650cm-1 (2)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1640,1540cm-1 (3)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1670,1605,1530cm-1 (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1660,1610,1530cm-1 (5)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1710,1660,1620cm-1 (6)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1660,1605,1530cm-1 (7)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1530cm-1 (8)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1650,1600cm-1 (9)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1610cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1730,1675,1615cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.18(3H,t,J=7Hz),3.77および4.11
(2H,ABq,J=18Hz),4.19(2H,q,J=7Hz),5.29(1H,d,J=5H
z),5.94(1H,dd,J=9Hz,5Hz),6.74(1H,d,J=12Hz),6.86
(1H,d,J=12Hz),6.96(1H,s),7.2-7.6(12H,m),7.79(1H,
d,J=10Hz),8.12(2H,ブロ-ド s),8.49(1H,d,J=4Hz),8.61
(1H,ブロ-ド s),9.65(1H,d,J=9Hz) (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 171℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3250,1770,1670,1610cm-1 (12)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.27(3H,s),3.77-4.10(2H,m),5.27
(1H,d,J=5Hz),5.93(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.73(2H,ブロ-ド
s),6.90(1H.s),7.13-7.60(11H,m),7.63-7.90(1H,m),7.9
3-8.23(2H,m),8.37-8.63(2H,m),9.60(1H,d,J=9Hz) (13)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 164℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 (14)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)
オキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−
ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1675,1610,1530,1280,1220
cm-1 (15)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1730,1670,1610,1520cm-1 (16)7−[D−N−(4−エチル−2,3−ジオキソ−1
−ピペラジニルカルボニル)−2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)グリシンアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピ
リジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸
ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3250,1780,1705,1670,1605cm-1 (17)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1550,1280,1225cm-1 (18)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1670,1550,1280,1220cm-1 (19)7−[2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1730,1680,1540cm-1 (20)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1540cm-1 (21)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1675,1610,1520cm-1 (22)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1620,1600,1530cm-1 (23)7−[2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−
3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,1760,1735,1660cm-1 (24)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1650cm-1 (25)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530,1270,1215cm-1 (26)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1780,1670,1610,1535,1280,1220cm-1 (27)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピ
リジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.6-4.2(2H,m),4.3(3H,s),4.9(2H,
s),5.28(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.75(1
H,d,J=10Hz),6.87(3H,s),7.03(1H,d,J=10Hz),7-9.05
(24H,m),9.83(1H,d,J=8Hz) (28)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1675cm-1 (29)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1625cm-1 (30)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 178℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1675,1620,1520cm-1 (31)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670,1190cm-1 (32)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530cm-1 (33)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 168℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1530cm-1 (34)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 160℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1615,1580,1530cm-1 (35)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1770,1660cm-1 (36)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760,1650,1600cm-1 (37)7−[D−N−(4−エチル−2,3−ジオキソ−1
−ピペラジニルカルボニル)−2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)グリシンアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピ
リジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸。 IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1710,1675,1605cm-1 (38)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−カルボキシメトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1765,1670,1600cm-1 (39)7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):1785,1705,1690,1560,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.76および4.14(2H,ABq,J=18Hz),
5.23(1H,d,J=5Hz),5.85(1H,dd,J=5Hzおよび8Hz),6.77
(2H,s),6.93(1H,s),7.1-7.6(11H,m),7.77(1H,dt,J=2Hz
および8Hz),8.17(1H,s),8.47(1H,dd,J=2Hzおよび5Hz),
8.58(1H,d,J=2Hz),9.12(1H,d,J=8Hz) (40)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−ヒドロキシイミノアセトアミド]−
3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 178〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530cm-1 (41)7−アミノ−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル。 IR(ヌジョ-ル):1775,1740cm-1 (42)7−アミノ−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル。 IR(ヌジョ-ル):1765,1715,1590,1580cm-1 (43)7−[2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1765,1650,1610cm-1 (44)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):0.95(3H,t,J=7Hz),1.35-2.0(2H,
m),3.73-4.37(4H,m),5.28(1H,d,J=4Hz),5.90(1H,dd,J
=4Hz,8Hz),6.67-6.87(2H,m),6.92(1H,s),7.0-7.63(12
H,m),7.63-8.83(3H,m),8.5(1H,s),9.68(1H,d,J=8Hz) (45)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.27-2.07(8H,m),3.73-4.17(2H,m),
4.53-4.90(1H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=5H
z,9Hz),6.50-7.05(2H,m),6.90(1H,s),7.05-7.90(13H,
m),7.90-8.80(3H,m),8.08(1H,s),9.57(1H,d,J=9Hz) (46)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.50-4.05(2H,m),3.31(1H,s),5.31
(1H,d,J=4Hz),5.97(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.79(2H,dd,J
=4Hz,10Hz),6.96(1H,s),7.03-7.64(1H,m),7.62-7.99(1
H,m),7.97-8.58(2H,m),8.56-8.75(2H,m),9.79(1H,d,J=
8Hz) (47)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),4.03(3H,s),3.57-4.27
(2H,m),5.25(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.
