JPH0260403B2 - - Google Patents

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JPH0260403B2
JPH0260403B2 JP62142253A JP14225387A JPH0260403B2 JP H0260403 B2 JPH0260403 B2 JP H0260403B2 JP 62142253 A JP62142253 A JP 62142253A JP 14225387 A JP14225387 A JP 14225387A JP H0260403 B2 JPH0260403 B2 JP H0260403B2
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JP
Japan
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wiper
rollers
rolled material
roller
wiping
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JP62142253A
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JPS63309317A (ja
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Isao Asoya
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/0275Cleaning devices
    • B21B45/0278Cleaning devices removing liquids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金属板材の圧延機の入側、及び出側
に設置し、圧延材表面のミルオイル又はクーラン
ト液を効率良く除去する為のワイパー装置に関す
る。
従来の技術 一般に圧延材に付着してミルオイル又はクーラ
ント液を効率良く、更に圧延材に庇付等なきよう
に、拭き取ることは非常に困難であるが、従来は
次のような装置が用いうれている。
(1) ホースワイパー 第7図に示す如く、圧延材01をゴム、合成
樹脂等のホース(又は棒)02により上下間で
挾み圧力を加えて、圧延材01に付着している
ミルオイル又はクーラント液を拭き取る。
(2) 2本ロールワイパー 第8図に示す如く、上ロール04、下ロール
05ローラーをそれぞれの軸受06にて支え圧
延材03を拭みワイビングを行なう。
(3) 3本ロールワイパー 第9図に示す如く、圧延材03の上方に互に
側対して(即軸線を平行させて)2本の上ロー
ラー07,08と、これらのローラーの軸線間
中間線の垂直方向下方にその軸線を位置され前
記圧延材の下方に1本の下ローラ09を配置し
張力のかけられた圧延材に上下のローラーを押
付けてワイピングを行なう。
(第9図と反対に、上ローラー1本、下ロー
ラー2本の配置も可能だが、より多量のミルオ
イル又はクーラント液を圧延材の上側から除去
する必要があり、通常は前述の如く2本、下1
本の配置となる。) 発明が解決しようとする問題点 前述のような従来技術によると次のような問題
点がある: (1) ホースワイパー ホース02に圧延材の破片又はミルオイル中
のゴミや金属片等が食込んだり引掛つて、圧延
材に引つ掻き庇を発生させる。またホースの消
耗が激しく、摩耗粉を生じ、この摩耗粉がミル
オイルに入りゴミとなる。
これらの欠点の為、ホースは頻繁に交換を必
要とする。
又ホースワイパーは圧延材に高摩擦抗力を及
ぼし、その結果特に薄板の場合は圧延材の縁が
滑かでないならば圧延材は割れる恐れがある。
更に圧延材01とホース02は互に摩耗し合つ
てワイピングが行われる為圧延材が高速の場合
は摩耗による発熱が過大となりこの構造は適用
できなくなる。
(2) 2本ロールワイパー 上下のロール04,05に軸受06を介して
押圧力を加えると、ロール04,05はロール
軸方向での圧延材との間の圧力分布が不均一と
なり特に中央部の圧力は低下、ワイピング効果
は不均一となり極端な場合中央部に〓間を生
じ、その〓間よりミルオイルが流出する。ロー
ル04,05の撓みを小さくする為に剛性大と
するためにロールの直径を大きくし、更に撓み
を補正するためロール04,05に凸状のクラ
ウン加工を施す必要がある。しかしロール径が
大きいと、ワイピング効率が悪く、またロール
の慣性が大きくなり、圧延材の移動加減速に追
従し難く、ロールがスリツプし圧延材に摺庇が
発生する。ロールをクラウン加工した場合、ワ
イピング効果を上げる為に、圧延材の材質、幅
の大小、厚みの大小、幅方向の厚さの変化に対
し、適切なクラウン量のロールを準備し、その
