JPH063979B2 - 回転機の電機子及びその製造方法 - Google Patents
回転機の電機子及びその製造方法Info
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- JPH063979B2 JPH063979B2 JP61043982A JP4398286A JPH063979B2 JP H063979 B2 JPH063979 B2 JP H063979B2 JP 61043982 A JP61043982 A JP 61043982A JP 4398286 A JP4398286 A JP 4398286A JP H063979 B2 JPH063979 B2 JP H063979B2
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- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/16—Stator cores with slots for windings
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- H—ELECTRICITY
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- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
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- H—ELECTRICITY
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- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/48—Fastening of windings on the stator or rotor structure in slots
- H02K3/487—Slot-closing devices
- H02K3/493—Slot-closing devices magnetic
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- Y10T29/49002—Electrical device making
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- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転機の電機子及びその製造方法に係り、特に
巻線の飛出し防止に良好な半閉スロットを有する回転機
の電機子及びその製造方法に係る。
巻線の飛出し防止に良好な半閉スロットを有する回転機
の電機子及びその製造方法に係る。
従来、回転機の電機子における巻線飛出し防止の半閉ス
ロットは、例えば、米国特許明細書第3586893号および
特開昭52-9805号公報等に示されるように、あらかじめ
電機子のスロット開口面のスロット部付近に突起状部を
設け、これを折り曲げ又は押圧等によりスロット内部に
折り曲げることにより形成される。
ロットは、例えば、米国特許明細書第3586893号および
特開昭52-9805号公報等に示されるように、あらかじめ
電機子のスロット開口面のスロット部付近に突起状部を
設け、これを折り曲げ又は押圧等によりスロット内部に
折り曲げることにより形成される。
しかしながら、上記従来技術では、以下の様な不具合を
生ずる。
生ずる。
即ち、突起部を押圧等によりスロット内部に折り曲げた
場合、押し込まれたその先端部が倒れ込み、スロット内
巻線の絶縁被覆を傷つけて絶縁破壊してしまうこと、ま
た、特に突起部側面に溝を設けて折り曲げる場合、突起
部の機械的強度が低下し、高速回転時に切断されること
となる。更に、半円状の突起を押圧して半閉スロットす
る場合、大きな荷重を要し、用いる装置も大形となり、
あるいはその外周面が凹凸となってしまい、磁気抵抗の
均一化に悪影響を及ぼす等の欠点を有していた。
場合、押し込まれたその先端部が倒れ込み、スロット内
巻線の絶縁被覆を傷つけて絶縁破壊してしまうこと、ま
た、特に突起部側面に溝を設けて折り曲げる場合、突起
部の機械的強度が低下し、高速回転時に切断されること
となる。更に、半円状の突起を押圧して半閉スロットす
る場合、大きな荷重を要し、用いる装置も大形となり、
あるいはその外周面が凹凸となってしまい、磁気抵抗の
均一化に悪影響を及ぼす等の欠点を有していた。
本発明は、上述の様な従来技術の有する不具合を解消
し、スロット開口部に巻線飛出し防止のための湾曲状突
起部を確実に形成し得る構造の回転機の電機子及びその
製造方法を提供することにある。
し、スロット開口部に巻線飛出し防止のための湾曲状突
起部を確実に形成し得る構造の回転機の電機子及びその
製造方法を提供することにある。
上記本発明の目的は、電機子鉄心のスロット間の歯部の
スロット開口面付近に貫通窓部を設けた後、これを押圧
