JPH0641054B2 - 外面加工装置 - Google Patents

外面加工装置

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JPH0641054B2
JPH0641054B2 JP59215113A JP21511384A JPH0641054B2 JP H0641054 B2 JPH0641054 B2 JP H0641054B2 JP 59215113 A JP59215113 A JP 59215113A JP 21511384 A JP21511384 A JP 21511384A JP H0641054 B2 JPH0641054 B2 JP H0641054B2
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俊道 瀧川
徹也 綾部
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C7/00Milling devices able to be attached to a machine tool, whether or not replacing an operative portion of the machine tool
    • B23C7/02Milling devices able to be attached to a machine tool, whether or not replacing an operative portion of the machine tool to lathes

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本願発明は、例えば原子力炉心構成要素ハンドリングヘ
ッドのセルフオリエンテーション部の形状のような特殊
形状を機械加工する装置に関する。
<従来の技術> 原子炉の炉心部においては六角柱状の燃料集合体や制御
棒等の炉心構成要素は緻密に配列組合せられる。これら
の炉心構成要素の一本を取り出して再び組入れる場合、
挿入すべき空間は六角形状をなしているので、炉心構成
要素の位置・向きが正確でないと挿入できなくなってし
まう。そこで、炉心構成要素のハンドリングヘッドにセ
ルフオリエンテーション部を形成している。第8図はそ
の炉心構成要素の部分の斜視図、第9図はその側面図、
第10図は第9図のVII-VII 矢視図、第11図は第9図
のVIII-VIII 断面図である。第8図〜第11図に示すよ
うに、炉心構成要素1の端部(ハンドリングヘッド)1
aにおいて各側面1bに斜面2と当該斜面2により区画
される円弧面3とからなる位置決め案内部(セルフオリ
エンテーション部)4を形成し、炉心構成要素1の集合
体からその1本を取り出した後の空間が円弧面3が作る
円筒空間となって炉心構成要素1の挿入がしやすくなる
ようにすると共に、斜面2の作用により自動的に位置合
せができるようにしている。
上述の如く、セルフオリエンテーション部4は円弧面3
と斜面2の組合せという特殊な形状を有しているため、
通常の汎用工作機械ではそれを機械加工することができ
ない。それに対して、特開昭59−146707号公報
ではこの種の機械加工を可能とした外面加工装置が開示
されている。これは、回転切削工具の回転と同期してワ
ークをその長手軸方向に移動させると共に、ワークを漸
次工具側に近づけて切込みを与えるようにしたものであ
る。
<発明が解決しようとする問題点> ところが、上述の外面加工装置はセルフオリエンテーシ
ョン部4のような特殊形状の機械加工を可能とした点で
は有効であるが、この外面加工装置に使用される切削工
具は一枚刃のものであるため切削効率が悪く、加工時間
が多くかかるという問題点があった。
本発明は、ハンドリングヘッドのセルフオリエンテーシ
ョン部のような特殊形状の機械加工を可能とすると共
に、従来の一枚刃の切削工具に代えて多刃のカッターを
使用した外面加工装置を提供し、もって加工能率を増大
させて製造コストの大幅な低減を図ると共にその加工精
度と性能を向上させることを目的としている。
<問題点を解決するための手段> この目的を達成するための本発明にかかる外面加工装置
の構成は多角柱状のワークの角形面にワークの軸方向に
対してリード角をもって円弧面が形成され、円弧面はリ
ード角に沿った斜面によって区画されると共に軸方向端
部で外径角一辺と等しくなる被加工面を加工する外面加