都度ロールを交換する必要があるが、これは実
際上不可能である。
又、ワイピング効果も悪い為、圧延材に高価
なミルオイルが付着した状態でコイル状に巻取
られ、そのミルオイルが巻取時、流出したり、
コイルの後処理工程の脱脂工程で廃棄されるこ
とになる。
又ミルオイル、クーラント液が表面に多く残
つている圧延材を、圧延材出側の巻取機で巻取
る際、巻かれた圧延材が層間でスリツプし筍状
に凸出して巻取継続不可能となつたり、作業が
危検となり、圧延材にも損傷を与えることも起
きる。
(3) 3本ロールワイパー 3本ロールワイパーで効果的なワイピングを
行なうには第9図に於てロール径50mm前后の場
合、圧延材03と上ロール07,08との接触
力Sを線圧で2Kg/mm幅以上とする必要がある
が、圧延材張力TはT=S/sinθの関係にあり
仮にS=2Kg/mm幅θ=15゜とするとT=7.7
Kg/mm幅必要で圧延材強度が低く又薄い場合は
圧延材が降伏してしまい、これだけの張力はか
けられず、結果として充分のワイピング効果を
得られない。
更に圧延材03の厚さtと上下ローラ07,
08,09の直径Dとの関係でtが比較的大き
い場合は圧延材03がロール07,08,09
に沿つて塑性変形を起し長さ方向にカーリング
を生ずることもあり、Dはあまり小さくできな
い。(Dが大きくなるとワイピング効果が落ち
る) 問題点を解決するための手段 圧延材表面に接触する上下一対のワイパーロー
ラーと、前記ワイパーローラーの背面に配設され
た2列のバツクアツプローラーと、前記バツクア
ツプローラーをワイパーローラーに対して押圧す
る弾性部材とを設け、前記ワイパーローラーによ
り圧延材表面のミルオイル、クーラント液等を払
拭する。前記2列のバツクアツプローラーをそれ
ぞれ連続的に配置された分割ローラーにより構成
し、且つ片方の列のローラーと他片の列のローラ
ーとを千鳥配置とする。
作 用 ワイパーローラーの背面をバツクアツプローラ
ーにより支持することにより、ワイパーローラー
の直径を小さくし、ワイピング効果を高める。
バツクアツプローラーをワイパーローラーに対
して押圧する弾性部材の押圧力を、中央部を強く
両端部を弱く制御することにより、ワイパーロー
ラーの撓みによる〓間の発生および圧延材両端部
の変形を防止する。
前記弾性部材の押圧力を、バツクアツプローラ
ーの全長に亘つて調整することにより、各種の圧
延材に対応できる。
実施例 第1図乃至第5図において、7は銅、ステンレ
ス鋼等の圧延材、8は上ワイパーローラー、9は
下ワイパーローラー、10はワイパーローラー
8,9の背面に配置されたバツクアツプローラ
ー、11はバツクアツプローラーのベアリング、
12はバツクアツプローラーの軸、13は軸12
を支持するカギ形のサドル、14はサドル13と
フレーム15の間に弾装されたバネ、16はフレ
ーム15を昇降させるシリンダー、17はミルオ
イル、18は圧延材表面に接触して配置された上
下の荒切りワイパー、19はワイパーローラー
8,9に接触して配置された上下のスクレーパ
ー、20は圧延材7に付着残存するミルオイルを
吹きとばすエアージエツトノズル、21はフレー
ム15に嵌装されバネ14を支持するスリーブ、
22はスリーブ21を抑える調節可能なクラン
プ、23は圧延機である。
第2図に示す如く圧延機23にて圧延材7を圧
延する際、圧延機23の出側にバツクアツプロー
ラー10に支えられた上ワイパーローラー8及び
下ワイパーローラー9により圧延材7を挾み、バ
ツクアツプローラー10を介して上下方向に圧力
を掛けてワイピングを行なう。
ワイピング効果を上げる為には、上下ワイパー
ローラー8,9と圧延材7間の線圧力を2Kg/mm
幅以上にする必要がある。この高圧力は上下ワイ
パーローラー8,9よりバツクアツプローラー1
0、ベアリング11、軸12、バネ14、フレー
ム15を介しシリンダー16により発生させる。
圧延材7の幅方向の厚さの変化等に追従可能な
比較的小径(約30mmΦ〜60mmΦ)で且つ高硬度で
研摩されたワイパーローラー8,9は、長手方向
に分割されたバツクアツプローラー10、サドル
13を介し、長手方向に各サドル13と高剛性の
フレーム15の間にあるバネ14の押力により、
上下ワイパーローラー8,9が撓み、圧延材7の
幅方向に均等に圧力が掛り高効果なワイピングを
行なうことが出来る。
又ローラーワイパーのワイピング効果を高める
為、第1図に示すように、ミルオイル17をワイ
パー入側で荒切りする為の荒切りワイパー18を
設け、大量のミルオイル17を前段で取り去り、
極小量になつたミルオイルをワイパーローラー
8,9でワイピングを行なう。ワイパーローラー
8,9に巻き込まれる微量のミルオイルは、スク
レーパー19で取り除き、圧延材7にミルオイル
が付かぬ様にする。ワイパーの出側には圧延機両
端部より巻込まれるミルオイルの除去の為に、エ
