JP3530809B2 - 所定回転未満ダイヤルゲージ - Google Patents

所定回転未満ダイヤルゲージ

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JP3530809B2 JP2000233537A JP2000233537A JP3530809B2 JP 3530809 B2 JP3530809 B2 JP 3530809B2 JP 2000233537 A JP2000233537 A JP 2000233537A JP 2000233537 A JP2000233537 A JP 2000233537A JP 3530809 B2 JP3530809 B2 JP 3530809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤルゲージに係
り、指針の読み取り範囲を1回転あるいは2回転以上の
所定回転未満に限定して使用する所定回転未満ダイヤル
ゲージに関する。
【0002】
【背景技術】短針の読み誤りを防ぐ目的で長針の読み取
り範囲を所定回転、例えば、1回転未満に限定して使用
するダイヤルゲージ(以下、1回転未満ダイヤルゲージ
という。)が知られている。従来の1回転未満ダイヤル
ゲージは、スピンドルストロークの限定された範囲内で
しか長針が動作しない構造になっている。すなわち、例
えばスピンドルストロークが4mmの場合、そのうちの始
めの0〜0.1mmの部分のみで長針が1回転して測定が可能
となっている。
【0003】図15乃至図18は、従来の異なる2種の
1回転未満ダイヤルゲージを示すものであり、図15は
セクタギヤ方式、図16乃至図18はラック・ピニオン
方式である。
【0004】図15のダイヤルゲージ1は、指針32及
び目盛り板(図示省略)が収納されるケース本体2を備
え、このケース本体2をスピンドル3が貫通し、ケース
本体2に摺動自在に支持されている。スピンドル3の軸
方向の摺動により、後に詳述するように、セクタギヤ4
を含む運動変換機構を介して指針32が回動して、スピ
ンドル3の摺動量を表示するものである。スピンドル3
には、その軸方向の中間部分にスピンドル3の径方向外
側に突出する係合ピン5が固定的に設けられている。
【0005】セクタギヤ4は、略T字状に形成され、そ
の一方の端部、すなわち、T字の柄部分の端部がセクタ
軸6によってケース本体2に回動自在に支持され、他の
端部には、ギヤ部7が形成されている。セクタギヤ4の
中間部分には、略ベルクランク状(くの字状)の腕9が
支軸7Aを中心に回動可能に設けられている。この腕9
の一端には、係合ピン5に当接するアームピン8が突設
されており、かつ、腕9のアームピン8が設けられた端
部とは反対側の端部9Aは、セクタギヤ4に設けられた
停止ピン7Bに当接可能にされている。
【0006】スピンドル3は、ばね10により先端の測
定子301がケース本体2から図15中矢印Aで示す下
方に突出するように付勢されている。これにより、係合
ピン5も下方に付勢されてアームピン8に当接され、さ
らに、腕9が支軸7Aを中心として時計方向に付勢され
て端部9Aは停止ピン7Bに当接されている。従って、
セクタギヤ4はセクタ軸6を中心にして時計方向に回動
するよう付勢され、ギヤ部7の左端が後述する一対のス
トッパ16,17のうちの一方、下点ストッパー17に
当接されて停止されている。
【0007】セクタギヤ4のギヤ部7は、マスタピニオ
ン11に噛合しており、マスタピニオン11と同軸に大
歯車12が一体的に設けられ、この大歯車12は、指針
32の軸32Aを回転させるセンターピニオン15と噛
合されている。また、セクタギヤ4は、マスタピニオン
11と同軸に配置されたぜんまいばね33により、マス
タピニオン11を介してセクタ軸6を中心として矢印C
で示されるように図中反時計回りに回動するよう付勢さ
れている。
【0008】これにより、セクタギヤ4は矢印Dで示さ
れるように反時計回りに回動付勢され、停止ピン7B及
び腕9を介してアームピン8が係合ピン5と当接する方
向に付勢されている。この際、ぜんまいばね33の付勢
力は、ばね10の付勢力に比べて格段に小さいため、ス
ピンドル3に何ら力が作用しないときは、ばね10の付
勢力によってスピンドル3が下方に突出され、かつ、セ
クタギヤ4のギヤ部7が下点ストッパー17に当接され
る図15、図示の状態となっている。また、ギヤ部7
は、上点ストッパー16と下点ストッパー17との間で
のみ回転移動しうるようになっており、この上点ストッ
パー16と下点ストッパー17との位置を適宜に設定す
ることにより、指針32が1回転以上回転しないように
規制されている。
【0009】以上の構成において、スピンドル3に外部
から何ら力を加えない状態では、ばね10の付勢力によ
り、スピンドル3が最下方に位置している。この際、ス
ピンドル3の下方への移動により係合ピン5も下方に移
動されるため、アームピン8、腕9、停止ピン7Bを介
してセクタギヤ4が時計方向に付勢され、セクタギヤ4
のギヤ部7の図中左端部は下点ストッパー17により係
合されている。この状態から、被測定物の変位量に応じ
てスピンドル3を図15中矢印Bで示す上方に変位さ
せ、スピンドル3が移動し始めると、スピンドル3の動
きに伴って係合ピン5が上昇する。
【0010】一方、セクタギヤ4は、ぜんまいばね33
により反時計回り方向に付勢されている。このため、セ
クタギヤ4が反時計回り方向に回転し、アームピン8が
係合ピン5に追随して上昇するとともに、ギヤ部7がマ
スタピニオン11を時計方向に回転させる。そして、同
軸の大歯車12が回転し、さらに、センターピニオン1
5を介して指針32を回転させてスピンドル3の摺動量
が表示される。このようにして、スピンドル3が所定量
摺動すると指針が1回転未満の所定角度回転して、ある
時点でセクタギヤ4のギヤ部7が上点ストッパー16に
当接して停止するが、スピンドル3は、上方への移動を
規制されてはいないので、係合ピン5がアームピン8か
ら離れてさらに予備ストローク分だけ移動することが可
能である。
【0011】次に、図15とは異なる形式、すなわち図
16乃至図18に示されたラック・ピニオン方式のダイ
ヤルゲージ1について説明する。この際、図15と同一
もしくは相当構成部分には同一符号を用い、説明を省略
または簡略にする。
【0012】図16において、このダイヤルゲージ1で
も、ケース本体2をスピンドル3が貫通し、ケース本体
2に摺動自在に支持されている。また、スピンドル3
は、ばね10により先端の測定子301がケース本体2
から図16中矢印Aで示す下方に突出するように付勢さ
れている。スピンドル3の軸方向の中間部分には、運動
変換機構を構成するラック20が軸方向に沿って所定寸
法分加工されており、このラック20が中間ピニオン2
1に噛合している。中間ピニオン21と同軸に大歯車1
2が中間ピニオン21に対し回転自在に配設され、大歯
車12は、指針32の軸32Aを回転させるセンターピ
ニオン15と噛合されている。
【0013】大歯車12には、円周方向の長孔22が形
成され、この長孔22にストッパー(上点ストッパー)
23の先端折り曲げ部23Aが差し込まれていて、大歯
車12は、ストッパー23が長孔22の長手方向の両辺
縁に係合する範囲内で回転可能となっている。ストッパ
ー23はケース本体2に定位置で固定されている。ま
た、図中24は、スピンドル3の回り止めであり、スピ
ンドル3が摺動すると、ケース本体2側に形成された溝
25に沿って回転を規制されながら移動し、スピンドル
3が回転するのを防止する。
【0014】さらに、図16の主要部分を模式的に示し
た図17及び図18にも示されるように、中間ピニオン
21と大歯車12とは、分離した動きが可能となってい
る。
【0015】中間ピニオン21側には、係合アーム30
が固着されており、一方、大歯車12には、係合アーム
30の突部30Aと係合しうる位置に当接ピン31が突
出形成されている。中間ピニオン21と大歯車12と
は、同軸状に配置されているが相互に固定されてはおら
ず、相互に独自に回動可能となっている。また、センタ
ーピニオン15は、バック歯車26とも噛合されてお
り、このバック歯車26には、ぜんまいばね(ひげぜん
まい)27が配設されている。このひげぜんまい27
は、一端をバック歯車26側に固定されるとともに、他
端をケース本体2側に固定されており、これにより、大
歯車12は、バック歯車26及びセンターピニオン15
を介して図中時計回り方向(矢印E方向)に常時付勢さ
れて、当接ピン31が係合アーム30に係合するように
なっている。この際、スピンドル3はばね10により下
方(矢印A方向)に突出するよう付勢されているため、
ラック20に噛合された中間ピニオン21及びこの中間
ピニオン21と一体の係合アーム30は図中反時計方向
(矢印F方向)に付勢されている。また、スピンドル3
の下方への突出は、スピンドル3の上端に固定されたス
トッパー(下点ストッパー)302により停止されてい
る。
【0016】スピンドル3が上方(矢印B方向)に移動