工装置において、前記斜面の傾斜角に対応する刃先形成
角を有すると共に前記円弧面に対応する外形刃先形成曲
線を有する刃先形状をもった多刃カッターと、前記多刃
カッターを回転駆動すると共にその回転軸が前記リード
角線に略直交するカッター回転駆動装置と、前記カッタ
ー回転駆動装置をワーク長手軸と直交する面内で回転さ
せるカッター旋回装置と、前記カッター旋回装置と同期
して駆動されて前記多刃カッターの切刃外径点が前記リ
ード角と同角度旋回する状態に前記カッター回転駆動装
置が回転する間にワークをその長手方向に前記被加工面
の長さと同距離移動させるワーク移動装置とを具えたこ
とを特徴とする。
<作用> 本発明による外面加工装置では、ワーク被加工面に対応
した刃先形状をもった多刃カッターを用い、その回転軸
をワークに対してハンドリングヘッドのセルフオリエン
テーション部のリード角に対して直角となるように傾斜
させ、且つ切刃外径点がリード角と同角度旋回する状態
に多刃カッターをワーク長手軸と直交する面内で公転さ
せると同時にそれと同期してワークをその長手軸方向に
被加工面の長さ移動させるので、セルフオリエンテーシ
ョン部のような特殊形状が一回の多刃カッターの通過で
機械加工される。
<実施例> 以下本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
のII-II 断面図、第3図は第1図のIII-III 断面図であ
る。第1図〜第3図において、本実施例の外面加工装置
20は汎用旋盤のベッド22上に取付けられると共に、
旋盤の主軸チャック23には外面加工装置20の駆動軸
24がチャッキングされ、図示しない旋盤主軸の駆動源
により回転駆動されるようになっている。尚、本実施例
では汎用旋盤を利用してそのベッド22や主軸チャック
23と駆動機構をそのまま使用して、大幅な経費節減を
図っているが、汎用旋盤を流用しないで本外面加工装置
専用のベッド及び主軸駆動機構を設けるようにしてもよ
い。
主軸ヘッド25は押え金26a,26bによりベッド2
2に固定されると共に主軸ヘッド25には複数の歯車が
配設された歯車箱27がボルトにより固定される。ま
た、歯車箱27には軸受蓋28がボルトで固定されてお
り、従って主軸ヘッド25、歯車箱27、軸受蓋28は
一体化してベッド22に固定される。歯車箱27に軸支
された駆動歯車30は、前述の駆動軸24と軸継手29
を介して連結され、旋盤の主軸の回転により回転駆動さ
れる。駆動歯車30は中間歯車軸32に固定された中間
減速歯車31aと噛み合うと共に、同じ中間減速軸32
に固定された減速歯車31bは遊星駆動歯車33と噛み
合っている。遊星駆動歯車33を固定した軸には平行キ
ー34を介して遊星歯車アーム35が一体回転するよう
に取付けられており、従って駆動軸24の回転は減速し
て遊星歯車アーム35に伝達される。
また、主軸ヘッド25の軸受内周部25aには主軸38
が摺動回転自在に支承される一方、主軸38の基端部に
隣接して固定歯車36が主軸ヘッド25にボルトで固定
されると共に、その固定歯車36に並んで同芯に差動歯
車37が主軸38にボルトで固定されている。遊星歯車
アーム35の先端には遊星歯車軸40が固定され、その
遊星歯車軸40には玉軸受41を介して遊星歯車39が
回転自在に支承されると共に、遊星歯車39は固定歯車
36及び差動歯車37と噛み合っている。従って、遊星
歯車アーム35の回転によって遊星歯車39は固定歯車
36と差動歯車37に噛み合った状態でその外周を遊星
回転する。これら固定歯車36の歯数N1と差動歯車3
7の歯数N2と間にはN2=N1−1の関係があり、本
実施例ではN1=360枚、N2=359枚としてい
る。これは円の円周角度360゜を基準としたもので、
計算を容易にするために選択されたものであるが、限ら
ずしもこの歯数に限られるものではない。いま、駆動歯
車30を右方向(旋盤の主軸チャック23側から見て時
計回転方向)に回転させると、中間減速歯車31a、減
速歯車31b、遊星駆動歯車33、遊星歯車アーム35
を介して遊星歯車39が右方向に回転し、固定歯車36
と差動歯車37の歯数N1対N2の関係から差動歯車3
7は減速されて左方向に回転する。従って、差動歯車3
7と一体化されている主軸38も左方向に回転する。
尚、第1図においては、歯車各々の回転方向を、
「右」、「左」で表わしている。
主軸38の端面にはカッターヘッド取付フランジ42が
合ピン43及びボルト44で固定されている。また、主
