JPH0639746A - プラスチック製ギア系統を有する電動工具 - Google Patents
プラスチック製ギア系統を有する電動工具Info
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- JPH0639746A JPH0639746A JP5115053A JP11505393A JPH0639746A JP H0639746 A JPH0639746 A JP H0639746A JP 5115053 A JP5115053 A JP 5115053A JP 11505393 A JP11505393 A JP 11505393A JP H0639746 A JPH0639746 A JP H0639746A
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- power tool
- carrier frame
- frame
- shaft
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- B25B21/02—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose with means for imparting impact to screwdriver blade or nut socket
- B25B21/026—Impact clutches
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25F—COMBINATION OR MULTI-PURPOSE TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DETAILS OR COMPONENTS OF PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS NOT PARTICULARLY RELATED TO THE OPERATIONS PERFORMED AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B25F5/00—Details or components of portable power-driven tools not particularly related to the operations performed and not otherwise provided for
- B25F5/001—Gearings, speed selectors, clutches or the like specially adapted for rotary tools
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/2809—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion with means for equalising the distribution of load on the planet-wheels
- F16H1/2836—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion with means for equalising the distribution of load on the planet-wheels by allowing limited movement of the planets relative to the planet carrier or by using free floating planets
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
- F16H57/082—Planet carriers
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- Y10S475/901—Particular material
- Y10S475/902—Nonmetallic
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- Y10S74/10—Polymer digest - plastic gears
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- Y10T74/131—Automatic
