JPS6257460B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転自在な部材の回転軸線を調心する
ために使用するための調心取付け具に関するもの
である。

本発明は回転自在な工作物係合部材、たとえ
ば、特開昭56−52106号公報に開示されているよ
うな調節自在な主軸端に装架されるホーニング用
の心棒等の回転自在な部材を調心し且つ位置決め
するために特に有用である。主題の取付け具は回
転可能な部材の回転軸線を調心し且つ位置決めす
るための主軸端の正確な調節を可能にするために
特に有用である。

たとえば円筒状の表面に機械仕上げまたはその
他の工作を施すために回転部材を使用する問題の
１つは、固定された軸線の周りにおける回転自在
な部材の回転のわずかな変動でも排除されること
ができる程に正確に部品を製造することが不可能
であることである。不適当な取扱いやその他の原
因によつて引き起された部品の歪ならびに摩損の
みならず、部品の極く僅かな製造上の公差によつ
ても誤差が生じる。

そして、この誤差は通常の作動中における回転
自在な部品の整列不良または偏心運動として表面
に現われる。前述の特開昭56−52106号公報に
は、支持されている回転自在な工作物係合部材の
軸線の向き即ち傾斜を調節し且つこの軸線の位置
を横方向に調節することのできる回転自在な機械
の装架構体即ち主軸端の構造が開示されている。
本発明の調心取付け具は回転自在な部材の回転軸
線を調心し且つ位置決めする場合この種の主軸端
とともに使用されるように設計されている。この
目的で、主題の取付け具は、工作機械たとえばホ
ーニング盤の調心されるべき工作物係合用の回転
自在な部材またはこれに取付けられたスリーブに
隣接して装架される。取付け具をこのように位置
決めして幾つかの異つた位置において回転自在な
部材と係合させることによつて主軸端の工作物係
合部材の軸線を正確に調心し位置決めすることが
できる。このようにして、機械部品内のわずかな
製造誤差あるいは公差、および回転自在な部材お
よびその部材のための装架装置の例え僅かな欠陥
でさえもこれを排除し且つ磨耗を補正して極めて
正確な回転調心を行うことができる。さらに、こ
の調心取付け具を使用することによつて、異つた
心棒が機械に装架されるたびにこの心棒を迅速且
つ正確に調心し且つ位置決めすることができる。
また、この取付け具は異つた長さの回転自在な部
材を調心し且つ位置決めするためにも使用するこ
とができる。

したがつて、回転自在な工作物係合部材を使用
した工作機械例えばホーニング盤等の精度を増大
することができる調心取付け具を提供することが
本発明の第１の目的である。

本発明の他の目的は、回転自在な部材の回転軸
線の正確な調心と位置決めに使用できる、取付け
と作動とが比較的に簡単且つ容易な調心取付け具
を提供することである。

本発明の更に他の目的は、調心の目的で回転自
在な部材にその軸線方向に離隔された位置におい
て係合可能であり、この係合装置の相互間の軸線
方向の間隔を調心されるべき回転自在な部材の長
さによつて調節できるようにした調心取付け具を
提供することである。

本発明の更に他の目的は、製造公差、部品の磨
耗、および不適当な取扱いにより引き起される欠
陥に起因した回転自在な部材のわずかな整列不良
誤差でさえこれを排除することができる調心取付
け具を提供することである。

本発明の更に他の目的は、工作機械の作動位置
に調心取付け具を取付けるための比較的に簡単な
装置を提供することである。

本発明の更に他の目的は、工作機械の調心され
るべき回転自在な部材に隣接した所定の位置に調
心取付け具を予定どおりに固定し、しかもこの調
心取付け具および調心されるべき回転自在な部材
に接触するこの取付け具の部品の位置を或る程度
調節出来るようになつた調心取付け具を提供する
ことである。

本発明の更に他の目的は、調節自在な装架構体
に回転可能に装架された部材の正確な軸線の調心
を可能にすることができる調心取付け具を提供す
ることである。

本発明の更に他の目的は、回転自在な部材がそ
の真の軸線の周りに揺れをできるだけ少くして回
転するように部材の回転軸線を位置決めすること
ができる調心取付け具を提供することである。

