JPH0312972B2 - - Google Patents
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- JPH0312972B2 JPH0312972B2 JP60176270A JP17627085A JPH0312972B2 JP H0312972 B2 JPH0312972 B2 JP H0312972B2 JP 60176270 A JP60176270 A JP 60176270A JP 17627085 A JP17627085 A JP 17627085A JP H0312972 B2 JPH0312972 B2 JP H0312972B2
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- rolls
- roll
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B15/00—Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B2015/0071—Levelling the rolled product
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/04—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
- B21B45/06—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing of strip material
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、鋼板の製造時において、たとえば圧
延工程後などに鋼板の形状の矯正を行なう鋼板用
レベラのスケールを除去する装置に関する。
延工程後などに鋼板の形状の矯正を行なう鋼板用
レベラのスケールを除去する装置に関する。
背景技術
鋼板を製造する際に、その表面に錆など金属の
酸化物からなるスケールが形成される。このよう
なスケールを除去する機能を有する第9図および
第10図に示されるような鋼板用レベラ1が用い
られている。第9図は鋼板用レベラ1の上部レベ
リングロール2および下部レベリングロール3に
関連する構成を示すレベリングロール2,3の軸
線方向からみた側面図であり、第10図は鋼板用
レベラ1の正面図である。第9図および第10図
を参照して、鋼板4は矢符A1方向(第9図の左
方から右方に向かう方向)であつて、かつ第10
図の紙面と垂直な方向にたとえば手前側から背後
側に搬送される。
酸化物からなるスケールが形成される。このよう
なスケールを除去する機能を有する第9図および
第10図に示されるような鋼板用レベラ1が用い
られている。第9図は鋼板用レベラ1の上部レベ
リングロール2および下部レベリングロール3に
関連する構成を示すレベリングロール2,3の軸
線方向からみた側面図であり、第10図は鋼板用
レベラ1の正面図である。第9図および第10図
を参照して、鋼板4は矢符A1方向(第9図の左
方から右方に向かう方向)であつて、かつ第10
図の紙面と垂直な方向にたとえば手前側から背後
側に搬送される。
上部レベリングロール2は、矢符A1方向に沿
つて間隔をあけて複数配置され、下部レベリング
ロール3も同様に複数配置される。これら上部お
よび下部レベリングロール2,3は、相互にいわ
ゆる千鳥状に配置される。上部下部レベリングロ
ール2を鋼板4側に押圧するバツクアツプロール
5,6が配置され、また各下部レベリングロール
3を鋼板4側に押圧するバツクアツプロール7,
8が設けられる。
つて間隔をあけて複数配置され、下部レベリング
ロール3も同様に複数配置される。これら上部お
よび下部レベリングロール2,3は、相互にいわ
ゆる千鳥状に配置される。上部下部レベリングロ
ール2を鋼板4側に押圧するバツクアツプロール
5,6が配置され、また各下部レベリングロール
3を鋼板4側に押圧するバツクアツプロール7,
8が設けられる。
上部および下部レベリングロール2,3は、そ
れぞれ軸受9,10;11,12によつて軸線ま
わりに回転自在に支持される。また第10図に示
すように各バツクアツプロール5,7は、それぞ
れ支持手段13,14によつて、その軸線まわり
に回転自在に支持され、残余のバツクアツプロー
ル6,8にも同様の支持手段が配置される。この
支持手段13,14は、上部トラバース部材15
および下部トラバース部材16にそれぞれ固定さ
れる。また軸受9,11側に送風手段17が設け
られ、ノズル18から鋼板用レベラ1内に圧縮空
気を吹込む。
れぞれ軸受9,10;11,12によつて軸線ま
わりに回転自在に支持される。また第10図に示
すように各バツクアツプロール5,7は、それぞ
れ支持手段13,14によつて、その軸線まわり
に回転自在に支持され、残余のバツクアツプロー
ル6,8にも同様の支持手段が配置される。この
支持手段13,14は、上部トラバース部材15
および下部トラバース部材16にそれぞれ固定さ
れる。また軸受9,11側に送風手段17が設け
られ、ノズル18から鋼板用レベラ1内に圧縮空
気を吹込む。
鋼板4のスケールは、鋼板用レベラ1による矯
正時に剥離し、上部レベリングロール2と鋼板4
との間に噛込まれ、鋼板4の表面に傷をつけるな