し始めると、スピンドル3のラック20が中間ピニオン
21を時計方向(矢印G方向)に回転させる。この際、
図17に示すように、当初は中間ピニオン21側の係合
アーム30に、当接ピン31がひげぜんまい27の付勢
力により係合しているため、中間ピニオン21と係合ア
ーム30の図中時計回り方向の回転に対し、大歯車12
が追従して同方向に回転する。大歯車12の回転により
センターピニオン15を介して指針32が回転され、こ
の指針32の回動量としてスピンドル3の摺動量が表示
される。
【0017】大歯車12が所定角度回転すると、上点ス
トッパー23の先端折り曲げ部23Aが、図18に示さ
れるように、長孔22の上方の辺縁に係合され、大歯車
12が停止する。この際、大歯車12が停止するまでに
指針32が1回転未満回転するように、長孔22の円周
方向の寸法が調整されている。このようにしてスピンド
ル3が移動して指針32が1回転未満の所定角度回転
し、大歯車12は停止するが、中間ピニオン21は、大
歯車12とは別に独立して回転可能であり、中間ピニオ
ン21と一体の係合アーム30の突部30Aは大歯車1
2の当接ピン31から離れて移動する。従って、中間ピ
ニオン21と噛合されているスピンドル3は、さらに上
方に予備ストローク分だけ移動しうる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
1回転未満ダイヤルゲージ1では、上述したストッパー
16,17(図15)または23,302(図16〜図
18)の位置が固定的に設けられているため、指針32
が動作して測定可能な範囲がスピンドルストローク中の
限られた非常に狭い範囲にしかない。例えば、スピンド
ルストロークは4mmであるが、スピンドル3が0.1mm
摺動しただけで、指針32は約1回転する設計になって
いる。このため、良好な測定を得るためには、被測定物
が変わるたびに、被測定物に対してダイヤルゲージ本体
の取付位置を微妙に調整して、測定範囲を合せなくては
ならず、被測定物への位置合わせ調整が非常に煩雑であ
るという問題を有していた。このため、ダイヤルゲージ
本体の取付位置を変更することなく、スピンドルのどの
位置でも指針を1回転未満回転できるダイヤルゲージが
望まれていた。この事情は、2回転以上の所定回転未満
の回転を許容する所定回転未満ダイヤルゲージでも同様
である。
【0019】本発明の目的は、スピンドルのどの位置か
らでも指針を1回転あるいは2回転以上の所定回転未満
動かすことができる所定回転未満ダイヤルゲージを提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明は、ケース本体と、このケース本体
に軸方向摺動自在に支持されたスピンドルと、このスピ
ンドルをその一端側がケース本体から突出する方向に付
勢する第1の付勢手段と、ケース本体に対して直接また
は間接的に回転自在に支持された指針と、スピンドルの
軸方向の変位運動を指針に回転運動に変換して伝達する
運動変換機構と、この運動変換機構の途中に設けられ、
スピンドルの変位運動の指針側への伝達を接離する運動
伝達接離機構と、この運動伝達接離機構を常時係合する
方向に付勢する第2の付勢手段と、運動変換機構に関与
可能に設けられ、スピンドルが所定量以上変位したとき
に運動伝達接離機構を第2の付勢手段に抗して分離して
スピンドルの変位運動の指針側への伝達を阻止し、か
つ、スピンドルの軸方向の変位は許容する運動伝達阻止
手段とを備え、運動伝達阻止手段が機能しない範囲にお
いてスピンドルの軸方向の変位を指針に伝達することに
より、指針の所定回転未満の回転を許容する所定回転未
満ダイヤルゲージであって、スピンドルの変位位置に対
する運動伝達接離機構の接離位置を調整する調整手段を
設けたことを特徴とする所定回転未満ダイヤルゲージで
ある。具体的には、後述する第1乃至第11実施形態の
すべてを包含する構造である。
【0021】このように、調整手段により運動伝達接離
機構の接離位置を変化させると、スピンドルの変位運動
の指針側への伝達位置が変化するため、運動変換機構を
介して指針の作動位置(範囲)が変動する。これによっ
て、被測定物に応じて指針の作動範囲を調整可能とな
る。
【0022】請求項2記載の発明では、請求項1の発明
における運動伝達接離機構が、互いに当接かつ離脱可能
な第1の当接部材及び第2の当接部材を備えて構成さ
れ、調整手段が、第1の当接部材または第2の当接部材
の少なくとも一方を位置調整可能に設けることにより構
成されている。具体的には、後述する第1、第2、第1
1実施形態に示される構造に相当する。
【0023】調整手段により第1の当接部材または第2
の当接部材の少なくとも一方の位置を変化させることに
より、第1の当接部材と第2の当接部材の当接位置が変
化し、運動変換機構を介して指針の作動位置も変動す
る。これによって、異なる被測定物に対する指針の作動
範囲を調整可能となる。
【0024】請求項3記載の発明では、請求項2の発明
において、調整手段は、軸方向に位置調整可能にスピン
ドルに嵌合された調整ブッシュにより構成され、この調
整ブッシュに第1または第2の当接部材としての係合部
が一体に固着されている構成となっている。具体的に
は、後述する第1、第2実施形態に示される構造に相当
する。
【0025】調整ブッシュ2をスピンドルに対して移動
して所定位置で固定すれば、係合部の位置が変化するた
め、もう一方の当接部材との当接位置が変化し、これに
より運動変換機構を介して指針の作動位置も変動するか
ら、異なる被測定位置に対する指針の作動範囲を調整可
能となる。
【0026】請求項4記載の発明では、請求項3の発明
において、調整ブッシュは、固定ねじによりスピンドル
に対して固定可能かつ固定解放可能に構成されている。
具体的には、後述する第1実施形態に示される構造に相
当する。
【0027】これにより、測定箇所が変化した場合に、
固定ねじを緩めてスピンドルに対して調整ブッシュを移
動させれば、スピンドルストロークのどの位置からでも
指針を作動させることが可能となり、ダイヤルゲージ本
体の取付位置を調整する煩雑な調整作業が不要となる。
【0028】請求項5記載の発明では、請求項3の発明
において、調整ブッシュは、スピンドルに対して回動可
能かつ所定位置で停止可能に取り付けられた偏心カム
と、調整ブッシュを偏心カムに当接する方向に付勢する
付勢ばねとにより、スピンドルに対して位置調整可能に
構成されている。具体的には、後述する第2実施形態に
示される構造に相当する。
【0029】この発明では、偏心カムを回転するだけ
で、係合部が一体となった調整ブッシュを上下させるこ
とができるので、係合部をもう一方の当接部材に当接す
る位置まで容易に移動させることが可能で、被測定箇所
に対する指針の作動範囲を調整することができる。
【0030】請求項6記載の発明では、請求項1の発明
において、運動変換機構は、スピンドル側に設けられた
ラックと、このラックに噛み合うピニオンとを備え、調
整手段は、ラックをスピンドルに対して位置調整可能に
設けることにより構成されている。具体的には、後述す
る第3、第4、第5、第10実施形態に示される構造に
相当する。
【0031】これによって、スピンドルに対してラック
とピニオンを異なる位置で噛み合わせることができ、ピ
ニオンにより駆動される指針の作動位置を変化させるこ
とが可能となる。
【0032】請求項7記載の発明では、請求項6の発明
において、調整手段は、スピンドルに軸方向に位置調整
可能に嵌合された調整スリーブにより構成され、この調
整スリーブにラックが加工されている構成となってい
る。具体的には、後述する第3、第4、第5実施形態に
示される構造に相当する。
【0033】本発明において、調整スリーブを移動すれ
ば、スピンドルの異なる位置でラックとピニオンを噛み
合わせることができ、ピニオンにより駆動される指針の
作動位置を変化させることができる。
【0034】請求項8記載の発明では、請求項7の発明
において、調整スリーブは、固定ねじによりスピンドル
に対して固定可能かつ固定解放可能に構成されている。
具体的には、後述する第3実施形態に示される構造に相
当する。
【0035】よって、スピンドルのどの位置においても
中間ピニオンに噛み合わせることが可能となり、簡単な
操作によりスピンドルストロークのどの位置からでも指
針を作動させることができる。このため、従来のような
煩雑な調整作業が不要となり、効率的な測定作業が可能
となる。
【0036】請求項9記載の発明では、請求項7の発明
において、スピンドルの上端部と、調整スリーブの上端
部とが互いに螺合されており、スピンドルの回動により
調整スリーブはスピンドルに対して位置調整可能に構成
されている。具体的には、後述する第4実施形態に示さ
れる構造に相当する。
【0037】このような構成により、被測定物の高さが
変化した場合に、スピンドルを所定方向に回転させて、
調整スリーブに対してスピンドルを移動させれば、指針
を作動させることが可能となる。これにより、ダイヤル
ゲージ本体の取付位置を調整する必要がなくなる。この