75(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,s),7.07-7.62(11H,m),7.93-
9.06(6H,m),9.58(1H,d,J=9Hz) (48)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−シクロペンテン−1−イル)オキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.86-2.57(4H,m),3.66および4.15(2
H,ABq,J=18Hz),5.13-5.40(2H,m),5.60-6.23(3H,m),6.5
0(1H,s),6.66(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,d,J=11Hz),7.33
-8.83(4H,m),9.53(1H,d,J=8Hz) (49)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):0.95(3H,t,J=7Hz),1.35-2.0(2H,
m),3.73-4.37(4H,m),5.28(1H,d,J=4Hz),5.90(1H,dd,J
=4Hz,8Hz),6.67-6.87(2H,m),6.92(1H,s),7.0-7.63(12
H,m),7.63-8.82(3H,m),9.68(1H,d,J=8Hz) (50)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3260,1765,1660,1610cm-1 (51)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1770,1670,1610cm-1 (52)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3280,3180,1775,1665cm-1 (53)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 (54)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3270,1770,1670,1615cm-1 (55)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−アリルオキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸1−アセトキシエチル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760-1780,1670,1240,1210,1070cm-1 実施例26 7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)
ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒ
ドリル(69.8g)のメタノール(350ml)中懸濁液に、濃
塩酸(40.7ml)を加える。混合物を30〜35℃に2時間加
温する。混合物を酢酸エチル(2 l)および水(1
l)の混合物中に注ぎ、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液
でpH6.5に調整する。有機層を分取し、水および塩化ナ
トリウム飽和水溶液で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧濃縮して結晶を得る。この結晶をジエチル
エーテルで洗浄して、7−アミノ−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(52.3g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1765,1720,1650cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.70および4.13(2H,ABq,J=18Hz),
4.90(1H,d,J=5Hz),5.11(1H,d,J=5Hz),6.67(1H,d,J=1
1Hz),6.83(1H,d,J=11Hz),6.93(1H,s),7.17-7.62(11H,
m),7.62-8.65(3H,m) 実施例27 実施例26と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−アミノ−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル。 IR(ヌジョ-ル):1775,1740cm-1 (2)7−アミノ−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル。 IR(ヌジョ-ル):1765,1715,1590,1580cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.67,4.10(2H,ABq,J=18Hz),4.83(1
H,d,J=4Hz),5.07(1H,d,J=4Hz),6.63(1H,d,J=10Hz),
6.83(1H,s),6.87(1H,d,J=10Hz),7.00-7.97(13H,m),8.6
7-8.50(1H,m) 実施例28 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
アリルオキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)(1.0g)のN,N−ジメチルホル
ムアミド(20ml)溶液に炭酸セシウム(0.31g)を加え
る。混合物を室温で20分間撹拌し、これに酢酸1−ブロ
モエチル(0.96g)を0〜3℃で滴下する。混合物を40
分間撹拌後、酢酸1−ブロモエチル(0.3g)をこれに加
える。1時間撹拌後、反応混合物を酢酸エチル(120m
l)中に注ぎ不溶物を去する。液を水(120ml、2
回)、炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml、1回)および
塩化ナトリウム飽和水溶液で順次洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥する。酢酸エチルを減圧下に留去し、残渣を
ジイソプロピルエーテルで粉砕して、7−[2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2−アリルオキシイミ
ノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)
ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸1−アセ
トキシエチル(シン異性体)(0.27g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3300,1760-1780,1670,1240,1210,1070cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.47(3H,d,J=6Hz),2.02(3H,s),3.9
7(2H,d-d,J=18Hz,24Hz),4.62(2H,d,J=5Hz),5.26(1H,
d,J=5Hz),5.0-5.43(2H,m),5.60-5.97(2H,m),6.73(1H,
s),6.83(2H,s),6.93-7.30(1H,m),7.45(1H,d-d,J=5Hz,9
Hz),7.93(1H,d-d,J=2Hz,8Hz),8.50(1H,d-d,J=2Hz,8H
z),8.60-8.77(1H,m),9.57(1H,d,J=8Hz) 実施例29 実施例28と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[アミノ−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル。 IR(ヌジョ-ル):1765,1720,1650cm-1 (2)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1730,1660,1605cm-1 (3)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,1770,1705,1680,1650cm-1 (4)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1640,1540cm-1 (5)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1670,1605,1530cm-1 (6)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1710,1660,1620cm-1 (7)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1720,1650,1600cm-1 (8)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1730,1675,1615cm-1 (9)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)
オキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−
ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1675,1610,1530,1280,1220
cm-1 (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1730,1670,1610,1520cm-1 (12)7−[D−N−(4−エチル−2,3−ジオキソ−1
−ピペラジニルカルボニル)−2−(4−ヒドロキシフ
ェニル)グリシンアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピ
リジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸
ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3250,1780,1705,1670,1605cm-1 (13)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1550,1280,1225cm-1 (14)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1670,1550,1280,1220cm-1 (15)7−[2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトシ
キイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1730,1680,1540cm-1 (16)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−
4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1540cm-1 (17)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1775,1675,1610,1520cm-1 (18)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1620,1600,1530cm-1 (19)7−[2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−
3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,1760,1735,1660cm-1 (20)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1650cm-1 (21)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−(2−プロピニルオキシイミノ)アセトアミド]−
3−[(Z)−2−(ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1530,1270,1215cm-1 (22)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4
−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,1780,1670,1610,1535,1280,1220cm-1 (23)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−ベンズヒドリルオキシカルボニルメトキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピ
リジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.6-4.2(2H,m),4.3(3H,s),4.9(2H,
s),5.28(1H,d,J=5Hz),5.9(1H,dd,J=8Hz,5Hz),6.75(1
H,d,J=10Hz),6.87(3H,s),7.03(1H,d,J=10Hz),7.00-9.
05(24H,m),9.83(1H,d,J=8Hz) (24)7−[2−アミノチアゾール−4−イル)−2−エ
トキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(ピリ
ジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベ
ンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1720,1675cm-1 (25)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1625cm-1 (26)7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(2−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):1770,1690-1660,1590,1580cm-1 (27)7−ホルムアミド−3−[(E)−2−(2−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1660,1600,1580cm-1 (28)7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(3−ピリジ
ル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):1785,1705,1690,1560,1220cm-1 (29)7−アミノ−3−[(E)−2−(2−ピリジル)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル。 IR(ヌジョ-ル):1775,1740cm-1 (30)7−アミノ−3−[(Z)−2−(2−ピリジル)ビ
ニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒド
リル。 IR(ヌジョ-ル):1765,1715,1590,1580cm-1 (31)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):0.95(3H,t,J=7Hz),1.35-2.0(2H,
m),3.73-4.37(4H,m),5.28(1H,d,J=4Hz),5.90(1H,dd,J
=4Hz,8Hz),6.67-6.87(2H,m),6.92(1H,s),7.0-7.63(12
H,m),7.63-8.83(3H,m),8.5(1H,s),9.68(1H,d,J=8Hz) (32)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−シクロペンチルオキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.27-2.07(8H,m),3.73-4.17(2H,m),
4.53-4.90(1H,m),5.23(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5H
z,9Hz),6.50-7.05(2H,m),6.90(1H,s),7.05-7.90(13H,
m),7.90-8.80(3H,m),8.08(1H,s),9.57(1H,d,J=9Hz) (33)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−プロピニルオキシイミノ)ア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.50-4.05(2H,m),3.31(1H,s),5.31
(1H,d,J=4Hz),5.97(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.79(2H,dd,J
=4Hz,10Hz),6.96(1H,s),7.03-7.64(1H,m),7.62-7.99(1
H,m),7.97-8.58(2H,m),8.56-8.75(2H,m),9.79(1H,d,J=
8Hz) (34)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),4.03(3H,s),3.57-4.27
(2H,m),5.25(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5Hz,9Hz),6.
