JP3105559B2 - 矯正装置 - Google Patents
矯正装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D1/00—Straightening, restoring form or removing local distortions of sheet metal or specific articles made therefrom; Stretching sheet metal combined with rolling
- B21D1/05—Stretching combined with rolling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
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- Wire Processing (AREA)
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
正装置に関するものであり、特に、その保守を容易にす
る改良方法に関するものである。本発明は特に、圧延装
置で製造された金属ストリップの機械的特性と表面平坦
性を改良する目的で冶金の種々の分野で使用される矯正
装置に関するものである。
る複数のロールを備えており、このロールの間をストリ
ップが通過し、矯正ロールを可能にする引張応力を受け
る。そのため、この装置はスタンドの内側に長手方向に
ずらして配置された少なくとも2個の曲げ装置(ストリ
ップの上部と下部に各々配置された上側曲げ装置と下側
曲げ装置)と、各曲げ装置を矯正位置とストリップから
離れる静止位置との間でストリップの通過面を横断して
直角に移動させる独立した制御手段とを備えている。そ
のような装置は一般に以下のような複数の一連の曲げ装
置を備えている: (1)機械的装置または油圧装置によって鉛直方向位置
が調節される上部曲げ装置と下側曲げ装置とからなる1
つまたは複数の矯正ロール装置、 (2)機械的装置によって鉛直方向位置が調節される
「凹部補正」ロールを支持する曲げ装置、 (3)機械的装置によって鉛直位置が調節できる「凸部
補正」または「デキャンバリング」ロールを支持する曲
げ装置。その他、分野に応じて種々の機械を使用するこ
とができる。
部まで延びた走行方向を横切る軸線を中心に回転する作
業ロールを支持するフレームを備えている。作業ロール
の直径は圧延ロール装置では小さく、互いに間隔をあけ
て配置された2列の支持ローラで支持され、この支持ロ
ーラは3列のローラで支持された2つの中間ロールに交
互に支持され、全体が「矯正装置」を形成している。例
えば凸部補正の場合、サイズが許せばロールは両端だけ
で支持及び/または保持される。作業中に、作業ロール
及び/または中間ロール、または、曲げ装置全体を取り
替えて、清浄にしたり、保守を行ったり、直径の異なる
ロールを装着できることが必要とされる。そのためには
機械と一体化された分解装置を使用するのが都合がよ
く、この分解装置は、静止状態でも作業中でも金属スト
リップが機械内に留まることができる状態で、手動また
はジャッキ等のアクチュエータによって機械のスタンド
内を直角な方向に滑動でき、保守の必要な曲げ装置を機
械の一つの側面で横方向へ遠ざかるように移動させ、取
り外すことのできるのが好ましい。しかし、このような
装置では一般にストリップと同じ側に種々の制御手段が
配置され、作業員および制御デスクはその反対側に位置
している。曲げ装置は作業員の側でしか分解位置へ移動
できない。
な場合もあれば、複数の装置を同時に取り外すことが必
要な場合もある。曲げ装置全体または複数の装置を交互
に取り替える場合には、分解装置を用いて作業員側へ曲
げ装置を引っ込め、次に、可動ブリッジ等のような外部
操作手段を使用して取り替える。次に、機械の内部の分
解装置で1つまたは複数の新しい曲げ装置を動作位置に
装着する。1つのロールだけ、または、複数のロールを
取り替えたい場合、分解装置を使用して、1つまたは複
数の対応する曲げ装置を作業員側へ出し、1つまたは複
数のロールを手または手動装置を使用して取り替えた後
に分解装置を用いて曲げ装置を機械の内部に再度装着す
る。
守、特に上側曲げ装置の1つまたは複数のロールの取り
外しを容易にするために、従来装置を改良することにあ
る。
された金属ストリップが通過する矯正ロール機械を備え