どその品質を低下してしまう。したがつてこのよ
うなスケールが剥離した後、可及的に早急にこれ
を除去する必要がある。このために鋼板4と相互
に隣接する上部レベリングロール2との間に形成
される空間19に、鋼板4の幅方向一側部から他
側部にかけて送風手段17によつて圧縮空気を噴
出する。このようにしてスケールを飛散し、除去
するようにしていた。
正時に剥離し、上部レベリングロール2と鋼板4
との間に噛込まれ、鋼板4の表面に傷をつけるな
どその品質を低下してしまう。したがつてこのよ
うなスケールが剥離した後、可及的に早急にこれ
を除去する必要がある。このために鋼板4と相互
に隣接する上部レベリングロール2との間に形成
される空間19に、鋼板4の幅方向一側部から他
側部にかけて送風手段17によつて圧縮空気を噴
出する。このようにしてスケールを飛散し、除去
するようにしていた。
他の従来例として、特公昭51−17956が挙げら
れる。この従来例には、矯正される厚板に付着し
た水分の除去と、レベリングロールに付着した水
分の除去と、さらにレベリングロールの冷却とを
目的として、厚板表面およびレベリングロールの
表面に向けて圧縮空気を噴出する構成が開示され
ており、圧縮空気を噴出する噴射ノズルはレベリ
ングロール間において、レベリングロールの軸線
方向に沿つて複数設けられている。
れる。この従来例には、矯正される厚板に付着し
た水分の除去と、レベリングロールに付着した水
分の除去と、さらにレベリングロールの冷却とを
目的として、厚板表面およびレベリングロールの
表面に向けて圧縮空気を噴出する構成が開示され
ており、圧縮空気を噴出する噴射ノズルはレベリ
ングロール間において、レベリングロールの軸線
方向に沿つて複数設けられている。
このような従来例では、ノズルから噴出された
圧縮空気は自在に拡散してしまい、レベリングロ
ールの一方端に圧縮空気を噴出する手段を設けた
場合、レベリングロールの全長に亘つてスケール
を良好に吹き飛ばして除去することは困難である
という問題点を有している。
圧縮空気は自在に拡散してしまい、レベリングロ
ールの一方端に圧縮空気を噴出する手段を設けた
場合、レベリングロールの全長に亘つてスケール
を良好に吹き飛ばして除去することは困難である
という問題点を有している。
発明が解決しようとする問題点
このような先行技術の鋼板用レベラ1では、各
上部レベリングロール2および下部レベリングロ
ール3の各相互間に間隙があり、送風手段17か
ら噴出される圧縮空気がこの間隙から漏出し、圧
縮空気の速度が低下してしまい、スケールを効率
良く飛散せず除去効率が低下してしまう。
上部レベリングロール2および下部レベリングロ
ール3の各相互間に間隙があり、送風手段17か
ら噴出される圧縮空気がこの間隙から漏出し、圧
縮空気の速度が低下してしまい、スケールを効率
良く飛散せず除去効率が低下してしまう。
またスケールが飛散して、バツクアツプロール
5〜8の軸受13a,13b,14a,14bお
よび軸受13a,13b,14a,14bを支持
する支持手段13,14にスケールが付着堆積
し、鋼板用レベラ1の長期間に亘る効率的な運転
の維持が困難となつていた。
5〜8の軸受13a,13b,14a,14bお
よび軸受13a,13b,14a,14bを支持
する支持手段13,14にスケールが付着堆積
し、鋼板用レベラ1の長期間に亘る効率的な運転
の維持が困難となつていた。
このような問題点を解決するために、鋼板4の
通板方向に沿う各上部レベリングロール2の相互
の間隔を短くして、上部レベリングロール2相互
を近接し、また下記レベリングロール3に関して
も同様の構成とすることによつて、圧縮空気によ
るスケールの除去効率を向上し、かつスケールの
広範囲にわたる飛散を抑制することも考えられ
る。
通板方向に沿う各上部レベリングロール2の相互
の間隔を短くして、上部レベリングロール2相互
を近接し、また下記レベリングロール3に関して
も同様の構成とすることによつて、圧縮空気によ
るスケールの除去効率を向上し、かつスケールの
広範囲にわたる飛散を抑制することも考えられ
る。
しかしながら上述したように、上部および下部
レベリングロール2,3をむやみと近接すると、
鋼板4の矯正時に鋼板4による反力が大きくなつ
てしまう。このためレベリングロール2,3を駆
動するスピンドル(図示せず)およびレベリング
ロール2,3を支持する軸受9〜12の機械的強
度を大きくせざるを得ない結果になる。
レベリングロール2,3をむやみと近接すると、
鋼板4の矯正時に鋼板4による反力が大きくなつ
てしまう。このためレベリングロール2,3を駆
動するスピンドル(図示せず)およびレベリング
ロール2,3を支持する軸受9〜12の機械的強
度を大きくせざるを得ない結果になる。
またバツクアツプロール5〜8は継続して使用
されるため、レベリングロール2,3に比べ低硬
度であるバツクアツプロール5〜8の径を大きく
することが望まれ、したがつてこのバツクアツプ
ロール5〜8によつて押圧されるレベリングロー
ル2,3の間隔を、拡大せざるを得ない結果とな
る。
されるため、レベリングロール2,3に比べ低硬
度であるバツクアツプロール5〜8の径を大きく
することが望まれ、したがつてこのバツクアツプ
ロール5〜8によつて押圧されるレベリングロー
ル2,3の間隔を、拡大せざるを得ない結果とな
る。
レベリングロール2,3の表面が荒れてきたと
き、レベリングロール2,3の表面が円滑になる