アージエツトノズル20を圧延材両端部に設け
る。
前述の如く、ワイピング効果を向上させるに
は、高い線圧力が必要であるがこの為にワイパー
ローラー8,9とバツクアツプローラー10間の
圧力も高くなり、例えば第6図の如くバツクアツ
プローラー10と直線状のサドル13を配列した
場合、ワイパーローラー8,9と接触する“L”
部分と非接触な“L′”部分でワイパーローラー
8,9の外周部の金属組織の変化、摩耗のバラツ
キ、光沢の変化が圧延材に転写されるが、第4図
に示す如く左右のバツクアツプローラー10が長
さ“L″”重複することにより、ワイパーローラ
ー8,9の光沢等の変化による圧延材7への転写
を防ぐことができる。
又ワイパーローラー8,9と圧延材7間の高線
圧力により、比較的軟かい圧延材の場合、第3図
に示す圧延材7の両端部が上下ワイパーローラー
8,9により加圧され耳延びを起し、ワカメ状に
なるが、圧延材7の幅より外側にあるバネ14を
支えるクランプ22を取除き、スリーブ21を逃
がすことにより、バネ力を取除き、圧延材7の両
端部の圧力を減じることにより良好なワイピング
が行なえる。又ホースワイパーの如く圧延材とワ
イパーが摺動するのでなく転動接触するので相互
間の摩擦による発熱の問題は少く、高速圧延機へ
の適用も可能となる。
なお本発明によるワイパー装置は、比較的小径
なワイパーローラー(約30mmΦ〜60mmΦ)を使用
するのでスペース的にコンパクトな装置となり、
既設備に設置してある既存のワイパーと入れ換え
ることが容易である。
また第5図に示す如く、一対のワイパーローラ
ー8,9及びバツクアツプローラー10の隣り
に、ワイパーローラー8′,9′及びバツクアツプ
ローラー10′を設け、先づ第1段のワイパーロ
ーラー8,9でワイピングを行ない、更に第2段
のワイパーローラー8′,9′にてワイピングを行
ない。ワイピング効果を向上せしむることも可能
である。
発明の効果 (1) 小径のワイパーローラーの使用が可能なの
で、ワイピング効果を高めることができる。
(2) ワイパーローラーの背面にバツクアツプロー
ラーを配置し全長に亘つてワイパーローラーを
支持することにより、ワイパーローラーの撓み
が抑制され、圧延材・ワイパーローラー間の圧
力不均一乃至間〓発生が防止され均一なワイピ
ングを行なうことができる。
(3) バツクアツプローラーをワイパーローラーに
対して押圧する弾性部材の押圧力を制御するこ
とにより、圧延材端縁部の変形を防ぎ、また各
種の圧延材に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ワイパー装置の実施例の概略側
面図、第2図は第1図のワイパー装置と圧延機の
全体配置図、第3図は第1図の側面図、第4図は
第3図のX−X矢視図、第5図は本発明の他の実
施例を示すロール配置図、第6図は第4図に対応
する説明用図面、第7図は従来装置を示す側面
図、第8図は他の従来装置を示し、第8図aは側
面図、第8図bは正面図である。第9図はその他
の従来装置の側面図を示す。 7……圧延材、8,9……ワイパーローラー、
10……バツクアツプローラー、13……サド
ル、14……バネ、15……フレーム、17……
ミルオイル、18……荒切りワイパー、20……
エアージエツトノズル、23……圧延機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧延材表面に接触する上下一対の比較的小径
    なワイパーローラーと、前記ワイパーローラーの
    背面に配設された2列のバツクアツプローラー
    と、前記バツクアツプローラーをワイパーローラ
    ーに対して押圧する弾性部材とを具え、前記ワイ
    パーローラーにより圧延材表面のミルオイル、ク
    ーラント液等を払拭するワイパー装置において、
    前記2列のバツクアツプローラーをそれぞれ連続
    的に配置された分割ローラーにより構成し、同分
    割ローラーの軸を複数個のカギ形のサドルで支持
    して、一方の列のローラーと他方の列のローラー
    とを千鳥配置となし、前記弾性部材をワイパーロ
    ーラーに対して前記サドルを個別に押圧するバネ
    及び同バネの調節可能な支持部材により構成し、
    前記ワイパーローラーとバツクアツプローラーの
    接触によるワイパーローラー表面の変化が圧延材
    に転写されるのを防ぎ、更に前記バツクアツプロ
    ーラーの両端部における弾性部材の押圧力を減少
    して、圧延材の両端部における過圧下を防止する
    ようにしたことを特徴とするワイパー装置。
JP14225387A 1987-06-09 1987-06-09 ワイパ−装置 Granted JPS63309317A (ja)

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