ように、スピンドルのどの位置においても、スピンドル
と一緒に移動する調整スリーブのラックに中間ピニオン
を有効に噛み合わせることが可能となり、簡単な操作に
よりスピンドルストロークのどの位置からでも指針を作
動させることができる。
【0038】請求項10記載の発明では、請求項7の発
明において、調整手段は、調整スリーブ上端部に螺合さ
れるとともに、スピンドルに回転自在かつ軸方向移動不
可能に取付けられたナット部材により構成され、このナ
ット部材の回動により調整スリーブは、スピンドルに対
して位置調整可能に構成されている。具体的には、後述
する第5実施形態に示される構造に相当する。
【0039】従って、ナット部材を回転するだけで調整
スリーブを直接的に軸方向に移動可能であり、スピンド
ルストローク内のいずれの位置からでも指針を作動させ
ることが可能となる。また、ナット部材をスピンドルの
位置を調整する調整手段として利用しているため、外部
から容易に調整できて調整が容易、かつ、合理的であ
り、構成も複雑化しない利点がある。
【0040】請求項11記載の発明では、請求項1の発
明において、調整手段は、運動伝達阻止手段の運動変換
機構への関与位置を位置調整可能に設けることにより構
成されている。具体的には、後述する第6、第7、第
8、第9実施形態に示される構造に相当する。
【0041】従って、運動伝達阻止手段を移動すれば、
運動変換機構の作動位置が変化するため、指針の作動位
置を変化させることができる。
【0042】請求項12記載の発明では、請求項11の
発明において、運動変換機構はスピンドルの移動を指針
側に伝達するセクタギヤを備え、運動伝達阻止手段は、
セクタギヤの回転移動角度を所定角度内に規制するスト
ッパーであり、調整手段は、このストッパーを位置調整
可能とした構成となっている。具体的には、後述する第
6、第7、第8実施形態に示される構造に相当する。
【0043】従って、ストッパーを移動させれば、セク
タギヤの作動ストローク位置が変化するため、指針の作
動位置を変化させることができる。
【0044】請求項13記載の発明では、請求項12の
発明において、セクタギヤは、揺動アーム部と、この揺
動アーム部の先端側に設けられたギヤ部とを備え、スト
ッパーは、ギヤ部または揺動アーム部の回転移動を規制
する上点ストッパーと、下点ストッパーとを具備して構
成され、調整手段は、この上点ストッパーと下点ストッ
パーとを同時に位置調整可能とした構成となっている。
具体的には、後述する第6、第7実施形態に示される構
造に相当する。
【0045】このような構成により、被測定箇所が変化
した場合には、上点、下点両ストッパーを同時に移動さ
せ、所定位置で上点ストッパーと下点ストッパーとを再
度固定すれば、セクタギヤの作動ストローク位置を任意
に変化させることができ、このセクタギヤと連動して動
く指針の作動位置を変化させることができる。
【0046】請求項14記載の発明では、請求項12の
発明において、セクタギヤは、揺動アーム部と、この揺
動アーム部の先端側に設けられたギヤ部とを備え、運動
伝達手段は、ギヤ部またはストッパーのいずれか一方に
形成された孔と、この孔に係合されるとともにギヤ部ま
たはストッパーのいずれか他方に設けられかつ孔より小
断面積の係合部とにより構成され、ストッパーを位置調
整可能とした構成となっている。具体的には、後述する
第8実施形態に示される構造に相当する。
【0047】従って、ストッパーを移動させれば、セク
タギヤの作動ストローク位置が変化するため、指針の作
動位置を変化させることができる。
【0048】請求項15記載の発明では、請求項11の
発明において、運動変換機構は、スピンドルの移動を指
針側に伝達する大歯車を備え、運動伝達阻止手段は、大
歯車の回転範囲を規制するストッパーにより構成され、
調整手段は、ストッパーを位置調整可能とした構成とな
っている。具体的には、後述する第9実施形態に示され
る構造に相当する。
【0049】このような構成において、ストッパーを移
動させれば、大歯車の作動ストローク位置が変化するた
め、指針の作動位置を変化させることができる。
【0050】請求項16記載の発明では、請求項15の
発明において、ストッパーによる大歯車の回転範囲の規
制は、大歯車またはストッパーのいずれか一方に設けら
れた孔と、この孔に係合されるとともにギヤ部またはス
トッパーのいずれか他方に設けられかつ孔より小断面積
の係合部とにより構成され、ストッパーを位置調整可能
とした構成となっている。具体的には、後述する第9実
施形態に示される構造に相当する。
【0051】これにより、簡単な構成で大歯車、ひいて
は指針の作動位置を変化させることができる。
【0052】なお、この課題を解決するための手段の項
において、各発明に対応する実施形態を記載したが、こ
れは、各発明を理解しやすくするためであり、各発明は
これらの実施形態に限定されるものではない。
【0053】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る所定回転未満
ダイヤルゲージを1回転未満ダイヤルゲージに適用した
実施の形態を図面に基づいて説明する。各実施形態にお
いて、特に説明しない場合でも、同一もしくは相当構成
要素には、同一符号を付し、その説明を省略または簡略
にする。
【0054】図1及び図2は、本発明の第1実施形態を
示すものであり、本実施形態は、図15に示す従来例と
同様のセクタギヤ方式の1回転未満ダイヤルゲージであ
り、図15と同一もしくは相当構成要素には、同一符号
を付し、その説明を省略または簡略にする。図1,2に
おいて、1回転未満ダイヤルゲージ1のスピンドル3の
一端、図中下端は、ケース本体2にステム2Aを介して
支持されている。このスピンドル3の他端、上端には、
円筒状の調整ブッシュ50が軸方向摺動自在に嵌合さ
れ、この調整ブッシュ50は固定ねじ51により軸方向
位置調整可能に取り付けられ、この調整ブッシュ50が
取り付けられたスピンドル3の他端は、軸受2Bを介し
てケース本体2に支持されている。また、調整ブッシュ
50の固定ねじ51は、外部から操作可能なように、ケ
ース本体2の外部の位置となる上端部近傍取り付けられ
ており、固定ねじ51を締めれば調整ブッシュ50をス
ピンドル3の任意位置に固定可能、緩めれば調整ブッシ
ュ50をスピンドル3の軸方向に移動可能となってい
る。
【0055】調整ブッシュ50の図中下端には、逆U字
状の逃げ溝50Aが設けられ、調整ブッシュ50をスピ
ンドル3に対して移動させた際、スピンドル3に設けら
れた引張りばね10の係止ピン10Aと調整ブッシュ5
0とが干渉しないようにされている。また、スピンドル
3の一端側には、測定子301が取り付けられ、この測
定子301は、被測定物52に当接されるようになって
いる。
【0056】調整ブッシュ50の下端には、第1の当接
部材としての係合ピン5が固定されている。この係合ピ
ン5は、図15の従来構造と同様に、腕9に設けられた
第2の当接部材としてのアームピン8に当接され、この
腕9の端部9Aはセクタギヤ4の停止ピン7Bに当接さ
れてスピンドル3、延いては、調整ブッシュ50の軸方
向の動きがセクタギヤ4の回転方向の動きとして伝達さ
れるようになっている。セクタギヤ4のギヤ部7にはマ
スタピニオン11が噛合され、このマスタピニオン11
と一体回転する大歯車12にはセンターピニオン15が
噛合され、さらに、センターピニオン15と一体の軸3
2Aには指針32が取り付けられている。この指針32
は、ケース本体2に、軸32Aを介して直接、あるい
は、中間部材を介して間接的に支持されている。これに
より、スピンドル3の軸方向の動きが指針32に回転方
向の動きとして伝達されるようになっている。
【0057】セクタギヤ4のギヤ部7の回動方向の両側
には、上点ストッパー16及び下点ストッパー17が設
けられ、セクタギヤ4の回動範囲を規制するようになっ
ている。これらのストッパー16,17はそれぞれケー
ス本体2の所定位置に固定されている。
【0058】大歯車12とケース本体2との間には、第
2の付勢手段としてのぜんまいばね33が介装されて大
歯車12が矢印C方向に付勢されている。これにより、
マスタピニオン11も同方向に付勢され、マスタピニオ
ン11に噛合されたギヤ部7を矢印D方向に付勢するた
め、停止ピン7B、腕9を介してアームピン8が係合ピ
ン5に当接されるように付勢されている。この際、係合
ピン5が取り付けられた調整ブッシュ50は、スピンド
ル3と一体となってばね10により強い力で図中下方に
付勢されているため、係合ピン5は、ぜんまいばね33
により弱い力で付勢されているアームピン8を下方に押
し下げ、セクタギヤ4を矢印Dとは反対側に回動しよう
とする。このため、セクタギヤ4のギヤ部7は、下点ス
トッパー17に当接して停止されている。
【0059】一方、スピンドル3がばね10に抗して図
中上方(B方向)に移動される場合は、スピンドル3と
一体の調整ブッシュ50を介して係合ピン5も上方に移
動されるようになっている。このため、ぜんまいばね3
3によりマスタピニオン11、セクタギヤ4及び腕9を
