JPH0617368Y2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0617368Y2
JPH0617368Y2 JP1987055255U JP5525587U JPH0617368Y2 JP H0617368 Y2 JPH0617368 Y2 JP H0617368Y2 JP 1987055255 U JP1987055255 U JP 1987055255U JP 5525587 U JP5525587 U JP 5525587U JP H0617368 Y2 JPH0617368 Y2 JP H0617368Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ring
plate
screw
fixed
solid
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987055255U
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English (en)
Other versions
JPS63163070U (ja
Inventor
晋 久保田
裕一 石川
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はCCD素子等の固体撮像素子を有するカメラに
おける素子の受光面に対する光学系の画像焦点位置決め
構造に関する。
(従来技術) 固体撮像素子の受光面にレンズから投影される画像焦点
を合わせる焦点位置決め構造は、従来第5図に示すもの
が知られていた。この構造において、CCD素子4が固
定された基板2は調整ネジ6・7を調整することによっ
て前進・後退(矢印8方向)する。
基板2の貫通孔10・12にはスリーブ12・14を介
して調整ネジ6・7が挿入され、調整ネジ6・7は基台
16に結合されている。基台16には図示は省略したが
レンズ体が結合されており、調整ネジ6・7の回転によ
り焦点合せが行なわれる。スリーブ12・14の外周に
はスプリング18・20が装着され、スプリング18・
20の付勢力によって調整ネジ6・7には適宜な締付力
が得られ、この締付によってCCD素子4がずれないよ
うに固定される。
また、実開昭55−176676号公報には固体撮像素
子が取付けられた摺動ブロックに軸方向に移動可能であ
るが回転自在な調整リングを装着し、該リング内に形成
したネジをレンズを固定するガイドフランジの外側に螺
合した構成により、調整リングを回転するだけで摺動ブ
ロックをスムーズに光軸方向に直線運動させ、これによ
って固体撮像素子の受光面に対するレンズの焦点位置を
調整するものが開示されている。
更にまた、実開昭54−53330号公報には撮像管と
偏向コイル等のコイルアッセンブリをブラケットと結合
し、該ブラケットをマウント部の内側に軸方向移動可能
に装着し、更に回転リングの内側に設けた衝合部に圧縮
ばねにて付勢されたブラケットの端面を当接させ、回転
リングをマウント部の外周面のネジに螺着してある。そ
して、回転リングの回動によりブラケットを光軸方向に
移動させ、撮像管の結像面とマウントベース間の距離を
調整することにより、撮像管の結像距離を容易に微調整
し、その後にマウント部の外周に設けたネジ孔にビスを
螺合し、該ビスの先端をブラケットの外周面に押圧する
ことによって、撮像管の位置決めを行う構造が開示され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第5図に示した従来の焦点位置決め構造において
は、基板2をスプリング18・20にて一方向に付勢し
ているが、調整ネジ6・7におけるバックラッシュ等の
隙間があるので、機械的な衝撃や振動により焦点位置が
ずれることがある。また、調整ネジ6・7は複数個ある
ために夫々のネジの調整が1回で済むことはほとんどな
く、再調整をしなければならないという問題があった。
また、実開昭55−176676号公報記載の撮像素子
の取付機構はガイドフランジと摺動ブロックの間にウェ
ーブワッシャを介在したり、固体撮像素子と調整リング
を光軸方向にずらして配置しているので、光軸方向のス
ペースを小さくすることが難しかった。
更に、実開昭54−53330号公報記載の結像距離調
整装置では微調整するためにの回転リングとブラケット
を強固に固定するためのビスの螺合位置をレンズの光軸
方向に並べて配置したので小型化が難しかった。
本考案の目的は、焦点合せ作業が簡単であり、振動等の
衝撃によって固体撮像素子の受光面に対するレンズの焦
点位置が確実に固定され、かつ、光軸方向のスペースを
短くすることが可能な画像読取装置を提供することであ
る。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に本考案では、レンズ体背面にレ
ンズ固定板を介して固定され、外周面にネジが形成され
たリング状壁が設けられたリング螺着板と、該リング螺
着板に螺合し、外周面に所定間隔に配置された複数の位
置決め穴が設けられた回転リングと、レンズ体と対向す
る側の平面には円弧状の壁面が設けられ、該壁面と平行
に配置された円弧状のリブとの間に円弧状の溝を構成
し、前記リブの内側には固体撮像素子の導通板が貫通す
る貫通孔が設けられ、更に、前記円弧状壁面には外側か
ら貫通するネジ孔が設けられた可動板と、該可動板の前
記円弧状の溝内には前記回転リングがリング螺着板の外
周に螺合した状態にて係合し、前記可動板のリブの内側
中央に配置された固体撮像素子と前記回転リングはレン
ズ体の光軸と直角方向に重合し、レンズ体が固定された
レンズ固定体と前記可動板は所定間隔を介して光軸の軸
方向より第1ネジにて固定され、前記回転リングはその
外周の位置決め穴が前記可動体のネジ孔に螺着された第
2ネジにて光軸と直角方向より押圧されて固定される構
成からなり、前記回転リングを回動することによって、
前記円弧状の溝の底面と係合する回転リングの端面とリ
ング状壁の端面との位置関係が微調整され、前記固体撮
像素子の受光面をレンズ体の焦点位置に合致可能とした
ことを特徴とする。
(実施例) 第1図には本考案に係るカメラのレンズ体と固体撮像素
子の取付部断面図が示されている。レンズ体22はレン
ズ固定板24に固定され、該レンズ固定板24にはリン
グ螺着板26が固定されている。
第3図のリング螺着板26には貫通孔30と固定用ネジ
29が挿入される透孔25が設けられ、また縁にはリン
グ状壁27が設けられ、該リング状壁27の外周面には
ネジ部31が形成されている。レンズ体22を通った画
像はレンズ固定板24の貫通孔28及びリング螺着板2
6の貫通孔26を通ってリング螺着板26の背面側に設
定された画像焦点に達するものである。画像焦点位置近