75(1H,d,J=11Hz),6.87(1H,s),7.07-7.62(11H,m),7.93-
9.06(6H,m),9.58(1H,d,J=9Hz) (35)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−プロポキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):0.95(3H,t,J=7Hz),1.35-2.0(2H,
m),3.73-4.37(4H,m),5.28(1H,d,J=4Hz),5.90(1H,dd,J
=4Hz,8Hz),6.67-6.87(2H,m),6.92(1H,s),7.0-7.63(12
H,m),7.63-8.82(3H,m),9.68(1H,d,J=8Hz) 製造例16 製造例1と同様にして下記化合物を得る。 2−メチル−5−[(Z)−2−(トルチルチオ)ビニ
ル]ピリジン。 IR(ヌジョ-ル):1950,1490,1445cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.43-2.60(3H,hidden),5.93,6.40(2
H,ABq,J=10Hz),6.93-7.50(16H,m),7.80(1H,dd,J=3Hz,
7Hz),8.50(1H,d,J=3Hz) 製造例17 製造例3と同様にして下記化合物を得る。 [(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]銀。 IR(ヌジョ-ル):1570,1540cm-1 製造例18 N,N−ジイソプロピルアミン(3.39ml)の無水テトラヒ
ドロフラン(80ml)溶液に、1.55モルヘキサン中n−ブ
チルリチウムを60℃で加える。混合物を0℃で30分間撹
拌する。この溶液に2−エトキシ−1,3−オキサチオラ
ン(3ml)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液を-60〜-70
℃で加える。混合物を-65℃で30分間撹拌後、混合物を
硝酸銀(8.46g)の水(20ml)およびメタノール(80m
l)混合物溶液中に氷冷下に注ぎ、30分間撹拌し、希塩
酸でpH6.5に調整する。沈殿を取し、水、メタノール
およびジエチルエーテルで順次洗浄後乾燥してビニルチ
オ銀(7.41g)を得る。製造例19 2−クロロエタノール(0.83ml)を、水酸化ナトリウム
水溶液(1.25N、30ml)中、アジ化ナトリウムと50℃で
3.5時間反応させて、これに硫酸ナトリウムを加える。
混合物を塩化メチレンで抽出する。抽出液を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、濃縮して、2−アジドエタノール
(580mg)を得る。 IR(フィルム):2100cm-1 NMR(CDCl3,δ):2.7(1H,s),3.4(2H,m),3.75(2H,m) 製造例20 2−アジドエタノール(0.9g)の塩化メチレン(25ml)
溶液に、2,6−ルチジン(2.8ml)を加える。この溶液を
-78℃に冷却した後、無水トリフルオロメタンスルホン
酸(2ml)をこれに滴下する。溶液を-40〜-30℃で3時
間撹拌し、水洗する。有機層を分取し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、濃縮して、トリフルオロメタンスルホン
酸2−アジドエチル(2.4g)を得る。 IR(フィルム):2100,1410cm-1 NMR(CDCl3,δ):3.63(2H,t,J=5Hz),4.57(2H,t,J=5H
z) 実施例30 7−アミノ−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(1.50g)および2−(2−トリチルアミノチアゾール
−4−イル)−3−ヒドロキシプロピオン酸(1.42g)
のテトラヒドロフラン溶液に、N,N′−ジシクロヘキシ
ルカルボジイミド(925mg)を氷冷下に加える。この混
合物を同温で1時間撹拌し、常温で2時間撹拌する。生
成する沈殿を去する。液に酢酸エチル(100ml)を加
え、有機層を分取して塩化ナトリウム飽和水溶液(50ml)
で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去し
て残渣をシリカゲル(120g)を使用するカラムクロマト
グラフィーに付し、酢酸エチル−ジイソプロピルエーテ
ル混合物(3:1)で溶出する。目的化合物を含む画分
を合わせ、減圧濃縮して、7−[2−(2−トリチルア
ミノチアゾール−4−イル)−3−ヒドロキシプロピオ
ンアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(1.10g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3300,1780,1730,1670,1520,1495,1280,1220
cm-1 NMR(DMSO-d6+D2O,δ):3.4-4.2(5H,m),5.17(1H,d,J=5
Hz),5.62(1H,d,J=5Hz),6.22および6.25(1H,s),6.74(2
H,s),6.88(1H,s),7.0-7.6(26H,m),7.6-7.9(1H,m),8.4-
8.7(2H,m) 実施例31 実施例1〜5および30と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−メトキシイミノ−2−[5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体)。 融点 190〜200℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3150,3300,1760,1670,1600,1520,1340
cm-1 (2)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)
−2−[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]
ビニルチオ}−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒ
ドリル・トリフルオロメタンスルホン酸塩(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):2125,2100,1775,1680,1640cm-1 (3)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−
[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]ビニル
チオ}−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・トリフルオロメタンスルホン酸塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):2130,2100,1780,1670,1630cm-1 (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物・
塩酸 塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1670,1630,1565,1545,127
5,1220cm-1 (5)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(アンチ異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1670,1610,1520cm-1 (6)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−
[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]ビニル
チオ}−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):2150,2120,1770,1670,1610cm-1 (7) 7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(2−メチル
−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3150,1780,1710,1690,1230,1220cm-1 (8)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 融点 185〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3450-3150,3300,1775,1680,1615,1530,1350
cm-1 (9)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 179〜185℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1775,1680,1620,1530,1350cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1600,1530,128
0,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.49(3H,s),3.6-4.4(2H,m),3.93(3
H,s),5.28(1H,d,J=5Hz),5.95(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.72
(2H,s),6.94(1H,s),7.1-7.5(11H,m),7.6-7.9(1H,m),8.1
3(2H,bs),8.5(1H,m),9.68(1H,d,J=8Hz) (11)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 融点 190〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1660,1610,1530,1340cm-1 (12)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3400,3150,1780,1660,1540,1280,1220cm-1 (13)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 177〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1670,1620,1535,1350cm-1 (14)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1535,1490,128
0,1220cm-1 (15)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1690,1650,1550,1280,1230
cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.50(3H,s),3.77および4.17(2H,AB
q,J=18Hz),3.92(3H,s),5.32(1H,d,J=5Hz),5.95(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.74(2H,s),6.95(1H,s),7.1-7.8(13H,
m),8.4-8.7(1H,m),8.55(1H,s),9.77(1H,d,J=8Hz) (16) 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−
3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 融点 175〜180℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530,1290cm-1 (17) 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−
3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1530,1280,1220
cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.26(3H,t,J=7Hz),2.53(3H,s),3.7
3および4.12(2H,ABq,J=18Hz),4.20(2H,q,J=7Hz),5.25
(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5Hzおよび8Hz),6.70(2H,
s),6.90(1H,s),7.1-7.8(12H,m),8.09(2H,bs),8.4-8.5(1
H,m),9.60(1H,d,J=8Hz) (18)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)。 融点 165〜170℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1760,1630,1600,1510,1240cm-1 (19)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1730,1655,1525,1285,1225
cm-1 (20)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)
オキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−
ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸(シン異性体)。 融点 90〜100℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1770,1660,1525cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.7-2.6(4H,m),3.0-4.3(2H,m),5.2-
5.6(1H,m),5.21(1H,d,J=5Hz),5.6-6.0(2H,m),6.0-6.3
(1H,m),6.78(2H,s),7.3-7.6(1H,m),7.7-8.0(1H,m),8.07
(2H,bs),8.4(1H,m),8.6(1H,m),9.50(1H,d,J=8Hz) (21)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
3−ヒドロキシプロピオンアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸。 融点 100〜110℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670-1520,1600,1340,1250cm-1 (22)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1530cm-1 (23)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化
物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1630,1520cm-1 (24)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 (25)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.3(3H,t,J=7Hz),4.18(3H,s),5.28
(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.70,7.05(2H,
ABq,J=11Hz),6.83(1H,s),7.05-7.60(11H,m),7.90(1H,
d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,s),8.85(1H,s),
9.60(1H,d,J=8Hz) (26)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1520cm-1 (27)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1600,1520cm-1 (28)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1600,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):4.65(2H,d,J=5Hz),5.1-5.5(3H,m),
5.7-6.1(2H,m),6.7(2H,s),6.87(1H,s),7.1-7.5(11H,m),
7.65(1H,dd,J=3Hz,8Hz),8.05(2H,s),8.40(1H,d,J=3H
z),9.57(1H,d,J=8Hz) (29)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770cm-1 (30)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1650,1540cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.93,4.10(2H,ABq,J=30Hz),4.63(2
H,d,J=5Hz),5.10-5.50(3H,m),5.70-6.20(2H,m),6.67(2
H,s),6.87(1H,s),7.1-7.5(12H,m),7.60(1H,dd,J=3Hz,8
Hz),8.37(1H,d,J=3Hz),8.43(1H,s),9.65(1H,d,J=8Hz) (31)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1530cm-1 (32)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1530cm-1 (33)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1540cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.23(3H,t,J=6Hz),4.10(2H,q,J=6
Hz,13Hz),5.20(1H,d,J=5Hz),5.83(1H,m),6.6-6.9(3H,
m),7.0-7.4(12H,m),7.78(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.3-8.5(2
H,m),9.53(1H,d,J=8Hz) (34)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1520cm-1 (35)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1660,1600,1530cm-1 実施例32 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)
(1.42g)のN,N−ジメチルホルムアミド(7.1ml)溶液
に、沃化メチル(1.4ml)を常温で加え、混合物を同温
で2時間撹拌する。反応混合物をアセトン(150ml)中
に注いで生成する沈殿を取、乾燥して粉末を得る。こ
の粉末をテトラヒドロフラン(50ml)と水(30ml)との
混合物に溶解する。混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液
でpH6.5〜7.0に調整する。混合物を酢酸エチル(100m
l)で洗浄後、水溶液を非イオン性吸着樹脂「ダイヤイ
オンHP−20」(40ml)を使用するカラムクロマトグ
ラフィーに付す。カラムを水洗後、イソプロピルアルコ
ール10%水溶液で溶出する。目的化合物を含む溶出液を
集め、減圧下にイソプロピルアルコールを留去し、残渣
を凍結乾燥して、7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チ
アジアゾール−3−イル)−2−メトキシイミノアセト
アミド]−3−[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリ
ジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシ
レート(シン異性体)(0.59g)を得る。 融点 190〜200℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3150,3300,1760,1670,1600,1520,1340
cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.67(3H,s),2.97および3.56(2H,AB
q,J=18Hz),3.83(3H,s),4.21(3H,s),4.94(1H,d,J=5H
z),5.45(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.51(1H,d,J=11Hz),6.79
(1H,dd,J=11Hz),7.82(1H,J=8Hz),8.06(2H,bs),8.25(1
H,dd,J=2Hz,8Hz),9.10(1H,d,J=2Hz),9.30(1H,d,J=8H
z) 実施例33 7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イル)
−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)(2g)のN,
N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に、トリフルオ
ロメタンスルホン酸2−アジドエチル(2.4g)を常温で
加え、混合物を40℃で3時間、次いで常温で一夜撹拌す
る。混合物の溶媒を減圧下に留去して残渣を得る。残渣
をシリカゲルを使用するカラムクロマトグラフィーに付
し、酢酸エチル−テトラヒドロフラン混合物(1:1)
で溶出する。目的化合物を含む画分を合わせ、溶媒を減
圧下に留去して、7−[2−(2−ホルムアミドチアゾ
ール−4−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]
−3−{(Z)−2−[1−(2−アジドエチル)−3−
ピリジニオ]ビニルチオ}−3−セフェム−4−カルボ
ン酸ベンズヒドリル・トリフルオロメタンスルホン酸塩
(シン異性体)(1.36g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):2125,2100,1775,1680,1640cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.90(3H,s),4.0-4.1(2H,m),4.6-4.8
5(2H,m),5.30(1H,d,J=5Hz),5.93(1H,dd,J=5Hz,9Hz),
6.7-6.9(2H,m),7.0-7.6(12H,m),8.0-8.2(2H,m),8.3-8.6
(2H,m),8.7-9.1(2H,m),9.67(1H,d,J=9Hz) 実施例34 実施例7、8、32および33と同様にして下記化合物を得
る。 (1)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−
[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]ビニル
チオ}−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・トリフルオロメタンスルホン酸塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):2130,2100,1780,1670,1630cm-1 (2)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物・
塩酸塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1670,1630,1565,1545,127
5,1220cm-1 (3)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(アンチ異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1670,1610,1520cm-1 (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−
[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]ビニル
チオ}−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 IR(ヌジョ-ル):2150,2120,1770,1670,1610cm-1 (5)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 融点 185〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3450-3150,3300,1775,1680,1615,1530,1350
cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.20(3H,t,J=7Hz),2.67(3H,s),3.0
1および3.58(2H,ABq,J=18Hz),4.09(2H,q,J=7Hz),4.20
(3H,s),4.94(1H,d,J=5Hz),5.48(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.
50(1H,d,J=11Hz),6.81(1H,d,J=11Hz),7.79(1H,d,J=8
Hz),8.06(2H,bs),8.22(1H,dd,J=1.5Hzおよび8Hz),9.08
(1H,d,J=1.5Hz),9.27(1H,d,J=8Hz) (6)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 融点 190〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1660,1610,1530,1340cm-1 (7)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3400,3150,1780,1660,1540,1280,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.80(3H,s),3.7-4.2(2H,m),3.92(3
H,s),4.24(3H,s),5.33(1H,d,J=5Hz),5.97(1H,dd,J=5H
z,8Hz),6.75(1H,d,J=11Hz),6.92(1H,s),7.13(1H,d,J=
11Hz),7.1-7.7(11H,m),7.9-8.1(1H,m),8.1-8.5(1H,m),
8.53(1H,s),9.0(1H,m),9.75(1H,d,J=8Hz) (8)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)。 融点 165〜170℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1760,1630,1600,1510,1240cm-1 (9)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1730,1655,1525,1285,1225
cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.75および4.21(2H,ABq,J=18Hz),
4.33(3H,s),4.67(2H,bs),5.30(1H,d,J=5Hz),5.97(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.81(1H,d,J=11Hz),7.19(1H,d,J=11H
z),7.1-7.6(10H,m),7.9(1H,m),8.09(2H,bs),8.3-8.6(1
H,m),8.7-9.1(3H,m),9.63(1H,d,J=8Hz) (10)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.8(3H,s),4.2(3H,s),4.65(2H,d,J
=5Hz),5.1-5.5(3H,m),5.7-6.3(2H,m),6.75,7.07(2H,AB
q,J=11Hz),6.83(1H,s),7.1-7.5(11H,m),7.90(1H,d,J=
8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.95(1H,s),9.75(1H,d,J=8H
z) (11)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化
物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1630,1520cm-1 (12)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 (13)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.3(3H,t,J=7Hz),4.18(3H,s),5.28
(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.70,7.05(2H,
ABq,J=11Hz),6.83(1H,s),7.05-7.60(11H,m),7.90(1H,
d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,s),8.85(1H,s),
9.60(1H,d,J=8Hz) (14)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1520cm-1 (15)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1600,1520cm-1 実施例35 7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イル)
−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2
−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−
3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)(2.9g)のメタノール(15ml)中懸濁液
に、濃塩酸(1.04ml)を常温で加え、混合物を33〜35℃
で2時間撹拌する。反応混合物を酢酸エチル(250ml)中
に注いで得る沈殿を取、乾燥して、7−[2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイミノア
セトアミド]−3−[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−
ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボ
ン酸ベンズヒドリル・沃化物・塩酸塩(シン異性体)
(2.53g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1670,1630,1565,1545,127
5,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.82(3H,s),3.7-4.2(2H,m),3.93(3
H,s),4.27(3H,s),5.32(1H,d,J=5Hz),5.92(1H,dd,J=5H
z,8Hz),6.82(1H,d,J=11Hz),6.95(1H,s),6.98(1H,s),7.
