JPH0125006Y2 - - Google Patents

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JPH0125006Y2
JPH0125006Y2 JP1982195991U JP19599182U JPH0125006Y2 JP H0125006 Y2 JPH0125006 Y2 JP H0125006Y2 JP 1982195991 U JP1982195991 U JP 1982195991U JP 19599182 U JP19599182 U JP 19599182U JP H0125006 Y2 JPH0125006 Y2 JP H0125006Y2
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JP
Japan
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yoke
mount
deflection yoke
flange back
adjuster
Prior art date
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JP1982195991U
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JPS59104669U (ja
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばテレビジヨンカメラのフラン
ジバツク調整機構に係り、偏向ヨークに固定され
たヨークマウントの外周に螺合するアジヤストリ
ングと、このアジヤストリングの外周に螺合する
とともに、光軸方向と直交する方向に回転軸を有
し、操作ノブが外装の側面に露出したウオームギ
ヤと、一方が基体に固定され、他方が上記ヨーク
マウントの内周に嵌入されてこのヨークマウント
を基体に保持するマウントとを備え、上記ウオー
ムギヤの操作ノブを外装の側面から回動調整する
ことにより上記アジヤストリングを回転させてヨ
ークマウントの光軸方向の位置を調整し得るよう
にしたので、フランジバツクの調整が極めて正確
でスムーズに行なえるものとなるフランジバツク
調整機構を提供することを目的とする。
例えば、テレビジヨンカメラのレンズ装着には
固定型のものとCマウント等の脱着型のものとが
あり、そして固定型レンズのフランジバツク調整
はマスターレンズを移動調整することによつて行
なつており、Cマウント等の脱着型レンズのフラ
ンジバツク調整は撮像管の取り付けられている偏
向ヨークを移動調整することによつて行なつてい
る。
この偏向ヨーク移動によるフランジバツク調整
機構は、テレビジヨンカメラのシヤーシーに配設
された偏心ピン体を回動することにより、偏心ピ
ン体の偏心ピンに係合している偏向ヨークをレン
ズ光軸方向に前後させるようなものであり、フラ
ンジバツク調整の行なわれた後にはセツトスクリ
ユーで偏向ヨークをシヤーシーに固定するように
構成されている。
そして、このようなフランジバツク調整機構に
おいて、テレビジヨンカメラの小型軽量化あるい
は偏向ヨークの脱着容易化をはかるには、偏向ヨ
ーク全体をシヤーシーによつて支える構成ではな
く、偏向ヨークの先端のみをシヤーシーによつて
支えるようなものとする必要がある。しかし、偏
心ピンによつて偏向ヨークの前後方向の調整を行
ない、かつ偏向ヨークの先端のみをシヤーシーに
よつて支えるような場合には、偏向ヨークがシヤ
ーシーによつて支持される長さが短かくなり、偏
向ヨーク自体の重さによる回転モーメントが支持
部に大きく作用するものとなるので、偏心ピンの
回動によつて偏向ヨークを光軸方向に沿つて移動
調整することがスムーズに行なえないといつた欠
点が生じる。又、偏心ピンの回動によるフランジ
バツクの調整は微調整の行ないにくいものであ
り、正確なフランジバツク調整が期待できにく
い。
又、フランジバツク調整後に、偏向ヨークをシ
ヤーシーに固定する為にセツトスクリユーで行な
うにすぎない場合には、落下等の衝撃力が作用す
ると、光軸に対する偏向ヨークの平行度が狂い、
酷い場合には偏向ヨークがとれてしまう場合もあ
る。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下
その実施例について説明する。
第1図は本考案に係るフランジバツク調整機構
の要部側面図、第2図はその一部断面説明図であ
る。
同図中、1は偏向ヨークであり、偏向ヨーク1
の内部には撮像管2が固定されている。
そして、偏向ヨーク1と内部に光学ローパスフ
イルターが固定されたバイアスライト3とがヨー
クマウント4に嵌め込まれて取り付けられてお
り、ヨークマウント4に対してカバー5を配する
