JPS63265534A - 電機子 - Google Patents

電機子

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JPS63265534A
JPS63265534A JP9736587A JP9736587A JPS63265534A JP S63265534 A JPS63265534 A JP S63265534A JP 9736587 A JP9736587 A JP 9736587A JP 9736587 A JP9736587 A JP 9736587A JP S63265534 A JPS63265534 A JP S63265534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slot
slots
protrusion
armature
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP9736587A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tomite
富手 寿男
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS63265534A publication Critical patent/JPS63265534A/ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転機の電機子及びその製造方法に係り、特に
巻線の飛出し防止に良好な半開スロットを有する回転機
の電機子に係る。
〔従来の技術〕
従来、回転機の電機子における巻線飛出し防止の半開ス
ロットは1例えば、米国特許明細書第3.586,89
3号及び特開昭52−9805号公報等に示されるよう
に、あらかじめ電機子のスロット開口面のスロット部付
近に突起状部を設け、これを折り曲げ又は抑圧等により
スロット内部に折り曲げることにより形成される。更に
は特開昭61−43982に示されるように、鉄心外周
より加圧し、スロット内部に折り曲げることにより形成
される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は突起部又は貫通穴部を設けた歯部外周を
抑圧によりスロット内部に折り曲げる装置は、荷重を均
等に軸芯に作用させるための生産設備が大形となり、し
かも製造のための工程が多く要することになった。
又、転造加工法は設備は小形で加工工数も少なく生産上
は有利となるが、従来コア形状では一方向のみしかスロ
ット内折曲げができず、歯部の磁気抵抗均一化について
は配慮されておらず、性能の低下する問題があった。
本発明の目的は、上記のような従来技術の有する不具合
を解消し、スロット開口部にコイル飛出し防止のための
突起部を確実に形成し得る構造の回転機の電機子及びそ
の製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、予め電機子鉄心のスロット間歯部
のスロット開口面外周の一端に突起状部(貫通患部を有
するも可)を、スロット開口面付近で他端にスロット内
部に突起部を設けておき、2本以上のコイルをスロット
に挿入後スロット開口面外周の突起状部を転造加工法で
押圧することにより、スロットの胃内側に突起状部を形
成し。
半閉スロットを形成することにより達成される6〔作用
〕 電機子鉄心の歯部表面外周部に設けられた突起状部を転
造加工法で抑圧変形した場合、巻線飛出し防止のための
突起部がスロット内部に形成されるよう突起状部を加圧
し好ましい湾曲状の形状の突起部を形成することができ
る。
これと、予め型にて打抜き成形した歯部のもう一端の面
に設けた突起によってスロットの両面外周部に突起部を
形成する。
この様にして形成された突起は、スロット内部に収納さ
れる巻線の絶縁被覆を傷つけることもなく、又その抑圧
面も円周上であり、磁極に対する歯部の磁気抵抗の均一
化も確保できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は1本発明によって製造された電機子の一部断面
を拡大して表わしたものである。図において、成層鉄心
2にはスロット1が設けられ、その内部にはその表面を
絶縁被覆した2本以上の巻線3が更に紙等の絶縁物4に
より被われ、保護されている。又、スロット1間のいわ
ゆる歯8の先端において、一端には以降詳述する本発明
になる製造方法により形成された突起が参照番号7で示
され、他端にはスロット内周面に予め突起9が設けられ
ている。
この突起7は以降の説明からも明らかとなるが、スロッ
ト内周面側が湾曲状となっており1巻線の飛出し防止用
突起としては内部の巻線の絶縁被覆に傷をつけない理想
的な形状となっている0図中には更に参照番号4により
本発明の特徴となる空間部が押圧された後の形状で示さ
れているが、本発明の実施によって製造された電機子に
よれば、上記空間部は抑圧により完全に漬れ、密着状態
となっている。
次に第2図(a)、(b)及び(Q)によって12造方
法を説明する。図に於いて、第1図と同じ参照番号が付
されたものは同一の部品1部分を表わす。
第2図(a)は鋼板を積重ねた電機子鉄心2のスロット
1に絶縁紙を介して2組4本の巻線が挿入された状態を
示している。この図により明らかに示されるように、成
層鉄心2のスロット1間の歯8の先端部、即ちスロット
1の開口側外周面の一端には半円状での、即ち平面的な
意味に於いてその周囲を取り囲まれた貫通窓部5が表面
に沿って設けられている0本実施例では、この貫通窓部
5は、鋼板を積重ねる前に鋼板を新かしめ所定の形状に
プレス加工する際、同時に穴を開け、その後、その鋼板
を積重ねることにより形成している。
しかしながら必ずしもこのような方法によらなくとも目
的を達成できることは明らかである。更にもう一端には
予めスロットの外周に近い内周面に突起部9を設けてお
く。
第2図(b)は、上記図(a)の状態の電機子に図中矢
印Pで示した方向から押圧するため、電機子を矢印方向
Aに回転させると同時に円筒状抑圧工具6を矢印方向B
に回転させながら鉄心外周を加圧している状態を示して
いる。
貫通穴部5が押圧荷重Pによって潰れ変形する場合1貫
通窓部5により形成される成層鉄心2の環状部の右端部
はスロット1側に突出しながら変形する。しかし、突起
部9は最初のままの形状で保たれる。この時、変形する
成層鉄心部はその上面に形成された橋絡片11があるこ
とから、スロット1内に鋭角的に倒れ込まないで変形を
続けることになる。
そして第2図(Q)は、上記の抑圧工程が終了した段階
での電機子の断面を示す、上記抑圧工程により成層鉄心
円環部、即ち貫通窓部4は完全に潰され、上記連絡片1
1が完全に鉄心歯部に接合され、歯8のスロット開口端
部には、内周を湾曲状にした巻線の飛出し防止突起7が
形成される。
又、他端には予め設けられた突起9が形成されており、
この突出高さは鉄心外周からの加圧によって更にスロッ
ト内周に突出はするがその大きさは微少である。
その後、ワニス又は樹脂等を塗布して巻線等を固定する
のは従来通りである。又、その際、上記電機子鉄心の歯
8の外周表面を機械加工で切削し。
抑圧により潰れた円環状部の橋絡片11を一部又は全部
取り除くことも可能である。この例では、抑圧による貫
通窓部の押し潰しで外径寸法精度が得られない場合に生
ずる電機子表面近くの空隙バラツキにより磁気抵抗の不
均衡を取り除くことができるという効果がある。更に外
周の絶縁紙を除去する目的もある。
以上述べた実施例は1回転子についてのものに限られて
いるが、これに限らず更に固定子側に本発明を適用でき
ることは明らかである。
次に第3図(a)は第2図(a)に示す抑圧工程前の電
機子構造の変形例を示している。各参照番号はやはり第
2図(a)の各部と同じ部分2部品を示しているが、こ
こで特徴的なものは成層鉄心2の歯8の先端部の一端が
外周面に突起12となり1貫通穴を有していない形状、
他端がスロット内周面に突起9となり、スロット巾は中
心部に近い側がWlに対し先端部W2がWl<W2に設
定したことにより1巻i@3をスロット1内に挿入する
場合′、挿入作業が容易になり、しかも(b)図に示し
た如く第2図同様に外周から転造にて加圧して突起部7
をスロット1内面に変形させた場合においてもコイルが
傷つけられることを防止できる。
更には第2図と第3図を組合せた形状も容易に考えられ
る。又、加圧によって得た突起部と予め設けた突起部の
高さは必ずしも一致しなくとも電気磁気的には大きな問
題ではない。
〔発明の効果〕
以上のことから明らかなように、本発明によれば、スロ
ットの外周面から巻線を挿入して成る電機子に於いて、
スロット内周面の外周側一端は歯部外周を転造にて押圧
変形させて得た突起部で。
他端は新かしめ設けた突起部で巻線がスロットから飛び
出さないよう半開スロットを得ることにより、界磁極か
らの磁束が歯部を通りやすく、しかも回転角度によって
歯部が従来に比較し著しい磁気アンバランスが生じない
回転機の電機子を確実かつ比較的簡単な装置で製造する
ことが可能となる。
特に巻線を2本以上挿入するスロットに於いては巻線作
業上オープンスロットが絶対条件となっていたが1巻線
の飛出し防止手法は工数を要すると同時に、歯部を通る
磁束量も減少傾向となっていたが1本案によりこの2つ
の問題点を解決でき。
機械的強度の向上及び電気性能の向上を計ることが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる回転機の電機子の部分所々 面図、第2図(a)A至(Q)は本発明により製造され
る電機子の突起部の一方が形成される過程を示す図、第
3図(a)および(b)は本発明になる他の実施例を示
す突起部形成前および突起部形成後を示す図である。 1・・・スロット、2・・・電機子成層鉄心、3・・・
巻線。 4・・・絶縁紙、5・・・貫通窓部、7・・・突起部、
8・・・歯。 第1目 t  、−’12℃コ・ソト 200.電滅)氏辱欽IC 3・・・(愛ト碌 s−f迷官今 7−・・憤【Aき二 舒 訃・・i q・・・ 4ミニAき;杏f 第3 (−一ン 口 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のスロットが形成された積層鉄心と、該積層鉄
    心のスロットに巻装された巻線と、該積層鉄心のスロッ
    ト開口部の一部を変形し該巻線の飛出しを防止する突起
    部を有する回転機の電機子に於いて、上記突起部の1個
    所は予め積層鉄心の該スロット間歯部に設け、他の1個
    所は該スロット間歯部のスロット開放面側の表面に設け
    られた突起部をスロット側に押圧し変形させて形成し、
    内周面湾曲状の突起部であることを特徴とする電機子。 2、特許請求の囲第1項に於いて、スロット開口部の突
    起高さは予め、積層鉄心に設けた部分と巻線後押圧して
    変形させ形成された部分で、高さ及び形状が異なること
    を特徴とする電機子。 3、特許請求の範囲第1項に於いて、スロットの巾は中
    心部に対し突起部を有する側が広いことを特徴とする電
    機子。
JP9736587A 1987-04-22 1987-04-22 電機子 Pending JPS63265534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9736587A JPS63265534A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 電機子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9736587A JPS63265534A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 電機子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63265534A true JPS63265534A (ja) 1988-11-02

Family

ID=14190477

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JP9736587A Pending JPS63265534A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 電機子

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JP (1) JPS63265534A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4343025A1 (de) * 1992-12-21 1994-06-23 Hitachi Ltd Rotoranker und Verfahren zum Ausbilden einer Ankerwicklung
JP2007135314A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Mitsui High Tec Inc 回転子積層鉄心の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4343025A1 (de) * 1992-12-21 1994-06-23 Hitachi Ltd Rotoranker und Verfahren zum Ausbilden einer Ankerwicklung
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