JPH11121118A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH11121118A
JPH11121118A JP9287925A JP28792597A JPH11121118A JP H11121118 A JPH11121118 A JP H11121118A JP 9287925 A JP9287925 A JP 9287925A JP 28792597 A JP28792597 A JP 28792597A JP H11121118 A JPH11121118 A JP H11121118A
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
solder tail
insulating housing
terminals
Prior art date
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Pending
Application number
JP9287925A
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English (en)
Inventor
Kazuma Toyoda
豊田一馬
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Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
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Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
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Publication of JPH11121118A publication Critical patent/JPH11121118A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント回路基板相互を互いに平行な関係で
接続するための電気コネクタであって、一方のプリント
回路基板への半田実装が自動化できる構造の電気コネク
タを提供することを目的としている。 【解決手段】 絶縁ハウジング2と複数のターミナル3
A、3Bで構成され、複数のターミナル3A、3Bのコ
ンタクト片8a、8bが絶縁ハウジング2の前面の嵌合
部4内で、上下2列に、それぞれ、所定のピッチで配列
されていると共に、複数のターミナル3A、3Bが、そ
れぞれ、絶縁ハウジング2の後方に延びて半田テイル部
9a、9bを形成している。半田テイル部9a、9b
は、絶縁ハウジング2の後方で、一つの基準面Pに沿っ
て整列しており、全ての半田テイル部9a、9bがプリ
ント回路基板の一方の面に当接して半田付け可能とされ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント回路基板相互
を接続するための電気コネクタに係り、特に、プリント
回路基板相互が互いに平行な関係で接続できるようにし
た電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント回路基板相互が互いに平
行な関係で接続できるようにした電気コネクタとして、
絶縁ハウジングと複数のターミナルで構成され、複数の
ターミナルのコンタクト片が絶縁ハウジングの前面の嵌
合部内で、上下2列に、それぞれ、所定のピッチで配列
されていると共に、複数のターミナルが、それぞれ、絶
縁ハウジングの後方に延びて半田テイル部を形成し、こ
の半田テイル部が前記嵌合部の高さ方向の範囲内で絶縁
ハウジングの後方に配置されたプリント回路基板の表面
に半田付け可能とされている構成の電気コネクタが知ら
れている。一方のプリント回路基板にこの電気コネクタ
が半田付けによって実装され、他方のプリント回路基板
を前記嵌合部に嵌合することによって、複数のターミナ
ルを介してプリント回路基板相互の接続が形成されるよ
うにしている。この場合、コンタクト片が嵌合部で上側
に整列したターミナルの半田テイル部はプリント回路基
板の表面側の導電パッドに半田付けされ、コンタクト片
が嵌合部で下側に整列したターミナルの半田テイル部は
プリント回路基板の裏面側の導電パッドに半田付けされ
るようにし、2列の半田テイル部がプリント回路基板を
挟むような構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような電気コネ
クタを一方のプリント回路基板に半田実装するには、プ
リント回路基板の両面の導電パッドに半田ペーストを塗
布すると共に、半田テイル部と導電パッドを1対1の関
係で対応するように位置決めする必要がある。然しなが
ら、プリント回路基板側の導電パッドは表裏両面に設け
られているために、片面の印刷にしか対応できない半田
ペーストの自動印刷装置では半田ペーストを塗布するこ
とができず、自動化に対応できない問題点があった。ま
た、2列の半田テイル部がプリント回路基板を挟むよう
な構成であるために、プリント回路基板に対して半田テ
イル部を位置決めする際には、半田テイル部をプリント
回路基板面に平行な方向で平行移動させる必要があり、
この平行移動によって、導電パッドに塗布した半田ペー
ストが押し出されることになり、結局、半田付けは手半
田で対応しなければならなかった。
【0004】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたも
ので、プリント回路基板相互を互いに平行な関係で接続