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Retarders (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 電動工具のキャリア・フレームと、シャフト
・ユニットを生産コストの低いものとし、且つ安価に組
立て可能とする。 【構成】 プラスチック製円筒状リング・ギア31は、
同軸上に小歯車22を取り囲んでモータ20に固定され
ている。プラスチック製ギア・キャリア・フレーム60
は、金属製出力シャフト51のスプラインが付いた一端
を注入、成形されており、リング・ギア31内に収容可
能で、三個のプラネット・ギア70のピン71を受け取
る為の、放射状のスロット69を有する。短シャフト部
分66は、その周囲の溝の中に、弾力性のあるO字型リ
ング68を有する。ボール・ベアリング48は、リング
・ギア31内の座部に圧迫適合されている。
・ユニットを生産コストの低いものとし、且つ安価に組
立て可能とする。 【構成】 プラスチック製円筒状リング・ギア31は、
同軸上に小歯車22を取り囲んでモータ20に固定され
ている。プラスチック製ギア・キャリア・フレーム60
は、金属製出力シャフト51のスプラインが付いた一端
を注入、成形されており、リング・ギア31内に収容可
能で、三個のプラネット・ギア70のピン71を受け取
る為の、放射状のスロット69を有する。短シャフト部
分66は、その周囲の溝の中に、弾力性のあるO字型リ
ング68を有する。ボール・ベアリング48は、リング
・ギア31内の座部に圧迫適合されている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動工具における運転
モーターのトルク及びスピードの特性を改善するプラネ
タリー・ギアの組立てに関するものである。
モーターのトルク及びスピードの特性を改善するプラネ
タリー・ギアの組立てに関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の工具、例えばドリル、インパクト
・レンチなどは、電動モーターを使用する。プラネタリ
ー・ギア系統一式は、運転モーターでは、出力シャフト
の回転スピードを落としたり、該運転モーターから送ら
れてきたトルクを増したりする為に、一般に用いられて
いる。このようなプラネタリー・ギア系統は、リング・
ギア、出力シャフト、プラネット・ギア、プラネット・
ギア・キャリア及び該出力シャフトと該ギア・キャリア
を連結する部分などの、複数部品から成っているのが普
通である。これら部品は複雑な構成になっており、プラ
スチック製リング・ギアを備えている一方、他の部品
は、全て製造に費用のかかる典型的な機械成形金属部品
である。更に、その部品数の多さが、組立てを複雑、高
額なものとしている。該出力シャフトと該プラネット・
ギア・キャリアが一部品として用いられていることは周
知であり、米国特許4,983,152号にある通りで
ある。しかし、該キャリア・フレーム及びシャフトのユ
ニットは、未だ全て金属製であり、非常に生産コストが
高い。加えて、従来の電動工具においては、廉価な組立
てを供すると同時に、工具架構内で運転系統を正確に配
列することは困難であった。
・レンチなどは、電動モーターを使用する。プラネタリ
ー・ギア系統一式は、運転モーターでは、出力シャフト
の回転スピードを落としたり、該運転モーターから送ら
れてきたトルクを増したりする為に、一般に用いられて
いる。このようなプラネタリー・ギア系統は、リング・
ギア、出力シャフト、プラネット・ギア、プラネット・
ギア・キャリア及び該出力シャフトと該ギア・キャリア
を連結する部分などの、複数部品から成っているのが普
通である。これら部品は複雑な構成になっており、プラ
スチック製リング・ギアを備えている一方、他の部品
は、全て製造に費用のかかる典型的な機械成形金属部品
である。更に、その部品数の多さが、組立てを複雑、高
額なものとしている。該出力シャフトと該プラネット・
ギア・キャリアが一部品として用いられていることは周
知であり、米国特許4,983,152号にある通りで
ある。しかし、該キャリア・フレーム及びシャフトのユ
ニットは、未だ全て金属製であり、非常に生産コストが
高い。加えて、従来の電動工具においては、廉価な組立
てを供すると同時に、工具架構内で運転系統を正確に配
列することは困難であった。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、より良い電動工具とプラネタリー・ギア系統一式を
提供することにあり、それによって、従来の同様なギア
系統一式における欠点を解消し、更に幾つかの構造上並
びに運転上の利点を付加するものである。
は、より良い電動工具とプラネタリー・ギア系統一式を
提供することにあり、それによって、従来の同様なギア