介して付勢されているアームピン8も係合ピン5の上昇
に伴い上昇することとなる。しかし、セクタギヤ4のギ
ヤ部7の矢印D方向の回動角度は、上点ストッパー16
により規制されているため、ギヤ部7が上点ストッパー
16に当接するとセクタギヤ4の回動が停止し、これに
伴いアームピン8の上昇も停止するようになっている。
一方、スピンドル3がばね10に抗して更に上昇する
と、係合ピン5はアームピン8から離れて上昇すること
となる。
【0060】このように構成された本実施形態では、ス
ピンドル3に固定ねじ51で固定された調整ブッシュ5
0、第1の当接部材としての係合ピン5、第2の当接部
材としてのアームピン8、腕9、セクタギヤ4、マスタ
ピニオン11、大歯車12、センターピニオン15及び
軸32Aにより、スピンドル3の軸方向の変位運動を指
針32に回転運動に変換して伝達する運動変換機構11
0が構成されている。
【0061】また、第1の当接部材としての係合ピン5
と第2の当接部材としてのアームピン8とにより、スピ
ンドル3の変位運動の指針32側への伝達を接離する運
動伝達接離機構120が構成されている。さらに、上点
側のストッパー16とセクタギヤ4のギヤ部7とによ
り、スピンドル3の変位運動の指針32側への伝達を阻
止し、かつ、スピンドル3の軸方向の変位は許容する運
動伝達阻止手段130が構成されている。この際、下点
側のストッパー17は、スピンドル3のA方向への突出
量を規制しており、両ストッパー16,17によって指
針32の1回転未満の回動が規制されていることは、従
来例と同様である。
【0062】また、スピンドル3の一端側をケース本体
2から突出する方向(矢印A方向)に付勢するばね10
により、第1の付勢手段が構成され、ぜんまいばね33
により、運動伝達接離機構120を常時係合する方向に
付勢する第2の付勢手段が構成されている。さらに、調
整ブッシュ50および固定ねじ51により運動伝達接離
機構120の接離位置を調整する調整手段140が構成
されている。
【0063】上記構成からなる本実施形態では、固定ね
じ51を緩めるだけで調整ブッシュ50をスピンドル3
に対して自由に摺動可能であり、例えば被測定物52の
高さが図1に示す位置52Aから図2に示す位置52B
に変化した場合に、固定ねじ51を緩めてスピンドル3
に対して調整ブッシュ50を移動させ、係合ピン5がア
ームピン8に当接した位置で固定ねじ51を締め付け固
定すれば、係合ピン5がアームピン8に当接する位置を
変化させ、スピンドルストローク内の異なる位置から指
針32を作動させることができる。
【0064】すなわち、スピンドル3の被測定物52の
位置52Aから位置52Bに変化すると、スピンドル3
はばね10に抗して矢印B方向に上昇し、スピンドル3
に固定された調整ブッシュ50及び係合ピン5も上昇す
る。これに追随してアームピン8もぜんまいばね33の
付勢力で上昇する。この際、腕9を介してアームピン8
に連結されているセクタギヤ4は、追随して矢印D方向
に回動するが、この回動は、上点ストッパー16により
わずかな回動量で阻止される。このため、指針32の回
動も停止されるが、このときの指針32の回動量は動き
始めから1回転未満とされる。一方、アームピン8の上
昇も停止するが、係合ピン5はスピンドル3とともに上
昇するため、アームピン8と係合ピン5とは離れること
となり、運動伝達接離機構120が離反したこととな
る。
【0065】このままでは、被測定物52の位置52B
における測定はできないため、従来は、1回転未満ダイ
ヤルゲージ1の取り付け位置を変更していたのである
が、本実施形態では、上述のように、固定ねじ51を緩
めて調整ブッシュ50を下方に移動させ、係合ピン5を
アームピン8に当接させて更に多少下げて固定ねじ51
を締め付ければ、指針32は再び測定可能範囲となる。
【0066】以下、同様に測定位置を変化させるとき
は、調整ブッシュ50のスピンドル3に対する位置を適
宜に調整するだけで、1回転未満ダイヤルゲージ1の指
針32を容易に測定範囲に設定できる。
【0067】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。 (1)スピンドルストローク内の任意の位置から指針32
を作動させることが可能となるため、従来のように被測
定物52によってダイヤルゲージ本体の取付位置を調整
する煩雑な調整作業が不要となる。
【0068】(2)固定ねじ51を緩めるか締め付けるか
の簡単な作業で調整ブッシュ50を操作して指針32の
作動位置を変化させることができ、効率的な測定作業が
可能となる。特に、固定ねじ51は外部から操作可能で
あるため、操作性が良好である。
【0069】(3)従来品に加えて調整ブッシュ50を設
けるだけの変更でよいため、構成が簡潔で変更点も少な
く、安価に製作可能である。
【0070】次に、図3は本発明の第2実施形態を示し
ており、本実施形態も図15に示す従来例と同様のセク
タギヤ方式の1回転未満ダイヤルゲージであるが、第1
実施形態と調整ブッシュの位置調整方式が異なる例を示
しており、また、第1実施形態及び図15と同一もしく
は相当構成要素には、同一符号を付し、その説明を省略
または簡略にする。
【0071】本実施形態では、調整手段140の一部を
構成する筒状の調整ブッシュ60がスピンドル3の中間
位置に、軸方向摺動自在に嵌合されており、この調整ブ
ッシュ60の上端部には係合ピン5が固着されている。
スピンドル3に対して回動可能かつ所定位置で固定可能
に偏心カム61が取り付けられており、また、調整ブッ
シュ60には、切り欠き部62が設けられていて、この
切り欠き部62の底部位置に偏心カム61が配設されて
いる。
【0072】さらに、調整ブッシュ60とステム2Aと
の間には、圧縮ばねからなる付勢ばね63が介装され、
この付勢ばね63により調整ブッシュ60は、図中下方
から付勢されて偏心カム61に当接されている。これに
より、偏心カム61を回動させることによって、スピン
ドル3と調整ブッシュ60との相対位置を変化させ、係
合ピン5とアームピン8との接離位置を変化させられる
ようになっている。なお、偏心カム61は、外部から直
接回転操作が可能なように、ケース本体2から露出して
配置されるか、または、ケース本体2に設けた孔(図示
せず)から操作可能となっている。
【0073】本実施形態では、運動変換機構110、運
動伝達接離機構120、運動伝達阻止手段130、第1
の付勢手段10、第2の付勢手段33については、その
構成は上記第1実施形態と同様である。この際、第1実
施形態における調整ブッシュ50、固定ねじ51は、本
実施形態では、調整ブッシュ60、偏心カム61、付勢
ばね63と読み替えるものとする。
【0074】上記構成からなる本実施形態では、偏心カ
ム61を回転させれば、付勢ばね63により付勢されて
いる調整ブッシュ60は、この偏心カム61の偏心量分
だけ、スピンドル3に対する相対位置が上下に移動する
ことができる。これにより、偏心カム61を回転すれ
ば、係合ピン5と一体となった調整ブッシュ60を上下
させることができるので、係合ピン5がアームピン8に
当接する位置が変化する。従って、セクタギヤ4がマス
タピニオン11と噛合する位置も変化するため、大歯車
12、センターピニオン15を介して回動される指針3
2もスピンドルストローク内の異なる位置から作動可能
となる。
【0075】このような本実施形態によれば、第1実施
形態における(3)と同等な効果に加えて、次のような効
果が得られる。 (4)偏心カム61を回転するだけで、係合ピン5が一体
の調整ブッシュ60を上下させることができるので、係
合ピン5がアームピン8に当接する位置を変化させ、ス
ピンドルストローク内の任意の位置から指針32を作動
させることが可能となる。このため、被測定物に対する
指針32の作動範囲を容易に調整することができる。 (5)偏心カム61を回転することにより調整を行う方式
であるため、調整ブッシュ60の動きが微細であり、微
調整を行うのに適している。 (6)被測定物に当てた状態で微調整が可能であるため、
操作性が良好となる。
【0076】次に、図4及び図5は、本発明の第3実施
形態を示しており、本実施形態は、図16に示した従来
例と同様のラック&ピニオン方式の1回転未満ダイヤル
ゲージであり、図16と同一もしくは相当構成要素に
は、同一符号を付し、その説明を省略または簡略にす
る。
【0077】本実施形態では、運動伝達接離機構120
の接離位置を調整する調整手段140として筒状の調整
スリーブ65がスピンドル3の中央やや下側から上部側
に嵌合されている。この調整スリーブ65の外面には、
軸方向に沿って所定寸法分だけラック66が加工されて
おり、このラック66が、中間ピニオン21に噛合して
いる。また、調整スリーブ65には、ケース本体2の外
部の位置となる上端部近傍に固定ねじ51が取り付けら
れており、調整スリーブ65をスピンドル3の任意位置
に固定可能、すなわち、位置調整可能となっている。従
って、固定ねじ51による締め付けを緩めれば、調整ス
リーブ65をスピンドル3の軸方向に移動可能である。
