JPH0640807A - 制御された放出のマイクロカプセル - Google Patents

制御された放出のマイクロカプセル

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JPH0640807A
JPH0640807A JP5070295A JP7029593A JPH0640807A JP H0640807 A JPH0640807 A JP H0640807A JP 5070295 A JP5070295 A JP 5070295A JP 7029593 A JP7029593 A JP 7029593A JP H0640807 A JPH0640807 A JP H0640807A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、それによってカプセル化された物
質の制御された放出を提供するマイクロカプセル化殻シ
ステムに関する。 【構成】 マイクロカプセルは、コア物質を、グルタル
アルデヒドで架橋されたゼラチン及び架橋されたゼラチ
ンの透過性を減じる少なくとも一つの水溶性可塑剤を含
むカプセル殻壁でカプセル化することによって製造され
る。所望によって、カプセル殻壁はマイクロカプセルの
不慮の摂取を防止する摂取妨害剤を含むこともできる。
マイクロカプセルが水に曝されると、可塑剤は除去され
殻壁を透過性にし、それによってカプセル化されたコア
物質が放出される。殺虫剤、除草剤、植物成長調節剤、
及び殺真菌剤がカプセル化されそして制御された場所、
時間及び速度で放出され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、それによってカプセ
ル化された物質の制御された放出を提供するマイクロカ
プセル化殻システムに関する。マイクロカプセル、製造
方法、及びマイクロカプセルを使用する方法は特に本発
明によって意図される。
【0002】
【従来の技術】調時(Timing)は多くの技術において最
も大切なものである。それは、農業、殺虫、及び殺真菌
のような、接触や不注意な摂取が重大な健康の危険を人
間と動物に提起する、化学を基礎とした技術にとって特
に真実である。パラコートは、不注意な摂取、吸入、又
は接触によって重大な健康の危険を提起する有用な化学
薬品である。そのような化学薬品は少なくとも、製造の
時点、輸送中、及び化学薬品が幾らかの湿った又は乾燥
した製品アプリケーターに詰め込まれるまで密閉されそ
して保護されるべきである。そのような接触は一般にほ
とんどの化学製品について避けがたかったので、複雑な
計画の規制が、取扱い及び人間および目的としない動物
に対する取扱い及び暴露の危険を制御するために確立さ
れてきた。当該技術は、有用で潜在的に危険な化学薬品
と、目的としない生物との接触を、化学薬品の有効性を
減じることなく避ける手段の長く永続的な必要に直面し
てきた。
【0003】調時が重要な他の場合は化学的に活性な薬
剤が有効であるべき持続的な存在を維持しなければなら
ず又は適用された位置からさらに望まれる場所に移行し
なければならない場合である。そのような化学薬品の例
は、トウモロコシの穂軸の粉(corn cob grift)の担体
上の固体グラニュールの形態で芝園及びゴルフコースに
適用されるために役立つために使用される接触殺虫剤で
ある農業用殺虫剤ダイアジノンである。水との接触が担
体上からグラニュールを溶かし殺虫剤を土中に洗い出
す。ダイアジノンはそうでなければ、芝に損害を与える
土から生まれる害虫に全く効果的である。
【0004】不幸なことにダイアジノンを含むグラニュ
ールは日中に適用されそして芝草の頂上に位置するのに
十分に大きい粒子サイズを示す。食物を探して上空を飛
んでいる鳥はそれでもグラニュールを見ることができそ
れらを食料と間違う。環境保護局は最近、芝園及びゴル
フコースへのそれ以上のダイアジノンの使用をその使用
による許容できないレベルの鳥の死亡数の理由から禁止
した。通常の日光時間中の鳥による摂取から保護するが
さらに鳥の摂取が不慮の消費による死亡の危険を提起し
ない時に殺虫剤を放出できる、グラニュール化された接
触殺虫剤の適用手段を有することが望ましい。
【0005】マイケルの米国特許第4, 946, 624
号によって示唆されるクリーニング製品のための1つの
アプローチは、グルタルアルデヒドで架橋されたコアセ