系統一式における欠点を解消し、更に幾つかの構造上並
びに運転上の利点を付加するものである。
【0004】
【課題を達成するための手段】本発明の重要な特徴は、
比較的簡易で安価な設計の、電動工具用ギア系統一式を
提供するところにある。これに関連する別な特徴は、成
形プラスチック製部品を最大限に使用するギア系統一式
の提供である。本発明のもう一つの特徴は、プラスチッ
ク製ギア部品と金属製出力シャフトの相互接続を廉価に
する、前述したギア系統一式を備えていることである。
比較的簡易で安価な設計の、電動工具用ギア系統一式を
提供するところにある。これに関連する別な特徴は、成
形プラスチック製部品を最大限に使用するギア系統一式
の提供である。本発明のもう一つの特徴は、プラスチッ
ク製ギア部品と金属製出力シャフトの相互接続を廉価に
する、前述したギア系統一式を備えていることである。
【0005】更に今一つの特徴は、該出力シャフト・ベ
アリングの簡易で経済的なサポートを提供する、前述し
たタイプのギア系統一式を備えていることである。これ
ら並びに他の特徴は、小歯車付モーターを有する電動工
具に、次の部品から成るプラネット・ギア・フレーム一
式を備え付けることによって得られたものである。部品
とはすなわち、金属製シャフト、該シャフトと一体で、
一端が同軸上に突出している非金属製キャリア・フレー
ム、最低一個のプラネット・ギア、並びに、該フレーム
に連結され、該小歯車と噛み合う該プラネット・ギアを
回転可能なように設置する最低一本のピンである。
アリングの簡易で経済的なサポートを提供する、前述し
たタイプのギア系統一式を備えていることである。これ
ら並びに他の特徴は、小歯車付モーターを有する電動工
具に、次の部品から成るプラネット・ギア・フレーム一
式を備え付けることによって得られたものである。部品
とはすなわち、金属製シャフト、該シャフトと一体で、
一端が同軸上に突出している非金属製キャリア・フレー
ム、最低一個のプラネット・ギア、並びに、該フレーム
に連結され、該小歯車と噛み合う該プラネット・ギアを
回転可能なように設置する最低一本のピンである。
【0006】本発明は、新しい特徴と、以下に全て説明
され、また付随の図面に示され、更に添付の説明で特に
指摘されている部品の組合わせから成っており、細部に
渡る種々の変更は、本発明の意義をおろそかにすること
なく、あるいは、本発明の利点を損なうことなく可能で
あろうと思われる。
され、また付随の図面に示され、更に添付の説明で特に
指摘されている部品の組合わせから成っており、細部に
渡る種々の変更は、本発明の意義をおろそかにすること
なく、あるいは、本発明の利点を損なうことなく可能で
あろうと思われる。
【0007】
【実施例】図1及び図9を参照すると、本発明のギア系
統を取り入れた、インパクト・レンチに似た電動工具を
番号10で示す。該工具10は、前後部に分かれる二部
分の架構構造11を有する。すなわち、それぞれエンド
面12a,13aを有し、接合部14で接合されている
前部架構12及び後部架構13から成る。更に詳しく
は、該前部架構12中のねじ筋を切った四つの穴18
が、該後部架構13中の四つの穴18aと揃って並び
(二箇所に図示)、該架構12及び13を接合する為、
四本のねじ19をそれぞれ受け止める(図7参照)。該
架構構造11は、再充電可能な電池パック(図示されて
いない)を、通常の方法で包含することもあるハンドル
部分15を含む。該ハンドル部分15前に付けられてい
るのは、作動用引き金16である。該前部架構12に
は、その前端に、それよりも小さい直径を有する円筒形
のノーズ17がある。
統を取り入れた、インパクト・レンチに似た電動工具を
番号10で示す。該工具10は、前後部に分かれる二部
分の架構構造11を有する。すなわち、それぞれエンド
面12a,13aを有し、接合部14で接合されている
前部架構12及び後部架構13から成る。更に詳しく
は、該前部架構12中のねじ筋を切った四つの穴18
が、該後部架構13中の四つの穴18aと揃って並び
(二箇所に図示)、該架構12及び13を接合する為、
四本のねじ19をそれぞれ受け止める(図7参照)。該
架構構造11は、再充電可能な電池パック(図示されて
いない)を、通常の方法で包含することもあるハンドル
部分15を含む。該ハンドル部分15前に付けられてい
るのは、作動用引き金16である。該前部架構12に
は、その前端に、それよりも小さい直径を有する円筒形
のノーズ17がある。
【0008】該工具10は、該後部架構13中に設置さ
れ、また共に回転する小歯車22を据え付けた、前方に
伸びる出力シャフト21を有する直流電動モーター20
によって作動する。該工具10は、その前端から突出し
て適当な套管23内に通常の方法で収められ、関連ビッ