ことにより、偏向ヨーク1とバイアスライト3は
ヨークマウントに固定されている。このヨークマ
ウント4の一端部側の外周側壁にはネジ溝が形成
されており、このネジ溝部分には内周壁にネジ溝
の形成された2個のアジヤストリング6,7が配
されて螺着結合されている。
又、ヨークマウント4の内周壁に接してマウン
ト8が配されており、このマウント8はテレビジ
ヨンカメラのメインシヤーシー9にスクリユー等
によつて固定されている。従つて、偏向ヨーク1
は、ヨークマウント4、マウント8を介して一点
鎖線で示す光軸の方向と平行な方向に保持されて
おり、ヨークマウント4の光軸方向の移動によつ
て移動し得るものと構成されている。
又、アジヤストリング6,7の外周部に形成さ
れているギヤにウオームギヤ10が螺合されてお
り、ウオームギヤ10の軸(図示される通り、こ
の軸は一点鎖線で示す光軸と直交)の回転用ノブ
(ローレツト部)10′を持つて、あるいは回転用
ノブ10′に形成された十字穴にドライバーを差
し込んでウオームギヤ10を回転させることによ
り、ウオームギヤ10に螺合しているアジヤスト
リングが回転するようになつている。
又、これら各部のアセンブリ時に、アジヤスト
リング6は偏向ヨーク1側に、かつアジヤストリ
ング7はレンズ13側に、それぞれ回動されて、
アジヤストリング6はメインシヤーシー9に、か
つアジヤストリング7はマウント8にそれぞれ強
く圧接されており、ガタツキが起きないようにな
つている。
上記の構成において、フランジバツクaを調整
するには、ウオームギヤ10を所定方向に回動さ
せてアジヤストリング6,7を同時に同方向に回
転させると、この回転によつてヨークマウント4
は光軸方向に沿つて前又は後方向に移動し、フラ
ンジバツクaが調整される。尚、ウオームギヤ1
0によるアジヤストリング6,7の回転に際して
ヨークマウント4は回転しないように、ヨークマ
ウント4には突部11が設けられており、かつこ
の突部11に係合する切欠部12がメインシヤー
シー9には形成されており、突部11と切欠部1
2との係合によつてヨークマウント4は光軸方向
には移動可能なるも、光軸を軸芯とする回動はで
きないようになつている。
そして、ウオームギヤ及びアジヤストリングの
回動によるフランジバツク調整後においては、ウ
オームギヤとアジヤストリングとの強い螺着力に
よつて弛みが起きることなく、すなわち振動等に
起因するアジヤストリングの回転に対してはウオ
ームギヤが強い抵抗となり、又、ウオームギヤの
自然回転に対してはアジヤストリングが強い抵抗
となるといつたように、アジヤストリングとウオ
ームギヤは互いに弛み防止の役割を果たすものと
なるので、特別な弛み止め機構は要らない。
このようにフランジバツク調整機構が構成され
ていると、偏向ヨークの保持が先端部のみでなさ
れる場合にあつても、光軸に対する偏向ヨークの
平行度の保持は良好であり、かつフランジバツク
調整の為の作業はウオームギヤ及びアジヤストリ
ングを介してスムーズに行なえ、しかも調整は正
確に行なえるものとなる。特に、交換レンズ使用
時等外装をした製品の状態時でフランジバツク調
整する場合でも、露出している回転用ノブに直接
力を加えればフランジバツクの調整が簡単に行な
える。又、偏向ヨークの保持は、セツトスクリユ
ー等による点保持のものとは異なり、面保持のよ
うなものとなり、一層良好なものである。
又、上記実施例においては、アジヤストリング
を複数個用いた場合であるが、アジヤストリング
は1個のみでもよく、このような場合にはヨーク
マウント4とマウント8との間にスプリング15
を介在させておき、このスプリング15の力でヨ
ークマウント4を押圧付勢し、アジヤストリング
とヨークマウントとを圧接すると共に、アジヤス
トリングをメインシヤーシーに圧接するようにし
ておけばよい。
上述の如く、本考案に係るフランジバツク調整
機構は、偏向ヨークに固定されたヨークマウント
の外周に螺合するアジヤストリングと、このアジ
ヤストリングの外周に螺合するとともに、光軸方
向と直交する方向に回転軸を有し、操作ノブが外
装の側面に露出したウオームギヤと、一方が基体
に固定され、他方が上記ヨークマウントの内周に
嵌入されてこのヨークマウントを基本に保持する
マウントとを備え、上記ウオームギヤの操作ノブ
を外装の側面から回動調整することにより上記ア
ジヤストリングを回転させてヨークマウントの光
軸方向の位置を調整し得るようにしたので、従来
の偏心ピン機構によるフランジバツク調整の場合
よりもスムーズに、特に偏向ヨークの保持が先端
部のみで行なわれている場合には極めてスムーズ
に行なえるものとなり、しかも微調整が容易なの
でフランジバツク調整が正確に行なえ、さらには
偏向ヨークはヨークマウントの内周に嵌入されて
いるマウントで保持されるので、偏向ヨークの平
