JPH0639423A - ワイパ装置 - Google Patents
ワイパ装置Info
- Publication number
- JPH0639423A JPH0639423A JP4218687A JP21868792A JPH0639423A JP H0639423 A JPH0639423 A JP H0639423A JP 4218687 A JP4218687 A JP 4218687A JP 21868792 A JP21868792 A JP 21868792A JP H0639423 A JPH0639423 A JP H0639423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- roll
- bending
- adjusted
- wiper roll
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- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 29
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims abstract description 17
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims abstract description 8
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 8
- 239000002826 coolant Substances 0.000 abstract description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 238000013000 roll bending Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0269—Cleaning
- B21B45/0275—Cleaning devices
- B21B45/0278—Cleaning devices removing liquids
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 帯材の表面に付着した液状物を上下のロール
によって払拭除去するワイパ装置に関し、ワイパロール
にベンディング効果を付与する手段を設け、ワイピング
効果を向上させるとともに、板形状の悪化を防ぐ。 【構成】 表面にミルオイルまたはクーラント液が付着
して送給される圧延材７を、対向配置した上下のワイパ
ロール８，９で挾持し、押付けシリンダ６により上フレ
ーム１、サドル３、軸１２、バックアップロール１０を
介して上ワイパロールを押圧しワイピングする。さらに
エアジェットノズル２０により圧延材の両端面から流れ
てくるミルオイルまたはクーラント液を吹飛ばして除去
する。このとき圧延材の材質、板厚、板幅によって押付
けシリンダの押圧力を調節し、さらにベンディングシリ
ンダ４によって上フレームにインクリーズベンディング
を付与し、このベンディング力を調節し、上下ワイパロ
ールによる幅方向の押圧力を均等に調整する。
によって払拭除去するワイパ装置に関し、ワイパロール
にベンディング効果を付与する手段を設け、ワイピング
効果を向上させるとともに、板形状の悪化を防ぐ。 【構成】 表面にミルオイルまたはクーラント液が付着
して送給される圧延材７を、対向配置した上下のワイパ
ロール８，９で挾持し、押付けシリンダ６により上フレ
ーム１、サドル３、軸１２、バックアップロール１０を
介して上ワイパロールを押圧しワイピングする。さらに
エアジェットノズル２０により圧延材の両端面から流れ
てくるミルオイルまたはクーラント液を吹飛ばして除去
する。このとき圧延材の材質、板厚、板幅によって押付
けシリンダの押圧力を調節し、さらにベンディングシリ
ンダ４によって上フレームにインクリーズベンディング
を付与し、このベンディング力を調節し、上下ワイパロ
ールによる幅方向の押圧力を均等に調整する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、帯材の表面に付着した
液状物を上下のロールによって払拭して除去するワイパ
装置に関する。
液状物を上下のロールによって払拭して除去するワイパ
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来例えば、圧延によって圧延材の表面
に付着したミルオイルまたはクーラント液を払拭して除
去するワイパ装置の一例として特開昭６３−３０９３１
７号「ワイパー装置」が提案されている。
に付着したミルオイルまたはクーラント液を払拭して除
去するワイパ装置の一例として特開昭６３−３０９３１
７号「ワイパー装置」が提案されている。
【０００３】この装置は、図２〜図４に示すように、圧
延機２３によって圧延された圧延材７の両面に付着した
大量のミルオイル１７を、上下の粗切りワイパ１８によ
って粗切りし、さらに圧延材７を軸方向に分割したバッ
クアップロール１０、軸１２、サドル１３、バネ１４、
フレーム１５、シリンダ１６によって支持された上下ワ
イパロール８，９によって挾持してシリンダ１６によっ
て押圧し、走行する圧延材７の表面に付着したミルオイ
ル１７のワイピングを行なう。
延機２３によって圧延された圧延材７の両面に付着した
大量のミルオイル１７を、上下の粗切りワイパ１８によ
って粗切りし、さらに圧延材７を軸方向に分割したバッ
クアップロール１０、軸１２、サドル１３、バネ１４、
フレーム１５、シリンダ１６によって支持された上下ワ
イパロール８，９によって挾持してシリンダ１６によっ
て押圧し、走行する圧延材７の表面に付着したミルオイ
ル１７のワイピングを行なう。
【０００４】そして、エアージェットノズル２０によっ
て、圧延材７の両端面から流れて来るミルオイル１７を
吹き飛ばして除去している。
て、圧延材７の両端面から流れて来るミルオイル１７を
吹き飛ばして除去している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来の装置では、上ワイパロール８による圧延材７の押
付け力を、その幅方向で均等にするために、フレーム１
５とサドル１３とにバネ１４を介装しているが、幅方向
における押圧力の調整ができないので圧延材７の幅が異
なる場合に、すべての板幅において、その押圧力をその
幅方向で均等にすることは困難である。
従来の装置では、上ワイパロール８による圧延材７の押