18(1H,d,J=11Hz),7.1-7.7(10H,m),7.8-8.2(1H,m),8.2-
8.6(1H,m),9.1(1H,m),9.90(1H,d,J=8Hz) 実施例36 実施例10、11および35と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−メトキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体)。 融点 190〜200℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3150,3300,1760,1670,1600,1520,1340
cm-1 (2)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−
[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ)ビニル
チオ}−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・トリフルオロメタンスルホン酸塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):2130,2100,1780,1670,1630cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.95(3H,s),3.9-4.2(2H,m),4.6-4.9
(2H,m),5.30(1H,d,J=5Hz),5.75-6.05(1H,m),6.80(1H,A
Bq,J=12Hz),6.93(1H,s),7.05-7.6(12H,m),8.1(1H,m),
8.4(1H,m),8.8-9.1(2H,m),9.8(1H,d,J=8Hz) (3)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(アンチ異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1670,1610,1520cm-1 (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−
[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ)ビニル
チオ}3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):2150,2120,1770,1670,1610cm-1 (5)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 融点 185〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3450-3150,3300,1775,1680,1615,1530,1350
cm-1 (6)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 179〜185℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1775,1680,1620,1530,1350cm-1 (7)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1600,1530,128
0,1220cm-1 (8)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1660,1610,1530,1340cm-1 (9)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 177〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1670,1620,1535,1350cm-1 (10)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1530,1490,128
0,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.47(3H,s),3.73および4.12(2H,AB
q,J=18Hz),3.83(3H,s),5.27(1H,d,J=5Hz),5.87(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.77(2H,s),6.71(1H,s),6.88(1H,s),7.0
-7.8(12H,m),8.4-8.6(1H,m),9.63(1H,d,J=8Hz) (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 175〜180℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530,1290cm-1 (12)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1530,1280,1220
cm-1 (13)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)。 融点 165〜170℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1760,1630,1600,1510,1240cm-1 (14)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1730,1655,1525,1285,1225
cm-1 (15)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)
オキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−
ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸(シン異性体)。 融点 90〜100℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1770,1660,1525cm-1 (16)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
3−ヒドロキシプロピオンアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸。 融点 100〜110℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670-1520,1600,1340,1250cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.4-4.2(5H,m),5.14(1H,d,J=5Hz),
5.72(1H,dd,J=5Hzおよび8Hz),6.25および6.30(1H,s),
6.75(2H,s),7.3-7.6(1H,m),7.7-8.1(1H,m),8.3-8.7(2H,
m),8.91(1H,d,J=8Hz) (17)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化
物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1630,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.77(3H,s),4.17(3H,s),4.60(2H,d,
J=8Hz),5.0-5.4(3H,m),5.7-6.0(2H,m),6.70,7.05(2H,A
Bq,J=11Hz),6.82(1H,s),7.1-7.5(11H,m),7.90(1H,d,J
=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.83(1H,s),9.63(1H,d,J=8
Hz) (18)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 (19)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.30(3H,t,J=7Hz),2.78(3H,s),4.2
0(3H,s),5.27(1H,d,J=5Hz),5.86(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
6.83(1H,s),6.6-7.0(2H,m),7.1-7.5(11H,m),7.90(1H,d,
J=8Hz),8.20(1H,d,J=8Hz),8.90(1H,s),9.67(1H,d,J=
8Hz) (20)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1600,1520cm-1 (21)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1600,1520cm-1 (22)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770cm-1 (23)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.5-4.2(2H,m),4.55(2H,d,J=5Hz),
5.0-5.4(3H,m),5.7-6.1(2H,m),6.6-6.8(2H,m),6.85(1H,
s),7.0-7.4(12H,m),7.60(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.37(1H,
d,J=2Hz),9.55(1H,d,J=8Hz) (24)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1530cm-1 (25)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):5.23(1H,d,J=5Hz),5.65-6.0(1H,
m),6.65(2H,m),6.83(1H,s),6.90-7.70(13H,m),8.35(1H,
ブロ-ド s),9.47(1H,d,J=8Hz) (26)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1660,1600,1530cm-1 実施例37 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(1,2
−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物(シン異
性体)(1g)のアニソール(4ml)およびトリフルオ
ロ酢酸(5.5ml)混合物溶液を常温で1時間撹拌し、ジ
イソプロピルエーテル中に注ぐ。生成する沈殿を取し
てジイソプロピルエーテルで洗浄して、酢酸エチルと炭
酸水素ナトリウム水溶液との混合物にpH7で溶解する。
水層を分取し、濃縮して酢酸エチルをとりのぞく。この
溶液を非イオン性吸着樹脂「ダイヤイオンHP−20」
を使用するカラムクロマトグラフィーに付す。カラムを
水洗後、イソプロピルアルコール10%水溶液で溶出す
る。目的化合物を含む溶出液を集め、イソプロピルアル
コールを減圧下に留去し、凍結乾燥して、7−[2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−エトキシイ
ミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(1,2−ジメチル
−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボキシレート(アンチ異性体)(0.20g)を得る。 IR(ヌジョ-ル):1760,1670,1610,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.30(3H,t,J=7Hz),2.70(3H,s),4.1
5(2H,q,J=7Hz,13Hz),4.20(3H,s),4.95(1H,d,J=5Hz),
5.43(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.53,6.80(2H,ABq,J=11Hz),
7.35(1H,s),7.80(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,d,J=8Hz),9.1
0(1H,d,J=8Hz),9.15(1H,s) 実施例38 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−
メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−[1
−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]ビニルチ
オ}−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
トリフルオロメタンスルホン酸塩(シン異性体)(1.1
g)のアニソール(6.8ml)中懸濁液に、トリフルオロ酢
酸(5.0ml)を氷冷下に加え、混合物を同温で半時間撹
拌する。混合物をジエチルエーテルに滴下する。沈殿を
取してジエチルエーテルで洗浄する。沈殿を水と酢酸
エチルとの混合物に撹拌下に加え、混合物を炭酸水素ナ
トリウム飽和水溶液でpH7に調整する。水層を分取し、
濃縮して酢酸エチルをとりのぞく。この溶液を非イオン
性吸着樹脂「ダイヤイオンHP−20」(30ml)を使用
するカラムクロマトグラフィーに付す。カラムを水洗
後、イソプロピルアルコール4〜15%水溶液で溶出す
る。目的化合物を含む溶出液を集め、イソプロピルアル
コールを減圧下に留去し、凍結乾燥して、7−[2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−メトキシイ
ミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−[1−(2−ア
ジドエチル)−3−ピリジニオ]ビニルチオ}−3−セ
フェム−4−カルボキシレート(シン異性体)(530m
g)を得る。 融点 145℃(分解) IR(ヌジョ-ル):2150,2120,1770,1670,1610cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.85(3H,s),4.6-5.2(2H,m),5.0(1H,
d,J=5Hz),5.55(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.70(1H,s),7.9-8.
2(1H,m),8.35-8.9(2H,m),9.2-9.5(2H,m) 実施例39 実施例13〜17および38と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−メトキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体)。 融点 190〜200℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3150,3300,1760,1670,1600,1520,1340
cm-1 (2)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異
性体)。 融点 185〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3450-3150,3300,1775,1680,1615,1530,1350
cm-1 (3)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 179〜185℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1775,1680,1620,1530,1350cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.50(3H,s),3.65および4.06(2H,AB
q,J=18Hz),3.90(3H,s),5.16(1H,d,J=5Hz),5.78(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.67(2H,s),7.26(1H,d,J=8Hz),7.76(1
H,dd,J=3Hz,8Hz),8.02(2H,bs),8.44(1H,d,J=3Hz),9.4
7(1H,d,J=8Hz) (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 融点 190〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1660,1610,1530,1340cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.68(3H,s),3.02および3.64(2H,AB
q,J=18Hz),3.78(3H,s),4.23(3H,s),4.98(1H,d,J=5H
z),5.45(1H,dd,J=5Hzおよび8Hz),6.55(1H,d,J=11Hz),
6.62(1H,s),6,82(1H,d,J=11Hz),7.16(2H,bs),7.7-7.9
(1H,m),8.1-8.4(1H,m),9.13(1H,bs),9.40(1H,d,J=8Hz) (5)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 177〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1670,1620,1535,1350cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.48(3H,s),3.73および4.17(2H,AB
q,J=18Hz),3.92(3H,s),5.27(1H,d,J=5Hz),5.83(1H,d
d,J=5Hz,8Hz),6.75(2H,s),6.79(1H,s),7.0-7.5(3H,m),
7.7-8.0(1H,m),8.5-8.7(1H,m),9.65(1H,d,J=8Hz) (6)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 175〜180℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530,1290cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.27(3H,t,J=7Hz),2.55(2H,s),3.6
7および4.12(2H,ABq,J=18Hz),4.19(2H,q,J=7Hz),5.23
(1H,d,J=5Hz),5.86(1H,dd,J=5Hzおよび8Hz),6.80(2H,
bs),7.47(1H,d,J=8Hz),8.00(1H,dd,J=2Hzおよび8Hz),
8.05(2H,bs),8.60(1H,d,J=2Hz),9.58(1H,J=8Hz) (7)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)。 融点 165〜170℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1760,1630,1600,1510,1240cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.6-4.4(2H,m),4.32(3H,s),4.52(2
H,bs),5.03(1H,d,J=5Hz),5.71(1H,d,J=5Hz),6.68(1H,
d,J=12Hz),6.95(1H,d,J=12Hz),7.8-8.3(3H,m),8.3-9.
0(2H,m),9.0-9.3(1H,m),10.0(1H,d,J=8Hz) (8)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)オ
キシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−ピ
リジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸
(シン異性体)。 融点 90〜100℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1770,1660,1525cm-1 (9)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
3−ヒドロキシプロピオンアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸。 融点 100〜110℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670-1520,1600,1340,1250cm-1 (10)7−{2−メトキシイミノ−2−[2−(2,2,2−
トリフルオロアセトアミド)チアゾール−4−イル]ア
セトアミド}−3−ビニルチオ−3−セフェム−4−カ
ルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3200,1775,1720,1655,1520,1265,1235,1210
cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):3.48および3.84(2H,ABq,J=18Hz),
3.85(3H,s),5.12(1H,d,J=5Hz)5.33(1H,d,J=16Hz),5.4
2(1H,d,J=9Hz),5.68(1H,dd,J=5Hzおよび8Hz),6.52(1
H,dd,J=9Hzおよび16Hz),7.40(1H,s),9.57(1H,d,J=8H
z) (11)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。 融点 150℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.70(3H,s),4.25(3H,s),4.55(2H,d,
J=8Hz),5.0(1H,d,J=5Hz),5.0-5.2(2H,m),5.47(1H,dd,
J=5Hz,8Hz),5.65-6.1(1H,m),6.55,6.85(2H,ABq,J=11H
z),6.60(1H,s),7.15(2H,s),7.80(1H,d,J=8Hz),8.25(1
H,d,J=8Hz),9.17(1H,s),9.37(1H,d,J=8Hz) (12)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 融点 150℃ IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1600,1520cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.23(3H,t,J=7Hz),2.70(3H,s),4.0
7(2H,q,J=7Hz,13Hz),4.23(3H,s),5.0(1H,d,J=5Hz),5.
