JPH0641196Y2 - 回転微動装置 - Google Patents
回転微動装置Info
- Publication number
- JPH0641196Y2 JPH0641196Y2 JP1988124363U JP12436388U JPH0641196Y2 JP H0641196 Y2 JPH0641196 Y2 JP H0641196Y2 JP 1988124363 U JP1988124363 U JP 1988124363U JP 12436388 U JP12436388 U JP 12436388U JP H0641196 Y2 JPH0641196 Y2 JP H0641196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- advancing
- fine movement
- screw
- retreating
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- Expired - Lifetime
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は回転微動装置、特に微動調整時に要求される微
動回転を螺子機構によって行う様にした回転微動装置に
関するものである。
動回転を螺子機構によって行う様にした回転微動装置に
関するものである。
[従来の技術] 経緯儀、水準儀、光波距離計等の測量機に於いては、水
平軸或は垂直軸を介して回転可能に望遠鏡を支持する托
架部が脚台等に回転自在に設けられており、更に托架部
の回転を拘束するクランプ機構とクランプ後托架部を微
小回転させ微調整を行う微動機構を有している。
平軸或は垂直軸を介して回転可能に望遠鏡を支持する托
架部が脚台等に回転自在に設けられており、更に托架部
の回転を拘束するクランプ機構とクランプ後托架部を微
小回転させ微調整を行う微動機構を有している。
従来、クランプ機構と微動整機構とを同軸に配設した回
転微動装置としては本願出願人が先の出願、実願昭59-1
329060号(実開昭61-48392号)で提案したものがある。
転微動装置としては本願出願人が先の出願、実願昭59-1
329060号(実開昭61-48392号)で提案したものがある。
以下第3図、第4図に於いて略述する。
脚台等に設けられた軸1の周りを回転可能に托架部2が
設けられ、又該軸1には緊定枠3が回転自在に嵌合され
ている。回転微動装置4はその軸心が前記軸1と直角な
方向に延びる様前記托架部2に設けられ、前記緊定枠3
とは該緊定枠3より延出する腕部5を介して連結されて
いる。
設けられ、又該軸1には緊定枠3が回転自在に嵌合され
ている。回転微動装置4はその軸心が前記軸1と直角な
方向に延びる様前記托架部2に設けられ、前記緊定枠3
とは該緊定枠3より延出する腕部5を介して連結されて
いる。
該腕部5の先端は2股部となっており、該2股部には上
下に回転ピン6,7が平行に設けられ、上回転ピン6は回
転微動装置4の軸心上に配置されている。又、上回転ピ
ン6は回転方向にのみ自在に動き得る様設けられ、下回
転ピン7は固着されており、該上回転ピン6には偏心カ
ム8が固着され、下回転ピン7には該偏心カム8と当接
するL字状レバー9が回転自在に嵌設されている。
下に回転ピン6,7が平行に設けられ、上回転ピン6は回
転微動装置4の軸心上に配置されている。又、上回転ピ
ン6は回転方向にのみ自在に動き得る様設けられ、下回
転ピン7は固着されており、該上回転ピン6には偏心カ
ム8が固着され、下回転ピン7には該偏心カム8と当接
するL字状レバー9が回転自在に嵌設されている。
前記腕部5には半径方向に貫通するプッシュロッド10が
摺動自在に設けられ、プッシュロッド10の一端は前記L
字状レバー9に当接すると共に他端は緊定枠3の内周面
に埋設した緊定駒11に当接している。
摺動自在に設けられ、プッシュロッド10の一端は前記L
字状レバー9に当接すると共に他端は緊定枠3の内周面
に埋設した緊定駒11に当接している。
次に、回転微動装置4は操作部12と反力受部13から成っ
ている。又、操作部12は、中心側より進退軸14、案内筒
15、中間筒16、外筒17を同心に配設した多重円筒構造と
なっており、進退軸14と案内筒15とは螺合し、外筒17は
托架部2に固定され、外筒17と案内筒15とはフランジ部
18を介して固定し、中間筒16は回転自在となっている。
更に、進退軸14には微動摘み19が嵌着され、中間筒16に
はクランプ摘み20が固着されている。該進退軸14の先端
には押ピン21が嵌挿され、該押ピン21は球面座22を介し
て前記上回転ピン6に当接している。前記中間筒16の先
端いは首振り自在で且回転方向には拘束されたジョイン
トスリーブ23が嵌合され、該ジョイントスリーブ23と上
回転ピン6とは係合ピン24を介して連結しており、該係
合ピン24はジョイントスリーブ23に対し軸心方向に摺動
自在となっている。
ている。又、操作部12は、中心側より進退軸14、案内筒
15、中間筒16、外筒17を同心に配設した多重円筒構造と
なっており、進退軸14と案内筒15とは螺合し、外筒17は
托架部2に固定され、外筒17と案内筒15とはフランジ部
18を介して固定し、中間筒16は回転自在となっている。
更に、進退軸14には微動摘み19が嵌着され、中間筒16に
はクランプ摘み20が固着されている。該進退軸14の先端
には押ピン21が嵌挿され、該押ピン21は球面座22を介し
て前記上回転ピン6に当接している。前記中間筒16の先
端いは首振り自在で且回転方向には拘束されたジョイン
トスリーブ23が嵌合され、該ジョイントスリーブ23と上
回転ピン6とは係合ピン24を介して連結しており、該係
合ピン24はジョイントスリーブ23に対し軸心方向に摺動
自在となっている。
前記した反力受部13は、托架部2に螺合した保持筒25
と、該保持筒25に摺動自在に嵌装したスライド筒26と、
保持筒25とスライド筒26との間に圧縮状態で設けたスプ
リング27とから成り、スライド筒26は球面座28を介して
前記上回転ピン6に当接している。
と、該保持筒25に摺動自在に嵌装したスライド筒26と、
保持筒25とスライド筒26との間に圧縮状態で設けたスプ
リング27とから成り、スライド筒26は球面座28を介して
前記上回転ピン6に当接している。
前記クランプ摘み20を回転すると、中間筒16、ジョイン
トスリーブ23、上回転ピン6を介して偏心カム8が回転
し、L字状レバー9を揺動させ、L字状レバー9の揺動
によってプッシュロッド10に半径方向の変位が与えられ
る。即ち、プッシュロッド10に中心方向の変位を与えれ
ば、緊定駒11を軸1に圧接させ緊定枠3は軸1に固定さ
れた状態となり、プッシュロッド10を中心から離反する
方向に変位を与えれば、緊定駒11と軸1との拘束力は解
除され、緊定枠3は軸1に対して回転自在となる。
トスリーブ23、上回転ピン6を介して偏心カム8が回転
し、L字状レバー9を揺動させ、L字状レバー9の揺動
によってプッシュロッド10に半径方向の変位が与えられ
る。即ち、プッシュロッド10に中心方向の変位を与えれ
ば、緊定駒11を軸1に圧接させ緊定枠3は軸1に固定さ
れた状態となり、プッシュロッド10を中心から離反する
方向に変位を与えれば、緊定駒11と軸1との拘束力は解
除され、緊定枠3は軸1に対して回転自在となる。
微動調整を行う時には、クランプ摘み20で緊定枠3を軸
1に固定しておき、微動摘み19を回転する。微動摘み19
を回転させることにより進退軸14が進退するが、緊定枠
3が軸1に固定されているので、進退軸14の動きは軸1
に対する緊定枠3の相対回転として現われ、回転方向の
微動がなされる。
1に固定しておき、微動摘み19を回転する。微動摘み19
を回転させることにより進退軸14が進退するが、緊定枠
3が軸1に固定されているので、進退軸14の動きは軸1
に対する緊定枠3の相対回転として現われ、回転方向の
微動がなされる。
[考案が解決しようとする課題] 上記した様に、微動調整操作で回転方向の変位は、微動
摘み19の回転を螺子機構で直線運動に変換し、更に腕部
5との協働によって、回転変位に変換しているが、従来
の螺子機構では金属製の進退軸14に雄螺子を刻設し、該
進退軸と略同材質の案内筒15に雌螺子を刻設し、両者を
螺合せしめた構造である。ところが、微動摘み19の回転
の感触は、螺合部の摺動状態で決定されるが、金属同志
の摺動であり、時として不連続感(ビビリ又はザラ)を
生じていた。
摘み19の回転を螺子機構で直線運動に変換し、更に腕部
5との協働によって、回転変位に変換しているが、従来
の螺子機構では金属製の進退軸14に雄螺子を刻設し、該
進退軸と略同材質の案内筒15に雌螺子を刻設し、両者を
螺合せしめた構造である。ところが、微動摘み19の回転
の感触は、螺合部の摺動状態で決定されるが、金属同志
の摺動であり、時として不連続感(ビビリ又はザラ)を
生じていた。
本考案は上記実情を鑑み、微動摘みの回転の円滑化を図
り、微動操作時の感触を向上させようとするものであ
る。
り、微動操作時の感触を向上させようとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案は望遠鏡等を支持する托架部の微小回転調整を螺