本発明の更に他の目的は、部品が磨耗を考慮に
入れて回転自在な部材の回転軸線を設定すること
ができる調心取付け具を提供することである。

本発明の調心取付け具の上記ならびにその他の
目的および利点は添付図面についての以下の詳細
な説明から明らかとなるであろう。

添付図面において、本発明にしたがつて構成さ
れた取付け具が全体を符号２０で示されている。
第１図にはこの取付け具２０は固定された位置に
維持されている軸２２に装架されていものとして
示されている。この取付け具２０は２つの互いに
離隔された工作物係合用の接触子２４および２６
（第２図）を有し、これらの接触子は、調心され
るべき回転自在な部材、たとえばホーニング盤の
心棒３０の工作物係合部分２８上に位置決めされ
たスリーブ様の部材、たとえばスリーブ３１の外
側表面に沿つた互いに軸線方向に離隔された位置
に係合する。スリーブ３１はホーニングされるべ
き仕上げ孔と同じ大きさの直径の内側表面と、後
に明らかとなる理由でこの内側表面と同心をなし
ている外側表面とを有する。心棒３０は米国特許
第2376851号明細書および特開昭55−95801号公報
等に記載されているようなアダプタ３２により支
持される。このアダプタ３２は回転自在な主軸端
構体３６に設けられている孔腔３４内に装架され
ている。主軸端構体３６は前述の特開昭55−
95801号公報に開示されている手段により心棒３
０の回転軸線を調心し且つ位置決めするように調
節可能である。本発明の取付け具２０は主軸端構
体３６と連結して使用されて心棒３０を調心し、
その回転軸線を心棒の真の軸線と合致させ、それ
により揺れを防止あるいはでるだけ少くし、偏心
をなくしあるいはできるだけ少くするように心棒
を主軸端に関して位置決めすることができる。こ
の取付け具２０を用いるために２段階が必要とさ
れる。第１段階は、２つの互いに離隔された接触
子を使用して心棒がホーニングと石と心棒の真の
軸線との周りで回転するようにこの心棒を調心す
ることである。また第２段階は、ホーニング中の
心棒とホーニングと石の運動の偏心度をできるだ
け少くするように接触子の１つだけを使用して心
棒を側方に位置決めすることである。

本発明の調心取付け具を理解するために、この
調心取付け具がいかに使用されるかについて説明
する。第１図および第２図において、本発明の装
置が、調心されるべき心棒３０に平行に離隔され
た関係をなしている固定された軸２２に装架され
ている。このように装架された場合、この取付け
具２０を軸２２の周りに回転してスリーブ係合用
の接触子２４および２６をスリーブ３１と係合さ
せることができる。心棒の回転軸線の角度的な不
整合即ち傾斜を、例えば特開昭56−52106号公報
に開示された装置等で是正するときにはこの取付
け具２０は固定されないが、心棒の横方向の位置
を是正する場合にはこの取付け具は固定用のレバ
ー４０によつて所定の位置に固定される。この固
定用のレバー４０はハウジング４４の細長い開口
４２を通つて延びている。ハウジング４４は割れ
目を有する外方に延びた装架部分４６（第４図）
を有しており、この装架部分には軸２２が貫通す
る孔腔４８が形成されている。固定用レバー４０
はカラー５０に取付けられ、このカラー５０はね
じ山を切られた部材５２上に装架されている。こ
の部材５２は、装架部分４６の部分５６に設けら
れている孔５４を通つて延び割り部分６０（第４
図）に設けられているねじ孔５８と協同してい
る。レバー４０が一方向に動かすと、ねじ山を切
られた部材５２によつて部分５６および６０が軸
２２の取付け具２０の固定位置に固定される。固
定用のレバー４０を反対方向に動かすと、この取
付け具２０は軸２２上で自由に回転できるように
なる。