することにより半閉スロットを形成することにより達成
される。
スロット開口面付近に貫通窓部を設けた後、これを押圧
することにより半閉スロットを形成することにより達成
される。
電機子鉄心の歯部表面付近に設けられた貫通窓部はその
外周に開放部を有しない、即ち全閉空間であるため、こ
れを押圧変形した場合、その円環状部により張力を発生
し、巻線飛出し防止のための突起部がスロットル内部に
倒れ込むことなく、好ましい湾曲状の形状の突起部を形
成することができる。
外周に開放部を有しない、即ち全閉空間であるため、こ
れを押圧変形した場合、その円環状部により張力を発生
し、巻線飛出し防止のための突起部がスロットル内部に
倒れ込むことなく、好ましい湾曲状の形状の突起部を形
成することができる。
この様にして形成された湾曲状突起は、スロット内部に
収納される巻線の絶縁被覆を傷つけることもなく、また
その押圧面も平坦となり、磁気抵抗の均一化も確保でき
る。
収納される巻線の絶縁被覆を傷つけることもなく、また
その押圧面も平坦となり、磁気抵抗の均一化も確保でき
る。
以下、本発明になる実施例を図により説明する。
第1図は、本発明によって製造された電機子の一部断面
を拡大して表わしたものである。図において、成層鉄心
2にはスロット1が設けられ、その内部にはその表面を
絶縁被覆した複数の巻線3がさらに紙等の絶縁物により
被われ、保護されている。また、スロット1間のいわゆ
る歯8の先端部には、以降詳述する本発明になる製造方
法により形成された突起(アンカー)が参照番号7で示
されている。この突起7は、以後の説明からも明らかと
なるが、スロット内面側が湾曲形状となっており、巻線
の飛出し防止用突起としては内部の巻線の絶縁被覆に傷
をつけない理想的な形状となっている。図中には、さら
に参照番号4により本発明の特徴となる円環状小空間部
が押圧された後の形状で示されているが、本発明の実施
によって製造された電機子によれば、上記空間部は押圧
により完全に潰れ、密着状態となり、肉眼によっては判
断できない状態となっている(第2図(d)参照)。それ
故、この空間部により、電機子の磁気抵抗に何らの悪影
響をも及ぼさないこととは明らかである。
を拡大して表わしたものである。図において、成層鉄心
2にはスロット1が設けられ、その内部にはその表面を
絶縁被覆した複数の巻線3がさらに紙等の絶縁物により
被われ、保護されている。また、スロット1間のいわゆ
る歯8の先端部には、以降詳述する本発明になる製造方
法により形成された突起(アンカー)が参照番号7で示
されている。この突起7は、以後の説明からも明らかと
なるが、スロット内面側が湾曲形状となっており、巻線
の飛出し防止用突起としては内部の巻線の絶縁被覆に傷
をつけない理想的な形状となっている。図中には、さら
に参照番号4により本発明の特徴となる円環状小空間部
が押圧された後の形状で示されているが、本発明の実施
によって製造された電機子によれば、上記空間部は押圧
により完全に潰れ、密着状態となり、肉眼によっては判
断できない状態となっている(第2図(d)参照)。それ
故、この空間部により、電機子の磁気抵抗に何らの悪影
響をも及ぼさないこととは明らかである。
次に、第2図(a),(b),(c)及び(d)によって製造方法を説
明する。図において、第1図と同じ参照番号が付された
ものは、同一の部品、部分を表わす。
明する。図において、第1図と同じ参照番号が付された
ものは、同一の部品、部分を表わす。
第2図(a)は、鋼板を積み重ねた電機子鉄心2のスロッ
ト1には絶縁紙6を介して二組の巻線がそう入された状
態を示している。この図により明らかに示されるよう
に、成層鉄心2のスロット1間の歯8の先端部、即ちス
ロット1の開口側表面に近い部分には、円環状の、即ち
平面的意味においてその周囲を取り囲まれた貫通窓部4
が表面に沿って設けられている。本実施例では、この貫
通窓部4は、鋼板を積み重ねる前に鋼板をあらかじめ所
定の形にパンチング加工する際、同時に穴を開け、その
後その鋼板を積み重ねることにより形成している。しか
しながら、必ずしもこのような方法によらなくても、鋼
板を積み重ねて成層鉄心を形成した後にこの小空間部を
設けることによっても達成できることは明らかである。
ト1には絶縁紙6を介して二組の巻線がそう入された状
態を示している。この図により明らかに示されるよう
に、成層鉄心2のスロット1間の歯8の先端部、即ちス
ロット1の開口側表面に近い部分には、円環状の、即ち
平面的意味においてその周囲を取り囲まれた貫通窓部4
が表面に沿って設けられている。本実施例では、この貫
通窓部4は、鋼板を積み重ねる前に鋼板をあらかじめ所
定の形にパンチング加工する際、同時に穴を開け、その
後その鋼板を積み重ねることにより形成している。しか
しながら、必ずしもこのような方法によらなくても、鋼
板を積み重ねて成層鉄心を形成した後にこの小空間部を
設けることによっても達成できることは明らかである。
第2図(b)及び(c)には、上記図(a)の状態の電機子に図
中矢印Pで示した方向から押圧した状態を示している。
中矢印Pで示した方向から押圧した状態を示している。
貫通窓部4が押圧荷重pによって潰れ変形する場合、貫
通窓部4により形成される成層鉄心2の環状部の左右両
端部はスロット1側に突出しながら変形する。この時、
変形する成層鉄心部は、その上面に形成された橋絡片1
1があることから、図中に矢印Qで示される方向に引張
られるため、スロット1内に鋭角的倒れ込まないで変形
を続けることとなる。第2図(b)は押圧を始めた段階、
そして(c)はさらに押圧荷重により成層鉄心2の環状部
がさらに潰れ変形した段階を示している。
通窓部4により形成される成層鉄心2の環状部の左右両
端部はスロット1側に突出しながら変形する。この時、
変形する成層鉄心部は、その上面に形成された橋絡片1
1があることから、図中に矢印Qで示される方向に引張
られるため、スロット1内に鋭角的倒れ込まないで変形
を続けることとなる。第2図(b)は押圧を始めた段階、
そして(c)はさらに押圧荷重により成層鉄心2の環状部
がさらに潰れ変形した段階を示している。
そして、第2図(d)は、上記の押圧工程が終了した段階
での電機子の断面を示す。上記押圧工程により成層鉄心
円環部、即ち貫通窓部4は完全に潰され、上記橋絡片1
1が完全に鉄心歯部に接合され、歯8のスロット開口端
部には、内周を湾曲状にした巻線の飛出し防止突起(ア
ンカー)7が形成される。その後、ワニス又は樹脂など
を塗布して巻線等を固定するのは従来通りである。ま
た、その際、上記電機子鉄心の歯8の外周表面を機械加
工で切削し、押圧により潰れた円環状部の橋絡片11を
取り除くことも可能である。この例では、押圧による貫
通窓部の押し潰しが不十分な場合に生ずる電機子表面近
くの空隙による磁気抵抗の不均衡を取り除くことができ
るという効果がある。
での電機子の断面を示す。上記押圧工程により成層鉄心
円環部、即ち貫通窓部4は完全に潰され、上記橋絡片1
1が完全に鉄心歯部に接合され、歯8のスロット開口端
部には、内周を湾曲状にした巻線の飛出し防止突起(ア
ンカー)7が形成される。その後、ワニス又は樹脂など
を塗布して巻線等を固定するのは従来通りである。ま
た、その際、上記電機子鉄心の歯8の外周表面を機械加
工で切削し、押圧により潰れた円環状部の橋絡片11を
取り除くことも可能である。この例では、押圧による貫
通窓部の押し潰しが不十分な場合に生ずる電機子表面近
くの空隙による磁気抵抗の不均衡を取り除くことができ
るという効果がある。
以上述べた実施例は、回転子についてのものに限られて
いるが、これに限らずさらに固定子側に本発明を適用で
きることは明らかである。第3図に、例えば自動車用発
電機の固定子側となる電機子13に適用した例を示す。
この図においても、第1図の参照番号と同一の番号は同
様の部分、部品を示している。また、平型の電機子につ
いても同様である。
いるが、これに限らずさらに固定子側に本発明を適用で
きることは明らかである。第3図に、例えば自動車用発
電機の固定子側となる電機子13に適用した例を示す。
この図においても、第1図の参照番号と同一の番号は同
様の部分、部品を示している。また、平型の電機子につ
いても同様である。
次に、第4図には第2図(a)に示す押圧工程前の電機子
構造の変形例を示している。各参照番号はやはり第2図
(a)の各部と同じ部分、部品を示しているが、ここで特
徴的なのは、成層鉄心2の歯8の先端部10が湾曲形状
となっていることである。これにより、巻線3をスロッ
ト1内にそう入する場合、そう入作業が容易になり、ま
たそう入の際に先端の鋭角的なエッジ部により傷つけら
れることを防止できる。
構造の変形例を示している。各参照番号はやはり第2図
(a)の各部と同じ部分、部品を示しているが、ここで特
徴的なのは、成層鉄心2の歯8の先端部10が湾曲形状
となっていることである。これにより、巻線3をスロッ
ト1内にそう入する場合、そう入作業が容易になり、ま
たそう入の際に先端の鋭角的なエッジ部により傷つけら
れることを防止できる。
第5図(a)及び(b)に、本発明を適用した他の実施例を示
す。上記第1図乃至第4図に示す例では、貫通窓部を押
圧により潰す押圧荷重pを成層鉄心表面に対しほぼ垂直
な方向としていた。これに対し、以下に説明する実施例
では、その押圧荷重の方向を傾斜させることによって巻
線飛出し防止のための突起7aが歯の右端に(第5図
(a))、又はこの突起7bが左端(第5図(b))に形成さ
れている。図に示す如く、本発明によれば押圧荷重方向
pを右又は左に傾斜させることにより、所望の形状の半
閉スリットを形成することが可能となる。
す。上記第1図乃至第4図に示す例では、貫通窓部を押
圧により潰す押圧荷重pを成層鉄心表面に対しほぼ垂直
な方向としていた。これに対し、以下に説明する実施例
では、その押圧荷重の方向を傾斜させることによって巻
線飛出し防止のための突起7aが歯の右端に(第5図
(a))、又はこの突起7bが左端(第5図(b))に形成さ
れている。図に示す如く、本発明によれば押圧荷重方向
pを右又は左に傾斜させることにより、所望の形状の半
閉スリットを形成することが可能となる。
以上において押圧の具体的方法は示されていないが、こ