ように、研摩作業が行なわれる。そのためレベリ
ングロール2,3が次第に小径となつて、レベリ
ングロール2,3の各々における相互の間隔が拡
大する傾向となる。したがつてレベリングロール
2,3における相互間隔は比較的大きくならざる
を得ず、したがつて上部および下部レベリングロ
ール2,3の各々における相互間隔を狭くするこ
とが困難である。
き、レベリングロール2,3の表面が円滑になる
ように、研摩作業が行なわれる。そのためレベリ
ングロール2,3が次第に小径となつて、レベリ
ングロール2,3の各々における相互の間隔が拡
大する傾向となる。したがつてレベリングロール
2,3における相互間隔は比較的大きくならざる
を得ず、したがつて上部および下部レベリングロ
ール2,3の各々における相互間隔を狭くするこ
とが困難である。
したがつて本発明の目的は、上述の問題点を解
決し、鋼板用レベラにおいて発生するスケールを
早急にかつ確実に除去することができるスケール
除去装置を提供することである。
決し、鋼板用レベラにおいて発生するスケールを
早急にかつ確実に除去することができるスケール
除去装置を提供することである。
問題点を解決するための手段
本発明は、鋼板の通板方向に間隔をあけて、鋼
板の上下にレベリングロールを配置し、 これら上下の各レベリングロールは通板方向に
相互にずれて配置されており、 通板方向に隣接するレベリングロール相互間に
レベリングロールの軸線方向全長に亘る長さのシ
ール部材を設け、 レベリングロールの一方端には通板方向に相互
に隣接するレベリングロールとシール部材と鋼板
とによつて形成される空間に向けて圧縮空気を噴
出する圧縮空気噴出手段を設けたことを特徴とす
る鋼板用レベラのスケール除去装置である。
板の上下にレベリングロールを配置し、 これら上下の各レベリングロールは通板方向に
相互にずれて配置されており、 通板方向に隣接するレベリングロール相互間に
レベリングロールの軸線方向全長に亘る長さのシ
ール部材を設け、 レベリングロールの一方端には通板方向に相互
に隣接するレベリングロールとシール部材と鋼板
とによつて形成される空間に向けて圧縮空気を噴
出する圧縮空気噴出手段を設けたことを特徴とす
る鋼板用レベラのスケール除去装置である。
作 用
本発明に従えば、鋼板用レベラにおいて通板方
向に間隔をあけてそれぞれずれて配置されるレベ
リングロール相互間に、レベリングロールの軸線
方向全長に亘る長さのシール部材を設ける。また
レベリングロールの一方端には、通板方向に相互
に隣接するレベリングロールとシール部材と鋼板
とによつて形成される空間に向けて圧縮空気を噴
出する圧縮空気噴出手段を設ける。鋼板が上下の
レベリングロール間を一定方向に通過しつつその
形状を矯正される際に鋼板からスケールが剥落す
るが、この剥落したスケールは圧縮空気噴出手段
からの圧縮空気によつて、レベリングロールの一
方端から他方端に向かう方向に吹き飛ばされて除
去される。
向に間隔をあけてそれぞれずれて配置されるレベ
リングロール相互間に、レベリングロールの軸線
方向全長に亘る長さのシール部材を設ける。また
レベリングロールの一方端には、通板方向に相互
に隣接するレベリングロールとシール部材と鋼板
とによつて形成される空間に向けて圧縮空気を噴
出する圧縮空気噴出手段を設ける。鋼板が上下の
レベリングロール間を一定方向に通過しつつその
形状を矯正される際に鋼板からスケールが剥落す
るが、この剥落したスケールは圧縮空気噴出手段
からの圧縮空気によつて、レベリングロールの一
方端から他方端に向かう方向に吹き飛ばされて除
去される。
このときレベリングロール間にはその全長に亘
る長さのシール部材が設けてあるので、噴出され
た圧縮空気は前記限定された空間のみを通風路と
して移動するため拡散せず、圧縮空気の風速およ
び風力の低下が防がれ、効率的にスケールを除去
することができる。またこの圧縮空気がシール部
材によつて前記限定された空間のみを移動するよ
うに構成されているため、レベリングロールに関
して鋼板と反対側にスケールが飛散し、たとえば
バツクアツプロールなどに落下する事態を防ぐこ
とができる。
る長さのシール部材が設けてあるので、噴出され
た圧縮空気は前記限定された空間のみを通風路と
して移動するため拡散せず、圧縮空気の風速およ
び風力の低下が防がれ、効率的にスケールを除去
することができる。またこの圧縮空気がシール部
材によつて前記限定された空間のみを移動するよ
うに構成されているため、レベリングロールに関
して鋼板と反対側にスケールが飛散し、たとえば
バツクアツプロールなどに落下する事態を防ぐこ
とができる。
実施例
第1図は本発明の一実施例の鋼板用レベラ21
の側面図であり、第2図は第1図の簡略化した正
面図であり、第3図は第1図の各レベリングロー
ル36,39付近の拡大断面図である。第1図お
よび第2図を参照して、鋼板用レベラ21の構成
を説明する。鋼板用レベラ21は、基礎22に立
設されたスタンド23を含む。スタンド23は、
基盤22から鉛直上方に延びる脚部24,25
と、脚部24,25の上端を連絡する頂部26と
を含む。脚部24,25には、上部トラバース部
材27が上下方向に案内される案内溝28,29
が設けられる。この上部トラバース部材27は、
第1図の紙面と平行な断面がI型鋼と類似する形
状である。この上部トラバース部材27の下方に
は、下部トラバース部材30が設けられる。