ルベートゼラチンとアラビアゴムのカプセルの殻壁によ
って囲まれたコア物質、好ましくは香料である、を有す
る架橋されたグルタルアルデヒドマイクロカプセルであ
る。この殻壁は、乾燥機からの熱または衣類洗濯機中で
の洗い又はすすぎ循環からの温水によって、殻中にばら
ばらの孔を成形するように「活性化」され得る0.1〜
25%のコア直径の小さな「粒子」を有することができ
る。粒子は、それを通じて疎水性のコア物質が逃げる孔
又は穴を成形する、熱によって蒸発する液体又は洗い又
はそそぎ水の温水に溶ける固体であり得る。固体を含む
粒子の特別な一覧は与えられていない。一般に香料、香
味料、医薬品及び農業用化学品がカプセル化に適してい
ると教示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
用途においてコア物質は疎水性でなければならず、そし
て望ましくは疎水性である。マイクロカプセルの壁は周
囲温度の水又は冷水中で多孔性を形成できなければなら
ず、溶液の粘度に影響せずスプレーノズル又はチューブ
を詰まらせ得る残査を残さないで多孔を形成できなけれ
ばならない。
【0007】他の用途においてはグルタルアルデヒドに
よって架橋されたゼラチンとアラビアゴムで造られたマ
イクロカプセルの壁は、コア物質を抑制するのに十分に
不透過ではなく、そして水担体と相溶のままである。こ
れは特に強い溶媒和能力を持つ除草剤、植物成長調節
剤、殺虫剤、殺真菌剤を含むいくつかの疎水性物質にと
っては特に真実である。より良いカプセル化システムの
いくつかの形態は、そのような物質をコア物質に対して
不透過であろうマイクロカプセルに成形するために必要
とされる。現今の使用における取扱い、混合又は適用方
法の修正なしに除草剤、植物成長調節剤、殺虫剤及び殺
真菌剤として使用され得るマイクロカプセル化されたシ
ステムを持つことが望ましい。
【0008】高い溶媒和能力のものを含む広い範囲の疎
水性物質のみならず親水性物質をもカプセル化し、さら
に約100°F(38°C)より低い温度を有する水と
接触するとカプセル化された物質の放出を許すマイクロ
カプセル化システムを有することは有用である。
【0009】包装及び輸送の間接触の危険に対して増加
した水準の安全性を、約100°F(38°C)より低
い温度を有する水への暴露によるカプセル化された物質
の放出とともに、提供するマイクロカプセル化された薬
剤を提供することが、本発明の一つの目的である。
【0010】現在ある適用方法の修正なしに種々の農業
用化学品のために使用され得るマイクロカプセル化シス
テムを提供することが、本発明の一つの目的である。
【0011】乾燥形態又は疎水性の担体液体中に懸濁さ
れた親水性物質、及び完全に不透過性であり又は少なく
ともカプセル化された物質に対して十分に低い水準の透
過性を示す疎水性のコア物質のためのマイクロカプセル
化システムであって、コア物質と不慮の接触の重大な危
険なしに造り、貯蔵し、そして使用することができるマ
イクロカプセル化システムを提供することが本発明の一
つの目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本明細書中の記載から明
らかとなるこれらの及び他の目的にしたがって、本発明
は、殻壁を通っての疎水性の物質の透過を防止する、澱
粉類,糖類,コーンシロップソリッド(solid )類,シ
クロデキストリン類,マルトデキストリン類,グリセリ
ン,ソルビトール、ポリビニルアルコール及びポリエチ
レンオキサイドのような水溶性ポリマーより選択される
水溶性の可塑剤を含む、グルタルアルデヒドで架橋され
たゼラチンから造られた不透過性の殻によって被覆され
たコア材料を含んで成る制御された放出のマイクロカプ
セルの製造、使用及び組成に関する。水に曝されると、
可塑剤は殻壁から溶出して間隙又は開口を示さないがコ
ア物質の脱出のとっての多孔性の微細多孔性殻を均一に
形成する。種々の水準の可塑剤が、全体のコア物質の直
ちの放出を要求する用途及び延長された時間にわたって
コア物質の漸次の放出を要求する用途のために仕立てら
れるマイクロカプセルを可能とする。鳥及び小さな地上
の動物は、ククルビタシン含有摂取妨害剤を殻に組み込
むか又は濡れたマイクロカプセルをそのような摂取妨害
剤で被覆することによって、マイクロカプセルを摂取す
ることを思い止められることができる。代わりに、マイ