付け力を、その幅方向で均等にするために、フレーム１
５とサドル１３とにバネ１４を介装しているが、幅方向
における押圧力の調整ができないので圧延材７の幅が異
なる場合に、すべての板幅において、その押圧力をその
幅方向で均等にすることは困難である。
【０００６】従って、幅方向の押圧力の分布は、圧延材
７の板幅によって異なるので、幅方向の押圧力が不均等
になり、ワイピング効果が低下するだけでなく、圧延材
７を軽圧下してその板形状を悪化する不具合を生ずるこ
ともある。
７の板幅によって異なるので、幅方向の押圧力が不均等
になり、ワイピング効果が低下するだけでなく、圧延材
７を軽圧下してその板形状を悪化する不具合を生ずるこ
ともある。
【０００７】本発明は上記不具合点を解消した新たなワ
イパ装置を提供することを目的としている。
イパ装置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の構成として本発明のワイパ装置は、帯材の表面に接触
し、帯材の表面に付着した液状物を払拭除去するワイパ
ロールと、該ワイパロールを支持するワイパロール支持
部材と、このワイパロール支持部材を介して前記ワイパ
ロールを前記帯材に押圧するように設けたロール押付け
手段とを具備したワイパ装置において、前記ワイパロー
ルにベンディング効果を付与するベンディング手段を設
けたことを特徴としている。
の構成として本発明のワイパ装置は、帯材の表面に接触
し、帯材の表面に付着した液状物を払拭除去するワイパ
ロールと、該ワイパロールを支持するワイパロール支持
部材と、このワイパロール支持部材を介して前記ワイパ
ロールを前記帯材に押圧するように設けたロール押付け
手段とを具備したワイパ装置において、前記ワイパロー
ルにベンディング効果を付与するベンディング手段を設
けたことを特徴としている。
【０００９】
【作用】本発明のワイパ装置は、ロール押付け手段によ
ってワイパロールを走行する帯材に所要の圧力で押圧
し、帯材に付着している液状物を払拭して除去する。
ってワイパロールを走行する帯材に所要の圧力で押圧
し、帯材に付着している液状物を払拭して除去する。
【００１０】このとき、帯材の種々の板幅、材質、板厚
によって適宜調整される押圧力に対して、ワイパロール
に設けたベンディング手段のベンディング力を調節する
ことにより、帯材とワイパロールとの間の面圧分布を、
板幅方向において均等にし、ワイピング効果を向上させ
ると共に、帯材の板形状の悪化を防止するものである。
によって適宜調整される押圧力に対して、ワイパロール
に設けたベンディング手段のベンディング力を調節する
ことにより、帯材とワイパロールとの間の面圧分布を、
板幅方向において均等にし、ワイピング効果を向上させ
ると共に、帯材の板形状の悪化を防止するものである。
【００１１】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明すると、図１は、本発明の一実施例である、ワイパ装
置の正面図である。
明すると、図１は、本発明の一実施例である、ワイパ装
置の正面図である。
【００１２】図１において、８は上ワイパロール、９は
下ワイパロールであり、上フレーム１及び下フレーム２
に上下対向してそれぞれ支承されている。
下ワイパロールであり、上フレーム１及び下フレーム２
に上下対向してそれぞれ支承されている。
【００１３】１０は、軸方向に分割された上下各２組の
バックアップロールであり、上ワイパロール８及び下ワ
イパロール９を支持するように、サドル３を介して上フ
レーム１及び下フレーム２に支持された軸１２に、回転
自在に軸着されている。
バックアップロールであり、上ワイパロール８及び下ワ
イパロール９を支持するように、サドル３を介して上フ
レーム１及び下フレーム２に支持された軸１２に、回転
自在に軸着されている。
【００１４】４は油圧式のベンディングシリンダであ
り、上フレーム１と下フレーム２との圧延材幅方向にお
ける両端部に介装されている。
り、上フレーム１と下フレーム２との圧延材幅方向にお
ける両端部に介装されている。
【００１５】６は、油圧式の押付けシリンダであり、上
フレーム１と図示しないハウジングとの間に介装されて
いる。
フレーム１と図示しないハウジングとの間に介装されて
いる。
【００１６】２０は、圧延材の両端面から流れてくるミ
ルオイルを吹き飛ばすためのエアジェットノズルであ
り、従来の装置と同様に、上下ワイパロール８，９の出
側に配置されている。
ルオイルを吹き飛ばすためのエアジェットノズルであ
り、従来の装置と同様に、上下ワイパロール８，９の出
側に配置されている。
【００１７】次に本装置の作用について説明する。圧延
機によって圧延され、その表面にミルオイルまたは、ク
ーラント液が付着して送給される圧延材７を上ワイパロ
ール８と下ワイパロール９とで挾持し、押付けシリンダ
６によって、上フレーム１、サドル３、軸１２、バック
アップロール１０を介して上ワイパロール８を押圧し、
圧延材表面に付着したミルオイルまたはクーラント液を
上ワイパロール８により払拭して除去し、さらにエアジ
ェットノズル２０によって、圧延材７の両端面から流れ
て来るミルオイルまたはクーラント液を吹き飛ばして除
去する。
機によって圧延され、その表面にミルオイルまたは、ク
ーラント液が付着して送給される圧延材７を上ワイパロ
ール８と下ワイパロール９とで挾持し、押付けシリンダ
６によって、上フレーム１、サドル３、軸１２、バック
アップロール１０を介して上ワイパロール８を押圧し、
圧延材表面に付着したミルオイルまたはクーラント液を
上ワイパロール８により払拭して除去し、さらにエアジ
ェットノズル２０によって、圧延材７の両端面から流れ
て来るミルオイルまたはクーラント液を吹き飛ばして除
去する。
【００１８】このとき、圧延材７の材質、板厚、板幅に
よって押付けシリンダ６の押圧力を調節し、さらに、ベ
ンディングシリンダ４によって、上フレーム１にインク
リーズベンディングを付与し、このベンディング量を調
節し、上下ワイパロール８，９による圧延材７の幅方向
における押圧力を均等に調整する。
よって押付けシリンダ６の押圧力を調節し、さらに、ベ
ンディングシリンダ４によって、上フレーム１にインク
リーズベンディングを付与し、このベンディング量を調
節し、上下ワイパロール８，９による圧延材７の幅方向
における押圧力を均等に調整する。
【００１９】なお、本発明は、前述した実施例に限定さ
れるものでなく、金属以外のあらゆる材質の帯材のワイ
ピングに使用することができる。
れるものでなく、金属以外のあらゆる材質の帯材のワイ
ピングに使用することができる。
【００２０】また、ロールベンディング手段として、ジ
ャッキ等でその付勢力を調整できるスプリングジャッキ
を用いてもよいし、スプリングを単独で用いることもで
きる。
ャッキ等でその付勢力を調整できるスプリングジャッキ
を用いてもよいし、スプリングを単独で用いることもで
きる。
【００２１】スプリングを単独で使用した場合は、スプ
リングを替えなくても、例えばロール押付け手段の押圧
力を大きくすると、このスプリングの付勢力も大きくな
る。
リングを替えなくても、例えばロール押付け手段の押圧
力を大きくすると、このスプリングの付勢力も大きくな
る。
【００２２】さらに、ロールベンディング手段を図示し
ないハウジングと上フレーム及び／または下フレームと
に介装してもよい。
ないハウジングと上フレーム及び／または下フレームと
に介装してもよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、ワイパロールにベンデ
ィング効果を付与するベンディング手段を設けたことに
より、帯材の板幅が変っても、そのベンディング力を調
節することによって、その幅方向の押圧力を均等に調整
することが可能になる。
ィング効果を付与するベンディング手段を設けたことに
より、帯材の板幅が変っても、そのベンディング力を調
節することによって、その幅方向の押圧力を均等に調整
することが可能になる。
【００２４】従って、帯材に付着した液状物のワイピン
グ効果が向上すると共に、板形状の悪化を防止すること
ができる。
グ効果が向上すると共に、板形状の悪化を防止すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例に係るワイパ装置の正面図で
ある。
ある。
【図２】従来のワイパ装置の一例を示す概略側面図であ
る。
る。
【図３】図２のワイパ装置と圧延機の全体配置図であ
る。
る。
【図４】図２のワイパ装置の正面図である。
１ 上フレーム ２ 下フレーム ３ サドル ４ ベンディングシリンダ ６ 押付けシリンダ ７ 圧延材 ８ 上ワイパロール ９ 下ワイパロール １０ バックアップロール
Claims (1)
- 【請求項１】 帯材の表面に接触し、帯材の表面に付着
した液状物を払拭除去するワイパロールと、該ワイパロ
ールを支持するワイパロール支持部材と、このワイパロ
ール支持部材を介して前記ワイパロールを前記帯材に押
圧するように設けたロール押付け手段とを具備したワイ
パ装置において、前記ワイパロールにベンディング効果
を付与するベンディング手段を設けたことを特徴とする
ワイパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218687A JP2820572B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218687A JP2820572B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | ワイパ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639423A true JPH0639423A (ja) | 1994-02-15 |
| JP2820572B2 JP2820572B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=16723845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4218687A Expired - Fee Related JP2820572B2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | ワイパ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2820572B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6581429B1 (en) * | 1999-03-31 | 2003-06-24 | Hitachi, Ltd. | Strip wiper device, strip wiping method, rolling mill and rolling method |
| US6643883B1 (en) | 1998-10-26 | 2003-11-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Wiper for liquid substances |
| KR100903632B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2009-06-18 | 주식회사 포스코 | 강판 탈지 설비의 스와프 제거 장치 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP4218687A patent/JP2820572B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6643883B1 (en) | 1998-10-26 | 2003-11-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Wiper for liquid substances |
| US6581429B1 (en) * | 1999-03-31 | 2003-06-24 | Hitachi, Ltd. | Strip wiper device, strip wiping method, rolling mill and rolling method |
| KR100903632B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2009-06-18 | 주식회사 포스코 | 강판 탈지 설비의 스와프 제거 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2820572B2 (ja) | 1998-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980728 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070828 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080828 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |