JP2645820B2 - ビデオカメラのフランジバツク調整機構 - Google Patents

ビデオカメラのフランジバツク調整機構

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JP2645820B2
JP2645820B2 JP61009349A JP934986A JP2645820B2 JP 2645820 B2 JP2645820 B2 JP 2645820B2 JP 61009349 A JP61009349 A JP 61009349A JP 934986 A JP934986 A JP 934986A JP 2645820 B2 JP2645820 B2 JP 2645820B2
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JP
Japan
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video camera
lens mount
flange back
adjustment mechanism
mounting base
Prior art date
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浩司 今木
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ビデオカメラのフランジバツク調整機構に
関する。
(ロ) 従来の技術 固体撮像素子を採用するビデオカメラの多くは、特開
昭58−204680号公報に示されている様に、撮像素子取付
基台の背面にフランジバツク調整手段を取付けており、
ビデオカメラの背面より調整を為す様構成している。
しかし、上述する構成は通常撮像素子取付基台の後方
に回路基板を並行に配することが多く、組立後のフラン
ジバツク調整を困難にしている。
そこで、例えば特開昭60−62781号公報では、レンズ
マウント内に後玉レンズ筒体を嵌合せしめ、この後玉レ
ンズ筒体に偏心突起部を係合せしめる係合ピン(螺子)
をレンズマウントに螺合せしめることによって、ビデオ
カメラ側部よりフランジバツクを調整するフランジバツ
ク調整機構が提案されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 上述する様に筒体と筒体を嵌合さしめてフランジバツ
ク調整を為す場合、筒体を長く形成しない限り一本の係
合ピンによって安定にフランジバツク調整をすることは
困難である。
而も、調整後は必ず固定螺子によって調整状態を固定
しなければならず作業性にも劣る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、本発明は、レンズマウントと撮像素子取付基
板とを進退自在に嵌合せしめた状態で両者の間に調整リ
ングを介在せしめ、この調整リングと撮像素子取付基板
の間に形成したカム機構の当接状態を、調整リング外周
に噛合するウオームによって調整することを特徴とす
る。
(ホ) 作用 よって、本発明によれば、ビデオカメラ側部よりウオ
ームを回動することにより、調整リングが回動しカム機
構の当接状態が変化して撮像素子取付基台がレンズマウ
ントに対し光軸方向に変位する。
(ヘ) 実施例 以下、本発明を図示せる一実施例に従い説明する。
本実施例は、第1図に図示する様に、レンズマウント
(1)の透孔の背面外周に円環状の突状(2)を形成
し、撮像素子取付基台(3)の正面中央に形成したガイ
ド突部(4)先端を前記突条(2)内に嵌合せしめてい
る。従って、前記撮像素子取付基板(3)はレンズマウ
ント(1)の光軸方向に進退自在に支持される。尚前記
突条(2)内形状と前記ガイド突部(4)の先端外形状
とは、光軸方向にのみ進退自在に嵌合出来る形状であれ
ば良く必ずしも円形である必要はなく、前記撮像素子取
付基台(3)の回転止めを兼る形状としても良い。
更に、ガイド突部(4)の外周には調整リング(5)
が回動自在に嵌合している。この調整リング(5)は外
周に歯車(6)を形成し、正面を前記突条(2)に当接
せしめており、背面には第2図にも図示する様に等角間
隔でカム(7a)(7b)(7c)が形成されている。これら
各カムに対向して前記撮像素子基台(3)のガイド突部
(4)の外方には等角的に3個の突片(8a)(8b)(8
c)〔但し第2図には1個のみ図示〕が等角的に形成さ
れている。このカム(7a)(7b)(7c)と突片(8a)
(8b)(8c)とは第3図の展開図に示す様に等角的に形
成されており、突片(8a)(8b)(8c)は前記カム(7
a)(7b)(7c)の同じ高さの位置に当接することによ
り、前記調整リング(5)の回転(矢印A方向)が、前
記撮像素子取付基台、(3)を光軸方向(矢印B方向)
に変位せしめることになる。尚、カムは必ずしも調整リ
ング側に形成する必要はなく、撮像素子取付基台側に形
成しても良い。前記撮像素子取付基台(3)は前記ガイ
ド突部(4)内に固体撮像素子を収納固定しており、両
側に形成した2個の透孔(9)(9)にレンズマウント
(1)に固定したピン(10)(10)を嵌挿した状態でピ
ンの鍔部(10a)(10a)と前記撮像素子取付基台(3)
の背面との間にコイルバネ(11)(11)を介在せしめ前
記撮像素子取付基台(3)を前記レンズマウント(1)
側に付勢すると共に、前記撮像素子取付基台(3)の回
転止めも兼ている。
前記調整リング(5)の歯車(6)には、ウオーム
(12)が噛合しており、このウオーム(12)はカメラ本
体側部のフレーム(図示省略)に回動自在に支持された
軸(13)の先端に固定され、調整軸を構成している。従
って調整に際して、カメラ側面のキヤビネツトを取外し
て前記軸(13)を回動すれば、フランジバツクの調整は
可能になる。尚、更に調整を容易にするならば、前記軸
(13)の頭部に合わせて前記キヤビネツトに穴を形成し
ておけば、キヤビテツトを取外すことなくドライバー等
によりフランジバツクを調整できる。
(ト) 発明の効果 よって、本発明によれば、ウオームを採用することに
よりギヤー比が大きくなり、調整状態を固定する固定手
段を用いることなく調整状態を安定に維持出来、更に筒
体同士を嵌合する調整機構を採用しないため機構の薄形
化が図れることにもなりその効果は大である。
【図面の簡単な説明】
図は何れも本発明の一実施例を示し、第1図は一部切欠
斜視図、第2図は要部分解斜視図、第3図はカム機構の
展開説明図をそれぞれ示す。 (1)……レンズマウント、(3)……撮像素子取付基
台、(5)……調整リング、(7a)(7b)(7c)……カ
ム、(12)……ウオーム、(6)……歯車、(11)……
コイルバネ、(4)……ガイド突部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオカメラ正面側にレンズ筒体を固定す
    るレンズマウントと、 固体撮像素子取付部の外方に前記レンズマウントに進退
    自在に嵌合するガイド突部を形成し、該ガイド突部外方
    に等角的に複数の突片を形成する撮像素子取付基台と、 背面に前記各突片に対向してカム面を形成し、外周に歯
    車を形成してその前面を前記レンズマウント背面に当接
    せしめた状態で前記ガイド突部外周に嵌合する調整リン
    グと、 先端に固定したウオームを前記調整リングの歯車に噛合
    せしめ前記ビデオカメラ側部に回動自在に支持される調
    整軸とを、 それぞれ配して成るビデオカメラのフランジバツク調整
    機構。
JP61009349A 1986-01-20 1986-01-20 ビデオカメラのフランジバツク調整機構 Expired - Lifetime JP2645820B2 (ja)

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JPS62168471A JPS62168471A (ja) 1987-07-24
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JP4311874B2 (ja) 2000-12-07 2009-08-12 パナソニック株式会社 フランジバック調整機構付きカメラ
JP2010276990A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 撮像装置のバックフォーカス調整機構
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