子機構により行う様にした回転微動装置に於いて、イン
ロー部及び螺子部を形成した進退軸のインロー部を案内
筒に回転且摺動自在に嵌合し、前記螺子部には進退軸材
質より低硬度材質のナットスリーブを螺合せしめ、進退
軸の回転により進退軸が進退動し、該進退動を前記托架
部に伝達する様構成したことを特徴とするものである。
子機構により行う様にした回転微動装置に於いて、イン
ロー部及び螺子部を形成した進退軸のインロー部を案内
筒に回転且摺動自在に嵌合し、前記螺子部には進退軸材
質より低硬度材質のナットスリーブを螺合せしめ、進退
軸の回転により進退軸が進退動し、該進退動を前記托架
部に伝達する様構成したことを特徴とするものである。
[作用] 進退軸を回転することにより、螺子部とナットスリーブ
との螺合で進退じく進退し、該進退軸の回転及び進退は
インロー部と案内筒との嵌合により案内され、更に進退
軸の回転は進退軸とナットスリーブとの材質の相違によ
り円滑さが保証される。
との螺合で進退じく進退し、該進退軸の回転及び進退は
インロー部と案内筒との嵌合により案内され、更に進退
軸の回転は進退軸とナットスリーブとの材質の相違によ
り円滑さが保証される。
[実施例] 以下図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図は該実施例の特に操作部4を示しており、第1図
中第3図、第4図で示したものと同一のものは同符号を
付してある。
中第3図、第4図で示したものと同一のものは同符号を
付してある。
托架部(図示せず)に嵌合固定される外筒17に中間筒16
を回転自在に嵌合し、該中間筒16に案内筒29を回転自在
に嵌合し、該案内筒29には進退軸30を回転自在且摺動自
在に嵌合してある。
を回転自在に嵌合し、該中間筒16に案内筒29を回転自在
に嵌合し、該案内筒29には進退軸30を回転自在且摺動自
在に嵌合してある。
前記中間筒16の先端部31は球面仕上げしてあり、該先端
部31にジョイントスリーブ23が首振り自在に嵌合してあ
る。尚、ジョイントスリーブ23と先端部31間には回止め
ピン32が設けられ、ジョイントスリーブ23と中間筒16と
の回転方向の動きは拘束されている。
部31にジョイントスリーブ23が首振り自在に嵌合してあ
る。尚、ジョイントスリーブ23と先端部31間には回止め
ピン32が設けられ、ジョイントスリーブ23と中間筒16と
の回転方向の動きは拘束されている。
前記外筒17の基部の一部を切欠すると共に中間筒16の基
部にレバー部33を形成し、該レバー部33を外筒基部の切
欠箇所より外部に露出させ更に該欠切箇所部分でレバー
部33が所要の範囲で回動し得る様にする。
部にレバー部33を形成し、該レバー部33を外筒基部の切
欠箇所より外部に露出させ更に該欠切箇所部分でレバー
部33が所要の範囲で回動し得る様にする。
前記案内筒29の基部にはフランジ部34を形成し、該フラ
ンジ部34を前記レバー部33と外筒17の基部に嵌合させ、
レバー部33とフランジ部34とは摺動自在にし、レバー部
33と外筒17の基部とはビス35を螺入することにより固定
している。又、該フランジ部34の基端内面には螺子を刻
設してあり、該螺子に合資樹脂製例えばアセタール樹脂
製のナットスリーブ36を螺合固定する。
ンジ部34を前記レバー部33と外筒17の基部に嵌合させ、
レバー部33とフランジ部34とは摺動自在にし、レバー部
33と外筒17の基部とはビス35を螺入することにより固定
している。又、該フランジ部34の基端内面には螺子を刻
設してあり、該螺子に合資樹脂製例えばアセタール樹脂
製のナットスリーブ36を螺合固定する。
前記進退軸30の先端よりにはインロー部37を形成し、該
インロー部37を前記案内筒29の内面に摺接させ、進退軸
30の基端よりには螺子部38を形成し、該螺子部38を前記
ナットスリーブ36に螺合せしめている。又、進退軸30の
先端部には先端面側より穴39を穿設し、該穴39にピン21
を遊挿している。該ピン21と進退軸30との間には円錐コ
イルスプリング40を設け、該ピン21を穴39の底面に押圧
せしめピン21と進退軸30間のバックラッシを除去してい
る。更に、進退軸30の基端には微動摘み19を嵌合し、押
螺子41によって微動摘み19と進退軸30とを固定してい
る。
インロー部37を前記案内筒29の内面に摺接させ、進退軸
30の基端よりには螺子部38を形成し、該螺子部38を前記
ナットスリーブ36に螺合せしめている。又、進退軸30の
先端部には先端面側より穴39を穿設し、該穴39にピン21