軸２２には環状の取付け具位置決め用のみぞ６
２が中間位置に形成されている。割り部分６０に
はばね部材６４（第４図および第６図）が取付け
られている。ばね部材６４は部分６０に形成され
ている開口６８を通つて孔腔４８内へ延びるプラ
ンジヤ６６を有する。プランジヤ６６は、取付け
具２０が軸２２上に位置決めされた場合、この取
付け具を位置決めし且つ前記軸に沿つて軸線方向
に運動することを防止するように軸２２のみぞ６
２と協同する。みぞ６２の位置は、工作物係合部
材即ち接触子２４および２６を位置決めして、ホ
ーニング部分即ち工作物係合部分２８を取囲んで
心棒３０に装架されたスリーブ３１と心棒３０に
沿つて互いに軸線方向に離隔された位置において
係合するように選択されている。

装架部分４６の一端はハウジング４４内へ延
び、その一部分７０は、互に整合したハウジング
の孔７６，７８を通つて延びるピボツト部材７２
（第４図および第６図）と７４（第３図）とによ
りハウジング４４の互いに対向した側壁に回転自
在に連結されている。部分７０の内側表面は細長
い腕８０の一方の端部に取付けられている。この
細長い腕はハウジング４４の内側に沿つて延び、
貫通したねじ孔８４を有する管状部材８２に他方
の端部が取付けられている。ねじ孔８４は、ハウ
ジング４４の上壁に回転するように軸支されたね
じ山付きの部材８６と協同する。調節用のつまみ
８８をハウジング４４と係合するように押し付け
るコイルばね８５が管状部材８２の孔８７の中に
位置決めされている。つまみ８８はねじ山を切ら
れた部材８６の上端部に設けられ、このつまみ８
８を回転することによつてハウジング４４をピボ
ツト部材７２および７４の周りに腕８０に関して
動かし、それによつて、ハウジング４４に装架さ
れた接触子２４および２６がわずかにピボツト部
材７２および７４の周りに回転することができ
る。管状部材８２は、部材８６のためのねじ山に
よる連結を提供する以外に、ピボツト部材７２お
よび７４に関してのハウジング４４の可能な角運
動の量をも制限する。心棒３０の回転軸線を位置
決めするとき、取付け具２０は手でかなり正確に
所定位置に装架し固定することができる。後述す
るように、つまみ８８による調節は微細な調節を
するときにのみ必要である。

取付け具２０が所定の位置に装架されると、接
触子２４，２６は心棒の部分２８を取囲んで装架
された調心用のスリーブ３１と係合せしめられ
る。然しながら、心棒３０を調心し且つ位置決め
するため、前述の特開昭56−52106号公報に開示
されているように主軸端構体３６内の装置により
実際の調節がなされる。したがつてこの取付け具
２０は、主軸端３６が適当な調節状態にある場合
これを知るための装置として必要である。

ハウジング４４の上側の表面には、レバー４０
のための開口４２の近くに細長い弓形状の開口９
０（第１図）が形成されている。開口９０は、中
心にゼロ位置を有してその対向両側に等間隔に度
盛られた目盛り９２を有する。可動指針９４は目
盛り９２の前方の開口９０内に見える表示端部を
有し、後述するように前記ハウジング内で運動す
るように装架されている。指針９４は軸９８によ
りハウジング４４に軸支されたほぼ円筒状の部材
９６（第５図から第７図）に連結されている。部
材９６は、部材１０５（第６図）によつてハウジ
ング４４の側壁に軸支されているベルクランク部
材１０４の一方の端部１０２に係合する切欠き１
００をその片側に有する。部材９６は、ワイヤば
ね１０６によりベルクランク１０４と係合するよ
うに偏倚されている。このワイヤばね１０６の一
方の端部は部材９６の孔１０８内へ延び、そこか
らばね調節用カム１１０（第６図）の周りに延
び、他方の端部は１１２においてハウジング４４
に固定されている。

ベルクランク１０４（第５図）は切欠き１００
と係合する端部１０２から延び、ハウジング４４
に取付けられた軸１１６と協同する孔１１４によ
りハウジング４４に枢着されている。ベルクラン
ク１０４はまた一方の端部に空洞１１８を有し、
この空洞内に接触子２４が位置決めされ、かしめ
られて固定される。接触子２４は比較的に硬質の
耐摩耗性の材料から作られ、小型の金属性のボー
ル部材である。ベルクランク１０４は他のばね調
節用のカム１２２（第６図）の周りに延びている
他のワイヤばね１２０の一方の端部を受けるため
の装置を有し、このワイヤばね１２０の端部はハ
ウジング４４に堅固に固定されている。ワイヤば
ね１２０は、前記ベルクランク１０４に押し込め
られている他の小型の金属製のボール１２１を介
してベルクランク１０４を部材９６と係合するよ
うに押し付け、且つまたハウジング４４上の通常
外方に延びた位置へ接触子２４を押し付ける。