クロカプセルは飛ぶ鳥に上空から容易に見えないほど十
分小さく造ることができ、そしてそれゆえ食物と間違わ
れることがないだろう。
【0013】本発明によって、除草剤及び他の植物調整
剤、殺虫剤、及び殺真菌剤を含む広い範囲の農業用化学
品の接触の危険は減じられ、一方調時及びカプセル化さ
れた物質の放出の性質についてより大きな制御を与え
る。マイクロカプセル形態は、蒸気、エアゾール、又は
微粉末の吸入と伝統的に関連した問題を除去する粒子形
態で、活性化学成分を運ぶ。マイクロカプセルの殻は、
接触又は摂取の危険が実質的に減じられるときに、スプ
レー容器内で起こるように又は夜に起こるように露によ
ってマイクロカプセルが水に浸される。
【0014】本発明のマイクロカプセルはカプセル殻に
よって被覆されるコア物質を含んで成る。コア物質は、
カプセル化のために乾燥形態の又は疎水性溶媒中に懸濁
された親水性物質及び疎水性の殺虫剤、除草剤、植物成
長調節剤、殺黴剤、昆虫性フェロモン又は警告フェロモ
ンのような昆虫誘引剤、N,N−ジメチル−m−トルア
ミド又はディードのような昆虫忌避剤、又はこれらのい
ずれかの組合せを含めようとしている。コア用の親水性
化学品は、乾燥結晶、活性化学薬品から本質的に成る乾
燥粉末、カラギーナンガム、キサンタンガム、又はグア
ル(guar)ガムのごときポリサッカライドガムのような
固体の担体成分と組合せた化学薬品を含んで成る。本発
明のコア物質に使用できる殺虫剤の例は、固体及び液体
形態のカルバメート(例えば、カルバリル(carbary
l)、アルディカーブ(aldicarb)、メトミル(methomy
l)、カルボフラン(carbofuran)、ベンジオカルブ(b
endiocarb)、オキサミル(oxamyl)、チオジカルブ(t
hiodicarb)、トリメチルカルブ、及びO−第2ブチル
フェニルメチルカルバメート));有機ホスフェート
(例えば、フォレート(phorate)、ターブフォス(ter
bufos)、フォノフォス(fonophos)、イソフェンフォ
ス(isofenphos)、エトプロプ(ethoprop)、フェナミ
フォス(fenamiphos)、ジスルフォトン(disulfoto
n)、マラチオン(malathion)、パラチオン(parathio
n)、デメトン(demeton)、ジメトエート(dimethoat
e)、クロールピリフォス(chlorpyrifos)、ダイアジ
ノン、フォスメット(phosmet)、O,O−ジメチル−
O−4−ニトロ−m−トリルトリフォスフェート);ロ
テノン;インドセンダン油又はアザドラクチン(aza
doractin);天然又は合成のピレトリン;ハロ
ゲン化炭化水素(例えば、エンドリン、アルドリン及び
そのエポキシド、ジエルドリン、ヘプタクロール,DD
T、BHC、リンデン、クロルデン、メトキシクロー
ル、DDD、TDE、及びポリ塩素化ビフェニール
類);Bacillus thuriniensis;及び殺虫ウイルス(例
えば、bacculoのようなエントモパティック(entomopat
hic)ウイルス)を含む。殺虫剤を含むマイクロカプセ
ルは約50μm〜約5,000μmの範囲内、好ましく
は約300μm〜約1,000μmの範囲内の粒子サイ
ズをもつべきである。
【0015】本発明のための除草剤及び植物成長調節剤
の例は、パラコート、グリフォセート(glyphosate)、
P−ニトロフェニル−2,4,6−トリクロロフェニル
エーテルのようなジフェニルエーテル種の除草剤;S−
P−クロロベンジルジエチルカルバメートを含むカルバ
メート種の除草剤及びクロリン酸(chlorinic-acid)種
の除草剤を含む。除草剤を含むマイクロカプセルは約5
0μm〜約5,000μmの範囲内、好ましくは約30
0μm〜約1,000μmの範囲内の粒子サイズをもつ
べきである。
【0016】本発明の恩恵を被るであろう殺真菌剤の例
は、亜鉛エチレンビス(ジチオカルバメート)のような
硫黄殺真菌剤;4,5,6,7−テトラ−クロロフタリ
ド(クロロタロニル(chlorothalonil))のような有機
塩素殺真菌剤及びO−エチル−S,S−ジフェニルジチ
オホスフェートのような有機リン殺真菌剤を含む。ゴル
フコース及び芝園の草への用途には、アトラジン、トリ
フルラリン(trifluralin)、フェノキシ化合物(2,
4−D塩及びアミン類、MCPAその他)が特に本発明
に有用である。殺真菌剤を含むマイクロカプセルは約5
0μm〜約5,000μmの範囲内、好ましくは約30
0μm〜約1,000μmの範囲内の粒子サイズをもつ
べきである。
【0017】カプセルの壁は、(a)架橋されたゼラチ
ンの透過性を減じる水溶性の可塑剤で可塑化されたグル
タルアルデヒドで架橋されたゼラチン;及び(b)所望
によりククルビタシンを含む摂取妨害剤を含んで成る。
ゼラチンと架橋するグルタルアルデヒド成分は、中でも
本明細書中に参考文献として組み入れられている刊行物
である米国特許番号第4,273,672号;4,80
8,408号;及び4,946,624号を通して記述
されてきている。
【0018】一般に、可塑剤はカプセル壁の脆さを減じ
るため又はカプセル壁を気体及び/又は液体に対して透
過させにくくすることによって殻壁を通じてコア物質の
移動を防止するために用いられる。本発明において、可
塑剤は架橋後のゼラチン殻の透過性を減じることを目的
とし、そして疎水性の有機液体コア物質の溶媒として用
いられる例えばトリクロロエチレンである揮発性の有機
液体の透過速度を減じる。
【0019】可塑剤は、可塑剤の分子とゼラチンの分子
が架橋されたゼラチンの性質を可塑剤が変化させるよう
に緊密にそして十分に混合されている状態の均一な混合
物又は溶液を形成する物質でもある。可塑剤とゼラチン
とはばらばらの粒子として同一性を保持せず、マイケル
の米国特許番号第4,946,624号に見いだされる
型の孔を形成しない。本発明の多孔性は巨視的な穴又は
開口を示さないが、さらに微細な均一な、コア物質が放
出される間の延長された期間のためになるコア物質に良
く適したマイクロカプセルを生じる。
【0020】水に曝されると、可塑剤分子はカプセル壁
から溶けてカプセル殻壁を通じて微細多孔性網状構造を
形成する。多孔性は、可塑剤の除去によって生じた多孔
性の量に比例して架橋されたゼラチンマイクロカプセル
からコア物質が逃げるのを許す。コア物質はカプセル殻
中に使用される可塑剤の量を制御することによって、迅
速に又はゆっくりと逃げることを許すことができる。一
般に、可塑剤はゼラチンに、ゼラチン成分の重量で約1
%〜約75%、好ましくは約10〜65%の範囲内の量
で加えられる。透過性を減じるためのグルタルアルデヒ
ドで架橋されたゼラチン用の適切な可塑剤粒子の例は糖
類、澱粉類、加水分解澱粉類(ニュージャージー、ブリ
ッジウオーターのナショナルスターチアンドケミストリ
ーの登録商標カプスル(Capsul)のような)、シ
クロデキストリン類,マルトデキストリン類,コーンシ
ロップソリッド類、及びソルビトールを含む。本発明に
おいて使用が企図される特定の澱粉は変成トウモロコシ
澱粉類、蝋状トウモロコシデンプン類を含む。本発明に
おいて使用が企図される特定の糖は砂糖を含む。本発明
において使用が企図される特定のシクロデキストリン類
はβ−シクロデキストリンを含む。本発明の目的のため
には、マルトデキストリン類は20より小さいデキスト
ロースを有し、コーンシロップソリッド類は20以上の
デキストロースを有する。本発明において使用が企図さ
れる特に有用なマルトデキストリン及びコーンシロップ
ソリッドは蝋状トウモロコシ澱粉から造られ、マルトデ
キストリン用には登録商標STAR−DRT1,5,1
0,15,及び20、及びコーンシロップソリッド用に
は登録商標STAR−DRT24,35及び42として
登録商標STAR−DRTで商業的に入手できる。好ま
しい可塑剤はソルビトール及びコーンシロップソリッド
類である。
【0021】摂取妨害剤成分は、もし使用するなら、ク
クルビタシン含有固体粒子,粉又は微粉末を含んで成
る。本発明に有用なククルビタシン含有固体は、カナダ
特許番号第1,195,922号、米国特許番号第4,
880,624号及びメルクインデックス、10版、2
609頁(1983年)に記載されているような乾燥し
た地上のゴード(gourd)根の形態にある。簡単に
概略すると、cucurubitacae列の植物は、
植物組織の苦味の原因となる少量の酸化されたテトラ環
状トリテルペノイド化合物(普通はククルビタシンと呼
ばれる)を含む。文字により、17のククルビタシンが
分離、同定されている。もし望まれるなら、本発明のた
めに希釈された合成ククルビタシンが造ることができ、
固体担体上で運ぶことができる。本明細書中において
「ククルビタシン含有」とはククルビタシンA,B,
C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,O,P,
Q,R又はこれらのいずれかのグリコシドの少なくとも
一つを含む植物組織又は担体をいう。E及び/又はEグ
リコシドククルビタシン類を含む物質が好ましい。
【0022】最も高い水準のククルビタシンを含む植物
組織は、約0.3重量%のククルビタシンを含むバッフ
ァローゴード(Cucurbita foetidissima)の根を含む。
本発明に有用な他のククルビタシン含有物質は、中でも
C.andreana NAUD、C.cylindrata Wats、C.ecuadorensis
Cutl.及びWhit、C.foetidisima HBK、C.graciliorBai
ley、C.lundelliana Bailey、C.martinezii Bailey、C.
okeechobensisi Bailey、C.palmata Wats.、C.palmeri
Bailey、C. pedatifolia Bailey、C.sororiaBailey、及
びC.texana Gray由来である。
【0023】バッファローゴード根粉末は、根の粉末が
かなりの量の澱粉を含んでいるので、本発明において使
用されるククルビタシン含有物質の好ましい原料であ
る。この澱粉は、濡れたときに、適用されたマイクロカ
プセルが植物の外側の表面に粘着するのを補助する固着
剤として働く。そのような粘着性は粒子が空気的に適用
されたときに有利である。
【0024】ククルビタシン含有植物組織の使用は多数
の実際の利点を有する。第一に摂取妨害剤としての効果
はククルビタシン含有植物組織の本来の化学組成によ
る。ククルビタシン含有植物組織は、それゆえ、湿った
植物組織を摩砕、配合、及び貯蔵することに関する特別
な取扱い及び貯蔵を減らす乾燥形態で使用できる。さら
に、妨害剤としての効果はそのような低い水準で示され
るので、その純粋な形態において高い毒性のククルビタ
シンを取扱うために必要とされる特別の工程は存在しな
い。コアの殺虫剤成分のみが、マイクロカプセルの製造
中に特別の取扱いを要求され得るものである。
【0025】本発明のマイクロカプセルを成形するため
に本技術分野で公知のいかなる方法も、本発明のマイク
ロカプセルを成形するために使用され得るカプセル殻の
中にコア物質をカプセル化するために用いることができ
る。コアセルベーションが有利に用いられる一方、コア
物質及び外側の層材料の同軸ノズルを通してのの同時押
出しが、押出技術によって与えられる制御及び被覆能力
のために好ましい。遠心押出二軸ノズル装置、二軸ドロ
ッピングノズル装置、回転深皿(dish)装置、又は
スプレーノズル装置、これらのうちそれぞれはマイクロ
カプセル化において常用されている、が採用され得る。
【0026】好ましい押出方法においては、ゼラチン及
び1%〜75%の水溶性可塑剤(乾燥基準)の水性カプ
セル化混合物がコア物質を取り巻いて同軸ノズル押出機
の外側のノズルを通して押し出され、コア物質は(摂取
妨害剤成分と共に又は無しに)殻溶液シースによって囲
まれたコア物質の同軸ロッドを形成する内部のノズルを
通って押出される。表面張力の影響下に、同軸の押出物
は殻溶液によって囲まれたコアの液体粒子を有する一連
の個々の液体粒子に壊れる。押出されたマイクロカプセ
ルは次にグルタルアルデヒド溶液を含む浴に捕捉される
か、粒子が最初に集められ、乾燥され、そして続いてグ
ルタルアルデヒド溶液で処理されて架橋される。
【0027】もし、ククルビタシン含有固体がカプセル
殻において摂取妨害剤として使用されるなら、その固体
は殻溶液と共に混合され押し出される。ククルビタシン
含有固体は、ククルビタシンを含む細かく分割された固
体の床の中に湿ったマイクロカプセルを集めることによ
ってもマイクロカプセルの表面上に被覆される。その固
体はマイクロカプセルの表面に粘着しそして部分的に埋
まる。カプセル殻のゼラチンは粉末を表面に接合する。
【0028】本発明のマイクロカプセルは、森、農作地
又は作物、庭及び他の化学又は生物的薬剤の添加を要求
する地域の土地及び植物に対する種々の常用の方法を用
いて適用され得る。
【0029】マイクロカプセルは、適用方法又は配合製
造方法における重大な変化なしにいかなる数の常用の方
法によっても適用できる。マイクロカプセルは非水性の
担体においてエアゾールとして分散され得る。エアゾー