を遊挿している。該ピン21と進退軸30との間には円錐コ
イルスプリング40を設け、該ピン21を穴39の底面に押圧
せしめピン21と進退軸30間のバックラッシを除去してい
る。更に、進退軸30の基端には微動摘み19を嵌合し、押
螺子41によって微動摘み19と進退軸30とを固定してい
る。
クランプ摘み20には先端側、基端側よりそれぞれ袋穴4
2、43が形成され、両袋穴42と43との境には内鍔44が形
成され、該内鍔44の中心を前記ナットスリーブ36が回転
自在に貫通している。該クランプ摘み20は、内鍔44と前
記レバー部33にボルト45を螺入することにより中間筒16
に固定してある。前記一方の袋穴42には外筒17、レバー
部33が遊嵌し、他方の袋穴43には微動摘み19が遊嵌す
る。
2、43が形成され、両袋穴42と43との境には内鍔44が形
成され、該内鍔44の中心を前記ナットスリーブ36が回転
自在に貫通している。該クランプ摘み20は、内鍔44と前
記レバー部33にボルト45を螺入することにより中間筒16
に固定してある。前記一方の袋穴42には外筒17、レバー
部33が遊嵌し、他方の袋穴43には微動摘み19が遊嵌す
る。
尚、ジョイントスリーブ23は第3図、第4図で示された
従来のものと同様上回転ピン6と連結している。又、図
中46はスットパピンであり、進退軸30の必要以上の動き
を規制する。
従来のものと同様上回転ピン6と連結している。又、図
中46はスットパピンであり、進退軸30の必要以上の動き
を規制する。
以下作動を説明する。
クランプ摘み20を回転することにより、中間軸16、ジョ
イントスリーブ23、上回転ピン6を介して偏心カム8が
回転し、緊定枠3が軸1にクランプ或は解除される(第
3図、第4図参照)。
イントスリーブ23、上回転ピン6を介して偏心カム8が
回転し、緊定枠3が軸1にクランプ或は解除される(第
3図、第4図参照)。
クランプ摘み20を操作してクランプ状態とし、微動摘み
19を回転すると、螺子部38とナットスリーブ36との螺合
により、微動摘み19の回転量、回転方向に対応して進退
軸30が軸心方向に進退する。この進退動に於ける案内
は、インロー部37と案内筒29との嵌合によってなされ、
進退軸30の半径方向のガタツキを抑止し、ナットスリー
ブ36に不要の負荷が作用するのを防止する。
19を回転すると、螺子部38とナットスリーブ36との螺合
により、微動摘み19の回転量、回転方向に対応して進退
軸30が軸心方向に進退する。この進退動に於ける案内
は、インロー部37と案内筒29との嵌合によってなされ、
進退軸30の半径方向のガタツキを抑止し、ナットスリー
ブ36に不要の負荷が作用するのを防止する。
前記した様に微動摘み19を回転した際の感触は螺合部の
状態が大きな要因となるが、該実施例では螺合部の一方
が合成樹脂製であるので、動きが円滑であると共に不連
続感がなく、操作感触は著しく良い。
状態が大きな要因となるが、該実施例では螺合部の一方
が合成樹脂製であるので、動きが円滑であると共に不連
続感がなく、操作感触は著しく良い。
次に、第2図は他の実施例を示すものであり、該実施例
では進退軸30の基部側にインロー部37′を追加し、進退
軸30の動きを完全に案内筒29で案内する様にし、ナット
スリーブ36′に掛かる半径方向の負荷を更に軽減し、又
ナットスリーブ36′を案内筒29に直接螺合固定する替り
に、リングナット47を用いて、ナットスリーブ36を案内
筒29とリングナット47間で挾設固定したものである。
では進退軸30の基部側にインロー部37′を追加し、進退
軸30の動きを完全に案内筒29で案内する様にし、ナット
スリーブ36′に掛かる半径方向の負荷を更に軽減し、又
ナットスリーブ36′を案内筒29に直接螺合固定する替り
に、リングナット47を用いて、ナットスリーブ36を案内
筒29とリングナット47間で挾設固定したものである。
尚、ナットスリーブの取付方法、取付位置については案
内筒の先端に取付てもよく、或いはインロー部の設ける
位置を受更すること、更にナットスリーブ36の材質をア
ルミニウム、黄銅等硬度の低い非鉄材料とすること等、
本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々受更を加え得るこ
とは無論である。
内筒の先端に取付てもよく、或いはインロー部の設ける
位置を受更すること、更にナットスリーブ36の材質をア
ルミニウム、黄銅等硬度の低い非鉄材料とすること等、
本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々受更を加え得るこ