トまたはソケットと組み合わせるように作られたかなと
こ24を有する。該かなとこ24は、ハンマー25によ
り通常の方法で動かされ、油性密封剤26で密閉されて
いる。該ハンマー25は、ワッシャー27a及びスラス
ト・ベアリング28を通して作用するばね27により、
前方に押し出される。
れ、また共に回転する小歯車22を据え付けた、前方に
伸びる出力シャフト21を有する直流電動モーター20
によって作動する。該工具10は、その前端から突出し
て適当な套管23内に通常の方法で収められ、関連ビッ
トまたはソケットと組み合わせるように作られたかなと
こ24を有する。該かなとこ24は、ハンマー25によ
り通常の方法で動かされ、油性密封剤26で密閉されて
いる。該ハンマー25は、ワッシャー27a及びスラス
ト・ベアリング28を通して作用するばね27により、
前方に押し出される。
【0009】図2〜4も同様に参照すると、該モーター
20は、本発明の特徴を取り入れたプラネタリー・ギア
系統を有する運転系統30を通して、ハンマー25を動
かす。該運転系統30は、成形プラスチック製リング・
ギア31を含有している。これは、円筒状の外壁32、
並びに該外壁32前端及び後端のほぼ中間点より放射状
に、内部及び後方へ向かって突出する内壁33(図4)
を有する。更に詳しく述べると、該内壁33は、ほぼ円
筒状の側部34、及びその後端中心部に円形の開放部3
6のある、ほぼ直円錐台形部分35を有する。等間隔に
配置された複数の肋材37は、ベアリング座部を作りだ
す為に、該円筒状側部34より放射状に内向して、また
該内壁33の該円錐台形部分35よりやや離れて、放射
状に、内部並びに前方へ向かって突出している。円筒状
のフランジ38は、該開放部36の周囲に、後方へ向か
って、該内壁33より突出している。該フランジ38の
後端は、おのおのがそれを貫通する穿孔40を有する、
等間隔に配置された四つの放射状エンド・ウェブ39
(図1に二箇所図示)により、該円筒状外壁32の後端
と連結されている。該穿孔40への到達手段として、四
つの窪み40aが、該内壁33には見られる(図1及び
3参照)。
20は、本発明の特徴を取り入れたプラネタリー・ギア
系統を有する運転系統30を通して、ハンマー25を動
かす。該運転系統30は、成形プラスチック製リング・
ギア31を含有している。これは、円筒状の外壁32、
並びに該外壁32前端及び後端のほぼ中間点より放射状
に、内部及び後方へ向かって突出する内壁33(図4)
を有する。更に詳しく述べると、該内壁33は、ほぼ円
筒状の側部34、及びその後端中心部に円形の開放部3
6のある、ほぼ直円錐台形部分35を有する。等間隔に
配置された複数の肋材37は、ベアリング座部を作りだ
す為に、該円筒状側部34より放射状に内向して、また
該内壁33の該円錐台形部分35よりやや離れて、放射
状に、内部並びに前方へ向かって突出している。円筒状
のフランジ38は、該開放部36の周囲に、後方へ向か
って、該内壁33より突出している。該フランジ38の
後端は、おのおのがそれを貫通する穿孔40を有する、
等間隔に配置された四つの放射状エンド・ウェブ39
(図1に二箇所図示)により、該円筒状外壁32の後端
と連結されている。該穿孔40への到達手段として、四
つの窪み40aが、該内壁33には見られる(図1及び
3参照)。
【0010】該円筒状外壁32から後方に突出している
のは、それぞれが後壁42に連結している、ほぼV字型
の四つの支え41である(図3)。該後壁42は、事実
上同平面上にあり、該リング・ギア31の軸に垂直であ
る。各後壁42は、対角線上にスロット43がある。歯
車の歯45は、該円筒状外壁32の内表面に刻まれてお
り、おのおのの歯は、該円筒状外壁32の前端より該内
壁33の前端に向かって縦に伸びている。
のは、それぞれが後壁42に連結している、ほぼV字型
の四つの支え41である(図3)。該後壁42は、事実
上同平面上にあり、該リング・ギア31の軸に垂直であ
る。各後壁42は、対角線上にスロット43がある。歯
車の歯45は、該円筒状外壁32の内表面に刻まれてお
り、おのおのの歯は、該円筒状外壁32の前端より該内
壁33の前端に向かって縦に伸びている。
【0011】使用時には、該小歯車22が該開放部36
を貫いて同軸上に突出した状態において、該リング・ギ
ア31の該エンド・ウェブ39は、該モーター20の架
構前部表面に隣接する。この開放部は、該モーター・シ
ャフトのハブ部分を収容できるほどの大きさがある。該
リング・ギア31は、該ウェブ39の二つの穿孔40を
通り該モーター20の前部壁にあるねじ穴47(図2参
照)に止められているねじ46によって、該モーター2
0に固定されている(図1)。該支え41は、該モータ
ー20の外側に沿って後方に伸長するよう作られてい