の側面図であり、第2図は第1図の簡略化した正
面図であり、第3図は第1図の各レベリングロー
ル36,39付近の拡大断面図である。第1図お
よび第2図を参照して、鋼板用レベラ21の構成
を説明する。鋼板用レベラ21は、基礎22に立
設されたスタンド23を含む。スタンド23は、
基盤22から鉛直上方に延びる脚部24,25
と、脚部24,25の上端を連絡する頂部26と
を含む。脚部24,25には、上部トラバース部
材27が上下方向に案内される案内溝28,29
が設けられる。この上部トラバース部材27は、
第1図の紙面と平行な断面がI型鋼と類似する形
状である。この上部トラバース部材27の下方に
は、下部トラバース部材30が設けられる。
上部トラバース部材27の下端部には、ロール
キヤリア31が固定される。ロールキヤリア31
は、相互に対向する一対の支持板32,33と、
その間を連結し補強する脚部34とを含む。
キヤリア31が固定される。ロールキヤリア31
は、相互に対向する一対の支持板32,33と、
その間を連結し補強する脚部34とを含む。
ロールキヤリア31の下方であつて、かつ鋼板
35の通板するB1方向に相互に間隔をあけて、
たとえば6本の上部レベリングロール36a〜3
6f(総称する参照符を36とする)が、同一水
平面上に平行な軸線を有するように配置される。
上部レベリングロール36aを下方に押圧するバ
ツクアツプロール37a,38aが軸線回りに回
転自在にロールキヤリア31に支持される。残余
の上部レベリングロール36b〜36fに関して
も、同様のバツクアツプロール37b,38b;
…;37f,38fが配置される。
35の通板するB1方向に相互に間隔をあけて、
たとえば6本の上部レベリングロール36a〜3
6f(総称する参照符を36とする)が、同一水
平面上に平行な軸線を有するように配置される。
上部レベリングロール36aを下方に押圧するバ
ツクアツプロール37a,38aが軸線回りに回
転自在にロールキヤリア31に支持される。残余
の上部レベリングロール36b〜36fに関して
も、同様のバツクアツプロール37b,38b;
…;37f,38fが配置される。
鋼板35に関して上部レベリングロール36と
反対側に、下部レベリングロール39a〜39e
(総称する参照符を39とする)とバツクアツプ
ロール40,41とが、前記上部レベリングロー
ル36およびバツクアツプロール37,38と同
様の構成態様を有して、下部トラバース部材30
に固定される。また上部および下部レベリングロ
ール36,39のそれぞれにおいて、相互間にシ
ール部材42が設けられる。上部レベリングロー
ル36は、鋼板35の稿正時に大きな反力を受け
るので、バツクアツプロール37,38およびロ
ールキヤリア31を介して、上部トラバース部材
27に固定される。下部レベリングロール39も
同様に、バツクアツプロール40,41およびロ
ールキヤリア49を介して、下部トラバース部材
30に固定される。
反対側に、下部レベリングロール39a〜39e
(総称する参照符を39とする)とバツクアツプ
ロール40,41とが、前記上部レベリングロー
ル36およびバツクアツプロール37,38と同
様の構成態様を有して、下部トラバース部材30
に固定される。また上部および下部レベリングロ
ール36,39のそれぞれにおいて、相互間にシ
ール部材42が設けられる。上部レベリングロー
ル36は、鋼板35の稿正時に大きな反力を受け
るので、バツクアツプロール37,38およびロ
ールキヤリア31を介して、上部トラバース部材
27に固定される。下部レベリングロール39も
同様に、バツクアツプロール40,41およびロ
ールキヤリア49を介して、下部トラバース部材
30に固定される。
シール部材42は、たとえば上部レベリングロ
ール36に関して、矢符B1方向に相互に隣接す
る各上部レベリングロール36の双方に当接し、
しかも上部レベリングロール36の軸線方向の長
さと同程度の長さを有する介在部材43を含む。
介在部材43は、レベリングロール36,39と
接触しても、レベリングロール36,39の表面
に疵を発生させないようなたとえばアスベストや
合成樹脂などの非金属材料または非鉄金属から形
成される。介在部材43は、遊端部と遊端部から
軸線方向に間隔をあけた箇所とに外ねじが刻設さ
れた連結棒44の基端部に固定される。前記連結
棒44はロールキヤリア31の支持板33の挿通
し、その遊端部に螺着されたナツト45の下部の
座金47と介在部材43との間には、たとえばコ
イルばね46が設けられ、シール部材42を上方
にばね付勢する。また連結棒44の介在部材33
より下方の前記箇所には係止用ナツト48が設け
られる。
ール36に関して、矢符B1方向に相互に隣接す
る各上部レベリングロール36の双方に当接し、
しかも上部レベリングロール36の軸線方向の長
さと同程度の長さを有する介在部材43を含む。
介在部材43は、レベリングロール36,39と
接触しても、レベリングロール36,39の表面
に疵を発生させないようなたとえばアスベストや
合成樹脂などの非金属材料または非鉄金属から形
成される。介在部材43は、遊端部と遊端部から
軸線方向に間隔をあけた箇所とに外ねじが刻設さ
れた連結棒44の基端部に固定される。前記連結
棒44はロールキヤリア31の支持板33の挿通
し、その遊端部に螺着されたナツト45の下部の
座金47と介在部材43との間には、たとえばコ
イルばね46が設けられ、シール部材42を上方