傍には固体撮像素子32が配置され、該固体撮像素子3
2は可動板34に設けた貫通孔36・38を貫通する導
通板40・42にて基板44に結合され、該基板44は
可動板34にネジ固定されている。
リング状壁27のネジ部31には回転リング50が螺着
されており、回転リング50の外周面には第2図に示す
ように所定の回転角度毎に位置決め穴57が複数個設け
られている。
第2図には可動板34と回転リング50及び螺着板26
のリング状壁27の係合状態が示され、固体撮像素子3
2が省略された一部断面図が示されている。左右には円
弧状の壁面51が形成され、該壁面51の内側には壁面
51と平行に配置された円弧状のリブ49が3個設けら
れている。壁面51とリブ49によって円弧状の溝52
が構成されている。該溝52には第2図に示すようにリ
ング状壁27と回転リング50が螺着した状態で係合可
能であって、溝52の底面には回転リング50の端面が
当接することにより可動板34とリング螺着板26との
間隔が設定される。前面には第4図のようにレンズ固定
板24と可動板34の結合を第1ネジ55によって果た
す為のネジ穴53が設けられ、側面には前記溝52内に
達するネジ孔54が設けられ、第2ネジ56によって溝
52内に位置する回転リング50が回転不能に固定され
る。第2ネジ56は回転リング50の位置決め穴57と
強固に係合するので回転リング50は確実に固定され
る。なお第2ネジ56は位置決め穴57に係合しなくと
も、回転リング50の周面を強固に押圧固定するだけで
もよい。
図示実施例は以上のように構成されており、レンズ体2
2の画像焦点を固体撮像素子32の受光面に合わせるに
は、可動板34とレンズ固定板24を密着状態に押えた
状態で回転リング50を回転する。そして、焦点が合致
した状態で第2ネジ56にて回転リング50を回転不能
に固定する。次に第2ネジ55にてレンズ固定板24と
可動板34を分離しないように強固に固定する。
(考案の効果) 本考案によれば回転リングの回転によって固体撮像素子
が固定された可動板を回転リングのネジ山のピッチに対
応して進退移動でき、従来のように複数のネジを調整し
なくてもよいので、調整が簡単である。また、回転リン
グは第2ネジによって可動板に対して回転不能に確実に
固定され、さらに第1ネジによってレンズ固定板と可動
板が固定されるので、機械的な振動等の衝撃に対して極
めて強い。更に固体撮像素子と回転リングは径方向に略
重合するように配置したので、光軸方向のスペースを短
くすることができる。従って、実用効果が高く、小型化
された画像読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の固体撮像素子固定部の断面
図。 第2図は可動板に回転リング及びリング螺着板のリング
状壁が係合した状態の一部断面図。 第3図はリング螺着板の平面図。 第4図はレンズ体と可動板が結合された状態の外観図。 第5図は従来の固体撮像素子取付部の断面図である。 22……レンズ体、24……レンズ固定板、 26……リング螺着板、27……リング状壁、 32……固体撮像素子、34……可動板、 49……リブ、50……回転リング、 51……壁面、52……溝、 54……ネジ孔、55……第1ネジ、 56……第2ネジ、57……位置決め穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ体背面にレンズ固定板を介して固定
    され、外周面にネジが形成されたリング状壁が設けられ
    たリング螺着板と、該リング螺着板に螺合し、外周面に
    所定間隔に配置された複数の位置決め穴が設けられた回
    転リングと、レンズ体と対向する側の平面には円弧状の
    壁面が設けられ、該壁面と平行に配置された円弧状のリ
    ブとの間に円弧状の溝を構成し、前記リブの内側には固
    体撮像素子の導通板が貫通する貫通孔が設けられ、更
    に、前記円弧状壁面には外側から貫通するネジ孔が設け
    られた可動板と、該可動板の前記円弧状の溝内には前記
    回転リングがリング螺着板の外周に螺合した状態にて係
    合し、前記可動板のリブの内側中央に配置された固体撮
    像素子と前記回転リングはレンズ体の光軸と直角方向に
    重合し、レンズ体が固定されたレンズ固定体と前記可動
    板は所定間隔を介して光軸の軸方向より第1ネジにて固
    定され、前記回転リングはその外周の位置決め穴が前記
    可動体のネジ孔に螺着された第2ネジにて光軸と直角方
    向より押圧されて固定される構成からなり、前記回転リ
    ングを回動することによって、前記円弧状の溝の底面と
    係合する回転リングの端面とリング状壁の端面との位置
    関係が微調整され、前記固体撮像素子の受光面をレンズ
    体の焦点位置に合致可能としたことを特徴とする画像読
    取装置。
JP1987055255U 1987-04-10 1987-04-10 画像読取装置 Expired - Lifetime JPH0617368Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987055255U JPH0617368Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987055255U JPH0617368Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163070U JPS63163070U (ja) 1988-10-25
JPH0617368Y2 true JPH0617368Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=30882990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987055255U Expired - Lifetime JPH0617368Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617368Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614887Y2 (ja) * 1979-06-05 1986-02-15
JPS6096649U (ja) * 1983-12-07 1985-07-01 富士写真フイルム株式会社 カメラの表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63163070U (ja) 1988-10-25

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