また、固定ねじ51はケース本体2から突出した外部位
置に配置されており、外部から操作可能となっている。
【0078】本実施形態では、運動変換機構110は、
調整スリーブ65に設けられたラック66、中間ピニオ
ン21、第1、第2の当接部材としてのアーム30と当
接ピン31、大歯車12、センターピニオン15及び軸
32Aで構成されている。また、運動伝達接離機構12
0を構成する第1の当接部材と第2の当接部材とは、ア
ーム30と当接ピン31とにより構成されている。さら
に、運動伝達阻止手段130として、上点ストッパー2
3が設けられている。
【0079】また、第1の付勢手段としてばね10が設
けられ、第2の付勢手段としてぜんまいばね(ひげぜん
まい)27が、バック歯車26と同軸に設けられてい
る。
【0080】なお、本実施形態では回り止め24は、図
16の従来例と異なり調整スリーブ65に一体に固着さ
れている。また、ばね10は一端を調整スリーブ65に
固定され、他端がケース本体2側に固定されている。
【0081】上記構成からなる本実施形態では、固定ね
じ51を緩めるだけで調整スリーブ65をスピンドル3
に対して自由に摺動可能である。従って、例えば、被測
定物52の高さが図5中、2点鎖線で示す位置52Aか
ら実線で示す位置52Bに変化した場合に、固定ねじ5
1を緩めてスピンドル3に対して調整スリーブ65を下
方に移動させると、調整スリーブ65と一体のラック6
6が移動し、その移動分だけ中間ピニオン21も回転す
るから、このラック66と噛合する中間ピニオン21の
回転停止位置が変化する。そして、所定位置で固定ねじ
51を締め付け固定して測定を行えば、ラック66と噛
合する中間ピニオン21が異なる回転停止位置から回転
を始めるため、大歯車12及びセンターピニオン15を
介してスピンドルストローク内の異なる位置から指針3
2を作動させることができる。
【0082】指針32の可動範囲は、図16の場合と同
様に、上点ストッパー23が大歯車12の長孔22に当
接することで規制される。
【0083】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。 (7)スピンドルストローク内の任意の位置から指針32
を作動させることが可能となるため、従来のように被測
定物によってダイヤルゲージ本体の取付位置を調整する
煩雑な調整作業が不要となる。 (8)固定ねじ51を緩めるか締め付けるかの簡単な作業
で調整スリーブ65を操作して指針32の作動位置を変
化させることができ、効率的な測定作業が可能となる。 (9)固定ねじ51は外部から操作可能であるため、操作
性が良好である。 (10)従来品に加えて調整スリーブ65を設けるだけの変
更でよいため、構成が簡潔で変更点も少なく、安価に製
作可能である。
【0084】次に、図6は本発明の第4実施形態を示し
ており、本実施形態も、図16に示した従来例と同様の
ラック&ピニオン方式の1回転未満ダイヤルゲージであ
り、図16と同一もしくは相当構成要素には、同一符号
を付し、その説明を省略または簡略にする。また、本実
施形態では、運動変換機構110、運動伝達接離機構1
20、運動伝達阻止手段130、第1の付勢手段、第2
の付勢手段については、その構成は上記第3実施形態と
同様であり、第3実施形態の調整スリーブ65を後述す
る調整スリーブ67に読み替えればよい。
【0085】本実施形態では、調整手段140としての
筒状の調整スリーブ67がスピンドル3に嵌合されてい
る。このスピンドル3の上端部には、雄ねじ部68が形
成され、調整スリーブ67の上端部内面には、雄ねじ部
68に螺合する雌ねじ部69が形成されていて、スピン
ドル3の上端部と調整スリーブ67の上端部とが螺合し
ている。従って、スピンドル3を回転することによりス
ピンドル3に対して調整スリーブ67の位置を上下に移
動可能となっている。調整後は、調整スリーブ67の上
端部に設けた止めねじ67Aによりその調整位置をロッ
クするようになっている。この調整スリーブ67の外面
に軸方向に沿って所定寸法分だけラック66が加工され
ており、このラック66が、中間ピニオン21に噛合し
ている。
【0086】上記構成からなる本実施形態では、被測定
物の高さが変化した場合に、止めねじ67Aを緩めた状
態で、スピンドル3を所定方向に回転させて、調整スリ
ーブ67を軸方向に移動させれば、調整スリーブ67と
一体のラック66が所定位置まで移動し、その移動分だ
け中間ピニオン21も回転するから、このラック66と
噛合する中間ピニオン21の回転停止位置が変化する。
この状態で、止めねじ67Aを締め込み、調整スリーブ
67とスピンドル3との位置を固定する。
【0087】このようにして調整スリーブ67の位置を
変更した状態で、測定を行えば、ラック66と噛合する
中間ピニオン21が異なる回転停止位置から回転を始め
るため、大歯車12及びセンターピニオン15を介して
スピンドルストローク内の異なる位置から指針32を作
動させることができる。
【0088】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。すなわち、(11)スピンドルストロー
ク内のどの位置からでも指針32を作動させることがで
き、従来のような煩雑な調整作業が不要となり、効率的
な測定作業が可能となる。 (12)スピンドル3を回転するだけでスピンドル3に対し
て調整スリーブ67を摺動可能であり、被測定物に対す
る指針32の作動範囲を容易に調整することができる。 (13)スピンドル3を回転することにより、互いに螺合す
るねじ部68,69で調整を行う方式であるため、調整
スリーブ67の動きが微細であり、微調整を行うのに適
している。 (14)調整スリーブ67の移動操作は、ケース本体2の外
部で行えるから、操作が容易である。
【0089】次に、図7は本発明の第5実施形態の要部
を示しており、本実施形態も、図16に示した従来例と
同様のラック&ピニオン方式の1回転未満ダイヤルゲー
ジであり、第4実施形態の調整スリーブ67とスピンド
ル3との螺合部の変形例である。本実施形態では、運動
変換機構、運動伝達接離機構、運動伝達阻止手段、第1
の付勢手段、第2の付勢手段については、その構成は上
記第4実施形態と同様である。
【0090】本実施形態では、調整手段140として、
スピンドル3に軸方向に位置調整可能に嵌合された調整
スリーブ67と、ナット部材53とを利用している。ナ
ット部材53は、スピンドル3の上端部にEリング54
により回動可能かつ軸方向移動不可能に配設されてい
る。スピンドル3に嵌合している調整スリーブ67の上
端部近傍に雄ねじ部56が形成され、ナット部材53の
内面に雄ねじ部56に螺合する雌ねじ部57が形成され
ていて、両者が互いに螺合している。これより、ナット
部材53を回動させることによって、調整スリーブ67
はスピンドル3に対して軸方向に移動可能となってい
る。また、調整スリーブ67は、止めねじ58によりナ
ット部材53を介してスピンドル3に対して固定可能と
なっている。
【0091】調整スリーブ67の中間部(図示せず)に
は、上記第3実施形態及び第4実施形態と同様に、軸方
向にラック形成され、このラックが中間ピニオンに噛合
している。なお、調整スリーブ67が嵌合している軸受
55は、ケース本体2に係止されている。
【0092】上記構成からなる本実施形態では、被測定
物の高さが変化した場合には、止めねじ58を緩めてナ
ット部材53を所定方向に回転すれば、スピンドル3に
対して調整スリーブ67が移動する。これにより、調整
スリーブ67と一体のラック66(図6参照)が所定位
置まで移動し、このラック66と噛合する中間ピニオン
21の回転位置が変化する。そして、止めねじ58を固
定し、この所定位置で測定を行えば、ラック66と噛合
する中間ピニオン21が異なる回転位置から回転を始め
るため、大歯車12及びセンターピニオン15を介して
スピンドルストローク内の異なる位置から指針32を作
動させることができる。
【0093】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。すなわち、(15)スピンドルストロー
ク内のどの位置からでも指針32を作動させることがで
き、従来のような煩雑な調整作業が不要となり、効率的
な測定作業が可能となる。 (16)ナット部材53を回転するだけでスピンドル3に対
して調整スリーブ67を移動可能であり、被測定物に対
する指針32の作動範囲を容易に調整することができ
る。特に、ナット部材53は外部から操作可能であるた
め、操作性が良好である (17)ナット部材53を回転することにより調整スリーブ
67と互いに螺合するねじ部56,57で調整を行う方
式であるため、調整スリーブ67の動きが微細であり、
微調整を行うのに適している。 (18)ナット部材53をスピンドル3とスリーブ67との
相対的位置を調整する調整手段140の一部として利用
しているため、合理的であり、構成も複雑化しない利点
がある。
【0094】次に、図8及び図9は、本発明の第6実施
形態の要部を示すものであり、本実施形態は、図15に