ルとして使用されるとき、マイクロカプセル及びスプレ
ー剤は加圧容器内に密閉される。フレオン、LPガス、
ジメチルエーテル、二酸化炭素、及び塩化ビニルモノマ
ーのようなスプレー剤は、関連した生態学上の規制に依
存して使用できる。処理した場所の雨水又は引き水がコ
ア物質の放出に使用され得る。
【0030】マイクロカプセルは、常用のエアスプレー
技術を用いて広い地域に噴霧することもできる。マイク
ロカプセルは、コア物質が放出されるべきであるときに
依存して水性又は非水性の溶液から噴霧される。非水性
の溶液から噴霧し又は乾燥マイクロカプセルを散布する
場合は、適用が完了した後、可塑剤が殻から除去されそ
してコア物質の放出を許す前に他の源、例えば引水、
雨、又は露、からの水との接触を必要とする。
【0031】望まれる時間において後での放出の他の有
利な使用法は土地殺虫剤ダイアジノンの芝園又はゴルフ
コースへの適用である。本発明にしたがってカプセル化
されたダイアジノンは非水性の担体を用いて分散され得
る。ダイアジノン含有カプセルの不注意な消費からの鳥
の死亡の問題はバッファローゴード根の粉末のような摂
取妨害剤をコア物質の一部、好ましくはカプセル殻の又
はその上の要素として含むことによって避けることがで
きる。根の粉末は日中に鳥たちによってカプセルの消費
を妨げるであろうほど強い苦味をもつ。ダイアジノンは
地面に引水しそして可塑剤が殻壁から溶け出すことによ
ってマイクロカプセルから放出され得る。もし引水が夜
に起こると、ダイアジノンはグラニュールから土の中へ
と放出され、鳥は食べられない。ダイアジノンの芝園及
びゴルフコースへの使用に対する規制の理由はそれによ
って克服され得る。
【0032】さらに、本発明は、ダイアジノン又は他の
土地の殺虫剤のための担体として伝統的に用いられてい
るトウモロコシの穂軸の粉末よりももっと小さな粒子径
で製造することができる。減じられたサイズは適用され
た粒子を誤って食べることによる鳥の死亡の程度を減少
することをさらに助けるだろう。さらに、本発明の小さ
なマイクロカプセルは、処理された芝生の表面に露出し
て位置するよりも芝生の中へさらに深く落ちる傾向にあ
るだろうから、適用された粒子の可視性をそれによって
減じる。
【0033】本発明のマイクロカプセルは、グラニュー
ルの上の被覆としてグラニュール状の肥料と組合せて適
用することもできる。製品の組合せは、一般に鳥によっ
て消費されないグラニュールを構成するのみならず、適
用の回数を減らすのを助ける。
【0034】マイクロカプセルは、動物が汗をかくとき
外側の殻の中の可塑剤を溶解するので、動物の皮膚への
コア物質の放出のために乾燥粉末として動物の皮膚の表
面に適用されることもできる。この方法では、ノミ取り
粉が、長期間にわたって、安全に適用できそして有効な
ままであり得る。
【0035】本発明のさらなる利点は、減少された適用
の頻度、適用された化学品によって起こる植物への害の
減少された可能性、マイクロカプセルの取扱いにおける
高い程度の安全性、及び環境汚染の防止である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 57/16 103 C 8517−4H 57/20 G 8517−4H B01J 13/02 13/06 13/14 6345−4G B01J 13/02 H (72)発明者 チェル・ダブリュー・ルー アメリカ合衆国テキサス州78230,サン・ アントニオ,オールド・ホームステッド 9218 (72)発明者 キース・エル・ブランリー アメリカ合衆国フロリダ州33511,ブラン ドン,エフラタ・ドライブ 628

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア物質、及び殻壁材料が、グルタルア
    ルデヒドで架橋されたゼラチン及び前記コア物質が前記
    架橋されたゼラチンを通って移動するのを禁止する1〜
    75重量%の少なくとも1種の水溶性可塑剤を含む、前
    記コア物質を完全に囲むカプセル殻壁を含んで成るマイ
    クロカプセルであって、前記水溶性可塑剤が水溶性澱粉
    類,糖類,シクロデキストリン類,マルトデキストリン
    類,コーンシロップソリッド類,及びソルビトールから
    選択される、前記マイクロカプセル。
  2. 【請求項2】 約1%〜約75%の前記少なくとも1種
    の水溶性可塑剤を含む、請求項1記載のマイクロカプセ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記コア物質が殺虫剤、除草剤、植物成
    長調節剤、昆虫誘引剤,昆虫忌避剤、殺真菌剤、又はこ
    れらの組合せである、請求項1記載のマイクロカプセ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記コア物質がダイアジノンを含んで成
    る請求項1記載のマイクロカプセル。
  5. 【請求項5】 前記コア物質がパラコートを含んで成る
    請求項1記載のマイクロカプセル。
  6. 【請求項6】 前記コア物質が、ポリサッカライドガム
    と組合せたパラコートを含んで成る請求項5記載のマイ
    クロカプセル。
  7. 【請求項7】 前記コア物質がグリフォセートを含んで
    成る請求項5記載のマイクロカプセル。
  8. 【請求項8】 前記殻壁材料がさらにククルビタシンを
    含む特定の摂取妨害剤を含んで成る請求項3記載のマイ
    クロカプセル。
  9. 【請求項9】 前記摂取妨害剤がバッファローゴード根
    の粉末である請求項8記載のマイクロカプセル。
  10. 【請求項10】 化学薬品の放出を制御する方法であっ
    て、少なくとも1種の水溶性可塑剤を含むグルタルアル
    デヒドで架橋されたゼラチンを含んで成る殻の中に化学
    薬品をカプセル化してマイクロカプセルを成形するこ
    と、殻壁が化学化合物に対して不透過性であること、そ
    してマイクロカプセルと水とを望まれる時間及び場所に
    おいて接触させて前記少なくとも1種の水溶性可塑剤を
    除去し、それを通じて前記コアが浸透するところの多孔
    性の殻壁を有するマイクロカプセルを成形することを含
    んで成る前記の方法。
  11. 【請求項11】 望まれる場所において、マイクロカプ
    セルを適用した後に水と前記マイクロカプセルとを接触
    させる請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 望まれる場所において、マイクロカプ
    セルを噴霧する間、水と前記マイクロカプセルとの節食
    が起こる請求項10記載の方法。
  13. 【請求項13】 カプセル化工程が、次の水との接触に
    より持続した速度で前記マイクロカプセルから放出され
    るに十分な可塑剤を含む殻の中に前記化学薬品をカプセ
    ル化することを含んで成る請求項10記載の方法。
  14. 【請求項14】 カプセル化工程が、約1%〜約75%
    の前記少なくとも1種の可塑剤を含む殻壁の中に前記化
    学薬品をカプセル化することを含んで成る請求項10記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 カプセル化工程が、澱粉類,糖類,シ
    クロデキスリン類,マルトデキストリン類,コーンシロ
    ップソリッド類及びソルビトールより成る群から選択さ
    れる水溶性の可塑剤を含む殻の中に前記化学薬品をカプ
    セル化することを含んで成る請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 カプセル化工程が、殺虫剤,除草剤,
    植物成長調節剤,昆虫誘因剤,昆虫忌避剤,殺真菌剤,
    又はこれらの組合せを含む化学薬品をカプセル化するこ
    とを含んで成る請求項10記載の方法。
  17. 【請求項17】 カプセル化工程が、ダイアジノン又は
    パラコートを含む化学薬品をカプセル化することを含ん
    で成る請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 カプセル化工程が、前記化学薬品とポ
    リサッカライドガムの組合せをカプセル化することを含
    んで成る請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記マイクロカプセルを、水と接触す
    る前にククルビタシンを含む微粉ソリッドと接触するこ
    とをさらに含んで成る請求項10記載の方法。
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