JP2523725B2 - ストリツプワイパ - Google Patents

ストリツプワイパ

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JP2523725B2
JP2523725B2 JP62305660A JP30566087A JP2523725B2 JP 2523725 B2 JP2523725 B2 JP 2523725B2 JP 62305660 A JP62305660 A JP 62305660A JP 30566087 A JP30566087 A JP 30566087A JP 2523725 B2 JP2523725 B2 JP 2523725B2
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roller
strip
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air
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一郎 前野
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Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/02Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
    • B21B45/0269Cleaning
    • B21B45/0275Cleaning devices
    • B21B45/0278Cleaning devices removing liquids
    • B21B45/0281Cleaning devices removing liquids removing coolants

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ストリツプの圧延設備に係り、特に、圧延
機の前後に配置し、ストリツプに付着したクーラントを
取り除く、ストリツプ用ワイパに関する。
〔従来の技術〕
従来、ストリツプ用ローラワイパは、米国特許第、45
51878号のように、ローラ胴長部を、バツキングベアリ
ングで支持する方式となつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、圧延機の前後に配置しているストリツプ用ワイ
パには、ゴムチユーブ式ワイパ、ゴムローラ式ワイパ、
エア式ワイパ、金属ローラワイパ等がある。ゴムチユー
ブ式ワイパは、ストリツプ表面と摺動するため、異物を
噛みこんだ際、ストリツプ表面に擦り傷を発生し高速化
が難しく、300m/minが限界であり、また、ストリツプエ
ツジ部は、通常、形状が悪いため、ストリツプエツジに
より、ゴムチユーブの摩耗が早く寿命が短かい等の問題
があつた。また、ゴムローラ式ワイパは、転動式である
ため、擦り傷の発生は防止されるが、上記と同様に寿命
が短かい。エア式ワイパは、エア吹つけによつてクーラ
ントを飛ばすため、ストリツプ表面のクーラント量が微
量の場合は有効であるが、大量のクーラントを除去する
ことは不可能である。
上記目的は達成する物に金属ローラワイパがある。金
属ローラワイパによるワイピング後の残油量は、ローラ
径の平方根に比例する。そのため、高いワイピング性能
を持つためには、ローラの小径化が必要となる。従来、
ローラ径が、ストリツプ幅の3〜20%の小径金属ローラ
ワイパでは、ロール端部の支持のみでは、ローラの剛性
が低いため、ローラがわん曲し、高いワイピング性能を
得られないため第8図、第9図のようにローラ胴長部
を、バツキングベアリングにより支持している。
この様なローラワイパでは、バツキングベアリング間
に隙間を持つためこの隙間を通してワイピング後のスト
リツプに、再び、クーラントが付着する問題があつた。
また、ローラ胴長部の支持に、小径のコロベアリングを
使用するため、圧延ラインの速度にも限度があった。
本発明の目的は、クーラントの再付着を防止して、ワイ
ピング性能向上させ、且つ高速で使用できるストリップ
ワイヤを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明のストリップワイヤは、ストリップの上下に、該
ストリップの表面のクーラントを除去するためのワイパ
ーローラを設けた圧延機用ストリップワイパにおいて、
前記ワイパーローラの胴長部を空気による流体軸受によ
って支持することを特徴とする。
また、本発明のストリップワイヤは、ストリップの上下
に、該ストリップの表面のクーラントを除去するための
ワイパーローラと、該ワイパーローラを支持するバック
アップローラとを設けた圧延機用ストリップワイパにお
いて、前記バックアップローラの胴長部を空気による流
体軸受によって支持することを特徴とする。
[作用] 本発明は、小径金属ローラの胴長部全てを、空気によ
る流体軸受で支持することにより、完全に、ワイパの前
後を遮断するため、ワイピング後のストリツプに、再
び、クーラントが付着するのを防ぐことができる。ま
た、空気式流体軸受によつて、ローラは浮上しているた
め、圧延ラインの速度を制限しない。さらに、転動式で
あるため、ストリツプに擦り傷を発生しない。なお、金
属製ローラであるため、摩耗が少なく、分割型バツキン