た金属ストリップの引張矯正装置であって、 (a)矯正ロール機械は、金属ストリップの上側および下
側に配置された上側曲げ装置と下側曲げ装置からなる、
金属ストリップの長手方向に互いにずれて配置さ れた少
なくとも2つの曲げ装置を固定スタンドの内部に有し、
上側装置と下側曲げ装置の上記のずれによって金属スト
リップは波状経路に沿って矯正ロール機械内を通過し、 (b)上側曲げ装置および下側曲げ装置の各々は、金属ス
トリップと接触する一本の作業ロールとそれを支持する
2本の中間ロールとを有し、作業ロールおよび中間ロー
ルは、上側曲げ装置および下側曲げ装置と平行な平行軸
線の周りを回転自在な状態で、金属ストリップの幅方向
両側まで延びているか、各フレームの内部に支持されて
おり、 (c) 少なくとも上側曲げ装置は金属ストリップが固定
スタンドの内部を走行する作業位置と上記走行方向に対
して横方向にある保守用の分解位置との間を移動可能で
あり、分解位置では上側曲げ装置全体は作業ロールが下
側を向く第1位置と作業ロールが上側を向く第2位置と
の間で回転可能である、引張矯正装置において、 (d) 上側曲げ装置のフレームはフレームの各両端部に
配置された支持部材の内部に設けられた2つのジャーナ
ルに回転自在に取り付けられており、上記2つのジャー
ナルは互いに整合し且つ作業ロールの軸線と平行な水平
回転軸線を有し、さらに、 (e) 作業位置と分解位置との間を移動可能な架台を備
え、この架台は分解位置側で曲げ装置のフレームの端部
の支持部材を着脱自在な状態で締め付ける部材を有し、 (f) 固定スタンドの幅全体にわたって少なくとも1本
の走行レールが延びており、フレームおよび曲げ装置の
分解位置側とは反対側の支持部材は走行ローラを介して
この走行レール上に載っている、ことを特徴とする引張
矯正装置を提供する。
い実施態様の説明から明らかになろう。
曲げ装置A1、A2および2つの下側曲げ装置B1、B
2)と、凹部補正用曲げ装置Cと、凸部補正用曲げ装置
Dとを備えた矯正装置のほぼ全体の側面図である。金属
ストリップMは走行と張力を制御する手段(図示せず)
によって駆動され、機械の両端に配置された偏向ロール
Eによって規定された平均走行平面P内で種々の曲げ装
置の間の通過する。他の偏向ロールFは曲げ装置と組み
合わされ、ストリップはそれらの間で波形の通路を辿
る。その波動の振幅は各曲げ装置の位置によって決ま
る。機械全体は固定スタンド1の内部に配置されてい
る。この固定スタンドは2つの側壁10と基板11とを備え
ている。固定スタンド1には種々の曲げ装置を取り外す
ための架台2が組み合わされている。説明を簡単にする
ために、A1、A2、B1、B2のような矯正用曲げ装
置に関する以下の説明及び上記の配置は他の曲げ装置C
及びDにも当てはまるものとする。
装置3と下側曲げ装置3’が各々分解位置にある時を示
したものである。図3、図4の詳細図から分かるよう
に、各曲げ装置3、3'はビームからなる長いフレーム30
を備え、このフレーム30は両端の端部部材31まで延びて
いる。フレーム30は作業ロール4を支持し、この作業ロ
ールは2本の中間ロール41に支持されている。作業ロー
ル4および中間ロール41は各端部部品31に支持された各
止め具32に平行軸線40を中心して回転自在な状態で装着
されている。2本の中間ロール41は3列のローラ42に支
持されている。これらローラ42は上記軸線40に平行な回
転軸線43を中心として回転自在な状態でフレーム30に装
着されている。各曲げ装置3、3’はスタンドの側板10
に形成された対応面16上を案内される平行な案内面39に
沿ってスタンド内を鉛直に滑動する。各曲げ装置3、
3’はそれらをストリップMから離れた静止位置と作業
位置との間で鉛直方向に移動させる手段12、12と組み合
わされている。図で12は上側曲げ装置の鉛直方向移動手
段を示す。作業位置の高さはストッパーによって固定さ
れる。上側曲げ装置3を移動させる手段12は公知の複動
式油圧ジャッキである。フレーム30はこの油圧ジャッキ
に掛けられる。下側曲げ装置3’を移動させる手段12は
単純な機械式ジャッキにすることができる。すなわち、
機械式ジャッキの上に下方曲げ装置3’を支持してその
位置を調節し、下方曲げ装置3’の静止位置への戻りは
重力で行うようにすることができる。
配置された2つのジャーナル33、34を介して2つの支持
部材5、6に回転自在な状態で装着されている。2つの
ジャーナル33、34の中心は作業ロール4の軸線40に平行
な水平軸35上にある。分解が行われる側、すなわち、作
業員側に配置された支持部材5は環状部材で構成され、
この環状部材はジャーナル33を回転自在に装着する軸受
51を構成する。反対側、すなわち、制御側に配置された
支持部材6は軸受62を支持した端部ブロック61で構成さ
れ、ジャーナル34は上記軸受62内に回転自在な状態で装
着されている。
の吊り部材36は上側曲げ装置3の鉛直方向移動量を制御
する手段を構成するスタンドの側壁10に固定されたジャ
ッキ12に着脱自在な状態で嵌め込むことができる。図
2、図3、図4から分かるように、各ジャッキ12のロッ
ドはフレーム30の対応する吊り部材36に形成されたスロ
ット37中に滑動嵌合可能な幅の広い頭部13を有してい
る。図1に示した作業位置では、上側曲げ装置3のフレ
ーム30は吊り部材36によって2台のジャッキ12のロッド
の頭部13に固定される。このジャッキ12を用いることに
よって、作業ロール4がストリップが通過する面Pから
離れた上方静止位置と作業ロール4が止め具によって設
定された作業高さでストリップMに所定の曲げを与える
下方位置との間で曲げ装置3を位置決めすることができ
る。上側曲げ装置3をローラ40の軸線と平行に水平移動
させるだけで上側曲げ装置3をジャッキ12から簡単に外
すことができるということは理解できよう。図1、図2
に示した架台2はこの平行移動のために使用される。
ラ22を介して床15に支持された水平フレーム21を備えて
いる。このフレーム21はジャッキ23の作用で金属ストリ
ップの走行方向の長手方向を横切る方向(ストリップM
の走行面に平行で走行方向に垂直な方向)に水平移動す
ることができる。ジャッキ23の本体はスタンド1に関節
連結され、そのロッドは架台2のフレーム21に関節連結
されている。従って、架台2はフレーム21がスタンド1
の基板11内に差し込まれる嵌込み位置と、フレーム21が
横方向に移動した作業員の分離作業用の分解位置(図2
の位置)との2つの位置をとることができる。架台2は
水平フレーム21に固定されたブラケット24、25からなる
支持部材をさらに備えている。各ブラケット24、25は各
曲げ装置に対応した互いに異なる高さの所まで鉛直に延
びている。図2、図3から分かるように、上側曲げ装置
3を支持するブラケット24は回転軸線35の高さよりわず
かに下の高さの所まで延びている。このブラケット24は
作業員側に配置された支持部材5に着脱自在に取付けら
れたジャッキ7からなる固定具を備えている。図5の詳
細図から分かるように、このジャッキ7は必要に応じて
配置される調節可能なパッキンを介してブラケット24上
に取付けられた本体71と、支持プレート73およびスタッ
ド74を備えたロッド72とで構成される。スタッド74は軸
受51に形成された凹部52内に挿入されている。架台2が
嵌込み位置に来た時にはブラケット24が支持部材5と整
合する。この段階でジャッキ7を作動させるとプレート
73が軸受51を押す。
に位置した支持部材6は、走行ローラ63を介してスタン
ドの2つの側壁10の間を横方向に延びた水平なレール14
上に支持されている。フレーム30が鉛直方向に移動でき
るようにするために、走行ローラ63はアーム64の自由端
部上に取り付けられている。このアーム64の他端部は水
平な回転軸線65を中心として回動可能な状態で支持部材
6の端部ブロック61に関節連結され、フレーム30はアー
ム64と端部ブロック61に固定された止め具67との間に設
けられた引張りバネ66によって図2に示す上昇位置に保
持されている。この上昇位置では吊り部材36はジャッキ
12のロッドの頭部13の高さの位置にある。スロット37が
所望の高さ位置に正確に来るようにバネ66の力が加わる
フレーム30の上昇位置をネジ68で調節する。架台2がス
タンド1内の嵌込み位置に挿入され且つジャッキ7が作
動された状態では、上側曲げ装置3は作業員側ではブラ
ケット24とジャッキ7によって、反対側ではローラ63に
よって支持されるということは理解できよう。架台2が
ジャッキ23によって横方向に移動する時にはスタッド74
を介してブラケット24に接続された支持部材5が上側曲
げ装置3を横移動させ、上側曲げ装置3の他端部はロー
ラ63を介してレール14上を走行する。上側曲げ装置3を
支持した架台2がスタンド1の内部へ戻ると、吊り部材
36がジャッキ12の頭部13と噛み合ってジャッキ12が上側
曲げ装置3と結合される。次に、架台2が下方へ離れる
ように移動させる。それによって上側曲げ装置3を下降
させることができるようになる。この際、アーム64は軸
線65を中心にして回動し、バネ66は単に引っ張られるだ
けであるので、上側曲げ装置3の鉛直方向移動をアーム
64が妨害することはない。
ある時に例えば手動でジャーナル33、34によって規定さ
れる水平軸線35を中心に上側曲げ装置を回転させること
ができる。この時、容易に回転できるように上側曲げ装
置全体をバランスさせることができる。上側曲げ装置3
は後述する適切な手段によって反転位置にロックするの
が好ましい。この反転位置では作業ロール4は中間ロー
ル41の上にあり、上方を向いており、従って、例えば、
洗浄したり、修理したり、取り替えるために、容易にロ
ールに対して作業することができる。これら作業はその
場で、あるいは作業場で行われる。実際には、ロール4
の高さに配置された掛け具48またはフレーム30に形成さ
れた孔49に棒を通して上側曲げ装置3をその反転位置に
移動させる。従って、作業場で上側曲げ装置3を逆にす
る必要がなく、本発明装置を用いて現場で簡単に上記の
作業を実施することができる。また、フレーム30のロー
ルとは反対側に固定された掛け具38を用いて上側曲げ装
置3をその通常位置へ戻すことも当然できる。
手段の詳細図である。図示したように、支持部材5はジ
ャーナル33を直径に沿って貫通する孔55に挿入可能な指
状部材(フィンガ)54を備える固定具53を有している。
反対側に位置する支持部材6も同様な固定具を備えてい
る。すなわち、フレーム30は指状部材54によって図3に
図示したように逆向き位置に固定される。この配置では
各作業ロール4は上方を向いており、中間ロール41の上
にあり、中間ロール自体は3列のローラ42の上にある。
同様な配置を反り補正装置Dで使用することもでき。こ
の場合、反り補正装置のロールの直径が大きく、その軸
受32に支持するだけで曲げに抵抗できる場合には支持ロ
ーラ42は不用である。
にアクセスでき、ロール4、41や支持ローラ42の保守や
交換ができる。作業後に2つの指状部材54を取り除き、
フレーム30を回転させれば、作業ロールが下方を向く作
業位置へフレーム30を戻すことができる。曲げ装置3全
体が軸線35を中心にバランスがとれている場合、曲げ装
置3をその2つの位置のどちらかに保持するために、指
状部材54に大きな応力がかかることはない。作業中、支
持部材5及び6、及び、従って、指状部材54は全く応力
を受けることはない。この時、フレーム30は、機械のス
タンドの側板10に形成された対応面16に沿って滑動する
平らな面39によって案内される。
ることができる。すなわち、図1の場合、装置A1及び
A2と、凸面補正すなわち反り補正装置Dに応用するこ
とができる。他方、下方装置B1及びB2と凸面補正装
置Cは、作業ロールが上方を向いているので、回転する
ように装着する必要はない。下側曲げ装置はその自重で
静止位置へ戻すことができる。従って、下側曲げ装置
3’は図2に示すように簡単に取付けでき、支持部材は
不用である。すなわち、フレーム30’を架台2によって
移動させて分解できるようにするために、作業員側の端
部プレート311には単純な片持ち梁部材350が設けられ、
この片持ち梁部材はブラケット25に装着されたジャッキ
75上に乗っている。ジャッキ75のロッドには上記の場合
と同様に片持ち梁部材350の対応する凹部に挿入される
指状部材が設けられている。フレーム30’の反対側端部
では対向プレート312 がローラ63’を介して直接レール
14’上に支持されている。フレーム30’はその下側部分
に掛け具37’を有している。この掛け具37’は移動を制
御するジャッキ12'(図示した実施例では機械的ジャッ
キ)のロッドと係合する。
はない。特に、曲げ装置の他の実施態様または他の型の
矯正機械に適合させるために、曲げ装置を分解するため
の配置または反転するための配置を変更しても本発明の
範囲内である。特に、また、A1及びA2等の上側矯正
装置に関して説明した配置を、例えば、図1の反り補正
装置D等の他の曲げ装置に応用することができる。ま
た、凹面補正装置Cが製品の下側にあり、凸面補正装置
Dが製品の上側にある従来の装置を記載したが、組み立
てを容易にするためにまたはプロセスの要求の結果とし
て、この配置を逆にして、凹面補正装置を上方に配置す
ることもできる。上側曲げ装置についての上記配置を凹
面補正装置に応用すことも好ましい。