示すようなセクタギヤ方式の1回転未満ダイヤルゲージ
に適用されるもので、運動変換機構、運動伝達接離機
構、運動伝達阻止手段、第1の付勢手段、第2の付勢手
段については、その構成は上記第1実施形態と同様であ
る。
【0095】本実施形態は、運動伝達阻止手段130と
しての上点ストッパー16の位置を調整することによ
り、指針32の作動位置を変化させるようにしている。
すなわち、運動伝達接離機構120の接離位置を調整す
る調整手段140としてストッパー16を利用してい
る。従って、第1実施形態において調整手段140とし
て機能する調整ブッシュ50は設けることなく、本実施
形態における係合ピン5は、図15と同様に、スピンド
ル3に直接設けられている。
【0096】図において、セクタギヤ4のギヤ部7の回
転移動を規制する上点ストッパー16と、下点ストッパ
ー17とは連結アーム70により連結されて一体のスト
ッパーとされている。上点ストッパー16と下点ストッ
パー17は、各々ケース本体2に形成されたガイド用の
長孔71に沿って同時に移動可能であり、かつ、固定ね
じ72により所定位置に固定しうるようになっている。
図9で73は、ストッパー本体から長孔71内に突出し
て形成されたガイド片、74は、固定ねじ72の先端が
螺合されるねじ孔を有し、固定ねじ72による締め付け
時にケース本体2の反対側からケース本体2を挟持する
裏当て板、75は、裏あて板74の離脱防止用の支持片
であり、Eリングなどから構成されている。なお、上点
ストッパー16、下点ストッパー17のガイド構造は、
図9の構造に限らず、固定ねじ72のねじ軸部で長孔7
1に摺接することでガイド片の代わりをさせたり、裏あ
て板74を単なるナットで構成してもよい。要するに、
上点ストッパー16、下点ストッパー17が長孔71に
沿ってスムースに変位でき、かつ、その位置で固定でき
る構造であればよい。
【0097】上記構成からなる本実施形態では、被測定
物の高さ等が変化した場合には、固定ねじ72を緩め
て、上点ストッパー16と下点ストッパー17とを移動
可能状態にし、連結アーム70を操作して両ストッパー
16、17を長孔71に沿って同時に移動させ、所定位
置で固定ねじ72を締め付けて、上点ストッパー16と
下点ストッパー17とを再度固定すれば、セクタギヤ4
の作動ストローク位置を任意に変化させることができ
る。すなわち、上点ストッパー16と下点ストッパー1
7との間隔は連結アーム70により常に一定に維持され
ているため、指針32の作動範囲は常に1回転未満に保
ちつつ、セクタギヤ4の作動ストローク位置を変化させ
ることにより、マスタピニオン11、大歯車12及びセ
ンターピニオン15を介してこのセクタギヤ4と連動し
て動く指針32の作動位置を変化させることができる。
【0098】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。 (19)上点ストッパー16と下点ストッパー17とを移動
して、セクタギヤ4の作動ストローク位置を変化させる
ことによりスピンドルストロークのどの位置からでも指
針32を作動させることが可能となる。 (20)連結アーム70により上点ストッパー16と下点ス
トッパー17を同時に移動させることができるので調整
作業を容易に行うことができる。 (21)上点ストッパー16と下点ストッパー17との間隔
は連結アーム70により常に一定に維持されているた
め、正確な調整が可能である。
【0099】次に、図10は本発明の第7実施形態の要
部を示し、本実施形態は上記第6実施形態の変形例であ
り、上点ストッパー16と下点ストッパー17とをセク
タギヤ4のギヤ部7ではなく、揺動アーム部18を挟ん
で配置している。その他の構成は前記第6実施形態に準
じており、上点ストッパー16と下点ストッパー17と
は、連結アーム70により一体化され、ガイド用の長孔
71に沿って同時に移動可能とし、固定ねじ72で所定
位置に固定可能となっている。
【0100】上記構成からなる本実施形態において、被
測定物の高さ等が変化した場合には、第6実施形態と同
様に、固定ねじ72を緩めて、上点ストッパー16と下
点ストッパー17とを移動可能状態にし、連結アーム7
0を操作して両ストッパー16、17を長孔71に沿っ
て同時に移動させ、所定位置で固定ねじ72を締め付け
て、上点ストッパー16と下点ストッパー17とを再度
固定すれば、セクタギヤ4の揺動アーム部18の作動ス
トローク位置を任意に変化させることができる。すなわ
ち、上点ストッパー16と下点ストッパー17との間隔
は連結アーム70により常に一定に維持されているた
め、指針32の作動範囲は常に1回転未満に保ちつつ、
セクタギヤ4の作動ストローク位置を変化させることに
より、マスタピニオン11、大歯車12及びセンターピ
ニオン15を介してこのセクタギヤ4と連動して動く指
針32の作動位置を変化させることができる。
【0101】このような本実施形態によれば、前記第6
実施形態における効果(19)、(20)、(21)を達成でできる
他、次のような効果が得られる。 (22)上点ストッパー16と下点ストッパー17とを揺動
アーム部18に配置することにより、調整手段140と
してのストッパー構造の小型化が可能となる。
【0102】次に、図11は本発明の第8実施形態の要
部を示すものであり、本実施形態も上記第6実施形態の
変形例である。本実施形態では、セクタギヤ4のギヤ部
7の中央部付近に長孔76が形成され、この長孔76に
調整手段としての上点ストッパー77の先端折り曲げ部
77Aが差し込まれている。そして、ギヤ部7に沿って
ケース本体2に長孔78を形成し、上記第6実施形態と
同様の手段により上点ストッパー77をこの長孔78に
沿って移動可能とし、また、固定ねじ72を設けること
により所定位置で上点ストッパー77を固定可能として
いる。
【0103】上記構成からなる本実施形態では、被測定
物の高さ等が変化した場合には、固定ねじ72を緩めて
上点ストッパー77を移動可能状態にし、長孔78に沿
って移動させ、所定位置で固定ねじ72を締め付けて、
上点ストッパー77を再度固定すれば、セクタギヤ4の
作動ストローク位置を任意に変化させうる。セクタギヤ
4の作動ストローク位置を変化させることにより、マス
タピニオン11、大歯車12、センターピニオン15及
び軸32Aを介してこのセクタギヤ4と連動して動く指
針32の作動位置を変化させることができる。
【0104】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。 (23)上点ストッパー77を移動させることにより、セク
タギヤ4の作動ストローク位置が変化するため、指針3
2の作動位置をスピンドルストローク内で任意に変化さ
せることができる。 (24)上点ストッパー77のみで下点ストッパーが不要な
ため、構成が簡略化し、安価に提供できる。 (25)上点ストッパー77は、上記第3実施形態及び第4
実施形態のようなラック&ピニオン方式の場合の上点ス
トッパー23と共用することも可能であり、部品の共通
化が図れる。
【0105】なお、本実施形態において、ストッパー7
7をセクタギア4のギア部7に固定し、先端折り曲げ部
77Aをケース本体2に設ける長孔に係合させてもよ
い。この方式は、他のセクタギア方式の実施形態に適応
可能であり、かつ、ラック、ピニオン形式の実施形態に
おける大歯車とストッパとにも適応可能である。
【0106】次に、図12は本発明の第9実施形態の要
部を示しており、本実施形態は、図16に示すようなラ
ック&ピニオン方式の1回転未満ダイヤルゲージに適用
されるもので、運動変換機構110、運動伝達接離機構
120、運動伝達阻止手段130、第1の付勢手段1
0、第2の付勢手段27については、その構成は上記第
3実施形態と同様である。また、第3実施形態と同様タ
イプの実施形態に適用でき、第4,第5実施形態との組
み合わせも可能である。本実施形態も、運動伝達阻止手
段130として、ストッパー23の位置を調整すること
により、指針32の作動位置を変化させるようにしてい
る。すなわち、運動伝達接離機構120の接離位置を調
整する調整手段140としてストッパー23を利用して
いる。従って、第3実施形態における調整手段140を
構成する調整スリーブ65は設けていない。
【0107】本実施形態では、大歯車12の円周方向に
形成された長孔22に(上点)ストッパー23の先端折り
曲げ部23Aが差し込まれている。長孔22に沿ってケ
ース本体2に長孔79を形成し、上記第6実施形態と同
様の手段により上点ストッパー23をこの長孔79に沿
って移動可能とし、また、固定ねじ72を設けることに
より所定位置で、固定可能としている。
【0108】上記構成からなる本実施形態では、被測定
物の高さ等が変化した場合には、固定ねじ72を緩めて
上点ストッパー23を移動可能状態にし、長孔79に沿
って移動させ、所定位置で固定ねじ72を締め付けて上
点ストッパー23を再度固定すれば、大歯車12の長孔
22に対する上点ストッパー23の先端折り曲げ部23
Aの相対位置が変化する。これにより、大歯車12が回