ハウジング４４は１対の互いに平行に離隔され
た内壁１２４および１２６（第６図）を有し、こ
の内壁１２４，１２６は第１図に明瞭に示されて
いる１列のハウジング開口１２８，１３０および
１３２の対向両側に位置決めされている。ハウジ
ング４４の一方の側の隣接する開口１３４の一部
もまた同一列内にある。ブロツク１３６（第６
図）が壁１２４と１２６との間の空所内に滑動自
在に位置決めされている。ブロツク１３６には４
個の整列されたねじ孔１３８，１４０，１４２お
よび１４４が貫通して設けられ、このブロツク１
３６は一方の側面近くの頂部表面から突出した突
出部１４６（第７図）を有し、この突出部１４６
はハウジング壁部材１４８に設けられているみぞ
１４７と滑動自在に協同する。ブロツク１３６に
は、相互間のゆるみを防止するためにハウジング
の内壁１２６と滑り係合をなす彎曲したばね部材
１５４を受け入れるための切欠き１５２が一側面
に形成されている。

孔１２８〜１３４とねじ孔１３８〜１４４はブ
ロツク１３６の各種の位置において互いに整列す
るように動くことができる。互いに整合した孔と
ねじ孔とはねじ山を切られた部材１５６（第８
図）を受け入れることができる。この部材１５６
の一方の端部には接触子２６がかしめられ、他方
の端部にはつまみ部分１５８が固定されている。
部材１５６は孔１２８から１３４までの中の選択
された孔を貫通して延び且つ対応して整合されて
いる孔１３８から１４４までの１つとねじ山で係
合することができる。したがつて、部材１５６は
ハウジング４４を完全に貫通して延び、接触子２
６とこの接触子と整列してばねで押し付けられて
いる接触子２４とは心棒に沿つて互いに離隔され
た位置において心棒部分２８またはスリーブ３１
と係合するように動くことができる。どの孔およ
びねじ孔に部材１５６を取付けるかの選択は心棒
部分２８の長さ次第である。部分２８の長さに応
じて接触子２４と接触子２６との間隔を調節する
ことができる。心棒部分２８がハウジング４４の
幅より長ければ、部材１５６をブロツク１３６の
一番はしのねじ孔１４４に取付けるべきであり、
ブロツク１３６は平行な壁部分１２４と１２６と
の間においてハウジングから滑り出ることができ
るが、ブロツク１３６の一側面上の突出部１４６
がハウジング閉鎖部材１４８に設けられたみぞ１
４７の端部に係合することによりこのブロツク１
３６の運動が制限される。接触子２４と２６とが
さらに離隔されれば整列の精度は更に高くなるで
あろう。

主題の取付け具２０を使用して、心棒たとえば
前述の米国特許願の明細書に開示されている調節
自在な主軸端とともに利用される心棒を整列する
ためには、内側表面と外側表面とが同心であり且
つその内径がホーニングされるべき孔の所望の仕
上り寸法に等しい寸法を有するスリーブ３１を心
棒３０のホーニング用部分２８の嵌装する。この
スリーブ３１はホーニング中における心棒の実際
の状態を確立するため用いられるものである。心
棒のシユウとと石とがスリーブ３１の内側表面と
しつくりと係合するように心棒部分２８にスリー
ブを位置決めし且つと石を半径方向外方に調節し
て取付けが終る。次に、取付け具２０を軸２２に
締め付ける前に、接触子２４がスリーブ３１の外
側表面に係合するようにこの取付け具を本来の位
置へ動かす。次で、接触子２６を同様にスリーブ
３１の外側表面に係合するように調節する。この
位置において、主軸端構体３６の、前方の一組の
調節ねじを、両方の接触子２４および２６がスリ
ーブ３１の外側表面に係合した状態で取付け具の
スケールの読みが同一になるように例えば前述の
特開昭56−52106号公報に記載された装置等によ
つて主軸端構体を調節して心棒３０の角度的な不
整合を是正する。この状態になつた場合、心棒の
軸線がホーニング盤の主軸と角度的に真に整列す
る。心棒３０は整列中幾つかの異つた位置へ回転
されるべきである。その目的は、取付け具２０が
心棒３０のどの回転位置に来ても同じ読み、例え
ばスケールの中心にあるゼロ読みになるように主
軸端構体３６を調節するためである。かくして、
わずかな手数で、心棒の回転軸線を正確に整列す
ることができる。