る。該リング・ギア31の該支え41は、該前部及び後
部架構12,13の後端面12a及び13aの間に合う
よう作られている上、それぞれ該スロット43を通して
ある該ねじ19によりそれに止められている(図9参
照)。このように、該リング・ギア31が該モーター2
0及び該工具架構構造11の双方に固定されていること
は、利点である。
を貫いて同軸上に突出した状態において、該リング・ギ
ア31の該エンド・ウェブ39は、該モーター20の架
構前部表面に隣接する。この開放部は、該モーター・シ
ャフトのハブ部分を収容できるほどの大きさがある。該
リング・ギア31は、該ウェブ39の二つの穿孔40を
通り該モーター20の前部壁にあるねじ穴47(図2参
照)に止められているねじ46によって、該モーター2
0に固定されている(図1)。該支え41は、該モータ
ー20の外側に沿って後方に伸長するよう作られてい
る。該リング・ギア31の該支え41は、該前部及び後
部架構12,13の後端面12a及び13aの間に合う
よう作られている上、それぞれ該スロット43を通して
ある該ねじ19によりそれに止められている(図9参
照)。このように、該リング・ギア31が該モーター2
0及び該工具架構構造11の双方に固定されていること
は、利点である。
【0012】更に図5〜8も参照すると、該運転系統3
0は、該リング・ギア内壁33の該肋材37によって形
成されたベアリング座部中に圧迫適合したボール・ベア
リング48も、該リング・ギア31と同軸上に有する。
該ボール・ベアリング48の前部表面は、ワッシャー4
9で覆われている。
0は、該リング・ギア内壁33の該肋材37によって形
成されたベアリング座部中に圧迫適合したボール・ベア
リング48も、該リング・ギア31と同軸上に有する。
該ボール・ベアリング48の前部表面は、ワッシャー4
9で覆われている。
【0013】該運転系統30は、更に、該ハンマー25
を貫いて同軸上に伸び、ほぼV字型の溝52が二本彫ら
れた機械成形金属製運転シャフト51を有するギア・キ
ャリア50を含む。該ハンマー25の振動を通常の方法
で生じ、該ハンマー25の前端にある円筒状の軸穴と相
互作用するよう、ボール53がそれぞれ置かれている。
該運転シャフト51の前端54は、直径がそれより小さ
くなっており、該かなとこ24後端の補助軸穴内に座し
ている。該運転シャフト51の後端は、周囲に間隔をあ
けて縦方向に伸びる複数のスプライン55を有する。こ
のスプラインは、該運転シャフト51の外表面周囲にあ
る溝56に向かい、前方向に伸びている。
を貫いて同軸上に伸び、ほぼV字型の溝52が二本彫ら
れた機械成形金属製運転シャフト51を有するギア・キ
ャリア50を含む。該ハンマー25の振動を通常の方法
で生じ、該ハンマー25の前端にある円筒状の軸穴と相
互作用するよう、ボール53がそれぞれ置かれている。
該運転シャフト51の前端54は、直径がそれより小さ
くなっており、該かなとこ24後端の補助軸穴内に座し
ている。該運転シャフト51の後端は、周囲に間隔をあ
けて縦方向に伸びる複数のスプライン55を有する。こ
のスプラインは、該運転シャフト51の外表面周囲にあ
る溝56に向かい、前方向に伸びている。
【0014】該ギア・キャリア50は、成形プラスチッ
ク製キャリア・フレーム60を含有する。このキャリア
・フレーム60が、単一構成を実現する為に該運転シャ
フト51上に注入、形成されているということが、本発
明の重要な特徴である。更に詳しく述べると、該スプラ
イン55を完全に隠蔽し、その間の溝及び周囲の溝56
を埋める為に、該キャリア・フレーム60は、該運転シ
ャフト51の後端周囲に形成された円筒状のシャンク6
1を有する。それ故、成形されたプラスチックは、固ま
った時点で該運転シャフト51との間に強固なつながり
を築く上、その部分は動かすことができないので、該運
転シャフト51及び該キャリア・フレーム60は一部品
として作動する。
ク製キャリア・フレーム60を含有する。このキャリア
・フレーム60が、単一構成を実現する為に該運転シャ
フト51上に注入、形成されているということが、本発
明の重要な特徴である。更に詳しく述べると、該スプラ
イン55を完全に隠蔽し、その間の溝及び周囲の溝56
を埋める為に、該キャリア・フレーム60は、該運転シ
ャフト51の後端周囲に形成された円筒状のシャンク6
1を有する。それ故、成形されたプラスチックは、固ま
った時点で該運転シャフト51との間に強固なつながり
を築く上、その部分は動かすことができないので、該運
転シャフト51及び該キャリア・フレーム60は一部品
として作動する。
【0015】該シャンク61の後端は、放射状に外側へ
伸びる前端部プレート62と一体である。円筒状の窪み
63を形成する為に、該前端部プレートの後端面は、予