れは例えば転造加工、プレス加工、又はしごき加工によ
り容易に達成されることは明らかである。
れは例えば転造加工、プレス加工、又はしごき加工によ
り容易に達成されることは明らかである。
以上述べたことから明らかなように、本発明によれば、
その内周面を湾曲し巻装される巻線の絶縁被覆に傷をつ
けることのない理想的形状を有する半閉スロットを持つ
回転機の電機子を確実かつ比較的簡単な装置で製造する
ことが可能となる。
その内周面を湾曲し巻装される巻線の絶縁被覆に傷をつ
けることのない理想的形状を有する半閉スロットを持つ
回転機の電機子を確実かつ比較的簡単な装置で製造する
ことが可能となる。
第1図は本発明になる回転機の電機子の部分断面を示す
図、第2図(a)乃至(d)は本発明により製造される電機子
の突起部が形成される過程を示す図、第3図は本発明を
適用した固定子形電機子の断面図、第4図は一変形例を
示す図、そして第5図(a)及び(b)は本発明になる他の実
施例を示す図。 1…スロット、2…電機子成層鉄心、3…巻線、4…貫
通窓部、6…絶縁紙、7,7a,7b…突起部(アンカ
ー)、8…歯、10…湾曲状先端、11…橋絡片。
図、第2図(a)乃至(d)は本発明により製造される電機子
の突起部が形成される過程を示す図、第3図は本発明を
適用した固定子形電機子の断面図、第4図は一変形例を
示す図、そして第5図(a)及び(b)は本発明になる他の実
施例を示す図。 1…スロット、2…電機子成層鉄心、3…巻線、4…貫
通窓部、6…絶縁紙、7,7a,7b…突起部(アンカ
ー)、8…歯、10…湾曲状先端、11…橋絡片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐間田 忠義 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所佐和工場内 (72)発明者 東海林 昭 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所佐和工場内 (72)発明者 小笠原 信彦 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所佐和工場内 (56)参考文献 特開 昭59−44943(JP,A)
Claims (7)
- 【請求項1】複数のスロットが形成された成層鉄心と、
該成層鉄心のスロットに巻装された巻線と、該成層鉄心
のスロット開口部の一部を変形し該巻線の飛出しを防止
する突起部を有する回転機の電機子において、上記突起
部は該成層鉄心の該スロット間歯部のスロット開放面側
の表面付近に設けられた貫通窓部を押圧することにより
形成される内周面湾曲状の突起部であることを特徴とす
る回転機の電機子。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、上記突起
部は該スロット開放端両端に突出して形成されているこ
とを特徴とする回転機の電機子。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、上記突出
部は該スロット開放端の片側にのみ突出して形成された
ことを特徴とする回転機の電機子。 - 【請求項4】複数のスロット部を形成した成層鋼板を積
み重ねて成層鉄心を形成する工程と、該成層鉄心のスロ
ット部に巻線を巻装する工程と、該巻線が巻装された該
成層鉄心のスロット開口面を押圧して半閉スロットを形
成する工程から成る回転機の電機子製造方法において、
少なくとも上記スロット開口面の押圧工程に先立ち、該
成層鉄心の複数スロット間歯部のスロット開放面付近に
貫通窓部を形成する工程を含み、その後上記押圧工程に
より該半閉スロットを形成することを特徴とする回転機
の電機子製造方法。 - 【請求項5】特許請求の範囲第4項において、上記電機
子成層鉄心に貫通窓部を形成する工程後の上記押圧工程
における押圧荷重の方向は上記成層鉄心スロット開口面
に垂直な方向であることを特徴とする回転機の電機子製
造方法。 - 【請求項6】特許請求の範囲第4項において、上記電機
子成層鉄心に貫通窓部を形成する工程後の上記押圧行程
における押圧荷重の方向は上記成層鉄心スロット開口面
に垂直な面に対し傾斜していることを特徴とする回転機
の電機子製造方法。 - 【請求項7】特許請求の範囲第1項において、上記電機
子成層鉄心に貫通窓部を形成する工程において、さらに
上記スロット形成後の鉄心歯部の先端部を湾曲形状にす
る工程を含むことを特徴とする回転機の電機子製造方
法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61043982A JPH063979B2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 回転機の電機子及びその製造方法 |
EP87101412A EP0235597B1 (en) | 1986-03-03 | 1987-02-03 | Armature for an electric rotary machine and method of manufacturing the same |