50(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.55,6.85(2H,ABq,J=11Hz),6.6
0(1H,s),7.10(2H,ブロ-ド s),7.80(1H,d,J=8Hz),8.25(1H,
d,J=8Hz),9.10(1H,s),9.30(1H,d,J=8Hz) (13)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.75(3H,s),4.65(2H,d,J=5Hz),5.1
-5.5(3H,m),5.7-6.2(2H,m),6.8,7.0(2H,ABq,J=11Hz),
7.8(1H,d,J=8Hz),8.35(1H,d,J=8Hz),8.67(1H,s),9.52
(1H,d,J=8Hz) (14)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 145℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):4.57(2H,d,J=5Hz),5.0-5.4(3H,m),
5.6-6.2(2H,m),6.70(2H,d,J=2Hz),7.35(1H,d,J=8Hz),
7.83(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.47(1H,d,J=2Hz),9.53(1H,
d,J=8Hz) (15)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 145℃(分解) IR(ヌジョ-ル):1760,1660,1600,1530cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):1.28(3H,t,J=6Hz),4.10(2H,q,J=6
Hz,12Hz),5.10(1H,d,J=5Hz)5.63(1H,dd,J=5Hz,8Hz),
6.47,6.65(2H,ABq,J=12Hz),6.68(1H,s),7.10(1H,s),7,
20(1H,d,J=8Hz),7.70(1H,dd,J=2Hz,8Hz),8.40(1H,d,J
=2Hz),9.40(1H,d,J=8Hz) 実施例40 実施例19と同様にして下記化合物を得る。 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)。 融点 165〜170℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1760,1630,1600,1510,1240cm-1 実施例41 実施例22〜24と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−
イル)−3−ヒドロキシプロピオンアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3350,1780,1730,1670,1520,1495,1280,1220
cm-1 (2)7−(2−メトキシイミノ−2−(5−アミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体)。 融点 190〜200℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3150,3300,1760,1670,1600,1520,1340
cm-1 (3)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
{[(Z)−2−[1−(2−アジドエチル)−3−ピリ
ジニオ]ビニルチオ}−3−セフェム−4−カルボン酸
部ベンズヒドリル・トリフルオロメタンスルホン酸塩
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):2125,2100,1775,1680,1640cm-1 (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{[(Z)−2
−[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]−ビ
ニルチオ}−3−セフェム−4−カルボン酸部ベンズヒ
ドリル・トリフルオロメタンスルホン酸塩(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):2130,2100,1780,1670,1630cm-1 (5)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物・
塩酸塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1670,1630,1565,1545,127
5,1220cm-1 (6)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(アンチ異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1670,1610,1520cm-1 (7)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−{[(Z)−2
−[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ]ビニ
ルチオ}−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体)。 IR(ヌジョ-ル):2150,2120,1770,1670,1610cm-1 (8)7−ホルムアルデヒド−3−[(Z)−2−(2−メチ
ル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−
カルボン酸ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3150,1780,1710,1690,1230,1220cm-1 NMR(CDCl3,δ):2.56(3H,s),3.63(2H,bs),5.03(1H,d,J
=5Hz),5.87(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.23(1H,d,J=11Hz),
6.63(1H,d,J=11Hz),6.98(1H,s),7.1-7.6(11H,m),7.6-
7.9(1H,m),8.2-8.3(1H,s),8.3-8.4(1H,m) (9)7−アミノ−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピ
リジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸
部ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3400,1770,1720,1590,1360,1280,1220cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン
異性体)。 融点 185〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3450-3150,3300,1775,1680,1615,1530,1350
cm-1 (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 179〜185℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1775,1680,1620,1530,1350cm-1 (12)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1600,1530,128
0,1220cm-1 (13)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。性
体)。 融点 190〜195℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1660,1610,1530,1340cm-1 (14)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3400,3150,1780,1660,1540,1280,1220cm-1 (15)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 177〜182℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3200,1770,1670,1620,1535,1350cm-1 (16)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1535,1490,128
0,1220cm-1 (17)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1690,1650,1550,1280,1230
cm-1 (18)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 融点 175〜180℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1770,1670,1610,1530,1290cm-1 (19)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1530,1280,1220
cm-1 (20)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボキシレー
ト(シン異性体)。 融点 165〜170℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1760,1630,1600,1510,1240cm-1 (21)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1730,1655,1525,1285,1225
cm-1 (22)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−(2−シクロペンテン−1−イル)
オキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−(3−
ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸(シン異性体)。 融点 90〜100℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3400-3100,1770,1660,1525cm-1 (23)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
3−ヒドロキシプロピオンアミド]−3−[(Z)−2−
(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カ
ルボン酸。 融点 100〜110℃(分解) IR(ヌジョ-ル):3200,1770,1670-1520,1600,1340,1250cm-1 (24)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1530cm-1 (25)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化
物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1630,1520cm-1 (26)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性
体)。IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1610,1520cm-1 (27)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−エトシキイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.3(3H,t,J=7Hz),4.18(3H,s),5.28
(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.70,7.05(2H,
ABq,J=11Hz),6.83(1H,s),7.05-7.60(11H,m),7.90(1H,
d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,s),8.85(1H,s),
9.60(1H,d,J=8Hz) (28)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトシキイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1520cm-1 (29)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトシキイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボキシレート(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1600,1520cm-1 (30)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1600,1520cm-1 (31)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1770cm-1 (32)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1650,1540cm-1 (33)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1530cm-1 (34)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1660,1530cm-1 (35)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1540cm-1 (36)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1520cm-1 (37)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1760,1660,1600,1530cm-1 実施例42 7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(2−メチル−5
−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボ
ン酸ベンズヒドリル(17.5g)のメタノール(90ml)中
懸濁液に、濃塩酸(10.0ml)を加え、混合物を30〜35℃
で2.5時間撹拌する。反応混合物を冷水(250ml)、テト
ラヒドロフラン(250ml)および酢酸エチル(500ml)の
混合物中に注ぐ。この混合物を炭酸水素ナトリウム飽和
水溶液でpH7に調整する。有機層を分取し、塩化ナトリ
ウム飽和水溶液で洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を減圧下に留去して、7−アミノ−3−[(Z)−2
−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セ
フェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(14.1g)を得
る。 IR(ヌジョ-ル):3400,1770,1720,1590,1360,1280,1220cm-1 NMR(DMSO-d6,δ):2.48(3H,s),3.67および4.10(2H,AB
q,J=18Hz),4.87(1H,d,J=5Hz),5.11(1H,d,J=5Hz),6.6
9(2H,s),6.92(1H,s),7.1-7.8(2H,m),8.5(1H,m) 実施例43 実施例43と同様にして下記化合物を得る。 (1)7−[2−(2−トリチルアミノチアゾール−4−
イル)−2−ヒドロキシプロピオンアミド]−3−
[(Z)−2−(3−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3300,1780,1730,1670,1520,1495,1280,1220
cm-1 (2)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
{[(Z)−2−[1−(2−アジドエチル)−3−ピリ
ジニオ)ビニルチオ}−3−セフェム−4−カルボン酸
ベンズヒドリル・トリフルオロメタンスルホン酸塩(シ