め決められた寸法だけ、該運転シャフト51の後端を越
えて、後方に伸びている(図1参照)。該前端部プレー
ト62後方に間隔をおいてあるのは、等形の環状後端部
プレート64である。これら二枚のプレート62及び6
4は、縦方向に伸びる三本の支柱65によって連絡し、
各支柱は、横断面が事実上三角形である(図2及び6参
照)。該後端部プレート64と一体で、これより後方へ
突出しているのは、その外表面を一周する溝67を有す
る、空洞の円筒状短シャフト66である。弾性のあるO
字形リング68が該溝67に置かれている。このリング
は、該短シャフト66の外表面後方で、やや外側へ放射
状に突出する程度の幅がある。各端部プレート62及び
64には、三本の放射状の切れ込み69が等間隔に付い
ている。該前部プレート62上の切れ込みは、各々後部
プレート64のそれと縦方向に並び揃っており、各支柱
65間の周上中間点にある。
伸びる前端部プレート62と一体である。円筒状の窪み
63を形成する為に、該前端部プレートの後端面は、予
め決められた寸法だけ、該運転シャフト51の後端を越
えて、後方に伸びている(図1参照)。該前端部プレー
ト62後方に間隔をおいてあるのは、等形の環状後端部
プレート64である。これら二枚のプレート62及び6
4は、縦方向に伸びる三本の支柱65によって連絡し、
各支柱は、横断面が事実上三角形である(図2及び6参
照)。該後端部プレート64と一体で、これより後方へ
突出しているのは、その外表面を一周する溝67を有す
る、空洞の円筒状短シャフト66である。弾性のあるO
字形リング68が該溝67に置かれている。このリング
は、該短シャフト66の外表面後方で、やや外側へ放射
状に突出する程度の幅がある。各端部プレート62及び
64には、三本の放射状の切れ込み69が等間隔に付い
ている。該前部プレート62上の切れ込みは、各々後部
プレート64のそれと縦方向に並び揃っており、各支柱
65間の周上中間点にある。
【0016】該運転系統30はまた、軸ピン71を受け
止めている軸穴をおのおのがもつ、三個の成形プラスチ
ック製プラネット・ギア70を有する。これらの軸ピン
71は、該端部プレート62及び64上の対になる切れ
込み69内にそれぞれ置かれているので、該端部プレー
ト62及び64間に配置された該ギア70は、該軸ピン
71を中心に、自由に回転可能である。該切れ込み69
が該プラネット・ギア70を伴う該ギア・キャリア50
の容易な組立て、並びに該プラネット・ギア70の簡単
な交換を可能にするとは、利点である。
止めている軸穴をおのおのがもつ、三個の成形プラスチ
ック製プラネット・ギア70を有する。これらの軸ピン
71は、該端部プレート62及び64上の対になる切れ
込み69内にそれぞれ置かれているので、該端部プレー
ト62及び64間に配置された該ギア70は、該軸ピン
71を中心に、自由に回転可能である。該切れ込み69
が該プラネット・ギア70を伴う該ギア・キャリア50
の容易な組立て、並びに該プラネット・ギア70の簡単
な交換を可能にするとは、利点である。
【0017】組立てに関しては、該キャリア・フレーム
60は該短シャフト66が該ボール・ベアリング48内
に圧迫適合された状態で、該リング・ギア31内にそれ
と同軸に設置されており、相互間の摩擦は該O字型リン
グ68によって緩和される。その前端部を貫いて該短シ
ャフト66の同軸上に受け止められた小歯車22は、該
前端部プレート62の窪み63内に導かれている。この
ように、該ギア・キャリア50が該モーター・シャフト
21及び該架構構造11の該円筒状ノーズ17と同軸上
に配置され、該ボール・ベアリング48及び該かなとこ
24に堅持されていることは利点である。該プラネット
・ギア70は、該小歯車22及び該リング・ギア31の
歯45双方との噛み合いに合うよう大きさが決定され
る。該ワッシャー49が該ギア・ピン71の後方への運
動を防ぎ、それによって該ボール・ベアリング48との
衝突を妨げることは利点である。套管72は、該キャリ
ア・フレーム60の該シャンク61を取り囲んでおり、
該前端部プレート62に接するその後端に、放射状のフ
ランジ73を有す。該フランジ73は、該スプリング2
7の後部ベアリング・プレートの役を果たし、該軸ピン
71の前方への運動を防止する。
60は該短シャフト66が該ボール・ベアリング48内
に圧迫適合された状態で、該リング・ギア31内にそれ
と同軸に設置されており、相互間の摩擦は該O字型リン
グ68によって緩和される。その前端部を貫いて該短シ
ャフト66の同軸上に受け止められた小歯車22は、該
前端部プレート62の窪み63内に導かれている。この
ように、該ギア・キャリア50が該モーター・シャフト
21及び該架構構造11の該円筒状ノーズ17と同軸上