両方の接触子２４および２６を使用して心棒の
角度的な整列を行つた後に、固定用のレバー４０
を固定位置に回動して取付け具２０を軸２２に固
定する。次に、接触子２６を後退して、接触子２
４のみをスリーブ３１の外側表面と係合させる。
次に、主軸端構体３６の後部にあるねじ山が切ら
れた調節部材を調節して、心棒の軸線がホーニン
グ盤の主軸の軸線と一致するように調節する。こ
の調節を行つているとき、指針９４をつまみ８８
の調節によりゼロに維持することができる。心棒
の軸線を正確に位置決めするためには、スリーブ
３１が嵌挿され且つ接触子２４がこのスリーブに
係合した状態で心棒を回転しても取付け具の読み
にいささかの変化も生じないようにすべきであ
る。

前述のように、心棒が整列され且つ位置決めさ
れた後に、スリーブ３１を前記心棒から取外す。
この時には、心棒は極めて精確にホーニングをす
ることができる状態にある。主題の取付け具はま
た、摩耗を補正し且つ作動を改善するように心棒
の整列と位置とを迅速且つ正確に確かめるための
装置としても使用できる。以上において、本発明
の取付け具をホーニング盤と関連して説明した
が、同一または同様な目的でその他の回転自在な
工作物係合部材を含むその他の回転自在な部材と
関連して使用することができることは明らかであ
る。

以上において、求められている全ての目的と利
点を達成する新規な調心位置決め取付け具を開示
したが本発明の範囲と精神とを逸脱することなく
これに各種の変化、変更を施し得ることはもちろ
んである。