ン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):2125,2100,1775,1680,1640cm-1 (3)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−{(Z)−2−
[1−(2−アジドエチル)−3−ピリジニオ)ビニル
チオ}−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・トリフルオロメタンスルホン酸塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):2130,2100,1780,1670,1630cm-1 (4)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物・
塩酸塩(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3350,3150,1780,1670,1630,1565,1545,127
5,1220cm-1 (5)7−ホルムアミド−3−[(Z)−2−(2−メチル−
5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カル
ボン酸ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3150,1780,1710,1690,1230,1220cm-1 (6)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1600,1530,128
0,1220cm-1 (7)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3400,3150,1780,1660,1540,1280,1220cm-1 (8)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1535,1490,128
0,1220cm-1 (9)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1690,1650,1550,1280,1230
cm-1 (10)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3
−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3300,3150,1780,1670,1610,1530,1280,1220
cm-1 (11)7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2−カルボキシメトキシイミノアセトア
ミド]−3−[(Z)−2−(1−メチル−3−ピリジニ
オ)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベン
ズヒドリル・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):3250,3150,1780,1730,1655,1525,1285,1225
cm-1 (12)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニル
チオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
・沃化物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1530cm-1 (13)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]
−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化
物(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1630,1520cm-1 (14)7−[2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)−2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)
−2−(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・
沃化物(シン異性体)。 NMR(DMSO-d6,δ):1.3(3H,t,J=7Hz),4.18(3H,s),5.28
(1H,d,J=5Hz),5.90(1H,dd,J=5Hz,8Hz),6.70,7.05(2H,
ABq,J=11Hz),6.83(1H,s),7.05-7.60(11H,m),7.90(1H,
d,J=8Hz),8.21(1H,d,J=8Hz),8.40(1H,s),8.85(1H,s),
9.60(1H,d,J=8Hz) (15)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(1,2−ジメチル−5−ピリジニオ)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル・沃化物
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1620,1520cm-1 (16)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセトアミド]
−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニ
ルチオ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリ
ル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1770,1670,1600,1520cm-1 (17)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−ホルム
アミドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−
[(Z)−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチ
オ]−3−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル
(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1690,1650,1540cm-1 (18)7−[2−アリルオキシイミノ−2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)−
2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−
セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1530cm-1 (19)7−[2−エトキシイミノ−2−(2−ホルムアミ
ドチアゾール−4−イル)アセトアミド]−3−[(Z)
−2−(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3
−セフェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性
体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1680,1540cm-1 (20)7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(Z)−2−
(2−メチル−5−ピリジル)ビニルチオ]−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ベンズヒドリル(シン異性体)。 IR(ヌジョ-ル):1780,1670,1610,1520cm-1 (21)7−アミノ−3−[(Z)−2−(2−メチル−5−
ピリジル)ビニルチオ]−3−セフェム−4−カルボン
酸ベンズヒドリル。 IR(ヌジョ-ル):3400,1770,1720,1590,1360,1280,1220cm-1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: (式中、Rはアミノ基またはアシルアミノ基、R
    適当な置換基を有していてもよいピリジル基、 Rはカルボキシ基または保護されたカルボキシ基をそ
    れぞれ意味する)で示される新規セフェム化合物および
    その塩。
  2. 【請求項2】Rがアミノ基、低級アルカノイルアミノ
    基、低級アルコキシイミノ基を有するアミノチアジアゾ
    リル(低級)アルカノイルアミノ基、低級アルケニルオ
    キシイミノ基を有するアミノチアジアゾリル(低級)ア
    ルカノイルアミノ基、低級アルキニルオキシイミノ基を
    有するアミノチアジアゾリル(低級)アルカノイルアミ
    ノ基、カルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有する
    アミノチアジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有するアミ
    ノチアジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 シクロ(低級)アルコキシイミノ基を有するアミノチア
    ジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 ヒドロキシイミノ基を有するアミノチアジアゾリル(低
    級)アルカノイルアミノ基、 低級アルコキシイミノ基を有する保護されたアミノチア
    ゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルコキシイミノ基を有するアミノチアゾリル(低
    級)アルカノイルアミノ基、 低級アルケニルオキシイミノ基を有する保護されたアミ
    ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルケニルオキシイミノ基を有するアミノチアゾリ
    ル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルキニルオキシイミノ基を有する保護されたアミ
    ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルキニルオキシイミノ基を有するアミノチアゾリ
    ル(低級)アルカノイルアミノ基、 保護されたカルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有
    する保護されたアミノチアゾリル(低級)アルカノイル
    アミノ基、 保護されたカルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有
    するアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 カルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有するアミノ
    チアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 カルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有する保護さ
    れたアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有する保護
    されたアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ
    基、 シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有するアミ
    ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 ヒドロキシ(低級)アルキル基を有する保護されたアミ
    ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 ヒドロキシ(低級)アルキル基を有するアミノチアゾリ
    ル(低級)アルカノイルアミノ基、 保護されたアミノ基を有するヒドロキシフェニル(低
    級)アルカノイルアミノ基、 フェニル(低級)アルカノイルアミノ基またはシアノ
    (低級)アルケニルチオ(低級)アルカノイルアミノ
    基; Rがピリジル基または低級アルキルピリジル基; Rがカルボキシ基または保護されたカルボキシ基であ
    る特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】Rがアミノ基、低級アルカノイルアミノ
    基、低級アルコキシイミノ基を有するアミノチアジアゾ
    リル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルケニルオキシイミノ基を有するアミノチアジア
    ゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルキニルオキシイミノ基を有するアミノチアジア
    ゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 カルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有するアミノ
    チアジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有するアミ
    ノチアジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 シクロ(低級)アルコキシイミノ基を有するアミノチア
    ジアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 ヒドロキシイミノ基を有するアミノチアジアゾリル(低
    級)アルカノイルアミノ基、 低級アルコキシイミノ基を有するアシルアミノチアゾリ
    ル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルコキシイミノ基を有するアミノチアゾリル(低
    級)アルカノイルアミノ基、 低級アルケニルオキシイミノ基を有するアシルアミノチ
    アゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルケニルオキシイミノ基を有するアミノチアゾリ
    ル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルキニルオキシイミノ基を有するアシルアミノチ
    アゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 低級アルキニルオキシイミノ基を有するアミノチアゾリ
    ル(低級)アルカノイルアミノ基、 エステル化されたカルボキシ(低級)アルコキシイミノ
    基を有するアシルアミノチアゾリル(低級)アルカノイ
    ルアミノ基、 エステル化されたカルボキシ(低級)アルコキシイミノ
    基を有するアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミ
    ノ基、 カルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有するアミノ
    チアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 カルボキシ(低級)アルコキシイミノ基を有するアシル
    アミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有するアシ
    ルアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 シクロ(低級)アルケニルオキシイミノ基を有するアミ
    ノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ基、 ヒドロキシ(低級)アルキル基を有するアル(低級)ア
    ルキルアミノチアゾリル(低級)アルカノイルアミノ
    基、 ヒドロキシ(低級)アルキル基を有するアミノチアゾリ
    ル(低級)アルカノイルアミノ基、 ジオキソ基および低級アルキル基で置換されたピペラジ
    ニルカルボニルアミノ基を有するヒドロキシフェニル
    (低級)アルカノイルアミノ基、 フェニル(低級)アルカノイルアミノ基またはシアノ
    (低級)アルケニルチオ(低級)アルカノイルアミノ
    基; Rがピリジル基または低級アルキルピリジル基; Rがカルボキシ基またはエステル化されたカルボキシ
    基である特許請求の範囲第2項記載の化合物。
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