グベアリング式に比べてもバツキングベアリングのマー
クが転写される事がないため、交換ピツチは大変長い。
本発明の特徴である、空気軸受は、第1図、A部に示
す、オリフイスと、第3図、B部に示すローラ胴長方向
に複数個に分割された、空気室を持つ。これを持たない
場合、第4図に示すように、何らかの外力により、ロー
ラが傾いた場合、軸受、ローラ間のギヤツプが不均一と
なり、軸受内部空気流路内の圧縮空気は、ギヤツプの広
がつた方へ流れ、ギヤツプの狭まつた側の空気は圧力を
失ない、ローラと軸受が接触し、ローラの表面に傷を発
生する。しかし、本発明によれば第5図に示すように、
オリフイスと複数個の空気室を備えた空気軸受では、軸
が傾いた場合でも、オリフイスが抵抗となり、軸受内部
の空気流路の空気は、所定の圧力を保ち、その圧力によ
り、ギヤツプが狭まつた側へ空気を供給するため、ロー
ラが軸受と接触することはなく、安定した回転が行なえ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。図
に示すように、軸受1の内部の空気流路に圧縮空気を供
給する事により、この圧縮空気は、A部に示すオリフイ
スを通り、軸受内部へ流れ、圧縮空気の圧力によつてロ
ーラを浮上させる。また、軸受には、第3図に示すよう
に、シリンダ6、もしくは、バネ等を用いた押圧装置が
取付けられ、これによつて上、下ローラ間に荷重を発生
させる。
また、ストリツプ7の通板時は、シリンダ6によつて
ローラ間を広げる事により容易に通板作業が行なえる。
また、第3図、D部に示す、ストリツプ端部上、下、ロ
ーラ間より、クーラントが進入するのを防止するため、
第1図に示すように、D部に向け、ストリツプ出側より
入側に向け、ローラ胴長方向に移動可能な空気ノズルを
設置する場合もある。
本実施例によれば、ストリツプの擦り傷を発生せず、
長寿命で、かつ、高いワイピング性能を持つ、ローラワ
イパが得られる。
また、他の実施例では、ローラ径20〜100mmの極小径
ローラを使用する場合には、第1図の方式では、軸受投
影面積が小さく、十分な支持力を与えられないため、第
2図に示すように、ワイピングローラ2に対し、ある角
度を持つて二本のバツクアツプローラ3を配置し、バツ
クアツプローラ3の胴長部を空気軸受1で支持すること
により、押付力を確保し、小径ローラによる高いワイピ
ング性能が得られる。
また、別の実施例では、第6図に示すように、上、下
ローラ2を千鳥型に配置する事により、異物を噛みこん
だ際にストリツプ7に凹状の傷を発生させない効果があ
る。
また、別の実施例では、第7図に示すようにローラ径
20〜100mmの極小径ローラ2を使用し、千鳥型に配置す
る事により、より高いワイピング性能と、異物を噛み込
んだ際のストリツプ7の凹状傷を防止する効果がある。
本実施例によれば、圧延スピード500m/min以上でも、
ワイピング後のクーラント残油量0.5g/m2以下を達成す
る事ができる。
また、ワイパローラ交換ピツチも、約二ケ月に一度の
寿命を持ち、ワイパローラは、研削により再使用が可能
であり、かつ、センジマーシル等の小径ワークロールミ
ルの、廃却ワークロールが再使用できるため、経済性に
非常に秀れている。
〔発明の効果〕
本発明のストリップワイパは、空気による流体軸受に
よって、ストリップワイパのワイパーローラもしくはバ
ックアップローラを支持しているため、クーラントの再
付着を防止し、ワイピング性能を向上することができる
という効果を奏する。また、圧延ラインの速度を制限せ
ず、ストリップワイパの高速化が可能となるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は本発明の
他の実施例の断面図、第3図は、第1図の側面図、第4
図、第5図は、空気軸受説明図、第6図は、第1図に示
した実施例の他の配置例図、第7図は第2図に示した実
施例の別の配置例図、第8図は、従来の断面図、第9図
は、第8図の側面図である。 1……空気式流体軸受、2……ワイパーローラ、3……
バツクアツプローラ、7……ストリツプ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストリップの上下に、該ストリップの表面
    のクーラントを除去するためのワイパーローラを設けた
    圧延機用ストリップワイパにおいて、 前記ワイパーローラの胴長部を空気による流体軸受によ
    って支持することを特徴とするストリップワイパ。
  2. 【請求項2】ストリップの上下に、該ストリップの表面
    のクーラントを除去するためのワイパーローラと、該ワ
    イパーローラを支持するバックアップローラとを設けた
    圧延機用ストリップワイパにおいて、 前記バックアップローラの胴長部を空気による流体軸受
    によって支持することを特徴とするストリップワイパ。
JP62305660A 1987-12-04 1987-12-04 ストリツプワイパ Expired - Lifetime JP2523725B2 (ja)

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JPH01148413A JPH01148413A (ja) 1989-06-09
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