軸ヘッド25の軸受部25bと主軸38との間にはスラ
スト調整軸受45が配設されており、スラスト調整軸受
45は主軸38と軸受円錐面38aに摺動自在に当接す
ると共に、押しねじ46とボルト47で軸方向に移動調
整可能に主軸ヘッド25に固定され、主軸ヘッド25の
軸受端面25cと主軸38の軸受円錐面38aとのスラ
スト力を調整できるようになっている。さらに、カッタ
ーヘッド取付フランジ42にはカッターヘッド48がボ
ルト49で固定される。ここで、カッターヘッド48は
カッター50の再研磨等による外径の変化に対応して上
下に移動調節できるよう取付けられている。すなわち、
カッターヘッド48の取付板の両側にはそれを上下に摺
動自在に案内するそれぞれ押え板53a,53bが取付
フランジ42にボルトで固定される一方、取付フランジ
42の上端及び下端にそれぞれ当板51a,51bが固
定されると共に当板51a,51bに螺合する押しねじ
52a,52bがそれぞれカッターヘッド48の取付板
の上端及び下端に当接している。従って、押しねじ52
a,52bの突出量を調節することにカッターヘッド4
8の上下位置を調節することが可能である。
第2図に示すように、多刃のカッター50に切削回転駆
動力を与える駆動モータ54はカッターヘッド48に固
定された軸受蓋55に固定されている。駆動モータ54
の出力軸54aにはモータ軸付歯車56が平行キー57
を介して取付けられる一方、モータ軸付歯車56は中間
歯車軸58に平行キー60を介して固定された中間減速
歯車59aと噛み合うと共に、同じ中間歯車軸58に固
定された減速歯車59bはカッター回転軸62に平行キ
ー61を介して固定された駆動歯車100と噛み合って
いる。従って、駆動モータ54の出力軸54aの回転は
減速してカッター回転軸62に伝えられる。また、円錐
ころ軸受63a,63bは、軸受カラー64を介して軸
受押え板65でカッターヘッド48にボルトで固定さ
れ、カッター回転軸62を回転自在に支承する。
エンドカラー66はカッター50と主軸38の回転中心
との位置を調整するものである。中間カラー67a,6
7b及び軸受カラー68は平行キー69を介してカッタ
ー回転軸62に挿嵌され、ナット70によりカッター5
0、エンドカラー66と共にカッター回転軸62に締付
け固定される。軸受カラー68に挿嵌された軸受ブッシ
ュ71の外周面は、カッターヘッド48にテーパピン7
5で位置決めされ且つボルト76で固定された軸受フラ
ンジ72のテーパ内周面に嵌合されると共に軸受フラン
ジ72に螺合した止めねじ73で回り止めされ、丸ナッ
ト74で軸受フランジ72に固定されて軸受カラー68
を回転自在に支承している。このカッター回転軸62は
後述の取付台91に固定されるハンドリングヘッド1a
のセルフオリエンテーション部4の斜面2のリード角θ
に対して直角となるように傾斜して取付けられている。
一方、第1図に示すように、中間減速軸32の減速歯車
31bは、歯車箱27及び軸受蓋28に玉軸受を介して
回転自在に支承された歯車77とも噛み合っている。電
磁クラッチ78は、その固定軸が軸受蓋28に固定され
たクラッチ箱79に固定されると共に、電磁クラッチ7
8の回転継手の一方が送りねじ81に平行キー82を介
して固定される一方、他方は歯車77にボルトで固定さ
れている。送りねじ81の一端側は主軸ヘッド25に玉
軸受を介して回転自在に支承されると共に、他端はベッ
ド22に押え金83で固定された固定軸受80に内装さ
れた軸受ブッシュ84及びスラスト玉軸受85a,85
bで回転自在に支承されている。そして、電磁クラッチ
78がオフの時は歯車77は玉軸受を介して送りねじ8
1上を遊転する一方、電磁クラッチ78がオンの時は歯
車77と送りねじ81が一体化されて送りねじ81は歯
車77と共に回転するようになっている。この電磁クラ
ッチ78はハンドリングヘッド1aとカッター50との
切削開始位置を調節するためのもので、送りねじ81の
軸端スパナ掛け部81aにスパナを掛けて手動で初期位
置を設定した後は加工完了まで電磁クラッチ78はオン
状態に維持される。
また、送りねじ81には摺動台87が挿通され、送りね
じ81と螺合するめねじ86が摺動台87にボルトによ
り固定されている。摺動台87の下面には間隔板88を
挟んでベッド22に摺動自在に当接する当板89a,8
9bがボルトで固定されており、それにより摺動台87
はベッド22に沿って摺動自在に支持されている。従っ
て、送りねじ81の回転により摺動台87は第1図中左
右に摺動移動する。摺動台87の上面には、ベッド22
の長手方向と直角な方向に刻設されたキー溝に嵌入した
キー90を介して取付台91がボルトで固定される。こ
こで、取付台91はそこに取付けられるハンドリングヘ
ッド1aの中心線と主軸38の回転中心とが第2図にお
いて同一垂直線上に位置するように第2図中左右に移動
調節できるように取付けられている。すなわち、摺動台
87の両側面にボルトで固定された当板92a,92b
に螺合する押しねじ93a,93bがそれぞれ取付け台
91の両側面に当接しており、その押しねじ93a,9
3bの突出量を調節することで取付台91の左右位置を
調節することが可能である。さらに、取付台91の端面
にはハンドリングヘッド1aの加工時の推力を支えるた
めの当板94がボルトで固定されており、ハンドリング
ヘッド1aはその当板94に当接した状態で押え金95
a,95bによって取付台91に固定される。
このような構成の外面加工装置20において、以下第4
図を参照してハンドリングヘッド1aを加工する状態を
説明する。第4図において、点OAは主軸38の回転中
心、点OBはハンドリングヘッド1aの取付け中心を示
している。また、主軸38の回転に伴うカッター50の
切刃外径点50aの旋回半径をR1、その旋回軌跡を
Z、またその旋回方向を矢印Yで示している。角度γは
点OA中心とハンドリングヘッド1aの外径六角一辺
イ、ウとを結んでなる角度である。すなわち、カッター
50の切刃外径点50aで旋回軌跡Z中でハンドリング
ヘッド1aのセルフオリエンテーション部4を切削する
領域となる角度である。点アから点イをカッター50の
切刃外径点50aで切削通過させて加工するためには、
カッター50の切刃外径点50aが旋回角度γだけ旋回
する間にハンドリング1aのセルフオリエンテーウーシ
ョン部4の長さlだけハンドリングヘッド1aをその長
さ方向に移動させればよい。
この時カッター50の切削回転中心線OCは、ハンドリ
ングヘッド1aのセルフオリエンテーション部4の斜面
2のリード角θ、すなわち点ア、ウを結んだ線に対する
点ア、イを結んだ線とからなる角度θと直角に交差させ
ている、この中心線OCは第2図におけるカッター回転
軸62の回転中心と一致するものである。また、カッタ
ー50の外径刃先形成曲線R2は、セルフオリエンテー
ション部4の円弧面3を形成する旋回半径R1とその切
削深さTとからなる形状を点ア、イを結んだ線に対して
直角に交差した点エ、オを結んだ線上に展開した曲線で
ある。従って、カッター50に駆動モータ54により切
削回転を与えて、カッター50を旋回させてその切刃外
径点50aが旋回角度γだけ旋回する間にハンドンリン
グヘッド1aをlだけ移動させると、カッター50の外
径刃先形成曲線R2で形成された外周切刃でハンドリン
グヘッド1aのセルフオリエンテーション部4が切削加
工される。尚、カッター50の切刃形成角度αは第11
図における角度αと一致するものである。
第5図は切削開示始時おける第1図のII-II 断面図、第
6図は切削終了時の外面加工装置の縦断面図、第7図は
第6図中のS−S断面図である。
本外面加工装置20では、ハンドリングヘッド1aのセ
ルフオリエンテーション部4を切削加工するための所要
の条件、すなわち前述の旋回半径R1と旋回角度γ及び
セルフオリエンテーション部4の切削長さlとカッター
50の刃先形成曲線R2並びに刃先形成角度α等の関係
がすべて満たされる。切削に当っては先ず、予めカッタ
ー50の切刃外径点50aとハンドリングヘッド1aの
セルフオリエンテーション部4の切削開始点アとを一致
させるために電磁クラッチ78をオフにし、送りねじ8
1の軸端スパナ掛け部81aにスパナを掛けて手動操作
して送りねじ81を回転させ、摺動台87の構成部全
体、すなわちハンドリングヘッド1aを摺動調整して位
置決めする(第1図、第5図)。摺動調整位置決めした
後に電磁クラッチ78をオンにして歯車77と送りねじ
81とを一体化する。この状態で駆動モーター54を作
動させてカッター50に切削回転動力を与える。次に主
軸チャック23を回転駆動させると、駆動軸24が同時
に回転し軸接手29を介して駆動歯車30、中間減速歯
車31a、減速歯車31bへと同時に回転が伝達され
る。減速歯車31bに伝達された回転動力は遊星駆動歯
車33及び歯車77に同時に分配伝達される。遊星駆動
歯車33側からは平行キー34を介して遊星歯車アーム