にばね付勢する。また連結棒44の介在部材33
より下方の前記箇所には係止用ナツト48が設け
られる。
下部トラバース部材30に固定されるロールキ
ヤリア49および下部レベリングロール39に関
して設けられるシール部材42も、前述のシール
部材42と同様の形状と構成を有する。このよう
な下部レベリングロール39側に設けられる構成
を言及する必要があるときには、前述したシール
部材42に関連する構成の参照符43〜48に添
字aを付して示す。ロールキヤリア49は相互に
平行で対向する支持板50,51を含み、これら
は脚部52によつて連結され補強される。
ヤリア49および下部レベリングロール39に関
して設けられるシール部材42も、前述のシール
部材42と同様の形状と構成を有する。このよう
な下部レベリングロール39側に設けられる構成
を言及する必要があるときには、前述したシール
部材42に関連する構成の参照符43〜48に添
字aを付して示す。ロールキヤリア49は相互に
平行で対向する支持板50,51を含み、これら
は脚部52によつて連結され補強される。
第4図は第1図の鋼板用レベラ21の断面を示
す正面図であり、第5図は第4図の簡略化した平
面図である。第4図および第5図を参照して、鋼
板用レベラ21の構成をさらに詳しく説明する。
す正面図であり、第5図は第4図の簡略化した平
面図である。第4図および第5図を参照して、鋼
板用レベラ21の構成をさらに詳しく説明する。
各上部レベリングロール36の両端は、軸受5
3,54によつて軸線まわりに回転自在に支持さ
れ、各下部レベリングロール39の両端は、軸受
55,56によつてやはり軸線まわりに回転自在
に支持される。また上部および下部レベリングロ
ール36,39の共通する一方端側には、それぞ
れ送風手段57,58が設けられ、ノズル59,
60を介して鋼板用レベラ21内に向けて矢符
B2方向に圧縮空気を噴出する。送風手段57,
58およびノズル59,60を含んで、圧縮空気
の噴出手段が構成される。バツクアツプロール3
7は、固定部材61に固定された一対のブラケツ
ト62,63によつて軸線回りに回転自在に支持
される。バツクアツプロール40に関しても、同
様の構成が設けられる。
3,54によつて軸線まわりに回転自在に支持さ
れ、各下部レベリングロール39の両端は、軸受
55,56によつてやはり軸線まわりに回転自在
に支持される。また上部および下部レベリングロ
ール36,39の共通する一方端側には、それぞ
れ送風手段57,58が設けられ、ノズル59,
60を介して鋼板用レベラ21内に向けて矢符
B2方向に圧縮空気を噴出する。送風手段57,
58およびノズル59,60を含んで、圧縮空気
の噴出手段が構成される。バツクアツプロール3
7は、固定部材61に固定された一対のブラケツ
ト62,63によつて軸線回りに回転自在に支持
される。バツクアツプロール40に関しても、同
様の構成が設けられる。
鋼板35は矢符B1方向に通板され、ノズル5
9,60を介する圧縮空気は、矢符B2方向に噴
出される。一方、上部レベリングロール36aの
端部は軸受54aからさらに軸線方向外方に突出
し、自在継手64a、スピンドル65a、自在継
手66aを介して、分配箱67に接続される。残
余の上部レベリングロール36b,…も同様の構
成を有し、必要な場合には対応する参照符に添字
b,…を付して示す。分配箱67は、駆動装置6
8からの動力を各自在継手66a,66b,…に
分配する。
9,60を介する圧縮空気は、矢符B2方向に噴
出される。一方、上部レベリングロール36aの
端部は軸受54aからさらに軸線方向外方に突出
し、自在継手64a、スピンドル65a、自在継
手66aを介して、分配箱67に接続される。残
余の上部レベリングロール36b,…も同様の構
成を有し、必要な場合には対応する参照符に添字
b,…を付して示す。分配箱67は、駆動装置6
8からの動力を各自在継手66a,66b,…に
分配する。
第6図は鋼板用レベラ21の上部トラバース部
材27に関連する構成を説明する断面を示す正面
図である。ロールキヤリア31の支持板33の上
部レベリングロール36の軸線方向(第6図の左
右方向)の両端部には、取付片69,70が固定
され、遊端部に外ねじが刻設された支持棒71,
72が、上方に向けて上下方向に摺動自在に挿通
される。
材27に関連する構成を説明する断面を示す正面
図である。ロールキヤリア31の支持板33の上
部レベリングロール36の軸線方向(第6図の左
右方向)の両端部には、取付片69,70が固定
され、遊端部に外ねじが刻設された支持棒71,
72が、上方に向けて上下方向に摺動自在に挿通
される。
支持棒71,72の遊端部には、座金を備えた
ナツト73,74が螺着され、ナツト73,74
と取付片69,70との間には、それぞれコイル
ばね75,76が配置され、支持棒71,72を
介して軸受53,54を上方にばね付勢する。し
たがつて上部レベリングロール36は、各バツク
アツプロール37に圧接する。したがつて各バツ
クアツプロール37は、上部レベリングロール3
6をがたつきを生じることなく、下方に押圧する
ことができる。
ナツト73,74が螺着され、ナツト73,74
と取付片69,70との間には、それぞれコイル
ばね75,76が配置され、支持棒71,72を
介して軸受53,54を上方にばね付勢する。し
たがつて上部レベリングロール36は、各バツク
アツプロール37に圧接する。したがつて各バツ