転し、上点ストッパー23の先端折り曲げ部23Aが長
孔22の辺縁に係合して大歯車12が停止するまでの回
転ストロークが変化する。従って、センターピニオン1
5を介して大歯車12と連動して動く指針32の作動位
置を変化させることができる。
【0109】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。 (26)上点ストッパー23の固定位置を移動させれば、大
歯車12が停止するまでの回転ストロークが変化して、
スピンドルストローク内での指針32の作動位置を変化
させることができる。 (27)第3実施形態に比べ、調整スリーブ65を設ける必
要がなく、ラック66は従来と同様にスピンドル3に設
ければよいから、構造が簡単になり、安価に提供でき
る。
【0110】次に、図13は本発明の第10実施形態の
要部を示しており、本実施形態は、図16に示すような
ラック&ピニオン方式の1回転未満ダイヤルゲージに適
用されるもので、本実施形態では、調整手段140とし
て上記第3実施形態及び第4実施形態における調整スリ
ーブ65、67に換えてラック部材80を使用してい
る。運動変換機構110、運動伝達接離機構120、運
動伝達阻止手段130、第1の付勢手段10、第2の付
勢手段27については、その構成は上記第3,4実施形
態と同様である。
【0111】ラック部材80は、スピンドル3に形成さ
れた欠込み溝81に嵌合してスピンドル3の軸方向に移
動可能となっており、固定ねじ82により任意位置に固
定可能とされている。この際、ラック部材80の上端部
は、ケース本体2に設けられた上方の軸受けから突出さ
せて、位置調整が容易となるようにするのがよい。ま
た、ラック部材80の下方には、中間ピニオン(図示せ
ず)に対応した位置に、軸方向にラック66が加工され
ている。なお、ラック部材80のラック66が加工され
た部分のスピンドル3には、中間ピニオンと確実に噛み
合うように、両側に切り欠き83が形成されている。ま
た、スピンドル3とラック部材80との間にラック部材
80の位置を微調整する機構、例えば、スピンドル3側
にねじ軸を設け、このねじ軸に螺合されるナット部材を
ラック部材80側に回転自在かつ軸方向移動不可能に支
持した構造を付加してもよい。
【0112】上記構成からなる本実施形態では、被測定
物の高さが変化した場合に、固定ねじ82を緩めてスピ
ンドル3に対してラック部材80を移動させると、ラッ
ク部材80と一体のラック66が移動し、その移動分だ
け中間ピニオンも回転するから、このラック66と噛合
する中間ピニオンの回転停止位置が変化する。そして、
所定位置で固定ねじ82を締め付け固定して測定を行え
ば、ラック66と噛合する中間ピニオンが異なる回転停
止位置から回転を始めるため、大歯車及びセンターピニ
オンを介してスピンドルストローク内の異なる位置から
指針32を作動させることができる。
【0113】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。 (28)スピンドルストロークのどの位置からでも指針を作
動させることができ、従来のような煩雑な調整作業が不
要となり、効率的な測定作業が可能となる。 (29)構成も簡易であり、安価に提供できる。
【0114】次に、図14は本発明の第11実施形態を
示すものであり、図16に示したラック&ピニオン方式
の1回転未満ダイヤルゲージにおける運動変換機構のう
ち、中間ピニオン21と、アーム30を図示している。
運動変換機構110、運動伝達接離機構120、運動伝
達阻止手段130、第1の付勢手段10、第2の付勢手
段27については、その構成は上記第3,4実施形態と
同様である。
【0115】本実施形態では、中間ピニオン21の回動
軸85の先端にねじ部85Aを形成し、ナット86によ
り、中間ピニオン21を回動軸85に着脱可能に取付け
られるように構成し、アーム30の回転位置を任意位置
に設定できるようにしたものである。本実施形態におい
て、アーム30と回動軸85との間にアーム30の位置
を微調整する機構、例えば、アーム30の外周に歯車の
歯を形成し、この歯に噛合されるピニオンを大歯車12
側に回転自在に設け、このピニオンを外部から回動可
能、かつ、固定可能に設けた構造を付加してもよい。
【0116】本実施形態では、図17を参照して説明す
ると、アーム30の回転位置を変化させることにより、
大歯車12側の当接ピン31がアーム30に当接するま
での大歯車12の回転ストロークが変化するため、大歯
車12により駆動されるセンターピニオン15及び指針
32の作動位置を変化させることができる。
【0117】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。 (30)被測定物が変化した場合には、アーム30の回転位
置を最適に設定することにより、スピンドルストローク
内のどの位置からでも指針32を作動させることができ
る。
【0118】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含むものである。すなわち、本発明は、スピンドルか
ら指針に至る途中に、スピンドルの動きがある程度大き
くなったらその動きを指針には伝えない機構があるた
め、この機構の位置を調整することで、スピンドルと指
針との関係を変化させたものであり、この関係を変える
手段として、第1に上記当接部材の当接位置を変えるも
のがあり、第2にラックとピニオンとの噛み合い位置を
変化させるものがあり、第3にストッパーの位置を変え
るものがある。
【0119】従って、以下に示すような変形等も本発明
に含まれる。図7に示す第5実施形態では、スピンドル
3の上端部に雄ねじ部68が形成され、調整スリーブ6
7の上端部内面に雄ねじ部68に螺合する雌ねじ部69
が形成された場合を例示したが、これに限定されず、ス
ピンドル3の上端部内周に雌ねじ部69が形成され、一
方、調整スリーブ67の上端部はスピンドル上端より延
長して袋状に形成され、この上端袋状部内側に突出して
雄ねじ部68が形成され、この雄ねじ部68とスピンド
ル3の雌ねじ部69とが螺合するものであってもよい。
また、図8,9の第6実施形態及び図10の第7実施形
態において、上点ストッパー16と下点ストッパー17
とは連結アーム70を介さずに各々別個に移動しうるよ
うに構成することもできる。更に、各実施形態の長孔
は、単なる孔でもよい。
【0120】本発明は、前述の各実施形態のように、1
回転未満ダイヤルゲージに適用されるものに限らず、指
針の2回転以上の所定回転未満の回転を規制する所定回
転未満ダイヤルゲージにも適用できるものである。この
場合、例えば、スピンドルストローク4mmのうち、1
mmを指針が10回転で動作するセクターギア方式、あ
るいは、ラック・ピニオン方式の所定回転未満ダイヤル
ゲージとしてもよい。
【0121】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば以
下の効果がある。調整手段により運動伝達接離機構の接
離位置を変化させることにより指針の作動位置が変動す
るため、異なる被測定物に対する指針の作動範囲が調整
可能となり、スピンドルストロークのどの位置からでも
指針を動作させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の内部構成を示す一部を
切り欠いた説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態の動作状態を示す説明図
である。
【図3】本発明の第2実施形態の内部構成を示す一部を
切り欠いた説明図である。
【図4】本発明の第3実施形態の内部構成を示す一部を
切り欠いた説明図である。
【図5】本発明の第3実施形態の動作状態をを示す説明
図である。
【図6】本発明の第4実施形態の内部構成を示す一部を
切り欠いた説明図である。
【図7】本発明の第5実施形態の要部を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の第6実施形態の要部を示す説明図であ
る。
【図9】本発明の第6実施形態における図8のIX-IX線
に沿った断面図である。
【図10】本発明の第7実施形態の要部を示す説明図で
ある。
【図11】本発明の第8実施形態の要部を示す説明図で
ある。
【図12】本発明の第9実施形態の要部を示す説明図で
ある。
【図13】本発明の第10実施形態の要部を示す説明図
である。
【図14】本発明の第11実施形態の要部を示す説明図
である。
【図15】従来のセクタギヤ方式の1回転未満ダイヤル
ゲージの構成を示す説明図である。
【図16】従来のラック&ピニオン方式の1回転未満ダ
イヤルゲージの構成を示す説明図である。
【図17】図16の1回転未満ダイヤルゲージの運動変
換機構を示す斜視図である。
【図18】図17の運動変換機構の動作状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ダイヤルゲージ 2 ケース本体 3 スピンドル 4 セクタギヤ 5 係合ピン 7 ギヤ部 8 アームピン 12 大歯車 15 センターピニオン 16 上点ストッパー 17 下点ストッパー 20 ラック 21 中間ピニオン 32 指針 50、60、65、67 調整ブッシュ 51、72、82 固定ねじ 52 被測定物 53 下点ストッパー 55 ステム 61 偏心カム 66 ラック 68 雄ねじ部 69 雌ねじ部 71、76、78、79 長孔 80 ラック部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 利行 岐阜県中津川市茄子川1688−189 株式 会社ミツトヨ内 (56)参考文献 実開 昭58−65503(JP,U) 登録実用新案3061910(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 3/00 - 3/56

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体と、 このケース本体に軸方向摺動自在に支持されたスピンド
    ルと、 このスピンドルをその一端側がケース本体から突出する
    方向に付勢する第1の付勢手段と、 前記ケース本体に対して直接または間接的に回転自在に
    支持された指針と、 前記スピンドルの軸方向の変位運動を前記指針に回転運
    動に変換して伝達する運動変換機構と、 この運動変換機構の途中に設けられ、スピンドルの変位
    運動の指針側への伝達を接離する運動伝達接離機構と、 この運動伝達接離機構を常時係合する方向に付勢する第
    2の付勢手段と、 前記運動変換機構に関与可能に設けられ、スピンドルが
    所定量以上変位したときに、前記運動伝達接離機構を第
    2の付勢手段に抗して分離してスピンドルの変位運動の
    指針側への伝達を阻止し、かつ、スピンドルの軸方向の
    変位は許容する運動伝達阻止手段とを備え、 前記運動伝達阻止手段が機能しない範囲においてスピン
    ドルの軸方向の変位を指針に伝達することにより、指針
    の所定回転未満の回転を許容する所定回転未満ダイヤル
    ゲージであって、 前記スピンドルの変位位置に対する前記運動伝達接離機
    構の接離位置を調整する調整手段を設けたことを特徴と
    する所定回転未満ダイヤルゲージ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて、前記運動伝達接離機構は、互いに当接かつ
    離脱可能な第1の当接部材及び第2の当接部材を備えて
    構成され、前記調整手段は、前記第1の当接部材または
    第2の当接部材の少なくとも一方を位置調整可能に設け
    ることにより構成されている所定回転未満ダイヤルゲー
    ジ。
  3. 【請求項3】請求項2記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて、前記調整手段は、軸方向に位置調整可能に
    前記スピンドルに嵌合された調整ブッシュにより構成さ
    れ、この調整ブッシュに前記第1または第2の当接部材
    としての係合部が一体に固着されている所定回転未満ダ
    イヤルゲージ。
  4. 【請求項4】請求項3記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて、前記調整ブッシュは、固定ねじによりスピ
    ンドルに対して固定可能かつ固定解放可能に構成された
    所定回転未満ダイヤルゲージ。
  5. 【請求項5】請求項3記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて、前記調整ブッシュは、前記スピンドルに対
    して回動可能かつ所定位置で停止可能に取り付けられた
    偏心カムと、前記調整ブッシュを前記偏心カムに当接す
    る方向に付勢する付勢ばねとにより、スピンドルに対し
    て位置調整可能に構成された所定回転未満ダイヤルゲー
    ジ。
  6. 【請求項6】請求項1記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて、前記運動変換機構は、スピンドル側に設け
    られたラックと、このラックに噛み合うピニオンとを備
    え、前記調整手段は、前記ラックをスピンドルに対して
    位置調整可能に設けることにより構成されている所定回
    転未満ダイヤルゲージ。
  7. 【請求項7】請求項6記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて、前記調整手段は、前記スピンドルに軸方向
    に位置調整可能に嵌合された調整スリーブにより構成さ
    れ、この調整スリーブに前記ラックが加工されている所
    定回転未満ダイヤルゲージ。
  8. 【請求項8】請求項7記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて 、前記調整スリーブは、固定ねじによりス
    ピンドルに対して固定可能かつ固定解放可能に構成され
    た所定回転未満ダイヤルゲージ。
  9. 【請求項9】請求項7記載の所定回転未満ダイヤルゲー
    ジにおいて 、前記スピンドルの上端部と、前記調整ス
    リーブの上端部とが互いに螺合されており、スピンドル
    の回動により調整スリーブはスピンドルに対して位置調
    整可能に構成された所定回転未満ダイヤルゲージ。
  10. 【請求項10】請求項7記載の所定回転未満ダイヤルゲ
    ージにおいて、前記調整手段は、前記調整スリーブ上端
    部に螺合されるとともに前記スピンドルに回動自在かつ
    軸方向移動不可能に取付けられたナット部材により構成
    され、このナット部材の回動により調整スリーブは、ス
    ピンドルに対して位置調整可能に構成された所定回転未
    満ダイヤルゲージ。
  11. 【請求項11】請求項1記載の所定回転未満ダイヤルゲ
    ージにおいて、前記調整手段は、前記運動伝達阻止手段
    の前記運動変換機構への関与位置を位置調整可能に設け
    ることにより構成されている所定回転未満ダイヤルゲー
    ジ。
  12. 【請求項12】請求項11記載の所定回転未満ダイヤル
    ゲージにおいて、前記運動変換機構は、前記スピンドル
    の移動を前記指針側に伝達するセクタギヤを備え、前記
    運動伝達阻止手段は、前記セクタギヤの回転移動角度を
    所定角度内に規制するストッパーにより構成され、前記
    調整手段は、このストッパーを位置調整可能とすること
    により構成された所定回転未満ダイヤルゲージ。
  13. 【請求項13】請求項12記載の所定回転未満ダイヤル
    ゲージにおいて、前記セクタギヤは、揺動アーム部と、
    この揺動アーム部の先端側に設けられたギヤ部とを備え
    ており、前記ストッパーは、前記ギヤ部または前記揺動
    アーム部の回転移動を規制する上点ストッパーと、下点
    ストッパーとを具備して構成され、かつ、前記調整手段
    は、この上点ストッパーと下点ストッパーとを同時に位
    置調整可能とすることにより構成された所定回転未満ダ
    イヤルゲージ。
  14. 【請求項14】請求項12記載の所定回転未満ダイヤル
    ゲージにおいて、前記セクタギヤは、揺動アーム部と、
    この揺動アーム部の先端側に設けられたギヤ部とを備え
    ており、前記運動伝達阻止手段は、前記ギヤ部またはス
    トッパーのいずれか一方に形成された孔と、この孔に係
    合されるとともに前記ギヤ部またはストッパーのいずれ
    か他方に設けられかつ前記孔より小断面積の係合部とに
    より構成され、かつ、前記調整手段は、前記ストッパー
    を位置調整可能に設けることにより構成された所定回転
    未満ダイヤルゲージ。
  15. 【請求項15】請求項11記載の所定回転未満ダイヤル
    ゲージにおいて、前記運動変換機構は、前記スピンドル
    の移動を指針側に伝達する大歯車を備えており、前記運
    動伝達阻止手段は、前記大歯車の回転範囲を規制するス
    トッパーにより構成され、かつ、調整手段は、前記スト
    ッパーを位置調整可能に設けることにより構成された所
    定回転未満ダイヤルゲージ。
  16. 【請求項16】請求項15記載の所定回転未満ダイヤル
    ゲージにおいて、前記ストッパーによる大歯車の回転範
    囲の規制は、大歯車またはストッパーのいずれか一方に
    設けられた孔と、この孔に係合されるとともに前記大歯
    車またはストッパーのいずれか他方に設けられかつ前記
    孔より小断面積の係合部とにより構成され、かつ、調整
    手段は、前記ストッパーを位置調整可能に設けることに
    より構成された所定回転未満ダイヤルゲージ。
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