に配置され、該ボール・ベアリング48及び該かなとこ
24に堅持されていることは利点である。該プラネット
・ギア70は、該小歯車22及び該リング・ギア31の
歯45双方との噛み合いに合うよう大きさが決定され
る。該ワッシャー49が該ギア・ピン71の後方への運
動を防ぎ、それによって該ボール・ベアリング48との
衝突を妨げることは利点である。套管72は、該キャリ
ア・フレーム60の該シャンク61を取り囲んでおり、
該前端部プレート62に接するその後端に、放射状のフ
ランジ73を有す。該フランジ73は、該スプリング2
7の後部ベアリング・プレートの役を果たし、該軸ピン
71の前方への運動を防止する。
【0018】操作に関しては、該モーター20によって
回転する該小歯車22が、該プラネット・ギア70を回
転して固定された該リング・ギア31の周囲を回らせ、
それによって更に、歯車の比により決められた要因に従
った、該モーター・シャフト21より遅い回転スピード
で該ギア・キャリア50を回転させることが利点であ
る。
回転する該小歯車22が、該プラネット・ギア70を回
転して固定された該リング・ギア31の周囲を回らせ、
それによって更に、歯車の比により決められた要因に従
った、該モーター・シャフト21より遅い回転スピード
で該ギア・キャリア50を回転させることが利点であ
る。
【0019】最小限の部品のみを使用することは、本発
明の重要な特色である。これは、基本的には、該運転シ
ャフト51及び該キャリア・フレーム60を完全に単一
部品として形成することにより達せられたものである。
本発明のもう一つの重要な特色は、該運転系統30が簡
易で廉価な構造になっていることである。これは、基本
的には、該キャリア・フレーム60、該プラネット・ギ
ア70、該リング・ギア31が、全て成形プラスチック
製部品であるという事実からわかる。この構造は、運転
シャフト51上に該キャリア60を注入、成形すること
により、該金属製運転シャフト51を保持して達せられ
たものである。組立ては、簡単で、該リング・ギア31
を該モーター20に固定するには、わずか二本のねじを
要するのみである。該運転系統は該架構構造11に存す
る四本のねじでそれに固定される。他の部品は全て、締
め具を使用せずに組立てられる。このアレンジは、該運
転系統全体30並びに連結するモーター20を、該架構
構造11内に、固定した同軸配列で、堅固に取り付け
る。
明の重要な特色である。これは、基本的には、該運転シ
ャフト51及び該キャリア・フレーム60を完全に単一
部品として形成することにより達せられたものである。
本発明のもう一つの重要な特色は、該運転系統30が簡
易で廉価な構造になっていることである。これは、基本
的には、該キャリア・フレーム60、該プラネット・ギ
ア70、該リング・ギア31が、全て成形プラスチック
製部品であるという事実からわかる。この構造は、運転
シャフト51上に該キャリア60を注入、成形すること
により、該金属製運転シャフト51を保持して達せられ
たものである。組立ては、簡単で、該リング・ギア31
を該モーター20に固定するには、わずか二本のねじを
要するのみである。該運転系統は該架構構造11に存す
る四本のねじでそれに固定される。他の部品は全て、締
め具を使用せずに組立てられる。このアレンジは、該運
転系統全体30並びに連結するモーター20を、該架構
構造11内に、固定した同軸配列で、堅固に取り付け
る。
【図1】本発明を取り入れた電動モーター付工具を、部
分的に縦断した際の部分側面平面図である。内部構造を
より明らかに示す為、いくつかの部分を取り去ってあ
る。
分的に縦断した際の部分側面平面図である。内部構造を
より明らかに示す為、いくつかの部分を取り去ってあ
る。
【図2】図1における工具の、運転系統の立体分解図で
ある。
ある。
【図3】図2におけるリング・ギアを、その開放部から
見た拡大平面図である。
見た拡大平面図である。
【図4】図3における4−4を結ぶ直線で切断した場合
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図5】図1における5−5を結ぶ直線で切断した場合
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図6】図1における6−6を結ぶ直線で切断した場合
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図7】図1における7−7を結ぶ直線で切断した場合
の部分縦断面図である。
の部分縦断面図である。
【図8】図1における工具の、運転シャフトの拡大側面
平面図である。
平面図である。
【図9】図1における9−9を結ぶ直線で切断した場合
の縮小部分断面図である。リング・ギアの工具架構への