するための電気コネクタであって、一方のプリント回路
基板への半田実装が自動化できる構造の電気コネクタを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れた本発明は、絶縁ハウジングの前面の嵌合部に、上下
2列で整列させたコンタクト片から後方に延びる半田テ
イル部を、絶縁ハウジングの後方で、一つの基準面に沿
って整列させたものである。
【0006】即ち、請求項1の本発明は、絶縁ハウジン
グと複数のターミナルで構成され、複数のターミナルの
コンタクト片が絶縁ハウジングの前面の嵌合部内で、上
下2列に、それぞれ、所定のピッチで配列されていると
共に、複数のターミナルが、それぞれ、絶縁ハウジング
の後方に延びて半田テイル部を形成し、この半田テイル
部が前記嵌合部の高さ方向の範囲内で絶縁ハウジングの
後方に配置されたプリント回路基板の表面に半田付け可
能とされている電気コネクタにおいて、前記複数のター
ミナルの各半田テイル部が、絶縁ハウジングの後方で、
一つの基準面に沿って整列しており、全ての半田テイル
部が前記プリント回路基板の一方の面に当接して半田付
け可能とされていることを特徴とする電気コネクタであ
る。
【0007】また、請求項2の本発明は、絶縁ハウジン
グは、半田テイル部と当接するプリント回路基板の一方
の面と反対の面側が、外部に向って開放されている請求
項1に記載の電気コネクタである。
【0008】
【作用】本発明の電気コネクタによれば、半田テイル部
を一つの基準面に沿って整列させたので、プリント回路
基板側の導電パッドは、片面に形成すれば良く、半田ペ
ーストの自動印刷装置によって半田ペーストの塗布を可
能とし、自動化への対応を可能にする。また、請求項2
の電気コネクタによれば、半田テイル部と導電パッドの
位置決めに際して、電気コネクタをプリント回路基板に
対し、基板面と直角の方向から近接させて、位置設定す
ることを可能とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図を参照して
説明する。
【0010】図示した実施例の電気コネクタ1は、絶縁
ハウジング2と、複数のターミナル3A、3Bで構成さ
れている。絶縁ハウジング2の前方(図1において右
側)には嵌合部4が形成されており、後方には、この電
気コネクタ1を実装するプリント回路基板5(図6参
照)のための実装空間6が下方を外部に開放させた状態
で形成されている。
【0011】ターミナル3A、3Bは、絶縁ハウジング
2に対し、後方から、それぞれ、所定のピッチで並列さ
せた状態で挿入され、中間部7a、7bが絶縁ハウジン
グ2に固定されているもので、前端に形成されたコンタ
クト片8a、8bが、絶縁ハウジング2の嵌合部4内
で、上下2列に整列させて配置されている。各ターミナ
ル3A、3Bは、絶縁ハウジング2の後方に向って半田
テイル部9a、9bが延びている。コンタクト片8aを
嵌合部4の上側に整列させたターミナル3Aの半田テイ
ル部9aは、小屈曲部10が中間部7aと半田テイル部
9aの間に介設される一方、コンタクト片8bを嵌合部
4の下側に整列させたターミナル3Bの半田テイル部9
bは、大屈曲部11が中間部7bと半田テイル部9bの
間に介設されており、両方の半田テイル部9a、9bは
一つの基準面Pに沿って整列している。この基準面P
は、絶縁ハウジング2の両側部に形成した取付翼片12
の底面12aと略面一とされている。
【0012】前記取付翼片12の底面12aに取り付け
られているのは、金属製の位置決めピン13と金属製の
ペグ14である。
【0013】図6は、実施例の電気コネクタ1をプリン
ト回路基板5に表面実装した状態を表している。プリン
ト回路基板5は、前記嵌合部4の上下方向の高さ方向の
範囲内に配置されている。プリント回路基板5の上面に
は、図7に示したように、前記半田テイル部9a、9b
と1対1で対応する導電パッド15が所定のピッチで設
けられていると共に、位置決めピン13に対する位置決
め孔16とペグ14に対する係止孔17がプリント回路
基板5を貫通して形成されている。
【0014】図6のような状態に実装をするには、先
ず、プリント回路基板5の上面に形成された導電パッド
15に半田ペーストを塗布した後、このプリント回路基
板5に対して電気コネクタ1を矢示18のように移動さ
せて、位置決め孔16に位置決めピン13を嵌入させる
と共に、ペグ14を係止孔17に係止させて仮係止の状
態とする。これによって、半田テイル部9a、9bと導
電パッド15は1対1で対向することになる。次いで、
導電パッド15に塗布した半田ペーストをリフローさせ
て半田テイル部9a、9bと導電パッド15を半田付け
する。
【0015】このようにして電気コネクタ1が実装され
たプリント回路基板5に対して、別のプリント基板(図
示していない)は、その側縁部分を嵌合部4に矢示19
のように差し込んで接続することができ、相互のプリン
ト回路基板は互いに平行な関係で接続される。
【0016】前記実施例の電気コネクタ1によれば、半
田テイル部9a、9bが半田付けされる導電パッド15
は、プリント回路基板5の一方の面(上面)に形成する
ことができ、この結果、導電パッド15に塗布する半田
ペーストは、自動印刷装置で対応することができるよう
になる。従って、実装工程の自動化も可能とすることが
できる。
【0017】また、絶縁ハウジング2には外部に開放し
た実装空間6が形成され、プリント回路基板5に対して
電気コネクタ1は、矢示18の方向、即ち、基板面に対
して垂直の方向から近接させて実装することができるの
で、導電パッド15に塗布した半田ペーストを半田テイ
ル部9a、9bで押し出すようなことはなく、半田テイ
ル部9a、9bと導電パッド15の半田付けが不良とな
ることもなく、確実な半田付けを可能とすることができ
る。また、位置決めピン13を位置決め孔16へ嵌入さ
せて、正確な位置決めをすることができると共に、ペグ
14を係止孔17へ係止させることができる。従って、
半田テイル部9a、9bと導電パッド15の対応関係も
正確にでき、半田付けの不良が生ずるのを避けることが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上に説明の通り、本発明の電気コネク
タによれば、プリント回路基板の導電パッドを片面に形
成して実装可能としたので、導電パッドへの半田ペース
トの塗布も自動化を可能とし、実装工程の能率向上を図
ることができる効果がある。更に、絶縁ハウジングの後
方に、実装空間として、半田テイル部と当接するプリン
ト回路基板の一方の面と反対の面側が、外部に向って開
放した空間を設けることによって、実装の際に、半田テ
イルによって半田ペーストが押し出されることを防止
し、半田テイル部と導電パッドを確実に半田付けできる
ようにできる効果があり、また、位置決めピンやペグの
機能を利用することによって、半田付けの不良が生ずる
のを防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の電気コネクタの断面図で、
図2のA−A線に沿って示した図である。
【図2】 同じく実施例の電気コネクタの中間部分を省
略した背面図である。
【図3】 同じく実施例の電気コネクタの中間部分を省
略した底面図である。
【図4】 同じく実施例の電気コネクタの中間部分を省
略した正面図である。
【図5】 同じく実施例の電気コネクタの側面図であ
る。
【図6】 実施例の電気コネクタをプリント回路基板に
実装した状態の側面図である。
【図7】 プリント回路基板の一部平面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 絶縁ハウジング 3A、3B ターミナル 4 嵌合部 5 プリント回路基板 6 実装空間 7a、7b ターミナルの中間部 8a、8b コンタクト片 9a、9b 半田テイル部 10 小屈曲部 11 大屈曲部 12 取付翼片 12a 取付翼片の底面 13 位置決めピン 14 ペグ 15 導電パッド 16 位置決め孔 17 係止孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ハウジング2と複数のターミナル
    3A、3Bで構成され、複数のターミナル3A、3Bの
    コンタクト片8a、8bが絶縁ハウジング2の前面の嵌
    合部4内で、上下2列に、それぞれ、所定のピッチで配
    列されていると共に、複数のターミナル3A、3Bが、
    それぞれ、絶縁ハウジング2の後方に延びて半田テイル
    部9a、9bを形成し、この半田テイル部9a、9bが
    前記嵌合部4の高さ方向の範囲内で絶縁ハウジング2の
    後方に配置されたプリント回路基板5の表面に半田付け
    可能とされている電気コネクタ1において、 前記複数のターミナル3A、3Bの各半田テイル部9
    a、9bが、絶縁ハウジング2の後方で、一つの基準面
    Pに沿って整列しており、全ての半田テイル部9a、9
    bが前記プリント回路基板5の一方の面に当接して半田
    付け可能とされていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 絶縁ハウジング2は、半田テイル部9
    a、9bと当接するプリント回路基板5の一方の面と反
    対の面側が、外部に向って開放されている請求項1に記
    載の電気コネクタ。
JP9287925A 1997-10-03 1997-10-03 電気コネクタ Pending JPH11121118A (ja)

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JP9287925A JPH11121118A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 電気コネクタ

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JP9287925A JPH11121118A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 電気コネクタ

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JPH11121118A true JPH11121118A (ja) 1999-04-30

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ID=17723511

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002367697A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Jst Mfg Co Ltd コンタクトとこれを装着した電気コネクタ
US7658624B2 (en) 2007-12-21 2010-02-09 Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. Electrical connector assembly having contacts without soldering legs
CN102522644A (zh) * 2010-08-12 2012-06-27 泰科电子公司 安装在印刷电路上的插座连接器

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