JPH0639478Y2 - プリント配線板の接合構造 - Google Patents

プリント配線板の接合構造

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JPH0639478Y2
JPH0639478Y2 JP1987116241U JP11624187U JPH0639478Y2 JP H0639478 Y2 JPH0639478 Y2 JP H0639478Y2 JP 1987116241 U JP1987116241 U JP 1987116241U JP 11624187 U JP11624187 U JP 11624187U JP H0639478 Y2 JPH0639478 Y2 JP H0639478Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は電子機器等にプリント配線板を組込むための
プリント配線板の接合構造に関し、更に詳細には電子機
器等に対するプリント配線板の接合工程における能率を
改善することができるとともに該電子機器等に対する点
検及び補修を容易に行うことができるプリント配線板の
接合構造に関する。
[考案の背景] 小型の電子機器等にプリント配線板を組込む場合、プリ
ント配線板を配置する場所が狭いため複数のプリント配
線板を互いに重った状態で組込み接合しなければならぬ
ことが多くなる。そのようなプリント配線板の接合構造
においては互いに重っているプリント配線板の各々に配
線接続部が設けられていると、これらのプリント配線板
を電子機器等に組込む時には、以下に従来例を参照して
説明するように、組込み接合作業が煩雑になるとともに
工数が長くなり、また、該電子機器の組立完成後の検査
や調整及び修理が非常にやりにくゝなる、という問題点
があった。
第4図乃至第6図は前記の如き問題点を内包した従来の
プリント配線板の接合構造を説明するための図であり、
以下には、図を参照しつゝ前記問題点を説明する。
第4図において、1は電子機器等の構成部品の表面に形
成された隔壁であり、該隔壁1の間に形成された空間に
第5図及び第6図に示す4枚2組のフレキシブルプリン
ト配線板(以下には単にプリント板と記載する)2〜5
が互いに重った状態で配置されている。最上位のプリン
ト板5と第3位のプリント板3のそれぞれの側縁部には
接続端子5a及び3aが突設されており、接続端子5aは第2
位のプリント板4に形成されたランド4aに半田付けさ
れ、接続端子3aは第4位のプリント板2に形成されたラ
ンド2aに半田付けされている。接続端子5aとランド4aの
位置は接続端子3aとランド2aの位置に互いに重らぬよう
にずれており、従って第5図に示すようにプリント板4
はプリント板2及び3の接続部を跨ぐように屈曲されて
いた。なお、2b,3b,4b,5bは各プリント板2〜5の各々
に形成された配線であり、6は配線5bに接続されている
アクチュエータ、である。
前記のように互いに重り合った状態で機器等に装着され
るプリント板に半田接続を行う場合には、まず、下位の
一組のプリント板2及び3を位置決めした後に両プリン
ト板の接続端子3aとランド2aとを半田7により接合して
配線2b及び3bの接続を行い、次に上位の一組のプリント
板4及び5の位置決めをした後に両プリント板4及び5
の半田接続を行うことになるが、このようなプロセスで
はプリント板の位置決めと半田付けを交互に繰り返すこ
とが必要となり、プロセスを連続的一方向流れのプロセ
スとすることができないため人手に頼る工程が多くな
り、非常に能率が悪かった。(機器に対するプリント板
組付プロセスは、すべてのプリント板を同時に位置決め
した後にすべての配線接続部を同時に半田付けするよう
に行われることが理想的であり、最も能率がよい。) しかも前記の如き従来のプロセスでは、プリント板の位
置決めと半田付けとを交互に行わなければならないので
プリント板組付ライン(電気実装ライン)が複雑になる
という問題点もあった。
また、前記の如きプリント板の接合構造では、下位のプ
リント板の半田接続部や下位のプリント板上の重要な搭
載素子等が上位のプリント板によって覆われてしまうの
で完成後の機器の検査や該機器の点検及びメンテナンス
のための検査などの際に下位のプリント板の半田接続部
や搭載素子を露出させることができないため、点検や検
査の際には上位のプリント板の半田接続を分離しなけれ
ばならなかった。従って、非常に手間がかゝる上、新た
に故障誘発要因を持込む危険性があった。
[考案の目的] この考案の目的は、前記の問題点を解決した新規なプリ
ント配線板の接合構造を提供することであり、更に詳細
には前記のプリント配線板の接合構造よりも能率的にプ
リント配線板の組込み接合を行なうことができるととも
に組込み接合後の保守や点検を簡単に行うことができる
新規なプリント配線板の接合構造を提供することであ
る。
[考案の概要] 本願考案のプリント配線板の接合構造は、第1の接続用
導電部を有する第1のプリント配線板と、前記第1の接
続用導電部と導通可能に接続されるくし歯状の第2の接
続用導電部を有する第2のプリント配線板と、第3の接
続用導電部を有する第3のプリント配線板とを重ね合わ
せた状態にして、前記第1と第2の各接続用導電部を導
通可能に接続するプリント配線板の接合構造において、
前記第3のプリント配線板に前記第1と第2の各接続用
導電部を露出させるための穴を形成し、第1、第2及び
第3のプリント配線板を重ね合わせた状態にて前記穴を
介して前記第1と第2の各接続用導電部の接続作業を可
能としたことを特徴とするものである。
本願考案によるプリント配線板の接続構造では、下位の
第1、第2のプリント配線板及び上位の第3のプリント
配線板を重ねた状態においても、第3の配線板に設けら
れた穴を介して第1、第2の配線板の接合部が露出する
ようになっているので、各配線板を位置決めした後に接
合部の接合作業を行なうことができ、また、プリント配
線板が機器に組込まれた後にも、上位の第3のプリント
配線板を分離することなく、下位の第1、第2のプリン
ト配線板の接合部に直接触れたり、目視したりすること
ができる。従って、プリント配線板の接合がより能率的
に行なうことができると共に、完成後の接合状態の点検
及び修理も従来に比べて容易にできるようになるもので
ある。
さらに、各プリント配線板を位置決めした後に、第1、
第2のプリント配線板の接合部の接合と、第3のプリン
ト配線板の接合部の接合とを一度に行なうようにした場
合、よりプリント配線板の接合工程を従来よりも著しく
短縮できるとともに大巾に自動化することが可能にな
る。
[考案の実施例] 以下に本考案の実施例を第1図乃至第3図を参照して説
明する。なお、第1図乃至第3図において第4図乃至第
6図と同じ符号で表示した部材は第4図乃至第6図に示
した従来のプリント配線板組込構造の構成部材と同じも
のである。
第1図乃至第3図に示した本実施例のプリント配線板組
込構造では、上位のプリント板5及び41のうち、下位の
プリント板2及び3を覆ってしまう上位プリント板41に
穴41cが貫設されており、該穴41c内に下位プリント板2
及び3の接続用ランド2aと接続用端子3aとが露出してい
る。すなわち、プリント板41には下位のプリント板2及
び3の接続部の位置に該接続部を露出させるための穴41
cが形成されている。穴41cの周囲には配線41bが該穴41c
を避けて形成されており、該配線41bはランド41aに接続
され、該ランド41aには最上位のプリント板5の接続端
子5aが半田7によって相互に接合されている。
従って、本実施例のプリント配線板組込構造では、下位
のプリント板の接続部が最上位のプリント板を位置決め
した後にも隠されてしまわずに露出しているので、重ね
合せるべきすべてのプリント板を互いに重ね合せて位置
決めを行った後に、すべての接続部を一度に半田付けし
てしまうことができ、しかも、半田付け後の接合状態の
目視検査や導通検査なども一回の実施で完了することが
できる。
また、プリント板組込を完了した機器に対して電気的試
験や点検を行う際にも上位のプリント板を取外す必要な
く試験や点検を行うことができる。
なお、前記実施例では、下位のプリント板の配線接続部
を露出させるための穴を上位のプリント板に形成する場
合を示したが、下位のプリント板に搭載した素子を露出
させるための穴を上位プリント板に形成しておいてもよ
い。
また、前記の穴41cの周縁部には配線41bを形成しておか
なくともよいが、該周縁部には多数の配線を形成してお
くことによって該穴41cの周縁部の機械的強度が強化さ
れるとともに該穴41c内の配線接続部や素子に対する電
磁シールド効果を高めることができるので、該穴41cは
配線形成領域の中に設けることが好ましい。
[考案の効果] 以上のように、本考案のプリント配線板の接合構造によ
れば、複数のプリント配線板一度に重ね合せて位置決め
した後、上位のプリント配線板の配線接続部と下位のプ
リント配線板の配線接続部とを一度に半田付けすること
ができるため、機器に対するプリント配線板の組込み接
合工程を従来よりも著るしく短縮できるとともに大巾に
自動化することが可能となった。また、本考案のプリン
ト配線板の接合構造では、下位の第1、第2のプリント
配線板及び上位の第3のプリント配線板を重ねた状態に
おいても、第3の配線板に設けられた穴を介して第1、
第2の配線板の接合部が露出するようになっているの
で、各配線板を位置決めした後に接合部の接合作業を行
なうことができ、また、プリント配線板が機器に組込ま
れた後にも、上位の第3のプリント配線板を分離するこ
となく、下位の第1、第2のプリント配線板の接合部に
直接触れたり、目視したりすることができる。従って、
プリント配線板の接合がより能率的に行なうことができ
ると共に、完成後の接合状態の点検及び修理も従来に比
べて容易にできるようになるものである。
さらに、各プリント配線板を位置決めした後に、第1、
第2のプリント配線板の各接合部の接合と、第3のプリ
ント配線板の接合部の接合とを一度に行なうようにした
場合、よりプリント配線板の接合工程を従来よりも著し
く短縮できるとともに大巾に自動化することが可能とな
るばかりでなく、再度の半田付け作業による故障誘発要
因を持込む危険性(すなわち、修理及び点検に起因する
故障発生の危険性)もなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるプリント配線板組込構造の一実施
例を示す平面図、第2図は第1図のII-II矢視拡大断面
図、第3図は第1図の構造におけるプリント配線板の斜
視図、第4図は従来のプリント配線板組込構造を示した
平面図、第5図は第4図のV-V矢視断面図、第6図は第
4図の構造におけるプリント配線板の斜視図、である。 1……(機器等の)隔壁、 2〜5……フレキシブルプリント配線板、 2a〜5a……接続端子、2b〜5b……配線、 3a及び4a……ランド、6……アクチュエータ、 7……半田、 41……フレキシブルプリント配線板、 41a……ランド、41b……配線、 41c……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の接続用導電部を有する第1のプリン
    ト配線板と、前記第1の接続用導電部と導通可能に接続
    されるくし歯状の第2の接続用導電部を有する第2のプ
    リント配線板と、第3の接続用導電部を有する第3のプ
    リント配線板とを重ね合わせた状態にして、前記第1と
    第2の各接続用導電部を導通可能に接続するプリント配
    線板の接合構造において、 前記第3のプリント配線板に前記第1と第2の各接続用
    導電部を露出させるための穴を形成し、第1、第2及び
    第3のプリント配線板を重ね合わせた状態にて前記穴を
    介して前記第1と第2の各接続用導電部の接続作業を可
    能としたことを特徴とするプリント配線板の接合構造。
JP1987116241U 1987-07-29 1987-07-29 プリント配線板の接合構造 Expired - Lifetime JPH0639478Y2 (ja)

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