とは無論である。
[考案の効果] 以上述べた如く本考案によれば、微動機構部の螺子部の
一方を低硬度材料とし螺子部の摺動動作を円滑にしたの
で、微動操作の感触が向上し、微動操作の精度を向上さ
せ得ると共に感触の良さによる製品の品質の向上が図れ
る。
一方を低硬度材料とし螺子部の摺動動作を円滑にしたの
で、微動操作の感触が向上し、微動操作の精度を向上さ
せ得ると共に感触の良さによる製品の品質の向上が図れ
る。
第1図は本考案の第1の実施例を示す断面図、第2図は
同前第2図の実施例を示す断面図、第3図は従来例の断
面図、第4図は該従来例の緊定機構部を示す分解斜視図
である。 2は托架部、3は緊定枠、4は回転微動装置、12は操作
部、13は反力受部、29は案内筒、30は進退軸、36,36′
はナットスリーブ、37,37′はインロー部、38は螺子部
を示す。
同前第2図の実施例を示す断面図、第3図は従来例の断
面図、第4図は該従来例の緊定機構部を示す分解斜視図
である。 2は托架部、3は緊定枠、4は回転微動装置、12は操作
部、13は反力受部、29は案内筒、30は進退軸、36,36′
はナットスリーブ、37,37′はインロー部、38は螺子部
を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】望遠鏡等を支持する托架部の微小回転調整
を螺子機構により行う様にした回転微動装置に於いて、
インロー部及び螺子部を形成した進退軸のインロー部を
案内筒に回転且摺動自在に嵌合し、前記螺子部には進退
軸材質より低硬度材質のナットスリーブを螺合せしめ、
進退軸の回転により進退軸が進退動し、該進退動を前記
托架部に伝達する様構成したことを特徴とする回転微動
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988124363U JPH0641196Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 回転微動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988124363U JPH0641196Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 回転微動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245496U JPH0245496U (ja) | 1990-03-28 |
JPH0641196Y2 true JPH0641196Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31374026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988124363U Expired - Lifetime JPH0641196Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | 回転微動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641196Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6148392B2 (ja) * | 1982-12-29 | 1986-10-23 | Matsushita Electric Works Ltd | |
JPS6276552U (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0348556Y2 (ja) * | 1984-09-01 | 1991-10-16 |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP1988124363U patent/JPH0641196Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6148392B2 (ja) * | 1982-12-29 | 1986-10-23 | Matsushita Electric Works Ltd | |
JPS6276552U (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0245496U (ja) | 1990-03-28 |
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