行度の保持、固定が確実なものとなり、そして偏
向ヨーク等の自重による撓モーメントがアジヤス
トリングに加わらないから、アジヤストリングの
調整作動に要する力は少さくてすみ、よつて微調
整が極めて容易であり、さらには外装した製品の
状態であつてもフランジバツクの調整が可能であ
り、特に、ウオームギヤの回転軸を光軸方向と直
交する方向に配設しているので、ウオームギヤの
操作ノブの回転角に対するヨークマウントの光軸
方向の移動距離が極めて小さく、よつてフランジ
バツクのより微妙な微調整が可能となり、かつ、
ウオームギヤの操作ノブが外装の側面に露出する
為にフランジバツク調整作業が容易であり、又、
アジヤストリングとウオームギヤとの螺合によつ
て弛み止めが互いになされているから、特別な固
定用押圧ネジ等がなくてもフランジバツク調整後
に狂いが生じにくいものとなる等の特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案に係るフランジバ
ツク調整機構の要部説明図である。 1……偏向ヨーク、4……ヨークマウント、
6,7……アジヤストリング、8……マウント、
9……メインシヤーシー(基体)、10……ウオ
ームギヤ、10′……回転用ノブ(操作ノブ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 偏向ヨークに固定されたヨークマウントの外周
    に螺合するアジヤストリングと、 このアジヤストリングの外周に螺合するととも
    に、光軸方向と直交する方向に回転軸を有し、操
    作ノブが外装の側面に露出したウオームギヤと、
    一方が基体に固定され、他方が上記ヨークマウン
    トの内周に嵌入されてこのヨークマウントを基体
    に保持するマウントとを備え、 上記ウオームギヤの操作ノブを外装の側面から
    回動調整することにより上記アジヤストリングを
    回転させてヨークマウントの光軸方向の位置を調
    整し得るようにしたことを特徴とするフランジバ
    ツク調整機構。
JP19599182U 1982-12-28 1982-12-28 フランジバツク調整機構 Granted JPS59104669U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19599182U JPS59104669U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 フランジバツク調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19599182U JPS59104669U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 フランジバツク調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59104669U JPS59104669U (ja) 1984-07-14
JPH0125006Y2 true JPH0125006Y2 (ja) 1989-07-27

Family

ID=30420707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19599182U Granted JPS59104669U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 フランジバツク調整機構

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618986A (ja) * 1984-06-23 1986-01-16 株式会社フジクラ フレキシブル印刷回路板の配線方法および折り曲げ用部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544462U (ja) * 1978-09-14 1980-03-22
JPS5548618U (ja) * 1978-09-26 1980-03-29

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033653Y2 (ja) * 1979-04-04 1985-10-07 赤井電機株式会社 ビデオカメラにおけるフランジバツク調整装置

Patent Citations (2)

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JPS59104669U (ja) 1984-07-14

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