DE8787101412T DE3762564D1 (de) | 1986-03-03 | 1987-02-03 | Anker fuer eine elektrische drehmaschine und verfahren seiner herstellung. |
CA000528983A CA1266295A (en) | 1986-03-03 | 1987-02-04 | Armature for an electric rotary machine and method of manufacturing the same |
US07/015,328 US4829206A (en) | 1986-03-03 | 1987-02-17 | Armature for an electric rotary machine and method of manufacturing the same |
CN87101622.2A CN1004183B (zh) | 1986-03-03 | 1987-03-02 | 旋转电机的电极及其制作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61043982A JPH063979B2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 回転機の電機子及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62203527A JPS62203527A (ja) | 1987-09-08 |
JPH063979B2 true JPH063979B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=12678925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61043982A Expired - Lifetime JPH063979B2 (ja) | 1986-03-03 | 1986-03-03 | 回転機の電機子及びその製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4829206A (ja) |
EP (1) | EP0235597B1 (ja) |
JP (1) | JPH063979B2 (ja) |
CN (1) | CN1004183B (ja) |
CA (1) | CA1266295A (ja) |
DE (1) | DE3762564D1 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE19518286A1 (de) * | 1995-05-18 | 1996-11-21 | Geiger Gerhard Gmbh & Co | Lamelle für elektrodynamische Maschinen |
JPH10304608A (ja) * | 1997-04-21 | 1998-11-13 | Hitachi Ltd | 電動機 |
US6137201A (en) * | 1997-05-26 | 2000-10-24 | Denso Corporation | AC generator for vehicles |
EP1179881B1 (en) * | 1997-05-26 | 2004-09-22 | Denso Corporation | AC generator for vehicles |
JPH11252832A (ja) * | 1998-03-06 | 1999-09-17 | Asmo Co Ltd | コア・シート、コアおよび電機子の製造方法 |
WO2000014852A1 (en) * | 1998-09-08 | 2000-03-16 | Empresa Brasileira De Compressores S.A. - Embraco | An electric motor stator |
JP2000134852A (ja) * | 1998-10-28 | 2000-05-12 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用交流発電機の固定子とその製造方法 |
GB9823926D0 (en) * | 1998-11-03 | 1998-12-30 | Lucas Ind Plc | Rotor for an electric machine,retainer for retaining a winding in a winding in a recess in a rotor,and method of manufacturing a rotor |
JP3519983B2 (ja) * | 1999-04-07 | 2004-04-19 | マブチモーター株式会社 | 小型モータ及びその製造方法 |
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