クアツプロール37は、上部レベリングロール3
6をがたつきを生じることなく、下方に押圧する
ことができる。
スタンド23の頂部26には、駆動装置(図示
せず)が備えられ、この駆動装置によつて水平方
向の軸線まわりに回転駆動されるウオーム77が
設けられる。このウオーム77と噛合うウオーム
ホイール78に関連して、スプライン軸79が鉛
直方向の軸線を有して配置される。スプライン軸
79の軸部80には、スクリユ状の外ねじが刻設
され、軸部80に螺合し、かつスタンド23に固
定されたナツト81が設けられる。スプライン軸
79の下方端部は、たとえば球面座を含む接続部
材82を介して、上部トラバース部材27の上部
レベリングロール36の前記軸線方向に沿う一端
部に固定される。上部トラバース部材27の他端
部にも、同様の構成が配置される。
せず)が備えられ、この駆動装置によつて水平方
向の軸線まわりに回転駆動されるウオーム77が
設けられる。このウオーム77と噛合うウオーム
ホイール78に関連して、スプライン軸79が鉛
直方向の軸線を有して配置される。スプライン軸
79の軸部80には、スクリユ状の外ねじが刻設
され、軸部80に螺合し、かつスタンド23に固
定されたナツト81が設けられる。スプライン軸
79の下方端部は、たとえば球面座を含む接続部
材82を介して、上部トラバース部材27の上部
レベリングロール36の前記軸線方向に沿う一端
部に固定される。上部トラバース部材27の他端
部にも、同様の構成が配置される。
このような構成において、駆動装置によるウオ
ーム77の水平軸線まわりの回転はウオームホイ
ール78の鉛直軸線まわりの回転に変換され、ス
プライン軸79を鉛直軸線まわりに回転駆動す
る。ナツト81は、前述したようにスタンド23
に固定されているので、スプライン軸79の回転
変位によつて上部トラバース部材27は、鉛直上
下方向に変位することができる。
ーム77の水平軸線まわりの回転はウオームホイ
ール78の鉛直軸線まわりの回転に変換され、ス
プライン軸79を鉛直軸線まわりに回転駆動す
る。ナツト81は、前述したようにスタンド23
に固定されているので、スプライン軸79の回転
変位によつて上部トラバース部材27は、鉛直上
下方向に変位することができる。
第7図は介在部材43に関連する構成を示す斜
視図であり、第8図は第7図の切断面線−か
ら見た断面図である。第7図および第8図を参照
して、鋼板用レベラ21の構成をさらに詳しく説
明する。支持板32には挿通孔83が複数形成さ
れ、各連結棒44が挿通し、コイルばね46が座
金47およびナツト45を介して、連結棒44を
上方にばね付勢する。このとき、連結棒44の前
記所定の箇所に螺合されている係止用ナツト48
が支持板33の下端面に当接し、連結棒44がむ
やみに上方に変位し、支持板33に衝突すること
を阻止する。したがつて連結棒44の上端部は、
支持板33との間に予め定める長さH1の間隙を
有する。
視図であり、第8図は第7図の切断面線−か
ら見た断面図である。第7図および第8図を参照
して、鋼板用レベラ21の構成をさらに詳しく説
明する。支持板32には挿通孔83が複数形成さ
れ、各連結棒44が挿通し、コイルばね46が座
金47およびナツト45を介して、連結棒44を
上方にばね付勢する。このとき、連結棒44の前
記所定の箇所に螺合されている係止用ナツト48
が支持板33の下端面に当接し、連結棒44がむ
やみに上方に変位し、支持板33に衝突すること
を阻止する。したがつて連結棒44の上端部は、
支持板33との間に予め定める長さH1の間隙を
有する。
第1図、第2図および第6図を参照して、本実
施例の鋼板用レベラ21の動作について説明す
る。鋼板35は矢符B1方向に沿つて、上部およ
び下部レベリングロール36,39間に挿入され
る。このとき上部レベリングロール36は、第6
図を参照して説明したように、スプライン軸79
の回転変位に伴なつて希望する力で鋼板35を押
圧し矯正する。この矯正時に鋼板35からスケー
ルが剥離する。
施例の鋼板用レベラ21の動作について説明す
る。鋼板35は矢符B1方向に沿つて、上部およ
び下部レベリングロール36,39間に挿入され
る。このとき上部レベリングロール36は、第6
図を参照して説明したように、スプライン軸79
の回転変位に伴なつて希望する力で鋼板35を押
圧し矯正する。この矯正時に鋼板35からスケー
ルが剥離する。
このように鋼板35が、上部および下部レベリ
ングロール36,39間に挿入され通板されると
き、通板方向である矢符B1方向に相互隣接する
各上部レベリングロール36と鋼板35とが形成
する空間84に、ノズル59,60を介して圧縮
空気が噴出される。したがつて剥離したスケール
は、第4図の左方から右方に向かう方向、即ち第
4図の矢符B3方向に飛散する。このとき、前記
空間84内の圧縮空気は、シール部材42によつ
て上部レベリングロール36間を上方に漏出する
ことが阻止される。したがつてこの圧縮空気は、
前記矢符B3方向にのみ流れるので、圧縮空気の
速度はむやみと減少せず、したがつて剥離したス
ケールを効率的に除去することができる。
ングロール36,39間に挿入され通板されると
き、通板方向である矢符B1方向に相互隣接する
各上部レベリングロール36と鋼板35とが形成
する空間84に、ノズル59,60を介して圧縮
空気が噴出される。したがつて剥離したスケール