詳細図。
Claims (7)
- 【請求項1】 張力下に保持された金属ストリップが通
過する矯正ロール機械を備えた金属ストリップの引張矯
正装置であって、 (a)矯正ロール機械は、金属ストリップの上側および下
側に配置された上側曲げ装置(3)と下側曲げ装置(3)から
なる、金属ストリップの長手方向に互いにずれて配置さ
れた少なくとも2つの曲げ装置(3、3')を固定スタンド
(1)の内部に有し、上側装置(3)と下側曲げ装置(3)の上
記のずれによって金属ストリップは波状経路に沿って矯
正ロール機械内を通過し、 (b)上側曲げ装置(3)および下側曲げ装置(3)の各々は、
金属ストリップと接触する一本の作業ロール(4)とそれ
を支持する2本の中間ロール(41)とを有し、作業ロール
(4)および中間ロール(41)は、上側曲げ装置(3)および下
側曲げ装置(3)と平行な平行軸線(40)の周りを回転自在
な状態で、金属ストリップの幅方向両側まで延びている
か、各フレーム(30、30')の内部に支持されており、 (c) 少なくとも上側曲げ装置(3)は金属ストリップが
固定スタンド(1)の内部を走行する作業位置と上記走行
方向に対して横方向にある保守用の分解位置との間を移
動可能であり、分解位置では上側曲げ装置(3)全体は作
業ロール(4)が下側を向く第1位置と作業ロール(4)が上
側を向く第2位置との間で回転可能である、 引張矯正装置において、 (d) 上側曲げ装置(3)のフレーム(30)はフレーム(30,3
0')の各両端部に配置された支持部材(5,6)の内部に設け
られた2つのジャーナル(33、34)に回転自在に取り付け
られており、上記2つのジャーナル(33、34)は互いに整
合し且つ作業ロール(4)の軸線と平行な水平回転軸線(3
5)を有し、さらに、 (e) 作業位置と分解位置との間を移動可能な架台
(2)を備え、この架台(2)は分解位置側で曲げ装置
(3, 3')のフレーム(30,30')の端部の支持部材(5)を着脱
自在な状態で締め付ける部材(7)を有し、 (f) 固定スタンド(1)の幅全体にわたって少なくとも
1本の走行レール(14)が延びており、フレーム(30)およ
び曲げ装置(3)の分解位置側とは反対側の支持部材(6)は
走行ローラ(63)を介してこの走行レール(14)上に載って
いる、ことを特徴とする引張矯正装置。 - 【請求項2】 分解位置側とは反対に配置された上側曲
げ装置(3)のフレーム(30)の支持部材(6)は止め具(6
7)を有する端部ブロック(61)で構成され、水平回転軸
(35)と同心で且つフレーム(30)の端部(31)と一体なジャ
ーナル (34)はこの端部ブロック(61)内に回転自在に支
持され、端部ブロック(61)はローラ(63)を介して対応す
る走行レール(14)上に支持されている請求項1に記載の
引張矯正装置。 - 【請求項3】 ローラ(63)が端部ブロック(61)のアーム
(64)の自由端に取り付けられており、アーム(64)の反対
側端部は水平軸線(65)を中心にして回動自在な状態で端
部ブロック(61)に取り付けられており、アーム(64)の
長さは曲げ装置(3)の上下移動距離より大きく、アーム
(64)はフレーム(30)をその静止位置へ戻すためのバネ(6
6)を有する請求項2に記載の引張矯正装置。 - 【請求項4】 2つの支持部材(5,6)の少なくとも1
方が、少なくとも曲げ装置(3)が反転した位置で、曲げ
装置(3)のフレーム(30)をロックする指状部材(54)を備
えている請求項1〜3のいずれか一項に記載の引張矯正
装置。 - 【請求項5】 フレーム(30)をロックする部材が支持部
材(5,6)内を滑動してジャーナル(33、34)に形成され
た孔(55)の中に挿入可能な指状部材(54)である請求項4
に記載の引張矯正装置。 - 【請求項6】 指状部材(54)が挿入される孔(55)が、作
業位置および上記の反転した位置でフレーム(30)のロッ
ク位置を規定する、ジャーナル(33、34)を直径方向に貫
通する孔である請求項5に記載の引張矯正装置。 - 【請求項7】 上側曲げ装置(3)のフレーム(30)が、上
記の反転した位置に曲げ装置(3)を移動させる引っ掛け
手段(48、49) を有する請求項4〜6のいずれか一項に
記載の引張矯正装置。
Applications Claiming Priority (2)
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