35及び遊星歯車アーム35に回転自在に取付けられた
遊星歯車39が固定歯車36及び差動歯車37の外周を
回動する。この回動によって差動歯車37と一体化され
た主軸38及びカッターヘッド取付フランジ42並びに
カッターヘッド48構成部全体が主軸ヘッド25の軸受
内周部25aに支承された状態で回動する。一方、同時
に減速歯車31bから歯車77に伝達された回転動力は
電磁クラッチ78を介して送りねじ81を回転させる。
この送りねじ81の回転によりめねじ86を介して摺動
台87構成部全体、すなわちハンドリングヘッド1aも
同時にベッド22上を摺動移動する。この摺動台87構
成部の摺動方向は第1図中各歯車の回転方向「右」、
「左」記号に対して矢印方向即ち第1図において右方向
に摺動移動する(第6図、第7図)。従って、カッター
ヘッド48構成部の回転と摺動台87構成部の摺動移動
の同期作動によってカッター50が切削回転しながらハ
ンドリングヘッド1aのセルフオリエンテーション部4
の斜面2のリード角度θにそって切削加工が行われ、ハ
ンドリングヘッド1aの六角柱形状の一面に対して一回
の同期作動で加工が完了するので加工時間が従来に比し
て大幅に低減できる。ハンドリングヘッド1a六面体の
一面の加工が完了すると(カッター50の切刃外径点5
0aが第4図の点イから完全に離れた状態)、外面加工
装置20全体をそのままで停止させてハンドリングヘッ
ド1aを取付台91から取り外す。次に、主軸チャック
23を逆転させて前述加工開始前の状態に外面加工装置
20を復帰させる。この状態でハンドリングヘッド1a
の未加工面を上面側にして取付台91に取付け固定す
る。このようにして再度、前述したように外面加工装置
20を作動させることでハンドリングヘッド1aのセル
スオリエンテーション部4が切削加工される。
<発明の効果> 以上一実施例を挙げて詳細に説明したように本発明によ
れば、ハンドリングヘッドのセルフオリエンテーション
部のような特殊な形状を能率よく機械加工することがで
き、製造コストの大幅な低減と加工精度の向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の一実施例にかかり、第1図
は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図のII-I
I 断面図、第3図は第1図のIII-III 断面図、第4図は
加工説明図、第5図は切削開始時の第1図のII-II 断面
図、第6図は切削終了時の外面加工装置の縦断面図、第
7図は第6図のS−S断面図、第8図は炉心構成要素の
部分の斜視図、第9図はその側面図、第10図は第9図
のVII-VII 矢視図、第11図は第9図のVIII-VIII 断面
図である。 図面中、 1aはハンドリングヘッド、 4はセルフオリエンテーション部、 38は主軸、 48はカッターヘッド、 50はカッター、 62はカッター回転軸、 81は送りねじ、 87は摺動台、 91は取付台である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多角柱状のワークの角形面にワークの軸方
    向に対してリード角をもって円弧面が形成され、円弧面
    はリード角に沿った斜面によって区画されると共に軸方
    向端部で外径角一辺と等しくなる被加工面を加工する外
    面加工装置において、前記斜面の傾斜角に対応する刃先
    形成角を有すると共に前記円弧面に対応する外形刃先形
    成曲線を有する刃先形状をもった多刃カッターと、前記
    多刃カッターを回転駆動すると共にその回転軸が前記リ
    ード角線に略直交するカッター回転駆動装置と、前記カ
    ッター回転駆動装置をワーク長手軸と直交する面内で回
    転させるカッター旋回装置と、前記カッター旋回装置と
    同期して駆動されて前記多刃カッターの切刃外径点が前
    記リード角と同角度旋回する状態に前記カッター回転駆
    動装置が回転する間にワークをその長手方向に前記被加
    工面の長さと同距離移動させるワーク移動装置とを具え
    たことを特徴とする外面加工装置。
JP59215113A 1984-10-16 1984-10-16 外面加工装置 Expired - Lifetime JPH0641054B2 (ja)

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