【図面の簡単な説明】

第１図は調節自在な主軸端構体に装架された心
棒と作動係合をしてホーニング盤に装架された本
発明による取付け具を示す頂部平面図、第２図は
第１図の２−２線における一部断面による端面
図、第３図は第１図の３−３線における取付け具
の側面図、第４図は第１図の４−４線における拡
大横断面図、第５図は第１図の５−５線における
要部拡大断面図、第６図は底壁を取外された第３
図の６−６線における取付け具の底面図、第７図
は第１図の７−７線における要部拡大断面図、第
８図は本発明の装置に使用される調節自在な工作
物係合用の接触子組立体の側面図、第９図は調節
自在な工作物係合用の接触子間の距離を増加する
ために装架装置を引き出した状態を示す以外は第
２図に類似した端面図である。 ２０……取付け具、２２……軸、２４，２６…
…工作物係合用の接触子、３０……ホーニング用
の心棒、３１……スリーブ、３２……アダプタ構
体、３６……主軸端構体、４０……固定用のレバ
ー、４２……細長い開口、４４……ハウジング、
４６……割り装架部分、５０……カラー、５２…
…ねじ山が切られた部材、５６……部分、５８…
…ねじ孔、６０……割り部分、６４……ばね部
材、７２……ピボツト部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 回転自在な部材とこれに対して離隔された軸
   とを有する装置の前記回転自在な部材の回転軸線
   を調心するための調心取付け具において、第１と
   第２の端部分を有するハウジング構造体と、該ハ
   ウジング構造体を前記軸に枢動可能に装架するた
   めに前記ハウジング構造体の一方の端部に設けら
   れた装置と、調心されるべき前記回転自在な部材
   に係合するように前記第２の端部分に隣接して設
   けられた係合装置とを備え、該係合装置は、前記
   回転自在な部材の軸線に沿つて軸線方向に離隔さ
   れた位置において前記回転自在な部材に係合する
   １対の互に離隔された接触子を有し、前記１対の
   互に離隔された接触子の中の一方の接触子は前記
   ハウジング構造体とねじ山で係合可能な装置を有
   し、他方の接触子は前記ハウジング構造体に該他
   方の接触子を枢動自在に装架する装置とを有し、
   更に、前記ハウジング構造体に設けられた目盛り
   装置と、この目盛り装置に隣接して設けられて目
   盛りの読みを提供する可動の第１の部分と前記他
   方の接触子に作動関係で連結された第２の部分と
   を有する可動のインヂケータと、前記ハウジング
   構造体を前記軸に固定するための装置とを備えた
   調心取付け具。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の調心取付け具
   において、前記１対の互に離隔された接触子の中
   の前記一方の接触子を収容するために前記ハウジ
   ング構造体に設けられた離隔した装置を有し、こ
   の装置は複数個の互に離隔した貫通開口を有する
   調心取付け具。 ３ 特許請求の範囲第１項に記載の調心取付け具
   において、前記ハウジング構造体に設けられて前
   記他方の接触子を支持する支持装置と、該支持装
   置を偏倚することによつて前記他方の接触子を前
   記ハウジング構造体から突出した位置に動かす装
   置とを有する調心取付け具。 ４ 特許請求の範囲第１項に記載の調心取付け具
   において、前記ハウジング構造体の前記軸上にお
   ける軸線方向の運動を防止する装置を有する調心
   取付け具。 ５ 回転自在な部材を有する装置の該回転自在な
   部材の回転軸線を調心するための調心取付け具に
   して、前記回転自在な部材を有する装置は、前記
   調心すべき回転自在な部材の回転中にこの回転自
   在な部材を支持するための支持装置と、該回転自
   在な部材の回転の中心を決めるための装置とを有
   し、前記調心取付け具は、対向両端部分を有する
   ハウジング構造体と、該ハウジング構造体の一方
   の端部分に隣接して設けられて前記整列され且つ
   位置決めされるべき回転自在な部材に関して前記
   ハウジング構造体の他方の端部分を動かすように
   このハウジング構造体を装架する装置と、前記整
   列され且つ位置決めされるべき回転自在な部材に
   係合するように前記他方の端部分に隣接して設け
   られた係合装置とを有し、該係合装置は、第１の
   接触子と、前記ハウジング構造体および前記整列
   され且つ位置決めされるべき回転自在な部材とに
   関して前記第１の接触子を運動するように該第１
   の接触子を枢動自在に装架するために前記ハウジ
   ング構造体に設けられた装置とを有し、更に、前
   記ハウジング構造体に設けられた目盛り装置と、
   前記可動の第１接触子の位置が前記ハウジング構
   造体上の可動の接触子の相対位置を前記目盛り上
   に表示するように前記可動の第１接触子に作動的
   に連結された可動のインジケータと、前記可動の
   第１接触子を前記回転自在な部材に係合させてこ
   のハウジング構造体を固定位置に固定するための
   装置と、前記回転自在な部材に前記ハウジング構
   造体に沿つて離隔された軸線方向の位置で係合す
   るための位置にして前記第１の接触子から離隔さ
   れてハウジング構造体に設けられた第２の接触子
   と、両方の接触子が前記回転自在な部材の係合し
   たときにこの回転自在な部材が整列され且つ位置
   決めされるように前記第２の接触子の位置を調節
   するための装置とをも備えた調心取付け具。 ６ 特許請求の範囲第５項に記載の調心取付け具
   において、前記回転自在な部材は半径方向に動く
   ことができると石を有するホーニング用の心棒で
   あり、更に、前記心棒の調心と位置決めのときに
   前記第１と第２の接触子が係合するように前記ホ
   ーニング用の心棒に装架されたスリーブをも備え
   た調心取付け具。 ７ 特許請求の範囲第５項に記載の調心取付け具
   において、前記第２の接触子を運動可能な前記第
   １の接触子から離れた異つた位置に装架するため
   に前記ハウジング構造体に設けられた装置を備え
   た調心取付け具。 ８ 特許請求の範囲第５項に記載の調心取付け装
   置において、前記ハウジング構体を前記回転自在
   な部材に関しその軸線方向に固定された位置に維
   持するための装置を備えた調心取付け具。