は、第4図の左方から右方に向かう方向、即ち第
4図の矢符B3方向に飛散する。このとき、前記
空間84内の圧縮空気は、シール部材42によつ
て上部レベリングロール36間を上方に漏出する
ことが阻止される。したがつてこの圧縮空気は、
前記矢符B3方向にのみ流れるので、圧縮空気の
速度はむやみと減少せず、したがつて剥離したス
ケールを効率的に除去することができる。
また矢符B1方向に沿う上部および下部レベリ
ングロール36,39のそれぞれの間は、シール
部材42によつて封止されているので、剥離した
スケールがバツクアツプロール37,38および
これらを支持する軸受などに付着し、円滑な動作
が妨げられることを防ぐことができる。
ングロール36,39のそれぞれの間は、シール
部材42によつて封止されているので、剥離した
スケールがバツクアツプロール37,38および
これらを支持する軸受などに付着し、円滑な動作
が妨げられることを防ぐことができる。
また上部および下部レベリングロール36,3
9間に挿通される鋼板35の幅(第4図の左右方
向の長さ)が、第4図示のように比較的狭い場合
であつても、シール部材42の封止効果により、
スケールを効率的に除去することができる。
9間に挿通される鋼板35の幅(第4図の左右方
向の長さ)が、第4図示のように比較的狭い場合
であつても、シール部材42の封止効果により、
スケールを効率的に除去することができる。
シール部材42は、上部レベリングロール36
間にのみ装着するようにしてもよく、また上部レ
ベリングロール36および/または下部レベリン
グロール39の一部分に関連して設けるようにし
てもよい。
間にのみ装着するようにしてもよく、また上部レ
ベリングロール36および/または下部レベリン
グロール39の一部分に関連して設けるようにし
てもよい。
効 果
以上のように本発明によれば、鋼板の通板方向
に間隔をあけて鋼板の上下にレベリングロールを
配置し、これら上下の各レベリングロールが通板
方向に相互にずれて配置されたレベラにおいて、
通板方向に隣接するレベリングロール相互間にレ
ベリングロール軸線方向全長に亘る長さのシール
部材をそれぞれ設けた。レベリングロールの一方
端には、通板方向に相互に隣接するレベリングロ
ールとシール部材と鋼板とによつて形成される空
間に向けて圧縮空気を噴出する圧縮空気噴出手段
を設けた。したがつて上下のレベリングロール間
を鋼板が通過するとき、鋼板から剥離して飛散す
るスケールは、圧縮空気噴出手段からの圧縮空気
によつて前記空間内をレベリングロールの軸線方
向に吹き飛ばされ除去される。
に間隔をあけて鋼板の上下にレベリングロールを
配置し、これら上下の各レベリングロールが通板
方向に相互にずれて配置されたレベラにおいて、
通板方向に隣接するレベリングロール相互間にレ
ベリングロール軸線方向全長に亘る長さのシール
部材をそれぞれ設けた。レベリングロールの一方
端には、通板方向に相互に隣接するレベリングロ
ールとシール部材と鋼板とによつて形成される空
間に向けて圧縮空気を噴出する圧縮空気噴出手段
を設けた。したがつて上下のレベリングロール間
を鋼板が通過するとき、鋼板から剥離して飛散す
るスケールは、圧縮空気噴出手段からの圧縮空気
によつて前記空間内をレベリングロールの軸線方
向に吹き飛ばされ除去される。
この圧縮空気は前記シール部材によつて前記空
間から漏出して拡散することが防がれる。したが
つて圧縮空気の風速および風力が低下する事態が
防がれ、スケールを効率的に除去することができ
る。またこのようなスケールの除去を、シール部
材を含む簡便な構成によつて実現することができ
る。
間から漏出して拡散することが防がれる。したが
つて圧縮空気の風速および風力が低下する事態が
防がれ、スケールを効率的に除去することができ
る。またこのようなスケールの除去を、シール部
材を含む簡便な構成によつて実現することができ
る。
第1図は本発明の一実施例の鋼板用レベラ21
の断面を示す側面図、第2図は鋼板用レベラ21
の概略的な構成を示す正面図、第3図は上部およ
び下部レベリングロール36,39付近の拡大し
た側面図、第4図は鋼板用レベラ21の断面を示
す正面図、第5図は鋼板用レベラ21の簡略化し
た平面図、第6図はスプライン軸79に関連する
構成を示す断面図、第7図はシール部材42に関
連する構成を示す斜視図、第8図は第7図の切断
面線−から見た断面図、第9図は先行技術の
鋼板用レベラ21の上部および下部レベリングロ
ール2,3の配置態様を示す側面図、第10図は
先行技術の鋼板用レベラ1の断面を示す正面図で
ある。 21…鋼板用レベラ、31…ロールキヤリア、
32,33…支持板、35…鋼板、36…上部レ
ベリングロール、39…下部レベリングロール、
42…シール部材、43…介在部材、44…連結
棒、45…ナツト、46…コイルばね、47…座
金、48…係止用ナツト、49…ロールキヤリ
ア、50,51…支持板、57,58…送風手
段、59,60…ノズル、84…空間。
の断面を示す側面図、第2図は鋼板用レベラ21
の概略的な構成を示す正面図、第3図は上部およ
び下部レベリングロール36,39付近の拡大し
た側面図、第4図は鋼板用レベラ21の断面を示
す正面図、第5図は鋼板用レベラ21の簡略化し
た平面図、第6図はスプライン軸79に関連する
構成を示す断面図、第7図はシール部材42に関
連する構成を示す斜視図、第8図は第7図の切断
面線−から見た断面図、第9図は先行技術の