取り付けを示す為に、いくつかの部分を取り去ってあ
る。
の縮小部分断面図である。リング・ギアの工具架構への
取り付けを示す為に、いくつかの部分を取り去ってあ
る。
10 電動工具 11 架構構造 12,13 架構 14 接合部 15 ハンドル部分 16 作動用引き金 17 ノーズ 20 モーター 21 シャフト 23 套管 24 かなとこ 25 ハンマー 26 油性密封剤 27 バネ 30 運転系統 31 リング・ギア 50 ギア・キャリア
Claims (10)
- 【請求項1】 小歯車を持つモーターを有する電動工具
において、プラネット・ギアフレーム一式は、金属製シ
ャフト、該シャフトと一体で、その一端が同軸上に突出
している非金属製キャリア・フレーム、最低一個のプラ
ネット・ギア、及び、該フレームに連結され、小歯車と
の噛み合わせの為に、回転可能なように該プラネット・
ギアを取り付ける最低一本のピンを有することを特徴と
する電動工具。 - 【請求項2】 請求項1の電動工具において、該キャリ
ア・フレームは、プラスチック製である電動工具。 - 【請求項3】 請求項2の電動工具において、該キャリ
ア・フレームは、該シャフト上に注入成形されている電
動工具。 - 【請求項4】 請求項3の電動工具において、前述した
該シャフトの一端は、該キャリア・フレームへの固着を
高める為に、スプラインが付けられている電動工具。 - 【請求項5】 請求項4の電動工具において、該シャフ
トは、これも該キャリア・フレームへの固着を高める為
に、前述のスプラインの付いた一端に接して、その周囲
に溝が彫られている電動工具。 - 【請求項6】 請求項1の電動工具において、該キャリ
ア・フレームは、前述のピンを受け止める為に、最低一
つの放射状の切れ込みを有する電動工具。 - 【請求項7】 架構、及び、該架構内に設置され小歯車
を持つモーターを有する電動工具において、ギア系統一
式は、同軸上にある小歯車を取り囲みながら、モーター
に固定されるよう作られた非金属製円筒状リング・ギ
ア;内部に小歯車を同軸上に受け止めている空洞のシャ
フト部を有し、該リング・ギア内に配置された非金属製
キャリア・フレーム;最低一個の非金属製プラネット・
ギア;前述のフレームに連結し、該小歯車及び該リング
・ギアとの噛み合わせの為に、該プラネット・ギアを回
転可能な状態で支えている最低一本のピン;該リング・
ギア内で該キャリア・フレームを回転可能な状態で支え
ているベアリング部分;及び該キャリアフレームと連結
する出力シャフト部分を有する電動工具。 - 【請求項8】 請求項7の電動工具において、該キャリ
ア・フレームは、単一部品である電動工具。 - 【請求項9】 請求項8の電動工具において、該出力シ
ャフト部分は金属製であり、該キャリア・フレームは、
該出力シャフト部分上に注入、成形されたプラスチック
製である電動工具。 - 【請求項10】 請求項7の電動工具において、該ベア
リング部分は、該キャリア・フレームの該空洞シャフト
部分の周囲に設置されており、該ベアリング部分と摩擦
しながら噛み合う該空洞シャフト部分上の摩擦部分、及
び圧迫適合した状態で該ベアリング部分を受け止める為
の、該リング・ギア上の座部から成る電動工具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/885,662 US5269733A (en) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | Power tool plastic gear train |
US885662 | 1992-05-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639746A true JPH0639746A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=25387425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5115053A Pending JPH0639746A (ja) | 1992-05-18 | 1993-05-17 | プラスチック製ギア系統を有する電動工具 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5269733A (ja) |
EP (1) | EP0570889A1 (ja) |
JP (1) | JPH0639746A (ja) |
AU (1) | AU655908B2 (ja) |
CA (1) | CA2095584A1 (ja) |
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