鋼板用レベラ21の上部および下部レベリングロ
ール2,3の配置態様を示す側面図、第10図は
先行技術の鋼板用レベラ1の断面を示す正面図で
ある。 21…鋼板用レベラ、31…ロールキヤリア、
32,33…支持板、35…鋼板、36…上部レ
ベリングロール、39…下部レベリングロール、
42…シール部材、43…介在部材、44…連結
棒、45…ナツト、46…コイルばね、47…座
金、48…係止用ナツト、49…ロールキヤリ
ア、50,51…支持板、57,58…送風手
段、59,60…ノズル、84…空間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋼板の通板方向に間隔をあけて、鋼板の上下
にレベリングロールを配置し、 これら上下の各レベリングロールは通板方向に
相互にずれて配置されており、 通板方向に隣接するレベリングロール相互間に
レベリングロールの軸線方向全長に亘る長さのシ
ール部材を設け、 レベリングロールの一方端には通板方向に相互
に隣接するレベリングロールとシール部材と鋼板
とによつて形成される空間に向けて圧縮空気を噴
出する圧縮空気噴出手段を設けたことを特徴とす
る鋼板用レベラのスケール除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17627085A JPS6238722A (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 | 鋼板用レベラのスケ−ル除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17627085A JPS6238722A (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 | 鋼板用レベラのスケ−ル除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238722A JPS6238722A (ja) | 1987-02-19 |
JPH0312972B2 true JPH0312972B2 (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=16010633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17627085A Granted JPS6238722A (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 | 鋼板用レベラのスケ−ル除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6238722A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4235931C2 (de) * | 1992-10-23 | 2001-06-21 | Sms Demag Ag | Richtmaschine zum Richten eines Bleches oder Blechbandes |
CN1064582C (zh) * | 1996-05-15 | 2001-04-18 | 南彰实业股份有限公司 | 橡胶成型方法及装置 |
US6439883B1 (en) * | 2000-04-11 | 2002-08-27 | Ajax Magnethermic Corporation | Threading and scale removal device |
DE102004026834B3 (de) * | 2004-05-28 | 2005-09-08 | Webasto Ag | Windabweiser für ein Fahrzeugdach mit beweglichem Dachteil |
JP5796988B2 (ja) * | 2011-04-08 | 2015-10-21 | スチールプランテック株式会社 | ローラレベラおよびそれに用いるレベリングロールユニット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4112215Y1 (ja) * | 1964-06-19 | 1966-06-08 | ||
JPS5117956A (ja) * | 1974-04-22 | 1976-02-13 | Shinetsu Chemical Co | Enkabinirukeijushisoseibutsu |
-
1985
- 1985-08-10 JP JP17627085A patent/JPS6238722A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4112215Y1 (ja) * | 1964-06-19 | 1966-06-08 | ||
JPS5117956A (ja) * | 1974-04-22 | 1976-02-13 | Shinetsu Chemical Co | Enkabinirukeijushisoseibutsu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6238722A (ja) | 1987-02-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |